ロズモンドの華麗にフランス en France
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フランスで、トイレに家族写真や小さなな絵や友人の写真を飾っていた人たちがいて、二世帯だけの例なんですが。その内の一人は、経済的にはそんなにお困りのようではなかったのですが、その方の性格もあるかとは思いますが、周囲の人と喧嘩が絶えず、もう一世帯はおコロの時代の都市封鎖という不幸とも関係はあるようですが、夫は病タヒ、妻は後追いじタヒでした。何故に便器のある空間にそういうものを飾るのか理解できない。パリ市内の賃貸者のトイレも雑誌や本がつまれているケースも結構みかけましたが、ショックでした。私は絵画鑑賞が好きなので、画家が時間をかけて描いた作品をどんなに小さな作品でもトイレに置く気はしません。画家への冒涜としか思えない。ダイヤの宝石は小さな物体ですが、それより若干大きな小さい寸法の絵画も宝石みたいなものです。トイレに真珠のネックレスを置くようなものです。陶器の置物でもそうですが、作家の心が込められたものをトイレに置けません。じゃあ、置くなよ、でまあ、終わる話しですが。これが日本の衰退にも一つかってるんじゃないか、とまで思ったり。昔は洗面所に花を一輪かざるみたいなくらいに抑えていたんですね。パリ市内で、購入したアパートをリノベした家族は、仕事面でも夫婦ともに恵まれ、子供にも恵まれていますが、彼らのトイレは以前のアパートも、トイレは壁一面きれいな塗装がされ、すっきりしたものでした。フランスでたまに遠出してホテルに宿泊することがありますが、地元の画家が頑張って描いたような抽象作品が便器の上に飾られていた時は、がっかりしました。真っ白な清潔なトイレでしたが。そもそも、そのトイレに飾った絵を立派な床の間や応接室にもってきて飾ろうという気になれるか、というと、なれません。あと、バブル時代に建築された、とある日本の地方のパチンコ店のトイレが非常に立派でしたが、高級そうな人形とか飾ってあって、いやあ、やり過ぎと思い、その内、バブルははじけ、その店は倒産し、建物は買い手がみつからなかった、と聞いています。たとえば、額縁に入れた水彩画ですが、画用紙は湿気に弱く、下手すれば、カビが生えます。油絵も布に描かれているので、カビが生えたり、裏に虫がわくことも皆無とは言えません。アクリル画は湿気で、画面が布から全部はがれてしまうこともあります。年月とともにそうなる可能性があります。絵画は水場は避けたほうがいいのです。美しい風景画や花、果物の絵は、居間や寝室に置く方が良いのです。と、いう呟きでした。
September 28, 2025
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