
【エチオピア・ウマミ・ゲイシャ】(100gパック)
他の品種とは明らかに違う魅力のゲイシャ種です・・・きれいで上品な味わいから、鮮やかなシトリック&フローラル感が口いっぱいに広がり、そのまま余韻へと漂っていきます。少し冷めるとまろやかクリーミーな口当たりで、この豆のクオリティの高さが伝わってきます・・・あとはひと口ひと口現れる様々なキャラを追いかけていると華やかな余韻でご機嫌になっていきます。
冷めるとさらに鮮やかなシトリック&フローラルなゲイシャフレーバーが楽しく、完全に冷め切ったひと口にはまろやかな甘さとフルーツ感が際立って・・・この季節になると今年はゲイシャいつ発売するのか?と聞かれる理由を感じます。
エレガントさと様々な味わい、ワイニー、フローラル、アールグレイ、ベリー、アプリコットと重曹的に押し寄せて・・・さすが「ゲイシャ種」と頷きました。
香り、質感、余韻とトップスペシャルティコーヒーに求められる魅力が際立っています。特に香りと一体となった質感と余韻のエレガントさは有無を言わさず惹きつける魅力でしょう。
ベリー系のスイーツや生チョコにもぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。クリスマスシーズン、お正月休みや真冬に暖かな部屋でまったりゆったりと味わうと、まろやかで豊かなコクと甘さ、重なる香りからの長い余韻、ご機嫌なひとときになると思います。
・農園名 : エチオピア・ボジョレー・UMAMI
・総面積: 1000ha
・地域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区オジェムタ
・標高 : 1100m
・土壌 : 赤茶ローム層
・品種 : ゲイシャ
・収穫 : 9 月中旬~11 月末
・平均降雨量 : 1200~2500 mm
・平均気温 : 27~32°C
・精製 : ボジョレー製法/ナチュラルアナエアロビック
1 完熟チェリーをポリエチレン袋に入れ、4 日嫌気下で醗酵
2 褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げる
3 18-21 日乾燥させます
(日差しの強い日中 12-3 時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます)
エチオピア南西部のベンチマジ地区はゲイシャで有名なエリアですが、BNT 社はオジェムタと呼ばれるエリアに1000haの土地を取得、農園開発を行いました。ゲイシャの種子は同国の品種の権威であるジマ研究所から調達しました。 しかしながら BNT が農園を所有したエリアは1100mという低地であり、中々風味特性豊かなコーヒーを作ることが出来ませんでした。
ボジョレー製法のように自重で完熟実を潰し、その後の嫌気醗酵により、エチオピアゲイシャの持つ力強さが出汁の様な濃厚な旨味として表現されています。生産方法は、収穫した完熟チェリーを密閉したポリエチレン袋に入れて 4 日間嫌気下で発酵させます。す
ると、ボジョレー製法のように袋の内部では下の方から自重で完熟実は潰れていき、自然と醗酵が始まります。
その後やや褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げ18-21日乾燥させます。日差しの強い日中12-3時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます。通常のエチオピアにはない不均一な生豆外観は、袋の位置で圧が異なり醗酵が異なる為もたらされるもので、外観とは裏腹に味わいに複雑さをもたらしていることに驚きます。ラムやウイスキーのような熟成した風味、柔らかな酸、魚からとるお出汁の様な旨みが日本人には馴染みがあるように感じます。自然と飲み進むコーヒーに仕上がっております。ですので、ブレンドにおいても加えることで重厚さが生まれ、深みのあるゲイシャブレンドになります。
コロナ禍中に様々な試行錯誤を経て出来たのが本品となります。2022 年 12 月の訪問時に同社のテディさんから社長室で飲ませて頂き、素晴らしいと感じまして 2023 年より輸入をスタート致しました。
2160円/100gパック(税込)
PR
Calendar
Category
Comments