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サリィ斉藤

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2011.10.30
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カテゴリ: 着物の話
今回の一泊旅行では、着物と帯は二日続けて同じ、半襟と帯まわりの小物だけを変えました。

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一日目と二日目(自分撮りって難しい…泣)


ホテルをチェックアウトして、京都駅構内にて喫茶店モーニング。空模様は今にも泣き出しそうでしたが、私たちは元気いっぱいです。

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私は今、一度切ってしまった髪を伸ばしている途中。
着物に袖を通す時は、クリップやピンを総動員して何とかまとめあげてみるのですが…
前夜のジュスカ・グランペールのLIVE では、ダンサブルな演奏にノリノリになった挙句、終わる頃にはザンバラの落ち武者スタイルになりかける始末(!)

でも、今日はそんな失敗とは無縁の一日になるはず。
なぜならば…この日ご一緒する琴さんが、縄手通りの「エメラルド美容室」を予約してくださったから。

椅子に座れば15分で、その日の着物にぴったりの結髪を仕上げてくれる(しかも3,150円(税込)で)。
…という伝説を聞き及び、本当に楽しみにしていたのです。



自分たちでお店を独占する状態になり、もはやテンション最高潮の一同。
一人ひとり順番に、巻き髪の下準備をしていただいてから先生の下へ。

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ホットカーラーを巻かれた姿を見ては
「螺髪よ、らほつ~!」
カーラーを外した姿を見ては
「松阪慶子だ!“愛の水中花”だ!」
…と、ワーキャー女子高生並みにはしゃいでしまいました(私だけ?)マネキンが呆れ顔で見ています(笑)

大仏から昭和のホステスという工程を経て、先生とおしゃべりしているうちに…次から次へと変身が完了!
本当に、1時間で皆がこの通りです。

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あとむちゃん、 mayさん
琴さん 、わたし。

この日の刺繍半襟を購入した小物専門店、「 キモノカフェ 」さんで、一目惚れしてしまったトンボ玉の簪を挿していただきました。

実は、美容室の福谷先生は、痛めていた足の怪我が思いがけず骨折だったことが判明し、治療に専念される直前の大変な状況でした。
私たち一行には電話連絡がつかなかったため、無理をしてお引き受けいただいたとのこと。


それでも
「私は仕事が好きだから、ガムテープみたいなもん足にちゃっと貼って何とかなりませんか、ってお医者さまに言って驚かれちゃった」
とおっしゃる先生…
その言葉どおりとても熱心に、色々なポイントを教えつつ、見事な手さばきを見せてくださいました。

今回は、約1ケ月のお休み期間を予定されているとのこと。「京都でエメる」楽しみが病みつきになりそうな私、一日も早い快復を心から願っています。心の温かさがにじみ出る、素敵な先生に、いつの日かまたお会いして、耳隠しを結っていただきたいです。

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腹ごしらえの後の雅な体験の話はまた、別項で。

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誰ですかっ?そこで「 ルチ将軍 …」とつぶやいてるのはっ?

※本日のBGM※





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最終更新日  2011.11.02 21:32:46
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