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2005年01月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
※この日記は、RPGツクール2で制作した話を元に作った小説です。



「ふう、助かった…」


 塔の窓から飛び降りた一行は、アルテナがリモコンで遠隔操作した飛空挺スカイフォースに受け止められ、一命を取り留めた。ホッと一安心したカシアスだったが、すぐに険しい表情になりアルテナに詰め寄る。


「スカイフォースを呼び寄せてたんなら、最初からそう言えよ!」

「だって、そんなこと言ってるうちに塔が崩壊しちゃうでしょ…!」


 言い寄られたアルテナは、ムッとして言葉を返す。


「塔が崩壊していくわ…」


 先ほどまで彼らが居た塔、タウロスは轟音を立てて崩れていく。大規模な爆発が起こり、あたり一面に光が放出される。


「うわっ!」





―――――――――――――――――――――――――


「ここは!?」


 目を開けたカシアスは、辺りを見回して驚きの声を上げた。カシアスはいつの間にか見たこともない都市に居た。というよりは自分自身がそこに存在せず、まるで映像を見ているかのような、そんな感じだった。


「あれは…!」


 遠くから若い男女が歩いてくるのが見える。その一人は、イリスだった。


「待ちな!」


 いきなり大声が響く。聞き覚えのある声だった。その声の主、デスフィルが物陰からイリス達の方にゆっくりと近寄る。


「な、なんだお前は!」


 男の方が、イリスを守ろうと彼女の前に立ちふさがった。デスフィルはにやりと笑うと、カマを取り出した。


「死にたくなければ金を置いていけ。用件はそれだけだ。」

「なにぃ!!」





「カスタム、待って。」


 イリスは一緒にいた男性、カスタムの背中をポンッと叩くと、デスフィルの方へ近付いていく。


「なんだ? オレ様は女だって容赦しねぇぞ!」

「…何故、お金が必要なのです?」


 イリスはニッコリ笑うと、デスフィルに問いかけた。デスフィルは思いがけない言葉にキョトンとすると、情けない声を上げた。




「お金に困ってるように見えませんし…」


 イリスは首をかしげると、デスフィルの身なりを見る。デスフィルはカマを地面に突き刺すと、不機嫌そうに答えた。


「んなことテメェに関係ねぇだろう! さあ、さっさと金を置いていけ!」


 イリスは再び笑顔を作ると、そっとカマに手を置いた。


「私には貴方の気持ちが分かります。そのカマは、こんなことのために使うべきではありません…。」

「なっ、何を言っている!?」


 イリスはデスフィルの目をまっすぐ見つめた。耐えかねたデスフィルは視線を外す。


「貴方は、私達と同じ目をしています。ご両親を、PERVERTに殺されたんでしょう?」

「何故、それを…!」

「それで、むしゃくしゃして強盗まがいな事をやったんですよね。他人も自分と同じように不幸にしてやろう…と。」

「だ、黙れ!」


 怯んだデスフィルは、カマを振り上げるとイリスに向けて振り下ろそうとした。


「姉さま!」


 駆け寄ろうとするカスタムをイリスは手で制すと、恐れずにデスフィルの肩に手を置いた。


「今度はそのカマを、PERVERTを倒すために…ご両親のカタキを討つために使ってくれませんか?」

「だ、黙れ!」


 デスフィルはイリスに向けてカマを振り下ろす。が、カマはすんでのところで止まった。


「な、何故だ…」


 デスフィルはカマを地面に落とすと、その場に座り込んだ。イリスはしゃがむと、デスフィルの顔を覗き込んだ。


「お前、ちっとも恐れないな。不思議な奴だよ。」


 デスフィルは苦笑しながら言った。


「だがな、PERVERTに勝てるわけがねぇ。格が違いすぎる。」

「だから、他人を不幸にして気晴らしするしかなかったんですね。」

「う、うるせぇ!」


 デスフィルは笑顔でそう言うイリスにゾッとしながら、そっぽを向いた。


「PERVERTは不死身じゃないからな。オレ達、人の力でもなんとかなるぜ。」


 そう言うとカスタムは手から炎の塊を放って見せた。


「す、すげぇ、なんだ今のは!」


 目を丸くしながら驚くデスフィルに、イリスは笑いながら答えた。


「今のは魔法よ。修行すれば誰にでも使えるようになるわ。そう、私達に寿命はない…戦闘訓練を重ねていけばいずれPERVERTも倒せるようになるの。」

「そうか…!」


 目に活気が戻ったデスフィルを見て、イリスは彼の背中をポンッと叩いた。


「では、一緒にPERVERTを倒してくれるわね? 貴方も今から四魔将の仲間入りよ! あ、貴方が加わったから五魔将ね!」

「おいおい、オレを勝手にメンツにいれるなよ…!」


 そう言いながらも、デスフィルはどこか楽しげだった。


「でも、お前ら気に入ったぜ。さっそく他のメンバーを紹介しろよな!」


 そう言うと、デスフィルはさっさと歩き出した。イリスとカスタムが慌てて彼についていく。と、突然辺りがまばゆい光に包まれ、再び視界が光に覆われた。


~続く~

区切る所がなかったので今日は長くなりました。
この章も、もうすぐ終わりです。





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最終更新日  2005年01月08日 23時23分04秒
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