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伎芸『ぎげい』型おもてなし
商売道の真髄は「質問力」にあり
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伎芸(ぎげい)型おもてなしとは、
ただ「商品を売る」だけではなく、
人の心を動かす “ 演出と対話の芸道 ” です。
その中でも、最も大切なのが「質問力」。
質問とは、ただの情報収集ではありません。
お客様の 心の扉をノックする行為
なのです。
◆ 質問力が生む “ 共鳴 ”◆
上手な質問には、こんな力があります。
・この人、わかってくれてる。
・なんだか、話しやすいな。
・つい本音を話してしまった。
これこそが、接客が “ 芸 ” になる瞬間です。
◆ 質問力がある人の特徴 ◆
・相手の気持ちや背景に興味を持っている
・「はい・いいえ」で終わらない質問ができる
・対話の中で “ 本当の望み ” を引き出す
◆ 伎芸型・質問力の「型」 3 選 ◆
① 共感を生む質問
「今日のご予定はお買い物?
ドライブ?でしょうか~。 それとも、ちょっと気分転換?」
② お悩み発見の質問
「もし “ これだ! ” と思える服が見つかったら、どんな場面で着たいですか?」
③ 感情の共有を促す質問
「前回ご購入されたOOOは、どうでしょうか?いかがだったでしょうか?」
◆ 質問力は “ 愛 ” のかたち ◆
質問とは、相手へのリスペクト(尊敬)。
マニュアルには載らない “ あなたを大切に思っています ” のメッセージです。
伎芸型おもてなしは、まず「聴くこと」から始まります。
主役は、お客さまです。
今日も一笑賢明(いっしょうけんめい)に、心を込めた質問を ──
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質問力を磨くには、興味を持つことから始まります。
いつも読んでくださり、ありがとうございます ♪