今年の初お稽古はシンプルな瓶花のお稽古でした。
先生が会合で少し遅れてくるのと、お休みの方が数人いて人数も少なかったんです。
今年の地区別教授者研究会は迷った末、2月の大阪でうけることにしました。
大阪に行くのは初めてでドキドキですが、いろんな事情があってここで受けるのが1番よさげだったので。
雪さえ降らなければなんとかなるはず!!
それで、1か月後に地区別をうけるので、こういうシンプルな取り合わせのお稽古がちょうどよかった!
傾斜形です。
でもシンプルなほど難しいんですよねぇ。。
木瓜の枝は矯めがきくわけで、自分で枝を作れる=枝のいい動きを自分で作らなければいけない、ということなんですよね。
さらにアイリスの花の向きや葉の動きも気をつかわないと、すわりが悪かったり、足元が丸見えだったりして、、何度も何度も直しながらのお稽古でした。
木瓜の花付きがよかったので、開花しているものはかなり落としました。
そして余分な蕾も取りました。
そんなこんなで、見てもらっては直して、見てもらってまた直してを本当に何度も繰り返すことでドンドンいけた花が変わっていくのが非常に勉強になりました。
シンプルな花だからこそ、細かいところに気を配らないといい花にはなりませんしね。
さて、今年は特別に雪が少なくてスキー場がオープンできないほどなわけですが、私には新たな発見がありました。
普段から運転しながら、あそこにこんな植物が!あのお宅にはこんな木が植わっているなぁと目を光らせているのですが、雪がないことで山の木がよく見えるわけです。
冬の山なんて、常緑の木の緑以外の色はないのに、ちょいちょい赤く染まっている木が見えるんですよ。
昨年はおそらく雪があって気が付かなかったのに、見た感じ同じ種類の木なのは間違いないんです。
ぶどうのように赤い実がいくつも垂れ下がっている木、、、花材に使えそうだけど何の木だろう?とこの冬の私の疑問だったんです。
そこに、インスタグラムにお家元が初いけでUPされてた作品に、まさしくその花材が使われていてビックリ
おお、、これ、この花材だーー!! っとなるも、花材の名前が書いてないのでわからず。。。
それで先生にお伺いしてみました。
そしたらその花材は「 南天桐 」というのだそうで!
スマホで検索したらまさに間違いなし!!
枝をいただけたらいいんですが、何せ背が高い木なので、高枝切りばさみを使っても無理な感じなんですよねぇ。
そんな感じで、田舎だからこそある花材に常に目を光らせて、新しい発見に喜んでる私でした。
今日のお稽古(まゆみ・ホトトギス・木苺) November 16, 2025
研究会レポート(枇杷・ばら・アレカヤシ) November 3, 2025
今日のお稽古(野茨・竜胆・藤袴・紅葉木… October 26, 2025
PR
Category
Freepage List
Keyword Search
Calendar