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プロのつぶやき1339「ピークのない幸せ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)さかもとこーひーのスマホアプリリリースしました。アプリストアで「さかもとこーひー」と検索するとDLできます。火曜日の朝一気に10℃を切りました・・・10℃切ると冬の寒さですね、しかしこのくらいの寒さは好きです。毎朝ひと仕事終えるとおゆみ池の周りを散歩していますが・・・今週になってアオサギ?を見かけます。白鷺は昔からこの辺にいますが・・・アオサギは珍しいです。金曜の朝はひと声鳴いて飛んできました。アオサギが鳴くと雨が降るという話しから達郎が「ヘロン」という曲を作りました。鳴かな~いでヘロン 雨を呼ばないで~♪そうそう、春から準備を進めていたさかもとこーひーのスマホアプリができました・・・さかもとこーひーは通販のご常連が70%80%なので、少しでも手間をおかけしないように、今までにホームページのオーダーフォーム注文からネットショップを移行し、そしてこの度スマホアプリもできました、ご利用ください。来店のご常連のスタンプカード機能と卸様用は準備中なので少しお待ちください。若い世代の常連さん向けに、少しずつ時代に着いていっています・・・まぁ息子に放り投げているだけですけど(笑)実際店主の馴染みのお客さんは20年30年一緒に年取ってきました。最近増えている30代40代のご常連は息子二人と同世代ですので・・・若い世代向けにチューニングしていきます。そんなこんなで・・・今年千葉県文化会館でスターダストレビューのコンサートに初めて行って、年明けには隣の市原のコンサートにも行くんですが・・・スタレビは前から好きでCDやDVDは持っていたんですが、コンサートにはなかなか行けなかったんです。根本要のチャイチーズっていう160cm以下のミュージシャンのライブには行ったんですけど(笑)そのスタレビのインタビューで・・・「苦節何年とか、あんまり使いたくない言葉だけど、その人にとってのピークを迎えるって、あるじゃないですか。そういうのが見えないって、こんな幸せなことはないんだと思うんですよ」ってあって、ヘェ~!同じようなこと考えているんだなぁーと思ったんです。さかもとこーひーはピークの無い商いを目指していますので・・・。「音楽評論家の方が僕らのライブを見てくれたときに、「要さん、明日もこれやるんですよね」って驚いていた。そんなこと考えてライブやったことはない。だって、たとえば揚げ物屋さんが売り切っちゃったらまた揚げるわけだから。僕らも歌い切ったら、次のエネルギーを一晩で蓄える。その繰り返し。」そうなんですよねー、さかもとこーひーも朝早くから集中して仕事はしていますが・・・毎朝淡々と焙煎して、お客さんに届けての繰り返しです。「でも、きっと終焉が近づいているのは、僕も感じている。それがどこなのかは全く見えてない。・・・僕は、今のままやり続けていって、終わる時が来たら潔くマイクを置く。それでいいんだと思っています。」スタレビメンバーは坂本より2歳年下ですが、アラ古希の心境が伝わってきます・・・坂本もリタイアが近づいているのは感じています、まぁ少しでも長く現役でいようとセミリタイアでコンデション整えていきます。「音楽業界って需要と供給だから・・・一番確かな答えはヒット曲です。でも、そんなヒット曲なんて絶対出ないから。いや、絶対出ないって、僕らが出なかっただけのことだけど、めったに出ないんですよ。 そうすると、ヒットが出なくてもいい方法があるはずだと、それを僕はずっと模索してきたわけです。今もそうだけどね。それで今、こんな風にライブを続けていられるんだったら、この方法論を、僕はあちこちに伝えたいんです。」個人店もきちんと売れないと続けていけないですが・・・しかし自家焙煎のような狭いマーケット相手の商売ではそんなに急に売れることは無いし・・・自分のやりたくないことはやりたくないし・・・それでも33年目になって、息子二人が後を継いで、親子3人なんとか食べていける、ありがたいことですし、若い人にはその方法論を伝えたいんです。それに個人店が急にブレークすると、体勢ができていないので、壊れてしまいます・・・マスメディアやネットでの行列とかはリスク感じます。同業者のネット広告が増えていますが、集客したい気持ちは分かりますが、足元が疎かになっているように感じます。ネット社会になって情報が増えていますが・・・業界の若い人たちが、そのネット情報に出ないこともあるのに、表面的なネット情報で右往左往しているのが気になっています。「僕はいま、伝えたくてしょうがない。僕らのことがすべてサンプルになるとは思えないですよ。でも、僕らは、音楽さえやれればいい。もちろんお金も必要です。だけど生活できるお金さえもらえれば。」気が合いますねー、昭和30年代生まれでミュージシャンになったり、自家焙煎店やったりのアウトローの気質なんでしょうか?坂本も好きなコーヒーや紅茶の仕事で生活できればとやってきたんです。「僕らの自慢は、話題性がない、ヒット曲がない、捕まったやつがいない。これ、冗談みたいだけど、本当にそう思ったんですよ。みんな、この三つのどこかでつまずいて、腰砕けになっていくからね。」さかもとこーひーは急成長が無い・・・正直言うとブレークするチャンスは何度かありましたが、それを意識的に避けてきました。急成長すれば、衰退もするから・・・ピークの無い商いを意識しているので・・・。「僕がアマチュアの頃から目指していたロックバンドっていうのは、そんな世の中に称賛されることじゃないってね。ライブハウスを全国回って汚い格好して毎日酒飲んで、みたいなことを思ってましたね。それがいつの間にか全国を、しかもホールを回っているわけですから。」坂本はコーヒーや紅茶淹れて、ふらふら生きていけたらいいなぁーって若い頃思っていたんですが、現実はそうは甘くなくて、ジタバタしたり、地べた這いつくばったりが長かったんですが・・・それでもコーヒー紅茶を軸に食べられるようにもがいてきたんです。同世代で・・・スタレビ、アルフィー、マーチン、達郎と毎年ホールツアー続けているミュージシャンがいます。それぞれコアーなファンがいて、そのファンがそれぞれなんです。達郎のファンは小難しそうなおっさん多いし、マーチンは昔ポニーテールしていたような元ロックンロール少女が踊っているし(笑)・・・それぞれが時間をかけて常連さんを増やしてきているのが伝わってきます。スタジアムとかアリーナツアーでは無くても、日本が成長期から衰退している一方で、成熟もしているのを感じます。さかもとこーひーが続けていけるのも、常連さんがいるからだし・・・戦後80年の積み重ねを感じます。勿論、大変なことも多いですが、悪いことばかりではないです。コーヒー相場が昨年に続いて歴史的な高騰としている中、コーヒーのある暮らしを届けようとジタバタしている今日この頃です。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.11.09
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プロのつぶやき1338「コーヒー仕入れ価格高騰の現状報告」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)あっという間に11月、今週は晴れて、少し冷たい空気が気持ちよかったです・・・日中陽が出ると上着が要らない陽気で一番好きな季節です。これから小春日和の12月初めまでがいい季節ですねー。スーパーにミカンが出てきたので買ってきました・・・小粒のミカンですが、元々小粒なミカンが好きですし、甘くてついつい3個4個と食べてしまいます、まぁ甘いんですが酸味が乏しくて、酸味と甘さのバランスが良いと完璧ですが(笑)かみさんの実家の柿も豊作でどっさり取ってきました・・・なんの手入れもしていないのでそんなに甘くないんですが、さっぱりして美味しいです。熟した甘い柿も美味しいですが、硬めの柿も好きです。我が家の庭には以前渋柿と甘柿とあったんですが、リフォームの時に切って今はありません。そんなこんなで・・・先日大手のコーヒー会社やスタバの値上のニュースが入ってきました。業界情報で大手の卸価格も伝わってきていますが・・・その値上幅の大きさに驚くとともに、高品質豆と低価格豆の値段の差がなくなってきていますので、大手でもそうなるのかと納得しています。大手は、以前でしたら豆が高騰すると安い豆を使う割合を増やしたりしたものですが・・・その安かった豆も高騰しているので、逃げ道が無くなってきたわけです。缶コーヒーでも・・・相場が安い時は良い豆を使って、結構美味しかった時代がありました・・・しかし、相場高騰すると味が落ちていって、分かりやすかったものです・・・円安は厳しいです。自営レベルの自家焙煎店の閉店も目立ってきました、大手も個人店も大変な時代になってしまいました。先日の到着ロットのカッピングと産地の情報交換会を受けて、来年に向けての生豆の手当や、価格を抑えるためのブレンドの見直しをしています。ブラジルは1年で50%、コロンビアは35%も高騰・・・他の産地は元々高いのですが、やはり20%前後の高騰になります。さかもとこーひーは同じくらいのクオリティの豆を使っている同業者の30%~50%くらい安くなるよう、価格を抑えていますが・・・在庫していた生豆が11月12月には無くなりそうです。さかもとこーひーは、20年になるパートナーインポーターさんの協力で約1年分の生豆を調達しています。(お米の高騰でTVに映った温度・湿度を管理している定温倉庫に預けて、毎週3回4回と店に届けてもらっています。なので、店の生豆在庫はどんどん回転するようにしています。)ここ数年はクオリティのバランスを大切にして、クオリティを守りながらオーバースペックにならないよう気をつけています。買付け価格も業界相場よりも有利になっています。このところ自家焙煎店のSNSで、豆の高騰だけでは無く、いつもの豆の欠品で困っているとの投稿が増えてきました。新しい自家焙煎店はネットで仕入れている店が増えていますので。そういった問屋は在庫切れが増えているようです。(最近は生豆を少量でネット仕入れできるので、使用量少ない店でも自家焙煎しやすくなっています)さかもとこーひーは年間計画で1年分抑えているので、その辺は困っていませんが・・・予定よりも使いすぎると慌てることはありますが・・・それでも早め早めに手当してますので、なんとかなっています。そして、12kg焙煎機なので、自家焙煎店の5kgや最近多い1kgの焙煎機よりも生産性が高いこと・・・喫茶をしていないのと、通販が7割8割、500g袋が多いと言うことで・・・少ないスタッフで豆の販売・通販に集中して、ローコストで経営できています。そんなやり方で価格を抑えられていますが・・・それでもかなり」厳しい状況になっています。在庫の生豆を使い切った順番で価格を見直すことになりますが・・・それでも、原価をかけられる、原価率を高められるので最小限の値上げに抑えられるよう、あれこれ頭に汗をかいています。さかもとこーひーは「コーヒーのある日常、暮らし」を大切にして33年目になります・・・マニアや趣味向けのコーヒーではありませんので・・・減価率を上げてでも暮らしの中の価格でお届けできるよう、ジタバタしています。最近増えているカフェやレストラン向けの卸は・・・飲食業界の厳しさを知っていますので、安定したクオリティでの価格維持を心がけています。そうは言っても店で工夫できる部分とどうにもできない部分がありますので、その辺ご理解をよろしくお願いします。(せめて消費税の負担が無くなると良いのですが、なかなか減税になりそうもありません)今回は、さかもとこーひーのクオリティ維持と価格の裏事情の報告でした・・・普段表に出さない話しですが、あまりにも仕入れ価格の高騰が続いているので、説明しました。まぁ、年間契約で確保していること、オーバースペックにならないクオリティ維持をしていること、焙煎量や500g袋の増加、少ないスタッフで生産性を上げていることといった内容でした。50年のキャリアが試されていると心して、ご常連の暮らしに寄り添い、卸先のカフェやレストランのお役に立てるよう頑張っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.11.02
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プロのつぶやき1337「笑顔が見える美味しさ作り」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)今週になって朝寒くなってきました・・・12月の寒さだそうです、ひやっとした空気は気持ち良いのですが秋晴れがどこか行ってしまいました。慌てて衣替えしました。ご常連の注文も一気に秋めいて「ベラ・ノッテ」「つるべ糸」「アフターダーク」とさかもとこーひーの秋を感じています。そうそう、11月12月の予定も入ってきています・・・食事会呑み会、落語にコンサート・・・公民館等でのこーひーレッスン・・・勿論店も忙しくなりますので、コンデション整えるのに気を使います。スタレビは今年当選して地元の千葉県文化会館に行けましたが・・・毎年行っている達郎が当たりません!アルフィも横浜・大宮と外れ、武道館は当たるか?・・・落語は談春、一之輔が当たり、お正月恒例志の輔PARCOは第一希望日が当たりました、スタレビの市原も先日当選メールが届きました、近所でのコンサートはうれしいです。一方、コーヒー生豆の相場高騰が止まらず、あれこれ頭を使っていますが・・・せめてひと時のライブを楽しんでいます。古希まっしぐらですが・・・古希に見えないですねーとよく言われます・・・上司がいないのでストレス無く、美味しいもの食べて飲んで、笑ってを大切にしていると返事してます(笑)そんなこんなで・・・津田沼のブラウンサウンドコーヒーさんの新作シュークリームですが・・・スタッフさんが好きなシュークリームをそれぞれ話し合って、試作を繰り返して、みんなで試食したら・・・「おいしい!誰か!コーヒー!」となったそうです(笑)ひと口食べると・・・硬くもなく柔らかでもないクッキーシューが心地よく、生クリームに味付けとしたようなカスタードを加えたディプロマットクリームが新鮮な印象で・・・コーヒー屋さんのシュークリームになっていました。ケーキ屋さんのシュークリームだと、カスタードだったり、カスタードと生クリームが半々だったりが多いですし、皮が堅かったり柔らかだったり、それは美味しいのですが・・・この割合には笑顔が出ました・・・そしてコーヒーとの相性の良さ!・・・ひと口食べて、コーヒー飲んで、またひと口・・・コーヒー(笑)ケーキ屋さんのシェフならこれを作るのは難しくはない技術でしょうが・・・この発想は難しいと思います・・・特にケーキだけの美味しさではなくて、コーヒーと一緒の美味しさにはなかなか出会いません。(まぁ、坂本は40年前に紅茶と一緒で美味しいお菓子作ってました(笑))お客さんやスタッフさんの笑顔が見える美味しさです。さかもとこーひーのこーひーも商品にする時はどんな常連さん向けの美味しさになるかが基本になっています。坂本が好きな飲食店でも、食べたり飲んだりすると思わず、にやっとしたり、ほぉーと感心したり、にやにや笑顔になったり・・・そんなお店ばかりです。お昼に食べる蕎麦屋や町中華でも、何年も同じものを注文しているのに、その度にこれこれとひとりで頷いています。レストランとか料理屋さんだと目の前にお客さんいるので、お客さんの喜ぶ料理を自ずと作ると思いますが・・・ケーキやコーヒー豆だと家庭で味わう美味しさをうっかりすると見失いそうです。店主の好みになるのは当然ですが、売れるかどうかが先にきそうです。デパ地下等ではたくさんのお店が並んでいるので、そんな競争から選んでもらうのは大変でしょう。でも、お客さんは買って帰ってから食べて笑顔になりたいんですよねー。そうやって一生懸命になればなるほど作品を作るような落とし穴が待っています。SNSでも材料や製法のこだわりはよく目にしますが・・・どういう美味しさを届けたいのかとか、どういうお客さんに笑顔になってもらいたいとかはあまり目にしません。誰に美味しいと思ってもらえるのか、誰に笑顔になってほしいのか・・・「笑顔が見える美味しさ作り」が基本だと思いますね~。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.10.26
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【モカ・ナチュラル】(200gパック、500gパック)人気の「モカ・ナチュラル」のロットが変わり・・・よりエレガントさが印象的になりました。20分30分と長く続く余韻、赤いベリー感や赤ワインな感じも素晴らしいです。完熟さの揃った収穫が伝わってきます。まろやかで豊かなコクとベリー系、赤ワイン系のキャラ・・・それを支えるきれいな味わい・・・ナチュラル式なのに…とってもクリーンで…ひと口目から滑らか円やかな口当たりに、ブルーベリーやカシス、赤ワインにチョコレートのような魅力…さらにナチュラル式特有の甘さと余韻が際立っています。ここ数年、この「モカ・ナチュラル」のファンの常連さんが増えていますが…これだけ滑らかで洗練された味わいだと…安心してみなさんにお勧めできます。豊かで柔らかで長い余韻…赤い花のようなフローラル、ミルクチョコレート、ベリー、赤ワイン…ゆっくりとお楽しみください。ナチュラル式は収穫した実を剥かずにそのまま乾燥して仕上げるもので…豊かな甘さや味わいに魅力があります。さかもとこーひーのナチュラル式こーひーは…ブラジルでご紹介していますがとっても人気です。ただ、水流等を使った選別が出来ないので…徹底した選別をしたナチュラル式でないと使えません。なによりも雑味等が無いきれいな味わいは基本で譲る事はできません。以下資料からの説明にも…「近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。このイルガチェフ・ナチュラルG 1は通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げて頂きました。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。集められたチェリーはアフリカンベッド上で、未完熟、未熟なチェリーを徹底的に除去し、乾燥させていきます。更に乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します。 クリーンなベリー風味のナチュラルをお楽しみ下さい。」…とありますように、ナチュラル式であっても、素晴らしくきれいな味わいが、ナチュラル式モカの個性をより魅力的にしていると思います。その「モカ・ナチュラル」ですが…まずは少し深煎りに仕上げた豊かな香りが印象的だと思います…ブルーベリーやカシス…そして赤ワインからチョコレートの感じ…味わいは甘さから円やかな口当たり、さらに長く心地よい余韻…勿論汚れの無いきれいな味わいです。冷めてゆっくり味わうと…ローズ系フローラルのキャラクターが感じられたり…バニラやミルクチョコレート…最後にはスパイシーさも出て来て…素晴らしいモカ・イルガチェフェのナチュラル式の魅力を発揮しています。余韻の鼻に抜ける素晴らしい香りに「モカ・イルガチェフェ」の魅力を感じるでしょう。深煎り好きの方には勿論ですが…この上品な味わいと香りはさかもとこーひーの常連のみなさんにお勧めしたいと思います…お楽しみください。エチオピア シダモG3 グジ シャキソ品 種: エチオピア系統品種栽培地: オロミア州 シダモ地域 グジ地区 シャキソエリア(シャキソ水洗工場)所 属: BNTの提携水洗工場標 高: 1,500m~1,700m付近降水量: 1,700mm収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード: G3エチオピアでは小規模生産者、仲買人、ECX(取引所)、輸出業者というルートで、トレースのしにくいコーヒーが主でしたが、近年農協ユニオンやプライベートな生産者団体が登場し、高品質、トレース、環境配慮といったコーヒーが登場してくるようになりました。エチオピアにはオロミア族が居住する広大な地域(オロミア州)があり、そこはコーヒー生産地域でもあります。首都アディスアベバより南に約520㎞、険しい山岳地域に位置するのがグジ地区です。グジ地区の南西部に位置するシャキソエリアは、隣のSNNPR州(南部諸民族州)との境界に位置する秘境の地で、高品質コーヒーの名産地です。BNTのG1は一般レベルと比較し特級(マイクロロットクラス)に相当すると思います。BNTG3も一般のG3よりも遥かに欠点豆が少なく、フルーティなエチオピアのナチュラルと呼べるコーヒーです。これは同社の生産者、水洗工場との長期的な協業、品質管理の賜物と思います。シダモ地区グジ-シャキッソにあるBNTの提携水洗工場より、日本向けにコストパフォーマンスが高いロットをセレクトしています。シダモはイルガチェフと同様に地名ですが、実はコーヒーの風味のタイプ名でもあるのです。ちなみに世界で商標登録されているのは、風味のタイプ名としてです。BNTの生産者、水洗工場との長期的な協業、品質管理の賜物BNTG3、一般のG3よりも遥かに欠点豆が少なく、フルーティなエチオピアのナチュラルをお楽しみください。
2025.10.22
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【アフターダーク】(200gパック、500gパック)美味しい!・・・個人的なお気に入りで、自分で一番よくできたブレンドだと思っています・・・秋たけなわになるとお届けする12年目の「アフターダーク」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・ラリベルタッド」をブレンド・・・勿論「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」で仕上げました、贅沢です。元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。上質な味わいと香りに仕上がり一人ニヤついています。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・ラリベルタッドがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)「アフターダーク」のアンサーソングならぬアンサーブレンドが「あたら夜」(明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜)、そして「ベラ・ノッテ」(美しい夜)と揃って、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜になっています。
2025.10.21
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【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)ひと口目からトップスペシャルティコーヒーの魅力に惹きつけられます。昨年はパナマ・レリダ農園のパカマラ種でしたが・・・今年はグアテマラ・エルインヘルト農園のパカマラです。官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…焙煎担当店長の次男を3年連続で訪問させ…パカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます・・・さらに30分経っても押し寄せてくる豊かな余韻がご機嫌です。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの魅力の可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください
2025.10.20
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プロのつぶやき1336「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、アフターダーク、モカ・ナチュラル」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)10月後半、朝晩ぐっと涼しくなってきました・・・千葉は曇り空が続いていますが、過ごしやすいです。土曜日は延期になっていた孫娘の初めての運動会でした、晴れてよかったです。ダンスの練習を熱心にしていたので・・・動画を観るのが楽しみです。公民館でのこーひーレッスン秋シーズンがスタートしました。10月11月と毎週のようにありますが、頑張ります。2時間終わるとぐったりします・・・昔なら午前午後とやったこともあったのに・・・。先日の到着ロットのカッピングと産地の情報交換会を受けて、来年に向けての生豆の手当や、価格を抑えるためのブレンドの見直しをしています。ブラジルは1年で50%、コロンビアは35%も高騰・・・他の産地は元々高いのですが、やはり20%前後の高騰になります。さかもとこーひーは同業者の30%~50%くらいに価格を抑えていますが・・・在庫していた生豆が11月12月には無くなりそうです。さかもとこーひーは、20年になるパートナーインポーターさんの協力で1年分の生豆を調達しています。ここ数年はクオリティのバランスを大切にして、クオリティを守りながらオーバースペックにならないよう気をつけています。買付け価格も業界相場よりも有利になっています。そして、12kg焙煎機なので、自家焙煎店の5kgや最近多い1kgの焙煎機よりも生産性が高いこと・・・喫茶をしていないのと、通販が8割、500g袋が多いと言うことで・・・少ないスタッフで豆の販売・通販にフォーカスし、ローコストで経営できています。そんなやり方で価格を抑えられていますが・・・それでもかなり」厳しい状況になっています。在庫の生豆を使い切った順番で価格を見直すことになりますが・・・それでも、原価をかけられる、原価率を高められるので最小限の値上げに抑えられるよう、あれこれ頭に汗をかいています。さかもとこーひーはコーヒーのある日常、暮らしを大切にして33年になります・・・マニアや趣味向けのコーヒーではありませんので・・・減価率を上げてでも暮らしの中の価格でお届けできるよう、ジタバタしています。最近伸びているカフェやレストラン向けの卸は・・・飲食業界の厳しさを知っていますので、安定したクオリティでの価格維持を心がけています。そうは言っても店で工夫できる部分とどうにもできない部分がありますので、その辺ご理解をよろしくお願いします。(せめて消費税の負担が無くなると良いのですが、なかなか減税になりそうもありません)そんなこんなで・・・深まる秋に向けての3種類のこーひーのご紹介です・・・それぞれの味わい深い魅力をお楽しみください。。秋に向けて久々のエルインヘルト農園のパカマラ種「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・パカマラをブレンドした「アフターダーク」・・・新しいロットになってエレガントさが際立つ「モカ・ナチュラル」です、お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)ひと口目からトップスペシャルティコーヒーの魅力に惹きつけられます。昨年はパナマ・レリダ農園のパカマラ種でしたが・・・今年はグアテマラ・エルインヘルト農園のパカマラです。官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…焙煎担当店長の次男を3年連続で訪問させ…パカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます・・・さらに30分経っても押し寄せてくる豊かな余韻がご機嫌です。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの魅力の可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください2160円/100gパック(税込)【アフターダーク】(200gパック、500gパック)美味しい!・・・個人的なお気に入りで、自分で一番よくできたブレンドだと思っています・・・秋たけなわになるとお届けする12年目の「アフターダーク」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・ラリベルタッド」をブレンド・・・勿論「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」で仕上げました、贅沢です。元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。上質な味わいと香りに仕上がり一人ニヤついています。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・ラリベルタッドがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)「アフターダーク」のアンサーソングならぬアンサーブレンドが「あたら夜」(明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜)、そして「ベラ・ノッテ」(美しい夜)と揃って、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜になっています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【モカ・ナチュラル】(200gパック、500gパック)人気の「モカ・ナチュラル」のロットが変わり・・・よりエレガントさが印象的になりました。20分30分と長く続く余韻、赤いベリー感や赤ワインな感じも素晴らしいです。完熟さの揃った収穫が伝わってきます。まろやかで豊かなコクとベリー系、赤ワイン系のキャラ・・・それを支えるきれいな味わい・・・ナチュラル式なのに…とってもクリーンで…ひと口目から滑らか円やかな口当たりに、ブルーベリーやカシス、赤ワインにチョコレートのような魅力…さらにナチュラル式特有の甘さと余韻が際立っています。ここ数年、この「モカ・ナチュラル」のファンの常連さんが増えていますが…これだけ滑らかで洗練された味わいだと…安心してみなさんにお勧めできます。豊かで柔らかで長い余韻…赤い花のようなフローラル、ミルクチョコレート、ベリー、赤ワイン…ゆっくりとお楽しみください。ナチュラル式は収穫した実を剥かずにそのまま乾燥して仕上げるもので…豊かな甘さや味わいに魅力があります。さかもとこーひーのナチュラル式こーひーは…ブラジルでご紹介していますがとっても人気です。ただ、水流等を使った選別が出来ないので…徹底した選別をしたナチュラル式でないと使えません。なによりも雑味等が無いきれいな味わいは基本で譲る事はできません。以下資料からの説明にも…「近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。このイルガチェフ・ナチュラルG 1は通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げて頂きました。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。集められたチェリーはアフリカンベッド上で、未完熟、未熟なチェリーを徹底的に除去し、乾燥させていきます。更に乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します。 クリーンなベリー風味のナチュラルをお楽しみ下さい。」…とありますように、ナチュラル式であっても、素晴らしくきれいな味わいが、ナチュラル式モカの個性をより魅力的にしていると思います。その「モカ・ナチュラル」ですが…まずは少し深煎りに仕上げた豊かな香りが印象的だと思います…ブルーベリーやカシス…そして赤ワインからチョコレートの感じ…味わいは甘さから円やかな口当たり、さらに長く心地よい余韻…勿論汚れの無いきれいな味わいです。冷めてゆっくり味わうと…ローズ系フローラルのキャラクターが感じられたり…バニラやミルクチョコレート…最後にはスパイシーさも出て来て…素晴らしいモカ・イルガチェフェのナチュラル式の魅力を発揮しています。余韻の鼻に抜ける素晴らしい香りに「モカ・イルガチェフェ」の魅力を感じるでしょう。深煎り好きの方には勿論ですが…この上品な味わいと香りはさかもとこーひーの常連のみなさんにお勧めしたいと思います…お楽しみください。エチオピア シダモG3 グジ シャキソ品 種: エチオピア系統品種栽培地: オロミア州 シダモ地域 グジ地区 シャキソエリア(シャキソ水洗工場)所 属: BNTの提携水洗工場標 高: 1,500m~1,700m付近降水量: 1,700mm収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード: G3エチオピアでは小規模生産者、仲買人、ECX(取引所)、輸出業者というルートで、トレースのしにくいコーヒーが主でしたが、近年農協ユニオンやプライベートな生産者団体が登場し、高品質、トレース、環境配慮といったコーヒーが登場してくるようになりました。エチオピアにはオロミア族が居住する広大な地域(オロミア州)があり、そこはコーヒー生産地域でもあります。首都アディスアベバより南に約520㎞、険しい山岳地域に位置するのがグジ地区です。グジ地区の南西部に位置するシャキソエリアは、隣のSNNPR州(南部諸民族州)との境界に位置する秘境の地で、高品質コーヒーの名産地です。BNTのG1は一般レベルと比較し特級(マイクロロットクラス)に相当すると思います。BNTG3も一般のG3よりも遥かに欠点豆が少なく、フルーティなエチオピアのナチュラルと呼べるコーヒーです。これは同社の生産者、水洗工場との長期的な協業、品質管理の賜物と思います。シダモ地区グジ-シャキッソにあるBNTの提携水洗工場より、日本向けにコストパフォーマンスが高いロットをセレクトしています。シダモはイルガチェフと同様に地名ですが、実はコーヒーの風味のタイプ名でもあるのです。ちなみに世界で商標登録されているのは、風味のタイプ名としてです。BNTの生産者、水洗工場との長期的な協業、品質管理の賜物BNTG3、一般のG3よりも遥かに欠点豆が少なく、フルーティなエチオピアのナチュラルをお楽しみください。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.10.19
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プロのつぶやき1335「気がついて良かったこと後2つ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)ぐっすり寝て気持ちよく起きて・・・月曜日だと思ったら日曜日でした(笑)・・・仕事の日も休みの日も起きる時間は変わりませんので遅刻はしませんが・・・。だいぶ秋らしくなって、朝一仕事終えてからおゆみ池の周りを歩いているんですが・・・焙煎している店内は焙煎の熱があるので、Tシャツ一枚になっていて、そのまま外に出るとヒヤッとします。アド街で紹介された大好きなお店鐘ヶ淵の酒亭田中さんへ先日行ってきました。一皿目の「栗蒸し」の侘び寂びを感じるような味わいは、昔中津川のすやさんで初めて食べた栗きんとんを思い出しました。そして、銀餡を混ぜると中から車海老と新銀杏が入っていて、その鮮やかな味が印象的で・・・やはりこの店はただものではないです。そして、月曜日は、同業者グループの到着ロットカッピングと情報交換、懇親会でした。まずはサンプルを次から次へとカッピングして、疲れたところに目白の志むらさんのうさぎ饅頭やらピエールマルコリーニのマカロンやらと持って行った「つるべ糸」でひと息入れて・・・歴史的な高騰になっている産地や相場の最新情報を学び・・・小さな自家焙煎店の可能性を話し合いました・・・なかなか厳しい状況ですが、エネルギー充填しました。そうそう、志むらさんの「うさぎ饅頭」がとっても美味しくて、薯蕷饅頭なんですが、山芋の加減なのか、やさしい豊かな味わいにコクのある餡子で、良い十五夜になりました。さすが繁盛老舗和菓子屋さんです。お土産で頂いた「九十九餅」も繊細でエレガントな口当たりの求肥に豆の美味しさ、上質なきな粉と抜群でした。そんなこんなで・・・先週の続きで「気がついて良かったこと後2つ」です。アメリカのマーケティング本では、「コンシューマー」と「カスタマー」と分けて書かれていると、昔読んだことがあります。それを翻訳するとどちらも「お客様」になってしまって・・・そこに大きな問題があると書かれていました。検索すると・・・「コンシューマー」とは、商品やサービスを最終的に利用する「消費者」を指す言葉です。ビジネス用語としては、個人が不特定多数で消費する「一般消費者」を意味することが多く、法人や事業用とは区別されます。英語の「consumer」に由来し、製品やサービスを購入する人・カスタマーとは異なり、実際に利用する「最終使用者」を指す点が特徴です」そして・・・「カスタマー」とは、商品やサービスを購入する顧客を指す言葉で、英語の「customer」に由来します。企業が継続的にサービスを提供する取引先や個人を指し、コンシューマーとは異なり、まだ顧客ではない不特定多数の消費者よりも、特定された取引の相手を意味することが多いです。」検索で便利になりました・・・一瞬でわかりやすく教えてくれました。要するに、個人が不特定多数で消費する一般消費者と、特定された取引の相手ということでしょう・ちなみにSCAJ日本スペシャルティコーヒー協会の定義では・・・「消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。~」とあります。スペシャルティコーヒーの素晴らしい美味しさは際立つ美味しさとも言われますが・・・他の飲食でも味の商売、美味しさには人それぞれの好みが有って、これが厄介なんですが・・・際立つ美味しさを感じる人もいれば、そうでもないこともあります。つまり際立つ美味しさは、その魅力を美味しいと感じる人向けのものであって、不特定多数の消費者にはなかなか通じないことが多いんです。なので・・・さかもとこーひーは、さかもとこーひーの常連さん向けに、常連さんでもお好みが色々とありますから、お好み別に向けた美味しさ、魅力をお届けしようとしてきました。そして「お客起点」が大切だとも教わってきました・・・スペシャルティコーヒーに出会った時に、スペシャルティコーヒーはカスタマーオリエンテッドと教わりました。決してコンシューマーオリエンテッドでは無かったのです。さらに「そのお客は誰か?」とも教わりました。素晴らしい美味しさ、際立つ魅力をお届けしようとすると・・・特定のカスタマー、自店のカスタマー向けの美味しさになって・・・そのカスタマーオリエンテッドな味作りが基本になるということでしょう。一般消費者向けの美味しさとは別の話しになると思ってきました。敷居の高い飲食店だとお客が限定されるので、自ずとカスタマー・顧客になりますが・・・敷居の低いカフェや飲食店、ケーキ店パン屋などはコンシューマーもカスタマーも一緒にしてしまいがちです。豆売り店はコーヒー業界の一部なので、その辺があやふやなままです・・・最近はママさんもターゲットとかビジネス用語を使いますが・・・「お客は的か」と思って、不快なので、使いません。勿論、さかもとこーひーは地域のコーヒーに詳しくないけれども、コーヒー好きな方向けのお店でもありますから・・・気軽に楽しめる、苦くなくて酸っぱくなくて美味しいこーひーも用意しています。しかし、それは大手のコーヒー会社のような不特定多数一般消費者向けの美味しさとは別で・・・あくまでもさかもとこーひーの常連さん向けの美味しさなんです。なんだか、理屈っぱくなってきましたが・・・コンシューマーとカスタマーの違い、そのカスタマー起点の美味しさが気がついてよかったことです。自営の飲食店にも通じる大切なことだと思います。流行っているからとか、本場ものだからというよりも・・・自店のお客は誰か?・・・そのお客起点での美味しさが大切でしょう。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.10.12
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プロのつぶやき1334「早めに気がついて良かったなぁーと思うこと2つ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)10月に入りました・・・2025年も後3ヶ月、あっという間です。今週になったら朝晩ぐっと涼しくなって・・・Tシャツでは肌寒くなりました。夜もぐっすり眠れます・・・まぁ歳なんで夜中に起きますが(笑)卸先のカフェで温かいラテやコーヒーを頼むようになりました・・・ランチも温かい蕎麦やラーメンが嬉しいです。そうそう、先週は高校のクラス会に行ってきました。3年間クラス替え無しで38名、参加者は半分弱・・・クラスの女子が2名だけだったんですが、そんなクラスで女子2名が高校の頃どんなこと思っていたのか?聞けて・・・そうだったのか~~!と思いました。転校したかったとか、そりゃそうですね。進学校だったですし・・・時代も良かったので、みんなそれなりの会社や官庁に勤め、今はリタイアした人が多かったです。中には会社経営していたり色々と事務所やっていたりもいますが・・・飲食業は2人だけですね。二次会は普段自分では絶対行かないカラオケに行って・・・まぁ自分は歌いませんが、大人しかった奴が次から次へと歌って、営業職で鍛えられたのが伝わってきました、勿論昭和歌謡曲ばっかり・・・もっとも演歌はなかったですね、アイドルはキャンディーズ(笑)一瞬で10代の頃の関係に戻りましたが・・・それでも、やはり二十歳頃から古稀までのそれぞれ色々とある短くない人生ですから、話しの端端に50年の歳月が滲んできます。そんなこんなで・・・10代の頃の仲間と会って、みんな古希になって・・・否応なく時の流れを実感し、自分の喫茶業界での51年を振り返ってしまいました。組織を避けて、職人仕事に憧れて、美味しいものが好きで・・・徒弟制度も避けて・・・喫茶の仕事でふらふらと一生食べていきたいなぁーと思って・・・気がついたら、それで食べてこれたのですが、なんか今バリスタとかしている若者と似ているなぁーと思ってしまいました。ただ、早めに気がついて良かったなぁーと思うことが2つあります。「飲食業と製造販売業」と「直接販売と間接販売」です・・・これに気が付かなかったら今のさかもとこーひーは無かったでしょう。自家焙煎店は喫茶もして、豆売りもするお店が主流です・・・さらに卸もすることも多いです。喫茶店は飲食業、豆売りは製造小売業・・・全く違う商売・ビジネスなんです。大きい会社なら分かりますが・・・自営レベルの個人店は人も少ない、資金も少ないのに、違うビジネスをするのは資源が分散してしまって、効果が出にくいのが現実です。資源の中でも時間を分散してしまうのが大きいですね。自家焙煎店は、元々50年前には喫茶をしながら常連さんに豆を分けてあげていました。そして、豆売りのノウハウも無かったので、自家焙煎の豆売り店は最初なかなか売上が上がりませんので、喫茶の売上は経営を助けます。勿論、同じコーヒービジネスなので、違和感もありません・・・それが30年50年経っても続いています。すると、喫茶は席数少なくて客数が少ない・・・豆もそれほど売れない・・・喫茶は席数がある程度ないとハンデになります。焙煎も焙煎機の大きさで生産性が決まってしまいます。さかもとこーひーは12kgの焙煎機を使っていますが・・・5kg焙煎機から12kg焙煎機になった時に、これで「スモールロースター・マイクロロースター」の仲間入りできたと思ったものでした。最近は1kg焙煎機のお店が多いようですが・・・自家焙煎店・スモールロースター・マイクロロースターの認識が違いますね。もう一つ、「直接販売と間接販売」があります。自家焙煎店はクラフトですので・・・直接販売という、お店からお客さんへダイレクトに販売するのが基本です。量販店や様々なマルシェ等に委託しての販売は間接販売になります。飲食店でもシェフの料理を楽しみにして行くお店と、チェーン店では求めるものが違います。生産者のこと、素材選び、焙煎等々・・・自家焙煎の工程はクラフトになります。なので委託販売になると効率的な感じですが・・・大量生産の大手のものと違いが伝わりにくいものです。勿論、大量生産でもなかなかのクオリティのものは増えていますし・・・個人店のものでもクオリティに問題のあるものもあります。だからこそ、自店の商品は直接販売した方が効果的だと思っています。開店当時から、さかもとこーひーは製造販売と直接販売を大切にしています・・・なので、息子二人と親となんとか食べていけるようになったと思っています。お客さんからは喫茶もすれば良いのにとか、デパートでも売れば良いのにと言われることがありますが・・・元々喫茶店で修行しましたし、息子はスタバやドトールで働いたことありますし・・・ショッピングモールやデパートから声がかかったこともあります・・・しかし、頑固と言われても喫茶店もしないし量販店での販売もしないんです。若い人でこの意味が一人でも分かってくれるといいなぁーと思っています・・・そうそう、コンシューマーとカスタマーの違いにも気がついた方が良いですね、次の機会に書いてみます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.10.05
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プロのつぶやき1333「さかもとこーひーブレンドの引き出し」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)9/24(水)は朝から爽やかで、もうTシャツ1枚では肌寒く感じました。夏の間止めていた朝のおゆみ池ウォーキングもスタート・・・朝や夜のストレッチはしていましたが、また歩きます。おゆみ池には鴨の親子や白鷺がいて、亀が甲羅干ししています。今週は、テニスのジャパンオープンが始まりました・・・錦織選手は故障で出場できませんが、世界の若手のトップのプレイを追いかけています、島袋選手が1回線に勝ちました、素晴らしい。ボクシングでは井上拓真と天心の試合が決定しました。どちらもリスクを背負った注目のビックカードです。そうそう、土曜日には高校のクラス会がありました・・・古希になって元気なうちに会っておこうと思ったようです、幹事さんご苦労様です。前回がいつだったか忘れていましたが、なんと20年ぶりだそうです。3年間クラス替えが無かったので、妙な連帯感がありました。神奈川や都内からも駆けつけて、20人弱集まりました。近況やら高校時代のアレコレ、同じエピソードでも人によって記憶が違うのが面白かったです、内容は昭和昭和ですね。中学の同窓会とは少し違った趣きでした、2次会にも参加、次は来年になりました。そんなこんなで・・・最近カフェの若い人向けに、ブレンドのワークショップをしていますが・・・ブレンドの基本的なカッピングをしながら、徐々に各自のオリジナルブレンドへと進めています。若い人へ色々なエピソードを話しながら・・・各自のオリジナルブレンド、季節のブレンド、カフェやレストラン向けのブレンド作りを振り返っていると・・・YouTubeでのコーラスの話しが浮かんできました。佐々木久美さんというコーラスで40年以上のベテランの方がいますが・・・その人はコーラスの仕事で「ブレンド」という言葉をよく使っています。久美さんは、達郎のコーラスを長くやって、その後もMISIAやルパンティック、最近では薬師丸ひろ子さんのコーラスもしています。因みにお嬢さんの詩織ちゃんは陽水からルパンティックもやっていたし、最近はユーミンのコーラス等でも活躍しています。紅白や色々な歌番組でも見かけて、活躍が嬉しいです。コーラスのブレンドは、3人のコーラスだったら、3人で1人になるイメージ、3人で一つの塊になるよう、その目標に向かって歌うといったようなことをおっしゃっています。ゴスペル等で何十人のクワイヤでも一つの塊になるようにしているそうです。さかもとこーひーのブレンドも同じで、3つ4つの豆を使いながら・・・シングルオリジンには無い一つのブレンドになるよう、あるいは新しいシングルオリジン的なブレンドなるようイメージしています。そんなこと考えていたらミュージシャンの解説YouTubeで・・・シュガーベイブ(達郎デビューのバンド)は50年前にテンションコードを多用していて、都会的な作風になっていると(シティポップブームの魁ですね)・・・テンションコードはジャズ的な複雑な響きなコードで歪んでるギターとは相性が悪くて、きれいに響かないそうです。テンション・ノートとかテンション・コードとかたまに聞きますが・・・テンションノートとは、コードの基本的な音にさらに音を重ねて緊張感(テンション)を与える音のことで、これらを加えることでコードに複雑さや奥行きが生まれ、オシャレで豊かな響きになります・・・とありました。さかもとこーひーのブレンドの考え方は・・・あまり複雑な味わいでは無い基本的な豆をベースにして・・・際立つ魅力、個性的な魅力の豆を少し使って、ベースの味わいにときめき感をブレンドする感じになっています。ベースにする豆はブラジル、コロンビア、グアテマラ等々で・・・テンション・ノートになる豆はグアテマラ、モカ・イルガチェフェ、モカナチュラル、タンザニア・ムベヤ、コスタリカ・シンリミテス、パナマ、ケニア、マンデリン、パカマラ、ゲイシャ等々があります。グアテマラはフローラルやハニーライクといったとっても魅力的な香りや味わいがあるので、使い勝手が良いのですが・・・気をつけないと何にでもグアテマラを使ってしまいます(笑)魅力的だと言って、際立つ魅力のある豆をベースに使うと・・・それならシングルオリジンの方がより魅力的となりますので、要注意です。まぁ、大前提として、誰に向けてのブレンドなのか?が基本になります・・・毎日気軽に飲むブレンドや季節感のあるブレンドとか、それぞれの魅力を大切にします。そして、常連さんが基本ですから・・・常連さんでのお好みを大切にしています。その辺をイメージすることがスタートになります。まぁ、詳しく話すと酸味のクオリティやボリューム、キャラクターの組合せがポイントになります。フードやスイーツとのペアリングも同じで、油脂分やフルーツ等に酸味のバランスを合わせていきます。サンクオピエさんの季節のコースは3種類ののデザートなので・・・チョコやフルーツ等々のキャラの違う3種類に1つのブレンドで合わせますが・・・ベースになる豆、テンションノートの役割の豆をあれこれ合わせて、コーヒーだけでもバランスの取れた味わいに仕上げます。秋のコースのデザートは・・・「栗粉のパウンドケーキ、ショコラのマルブレ」「栗・オ・レのソルベ」「ルビーチョコのムース、キイチゴのコンポート添え」・・・の3種類です。栗の粉とチョコのマーブルケーキ、栗とミルクのソルベ、ルビーチョコのムースにキイチゴと多彩です・・・これに1つのブレンドで合わせるのですが、まぁ10分15分で仕上げます。ジャズのセッションやっているような楽しみです。栗とチョコなら合わせやすいのですが・・・ルビーチョコとかキイチゴとか入るとペアリングの難度が上がります、慣れたものですが(笑)まぁ、今のようなクオリティの豆を使えるようになったのが大きいです。テンションコードは歪んでるギターとは相性が悪いというのと重なって、クオリティが低い雑味や酸味の豆では合わせられませんね、当然豆のクオリティ高くても焙煎に問題があると相性が悪いですし、ブレンドしてもあまり効果的では無いでしょう。ブレンドのアドバイスをよくしますが・・・使っている豆はそのままに比率を少し変えるとグッとバランスがよくなり、魅力的になることがあります。その辺は一つの塊に仕上げる意識次第だと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.09.28
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【つるべ糸】(200gパック、500gパック)7年目の「つるべ糸」です・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです・・・秋の日はつるべ落し、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべ落し死語になっているようです)ベースに「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・ラリベルタッド」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・ラリベルタッド」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。個人的には、上質な質感を支えるコクと余韻のスパイシーさが気に入っています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.09.23
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【グアテマラ・ラリベルタッド】(200gパック、500gパック)焙煎してカッピングしたら、グアテマラのトップクオリティの持つとびっきり際立つ魅力を再確認しました・・・7年ぶりにお届けするグアテマラはウエウエテナンゴ地方ラリベルタッド地域の素晴らしいこーひーです。まず、華やかできれいな味わい…フローラル&オレンジの味わい…円やかベルベッティ&クリーミーと言った素晴らしい質感…ハニーライク、甘さ、オレンジ、ベリー、ジューシー…冷めてからの華やかな余韻…素晴らしい魅力です。スイート、チェリー、エレガント・・・上質な魅力、チェリー感がエレガントさを引き立てています・・・ブルゴーニュ赤ワインに通じる余韻が長く魅力的です。圧倒的に華やかな印象から・・・円やかベルベッティ&クリーミーと言った素晴らしい質感・・・きれいさだけで無くて、豊かさが抜きん出ていますね。完全に冷めきった時に・・・歪みの無いきれいでまろやかで甘さの心地よい味わい・・・素材の素晴らしさがよくわかります。そして、そこで感じるフローラル、オレンジ、チェリー、赤ワインに惹きつけられます。メキシコ国境のこの地域は、素晴らしく魅力的な風味を持ったコーヒーが産出され…南には有名なエルインヘルト農園があります、店長が3回訪問して・・・その環境や栽培収穫精選を見学しています。華やかさと円やか柔らかな味わいが一体となって、上品気品エレガントといった印象がふさわしい香りと甘さの余韻が際立っていると思います…お楽しみください。品種:ブルボン、カツーラ種栽培地:グアテマラ、ウエウエテナンゴ地域ラリベルタッド地区地形:クチュマタン山系に位置する険しい地形標高:約1,600m 年平均気温21℃、相対湿度60%土壌:石灰岩・粘土質雨量:1,400-1,600mm収穫時期:1月-4月生産処理:水洗処理方式(FW)天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。2011年の品評会上位でも、ラリベルタッド産のコーヒーが上位に入賞しています。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。ラリベルタッド レゼルバは同地区のコーヒーの中でも優れた風味特性を持つロットを選抜したものです。とても甘く、グレープのような風味は、年を経ても安定しております。この地域を訪れた際、紫色のチェリーを口に含むと、その甘味と華やかな香りが広がり、驚いた記憶があります。正にこのコーヒーにはそれを思い出させるような素晴らしい風味があります。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.09.22
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プロのつぶやき1332「グアテマラ・ラリベルタッド、つるべ糸」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)9/19(金)朝玄関を出たら、ひやっとした風に吹かれました、やっと夏にさよならでしょう・・・その前には敬老の日があって、孫からのプレゼントが年々成長と共に変わってきて、喜びになっています。千葉では茹で落花生にする掘り立てのおおまさりや、栗が届いてきました。今週は井上尚弥チャンプの見事なヒットアンドウェイのボクシングに驚き、その後はYouTubeやSNSで国内国外のプロ、評論家、マニアの評価を見て、同じ試合を見ながらの様々な感想の違いを楽しんでいます・・・スポーツ週間で世界陸上や大相撲も追いかけています。そこへ、ロバート・レッドフォードの訃報が入ってきました・・・高一の時に名画座の銀座並木座で「明日に向かって撃て」観て撃ち抜かれ・・・あちこちの名画座を追いかけ、その後もビデオ、DVDと繰り返し観てきました。ポールニューマン、キャサリンロスとのあれこれがバカラックの曲とBJトーマスの歌に乗ってワクワクしました・・・「スティング」でも同じように繰り返し観ています。(ぴあも無い時代で、スポーツ新聞の映画欄で上映を追いかけていました)その後のヒット作も追いかけていますが・・・最後は「ロング・トレイル」で年老いた作家が長距離自然歩道を仲違いしていた親友と山歩きしながらのあれこれ・・・しみじみしました。R.I.P.そんなこんなで・・・爽やかな心地よい秋に向けて、華やか円やかで味わい深いこーひー2種類のお知らせです。グアテマラのトップクオリティの際立つ魅力、華やかでジューシーハニーライクな「グアテマラ・ラリベルタッド」・・・秋の日はつるべおとし、秋向けの味わい深い「つるべ糸」・・・お楽しみください。【グアテマラ・ラリベルタッド】(200gパック、500gパック)焙煎してカッピングしたら、グアテマラのトップクオリティの持つとびっきり際立つ魅力を再確認しました・・・7年ぶりにお届けするグアテマラはウエウエテナンゴ地方ラリベルタッド地域の素晴らしいこーひーです。まず、華やかできれいな味わい…フローラル&オレンジの味わい…円やかベルベッティ&クリーミーと言った素晴らしい質感…ハニーライク、甘さ、オレンジ、ベリー、ジューシー…冷めてからの華やかな余韻…素晴らしい魅力です。スイート、チェリー、エレガント・・・上質な魅力、チェリー感がエレガントさを引き立てています・・・ブルゴーニュ赤ワインに通じる余韻が長く魅力的です。圧倒的に華やかな印象から・・・円やかベルベッティ&クリーミーと言った素晴らしい質感・・・きれいさだけで無くて、豊かさが抜きん出ていますね。完全に冷めきった時に・・・歪みの無いきれいでまろやかで甘さの心地よい味わい・・・素材の素晴らしさがよくわかります。そして、そこで感じるフローラル、オレンジ、チェリー、赤ワインに惹きつけられます。メキシコ国境のこの地域は、素晴らしく魅力的な風味を持ったコーヒーが産出され…南には有名なエルインヘルト農園があります、店長が3回訪問して・・・その環境や栽培収穫精選を見学しています。華やかさと円やか柔らかな味わいが一体となって、上品気品エレガントといった印象がふさわしい香りと甘さの余韻が際立っていると思います…お楽しみください。品種:ブルボン、カツーラ種栽培地:グアテマラ、ウエウエテナンゴ地域ラリベルタッド地区地形:クチュマタン山系に位置する険しい地形標高:約1,600m 年平均気温21℃、相対湿度60%土壌:石灰岩・粘土質雨量:1,400-1,600mm収穫時期:1月-4月生産処理:水洗処理方式(FW)天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。2011年の品評会上位でも、ラリベルタッド産のコーヒーが上位に入賞しています。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。ラリベルタッド レゼルバは同地区のコーヒーの中でも優れた風味特性を持つロットを選抜したものです。とても甘く、グレープのような風味は、年を経ても安定しております。この地域を訪れた際、紫色のチェリーを口に含むと、その甘味と華やかな香りが広がり、驚いた記憶があります。正にこのコーヒーにはそれを思い出させるような素晴らしい風味があります。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【つるべ糸】(200gパック、500gパック)7年目の「つるべ糸」です・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです・・・秋の日はつるべ落し、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべ落し死語になっているようです)ベースに「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・ラリベルタッド」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・ラリベルタッド」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。個人的には、上質な質感を支えるコクと余韻のスパイシーさが気に入っています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.09.21
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プロのつぶやき1331「コーヒーは平和な仕事」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)9/10(水)の15時頃、突然の雷雨、光るまもなくどーんという音にびっくり、近くに雷落ちたのかも・・・そして雨が上がったら涼しい風が吹いて・・・そうしたらあちらこちらで突然の豪雨、水害・・・これで夏も終わりでしょうか。先週は、小田凱人選手がUSオープン優勝、10代での生涯グランドスラム!・・・上地結衣選手もUSオープン優勝!・・・素晴らしい! 特に最近の車いすテニスはスピードが増して、ほんと面白いです。週末はデビスカップで・・・日曜からは大相撲が始まり2週間幕下以下を追いかけますが・・・井上尚弥チャンプの防衛戦もあって、忙しいです。カーリングやバレーボール世界陸上もニュースになっています。そうそう、最近はYouTubeの「本物の外科医」というシカゴで心臓外科をしている先生のチャンネルを観ています。日常の暮らしやアメリカで活躍している先生へのインタビュー、中高生への講演会・・・なかなか盛りだくさんです。「心臓モミモミ」という(笑)歌作って歌ったり、踊ったり、なかなかお茶目です。インタビューも面白いです・・・渡米の経緯やアメリカでの仕事等々ですが、みなさん素人にわかりやすい言葉で、無駄な説明がなくて、ストレートに伝わってきます、時々小さな(笑)も入りますし・・・みなさん勉強できて行動力もあるんでしょうが、インタビューから伝わってくる人間性にも惹かれます。仕事にかける芯の部分を感じますね。そんなこんなで・・・「コーヒーは平和な仕事」というのが喫茶の仕事についた時からの基本的な考えなんですが・・・最近20代30代の若い業界人と話していて、自然とこの言葉が出ているのに気がつきました。以前からイベントやマルシェに出店するコーヒースタンドの方にも卸の対応をしてきていますが・・・ここ数年、さらに副業だったり、普段カフェで働いていて時々イベント出店するような若い人が増えてきました。そういう方の相談も時々あります。以前は生業でやっていく人へのサポートがメインでしたが・・・時代が変わってきたのを感じています。最初に聞くのは、どのくらい稼ぎたいのか?・・・お小遣い程度でも良いのか、アルバイトやパート代程度、一人暮らしが出来る、家族が食べていける・・・それらによって、出来ること、出来ないことが違ってきますので、アドバイスも変わってきます。そして、最近気が付いたのが「コーヒーは平和な仕事」と伝えることが多いということです。自分も平和、お客さんも平和な仕事・・・そのためには、必要な売上があります・・・そのためには、何をして、何をしないかが大切になってきます。お店をするには「自己実現」という一面がありますが・・・「お客さんに必要とされること」がそれ以上に大切になってきます。必要とされることが売上にもつながってきます。(逆に言うと、売り上げが足らないと言うことはお客さんに必要とされていないとも言えます)若い人を見ていると自己表現だったり自己実現だったり(自分の心地よさや都合のよさ)が前面に出ていて・・・どういうお客さんに必要とされたいのか?価値や魅力を届けたいのかがあまり感じられません。差別化を繰り返して、最先端、マニアックな方向に向かうと・・・マニアックなお客ばかりになって、それではマーケットが小さすぎて難しいです。もっとも、そういうお客さんと話すのは楽しいのですが・・・。(カフェは地域のビジネスなのに、SNSの普及によって、地域のお客さんへの意識が薄くなっているように感じます)そういうお店を見ていて、3ヶ月かな、1年かな、3年かなと思っていると・・・予想通りに閉店することが多いです、特にこの数年、昨年の秋、今年の春・・・目立っています。それでは、せっかくの平和な仕事にはなりません。まぁ、坂本自身も27歳で紅茶の専門店で独立して・・・ジタバタ喘いでいたので、理解できるんですけれども・・・。あと、気になるのが・・・ネットでマーケティング手法が出回っているので、お客さんを操作しようとしているお店が増えていることです。限定やら割引、キャンペーン、色々とお客さんと駆引きしているように感じます。そういうお店を見ると、結局売上が欲しいだけなのかな?と思ってしまいます。(細かすぎるショップルールもありますね)お客さんと駆引きしていては、平和な関係にはならないでしょう・・・ネットでお客さんへの愚痴や悪口を言っているお店も目立っています。お客は店主に似ると言われますから・・・嫌なお客さんが多いお店は自分を振り返った方が良いですね。必要な売上があれば、お客さんも平和、店主も平和、お客さんとお店の関係も平和にできるでしょう。お客さんを操作したり、駆引きしたりは、自分がお客の立場になったらどうなのか?簡単な話しです。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.09.14
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プロのつぶやき1330「バリスタ向けのブレンドワークショップ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)月末から9月に入っても35℃超えが続きましたが・・・9/4(木)にやっと曇り空になって30℃以下になりました。台風であちこちに被害が出ましたが、千葉は雨も風もそれほどひどくありませんでした。台風一過の青空が秋を感じさせます。30℃以下だとほんと過ごしやすいです・・・急に身体全体がリラックスしてきました・・・だから食欲の秋というのでしょうか(笑)若い頃は真夏でも食欲旺盛でしたので、その感覚が分かりませんでしたが(笑)9月中旬下旬は食事会の予定が詰まっています・・・高校の同窓会もありますので、体調整えます。高校の同窓会は前回がいつだったか?還暦前だったと思います。元気な今のうちに会っておこうという趣旨のようです・・・リタイアしている人が多いですが、視力体力衰える中幹事さんご苦労様です。そんなこんなで・・・バリスタ向けのブレンドワークショップ3回目を行いました。1回目2回目で基本的な考え方とブレンドのカッピングをして・・・3回目は「秋冬のエスプレッソブレンド」という実践的なワークショップになりました。秋冬のブレンドのイメージを話し合って・・・そこから6種類の豆を候補に選びブレンドカッピングしました。最初は6種類を同割でブレンドして確認し・・・テーマになっている味わいをイメージしながら、6種類から取捨選択し、カッピングを繰り返しました。イメージと言っても、最初は難しいですが・・・秋冬に飲みたい味わいや、秋冬のお菓子を考えてそのお菓子に合いそうな味わいとかをイメージしていくと広がっていくと思います。ある豆を外したり、割合を増やしたり・・・いきなり完成を目指すのではなく、味わいがどう変わっていくのかを確認していきます。こういう経験が後々引き出しになっていきます。いい組み合わせも大切ですが、失敗の組み合わせも大切です。(慣れると、このような工程は頭の中でできてしまうので、周りからはいきなり完成に近づいてしまうように見えるようです)徐々にイメージに近づいていき・・・方向性が見えてきたら、一つの豆を違う豆に入れ替えて、より季節感や季節のスイーツとの相性がより良くなるようチューニングしていきました。だいたい出来たところで、実際にエスプレッソで淹れて、ラテにもして確認します。カッピングした時とエスプレッソにした時の擦り合わせをします。そんなやりとりを2時間くらい集中するとかなり疲れます。若い人ばかりなので・・・出来上がったラテを飲みながら、昔のコーヒー業界の話し、スペシャルティコーヒーに出会って、アメリカのカンファレンスに通った頃の話し、スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになってからの話し、コーヒービジネスで食べていく時のしてはいけない話し・・・色々と話しが弾みました。ネット情報や業界本には無い現実の味作りとビジネスのワークショップになりました。さかもとこーひー始めた30年くらい前は資金が無くてもなんとかかんとか独立できましたが・・・最近は情報の豊かさと同時に、焙煎機もグラインダーも高い、生豆も高い、競合も多い、お客さんはお財布を閉めていると逆風吹きまくり・・・当然若い人たちは資金的に厳しい、さらに昭和の根性世代と違って、今の若者はのんびりしてますので、学園祭レベルかと思うようなゆったりした意識を感じます。それでも、コーヒーに限らずキッチンカーやイベント出店から、小さなお店と独立したい人が増えているように感じています。時々相談にも来ますが・・・コーヒーは平和な商売なので、長く続けられる基礎作りを最初に話します。ネット情報は一見オシャレで意識高い感じでも、結局目先小手先な口当たりの良い情報が多いので要注意です。何でも同じでしょうが、継続的な訓練と学習が必要ですね。坂本は古希の爺いになりましたので・・・30代40代50代60代の常連さんの暮らしや美味しいもの好きな方々の嗜好や価値観に触れるようにしています・・・流石に20代まではカバーできません(笑)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.09.07
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プロのつぶやき1329「カフェアトムの子、カフェヴィータ、アイスコーヒー」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)いよいよ9月です・・・残暑はいつまで続くのでしょうか? そんな暑さの中、8/26(火)夕方から渋谷伝承ホールまでひとっ飛び・・・立川生志・林家木久蔵、ゲスト高田文夫センセー「ブーとパー復活LIVE!」に行ってきました。お初の木久蔵師匠は声もリズムもいいし、2代目のボケが磨かれてよかったです。その木久蔵師の荒れだまをポンポン打ち返す喜寿高田センセーのお笑い反射神経スピード感にドッカンドッカン受けました。「ブーチョキパートリオ」結成です。終わって外に出ると、熱風が和らいで心地よい風が吹いていました・・・秋が待ち遠しいです。そんなこんなで・・・今回は「アトムの子」「カフェヴィータ」「アイスコーヒー」の価格改定のお知らせです。毎年のことで心苦しいばかりですが・・・暮から年明けの歴史的なコーヒー生豆高騰の中での値上げでも価格を据えおいてきたさかもとこーひーのベーシックな3種類「アトムの子」「カフェヴィータ」「アイスコーヒー」に使用する豆が新しく手当した豆に全て切り替わりました。ブレンドに使っている豆が一つ二つ高くなっても、何とかやりくりしてきましたが・・・ついに全種類の豆が高くなって、新しい買い付けの豆になりました。あの手この手を使っても原価高騰が厳しく・・・¥2200/500g(税別)、¥2376/500gパック(税込)になります。(9/3(水)発送分から)・・・ただし、200gパックは価格維持しまして、¥1080/200gパック(税込)のままです。大手のコーヒー会社は10月から値上げになるようですし・・・自家焙煎店の豆が、安くても¥800/100g前後、¥1000/100g以上が当たり前になっていますが・・・さかもとこーひーは20年以上になるパートナーインポーターからの仕入れルート開発、クオリティを維持しながらオーバースペックにならないように素材選び、生産性が上がる店内作業から品揃えと改善改善を重ねています。これからも出来るだけ日常の暮らしに合う価格に努めていきます、よろしくご理解お願いします。【アトムの子】円やかな口当たりとコーヒー感で・・・さかもとこーひーで一番売れている深煎りブレンド「アトムの子」です・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。2000年頃、子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀にもうすぐなるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう25年くらいになるブレンドです。)そして、後味のきれいな、雑味や焦げた嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。(さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーの方が多いので、毎日飲む、量を飲むのにちょうど良い味わい・価格・クオリティなのかなと思います。)深煎り向けの豆4-5種類を使い…円やかな口当たりとコーヒー感、きれいでバランスの良い味わい、すっきりとした後味を大切にしています。また、お店やオフィス等で色々な方が召し上がりますので・・・ブレンドする豆の種類を増やすことで個性を抑えています。そして、多くの豆を使うことで年によったり季節によって豆が変わっても全体の味わいを一定に保てるようにしています。その辺にブレンドの役割もあります。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの25年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって(価格も高い)・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。今は、素晴らしいクオリティのロブスタ種を手に入れ・・・アトムの子にほんの少しブレンドして・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上げています。(2025年、ロブスタは高級豆とされるアラビカ種と同じような価格になっています)さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」よりも苦味を抑え、ゆたかな味わいです。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…2つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりしたコーヒー感も欲しいといった常連さん向けです。薄めに淹れたコーヒーがお好みの方にもお勧めです。1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.31
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【ペーパームーン】(200gパック、500gパック)18年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)
2025.08.28
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【ベラ・ノッテ】(200gパック、500gパック)ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました・・・さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった25年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)
2025.08.27
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【はじまりの秋】(200gパック、500gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に10年経って、気がついたら古希になって・・・「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・以下は10年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.08.26
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【ケニア・ニエリ】(200gパック、500gパック)一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く華やかな余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。久々にケニア・ニエリを焙煎して、カッピングすると・・・あぁー、ケニア・ニエリはいいなぁー!、この香りや味わいはケニアにしか無いなぁーと思ってしまいます、いつものことですが。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.08.25
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プロのつぶやき1328「ケニア・ニエリ、はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)お盆が過ぎて、8月終盤、残暑厳しく秋が待ち遠しいです、朝夕の陽が短くなったのを感じます。そうそう、先週の日曜の夜、スタレビ千葉県文化会館に行ってきました・・・千葉県文化会館は昔は成人式の会場、もっとも坂本は成人式出ませんでしたが・・・。中学の時に妹とピンキーとキラーズのコンサートに行ったのを覚えています、あとは二十歳頃に何回かフォークのコンサートに行きました、それ以来かな?最近改装したそうできれいになっていましたが、椅子は狭かった(笑)周辺の駐車場は知っているので、開場15分前に行ったら、どこも満車満車・・・ではと中央近辺かと思ったらお祭りやっていて交通規制、焦って歩いて10分くらいのところに停めました。2階席一番後ろでしたが、NHKホールなら2階席最前列くらいの好きな距離・・・3時間10分立って、座って、拍手手拍子、ジャンプして、腕振って、笑って・・・大盛り上がりで、楽しくて、リピート決定です・・・市内だと帰りが楽です。そんなこんなで・・・秋に向けてのこーひー4種類のお知らせです。ファンの多い、華やかさと豊かな味わいが素晴らしい「ケニア・ニエリ」・・・60代記念ブレンドが10年過ぎました「はじまりの秋」・・・秋の人気深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」・・・秋向け爽やかなブレンド「ペーパームーン」・・・毎年人気の秋向けこーひー4種類です、お楽しみください。【ケニア・ニエリ】(200gパック、500gパック)一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く華やかな余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。久々にケニア・ニエリを焙煎して、カッピングすると・・・あぁー、ケニア・ニエリはいいなぁー!、この香りや味わいはケニアにしか無いなぁーと思ってしまいます、いつものことですが。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【はじまりの秋】(200gパック、500gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に10年経って、気がついたら古希になって・・・「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・以下は10年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【ベラ・ノッテ】(200gパック、500gパック)ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました・・・さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった25年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)【ペーパームーン】(200gパック、500gパック)18年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.24
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プロのつぶやき1327「自家焙煎店の8月」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)8/11(月)~8/15(金)夏休みいただきました、ご不便おかけしました。先週までの35℃超えの猛暑から、曇り空で少し過ごしやすい夏休みになりました。熊本や能登の線状降水帯の被害お見舞い申し上げます。熊本の地下のお店に階段から水が入っていく映像を見て、40年前に2回あったテ・カーマリー(地下でした)時代を思い出しました。大雨で階段から天井から雨が降り注いできたんです・・・掃除して消毒して再会まで1週間かかりました。お盆でお墓参りして、家族が揃って食事しました・・・孫の成長が感じられて嬉しいです。まぁ、息子二人とは仕事で毎日顔を合わせていますが、お嫁さんや孫は時々しか会えないので、全員が集まるとわいわい賑やかです。(写真は7月に焙煎見学に来られた方から送られてきた焙煎豆のカッピングです。1kg焙煎機なので、5kgや12kgとは基準が変わってきますが、データとカッピングを擦り合わせて修正していきます。1回目のカッピングでいくつか指摘し、この3つは2回目になります。あと数回で形になるでしょう、ゴールが見えてきました。カッピングすれば、どこをどうしたらどうなるか分かります。)そんなこんなで・・・自家焙煎店の8月です。さかもとこーひーは32年前8月の猛暑の日に開店しましたが・・・夏だし、開店したばっかりなので暇でも気になりませんでした。そして秋冬に少しずつお客さんが増えてからの翌夏・・・なんと6月から暇になって、7月8月と暇・・・9月になったら多少お客さん来るかなと思ったら9月も暇。6月7月8月9月と4ヶ月も暇で・・・冬は忙しいかと思うと、12月は多少忙しいのですが、コーヒー好きの家庭は頂き物もあり、自宅にコーヒーの在庫があって1月も暇、2月もニッパチで暇・・・1年のうち半年も暇で、なんという商売を始めてしまったのかと気絶しました(笑)さて、そんな商売でこれからどうやっていくのか?・・・一生食べていくにはどうしたら良いのか?考えました。業界の先輩バッハグループの田口さんや堀口グループの堀口さんご両人は、それぞれの著書で自家焙煎店で豆は月に50kg~150kgくらいしか売れないと書かれていました。それだけでは商売になりません。だからご両人ともにグループメンバーには喫茶をメインにしながら豆の販売も加えているんでしょう。それならとりあえず売上になります。しかし、さかもとこーひーはビーンズショップですので、喫茶がありません。それなのに、1年のうち半年も暇な月がある。自家焙煎店は夏対策で水出しコーヒーのパックやリキッドアイスコーヒーを夏に販売するお店が多いです・・・なるほどです。さかもとこーひーも水出しアイスコーヒーパックもラテベースも以前販売しましたが、今は止めています・・・思ったほど常連さんは求めていないことがわかりました。さて、さかもとこーひーは30年以上夏の間の対策をどうしてきたのか?さかもとこーひーの常連さんからよく言われる言葉があります・・・「うちはね、夏でもホットコーヒーなの」・・・そうなんです、さかもとこーひーは夏でもホットコーヒーを飲むお客さんが多いし、増やしてきたんです。勿論、夏の間は1軒1軒でのコーヒーの使用量は減りますけれども・・・。6月7月8月9月と4ヶ月も暇という現実から・・・・1年中暮らしの中でコーヒーを飲むお客さんにフォーカスして・・・お好み、味わい、クオリティ、価格、お値打ち、買いやすさ等々チューニングしてきました。そういう常連さんが少しずつ増えたら、安定した商売になりそうと思ったんです・・・でないと、一生暇な夏になってしまいます。おかげさまで、年々季節の増減が減っています・・・この8月はよりいつもの月に近い売上になっています。自家焙煎店やカフェの店主、ケーキやレストランの若い店主にも聞かれることがあります・・・暇な季節がある、暇な月がある、暇な曜日がある、天気によって暇になる・・・そういう日の売上を上げたい・・・切実です。さかもとこーひーでは、今日は暇だとか、雨でお客さん来ないとか、そういう会話ありません。忙しい日もあれば、暇な日もありますが・・・忙しい日はミスの無いよう気をつけて、暇な日は忙しい日のために段取りしますので、仕事が安定しています。パートさんはベテランなので、指示しなくてもその辺段取りしてくれています。(まぁ、雨で来店のお客さんが少なくても、家でこーひー飲んでくれていれば良いのです。)で、そういう店主に話すのは・・・そもそも季節変動よりもお客さんの母数が少ないのが問題で、地道に常連さんを増やすのが一番効果的なんだと・・・すると今の忙しい日が、将来の暇な日になるし、そうなるようにするのが店主の仕事なんだと・・・さらに、常連さん増えても、今と変わらないスタッフで問題なく仕事が回るようにするのが店主の仕事なんだと伝えます。売上では無くて、常連さんの数にフォーカスすることが解決への道じゃ無いかと思っています。大きな会社も自営のお店も売上にフォーカスしてしまいがちですが、それでは売上が目的になってしまいます。常連さんが増えれば結果として売上も増えてくるんですけどねー。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.17
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プロのつぶやき1326「納涼こーひー放談2025・駆け足でさかもとこーひー32年」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)8/7(木)立秋だそうですが・・・日本中日本とは思えない暑さになっています、くれぐれもご自愛ください。*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります、ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。8/3(日)午後から軽井沢まで日帰り出張してきました、もうすぐ開店するフレンチレストランのプレオープン試食会でした。さかもとこーひーの常連さんがオーナーのお店で食後のコーヒーをさかもとこーひーでとご指名でした。わざわざ千葉まで数度に渡ってシェフ、ソムリエ、支配人と来店頂き・・・お店のテイスト等伺い、一緒にこーひー飲みながら説明をして、その上でブレンドを試作しました。料理は洗練されながら多様な味わいが押し寄せて・・・アミューズのひと口からデザートまで、心地よいリズムとメロディで流れていきました。こーひーもその流れを遮ることなく食事の最後をサポートできていたと、喜んでいます。そんなこんなで・・・「納涼こーひー放談2025・駆け足でさかもとこーひー32年」です。紅茶の店テ・カーマリーを閉めて、さかもとこーひーの開店準備に入りました。お金も無いし、ビーンズショップに合う物件も見つからないので、自宅ガレージから親父の車を追い出して、電気ガスを引き、焙煎機置いて、棚と作業台入り口を親父に手作りしてもらって開店しました。(我儘な酷い息子です)自宅は私道の奥で誰も通らないし・・・近所は畑とお年寄りばかり・・・今のようにネットも無いし・・・とりあえずテ・カーマリーの常連さんに開店挨拶の葉書を出しました。サンケイリビングの編集部の皆さんがご常連だったので、開店挨拶の手紙とサンプルのコーヒーを送ったら・・・編集長から電話があって、呼び出され(笑)・・・何をしたいのか聞かれて説明・・・サンケイリビングで会場抑えて、広告も出してくれて、コーヒー教室をしました。そこの参加者の皆さんから、ご自宅やPTA文化部、生協等々にこーひーレッスンで呼ばれて・・・今につながっています・・・さかもとこーひーの32年です(笑)何故?紅茶からコーヒーへ変えたのかよく聞かれます・・・喫茶店では一生食べて行けなそうと思ったこと・・・自分のコーヒー・紅茶の専門性には疑いが無かったこと・・・では、どうしたらしたいことして、食べていけるのか?・・・元々家庭での紅茶やコーヒーに魅力を感じていたこと・・・紅茶は仕入れて淹れるだけだけど・・・自家焙煎なら同じ生豆でも焙煎やブレンドで職人として自分の味わいをお届けできること・・・飲食業から製造販売業になりたかったこと・・・等々色々と話しています。コーヒー業界は、コーヒーを扱うというだけで、飲食業も製造販売業も一緒にしてしまっているんです。しかし、自営レベルの小さな店なのに、そんな違う業種をするのは戦力分散になってしまいます。なかなかハードル高いです。多くの自家焙煎店、ビーンズショップが製造販売業なのに、飲食業の商売のやりかたをしているのが残念です。なので、お客さんからお店でコーヒー飲めないのですか?カフェしないのですか?と言われても・・・ビーンズショップに絞っています、業界では異端児・少数派ですね、自分らしいです(笑)そして、配達から通販、ネット通販、カフェやレストランへの卸・・・家庭やオフィスでのこーひーから始まり・・・カフェやレストランでのこーひーへと仕事が広がってきました。店は自宅ガレージから、旧本店、おゆみ野支店・・・そして本店支店を統合しておゆみ池本店へと移ってきました・・・パパママストアから息子二人が入って、パートさんが3人の家族経営です。焙煎もテ・カーマリーの頃は手網、さかもとこーひーになってローヤル5kg焙煎機、そしてプロバット12kg焙煎機になって13年になります。先日も山陰から焙煎を習いにこられましたが・・・この15年は焙煎見学だったり、その後の指導・サポートもしてきました。スペシャルティコーヒーという農産物として素晴らしい素材が使えるようになっていますから・・・その魅力が広まるうようにサポートしています。よく言われるのが・・・さかもとこーひーは拡大・支店展開しないのか?です・・・縁もゆかりも無い土地にさかもとこーひーがあっても面白くないと思うんです。それよりもサポートしているお店がその土地で、地域の常連さんを増やした方がいい感じでしょう。組織が苦手なのもありますしね。(それに大きなビジネスしたいならコーヒーは選びません(笑))そうやって32年、コーヒー焙煎して、お客様へお届けしてきて、なんとか親子が食べていけてます。ホームこーひー、ホームタウンこーひーが広まるといいなぁーと思っています。いつも、ありがとうございます・・・これからもよろしくお願いします。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.10
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プロのつぶやき1325「納涼こーひー放談2025・40年前の紅茶の店」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)あっという間に8月になりました・・・おゆみ池本店前のおゆみ池では盆踊りと花火大会で賑わいます。まぁ、その期間、さかもとこーひーは夏休みですが・・・(笑)しかし、津波には驚きました・・・特に外房、大網、九十九里から銚子にかけての太平洋沿いには常連のお客さんが結構多いので、被害がどうなるか心配でした。そして、台風が近づいてきましたが、なんとか逸れてくれました。その前、最初の独立の紅茶の店テ・カーマリー開店の時のスタッフがお祝いでピザをご馳走してくれました。薪がまのピザ屋さんで、小さな店ですが、ピザの選手権のタイトルも取っていて・・・まずピザ生地がしっかりと焼けていて、粉の味わいが豊かで余韻まで素晴らしく・・・前菜のサラミや生ハムも美味しい・・・トマトソースがきれいな味わいで素晴らしい・・・グラスワインも手頃なものですがバランスよくて美味しい・・・リピート決定です、いいお店教えてもらいました。呑んで食べて、40年前45年前に戻り、思い出や近況の話しで楽しめました。そして、月曜日にブレンドワークショップの2回目を行いました。今回はモカ・イルガチェフェとエチオピア・モカナチュラルの2種類のモカのブレンドの違いやインドネシア・マンデリンと深ブラジルでのブレンド等同じベースで違うキャラをブレンドしたり・・・ベースを変えたりしました。メンバーが若く熱心なので・・・3回目も予定しています、各自のオリジナルブレンドとか、季節のブレンドとか、お菓子とのペアリングをイメージしたブレンドとか・・・メンバーの興味あるテーマにしたいと思っています。カッピングしながら、コーヒー業界の裏話し、業界有名人の裏の顔等々オフレコの話題が出たり・・・若い業界人のアレコレと盛り上がりました。20代30代の人がきちんと食べていけて・・・できたら一生継続していけるようになるには、やっちゃいけないことがあります。やっちゃいけないことは、なかなか情報が無いんです。そんなこんなで・・・夏恒例の「納涼こーひー放談2025」です。まずは、さかもとこーひー32年、テ・カーマリーから42年を振り返ってみます・・・今回は27歳で独立して42年自営で食べてきましたが、紅茶の店テ・カーマリー時代を振り返ってみます。42年前の千葉・・・紅茶専門店でポットサービス、ミルク付き・・・スコーンを12時に焼き上るようにオーブンに入れて・・・手作りのジャムやマーマレードにポットサービスの紅茶・・・ワインヴィネガーで仕込んだハムのマリネのサラダに手作りのケーキ・・・そんなお店だったと話すと、いきたーいと言われます・・・まぁ、今ならSNSもありますが、40年前は口コミだけ・・・ご近所の県庁や保険会社、広告代理店、マスコミ等の女性のお客さんが80%90%でした。千葉駅方面からは歩いて10分15分かかりましたが、ランチタイムにわざわざきてくれた常連さんも多かったんです。ランチタイムに男性のお客さんが気がつくと、男は一人ということがよくありました。午後から夕方屯していた常連さんは近所のアパレルの人や飲食店の若旦那、バンドマン等でした。あとは女子学生ですね。よく、やることが30年早い!と言われますが・・・確かに、今あったら自分で通いたい店です・・・ポットでしっかりと淹れたたっぷりの紅茶をゆっくりと味わう・・・濃いめに淹れて、ミルクをたっぷりと入れたミルクティの美味しさは、紅茶だけでも美味しいし、サンドイッチやケーキと一緒でもとっても美味しい。当時のお客さんが時々さかもとこーひーに来られて、テ・カーマリーに通っていたんですよーと言われます。中には当時お付き合いしていて、その後結婚、今はリタイア世代になってご夫婦で来られるお客さんもいらっしゃいます・・・高校生や二十歳過ぎの常連さんで、そのままさかもとこーひーになっても常連さんの方もいらっしゃいます、まぁ今はアラ還暦ですけど。今だったらなぁーと思うこともありますが・・・それでも生活していくのはなかなか大変でしょう、勿論当時は店を維持するのがやっとでした。なので、今では自宅でこーひーと同じくらい紅茶を淹れて楽しんでいます・・・そもそも紅茶にしても、コーヒーにしても家庭でのものだと思います。ホームこーひー、ホーム紅茶はいいものです。それにしても、しっかりと淹れた紅茶にたっぷりのミルクのミルクティーの美味しさが50年経っても一般的になっていないのだけは、こーひー紅茶の仕事をしてきて心残りです。いまだに美味しいと思うんですけどねー。(先日、津田沼のブラウンサウンドコーヒーさんが、40年前のレシピでスコーンを焼いてくれました。素朴でざっくりとした粉とバター焼いた美味しさは、たっぷりのミルクティやラテにぴったりです。)そうそう、コーヒーの注文は一日10杯くらいでしたので・・・手網で週に3日4日焙煎していました、開店前や閉店後です。天ぷらガードを立てて、エアコンの風を避けながら、内側に目盛りをふって、火力を火からの距離で調節して、再現性高めていました。それが、実際に焙煎機で焙煎するようになって役に立ちました。あの当時のエネルギーはもうありませんが、求める美味しさは変わっていません。常連さんとスキーのツアーやったり、若かったので色々なイベントして楽しかったのですが・・・それでも商売は厳しくて、このままでは食べていけないと、どうしたらコーヒーや紅茶で食べていけるのか色々と考えていました。その結果が、喫茶店という飲食業から自家焙煎店という製造販売業への転換でした。常連さんが少しずつ増えていけば一生食べていけそうなのと、ホームこーひーを広めたいということが大きな要因でした。(まぁ、今ならカフェでもやりようがあるんですけどねー)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.03
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プロのつぶやき1324「若いバリスタ向けブレンドワークショップ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)先日、店の前のおゆみ池に盆踊りの櫓が組まれました・・・これから、8/15の花火大会まで生実町の夏の風物詩です。自宅2階からも花火が少し見えるし、音も響いてきます。この1月に池の目の前に移転しましたので、花火を最前列で観られるんですが、人混みがすごいので多分家にいるでしょう(笑)昨晩は40年前紅茶の店テ・カーマリー開店当時のスタッフが古希のお祝いをしてくれてピザを食べてきました。サラミや生ハム、ピザ、サラダ、ワインとどれもが美味しくて、とってもいい店でした。呑んで食べて懐かしい話しが弾みました、彼は学生時代からバンドをしていて、ベースを弾いてました、ライブハウスに観に行ったものです。テ・カーマリー時代の常連さんもベース、うちの長男もベース、サンクのシェフもベース、さかもとこーひーのお茶でお世話になっている関口園さんは売れっ子のプロのジャズベーシストだし・・・なんだか知り合いにベース弾きが多いです。最近は毎晩寝る前は「ニッポンの低音名人」という日本のポップスを支えてきた凄腕ベーシストたちを深掘りした本を読んでいます。776ページもあるので・・・なかなか読み終わりません、寝る前の楽しみが続いています。バンドではフロントに立たないし、目立つのはボーカルやギターですが・・・ベースとドラムが曲の土台を支えています。そんな内容を様々なタイプの名人を通して紹介しています。そんなこんなで・・・若いバリスタ向けブレンドワークショップを、7/14(月)に行いました、7/28(月)は第2回になります。卸先の何件かのカフェやサポートしているビーンズショップのブレンド相談を受けることがあります。まぁ、各自のイメージでブレンドしてきて、アドバイスを求められるわけです。ブレンドに使っている豆と比率、そしてどういうブレンドにしたいのかのイメージも添えられてきます。実際にそのブレンド比率でカッピングして、イメージを考慮して、同じ豆を使って比率をアドバイスし・・・比べてもらいます。そんなやりとりの中から、基本的なブレンドの構造のトレーニングすれば、それぞれのブレンド作りが多様になるなぁーと思ったのです。まずは、ブレンドの基本的な考え方を説明しました・・・「焙煎に問題がある豆ではブレンドの意味がない」・・・「豆の種類が多いと豆の個性が弱くなる」・・・「豆の種類が少ないと一つ一つの豆の個性の影響が大きくなる」・・・そんな感じになります。勿論、それらを踏まえて、ブレンドの目的に合わせるわけです。あと、ブレンドの比率を知りたがる人が昔からたくさんいますが・・・ブラジルとかコロンビアと言っても、それぞれ持っているクオリティやキャラが違いますから、意味がありません。目の前にある豆をしっかりとカッピングして、それを使ってブレンドするわけです。(最も、クオリティの高くない豆だとあまり違わないので、単なる比率が飛び交ったのでしょう、そして安易に比率だけを知りたがる人がいるのでしょう)そして、1回目は2種類3種類でのベーシックなブレンドをカッピング体験してもらいました。コロンビア、グアテマラ、ブラジル、タンザニアを用意して・・・最初は2種類で1:1、1:2、2:1と比較・・・次は3種類で2:1:1、3:1:1といったように比較カッピングしてもらいました。このベースになるブレンドを理解すると、その後の応用の可能性広がります。(ブレンド比率は感覚的な部分が大きいので、理屈だけではどうにもならないです、繰り返しカッピングして、感覚を磨くことが基本でしょう)さかもとこーひー開店した頃は暇持て余していたので・・・毎日、これをやって、ノートにコメントを書いていました。すると、だんだん、頭の中である程度イメージできるようになります。これを教えても実際に毎日実行する人いないんですよねー、不思議です。味覚の感覚は実際にカッピングして、身体に入れていくしか無いんですけどねー。このワークショップも次の日から同じ内容を復習するといいんですが・・・なかなかしないんですね。ドリップやラテアートは熱心でも、味覚のトレーニングする人は少ないです。(子供でもキャッチボールや素振り、リフティングしますからねぇー)バンドサウンドに似ていて・・・ベースになる土台がしっかりとしていないと安定しません。思い込みが強くて細かい比率のブレンドにしても、ブレては意味がありません。ベーシックなリズムパターンを決めて、コード進行を決めて・・・そこにメロディや装飾音をのせていくとか・・・ハーモニーで彩るとかの曲作りと同じ感覚ですね。(サックスのソロやコーラスが美しく響くのも、しっかりとしたベースがあるからでしょう)リズムパターンが変われば曲調も変わるし・・・同じコード進行でも色々なメロディの可能性あるし・・・ブレンドも同じ豆を使っても、印象の違う味わいにもできます。実際のブレンド作りでは、一つ一つの豆の酸のボリューム、キャラ、質を見極めて、バランスを取っています。さらに、ローストの度合いも考えていきます。それらが、ブレンドによって一つのまとまりになるようにバランス取ります。味わいとしても、リズムやメロディが感じられるように・・・ひと口目の印象からふた口目以降へリズム良く感じられ・・・余韻へときれいなメロディのように流れていくと・・・ブレンドという一つの味わいになります。好きなお店の料理はどこのお店もそのような流れが素晴らしく・・・ひと口目の印象からふた口目以降、一皿の上の様々な味わい、ワインやお酒との相性の良さ・・・ひと皿だけでは無く、その日の料理全体の流れにもリズムとメロディを感じるととっても幸せな食事になります。さてさて、7/28(月)は、エチオピアやインドネシアを加えてカッピングします。エチオピアはウオッシュとナチュラルで違いが明確にでますし、インドネシさはさらに違う個性になります。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.27
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【ボリビア・アルベルト】(200gパック、500gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいや軽やかな味わいが魅力的で・・・ココア感、フローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.07.24
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【アニバーサリー32】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かな味わいから華やかな余韻・・・32周年記念の「アニバーサリー32」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。エレガントで柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻と古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」です。32年こーひー屋やってきて、古希になっての味わいです・・・32年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー32」お楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.07.23
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【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック、500gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・ひと口目からのときめき感、ブライト、エレガントと言われる洗練さ、クオリティの高さ素晴らしいです・・・そして、豊かな余韻が際立っています。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です。繊細なのに豊かなコクや複雑な味わいに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。コーヒーで「酸味」という言葉はデリケートで、伝え方や伝える人によってはとってもネガティブになってしまいます。しかし、この「コスタリカ・シンリミテス」を際立つ魅力にさせているのは素晴らしいクオリティと魅力の「酸味」なんです。勿論、酸っぱい「酸味」とは別世界の魅力だと思います。ひと口目の華やかなときめき感から長く豊かに続く余韻までこの理想的な「酸味」が支えています。土壌・栽培・収穫・精選・乾燥の工程を如何に抜かりなくコントロールしているかが、そのクオリティと魅力から伝わってきます。まぁ、そんな面倒なことはさておいて、何も考えずにこの「コスタリカ・シンリミテス」をゆっくりゆったりと味わっても楽しめると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.07.22
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プロのつぶやき1323「コスタリカ・シンリミテス、アニバーサリー32、ボリビア・アルベルト」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)突然激しく雨降ったり、止んだり・・・落ち着かない日々ですが、梅雨明けになったようです・・・月曜日は若いバリスタ向けにブレンドのワークショップをしました。2回シリーズの1回目で、バンドで言えばベースやドラムになるような土台のブレンドを色々と比較カッピングしてもらいました。2種類から初めて、3種類でも比較しました・・・一つの豆を入れ替えると印象がどう変わるのか?・・・比率を変えるとどう変わるのか?大切なのは、翌日から同じパターンを復習カッピングすることです。そうやって味覚を身体に入れていきます。すると、頭の中だけである程度ブレンドできるようになります。翌火曜日は久々に有楽町で立川談春師の独演会・・・40年やってなかったという「舟徳」と昨年と同じ「妲己のお百」・・・舟徳は40年やってなかったのが納得、若旦那はキャラに合わない(笑)・・・妲己のお百はさらに迫力増して、声もいいし、啖呵も凄みがあって名人芸・・・さすがの大看板です。帰りに東京駅大丸で神田志乃多寿司の助六でも買おうと思ったら閉店していました、干瓢巻きはデパ地下では地味なのか?・・・日本橋弁松のお弁当にしました。濃い味で江戸時代から続くお店・・・ひと口食べて子供時代のおばあちゃんの味を思い出しました。おばあちゃんは日暮里から千葉にお嫁に来たので・・・大正から昭和の東京ローカルな濃い味付けだったんです。甘辛い濃い味でも後味よくて美味しい・・・日本橋で長く続いているには理由があるんでしょうが、伝わってきました。そんなこんなで・・・32周年に向けてのこーひー3種類お届けします。コスタリカで一番魅力を感じる「コスタリカ・シンリミテス」・・・32周年記念ブレンド「アニバーサリー32」・・・夏向けに爽やかな「ボリビア・アルベルト」です、お楽しみください。【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック、500gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・ひと口目からのときめき感、ブライト、エレガントと言われる洗練さ、クオリティの高さ素晴らしいです・・・そして、豊かな余韻が際立っています。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です。繊細なのに豊かなコクや複雑な味わいに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。コーヒーで「酸味」という言葉はデリケートで、伝え方や伝える人によってはとってもネガティブになってしまいます。しかし、この「コスタリカ・シンリミテス」を際立つ魅力にさせているのは素晴らしいクオリティと魅力の「酸味」なんです。勿論、酸っぱい「酸味」とは別世界の魅力だと思います。ひと口目の華やかなときめき感から長く豊かに続く余韻までこの理想的な「酸味」が支えています。土壌・栽培・収穫・精選・乾燥の工程を如何に抜かりなくコントロールしているかが、そのクオリティと魅力から伝わってきます。まぁ、そんな面倒なことはさておいて、何も考えずにこの「コスタリカ・シンリミテス」をゆっくりゆったりと味わっても楽しめると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【アニバーサリー32】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かな味わいから華やかな余韻・・・32周年記念の「アニバーサリー32」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。エレガントで柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻と古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」です。32年こーひー屋やってきて、古希になっての味わいです・・・32年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー32」お楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【ボリビア・アルベルト】(200gパック、500gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいや軽やかな味わいが魅力的で・・・ココア感、フローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.20
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プロのつぶやき1322「世代交代」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)あっという間に、7月中旬ですが・・・夏日から真夏日が多くなってきました。蒸し暑かったり、雷雨があったり、コンデション整えるのがなかなか大変です。毎朝ストレッチ後の朝食とこーひーだけではだるさが残り、店に来てアイスコーヒーを飲みながら事務仕事をしていると、ようやくすっきりとして調子が上がってきます。若い頃、真夏のテニスコートで顎からボタボタ汗を落としながら「汗だけはプロ並み」と笑っていましたが・・・あれから40年50年経ってしまいました。金曜日は遠方から焙煎の一日セミナーに来られました・・・焙煎の考え方や基準の説明、持参した豆とさかもとこーひーを並べてのカッピングして、どの味が焙煎のどこからきているのかとか説明を繰り返しました。千葉の外れまで来られるからにはみなさん真剣なので、かなりエネルギー使います。業界の常識とは違うことばかりなので、考え方を切り替えるのが大変そうです。分かればシンプルで中学生でも分かりやすい理屈なんですけどね。そうそう、達郎のツアースケジュールが出てきて、昨年よりかなり減っていました、半分近く?まぁ、72歳の年齢からしても仕方の無いことです。自分自身でも公民館のセミナーを2時間終えるとへろへろになってしまいます・・・昔なら午前・午後と2回回しでもできたのに!・・・目の前のお客さん相手はかなりエネルギー使いますからね。立川談笑師の一番弟子吉笑が真打披露を派手に行いました。談志師の孫弟子になりますね。帝国ホテルで600人集めての披露、さらに高円寺に寄席を作って10日間興行・・・談志師は披露は派手にやれと言ってましたから、その通りにぶち上げました。真打披露は二つ目時代の贔屓、常連さん、スポンサー等々との関係性が出ます・・・まぁ、笑点に出れば全国区の人気に一気になりますが・・・20人50人100人の小さな落語会の積重ねがあれば・・・真打になっても自分のお客さんがいますので安定します。(勿論、しくじりがあっては難しいでしょう。志の輔師は談志の弟子でいてまず役立ったのがお礼状をすぐ出すことだと言ってました。)談志師は笑点の司会していた60年前に・・・それまでクレージーキャッツやドリフターズ、コント55号やTVの寄席番組で大笑いしていたのに・・・談志師の司会で、また違う笑いをおぼえました・・・洒落の効いたやりとりが一生楽しめる笑いに引き込んでくれました。その後、二十歳くらいで寄席の談志師を観て、追いかけるようになり、協会を出て立川流を作り・・・志の輔師は寄席に出られなくなり、自分で場所を作り、談春、志らく、談笑と続いたわけです。志の輔PARCOは志の輔師が40代でぐいぐい登り坂・・・寄席の落語家との違いで世代交代が伝わってきて、追いかけて、30年40年楽しんできました。30年前40年前の淀んで燻んだ寄席の空気とは違って、舞台から照明からBGMから演出から、肝心の落語までライブそのものでした。今でも志の輔PARCOのお客さんは他の落語会とは趣が違いますね。そんな志の輔師も70代の大看板・・・そこへ吉笑師の大仕掛けで世代交代を感じるなんて!・・・志の輔、談春、志らく、談笑等々寄席に出ないで、自分たちの高座をを作ってきたのを観てきたので・・・さらなる世代交代には、時の流れを感じるだけです。そこへ、「演芸写真家 橘蓮二 30年の記録」が届きました。いきなり新風吹き込んでいる桂二葉ちゃんと春風亭一之輔師が出てきて・・・最後は立川談志師・・・30年前なら志の輔師が前面に出ていました。そんなこんなで・・・自分を振り返ると、20歳頃は自家焙煎店が限られていて名店と呼ばれるお店が何店かありました。20代になると自家焙煎店が増えてきましたが、素材はプレミアムレベルで今のようなクオリティはなかったものです。焙煎した豆の新鮮さや深煎りをアピールする店が多かったものです。あの頃は、古い酸化したコーヒーばかりだったのです・・・しかし、新鮮でも不味いものはいくらでもあるもので・・・コーヒーでも新鮮でも素材の良く無いもの、焙煎の良く無いものもあります。新鮮さアピールはなんか違うなぁーと思ってしまいます。それに、素材のクオリティや焙煎のクオリティで鮮度の持ち具合も違ってきます。2000年頃にスペシャルティコーヒーに出会い、毎年アメリカSCAA行ったり、たくさんのカフェを訪れたり、産地へ行ったり・・・その後スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになり、焙煎の精度を高め、ブレンドを極めてきました。ローカルな自家焙煎のビーンズショップなので・・・同世代むけのこーひーを意識してきました、最初は40歳前後だったので、その頃の30代40代向けのお店です・・・あれから、一緒に30歳年取って、今は60代70代になっています。幼稚園ママだった常連さんがお子さんの就職た結婚、お孫さんの話題が出るようになっています。よちよち歩きだったお子さんが結婚して、常連さんにもなっています。20代は少ないですが、今の30代40代50代の常連さんは多いです・・・40代50代の知り合いも常連さんもいるので感覚的に無理がありませんが、30代の価値観は少し離れているので、カフェの店主やバリスタのみなさんとのコミニケーションを大切にしていますまぁ、息子が30代と40歳ですので、その辺の価値観は息子二人の方が実感ありますね。8月で32周年、最初の独立紅茶の店テ・カーマリーからは42年・・・拡大意欲もあまりなく、好きなコーヒーや紅茶でふらふら生きていけたらいいなぁーと思ってきましたので・・・30年40年経ってもあまり感慨はありません。それより美味しいものを食べたり呑んだりできるのが嬉しいです。そうは言っても、世代交代は意識します・・・不易流行、コーヒーや紅茶の魅力、そのひと時を大切に・・・時代は変わっていきますので、それなりに変わっていけるさかもとこーひーを意識しています。新しい世代には新しい風が心地よいでしょう・・・7/14と28の月曜日は若いバリスタ相手にブレンドのワークショップです。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.13
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プロのつぶやき1321「好きな店、好きな美味しさ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)7月に入りました・・・蒸し暑い日々になっています、今週は夏日が続いています・・・朝のアイスコーヒーが美味しく感じられます。6月は月初めに白内障の手術をしたので3週間じっと大人しくしていたんですが・・・月末は日・水・土と食事会があって、少しハードでした。最初の日曜日はフレンチで日本酒の会、水曜日はフレンチで6月7月の季節のコース、日曜日は和食と焼き鳥・・・今週の金曜日はお寿司・・・お気に入りのお店といつものメンバーなのでご機嫌でした。そんなこんなで・・・昔から老舗のお店や地味なお店に通っていました。流行りのお店は誘われれば行きますが・・・やはり自分が飲食関係の仕事をしてきて、自分で商いしてきましたから・・・潰れない、長く繁盛しているお店に通うことが多いです。特にこの10年は自分好みのお店ばかり行くようになりました・・・日常のランチからパンやお菓子、好みの合う仲間との食事会呑み会・・・まぁ、若くないので今更気に入らないお店は足が遠のきます。自分の好みも決まっていますし・・・好きな店もそんなにあるわけではありません。コーヒー、紅茶、お茶、お酒、洋菓子和菓子・・・フレンチ、和食、そば、焼き鳥、中華、お寿司・・・毎週のように通うお店もあれば、月に一回とか、誘われた時予約が取れた時、年に一度の特別なお店・・・勿論、いいお店でも行くタイミングがなかったり、予約が取れなかったりもありますが、まぁそういう縁の薄いお店を無理やり追いかけるエネルギーもあまりありません。無理の無い範囲で、自分の暮らしが心地よいお店が決まってきました。どんな料理やお酒、パンやお菓子でも共通している味があります・・・きれいな味わい、心地よい余韻、豊かな奥のある味・・・そんな感じでしょうか。インパクトのある味わいでも、静かで繊細な味わいでも・・・共通する感覚に気がつきました。まぁ、それが好みとも言えますが・・・。デパ地下で人気な商品でも・・・その辺別れます。特に心地よい余韻、豊かな奥のある味は少数派です。でも、気軽なお弁当やお菓子でも、そういった魅力のものもあるし・・・高級かどうかは当てになりません。もっとも、高級なのに薄っぺらい味わいだったり、余韻が心地よくなかったりすると、がっかりします。昔から「デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋」のようになりたいと思っているので、地味好みですね。素材を選び、安定した調理をする・・・さらに店主の基準がしっかりとあって・・・きれいな味わいで、余韻が心地よく、できれば奥行きと言いますか、コクと言いますか、また食べたいと思う奥のある味わいがあるとご機嫌です。先日、恵比寿に行ったのでグルニエアパンというお気に入りのパン屋さんに寄ってきました。食パンとクロワッサンとパンオレザンとカルネです。今朝はトーストにこーひー、サラダに目玉焼きでした、ご機嫌です。歯切れが心地よくて、粉の風味が豊かで、実家の庭で採れたアプリコットのジャムを乗せて、なかなかご機嫌です・・・勿論自分のこーひーですし(笑)・・・そこのカルネはカスタードのお菓子だというのが伝わってきて、伝統的な美味しさを感じます。パン屋さんは次から次へと新しい人気の店が出てきますが・・・受けを狙ったお店が目立って、パンの本質的な魅力的なお店が少ないように感じています。デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋さんは、その辺がしっかりとしているように思います。まぁ、行列ができる出来ないよりも、常連さんに長く愛されるお店が好きですし、さかもとこーひーも見習っています。こんなこと書いていると年取ったなぁーと感じます(笑)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.06
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プロのつぶやき1320「引退へ向けて・・・」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)あっという間に梅雨明けして、陽射しが厳しくなり蒸し暑くなっています、くれぐれもご自愛ください。白内障の手術が終わって、通院はしてますがひと段落・・・眼鏡も出来てきたら、古希が迫ってきました。先日千秋楽だった竹内まりやの「人生の扉」の歌詞に・・・「I say it’s fine to be 60 You say it’s alright to be 70 」とありますが、現実のものとなりました(笑)「alright to be 70」・・・あちこちの衰えが当たり前になって、それでもそこそこ健康で仕事もしてるし、食事会呑み会のお誘いもあって、70代を肯定的に過ごせそうです。そして、「最後から二番目の恋」3シーズン目が終わりました・・・コメディ感が品よく出ていてお気に入りだったのですが・・・特に内田有紀と飯島直子がコメディエンヌのいい味出してました・・・が、しっとりとした感じに変わってきて、評判も上がって、コメディではこんなに盛り上がらなかっただろうなぁーと・・・もう少しコメディ感が増すと良かったのですが、仕方ありません。「寂しくない大人なんていない」というテーマが流れていましたが・・・幼児の頃からひとり遊びが好きでしたし、爺いになった今もひとり時間が好きで寂しさとは無縁なので・・・世間では寂しい大人でテーマになるんだと思ってしまいました。昔「ハンドインハンド」というのが流行って、みんな手をつなごうってな感じですが・・・その時も手をつないでる時の孤独感の方がきついだろうと思っていたのを思い出しました、組織の中の孤独感があるのでしょう。自分は組織といっても5人10人くらいの小さな喫茶店でしか働いたことが無くて、あとは自営、今でもスタッフ全員で7人ですから・・・世間の組織の難しさから距離を置いてきたので、いまいち実感がありません。そんなこんなで・・・そうこうしていたら「60代は人生の秋」と聞き・・・還暦の時にこれから人生の秋が始まると「はじまりの秋」というブレンドを作りましたが・・・おかげさまで、人気の定番季節のブレンドになりまして・・・気がついたら古希を迎えてしまいます。60代は息子二人に任せる仕事を増やして、自分の仕事量は減らし、コンデションが保たれるよう気をつけてきました。なので、まだまだ一瞬の集中力はありますし、経験の積重ねからのイマジネーションは豊かになっていると感じています。(まぁ、あちこち食べたり、呑んだりしているのもプラスになっているでしょう(笑))スタミナは年々衰えていますが、無理な抵抗はしないで、ストレッチや散歩でコンデション整えています。そして、さすがに70歳となるとゴールを意識してしまいます・・・人生の「晩秋」でしょうか。昔1981年の映画で「黄昏 On Golden Pond」というヘンリーフォンダとジェーンフォンダの父娘共演がありました、アカデミー賞も取りました。デイブ・グルーシンの音楽と湖畔の黄昏の美しさが忘れられません。まぁ「晩秋」ではブレンド作りにくいですが・・・そろそろ仕事の仕上げになってきます。おかげさまで、嫌な仕事はしないで・・・紅茶やコーヒーを専門として、この年までやってこれました、まぁその分食べられない期間がありました。紅茶の店テ・カーマリーの頃と、さかもとこーひーが軌道に乗るまでは経済的に厳しくて、一生この仕事で食べていくにはどうしたら良いのか?色々と考えました。今SNSで業界の若い人たちの悲鳴が届いてきますが、売れないときはお客さんに必要とされる店にどうしたらなれるのか、真剣に考えた方が良いです。SNSで聞こえるのは自己中や自己主張の強い考え方ばかり、売りたいの印象です・・・お客さんに必要とされるってことはお金を払ってくれるってことです。お客さんの立場に立たないとなかなか解決しないでしょう。みなさん、お客さんと勝負したがりますね、お客さんと同じ方向を向いたほうが上手くいくと思っています・・・売りたいでは無くて、利用してもらうには?って考え方ですね。まぁ、なんとか軌道に乗って、家族が普通に食べられるようになりました(勿論、自営レベルの小さな商いです、大きくなりたいのなら商売替えしないと難しいでしょう)・・・今は息子2人に現場仕事はほとんど任せていますし、2人とも10年くらいのキャリアになってきましたので、さかもとこーひーのスタイルと言いますか、了見と言いますか、味作りも、商いで避けていることも伝わっていると思います。あとは、5年10年で事業承継して・・・仕事は続けますが、食べたり飲んだり、ライブや落語会行ったり、映画観たりが増えるでしょう、今と同じか(笑)・・・最近は、疲れる前に休むことを心がけています、60過ぎたら大切です。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.06.29
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【モカ・ナチュラル】(200gパック、500gパック)年々人気上昇している「モカ・ナチュラル」です・・・シングルオリジンでもブレンドでも大活躍しています・・・「なんておいしいんだろうー!!」自分で思わずつぶやいてしまう、さかもとこーひーの最高峰の魅力です。まろやかで豊かなコクとベリー系、赤ワイン系のキャラ・・・それを支えるきれいな味わい・・・ナチュラル式なのに…とってもクリーンで…ひと口目から滑らか円やかな口当たりに、ブルーベリーやカシス、赤ワインにチョコレートのような魅力…さらにナチュラル式特有の甘さと余韻が際立っています。ここ数年、この「モカ・ナチュラル」のファンの常連さんが増えていますが…これだけ滑らかで洗練された味わいだと…安心してみなさんにお勧めできます。豊かで柔らかで長い余韻…赤い花のようなフローラル、ミルクチョコレート、ベリー、赤ワイン…ゆっくりとお楽しみください。ナチュラル式は収穫した実を剥かずにそのまま乾燥して仕上げるもので…豊かな甘さや味わいに魅力があります。さかもとこーひーのナチュラル式こーひーは…ブラジルでご紹介していますがとっても人気です。ただ、水流等を使った選別が出来ないので…徹底した選別をしたナチュラル式でないと使えません。なによりも雑味等が無いきれいな味わいは基本で譲る事はできません。以下資料からの説明にも…「近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。このイルガチェフ・ナチュラルG 1は通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げて頂きました。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。集められたチェリーはアフリカンベッド上で、未完熟、未熟なチェリーを徹底的に除去し、乾燥させていきます。更に乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します。 クリーンなベリー風味のナチュラルをお楽しみ下さい。」…とありますように、ナチュラル式であっても、素晴らしくきれいな味わいが、ナチュラル式モカの個性をより魅力的にしていると思います。その「モカ・ナチュラル」ですが…まずは少し深煎りに仕上げた豊かな香りが印象的だと思います…ブルーベリーやカシス…そして赤ワインからチョコレートの感じ…味わいは甘さから円やかな口当たり、さらに長く心地よい余韻…勿論汚れの無いきれいな味わいです。冷めてゆっくり味わうと…ローズ系フローラルのキャラクターが感じられたり…バニラやミルクチョコレート…最後にはスパイシーさも出て来て…素晴らしいモカ・イルガチェフェのナチュラル式の魅力を発揮しています。余韻の鼻に抜ける素晴らしい香りに「モカ・イルガチェフェ」の魅力を感じるでしょう。深煎り好きの方には勿論ですが…この上品な味わいと香りはさかもとこーひーの常連のみなさんにお勧めしたいと思います…お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域東側 ゲデオゾーン最南東部 ゲデブ標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで グレード:G1農 園: イルガチェフの小規模農家(0.5ha~10ha) 生産処理: 1 小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入2 チェリーをアフリカンベッドに広げる 3 チェリーの撹拌と欠点除去を行いながら、20日間掛けゆっくり乾燥を進める 4 脱穀工場でドライミリング後、精製 近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。特に、このイルガチェフG1ナチュラルの品質向上に大きく貢献しているのは、通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げています。アフリカンベッド上での徹底した欠点豆除去とスロードライングの教育に力を入れています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.06.28
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【モカ・イルガチェフェ】(200gパック、500gパック)年々これでもかと完熟度合いの揃いが見事になってきている「モカ・イルガチェフェ」(イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア)ですが・・・ひと口目から押し寄せる香りはエレガントさを感じさせ・・・華やかな印象とクリーミーな口当たりからこの「モカ・イルガチェフェ」のクオリティの高さが伝わってきます。香り高く、爽やかな甘さからの余韻が素晴らしいです・・・エレガント、ブライトと言われる華やかさ、クリーンな味わい、円やかな口当たりをベースにして・・・フローラル、シトリックから・・・冷めてからのスパイシーさ、紅茶やワイニー・・・冷え切るとスイートジンジャーと余韻の魅力いっぱいです。他の産地には無いエチオピア・イルガチェフェ地方のトップクオリティからの魅力でしょう・・・さかもとこーひーでは年間を通してシングルオリジンで、ブレンドでと活躍しています。クリーンな味わいとコンプレックスと表現する複雑な魅力を感じるとときめいてきます。毎年、栽培収穫精選処理のスキルアップが伝わってくる「モカ・イルガチェフェ」ですが、去年は熟し具合とその精度、揃い方に感動して・・・今年は、歪みの無い滑らかさやブライトと呼ばれる華やかな魅力に精選処理のレベルアップを感じます。以前、このモカ・イルガチェフェのイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えば「モカ・イルガチェフェ」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.06.27
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【レディートラベラー】(200gパック、500gパック)まろやかなコーヒー感を追いかける豊かな香りからの余韻・・・2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ」と「モカ・ナチュラル」を使ったブレンドです。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェの上品なシトリック&フローラル感とモカ・ナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェが市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は8年前の紹介文です、「レディートラベラー」は大好きでよく聴きにいった故・土岐英史さんの曲名です。先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・4年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェと艶っぽいモカ・ナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェの繊細な香り味わいとモカ・ナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェとモカ・ナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.06.26
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【夏の月】(200gパック、500gパック)暑い夏に、エアコンの効いた部屋でゆっくりと味わうホットこーひー・・・そんなイメージのブレンドです。6/11が今年のストロベリームーンでした・・・ストロベリームーンからインスパイアされて一昨年発売、ご好評いただいた「夏の月」をバージョンアップして今年もお届けします。(ストロベリームーンはアメリカ圏の6月の満月の呼び方だそうです、最小の満月とも言われるそうです。)「ブラジル・パッセイオ」と「モカ・イルガチェフェ」を使い・・・軽やか爽やかな夏向けの味わいのブレンドでしたが・・・さらに「グアテマラ・イエローナンス」を使って・・・ストロベリームーンの夏の満月の輝きをイメージしました。爽やか滑らかな味わいに華やかさやブライトさが加わって魅力的になっていると思います。そして、エアコン効いた部屋で心静かに、落ち着いた心もちで、少し元気になるような浮き立つような余韻をお楽しみください。暑さを感じるようになって、ホットこーひーで涼やかな味わいのブレンドを作りたいと思いました。やさしい味わいで心地よい甘さと上品な香りの余韻です、季節にマッチした新しいブレンドができました。使った豆は「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ」「グアテマラ・イエローナンス」です。ブラジル・パッセイオの柔らかな味わい、甘さに包まれたフルーツ感、モカ・イルガチェフェの上品なフローラルやシトリックな香り・・・さらにグアテマラ・イエローナンスの洗練され豊かな香りにマウスフィールや余韻をブレンドしました。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.06.25
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【ブラジル・パッセイオ】(200gパック、500gパック)夏向けに、やさしい口当たり、爽やかな余韻・・・柔らかな口当たりと甘さ、そしてキレの良い爽やかな余韻の「ブラジル・パッセイオ」をお届けします。円やかで柔らかなひと口目から、トップクオリティのブラジルらしいクリーンでジューシーな味わいです。ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20数年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20数年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2025.06.24
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プロのつぶやき1319「ブラジル・パッセイオ、夏の月、レディートラベラー、モカ・イルガチェフェ、モカ・ナチュラル」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨入りと聞いたら、梅雨前線が消えてしまいました・・・6/21(土)は夏至だそうです、真夏の暑さに近づいています。おゆみ池の大賀蓮の花が咲き出しました、満開が楽しみです。右と左の白内障手術が無事に終わって、先生から「経過良好」と言われ、ひと安心です。さっそく眼鏡を作りました。よく見えるようになりましたが、以前と感覚が違うので、慣れるのにしばらく時間が必要なようです。これで怖いもの無し(笑)まだまだ元気に暴れられそうです(笑)そんなこんなで・・・ 夏向けにやさしい口当たりが魅力的な「ブラジル・パッセイオ」・・・3年目の夏向け華やかなブレンド「夏の月」・・・2種類のモカを使った人気ブレンド「レディートラベラー」・・・モカは、繊細で華やかな「モカ・イルガチェフェ」と豊かで円やかなコクと香りの「モカ・ナチュラル」の2種類です・・・お楽しみください。毎月のことで大変に恐縮ですが・・・「モカ・イルガチェフェ」と「モカ・ナチュラル」を使い切って、新しいロットに切り替わりました。この数年、毎年の相場・仕入れ高騰から、さらに暮れから春にかけて歴史的な高騰と続きまして・・・新しいロットも大幅な高値になっています。「モカ・イルガチェフェ」「モカ・ナチュラル」と2つのモカをブレンドしている「レディートラベラー」が値上がりになります、500gパックを用意しました。精一杯価格を抑えていますが・・・在庫を使い切ると値上がりした新しいロットになり、どうしても値上げになります、よろしくご理解お願いします。(業界では商社も問屋も国内手持ち在庫が無くなっていて、大手から個人店まで豆の仕入れが思うようにできない状況になっています。さかもとこーひーはパートナーのインポーターや生産者との信頼関係により、年間使用分を買い付けていますので、安定してこーひーをお届けしています。価格も高騰は避けられませんが、業界平均よりも恵まれたものになっています。そして、家族4人と長く続いているパートのスタッフさん3人とでやっていますので、ローコスト経営になり、最低限の値上げにできています。よろしくご理解お願いします。)【ブラジル・パッセイオ】(200gパック、500gパック)夏向けに、やさしい口当たり、爽やかな余韻・・・柔らかな口当たりと甘さ、そしてキレの良い爽やかな余韻の「ブラジル・パッセイオ」をお届けします。円やかで柔らかなひと口目から、トップクオリティのブラジルらしいクリーンでジューシーな味わいです。ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20数年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20数年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【夏の月】(200gパック、500gパック)暑い夏に、エアコンの効いた部屋でゆっくりと味わうホットこーひー・・・そんなイメージのブレンドです。6/11が今年のストロベリームーンでした・・・ストロベリームーンからインスパイアされて一昨年発売、ご好評いただいた「夏の月」をバージョンアップして今年もお届けします。(ストロベリームーンはアメリカ圏の6月の満月の呼び方だそうです、最小の満月とも言われるそうです。)「ブラジル・パッセイオ」と「モカ・イルガチェフェ」を使い・・・軽やか爽やかな夏向けの味わいのブレンドでしたが・・・さらに「グアテマラ・イエローナンス」を使って・・・ストロベリームーンの夏の満月の輝きをイメージしました。爽やか滑らかな味わいに華やかさやブライトさが加わって魅力的になっていると思います。そして、エアコン効いた部屋で心静かに、落ち着いた心もちで、少し元気になるような浮き立つような余韻をお楽しみください。暑さを感じるようになって、ホットこーひーで涼やかな味わいのブレンドを作りたいと思いました。やさしい味わいで心地よい甘さと上品な香りの余韻です、季節にマッチした新しいブレンドができました。使った豆は「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ」「グアテマラ・イエローナンス」です。ブラジル・パッセイオの柔らかな味わい、甘さに包まれたフルーツ感、モカ・イルガチェフェの上品なフローラルやシトリックな香り・・・さらにグアテマラ・イエローナンスの洗練され豊かな香りにマウスフィールや余韻をブレンドしました。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【レディートラベラー】(200gパック、500gパック)まろやかなコーヒー感を追いかける豊かな香りからの余韻・・・2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ」と「モカ・ナチュラル」を使ったブレンドです。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェの上品なシトリック&フローラル感とモカ・ナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェが市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は8年前の紹介文です、「レディートラベラー」は大好きでよく聴きにいった故・土岐英史さんの曲名です。先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・4年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェと艶っぽいモカ・ナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェの繊細な香り味わいとモカ・ナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェとモカ・ナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【モカ・イルガチェフェ】(200gパック、500gパック)年々これでもかと完熟度合いの揃いが見事になってきている「モカ・イルガチェフェ」(イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア)ですが・・・ひと口目から押し寄せる香りはエレガントさを感じさせ・・・華やかな印象とクリーミーな口当たりからこの「モカ・イルガチェフェ」のクオリティの高さが伝わってきます。香り高く、爽やかな甘さからの余韻が素晴らしいです・・・エレガント、ブライトと言われる華やかさ、クリーンな味わい、円やかな口当たりをベースにして・・・フローラル、シトリックから・・・冷めてからのスパイシーさ、紅茶やワイニー・・・冷え切るとスイートジンジャーと余韻の魅力いっぱいです。他の産地には無いエチオピア・イルガチェフェ地方のトップクオリティからの魅力でしょう・・・さかもとこーひーでは年間を通してシングルオリジンで、ブレンドでと活躍しています。クリーンな味わいとコンプレックスと表現する複雑な魅力を感じるとときめいてきます。毎年、栽培収穫精選処理のスキルアップが伝わってくる「モカ・イルガチェフェ」ですが、去年は熟し具合とその精度、揃い方に感動して・・・今年は、歪みの無い滑らかさやブライトと呼ばれる華やかな魅力に精選処理のレベルアップを感じます。以前、このモカ・イルガチェフェのイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えば「モカ・イルガチェフェ」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【モカ・ナチュラル】(200gパック、500gパック)年々人気上昇している「モカ・ナチュラル」です・・・シングルオリジンでもブレンドでも大活躍しています・・・「なんておいしいんだろうー!!」自分で思わずつぶやいてしまう、さかもとこーひーの最高峰の魅力です。まろやかで豊かなコクとベリー系、赤ワイン系のキャラ・・・それを支えるきれいな味わい・・・ナチュラル式なのに…とってもクリーンで…ひと口目から滑らか円やかな口当たりに、ブルーベリーやカシス、赤ワインにチョコレートのような魅力…さらにナチュラル式特有の甘さと余韻が際立っています。ここ数年、この「モカ・ナチュラル」のファンの常連さんが増えていますが…これだけ滑らかで洗練された味わいだと…安心してみなさんにお勧めできます。豊かで柔らかで長い余韻…赤い花のようなフローラル、ミルクチョコレート、ベリー、赤ワイン…ゆっくりとお楽しみください。ナチュラル式は収穫した実を剥かずにそのまま乾燥して仕上げるもので…豊かな甘さや味わいに魅力があります。さかもとこーひーのナチュラル式こーひーは…ブラジルでご紹介していますがとっても人気です。ただ、水流等を使った選別が出来ないので…徹底した選別をしたナチュラル式でないと使えません。なによりも雑味等が無いきれいな味わいは基本で譲る事はできません。以下資料からの説明にも…「近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。このイルガチェフ・ナチュラルG 1は通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げて頂きました。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。集められたチェリーはアフリカンベッド上で、未完熟、未熟なチェリーを徹底的に除去し、乾燥させていきます。更に乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します。 クリーンなベリー風味のナチュラルをお楽しみ下さい。」…とありますように、ナチュラル式であっても、素晴らしくきれいな味わいが、ナチュラル式モカの個性をより魅力的にしていると思います。その「モカ・ナチュラル」ですが…まずは少し深煎りに仕上げた豊かな香りが印象的だと思います…ブルーベリーやカシス…そして赤ワインからチョコレートの感じ…味わいは甘さから円やかな口当たり、さらに長く心地よい余韻…勿論汚れの無いきれいな味わいです。冷めてゆっくり味わうと…ローズ系フローラルのキャラクターが感じられたり…バニラやミルクチョコレート…最後にはスパイシーさも出て来て…素晴らしいモカ・イルガチェフェのナチュラル式の魅力を発揮しています。余韻の鼻に抜ける素晴らしい香りに「モカ・イルガチェフェ」の魅力を感じるでしょう。深煎り好きの方には勿論ですが…この上品な味わいと香りはさかもとこーひーの常連のみなさんにお勧めしたいと思います…お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種栽培地: イルガチェフ地域東側 ゲデオゾーン最南東部 ゲデブ標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。収穫時期: 11月下旬より1月頃まで グレード:G1農 園: イルガチェフの小規模農家(0.5ha~10ha) 生産処理: 1 小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入2 チェリーをアフリカンベッドに広げる 3 チェリーの撹拌と欠点除去を行いながら、20日間掛けゆっくり乾燥を進める 4 脱穀工場でドライミリング後、精製 近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。特に、このイルガチェフG1ナチュラルの品質向上に大きく貢献しているのは、通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げています。アフリカンベッド上での徹底した欠点豆除去とスロードライングの教育に力を入れています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.06.22
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プロのつぶやき1318「美味しさにサインする」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨入りしました・・・夏日で蒸し暑かったり、曇り空だと涼しかったり・・・来週は30℃超えの日があるようです。今年も長い夏になるのでしょうか?店主坂本は、先週の右眼に続いて、今週は左眼の白内障手術をしました。右目は順調だったのですが・・・左目は追加の処置とかあって、毎日通院しましたが、ひと段落です。まぁ、専門医院が最寄駅にあったので、ラッキーでした。眼薬が何種類も出て、右眼だったり、両眼だったり、1日の回数があったり・・・やたら眼薬さすのが上手くなりました。おかげさまで、やさしい先生から「もう大丈夫ですよ、頑張って治療したから日に日に良くなっていきますよ」と声がけしてもらって、ほっとしました。偉そうにしていても、眼ですし、けっこう緊張していましたので・・・やさしいひと言の持つパワーを感じました。あとは遠くはきれいに見えるようになりましたが・・・手元やパソコンが見えませんので、眼鏡作りです。間に合わせで既製の老眼鏡を買ってきて、土曜日の午前中に遠近眼鏡とパソコン&スマホ用の近々眼鏡を作りました、1週間でできますので、それまで間に合わせです。そして、6/12の朝起きたらブライアンウィルソン死去のニュースで、ビーチボーイズはほとんどアルバム持っていて、ずいぶんと聴いたんです。好きな曲いっぱいですけど「Wouldn't It Be Nice」が大好きです。 R.I.Pそんなこんなで・・・ジャズピアニストのクリヤマコトさんのネットインタビューを読みました。サンクオピエのシェフと話したんですが・・・最初の1音でクリアさんと分かるってのはすごいです。まぁ、シェフはクリヤさんと若い頃のバンド仲間なので、専門的に理解してますが・・・僕はなんにもわからずに、ただ心地よくて聴いてるだけですが、分かるんですねー。ライブだと何が何だか分からなくなるリズムに圧倒されて、心地よいのですが・・・「耳でつい聞いちゃうけど、ビートを体で感じながら聞く方がいいのかもしれない。めちゃくちゃ不規則に聞こえても、安定したリズムの上で成り立ってる感じがする。」とあり・・・なるほど!です。味わいも舌で味わったり、言葉で伝えようとしますが・・・香りや味わいを体で感じながら、口に入れる前から余韻まで感じながら味わうといいかもしれません。色々な料理やお菓子、飲み物、違うようで、共通の美味しさが伝わってくると思っています。「ジャズで一番大事な部分は、人間にしか生み出せないうねりやプッシュだと個人的には思っています。昔の人が"スウィング"と言ったもの。もちろんパッションの部分も。身体の動きをよく見ながら、3人の音の相互作用を聴いていただけばちょっと感じてもらえるかな。」これも分かりやすい話しです。サックスの故土岐英史さんがとっても好きなんですが・・・ライブやアルバムでも、この「うねりやプッシュ」が自分と相性が良いんでしょう。達郎も最初の1音で、これこれ!という音を感じます。好きなお店、フレンチや和食に中華、パンに和洋菓子等々も同じで・・・味にサインしてある感じ、ミュージシャンも音にサインしている感じなんです。時々、卸先のカフェやレストランで、お店で特にさかもとこーひーと言っていないのに、さかもとこーひーの常連さんが「コーヒー、さかもとこーひーですか?」と言われたと聞くことがあります。こういうのは味にさかもとこーひーのサインをしている感じで、とっても励みになります。ただクオリティ高いとか、希少な素材とか、技術が高いとか・・・そういうことだけでは無くて、その人、その店らしい魅力が大切だと思っています。ミュージシャンそれぞれ特有のグルーブ、上手なだけでは無いグルーブや魅力に似ていますね。ベーシックなブレンドでも、季節のブレンド、際立つ個性のシングルオリジンと味わいや個性は違っても、さかもとこーひー共通のテイストを大切にしています。感覚的なものなので、言葉やデータだけでは共有できませんので・・・ゆっくりと時間をかけて共有していっています。スペシャルティコーヒーは職人技のクラフト品ですので、コモデティな大量生産品とは違いますので、最終的には、言うに言われぬ感覚が決めてとなります。これからも、さかもとこーひー33年の味わいをお届けするために、息子二人とさかもとこーひーの感覚・テイストを共有して伝えていきます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.06.15
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プロのつぶやき1317「快打洗心」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。梅雨の話題が増えてきました、まぁ6月ですからねー。6/2(月)に白内障の手術してきました、まずは右目です。10分15分くらいの短い時間でしたが、何しろ手術は幼稚園以来で、普段ほとんどお医者さんに行かないのでビビってました。手術終わって看護師さんから「緊張してました?」と聞かれ「緊張しました」と返すと「血圧上がりましたね」と・・・痛いとかは無いのですが、何しているのか、どうなるのかも分からないので、じっと我慢してました。翌日眼帯を取ると・・・遠くの壁のポスターの文字がくっきりと見えてびっくりしました。そんな見え方は10代以来でしょう。最初の夜は慣れない眼帯しているのと緊張で、特に痛みも無いのにしばらく寝付けませんでした・・・それでもいつの間にか寝落ちして、朝になっていました・・・これなら来週の左目はリラックスして受けられそうです。そんなこんなで・・・病院で診察終わったら、ミスター長嶋さんが亡くなったニュース・・・色々なコメントを見ているとズーンと重い気持ちになってきました。現役時代知っている人はシニア世代ですね。長嶋さんは千葉出身のヒーローで・・・アラ古希から70代の昔の男子が全盛期を堪能した世代でしょう。白黒TVの時代からカラーになっていきました。ここでホームランと願うとホームラン、ここはヒットで良いと思うとヒット、ゲッツーかなと思うとゲッツー・・・走っても守っても躍動感溢れて・・・プロスポーツを観る楽しみを満喫したものでした。自宅近くのプロ野球選手は、同い年では掛布選手、同じ町内では高橋由伸選手、おゆみ野にはソフトバンクの近藤選手と結構います。長嶋さん引退の年に浪人していたので・・・後楽園球場で試合あると予備校サボって、ライトのポール際の外野席のチケット取って、練習から観ていました。引退の最終試合は自宅に帰ってTVで観ていたら外野まで手を振りながら1周回ったので、球場に行けば良かったと悔やんだものでした。まぁ、そんなことしているから入試に失敗したんでしょう。勝っても負けても、打っても打てなくても、楽しく明るい気分にしてくれました。昭和の時はプロスポーツなのに教育とか修行とかに結びつけることが多く・・・記録のためにはファンを無視するようなプレイもありました、ファンはがっかりです。長嶋さんは、戦後の復興から高度成長とともに光り輝いて、ファンを楽しませてくれたプロスポーツの醍醐味がいっぱいな選手だったと思います。そして、さらに凄いと感じるのは68歳で倒れてから20年以上リハビリで病気と闘う姿を見せ続けてきたことだと感じています。坂本はこの7月で70歳、長嶋さんはまだまだ活躍の場がたくさん合ったのに、今思えばまだ若い68歳で倒れたのはどんな思いだったのでしょう。昭和の頃は明治が遠かったものですが・・・令和になって昭和が遠くなっていってます、懐かしいです。長嶋さんの色紙によく書かれている「快打洗心」・・・良い結果の満足感で心を清め、新しい気持ちで臨む・・・ポジティブ、気持ちを前にドライブしていく・・・20年以上のリハビリにも「快打洗心」が伝わってきました。合唱さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.06.08
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プロのつぶやき1316「祝 TeaHouse TAKANO 50th Anniversary」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。5月が終わって、水無月6月です・・・梅雨入りが気になりますが、朝の散歩の時おゆみ池からの風が気持ちいいです。おゆみ池は大賀蓮が有名で、だいぶ大きくなってきました、もうすぐきれいに花が咲くでしょう。6/2、9と定休日の月曜日に白内障の手術をします・・・お年頃です(笑)同級生やお客さんで手術した方が何人もいらして、すぐ終わると言ってくれますが・・・本人は手術も入院も幼稚園いらいなので、けっこうビビってます。まぁ、これで目が良くなれば怖いものなしです(笑)術後通常の仕事に戻れるのがいつになるか微妙ですが・・・店は息子二人とスタッフさんで通常通り営業しますので、ご安心ください。まぁ、連絡とっていますし、散歩がてら店に顔を出します。移転して自宅から歩いて15分くらいなのでちょうど良いです。そんなこんなで・・・20代でお世話になった神田神保町のTeaHouse TAKANOが昨年50周年を迎え、その記念の冊子をお客様からいただきました。 喫茶店で50周年、しかも今も繁盛していて、稀有なことでしょう。高校が理数科だったのですが落ちこぼれて、文系に変更・・・文系の授業が無いので、水道橋の予備校に放課後通っていました。当然水道橋神保町界隈を徘徊しまくり、古本屋レコード屋喫茶店巡り、名画座もよく行きました・・・で、受験に2度も失敗して・・・19歳でフルーツパーラーに入り、チーフが業界誌を教えてくれて、柴田書店の月刊喫茶店経営を読むようになりました。20歳くらいから紅茶のヘビーユーザーになって、新宿高野の階段の踊り場にあったインディアティーセンターや東京駅大丸のブルックボンドのボンドスクエアで紅茶を買って飲んでいました。一番飲んだのはリプトンの1ポンドの青缶で、次がF&Mでした。(スリランカツアーを案内してくれた斉藤先生の紅茶読本が出ていたので、貪るように読んだものです)21歳でフルーツパーラーを辞めて、コーヒー専門店で働こうと思っていて、あちこちの名店を回っていて、神保町をふらふらしていたら裏通りに紅茶の店 タカノ があって入り、紅茶やティーゼリーを注文し、外に出たら正社員募集の張り紙があり、即電話しました。タカノに入ってしばらくした頃に直輸入開始したので、入社は1977年くらいだったかと思います。1980年にはスリランカの紅茶園に行かせていただきました。紅茶の専門店は都内ではタカノが最初で、その後2店3店できてきました。輸入スタートで毎週スリランカからサンプルが届き、テイスティングしたり・・・紅茶園に行かせていただいたり・・・その経験がベースになっていて、さかもとこーひーになっても産地に行ったり、カッピングしたりにつながっていると思います。1974年10月にTeaHouse TAKANO開店、1977年に直輸入開始して・・・このビジネススタイルがタカノの基礎となったと書かれています。1980年飯田橋店を開店し、坂本はその飯田橋店の店長をしました・・・1995年に本店と飯田橋店を60席の現店舗に統合したんです。坂本は1982年千葉に紅茶の店テ・カーマリーを開店しました・・・開店日バタバタしていますので、高野さんが応援に来てくれました。派手なこともしないで・・・地道に暮らしの中の紅茶の魅力を届けて繁盛し続けての50年素晴らしいです。直輸入と60席の現店舗も長年の繁盛を支えていると思います。今でも自宅では紅茶を飲むことが多く、50年飲んでもしみじみと美味しいと思っています。スリランカのヌワラエリアやディンブラの山々、工場に入った時のフレッシュな香り、茶園でのテイスティングでは同じ茶園なのにロット毎に違う香りや味わい、リプトンのテイスティングルーム、市場のスパイス屋に飛び込んでシナモンの長いスティックを買ってきたこと・・・朝昼晩と食べたスリランカカレー、招待されたお宅でのカレー、道路脇のカフェでのカレー、ホテルでのカレー・・・ホテルでの紅茶、道路でのチャイ・・・色々と思い出します。神保町の裏通りの行きつけでのランチや老舗和菓子のささまで買ってきておやつにしたこと・・・懐かしいです。祝 TeaHouse TAKANO 50th Anniversaryest. 1974 Kanda-Jimbocho Tokyo 何が良くて、何が美味しいか、商いに対する姿勢・・・高野さんの変わらない物差しが、今のさかもとこーひーの基礎になっています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.06.01
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プロのつぶやき1315「嫌な仕事しないで、食べていく」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。5月下旬、晴れたり曇ったり雨降ったり、徐々に蒸し暑くなってきました。土曜日は小二の孫の運動会・・・朝散歩していたら、近所の小学校の運動会へ向かう家族と何組かすれ違いました、シーズンですね。曇り空ですがなんとかできたようです。走っている動画を観ると、子供なりの緊張感やわくわく感が感じられていいですねぇー、60年前を思い出しました。今週は火曜日と木曜日に焼肉に行ってきました。火曜日は都内の予約の取れない店で、いつもの食事会仲間が予約取ってくれまして・・・もう5回目くらいになります。木曜日は次男が見つけてきた市原市の、こちらも予約限定です。どちらも夫婦でやっているようで・・・価格は都内の方が高いですが、それでもクオリティも量も味わいも素晴らしく、とってもお値打ちです。市原のお店は電話番号も知らせていなくて、常連さん向け、お値段も手頃で、クオリティも量も味わいも素晴らしい・・・飲食店には逆風吹きまくりの昨今ですが・・・クオリティと量とお値打ち感で繁盛しています。ともにSNSも活用していないし・・・お気に入りのお店です。そうそう、先日のサンデーソングブックは発売42年でアナログレコードとカセットテープを発売した「メロディーズ」特集でした。最近は50周年記念の「SONGS」ばかりヘビロテしていますが、ラジオで聴く「メロディーズ」もいいですねー。竹内まりやのツアーが評判良いようですが・・・チケット全滅なので行けません・・・きっとライブアルバムやDVDが出るでしょうから、それまでお預けです。このところチケットホルダーが空っぽ状態なんです・・・予約できたチケットが無いと寂しいんです。そうしたら地元の文化会館にスタレビが来ると知り、無事取れました。文化会館なんて何十年も行っていない、スタレビのライブ初めてで、楽しみです、帰りも楽です(笑)そんなこんなで・・・YouTubeで春風亭小朝師が「あるプロモーターから「たくさん笑ったけど、面白くなかった、心が動かなかった」と聞いたと話していました。確かに笑うのと面白いの違いはありますね。ほとんど笑わない落語でも何度も聴きたいと思う噺や落語家がありますし・・・人気で笑うんだけど、その場限りの場合もあります。勿論、たくさん笑って、何も残らないというのも良いんです・・・伊東四郎さんは「喜劇観て、会場出て、角曲がったらスッと忘れるくらいが良い」と言っていて・・・そのような軽やかな面白みも意気なもんです。ライブでも、お馴染みの曲が嬉しいこともありますし、またこの曲かと思うこともあるでしょう・・レアな曲を聴けて嬉しい時もあります。クリヤマコトさんや達郎のライブは・・・最初の音からアンコールまで非日常になって、帰り道はお腹いっぱい満足した余韻に浸って快感です。飲食店のメニューが何年も同じでも、飽きずに定期的に通うお店・・・町中華、お寿司屋、蕎麦、焼き肉とありますし・・・次から次へと新しい流行りのメニューが出てくるお店もあります。パンやケーキでも同じですね、和菓子屋さんは季節ごとに変わるけれども、基本同じお菓子ばかりです。さかもとこーひーも季節ごとに変わりますが、基本的に同じこーひーです。さかもとこーひーは特に新規集客をしていませんので、リピーター、常連さんばかりですが・・・まぁ、地味に少しずつ新しい常連さんが増えていますので、なんとか3家族が食べています。嫌な仕事しないで、食べていけてますので、それで十分なんですが・・・常連さんの満足感は大切にしています。その満足感ってなんなんだというのがなかなか難しいです。業界のSNS見ていると、様々なテクニックを使って集客したり、セミナーしたりしてますが・・・結局は店の都合を感じてしまいます。大きな会社は、予算もあれば目標もあって、お客をなんとか操作しようとしていますが・・・個人店も同じようにしていると、資本力違いますから上手くいかないでしょう。2店の焼肉店行って、個人店の良さを感じました・・・嫌な仕事しないで、食べていくコツの一つでしょう。お客さんと駆引きする店が多くて気になります。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.05.25
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【深煎りグアテマラ】(200gパック、500gパック)まろやかな口当たりと甘さ・・・余韻のダークチョコレート・・・さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。毎年深煎りにして魅力的になるようなグアテマラを使っています。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。
2025.05.22
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【バークレーロースト】(200gパック、500gパック)発売してすぐに深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。深煎りに向いているグアテマラの中でも、さらにダークにして魅力的になるグアテマラを使っています。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。25年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。
2025.05.21
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【タンザニア・ムベヤ】(200gパック、500gパック)爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるような、この「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。冷めると・・・軽やかなのにまろやかなコクが豊かで、ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・500gのお得パックを用意しました。「タンザニア・ムベヤ」はクオリティや魅力が際立っているし、人気なのに数年前まで割安に仕入れられました。しかし、毎年仕入れ価格が高騰し、今回値上げをさせていただきます、ご理解ください。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。
2025.05.20
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【あたら夜】(200gパック、500gパック)昨年デビューして、2年目のお気に入り「あたら夜」です・・・今年は「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」から「グアテマラ・イエローナンス」に替えました。今の店主一番のお気に入りのこーひーです。深煎りのエレガントさ、滑らかできれいな味わいと豊かで長い余韻の深煎りブレンド「あたら夜」・・・「グアテマラ・イエローナンス」にすることで、「静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜」のイメージをイエローナンスの明るく華やかな魅力でアップデートしました。きれいで豊かな味わいからダークさと華やかさが余韻に流れていきます・・・冷めた味わいには上品な甘さが心地よいです。苦いというよりも円やかさとダークな味わいから・・・余韻に顔を出す様々なキャラ・・・フルーツ、フローラル、チョコレート、ジューシーでクリーミーな味わいが今までにない新しい深煎りの魅力になっていると思います。バークレーロースト、深煎りグアテマラ、グアテマラ・イエローナンスと個性の違うグアテマラ3種類のブレンドです。グアテマラのシングルオリジンには無いグアテマラの新しい魅力だと思います。グアテマラの持つ様々な魅力をブレンドすることで、上品な味わいの中に豊かな奥行きのある魅力をお届けします。長く長く続くフルーツ感溢れるダークな余韻が気に入っています。BSNHKで観ていた辞書編纂のドラマ「舟を編む」の中で出てきた「あたら夜」という言葉・・・明けてしまうのが惜しい素晴らしい夜・・・から即イメージ出来ました。万葉集に「可惜夜(あたらよ)」とあるらしいです。(ちょうど、2025/06/17(火)から再放送があります)静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜を深煎りブレンドにしました・・・飲み終わってしまうのが惜しいと感じるような新しいきれいな深煎りブレンドです。これで、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜と揃いました。とっても機嫌がよいです(笑)さかもとこーひーの成熟した魅力をお楽しみください。
2025.05.19
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プロのつぶやき1314「あたら夜、タンザニア・ムベヤ、バークレーロースト、深煎りグアテマラ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。5月半ばになりました・・・おゆみ池の周りを散歩すると陽射しの強さを感じて、少し汗ばんできます。5月は焼肉・和食・お寿司・フレンチと食事会が多く、楽しいですが、体調崩さないように気をつけています。最近は膝の調子も良くて・・・6月に白内障の手術をするので、眼がよく見えるようになったら怖いもの無しです(笑)秋から来年に使う豆のサンプルと見積もりが届いて、カッピングしました。豆の高騰がさらに続いて・・・グアテマラなどは一昨年の1.8倍、去年の1.4倍くらいになっています。クオリティと価格のバランスを見ながら、何を使うか使わないか悩んでいます。色々と工夫して、日常の暮らしに寄り添ったこーひーをお届けしていきます。そんなこんなで・・・5月は2年目の店主一番のお気に入り「あたら夜」をグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンからグアテマラ・イエローナンスとブレンドを替えてお届けします。そして・・・「タンザニア・ムベヤ」「バークレーロースト」「深煎りグアテマラ」は心苦しいですが、値上げになります。お得な500g袋を用意していますので、ご利用ください。【あたら夜】(200gパック、500gパック)昨年デビューして、2年目のお気に入り「あたら夜」です・・・今年は「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」から「グアテマラ・イエローナンス」に替えました。今の店主一番のお気に入りのこーひーです。深煎りのエレガントさ、滑らかできれいな味わいと豊かで長い余韻の深煎りブレンド「あたら夜」・・・「グアテマラ・イエローナンス」にすることで、「静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜」のイメージをイエローナンスの明るく華やかな魅力でアップデートしました。きれいで豊かな味わいからダークさと華やかさが余韻に流れていきます・・・冷めた味わいには上品な甘さが心地よいです。苦いというよりも円やかさとダークな味わいから・・・余韻に顔を出す様々なキャラ・・・フルーツ、フローラル、チョコレート、ジューシーでクリーミーな味わいが今までにない新しい深煎りの魅力になっていると思います。バークレーロースト、深煎りグアテマラ、グアテマラ・イエローナンスと個性の違うグアテマラ3種類のブレンドです。グアテマラのシングルオリジンには無いグアテマラの新しい魅力だと思います。グアテマラの持つ様々な魅力をブレンドすることで、上品な味わいの中に豊かな奥行きのある魅力をお届けします。長く長く続くフルーツ感溢れるダークな余韻が気に入っています。BSNHKで観ていた辞書編纂のドラマ「舟を編む」の中で出てきた「あたら夜」という言葉・・・明けてしまうのが惜しい素晴らしい夜・・・から即イメージ出来ました。万葉集に「可惜夜(あたらよ)」とあるらしいです。(ちょうど、2025/06/17(火)から再放送があります)静かなときめきで明けてしまうのが惜しいようなきれいな素晴らしい夜を深煎りブレンドにしました・・・飲み終わってしまうのが惜しいと感じるような新しいきれいな深煎りブレンドです。これで、さかもとこーひー「きれいな夜三部作」ベラノッテ、アフターダーク、あたら夜と揃いました。とっても機嫌がよいです(笑)さかもとこーひーの成熟した魅力をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【タンザニア・ムベヤ】(200gパック、500gパック)爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるような、この「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。冷めると・・・軽やかなのにまろやかなコクが豊かで、ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・500gのお得パックを用意しました。「タンザニア・ムベヤ」はクオリティや魅力が際立っているし、人気なのに数年前まで割安に仕入れられました。しかし、毎年仕入れ価格が高騰し、今回値上げをさせていただきます、ご理解ください。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【バークレーロースト】(200gパック、500gパック)発売してすぐに深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。深煎りに向いているグアテマラの中でも、さらにダークにして魅力的になるグアテマラを使っています。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。25年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【深煎りグアテマラ】(200gパック、500gパック)まろやかな口当たりと甘さ・・・余韻のダークチョコレート・・・さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。毎年深煎りにして魅力的になるようなグアテマラを使っています。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.05.18
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プロのつぶやき1313「開店準備中のシェフ・支配人との打合せ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。冬も春も遠く過ぎ去って、薫風香る5月になりました・・・毎朝仕事がひと段落したらおゆみ池の周りを3000歩ほど散歩していますが、気持ちのよい季節です。ベンチに座っていると池を渡ってくる風がいいです。だいたい一日5000歩くらい、都内に出かけて歩き回ると1万歩超えて、翌日疲れが残ります(笑)先日、孫娘の4歳の誕生会しました・・・プレゼントはゲームソフト、最近お兄ちゃんと同じようにゲームするようになったようです。あと妹からは警察の制服をプレゼントしてもらってました、コスプレです、さっそく着ると似合ってかわいい(笑)男の子とは全然違いますね。その前には井上尚弥チャンプのラスベガスでの防衛戦でした・・・2回にダウンしてどきどきしましたが、結局は実力勝ちでTKO勝利、すごい。興味深かったのが・・・試合後、日本のファンや関係者はネガティブなコメントが多く・・・アメリカの関係者は冷静にポジティブなコメントが多かったことです。まぁ、ネガティブなコメントでアクセス数を稼ぎたいのでしょうが・・・ファンとしては胡散臭く感じます。そんなこんなで・・・先日から、今開店準備中のフレンチレストランの支配人とシェフと打合せをしています。さかもとこーひーの常連さんからのご紹介なんですが・・・コーヒーに対する認識が世間の苦い・酸っぱいのコーヒーを基準としているので、さかもとこーひーがカフェやレストランに卸すときのそれぞれのお店にあった味作りの説明から始めました。せっかくの料理、デザート、ワインからの最後のコーヒーを大切にしてくれるようになったのは、とっても励みになりますし・・・昔はデザートはおろかワインさえも感心の薄いシェフがいたことを思い出すと・・・ワインやデザートを大切にするようになって年月が経ちましたが、これからは締めのコーヒーまで意識が向かうようになるといいなぁーと思っています。(シェフによってはコーヒー良くしたって売上は上がらないなんて考えなのを知っています。豊かな食事の仕事をしているのに、なんともチープな意識かと思ったものです。)もっとも、お客さんの方がそういった意識が先にいっているんですけどねー。そして、そのフレンチの料理やデザートの傾向と言いますか、スタイルと言いますか、その辺を伺いながら・・・少しずつ提案していきます。食後のコーヒーとして、どういった満足感がいいのか?・・・坂本のイメージだけでは決められません。長くお付き合いしているカフェやレストランですと・・・それぞれのお店のスタイル・テイストやお客さんのお好みがイメージしやすいです。40年50年前ならばできるだけ本場のスタイルを再現しようというのは多かったと思いますが・・・輸入文化であっても、日本のお店・お客さんに上手に合わせないと・・・「これが本場」と訴えても、なかなか上手くいかないでしょう。町場のフレンチが増えて30年40年、それだけ成熟して、お客さんも慣れてきていると思います。勿論、本場知っているお客さんたくさんいますしね。そのお店のオリジナルブレンドですと・・・春夏秋冬季節によって、食材もコースもテイストも変わりますから、そのような変化も受け止められるようブレンドします。季節のコース毎にコーヒー変える場合は、そのような対応になりますし、季節によってテイストの希望を伝えてくるシェフもいます。まぁ、ケースバイケースで対応します・・・その辺のノウハウはしっかり蓄積していますから・・・。大きくは・・・繊細・華やかな味わいのコーヒーが向いているのか・・・ダークで豊かなコクのコーヒーが向いているのかで分かれます。そこから細かいバランスを調整して行きます。なかなか厄介なのが・・・シェフのお好みとお客さんのお好み、料理やデザートとの相性にズレがある場合ですね。フランスでこうだった、イタリアではこうだったと拘りが強いと・・・こちらとしては本場だからコーヒーのクオリティが高いかというとそうでも無いので・・・その辺理解して頂けないと苦労します。(修行時代のノスタルジーを引きずっているシェフもいますね)何れにしても、前菜からメイン、デザートと進み、ワインも飲んで・・・お腹も満たされ、酔いも心地よく・・・人によってはデザートワインや食後酒を楽しみ・・・そして、最後のコーヒーです。その心地よい流れのままに・・・コーヒーによって食事の余韻をご機嫌なものにできたらなぁーと・・・コース料理の締めのコーヒーをイメージしています。実際、コーヒーのパワーを感じることが多く・・・お茶や紅茶、ハーブティには無い食後の余韻を豊かにすると思っています。勿論、パワーがあるだけに残念なコーヒーだと最悪になってしまいますが・・・。(女性でコーヒーでは無くて、紅茶やハーブティ選ぶ人は残念なコーヒーを避けているのでしょう。)和食の食後、素晴らしいお茶を頂くと、そのパワーで食後がより印象的になりますが・・・そういう経験は稀です。知り合いのお寿司屋さんでは、食後のお茶の後、そっとこーひーを淹れてくれます・・・お寿司屋さんの大きな湯呑みで飲むこーひー(お寿司の食後に合わせたこーひーです)は大きな満足があります。(常連さんにはコーヒー催促されることもあるそうです)やはり、美味しい料理をいただくのは勿論ですが・・・帰り道まで素晴らしい余韻に浸るには食後のコーヒーやお茶が大切ですので・・・その辺まで行き届くとご機嫌なひと時になりますね。次回の打合せにはソムリエも来られるようなので、楽しみです・・・ソムリエのみなさんは酸の理解が早いです。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.05.11
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プロのつぶやき1312「ワンパターンのすごみ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。5月に入りました・・・晴れたり曇ったりですが、朝おゆみ池の周りを1周すると陽の光や池をわたる風がとっても心地よいです・・・世間はGWですが、さかもとこーひーはいつものように月火定休日です。5/2(金)都内に出かけた帰り道・・・落雷で京葉線に閉じ込められました。新木場から蘇我駅まで一駅ごとに長く停車するペースで、なんと4時間・・・自宅着いたら2時半でした。アラ古希にはつらい寝不足で、10年ぶりか20年ぶりか、爺いは毎日早寝してますからね~(笑)そうそう、先週になりますがラジオの聴取率週間で・・・ニッポン放送で「彬子女王のオールナイトニッポンプレミアム」と「一之輔あなたとハッピー ゲスト大原敬子先生」というレアな番組が大受けでした。彬子女王は昭和の上品な家庭の言葉を思い出すようなきれいな日本語で・・・中村勘九郎さん、立川志の八師を相手に伝統芸能をリズムよく話されて、又ラジオやってほしいなぁーと・・・大原先生はラジオの人生相談でとっても厳しいアドバイスをされていますが、一之輔師相手では普段見えないチャーミングな一面で、ご機嫌でした。そんなこんなで・・・最近はYouTubeの「ぼなぺTV」をよく観ていますが・・・イタリアの真ん中フィレンツェから美味しいものを伝えるチャンネルです。特に、イタリア在住30年、フィレンツェで25年人気のイタリア料理店トラットリア・アッカディのシェフTOSHIさんがイタリア人に愛される人気食堂の味をおうちで手軽に!と、パスタ等を作りながらシンプルで美味しそうな料理が出てきます。(観光客相手のお店では無いですね)なんかイタリアの地元で長年愛されている美味しさが伝わってきて・・・最近夕食を2回に1回はパスタを作っています(笑)・・・晩酌は普段しないので、炭酸水を飲みながらです。仕上げのソースを麺にしっかりと絡めるところがポイントで、そこを丁寧にするとほんと美味しいです。そんな日常の暮らしで同じものを食べる楽しみを感じていたら・・・「同じことをひたすら繰り返すことによる進化や成熟というのが絶対あるんです。文楽と同じく僕が好きな落語は、なぜ素晴らしいか。落語家は百回高座に上がって、百回同じことを繰り返す。基本的に一言一句変わらない。しかも、観客は内容を熟知していても、なお聴きに来る。こういうことを言うと、退屈じゃないんですか?と聞いてくる人が必ず出てくるんだけど、ワンパターンのすごみというのをわかっていないだけです」・・・ワンパターンの凄みを達郎が語っていました。確かに、内容を知っている落語を同じ噺家で繰り返し聴いたり、同じ落語を違う噺家で聴いたり・・・CDで繰り返し聴いて、その度に同じところでゲラゲラ笑ったりしています。(もっとも、一言一句変わらないわけでは無く、演出が変わる楽しさもあります)「僕自身もう70を過ぎたことだし、ライブではもう“同じ”でいこうと思ってるんです。ただステージに出て何かやってればいい、そう言われるような存在になりたいなと。古今亭志ん生師匠の落語がそうでしたよね。酒飲んで高座に上がったあげく途中で寝ちゃったりするんですけど、客のほうが“寝かしといてやれ”って言う(笑)。そこまでいけば芸人と観客の絆は鉄壁ですよね。まだまだ自分は足元にも及ばないけど、そういう境地を目指したいなとは常に思っています」毎年達郎のコンサートに行っていますが・・・何度も聴いている曲を今年も聴けたという楽しみは大きいです。さかもとこーひーは25年くらい前からスペシャルティコーヒーの新しい魅力をお届けしてきましたが・・・農産物ですので、素晴らしい素材の魅力を手の内にして、クオリティの高い素材をどういった美味しさにするか、成熟して行っています。最近の新しい素材は素材のクオリティや魅力よりも、新しさや珍しさにウェイトが置かれて、本質的な美味しさから遠く離れているように感じています。それにただでさえコーヒーの価格が高騰しているのに・・・そういった最近の素材はさらに高額になっていて・・・日常の暮らしに合わなくなっているように思っています。さかもとこーひーの「ホームこーひー」 のコンセプトから・・・日常の暮らしに寄り添った魅力と価格がベースになっていますし・・・息子二人は若いですが、店主はアラ古希ですので・・・いつもの美味しさをいつでもお届けできるよう「同じ」を大切にしています。勿論「同じ」ように感じてもらうには、裏で色々と工夫しています。素材も変わるし、お客さんの感じ方も変わりますから・・・同じ仕事を繰り返すだけではワンパターンとは思ってもらえないものです。カフェやケーキ屋さんは新しい商品が次々と出てきますが・・・行きつけのお蕎麦屋さんやお寿司屋さん町中華はずーっと変わらないメニューで、それでも繁盛し続けています。神田まつやさんはクオリティ高くて、老舗で、ずーっと同じメニュー・美味しさで、ずーっと繁盛していますから・・・そういう店作りを目指したいなぁーと最近は思っています。ワンパターンのすごみを感じますね。まぁ、昔から「デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋」をお手本にしてきましたしね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.05.04
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プロのつぶやき1311「コーヒーの上手な淹れ方教室」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。日の出が5時を切ってきました、風も気持ち良く、薫風ですね、朝仕事がひと段落したらおゆみ池の周りを散歩するようにしていますが、それで2000-3000歩くらい・・・一日終わると5000歩前後、1万歩歩く日もありますが、結構疲れて、翌日寝坊したりしています(笑)達郎のサンデーソングブックは「SONGS」50周年で、1994年の「シングスシュガーベイブ」ライブ音源でした。中野サンプラザで4日間だけのコンサート・・・友人も含めてチケット全滅・・・ファンクラブ会員は1人1枚チケット取れたと聞いて、即ファンクラブ入会、それから30年!・・・1曲目の「SHOW」のイントロがかかると今でもジーンとして、「素敵なShowの始まりだよ~♪」に胸がときめきます。その前には鈴木雅之マーチンのデビュー45周年記念「All Time Doo Wop!!」が届いて、オリジナルもカバーも長年愛してきたDoo Wopをテーマにしたアルバムで・・・Doo Wopの名曲、大好きな曲がいっぱいで、ご機嫌です。若い時のヒットから、自分の好きな曲を40年50年とファンと共有してきて・・・今だに全国コンサートツアーしている姿にエネルギーをもらってます。そんなこんなで・・・ツアーと言えば、さかもとこーひー公民館ツアーがあります(笑)先週今週と公民館でのこーひーレッスンがあり・・・5月も1回公民館があって・・・夏はお休み、秋から冬にまた公民館ツアーがあります。最近は年に10回くらい千葉市内の公民館にお誘い受けて・・・昔は1日で2回やったこともありますが、最近は2時間終わるとくたくたになっていますが・・・とっても励みになっています。アラ古希で2時間3時間のライブをするのは大変だろうなぁーと思ってしまいます。今回は千葉市中心部の新宿公民館、さかもとこーひーお膝元のおゆみ野公民館で・・・質問も多く、盛り上がりました。初めての公民館からの依頼メールには・・・100%「コーヒーの上手な淹れ方教室」が仮タイトルでついています。そして、「コーヒーの上手な淹れ方教室」では引き受けられませんと返信します。家庭でのレギュラーコーヒーが広まっていなかった50年前なら「淹れ方教室」も分かるのですが・・・家庭でもコンビニでも広まっていますから「コーヒーを楽しむひととき」とか「コーヒーをおいしく味わう、豊かなひととき」とか「コーヒーブレイク~コーヒーはフルーツだ!コーヒーの香りと味を楽しもう~」とか・・・それぞれ公民館でコーヒーのひととき、楽しむといった感じでタイトルを考えていただいています。実際、そのようなタイトルでどちらの公民館も定員オーバーのお申し込みで、抽選になっています。参加者のみなさん、農産物としてのコーヒーや職人仕事としての焙煎の話を聞きながら、2時間で3種類のこーひーを味わって、同じテーブルの方ともお喋りが弾んで・・・質問も多く、楽しまれています。「上手な淹れ方」では面白くないとも思うんですよね~・・・淹れ方は美味しさの一部でしかありませんし・・・20代30代の若いみなさんが今だに淹れ方にこだわっているのが喜劇です。とにかく、コーヒーは飲むものですから・・・良い素材、的確な焙煎をしていれば、コーヒーメーカーでも、カフェプレスでも、ドリップでも気軽に淹れられると伝えています。そしてティーバッグスタイルのコーヒーバッグでも熱湯に4分漬けるだけで美味しく楽しめるんだと、体験しながらお伝えしています。なぜか、コーヒーメーカーより手で淹れる、ミルも手挽きといった考え方があります。さかもとこーひーの豆は・・・「細挽き、熱湯、ドリップなら蒸らしなし」難しい淹れ方は必要ないと・・・業界に反して伝えています。家庭向けの店なので・・・皆さん、ひと月のお財布が決まっていますから、少ない豆の量で楽しめれば経済的ですし・・・淹れ方もシンプルで毎日のこーひーのある暮らしをお伝えしています。気軽に、手軽にコーヒーのある暮らし、部屋中にコーヒーの香りが広がる暮らし、お好みのコーヒーがある暮らしをお伝えしています。そのためには、良い素材、的確な焙煎、バランスの良いブレンドが前提です・・・そういう面倒なことはプロがクリアすれば・・・ご家庭では気軽に楽しめます。Netflixとかでアメリカのホームドラマ観ていると・・・朝コーヒーメーカーで淹れたコーヒーを家族がキッチンに来て、各自マグカップやタンブラーに注いで、飲んだり、出かけたりしています。20年位前のドラマだとガラスのサーバーですが、最近は魔法瓶タイプがほとんどです。来客のシーンだとリビングで、カフェプレスが登場することもあります。仕事場でも各自コーヒーメーカーから注いで飲んでますね。それが日本のドラマだと・・・手挽きミルでゴリゴリ挽いて、丁寧にペーパードリップ・・・誰々さんはコーヒー淹れるの上手だからと言ったセリフが出てきます。50年前じゃあるまいし・・・ドラマの現場の認識が変わっていないなぁーと、TVに向かって愚痴っています(笑)勿論、手で豆を挽いている時間が好きなんだとか、ペーパードリップをしている時間が大切なひと時なんだという常連さんがいらっしゃいますし・・・その楽しみはよくわかります。が、そうしないと美味しいコーヒー飲めないという空気が困ったものだと思っています。素材と焙煎がきちんとしていれば、コーヒーメーカーでも美味しく楽しめるんです。「うちは、手抜きでコーヒーメーカーだから」と仰る方がいらっしゃいますが・・・手抜きでもなんでも無いと思っています。まぁ、それはそれとして・・・最近は公民館での参加者のみなさん、私と同世代の方が多いので、昔話しも反応がよく、昭和50年代とか60年代のことも盛り上がります。で、手挽きミルやペーパードリップの話しをすると、大きく頷きます。毎回3種類のこーひーを召し上がって頂きますが・・・まず、少し残しておいて、完全に冷めた時にも味わってくださいとお願いします。冷めた時に嫌な味が無いことが大切ですと伝えます。なので、どういうお店で買うのが良いですか?という質問にも・・・冷めて美味しいコーヒーのお店が良いですと答えています。あと、嬉しいのは、3種類の味の違いが分かることが出来たというご感想です。違いが分からないのは、もともと大して違わないんですと言うとドッと受けます(笑)先日は最初の独立店、紅茶の店テ・カーマリーに高校生の頃通っていて、ティースカッシュを飲んでいたという女性が声をかけてくれました・・・あれから40年、もうすぐ還暦だそうです。私ももうすぐ古希、感慨深いものがあります。紅茶もコーヒーもいいものです。お茶のあるひと時をお楽しみください。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.04.27
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