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お稽古で使わせていただくお道具はお稽古用というところも多いようです。私が教えていただいている先生は、毎回、お茶会に出してもおかしくないようなお道具を使わせてくださいます。だから、時々お茶会で先生のお道具が出され 「あ、お稽古でお見かけしたお道具!」と思うことがあります。 本当に、ありがたいです。今回使わせていただいたお道具お茶杓が煤竹で作られた細~いお茶杓とてもきゃしゃで扱いにドキドキします。表から見ても煤竹で渋くて、格好いい裏から見ても渋い。持ち手が細くてバランスもとても素敵ハンサムなお茶杓でした。昔の方は小柄だったのでしょうか細いお茶杓が多かったとのこと。だから、それを模して造られたのでしょうね。ため息が出るくらい素敵。筒には、「何とか之友」さて、なんと読むのか。文字は達筆すぎて読めない。(泣)この季節に出されるお茶杓なので糸でもない、お花の名前でもなさそう。庵かなぁで、結局は、先生に伺うのです。「庵之友」でした。さすがに渋いですねぇ。
2022年11月18日
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お茶会の楽しみは、お道具の拝見にもあります。お点前が終わって、ご挨拶が終わると使われたお道具を清めて拝見に出されることがあります。まれに、お茶碗とか茶器や茶入れなど「どうぞ手にとってご覧ください」と言われることがあるのですが、コロナ禍になって いろいろなことに規制が「手に取って見ていただけないんです」と言われることも。いえ、高価なものは、基本手に取ってなどできないのですがでも、手に取らせていただくと、目で見るだけでなく手でとらえられる感触を味わうことができます。とはいえ、目でまじまじと見せていただけるだけでも 眼福眼福 です。拝見のとき私なりの楽しみ方 見せていただいたお道具にあだ名をつけること確かに、作った方や名が分かって、覚えられると一番なのでしょうが、そうでないとき、自分の直感であだ名をつけてその後会記を見直し、作った方や名を確認します。お茶会ですべてのお道具を覚えるのは難しい。でも、少なくとも一番印象に残ったお道具だけでも覚えておきたい。物覚えのよろしくない鳥頭のわたくしですがちょっとでも覚えたいのです。あだ名をつけると映像も残りやすいので少しずつ作った方の名前や様々な名が少しずつ覚えられるようになってきました。お茶会は、一期一会 席主のおもてなしも、お道具の取り合わせも そして、お道具とも一期一会です。席主がどのような気持ちでご準備いただいたのかありがたーく気持ちをいただいて、じっくりじーっくり見せていただきます。
2022年11月17日
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久しぶりのお茶会はコロナ対策が万全です。とはいえ、ちょっと寂しいのも…お菓子は銘々皿で出されます。コロナだから、仕方ないですが、お盆から直接お客様に取っていただくのは なんかさみしい。さらに、お菓子がビニールに包まれたままなのも さみしい。衛生面を考えると、万全!なのですが…直接、触るのは問題外ですが、銘々皿くらいは、手渡しでもいいのではと思ってしまいます。お薄席では薄焼きせんべいに味噌あんが挟まれたものと押し物が出たのですがビニールに包まれたまま出されました。おせんべいにもきれいなススキの絵が描かれていたのに、見えません。 残念お菓子は目でも楽しみたいものです。早くコロナ対策もほどほどにならないかなぁ
2022年11月16日
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お茶会の楽しみは、お茶だけではありません。お床のお花も楽しみの一つ。会記を見ると、花器については書かれていますがお花は「季のもの」席主がお話ししてくださるときは、ありがたく、耳ダンボで聞かせていただきます。そうでない場合は、お床を拝見しているときに同席した方に聞いてみます。若輩者は、先輩方に伺うのです。たいてい詳しい方がおられるので、教えてくださいますよ。しかし、鳥頭のわたくしは、 ぴーひょろり何席か回るうちに忘れてしまったりごっちゃになってしまったり… なさけなや。この時期は、照葉が美しい。木は枝ぶりが難しい。かっこよい枝ぶりにお花がちょこんと挿されているのが素敵。出先の椿がちょこんと挿されていたり今日のお花の中にも椿が「炉開き」とか初めて聞いた椿のお名前でした。小さくてちょこんと花を添えるってこういうことね。
2022年11月15日
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11月になると、風炉から炉に変わります炉になると、お道具も変わります。柄杓も竹の蓋置も炭籠も炭や火箸も違う。大きさも違うので、要注意です。風炉から炉に変わったらまずは、基本のお薄のお点前から蓋置を置くのは、炉の近くへ火はお客様の近くに移動しているので斜め向いてお点前をします。これは、お客様の様子が見やすくて、よい。茶筅調べの時、お客様がお菓子を召しあがるのですがどれくらいのタイミングでお茶を入れるか、お湯を注ぐか一番おいしくいただいてほしいので懐紙を片づけたりされるので早すぎると、すみません!って感じです。お茶を飲まれた後の反応も伺いやすい。気にせずさらさら立てられるとよいのですがどうしても、反応が気になります。まだまだですね。。。
2022年11月14日
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3年ぶりに開催された、市民茶会に行ってきました。今日は、お茶碗洗いのお手伝いもあり、お洋服で。今年は夏から着物着てない…浴衣さえも。体調不良から骨折まで、お稽古はすっくと立てないためにお着物ではみっともないとず~っと遠慮していたのでぼちぼち、着物着てもいいかなぁと考えていたのですが、水場に力仕事はお洋服の方がよいかということに。その分、今回は目の保養をしにと出かけました。秋ですね。実の色、紅葉の色と色だけでも楽しい。袷のお着物は、一重よりどっしりと落ち着いた感じしっとりとした日本美人って感じですね。もちろん、着物と帯の取り合わせを見るのも楽しい。色無地の方も多いのですが小紋などの柄物も秋!今回のナンバーワンは、白髪の麗人深緑の落ち着いた色にツタの葉のお着物お太鼓に紅葉の木がすっくと立つ地色の薄い帯茶色というか辛子色というか(というとつまらないけど何という色化、わかりません)数色組まれている帯締めかっこいい!!するすると滑るように歩いて行かれました。それに対して、若い方は立ってるだけでみずみずしくてきれいなのですが、残念ながら、歩き方が…階段上るときは、慣れない方はちょっと体を斜めにするときれいに登れるのに蟹股になってしまうと… 残念!着物を着るときは、ちょっと歩き方に気を付けるとずっと素敵に見えますね。人のふり見て、我がふり直せ ですね。
2022年11月13日
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秋です。道具組みも少ない手持ちの道具でも並べて考えるは楽しい。茶具敷の色は木の葉色にしたら、茶量袱紗の色が同系色で面白くない。ごそごそ布を探していたら、藍色の葉っぱが潜んでました。これぞ!と茶量の大きさに合うように切って貼って一作目は、ミシンでだだーッと縫ってみました。なかなかいい感じ。茶具敷に載せてみるとなかなか良い。では、手縫いでチクチクバランス取りながらちょっと部分的にパッチワークっぽく葉っぱの部分を色変えてみたりして。よいですねぇと自己満足お茶碗とかお茶杓とかは作れないけど、ちょこっと工夫して作れるものも、見立てで何とでも。こういうところが楽しみの一つでもあります。
2022年11月09日
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簡単なおつまみをちょっとおしゃれに。薄揚げ好きなのです。しみしみに炊いたのも好きだけど、パリッと焼いたのも好き。いつもだと、薄揚げにネギや納豆を入れて焼くんだけど、生のネギ食べたい。 で、ネギを刻んで、挟むか。 いや、巻いてみよう。畑には虫に食われたおいしい水菜があります。見た目は今一つだけど、無農薬でみずみずしい。うん、巻いてみましょう薄揚げをフライパンで焼いてちょっとぱりぱりするくらいネギを刻んで、水菜と一緒にくるくると巻いて、一口サイズに切ります。これだけだと、一種類。ネギとかんぼこも巻いてみよう。かんぼこは長崎の薩摩揚げのことです。くるくる巻いたの並べると、断面も見えてなかなか良い感じみそだれを添えて完成みそだれは、すり鉢でみそを擦って、お砂糖とみりんとお好みでお酢後は香りづけにかんきつの皮など自分で思ったよりおいしくできました。これは、毎日のつまみにも簡単ポン
2022年11月08日
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うちで、女子会しました。いつも作っている料理でと思うのですが、ちょっとはおしゃれなものを!と思います。だって、女子会ですもの。いつも作るものは、地味目です。でもおいしいの。(うちでは)なすを蒸して、たれをかけたの。野菜のオイル蒸し。できれば、見た目、カラフルで、かわいくしたい。蒸したり、焼いたりするのなら、この鍋「オールパンゼロクリア(24cm)」(フライパン)IH・ガス対応 深型 日本製 鋳物 レシピ付き ギフト カタログ [アサヒ軽金属公式ショップ]価格:18590円(税込、送料別) (2022/11/7時点)楽天で購入なすも卵も少しの水で3~5分くらい。茹で卵も100㏄くらいのお水を入れて3分間で黄身がきれいなゆで卵になるのです。 黄身の周りが黒ずむことがないのが、うれしい。だから、なすも丸ごと100㏄くらいの水いれてなすぎっしり並べて3~5分で大丈夫なすを蒸したら、皮をむいて、4~5センチの長さにカット。ガラスの器に並べてスタンバイ。いつもはゴマダレにするんだけど、今回は、クルミをつぶしてクルミダレにクルミをすり鉢でつぶして(うちにはミルサーというような便利器具はない)最近のお気に入り「メープルシロップ」で甘み付け。お砂糖でもはちみつでもよいですが、ちょっとすっきりした味になります。お塩とレモン汁、お醤油で味付け。クルミダレを上からまんべんなくかけて、冷蔵庫で冷やします。野菜のオイル蒸しは、もっと簡単適当な大きさに切ってちょっとオリーブオイルで炒めて(というより、オリーブオイルが全体に回ればOK)塩とお酒100㏄で5~7分火が通りやすいものは、時間差で入れて2~3分。 お、何でも100㏄か?今回は、カラフルにするために鮭(塩こうじに着けて下味をつけておきます)レンコン、サツマイモ、カボチャ、エリンギ第2陣は、いんげんとブロッコリーいやあ、かわいくできて、ちょっと嬉しい。もう、とっても取れるので、熱々のまま出しちゃえ。人をお招きすると、写真撮る余裕なかった。ま、おいしかったからよしとしますか。とにかく、このお鍋が便利なのです。
2022年11月07日
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この日のお薄器の形がどうしても思い出せない。円柱のお薄器で、蓋の角が面取りになっているしかし、蓋は薄い。円柱のお薄器といえば、中次ですが、これは面取りしてないから違う面取りしてある円柱といえば、雪吹(なぜ吹雪でないのだろう)ですが、下の部分は面取りしてないし、蓋が薄いの… 出てこない先生から「茶桶」とのこと ああ、初めてお見かけした時、 「桶」だから蓋が薄いんだ!と思ったものでしたお棗と扱いが違うんです。清め方。蓋を拭くんですが、袱紗を立てにして二の字を書くようにお茶を煎れるときの蓋の位置はお茶碗の下に置く持ち方も横からボーとしていると、忘れる。忘れるんじゃなくて、自然とできるようにこれは、体で覚えるんだろうなぁそのうち、体にしみこむようになる はず ていうか、私の予定 理想ですね。
2022年11月02日
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お茶をお出しした後、お道具の拝見の所望があると、お道具を清めて、お客様に見ていただきます。その時、お道具をバランスよく配置して拝見に出します。お薄の時は「薄茶器」と「茶杓」茶杓の中心と薄茶器の中心が来るように畳のヘリから一番下はだいたい2目くらい薄茶器と茶杓の間とか、畳のヘリからの距離とかバランスよく置くと、 美しい。薄茶器を出した後に茶杓を出すのでどうしても薄茶器の大きさや茶杓の長さによって中心を通らなくなったり、ヘリからのバランスが悪くなって小さく縮こまったり、間延びしてしまったりすると、茶杓を置いたときに手直ししたくなるのです。しかし「できるだけ、一度お出ししたお道具は触らないように」です。一度でバシッとバランスよく美しくお出ししたい。薄茶器の大きさと茶杓の長さを考えて薄茶器をお出しするときは、畳の目を凝視してここだ!ということろに置きます。でも、なかなか、「よし!」というようにならないのですが…お濃茶の時は、この両器に仕服がプラスされます。できれば、濃茶器と茶杓と仕服の中心がびしっと串を指すように整っているとよいのですがなかなか、難しい。さらに畳のヘリからの距離とそれぞれのお道具の間隔バランスが取れると美しいのです。毎回、バランスを考えながらお出ししますが、やっぱり難しいです。
2022年11月01日
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少しずつ、寒さが増してきました。お稽古で使うお湯とお水温度差が大きくなってきます。お湯とお水では音の響きが違うような気がします。お点前の時より、お客様として座っているときの方がいろいろな音がよく聞こえます。お点前の時は緊張しているからか、余裕がないからか。お湯をお茶碗に注ぎ、温めるときお湯はゆったりと流れるような気がして、音は「とぽとぽ」と落ち着いたやや低音な感じ 沸いたお湯に水を差すときは、ちょっと水がはしゃいだ感じで「しゃらしゃら」抹茶をお茶碗に入れて適度な温度のお湯を注ぐときは「とろとろ」おいしいぞって感じがします。もちろん、いろいろなお道具の音も楽しいですが時には、水の音に耳を澄ませてみると面白い発見があります。
2022年10月31日
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水指にはいろいろな形のものがあります。前回は、細水指 くちなしのつぼみを模した黄土色の背丈が高くて細いもの今回は、イモ頭という形でぷっくりとしたお尻が貼っている里芋のイメージ。この水指の肌が 素敵 つやがある深い青いような緑のような 鉄の感じがします大きいので、重いのかと思いきや思ったより軽いもちろん、大きい時は、入れる水の量は少なめに。今回は水指を運び入れるので6~7分目くらいかなお道具との出会いもお稽古の楽しみの一つであります。
2022年10月30日
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今日のお抹茶のお稽古は、大板のお点前でした。長板を半分に切ったものと言われているけれど、何となく、奥行きが長いように感じます。なんとなく、バランスが難しい。お道具を置き合わせるときのバランス。点前座に黒い結界があるよう今月は、お薄ばかりお稽古させていただいたので、今日はお濃茶をさせていただきました。しかし、お棚が変わるとお道具の扱いや置く位置が変わるのです。久しぶりの大板は柄杓と蓋置の位置に迷います。久しぶりのお濃茶に (いや、2か月以上ぶりですよ)茶巾を置くための蓋を拭くのを忘れる。正客にお尋ねするのを忘れる。はあ。ご一緒している方々のお話に耳を傾けつつするするとお点前ができるようになりたいものです。しかし、少しずつ、足の方も治ってきていて、もう少ししたら、一足立ちに挑戦する予定まだ、指を曲げるのがちょっと怖い今日この頃です。
2022年10月29日
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正座って、慣れてくるとしびれるより、骨が痛くなりませんか?座りだこもできてしまいましたが、骨が出っ張ってるところが座ってると痛い。足の甲に小さなお座布団作ってみました。百均で靴底に敷くふわふわの中敷きいろいろな大きさのものがあるので自分のお好みに合う大きさのものを買ってください。そして、目立たないように、旅と同じ色(白)の布でくるみます。薄いものなら、足袋の中に入れてもよし。私は、手のひらの中に入るくらいの大きさでちょっと厚めのもの。普段は袂に入れておきます。そして、正座するとき、こそっと取り出して、足の痛いところに敷きます。座っているときは、本当にわからない。正座に強いねと言われてます。(ヒミツ)大事なのは、立つときに取り出すこと。置き忘れはダメダメ謎の物体が取り残されることになりますからね。
2022年10月27日
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茶杓は本来その都度席主が削って使っていたそう現在は、自分で作ることはなくお坊さんが削って名を付けたものが格が高いそうです。自分で茶杓を削ってみたいと思うけれど、お茶をすくう部分(かい先)と持つ部分を分ける折れた部分(折だめ)があります。この折だめが難しい。友達が旅行の際茶杓を削る体験をしてきたそうで うらやましい。いろいろな茶杓があるのですが今日扱わせていただいた茶杓は、竹の皮がつやつやの濃いあめ色でとてもきれい。かい先の大きさや形、曲がり具合など個性があります。お茶がたっぷり掬えるものもあれば、なかなかお茶がのらず、少ししか掬えないものもあるかい先が直線的なものやなだらかな曲線になっているものもあります。今日のお茶杓は、私の好きな曲がり具合でかい先の形も好き。ちょうど適量(自分が思っている)が掬えます。先生のお宅には、利休さん以降の歴代のお家元好みの茶杓の写しがあります。かい先にも個性があります。時々、その写しの茶杓を使ってお尋ねに答える練習をします。その時は、名を自分でつけなくてはならない。その時期の季節に応じて考えるのですが答える人によって風流な名を付けられるのです。まだまだ、いろいろなお勉強をしないといけません。
2022年10月26日
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今日のお道具での茶入は萩焼の耳付きでした朱鷺色のつやつやした色合いに小さな耳がバランスよくついています。初めてこの茶入に出会ったときの印象は下ぶくれのお顔に小さな耳蓋はベレー帽のよう ディズニーの三匹の子豚の顔が浮かんで かわいい!!先生には言えませんが、ひそかに「ピンクの子豚ちゃん」と呼んでいました。お仕服は万葉単紋(この感じであってる?)でちょっと地味な感じだなあと思っていました。それが、久しぶりに会うとピンクが落ち着いた色に変わって子豚ちゃんから堂々とした壺に変化小さな耳もピンと胸を張っているように見えます経年変化で落ち着いた色合いになって器も「育つ」と表現される通りお仕服も落ち着いた色合いで、中の朱鷺色を引き立たせている。こちらの受け取り方も変わったのでしょうね。いろいろなお道具を見せていただくうちに例えるものも、少しずつ背景が変わっていく。山や植物など自然のものを知って、ボキャブラリーも増えていく。一度お会いしたお道具でも感じ方が変わっていくのでお道具の拝見が楽しみです。
2022年10月25日
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文人流のお煎茶では、お床に文人流のお花が飾ってあります。大振りの枝ぶりの木や季節の花々木や実もその季節に応じて自然にあるように他の流派からは「実を飾るのは邪道」との考え方もあるらしいですが花が咲いたら実がなるのは自然の通り実をつけるために花は咲くのですから実がなるのも自然花だけでなく実も美しいのですから、飾るのに何らおかしいことはないはずその季節の実は本当にきれい。もちろん、そのままよりよりきれいに見えるよう枝ぶりを考えます私はどの枝を落とすとよりきれいに見えるのかまだまだ、見えてきませんが先生の目で見ると枝の落とし具合で見え方が全く違ってきます。はじめは、まるでクリスマスツリーのような木だったそうですが枝ぶりを整えてより美しく見えるようにすると木も添えた花もどちらもきれいに互いを引き立たせそして自然花よりも実に目を奪われた「お花」でした
2022年10月24日
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お煎茶のお稽古に行くとお床に赤い実が青い実と赤い実がつやつやときれい葉もつやつやしていてきれいだし、添えられた菊と調和していてとても素敵「何の実ですか」と先生に問うと「なつめ」とのこと棗ってお薄器の形のもとになったあの「なつめ」?ほんとうにつやつやで形はそのもの「食べるとリンゴみたいなの」と食べさせてくださいました。ほんのり甘くてかりっと 本当にリンゴみたい 出されたお茶のお菓子は後からいただきました。真っ赤な厚い皮は一寸固め緑を帯びた黄色い果肉真ん中に芯があります。赤紫の漆を掛けた棗は「なつめ」そっくり。納得でした。
2022年10月23日
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金木星の花満開です。かなり強くいい香り花びらを集めて枕にするといい香りが髪に移るそうそこまでできないけど、金木星の香りがすると、幸せ
2022年10月22日
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空気が澄んでくると、空気のにおいに敏感になります。ふわっと香ってくる金木星の香り。もう、うちの庭の金木星は、終わりごろみたい。ちょっと、香炉に香を入れて焚いてみます。京都に出張で行った時の隙間時間にお香の店に行って、香の体験をしました。香のお作法を教えていただいて数種類の香木を焚いてその香りの違いを楽しみました。お茶のお稽古で炭を焚くときにお香をたく経験はしたことがあったけれども実際、香を香炉できちんと焚くのは七事式やお茶会の時だけだったので、きちんとしたお作法は…適当それで、体験に申し込んだのでした。その時に、最低限の香を焚く道具を購入(ホホ)取り出して、時折焚いてみます。今日の香名は、「伽羅」今日は、お仕事頑張りました。そのご褒美にいつもなら、白檀ですが、ちょっと高級なの。すっきりと甘いような、涼しいような。自分で香った感じをイメージするような言葉に変換しておくとよいのだそうです。お香屋さんのお姉さんに教えてもらいました。
2022年10月21日
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寒くなると、温かいものが恋しくなりますね。お湯飲み茶碗を両手で持って、手を温めながら飲むお茶最高です。まずは、急須を温めます。温まったら、湯冷ましにお湯を入れて、急須に適量のお茶っ葉を入れます。ふたを閉めてしばし、お茶っ葉を蒸らします。湯冷ましに入れていたお湯をお湯飲み茶碗に移します。入れ物に入れ替えるたびに、だいたい10度くらい冷めるらしい。玉露だとこれくらいに冷ますとちょうど一煎目が香りと甘みが出るようになる。お湯を注ぐときも、直接お茶っ葉の上に注がないようにしてお茶っ葉がお湯を注いだ勢いで、くるくる舞うように紅茶を入れるとき「ジャンピング」させるといいますが、同様に。そして、お茶をお茶碗に次ぐときは一滴も残さず次ぎきる。しかし、急須を振って注がないように。急須を振って一滴も残さず次ぎきる方法もありますが、振ると、雑味が出る。お茶の色味も濁るのです。初めの一煎は香りと甘みそして二煎めは、もう少し温度を上げたお湯でもちろん、注ぐときは後方のお茶っ葉に当たらないように今度は、うまみを出します。最後に三煎め熱いお湯をそのまま注いで、渋みを出します。三煎違う味と香りを楽しめます。しかし、その後も熱いお湯を注いで、四煎、五煎と煎れちゃうんですけどね。
2022年10月19日
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「季節のお道具ってどんなのがある?」 と問われ、即答できず「紅葉」には早いか、まだ紅葉してないしおくんちにはザクロなます食べるから「ざくろ」とか。そうそう、お稽古で「ザクロ」の香合扱ったなぁ。いつものお稽古では、先生が取り合わせてくださるお道具の数々で、季節を感じます。先生のおかげで、季節感を知るのです。はて、自分だったら?たまには、空想のお道具を考えてみることに。どんなものを合わせましょう。秋といえば、旬の食べ物考えると「栗」「柿」「ぶどう」あたりほかには?「稲穂」「落花生」 そういえばそうだねぇここらへんで調べてみましょう。「ウズラ」「どんぐり」「リス」 これは?冬ごもり前に木の実を集めるから?11月は、秋の延長って感じで「落ち葉」とか「吹きよせ」ってお菓子もあるよね。では、12月の季節のいいお道具って?意外と思いつかない。冬の季節って、花でいうと「梅」とか「つばき」ですよね。冬のモチーフ「雪」くらいしか思いつかない。で、調べてみました。「ポインセチア」「大根」「ヒイラギ」 ここまでは、なんとなくわかる。 旬の野菜とか、植物ですね。なるほど「白鷺」「寒すずめ」「フクロウ」「オシドリ」 ここら辺は、知らんやった… 動物って難しいなぁ
2022年10月18日
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秋ですね。茶室の火もだんだんお客様に近づいてきました。そう。これまでは、風炉がお客様に遠い位置にありました。点前座に座ると、左側に風炉、右側に棚があったのですね。これまでは夏は、風炉が近くにあると暑いのです。だって火だもの結構 炭火って暑いんです。だから、できるだけ、遠くに置く。10月に入って、少しずつ寒くなって温かさが恋しくなります。すると、火が恋しくなります。点前座の中央に風炉が移動していました。すると、水指が細水指になっていました。はて、どこに置くんだったか…左の隅に置くんだったっけ てな感じ。とすると、薄茶器と茶碗は風炉の前か?いや、清めるとき邪魔だから、棚なしでも右側だっけ?久しぶりに風炉の位置が変わるだけで、どきどきする。すごく考えます。涼しい顔(?のつもり)ですると、涼しいはずなのに 暑くなって、汗かきます。冷や汗ですね。そして、焦るとお点前を間違えます。いつもスルッとできるところで躓くんです。 すると、焦る。ああ、いつになったら 動じずお点前ができるようになるのでしょう。季節が変わるとお道具が変わって、お点前が変わって頭の体操にはなるけど緊張感が増す。でも、適度な緊張って大事ですよね。 と言い聞かせて、お稽古してます。
2022年10月17日
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今日のお煎茶のお点前は器局です。器局は、お棚の中にお道具を入れて持ち運べる野点のお点前。現在お稽古で使わせていただいている器局は、下の段に扉がありません。それで、ついつい扉がないので、そのままお道具を取り出そうとしてしまうのです。でもね、本当は、扉がついているので、扉を開けないとお道具は取り出せないはずなのです。さらに、基本の器局は、上段の棚は少し前に引き出せるのです。だから、下段のお道具を取り出した後上段のお道具を取り出す前に引き出して、とりやすくする所作が入ります。しかし、現在使わせていただいているお棚は、上段にだけ扉があって、引き出せないようになってます。下段の奥に入っていお道具を取り出すとき、水注を手前に出して使いやすくしたり、その後のお点前がしやすいようにするのです。お点前は、考えられてその所作が組み立てられているのです。ただ、その通りでなく、考えてみると、とても合理的だということがわかります。お点前がわからなくなることもありますが、考えてみると、見えてくることがあります。
2022年10月16日
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今期のNHKの朝ドラは五島が舞台らしい。たまたまテレビをつけると長濱さんと高畑さんが五島を訪れる番組でした。その中で、教会にを訪ねたとき来ていた小学生が教会でお祈りすると「スッとする」、「よく眠れる」という話をしていたのです。何かわかるなぁと私は宗教に関しては全く熱心でないので普段、八百万の神様には感謝するけど、キリスト様や仏さまに対する信心は薄いのです。でもわかる。お稽古に通うと、ただ座って、お茶が立つのを待つ間お茶をいただくときお茶碗やお道具を拝見するときお点前を見ているだけで気持ちがスッとします。自分がお点前するときも緊張して、冷や汗かくこともあるけど一つ一つ所作を丁寧に行っていくうちに落ち着いてきて、心が澄んでいくのがわかります。だから、神様にお祈りして心が落ち着行く様子。わかります。今日も、久しぶりのお点前ですが、心が整う感じがするの。本当です。
2022年10月15日
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この季節、寒かったり、暑かったり何を着るか、迷いますね。お昼は夏のように汗ばむし、朝晩は冷え込みます。秋になると、ひそかな楽しみがあります。金木星です。甘い香りが気持ちをほんのり朗らかにさせてくれます。朝、庭に出ると、金木星にプチプチと小さな花芽がついていました。もうすぐ花が咲くかなぁ楽しみだなぁ…まだまだ咲くように感じはなかったのですが、家に帰ってみると、ほのかに金木星の香りがしていました。見える範囲では、ほんの少し、つぼみが黄色くなっているくらい。見えないところで花が咲いているのかわかりませんでした。花が咲いているかわからなかったけどいい匂いに、気持ちが明るく今日も頑張ろう!!です。
2022年10月13日
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秋になると、おいしいものが増えてきます。果物大好きな私としてはとても逆らい難い欲望が…最近、柿をいただきました。いわゆる、コリッとした堅い富有柿みたいなのでなく、熟れてトゥルトゥルになった熟し柿ものすごく甘い。この柿、熟さないと甘くないらしい。先がとんがった形の柿。 先代の大先生も好きだったなぁ。そのまま食べると、ゼリーみたいなトゥルトゥルこれ おいしい!緩いジュースみたいなところと、グミみたいなところと触感がいろいろあって、楽しい。ヘタを取ると、皮の中にゼリーが入ってる袋っぽい。スプーンですくって食べるのもおいしいけど、大胆に皮をむきながらかぶりつくのもまたおいしい。もう一つ、凍らせて、アイスみたいにして食べるのもおいしいです。暑い時は、これがフレッシュな甘さがたまらない。凍らせていただくときは、さっと洗うと、皮がむけるので、ガブッとかぶりつきます。新鮮なすっきりした甘さのアイスです。 最近寒くなってきたので 今日は、そのままゼリーとしていただきました。さて、まだ残っているのはどうやっていただこう。何か加工するかなぁ。そのままが一番フレッシュでおいしい気もするけどなぁ。
2022年10月12日
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最近まで暑かったのに、急に朝晩冷えてきて、温かいお茶が恋しくなりました。お茶を煎れるとき、お茶っ葉の量はどれくらい入れますか?急須の大きさ、煎れるお茶碗の大きさや数にもよりますが、贅沢に入れると小さなお茶碗で5杯分は8gが適量だそうです。先代のお家元にお煎茶を教えていただいているときのことです。先代の大先生は研究肌だったので、おいしいお茶を煎れるためのお茶っ葉の量を測ってみたそうです。その日のお稽古は、秤を持ってきてくださり、実際に自分が入れるお茶の量はどれくらいか、確認させてくださいました。茶量にどれくらいお茶っ葉を入れると適量か、茶量の大きさが様々なので、量ってみて、 初めてちょっと多かったとか、少なかったとか 確認できたのでした。とはいえ、いつも、その量に入れられるわけでもなくその時のお湯の温度や急須の大きさ、お茶碗の大きななどその時々によって、変えないとおいしいお茶は煎れられないのですが、基本は基本。そこから応用するんですね。どれくらいお茶を入れるとおいしいと感じるか自分の舌で確認することも大切。その時の量を覚えておくことも…経験を積んで、上手に、おいしいお茶が入れられるんですね。何も考えずにお茶を煎れるのでなく、どうしたらおいしく煎れられるか、少しずつ工夫してみることが大切だと思います。
2022年10月11日
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最近、少し片づけまして、 この夏、荒れてたもんで…壁にフックを取り付け、和室の一角を「床の間」みたいにしてみたのです。これまでも、リビングから見える壁に手ぬぐいなんざかけて楽しんでいたのですが、先日、軸を買って、しばらく遠くから眺めるために、そこにかけていたのが思ったよりもはまってしまった。 いいじゃん。和室には床の間があるのですが、リビングからは死角になっているうえに、深くて、飾っても軸が見にくい。花も見にくい。暗いし、ライトを仕込んでおくべきだったと後悔。なんだか、もったいないなぁと思うこと数年間。(十数年か…)結局、考えて、その床の間を着物倉庫にして覆ってしまうことに。まま、よろしい。私の和室なんだから、成功としよう。床の間がなくなって、床に、軸を掛けることも、花を飾ることもなくなってしばらく。なんか、つまらないなあとで、リビングから見える位置にフックを掛けて、下に敷板を置いて床の間に。花も飾れるじゃんなかなかいいじゃん。以前いただいた色紙掛けを掛けて飾ってみると、よく見えて、私がうれしい。そうそう。自分がうれしければ、それが一番ということにしました。自分が楽しんでナンボ ですもんね。いいね、と自己満足 よいよい
2022年10月10日
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うちの和の小庭に入る竹垣の修復です。前回、半分くらい括り付けたところで、棕櫚縄が足りなくなってしまったのです。 普通の縄でくくると、 結構、すぐ腐ってしまうらしい。 で、シュロ縄。 よく、ほうきなどに使われています。 腐りにくいんだそうです。 話を元に戻して、棕櫚縄を再度購入して、竹を括り付けるのを再開しまして、何とかくくり終わりました。結構、竹を括り付けるのが、力がいるんですよね。何とか、台風前に戻った感じ。ま、素人の造作ですから吉です。もちろん、植栽も伸びすぎていたものは、剪定し、雑草もできる限り、引っこ抜きました。しかし、ツタ植物ってのは、手ごわい。庭に文旦を植えているのですが、今年は、夏に体調を崩していて、雑草取りが全くできなかったためツタ植物が文旦のてっぺんまで伸びて文旦を覆ってしまったのです。おかげで、春に花は咲いていたのに、上部にはもちろん、全体的に実が少ない…今年は、取れる数は半分ぐらいではないかと思われます。 ああ、残念でも、最近元気になってきたので、少しずつ樹の下にもぐりこんで、ツタ植物を切って、引っこ抜いて何とか、上部の葉を枯らして緑を取り戻しました。がんばれ、文旦!です。 庭を維持するのは、難しいですね。
2022年10月09日
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長崎のお祭りというと、「くんち」ですね。コロナのおかげでここ3年連続で中止です。その代わりに、今年は新しくできた出島メッセですべての踊り町の山車が勢ぞろいするという 『大くんち展』に行ってきました。無料で、すべての踊り町の山車が見れるなんて、これまであり得なかったし、今後ないのではないのか!と混んでいること必須で出かけました。いやあ、久しぶりに結構な人出でちょっと「どうしよう」とひるんでしまいました。長蛇の列だったのですが、するする進んで、待つこともなく、 (歩く距離は長かったですが)入場でき、じっくりと見ることができました。バックにはしゃぎりやおはやしが流れて長崎んもんは「うずうず」すっ。入り口は、各踊り町の傘鉾が見比べられるなんて感動です。中に入ると、様々なゾーンに分けてあったのですが、面白いグルーピングがされてて、いじで面白かった。パワースポットってなん?って感じです。もう、くんち!でテンション上がる上がる。川船ゾーンでは兄の結婚式の日、神社に庭先回りで来てた川船がお祝いだと舞ってくれて、すごくうれしかったことが思い出されます。ほかにもいろいろなゾーンに分かれていたのですが、さすがに龍の「龍!龍!龍!」はすごい人だかり。ちょっとずつ、龍も違うんですね。顔とか、髪とか、うろことか。見比べるのって初めてなので、とても新鮮。新しい発見も。天空の三角形ゾーンなんてコッコデショだよ。少年が丸木の上に立つんだよ安全ベルトもなく山車を担ぐ男衆に足を持ってもらうだけで、イナバウアー張りにそるんだよ。 ああ、くんちの血が騒ぐ。たまりません。会場を後にすると、思わす、くんちの手ぬぐいを買ってしまった。各踊り町の手ぬぐいは、よくもらったり買ったりで結構たまってますが、様々な山車が描かれているので…ついしばらく部屋に飾っておきます。それぞれのコーナーに動画が見られるようになっていてああ、くんち。来年こそ開催されますように。
2022年10月08日
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ささやかではありますが、和室の前に小さな庭があります。和風にして、竹垣(?)らしきものもこさえて、なんちゃって「水琴窟」も作りました。 これも、コロナのおうち時間の成果です。で、今年は、台風がやってきたとき、一度目は耐えて(?) グラグラしてたけど、崩れなかったのですが…さすがに、2度目はもたなかった。。。こんなです。以前、専門業者にお願いしたのは、遥か、昔、この家を建てたときでした。そして、その数年後、杭や竹がよれよれになってきたので、素人造作ですが、何とか見れる形にしたのでした。今回は、よい細さの竹を切り出してもらって、結ぶ、結ぶ。1面作り終わったところで、結ぶひもが足りない…もう、今日はくたびれました。また今度です。
2022年10月07日
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前回の続きです。内張り、してみました。2回目です。こないだ、貼り損ねていたところにまずペタリ。そのあと、細かい端っこの部分から貼っていきます。角のところが難しい。蓋と接するぎりぎりのところも直線だと恰好悪いような気がして、ちぎって(ちょっと曲がってしまうけど)上部に沿わせてまだ、ちょっと濡れたままです。よく乾かしてから、隙間がなければ、塗るかな。それとも、2段を重ねて、くっつけてからがいいかなぁ。くっつけると、深くなりすぎるので、塗るときにむらができそうな気もします。あと、じっくり見ながら作業していると、木の部分と編んだ部分が浮いて隙間があるところも気になる。やっぱり、先に塗ってからくっつけるかなぁ。でも、隙間が汚くなるかなぁ。 乾かすまで、考えます。塗るのも、柿渋がいいか、漆がいいか。先日、お煎茶のお稽古の時に、先生のお持ちの提藍を改めて見せていただいてきました。丸いのも、四角いのも素敵表と裏の網代編みが2重になってたり、木の部分には漆が塗ってあったり、裏が一貫張りのようになっているのはありませんでした。どうするかなぁ。きっちり乾燥するまで、考えます。
2022年10月05日
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帰宅時、うちの芙蓉を見上げたら、ジャストタイミング!!玄関から入る前に、大きくなったなぁと。確か、昨年も大きくなりすぎた芙蓉の枝を切ってもらったのに、また伸びたなぁとまた、切らなきゃなぁ…と見上げると夕方で真っ赤に染まった芙蓉の花と向う側に半月お月様。 (電線がちょっと邪魔ですが)時間を追ってみてみると、朝は真っ白なのですが、お昼ごろには、少しずつ赤みが差してきて、グラデーションができてきます。うっすらとした桃色からそして、夕方、ピンクが濃くなっていきます。色の変化もきれいです。夕方は、お昼の花の色とは違う、濃いピンクです。同じ花を見ていても色の変化が見ていて、飽きないものです。
2022年10月04日
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以前、朝の酔芙蓉をupしましたが、今回は、夕方の酔芙蓉です。まだ、何とか、明るいうちに撮影しました。赤いでしょう。左のつぼみは、きっと明日の朝に咲くのでしょう。白いですね。朝からは、真っ白なのですが、少しずつ赤みが差して夕方には、こんなに赤くなります。まるで、お酒に酔っ払ったように少しずつ赤くなる…だから、酔芙蓉白い芙蓉もきれいですが酔っぱらった赤い芙蓉もかわいい。赤い芙蓉は、夜のうちにしぼんで、赤いつぼみのようになった後、コトンと落ちてきます。最近は、たくさんの花をつけて木高もぐんぐん高くなったように感じがします。芙蓉の花が好きで、玄関脇に植えたのですが、気づくと畑の脇にもこんにちは。すっかり一人前になって、たくさんの花を咲かせています。しかし、困ったことに、近くにハチの巣があるらしく、大きいハチがぶんぶん飛んで、近づけない…何とかしなくちゃ。巣はどこ?木の陰に隠れているのか、目視できずにちょっと困ってます。
2022年10月03日
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前回言い忘れた秘密がありました。お床のお花に、ススキがありました。ススキは、花月(長崎では有名な料亭)からいただいたものとのこと。当代のお家元は花月にお花を生けに行かれているのです。以前の花月は、玄関に1メートルを超えるような大きな花器があり、(多少イメージですがかなり大きいです)その大きな花器に木をはじめとしてどーんとお花が生けられていました。花月に行くとその迫力のあるお花が私たちの花月のイメージでした。最近は、その花器だけが飾ってあります。コロナ禍の影響、ここにもあり。以前NHKで「龍馬伝」が放送されていましたが、(福山さんが主演の坂本龍馬の大河ドラマです)花月に訪れたプロデューサーがそのお花を見て、花を活けてほしいとお声がかかり、先代のお家元から命じられ、当代のお家元が東京まで花を生けられに行かれたのでした。長崎の豪商 小曽根家に竜馬が訪れたとのシーン床の間のお花が先生が生けられたものです。現在も、跡を継がれた当代のお家元が花月にお花を生けに行かれています。で、昨日お床に生けられていたススキのこときゅっと塩梅にしまった美しい薄。花月からもたってきたそうなのですが、もらったときに、すぐさまススキが穂を開かないように先生は魔法をかけられたそうです。あるものをシュッと一吹きヘアスプレーだそうです。なるほど初めて知った…ススキはきれいな時に取ってきても、1日もあれば、穂が開いてふわふわもこもこになってしまうものですが、先生の魔法は、数日たってもきゅっと美しいまま。先生は、いつも魔法の一吹きをお持ちだそうです。 さすが今度、真似してみよーっと。ヘアスプレーじゃなくて、スプレー糊じゃダメかなぁ。
2022年10月02日
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今日はお煎茶のお稽古です。今日は、ススキと豆柿、そして萩の花萩はお茶のお稽古に「庭に咲いていた萩が咲いたから」と飛び入り参加の萩はじめは、ススキと豆柿が生けられてそれはそれで、とても素敵だったのですが飛び入り参加の萩を「まあ、萩」と喜んで追加してくださった先生ちょいちょいとはさみを入れ、手でくいくいっとなでるように触られて生けられたのでした。あっという間に、萩が仲間に加わって ああ、自然体 素敵さすが、文人流の生け花は、自然に、野にあるように生ける です。なぜでしょうか、先生の手に掛ると自然体で、よそよそしさがないというか。当代のお家元の生けたお花。本当に、素敵なのです。 私が生けると、お花同士があっちこちに自己主張していて 自然体と程遠くなってしまうのです。トホホ生けていただいた萩の花もうれしそう。ちなみに、お床のお軸は、先代のお家元がお描きになった秋の南画秋の四君子『菊』が描かれています。先代はご自分でお描きになった絵は掛けて下さらなかったので、お亡くなりになって初めて、先代の南画を拝見した次第です。これも、当代のお家元が先代のことを大切にされて描かれた絵を軸に装丁されたから拝見できたということ。ありがたいことです。お点前をしているときも、先代が見守ってくださっているようで嬉しいのです。
2022年10月01日
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9月10月は、お月様がきれいな季節。今年のお月見は十五夜が9月10日でした。十三夜が10月8日だそうです。もひとつ、十日夜というのもあるそうで、11月3日。知らなかった。お抹茶のお稽古では、香合がお月様まん丸の木目美しい香合には、ススキが描かれています。持ってみるととっても軽いコロンとした形、かわいい。香合自体にお月様が描かれているわけではないのですがそのものがお月様。描いていないのをイメージさせるすごさお茶のお道具は、見れば見るほど楽しい。お炭で前をして、しばらくすると漂ってくる白檀のすっきりした香り。 お茶のお稽古を始める前の小さい時から 白檀の香りが好きで、 白檀のセンスをいただいて、大喜びしてました。 時折取り出して、仰いでみてうっとり。 あの白檀の扇子はどこに行ったのかなぁ。十五夜はなんとか、ギリギリ見ることができたので十三夜も見れるといいなぁ。
2022年09月30日
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庭にブルーベリーを植えてます。はじめは、雄株と雌株を両方植えていたのですが、雄株が枯れてしまったのでした。しかし、雌株だけが残っていた…しばらくは、葉っぱだけを楽しませてもらっていたのですが、ある年から、少しずつ実をつけるように。うちには、雄株はないのですが、きっと近所にブルーベリーの雄株があるのでしょう。 確認したことはないけど…最近、よく実をつけるようになって、かごいっぱいになるほどに。そして、今年、ジャムづくりができるほどに。 チャレンジしなくちゃ、もったいない。まずは、ブルーベリーをきれいに洗ったら、凍らしておいてお砂糖入れてしばらく待ちます。ブルーベリーからジュースが出てきたところで 凍らせてないと、お砂糖入れても、 なかなかジュースは出てきません。火にかけて、少しレモン汁入れて、好きなかたさまで煮詰めたら、出来上がり瓶2本分、出来上がりました。お鍋の中では結構緩いつもりだったけど、ゼリーみたいに、固まっちゃった。煮詰めすぎました。 でも、おいしかったです。
2022年09月29日
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友達の実家畑一面に極楽鳥が咲いていてとてもきれいなんです。「ほしいよ」というと、お花をくださっていたのですがある時、大きな鉢に植え替えて持ってきてくださいました。その極楽鳥が南窓の下に鉢植えのまま置いてあります。今では、鉢の周りにも進出している感じがしますが毎年秋から冬にかけてよく咲いてくれます。結構背丈があります。文人流のお花を入れる花器は木を使うことも多いので、結構大振りです。極楽鳥を2本くらい入れて玄関にドーン迫力あります。葉っぱも葉脈が赤かったりして南国ムードが漂います。極楽鳥は顎を上げて空を向いてる感じがします。胸張って生きようって言ってる。さて、今日も、頑張って働いてくるか!
2022年09月28日
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提藍に和紙を張ってみました。糊を少量の水に溶いて和紙をちぎってyoutubeのリアン先生の教えの通り側面は隙間がないように重ねながら張りました。紙が大きいまま張ると、乾いたとき、紙が浮き上がってしまうとのこと。確かに、濡れてるときは紙が伸びているのでぴったり張れている感じなのですがしばらくすると、浮いてくるのです。凸凹に沿わせながら少しずつ張ってみました。まずは、試しに一層になるようにうまくできていると乾いた高い音が鳴るそうです。まあまあ、浮いてなさそう。一層だとまだまだスケスケ感たっぷりのようです。数枚張り重ねた方がよさそうです。底の汚れも見えちゃってるしね。張っては乾かし張っては乾かしで、少しずつ今日はここまで。2日くらい乾かして、また張り重ねるつもり
2022年09月27日
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庭にある酔芙蓉はすくすく育って2回に届きそうな勢いもう秋なのに、元気に咲いてます。今朝は雨模様だったのですが、こんな感じ手入れが悪いから、伸び放題です。夕方になると、ピンクになるのですが今日は、帰りが遅くてピンクになったのは撮れませんでした。。。(すみません)酔芙蓉の陰に『けろぴょん』雨だけどさ、川からは遠かったんじゃない?近くの田んぼから来たのかなぁ?君の足では大冒険だったんじゃない?そういえば、こないだは、朝から車を走らせるとサイドミラーの陰から『けろぴょん』が「こんにちは」確かに、うちのすぐそばに溝のような川が流れていますがけろぴょん私が行くところに水場はないよ。どうしようと思いつつ車を走らせていると、上手に移動するんです。サイドミラーからサイドガラスに飛び移ったり 見てる方が緊張します。もう、田んぼの近くに止めようとしたとき サイドガラスからジャンプ!後方へと飛び立っていきました。
2022年09月26日
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少しずつ、足の痛みも取れ、正座もできるようになってきた今日この頃。とはいえ、お道具をもって立ったり座ったりはまだまだ、心もとない感じがします。でも、お稽古はしたいのです。今日のお稽古は、ちょっと遅れて到着。もちろん、先客ありご挨拶して、先ずはお炭点前のお客様のお稽古です。風炉の時は、お炭の様子をうかがいに行くこともなく香合の拝見後、正客とお詰めが香合を返すための動きがあるのみですさて、今日は「数茶」をするとのこと。お客様もお茶をいただいた後、煙草盆を返したり動きがあるよね。と話をした結果、お点前の方がいいかなと立候補して亭主役になることにしかし、よく考えると亭主は折末を運び煙草盆を運びお菓子を運びお道具(茶器とお茶碗)を運びこぼしを運んで やっとお点前が始まるのでしたそして、お客様の人数分お茶を立て、片付けをするとこぼしを運び出してお茶碗を運び出して水注やかんで水を差して運び出した後折末を取りに戻ってご挨拶 ああ、お客様の方が動きが少なかったのに…普段しない七事式だと、お客様の通常と異なる動きの方が印象が強いのです。ぎくしゃくした動きでまだまだ滑らかさが足りません。 反省
2022年09月25日
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買ってみました。柿渋提藍の改造の件です。もともとは紙が貼ってあって、柿渋が貼ってありました。(多分)蓋は改造するつもりはないので、蓋に合わせると、紙を貼って柿渋を塗る方法がいいのかなぁこの画像は改造する前です。蓋の裏、柿渋塗ってあるでしょう。漆を塗るのも気にはなっているのですが…まだ、漆を塗るか、柿渋にするか迷っています。しかし、とりあえず、買ってみました。 柿渋無臭柿渋 「柿彩」 パウチ 200mL│ニス・ステイン 自然塗料もともと柿渋って、すごく匂うらしい室内でするには、不向きとのこと。無臭かどうかはわからないけど、におい抑え目って考えて。天地無用で送られてきましたよ。しっかり蓋してビニールで包んであるうえ立てた状態で。 すばらしい。梱包を解いて開けてみると、ちょっとは匂う。気がする。無臭とは言えないな。でも、そこまでにおわない。さて、チャレンジしてみよう。次のステップへさて、チャレンジしてみようかな。
2022年09月24日
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現在、少しずつ改造中の提藍ですがふと、 お道具がどのように収まるのか気になりまして、お茶碗、急須等々入れてみました。なんと、お茶碗を入れる籠『碗筒』入れるとその横に茶芯壺が入らない…巾筒くらいか茶托を重ねて、その上に急須を置くのですが、主人の茶碗が入らない。盆巾は重ねるしかない。 おお、どうするか…高さはあるので、急須台少し立て掛けて浮かせると、茶入の袱紗が濡れない。これは良き!もちろん、茶具敷も濡れない、つぶれない。 良き縦方向の空間は余っているのですが、底が小さいので、置きたいお道具が、重ねるか、浮くのはいただけません。半分だけでも、二階建てにするといいのかなぁ。板とか、すだれみたいなのを差し込んでみるかなぁ。ちょっと思案中です。内側の処理をするまでに、考えます。
2022年09月23日
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底を入れるよ。二段目の底を再利用します。そのままだと、入らない。底の大きさを調整して周りの痛んでいるところを削って削って留め具は痛んでいるので、同じように竹を削ります。両端は薄く、挟み込めるように削って削って。なかなかうまくできた。 右が古いもの(虫食いの穴がちらほら) 左が私が削ったもの なかなかいいじゃん私って器用!(自分でほめねば)さ、次は板入れて結構、力業。でも繊細に籠の部分が部分的に痛んでいるので、壊れないように鋲で止めてあるところは取れないので そっとそっとゆるめて、何とかはまった。そして、作った竹の留め具でちょっとヨガんでるけど、気にしない。 いやちょっと気になるから、修正しました。何とか、二段とも留め具を入れて。やっぱり、内側は何か張らないとね。紙張って、柿渋塗るかなぁ。底は、漆塗るかなぁ。ちょっと熟慮しなくちゃね今日はここまで。
2022年09月22日
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今日は、第2段ほこりを取りましょ。汚れを取りましょ。まずは、網代編みの部分(ヘリンボーンみたいな編み方です)綿棒使って、細かいとこまで汚れを取ります。何で取るといいかわからないので、この間、10年前お気に入りだったリュックをリペアした時の皮用の栄養乳液使ってみました。思ったより良かったみたい。かごがつやが出てきた。綿棒すごく汚れていました。やればやるだけ汚れ出てくる…この程度にしとこうか。つぎは、金属部分 くすんでる。黒い部分がどうなるか。磨きます。ちょっとやそっとこすっても、とれやしない。そこで、大先生おすすめの「ピカール」【送料込】 日本磨料工業 ピカール 液 500g 1個骨董のお道具は、金属部分がくすんでることが多いので、大先生も茶托など、磨いていらした。そう、私も手に入れていました。「ピカール」磨いたけど、磨いているうちに、途中眠くなってきた。磨きすぎた感がある。…ピカールの研磨剤を拭きとると光り過ぎたーそうでした。大先生からも、「磨きすぎたら、味がなくなるから、ほどほどにね」と言われていたのに。しかし、磨いてみて、少し模様がある!ことを発見。磨く前は、真っ黒だったもんね。しかし、何の模様かわからない。持ち手の処は、こうもりかなぁ。めでたいね。
2022年09月21日
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実家に置いてあった提藍母が、お友達にいただいたものだそう。2段に分かれていた籠「提藍」です。先代のお家元がもう二回りほど大きい提藍をお持ちでした。もちろん、もっと上等でしたが。 側面、蓋にはヘリンボーンみたいに編んであります。なかなか素敵金具は模様がよく見えないけど磨いてみるかなぁ一段目の底板は、虫食いでボロボロ筋に沿ってたくさん穴が空いてる。二段目と一段目の色も違う二段目は紙が貼ってあって、柿渋が塗ってある様子。一段目はそれも取れてボロボロ先代も二段になっていたのを一段に作り直し、茶芯壺が入る高さにして使っておられました。二段目の底板を外して、一段目とくっつけて1段目の底も何とかしないと内側なんかでカバーしないと、丸裸は格好悪いもんね…できるかな?つっかえ棒になっていた竹を外してみます。底が抜けそう。力を入れてえいやぁ割れました。底抜けたけど駄目だ、板は再生不可能。2段目も底抜けるかな。貼ってあった紙をはがして、板、きれい。使えるかもつっかえ棒を外してえいやぁ でも慎重に取れました。紙をきれいに外して、板を洗って、今日はここまで。
2022年09月20日
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お稽古で使われていたお茶碗に一筋、ひびが入っていました。菊が籠に入っている絵柄ののお茶碗この季節に必ず使わせていただく使いやすいお茶碗大切に使っているとはいえ、お点前の時、抹茶をすくった茶杓を軽くお茶碗にこんこんお茶杓についたお抹茶を落とすのです。先生いわく、「何十年も使ってたら、仕方ないわ。」もっと優しく扱わなくちゃ1年のうち、9月にしか使わないお茶碗だから、次のお稽古でこのお茶碗を使うのも今年は終わり。「また、金継して直してもらうから」えー「大丈夫、次に使うのは1年後だから、ゆっくりいいのよ」はぁーあ、金継のまねごとをしているのですが、うまくできる自信はない。特に、ひびは漆がしみてきたなくなることもあるので難しいのです。しかも、もう、使っている漆が固まりかけてて新しいの準備しないと…今、漆でくっつけただけの途中で止まってるの、早く金撒いて完成させないと… このシルバーウィークでちょっと取り掛かろう。「自信ありませんが、精進します」
2022年09月19日
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