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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
夫にクリーニングを頼まれたスーツ類を、お店に持っていったときのこと。

市内にいくつかチェーン店を持つクリーニング屋さんなのですが、わが家が利用しているお店では、いつも中年の女性が一人で店番をして、すべての応対をしてくれます。

たぶん、パートとして雇われている方だと思うのですが、いかにも「働き者!」というオーラを発する、感じの良いおばちゃん。

その日も、私の顔を見るなり
「あぁ、この前ご主人様がお出しになったズボン、仕上がってますから持って行って下さい」
と、てきぱきと品物を渡してくれました。

すっかり忘れていたけれど、確かに、お店のポイントカードの間に夫が挟んだ受取票が。御礼を言って受け取りました。

その帰り道。ハッ、と気がついたのです。

私、夫と一緒にあのクリーニング店に行ったことはないはずだけど…?

帰宅した夫にそのことを話し、「どうして私たちが夫婦ってわかったのかなぁ、珍しい苗字でもないのに」…と不思議がっていると、夫は夫で、「俺、この前ズボン出したとき、おばちゃんに“あぁ、このズボンは煙草の焦げ跡がありますよね”って即座に言われたんだ」と言う。


…ということは… 出している服が同じだから、私たちが家族ってわかったんだ!

プロフェッショナルな仕事、というものに久々に触れさせていただきました。
TVに出たり、本を出したりする人だけが「偉い人」ではないのだ、ということも、改めて思い知った出来事でした。





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最終更新日  2007.01.10 19:32:51
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