May 26, 2009
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カテゴリ: 身辺雑記
同じ市内に住む、しかし2年前に会ったきりの叔父が亡くなったという知らせ。92歳だった。

急なことだったらしい。娘(わたしにとっては従姉妹)に聞いても話が細かすぎて要領を得ない。

もともと血圧が高く心臓が悪くときどき入院したりしていた。軽い脳梗塞も起きた。2年前に膵臓がんと診断された。10日ほど前、急に黄疸が出たので入院し胆管の手術をしたが、黄疸は治らず、状態が悪化したので別の病院に移ったら肺炎になって死んだという。

叔父は第二次大戦では衛生兵として出征し、シベリアで抑留された。そのときの体験からソ連びいきになり、ソ連嫌いの父とはよく議論になった。温厚そのものの人だったが、そのときだけは頑固に自説を曲げようとはしなかった。

本が好きで、車椅子になってからもいつも書店に行きたがったという。車椅子の叔父を書店にひとり残し家族は何時間も別の用事を足したりしていたという。

2年前に会ったときは少しボケ始めていて心配だったが、それ以上は進まなかったらしい。読書好きが幸いしたのだろうか。

ひ孫の顔を見ることができたのはいまの時代でも幸運だったかもしれない。

1917年、ロシア革命の年に生まれた叔父は、シベリア抑留体験だけではなく、もっといろいろな歴史的事件にも遭遇していたはずだ。そういうとき何を感じ、何を思ったか、聞いておけばよかったがすべてはあとの祭りになってしまった。





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最終更新日  May 27, 2009 04:11:33 PM
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