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日本では、2007年から、大勢の団塊世代が退職し始めるそうです。退職する団塊世代が今後どのような生き方をするのかは、日本社会に大きな影響を与える問題だと思います。日本と同じように、台湾の人口構造もますます少子高齢化になっていく一方です。今後の台湾の行方はどのように進むのかということに関心があります。これから退職する団塊世代はどのように定年生活を送るつもりなのか、すでに退職した人たちはどのように暮らしているのか、知りたいと思います。定年生活というと、どういったことを連想しますか。人によって、さまざまですが、そのなかでも、どこへ行くこともなくただ家にいながら暮らしている人が大勢いるそうです。私の周りの高齢者たちは、ほとんどそのタイプです。高齢者と言っても、体が不自由というわけではないのです。彼らはまた労働力を持っている人たちですが、家に閉じ込もったまま日々を送るしかないんです。 お宅に閉じ込もている人を分けると、自分を缶詰にする人と自分を引篭もる人という二種類があります。まず、缶詰という意味を調べてみました。缶詰というのは:1 食品をブリキ缶やアルミ缶などの容器に詰め、空気を抜いて密封したあと、熱を加えて殺菌し、長期間保存できるようにしたもの。2 一定の場所に人を閉じ込めて、外部との交渉を断った状態に置くこと。たとえば、「小説家をホテルに―にする」「牛肉を缶詰にする」 狭い場所に多人数がとどめ置かれた状態。閉じ込めること。たとえば、「立ち往生の電車の中で―にされる」「子供たちを一室に缶詰にして勉強させた」また、引き籠というのは:1家に閉じこもる。たとえば、「風邪で1週間家に引きこもっていた」、「病気で引きこもりがちだ」2活動をやめて静かに暮らす。たとえば、「田舎に引きこもる」、「政界を辞して別荘に引きこもっている」ただ定義だけからみると、意味が似ているようですが、実は、微妙に違うところが見えると思います。自分で缶詰になる人と自分から引き篭もる人との間の、主な違いは、環境を感受する気持ちだと思います。家に自分から引き篭もる退職者は、外部との交渉や新しい人間関係を作るなんて興味がありません。社会というものは自分に関係ないと思うので、まったく世間に無関心で地域社会に参加しようともしないようです。自分の趣味を探すつもりもなければ、別に生きがいも自省するわけでもないのです。つまり、自分の生きている地域社会と結びつく気もなく、環境を感受するには、マイナスの気持ちを持っています。周囲にマイナスの印象を与える恐れがあります。自分から引き篭もる退職者に対して、缶詰になる退職者はそんなにマイナス印象を周囲に与えないようです。ほかの人から邪魔されないように、自分から閉じ込もって、自分の好きなことや趣味に夢中になれるのです。とういわけで、意欲的です。やる気のあることには、自分を磨こうという意欲があります。独学で技術や言語を身に着ける人もいるそうです。たまには、気の合う仲間と交流したり、同好会に参加したりします。自分の部屋に缶詰になったまま、趣味に打ち込むのです。周囲からは社会の中で肯定的な役割が生かせると思われます。私の周りのリタイヤした人たちの中では、前者のほうが多いようです。孫の世話を見ているじじばばがいっぱいですが、Couch potato人(ソファーに寝そべってテレビやビデオばかり見ている人.)も少なくないようです。定年生活はどうすごしたらいいのか、リタイヤした人にはもちろん、若い世代には考えるべき大切な問題ではないか。
2007.01.02
新年快樂 Happy New Year! Bonne année 明けましておめでとうことしも よろしくお願い申しあげます。
2007.01.01
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