八重山高校創立80周年記念式典(主催・同事業期成会)が20日午前、
同校体育館で行われた。
在校生や歴代校長、PTA、期成会関係者が参加し、功労者に感謝状が贈呈された。
同校生徒の実績も紹介された。来場者は校歌や同校行進曲を斉唱し、創立80周年を祝った。
八重山高校は県立八重山中学校や同高等女学校を統合し1942年に
創立され、今年で80周年を迎える。
黒島直人校長は式辞で「近年のコロナ禍にあっても八重高生は活躍している。
伝統と校風に培われた教育により巣立った卒業生は1万9千余名に達する」と紹介。
「教育活動の推進に教職員、生徒が一丸となって奮闘努力する」と力を込めた。
期成会の玉城学会長は「八重山高等学校は八重山唯一の歴史ある文武両道の
進学校で生徒の活躍には目を見張る。誇りを持って頑張ってほしい」と
エールを送った。
八重山市町会を代表して祝辞を述べた中山義隆市長は「八重山高校は
世界で活躍する人材を輩出してきた」と生徒のさらなる活躍を期待した。
生徒会長の栁井大雅君は「急速なグローバル化や少子高齢化、新型コロナウイルスの
まん延による混乱の中、私たちは生きている。
新たな日本、石垣島をつくる力を次世代である我々八重高生は秘めている」と決意表明した。
式典では、歴代の校長や教頭、事務長、PTA会長、尚志会長、
高額寄付事業者・個人などに感謝状が贈呈された。
式典で使用したロゴマークをデザインした伊集祐奈さん(1年)が
優秀賞、仲辻宇沙子さん(2年)が優良賞を受賞した。
記念式典の準備は2年前から始まり、今年3月には期成会が設立された。
県立八重山高校(黒島直人校長、642人)の創立80周年記念式典が20日「受け継ぐ伝統 燃ゆる想いを君知るや」を
テーマに体育館で行われた。
在校生と関係者が出席し、「学徳 進取 雄飛」の校訓と「師弟同行」の
校是を胸に刻み、さらなる発展を誓い合った。
(9面に受賞者名簿)
舞台には書道部が80周年テーマを大書した力強い作品が掲げられた。
式典ではまず全員で同校に関わった物故者に黙とうをささげ、校歌を斉唱した。
黒島校長は式辞で80年の歩みを振り返りつつ、「本校の歴史と伝統を
継承する『やいまを織り、やいまを守り、やいまを継ぐ』教育活動の
推進に教職員・生徒一丸となって奮闘努力する」と決意を新たにした。
記念事業期成会の玉城学会長は体育館の緞帳と出舞台、製氷機、
足跡碑、バックネット裏整備の目録を贈呈。あいさつで「記念事業は
未来を担う皆さんへの熱い期待であることを忘れてはいけない。
八重山高等学校生としての誇りを持ち、勉強やスポーツ、文化面に
頑張ってください」と激励した。
生徒を代表してあいさつした生徒会長の柳井大雅さん(2年)は、
新型コロナウイルスの影響で制限を余儀なくされている学校生活に言及、「逆境の中でも創意工夫し、充実した学校生活を送り、『コロナだからこそできた私たちの青春』と胸を張って言うことができれば、これから待ち受ける
困難をも乗り越え、新たな日本を新たな石垣島をつくっていけるのではないか。
八重高生はその可能性を現実にする力を秘めているのではないか」と呼び掛けた。
県教育委員会の半嶺満教育長(代読)、八重山市町会長の中山義隆市長
姉妹校の岩手県立盛岡第四高校の上柿剛校長が祝辞。
学校の運営や80周年記念事業に功労のあった団体、個人に感謝状が
贈られた。
受賞者を代表して、卒業生で元校長の本成浩さんがあいさつし、
「今後も沖縄、日本、世界に羽ばたく人材育成の場に」と願った。
最後に「山の彼方の空遠く」で始まる八重山高校行進曲を全員で斉唱した。
同校は1942年(昭和17年)に設置された県立八重山中学校、
県立八重山高等女学校が前身。
47年の学制改革で八重山高等学校として創立された。
これまでに1万9000人余りが巣立っている。
式典後は市内ホテルで祝賀会も開かれた。
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