2023.09.17
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9月も半ば、朝晩は涼しくなったものの日中はまだまだ暑いです。

水曜日に半蔵門の国立演芸場で立川談笑師「慶安太平記」全9回のうち6回目に行ってきました。いつも日曜でしたので、買えなかった一元屋さんのきんつばも買えて・・・同じ通りのグルニエアパンさんでカルネ、クロワッサン、パンドミーと買って帰りました。

同じ通りに一元屋、グルニエアパンとお気に入りの店があって、半蔵門に住みたくなります(笑)しかも行列が無いので気楽に買えます。

国立演芸場が改装のため閉館となるので・・・半蔵門通いから遠ざかります、グルニエアパンでサンドイッチ買って齧りながら坂道歩いたのが懐かしいです。

そんなこんなで、まだ日中は暑いですが、ようやく夏から秋へ季節が動いてきました・・・秋の深まりを感じるこーひー4種類のご紹介です。

個人的にに一番好きなシングルオリジン「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・5年目のまろやかで味わい深い「つるべ糸」・・・いつもとは違う味わいの新作深煎り「カフェ・ノワール30」・・・珍しいマンデリンのブルボン種「深煎りインドネシア・ブルボン」・・・お楽しみください。

【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】(200gパック)

グアテマラ・コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。

時々お客様から坂本が個人的に好きなコーヒーを聞かれますが・・・普段は言葉を濁しますが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を飲むと別格の魅力を感じますので、個人的に好きなこーひーと言えそうです。

粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。

温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。

ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。

冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。

そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。

ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。

このような素晴らしい素材のポテンシャルを生かすために焙煎のスキル、カッピングスキルの向上が欠かせません。使い始めた頃にさかもとこーひーの焙煎やカッピングスキルを鍛えてくれました。

今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(去年に続いて今年も輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)

さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。

エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。

農園名:エル インヘルト農園

責任者:アルトゥーロ アギーレ

エ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルター

プ ロ セ ス:フリーウォッシュド

品 種:ブルボン

標 高:1,500-1,600m

エル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。

2160円/200gパック(税込)

【つるべ糸】(200gパック)

まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが深まる秋にぴったりです。

「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。

エルインヘルト・ブルボンの上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。

使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・ブレンドが出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)

さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。

5年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。

そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。

1620円/200gパック(税込)

【カフェ・ノワール30】(200gパック)

おかげさまで「アニバーサリー30」がご好評頂き・・・ではと、30周年ブレンド第2弾として、いつものさかもとこーひーの深煎りブレンドの味わいとは違うブレンドをイメージしました。

深煎りの柔らかな口当たりからの円熟した味わい深さとベリー系の余韻・・・後味は苦さや重さを避けて、軽やかに心地よく・・・。

以前の「カフェ・ノワール」は・・・円やかで一体化した深煎りの味わいの余韻に黒いベリーやビターチョコレート、スパイシーさが魅力的で、それでいて後味の華やかさキレの良さ・・・な感じでした。

ノワールのイメージは引き継ぎながら、全く違う印象の深煎りをブレンドして「カフェ・ノワール30」としました。

使った豆は・・・深煎りインドネシア・ブルボン、深煎りモカ・シダモ、バークレーローストです。

ブレンドのイメージは使わない豆を決めることが大切です・・・さかもとこーひーのブレンドでよく使われるグアテマラやコロンビア、マンデリン・タノバタック、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、エチオピア・モカナチュラル、ブラジル等々使っていません。

グアテマラのハニーライクな華やかさ・・・コロンビアのまろやかな魅力・・・マンデリン・タノバタックのクリーミーさスパイシーさ・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)やエチオピア・モカナチュラルの際立った個性・・・ブラジルの親しみやすさや甘さ・・・どれもブレンドで活しますが、使いません。

まぁ、バークレー・ローストはグアテマラの深煎りですが、ベースには使わずに・・・深煎りインドネシア・ブルボンをベースにすることで今までにない味わいになっています。

1620円/200gパック(税込)

【深煎りインドネシア・ブルボン】(200gパック)

「カフェ・ノワール30」で活躍している「深煎りインドネシア・ブルボン」です。

ダークな味わいの余韻に爽やかな甘さを感じて「深煎りインドネシア・ブルボン」のブルボン種の個性が魅力になっているなぁーと思います。

上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。

「マンデリン・タノバタック」はさかもとこーひーのロングセラーです。その同じインドネシアのマンデリンで珍しい「ブルボン種」です。

マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。

ブルボン種は「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」やブラジルのブルボン種を今までご紹介してきました。在来の伝統的な品種で・・・口当たりの上品な柔らかさや甘さは品種改良を繰り返されたものには無い繊細な魅力だと思っています。

中米のブルボン種(グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン等)は繊細でやさしい味わいと甘さに包まれた酸が華やかさや余韻の魅力を引き立てていますが・・・この「深煎りインドネシア・ブルボン」はインドネシアの伝統的な精製方法ですので酸が表に出ていませんので、それをダークに深煎りに仕上げることで今までにない深煎りの魅力になっていると思います。

Aceh Mandheling Classic Bourbon

エ リ ア:スマトラ島 アチェ州

プ ロ セ ス:セミウォッシュド

乾 燥:天日乾燥

品 種:ブルボン

標 高:1,500~1600m

生産者:ザイラニ氏

農園名:Zailani estate

マンデリンには珍しい単一農園栽培、さらにブルボン種です。1980 年代にオランダ系のコーヒー商社が種を持ち込んだことからこの地での栽培が根付いたと言われるブルボン。残念ながらその後アチェ自由運動(GAM)とインドネシア政府軍の衝突が激化し、生産者が避難したことで農地は荒廃が進むことに。2005 年に両者の間で和平が成立し、USAID の援助もあって人も戻りコーヒー栽培は劇的に回復しましたが、その過程で新たに導入されたのは短期間で収穫できるハイブリッド種でした。ほとんどの生産者がハイブリッド種の栽培を進めて行った中、かつてのブルボン種が残る農園があることを知ったザイラニ氏はこの希少なコーヒーを存続させるため、その農園の一部8ha を買取りました。山間部にたたずむその農園で今も、彼はいにしえのブルボンを実直に栽培しています。

【カッピングコメント】 スイート・アーシー、トロピカルフルーツ、スムースマウスフィール、コンプレックス

1620円/200gパック(税込)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。






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Last updated  2023.09.18 15:00:36
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