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“知られざる傑作”
★★★☆☆
短編集。全6話。
最近読んだ本の中で、バルザックの『知られざる傑作』について書かれていて、是非読んでみたいと思って買いました。(でも、どの本にその記述があったのかまったく思い出せない(;-_-;)気になるーーー)
表題作が一番良かったです。あらすじは・・・
芸術の使命は自然を模写することではなくこれを表現することにある」という信念をいだいて一つの作品に十年の精進をささげた老画家が、限りなき理想と限りある人間の力量との隔絶に絶望し、ついに心血を注いだ画布を焼きすてて自殺する経緯を描いた(略) (「BOOK」データベースより)
芸術には疎い私ですが、理想と現実の埋められない懸隔に苦悩するというところは誰もが経験することなんだと思います。
かなり胸に迫る作品でした(*´ー`)
=== 126冊目 読了 ===
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※ 『背の眼 下』の評価あげます。★4つです。よくよく考えれば、あれを★3つにしてしまうとほとんどが★3つ以下になってしまいそうだから(;^ω^A
バルザック 『ジャーナリズム性悪説』 2011年03月02日
チェーホフ 『チェーホフ・ユモレスカ』 2009年11月30日
モーパッサン 『モーパッサン短篇選』 2008年08月27日