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カテゴリ: 落語の話
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土曜日は、栄の愛知県芸術劇場へ足を伸ばし「柳家三三ひとり会」へ。

この日の出演陣と演目。

三遊亭歌太郎 「牛ほめ」
柳家 三三  「転宅」
古今亭菊志ん 「お血脈」
 -仲入り-
柳家 三三  「真景累ヶ渕・豊志賀」

東京の落語家人口は余りにも多くて、一門の相関図などさっぱり覚えられず、落語会や寄席へ行く度に、未だに馴染みのない噺家さんとの出会い(発見?)があります。


「お血脈」はじっくり聴くのは初めてでしたが、去年の冬、 ことりさんと善光寺へお参りしたこと を懐かしく思い出しました…
地獄八景ではありませんが、極楽ツアーの場面では噺家さんの実名が続々登場、背筋も凍る(?)ブラックユーモアを大いに楽しみ、笑いました。

一方、本当に背筋が凍る怪談噺で会をしめくくった三三師匠。
「笑いはありませんから」と最初に断りつつも、ところどころでアクセントのように、クスッと緊張が緩むのはさすがのお手並み?

「転宅」も堪能しましたが、話芸の力で男女を演じ分ける見事さ。
運命に絡めとられて、悲劇に見舞われる主人公たち。
その行く末に何が待つかも知らずに、戻れない一線を越えてしまう…
そういう「魔が差す」瞬間を目撃する間、場の空気がぐーっと濃密になるのを感じました。

充実の落語会で、これだけ楽しませてもらえば本当にチケット代の払い甲斐もあるというもの、と大満足。

同行のあとむちゃんと、キモラクなのに写真撮るの忘れたね~!と気づき、帰路の車内でこっそり記念写真(撮影・夫)。


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最終更新日  2011.07.12 00:21:25
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