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しんぶん『農民』に、学習・交流会の記事が
農民連の新聞『農民』(9月8日号)に、8月18-19日山梨で開催された農民連・関東ブロックの学習・交流会が紹介されました。
これは、私なども参加していて、私もブログ(8月20日)で紹介したところのものですが。
この記事を見て、あらためて、その時の様子が思い起こされます。
私などにとって、はじめての農家の方たちとの交流会参加だったんですが、そこで何を感じたか。
この交流会は、7月20日の参議院選挙の直後に開かれました。
この選挙を通じて、日本の農家・農業が抱えている大変な事態ですが、
そのことが、これほど社会的に大きな問題として問われたことはないと思います。
長年にわたり、農家・農民連が主張し続けてきたことが、今や国民的な承認を得ているということです。
直接には、国民の食生活問題です。
お米が5キロで、これまで2000円くらいだったのが、5000円になるし、それでも手に入らないという消費者、これは現代の「コメ騒動」です。
しかし農家の実情は、減反減反をおしつけられてきているわけで、1時間の労賃が10円の事態。とても生産費をまかなえない事態です。国会でそれが明らかにされていたのに、対策を取らない政府。
お米が不足すれば、アメリカの「もっとお米を輸入しろ」とのトランプ政権と水面下での交渉。それを受け入れようとするのは、日米の財界の主張ですし、その方針を答申している政府の財政審議会ですし、それらをおしすすめようとしている石破首相と農林水産大臣です。
農家と国民の要求は、これとぶつかっているわけです。
そして、参議院選挙の結果は、そうした亡国政治はノーとの国民の意思が示されたわけです。
しかしですよ、選挙後の様子は、グズグズしていて、反省も不明確だし、政策転換は口先だけで、引き続きこれまでの政策を続けています。
まぁ、それについて私なりに感じたことは、8月20日のブログで紹介したところですが。
しかし、今回は、しんぶん「農民」による,識者の客観的な報道です。
あらためて、私などが感じたことは、それが私個人の感想ではなくて、
この交流会全体としての、大きな基調であったことが、この記事によって確認できました。
この亡国の農政を変えること。
時をいたずらに過ごせば、農夫は高齢化していきますから、
ますます農地を保全することは、難しくなります。
この事実をリアルに認識して、一刻も早く、国民生活を守るために、まともな農業政策をすすめさせましょう。
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