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3日間、足利市立第二中学校の生徒二人が当院に職場体験に来ています。今日は3日目最終日となります。 教室内での勉強も大切ですが、職場体験を通じて大人と会話する事や将来の夢に向けての手がかりとなればと思います。
2012.01.26
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『運動不足少年』と『スポーツやり過ぎ少年』。先日あるコラムででこのような記事を目にしました。私も多くの小学生の身体を診ていますが、かなり深刻な問題です。ここ数十年、毎年子ども達の体力が低下しています。マット運動や鉄棒での逆上がり、うんていなど出来ない慢性的な運動不足少年が増加しています。 運動不足少年の特徴は、身体を動かさないし動かせないという運動不足、いつでもどこでも食べ物が手に入るという過食・摂食栄養バランスの乱れ、夜型の生活リズムになりやすい不健康な生活習慣、それに受験などによるストレスの増加等。成長過程に応じた適正な刺激が与えられることが重要ですが、運動の絶対量が不足しているようです。 スポーツやり過ぎ少年の特徴は、子どもの成長を考慮した運動刺激が与えられていないということです。「運動不足少年」とは逆に、運動刺激が強すぎるし多すぎるのです。長時間の練習、早期の種目の専門化、勝つ事だけを考えた指導、心理的ゆとりが少ない等。指導者、家族大人が考え配慮しなければならない問題ですが、結果スポーツを楽しめない子どもたちが増えています。 私は柔道を専門に今までやってきましたが、小学生の頃は柔道だけでなく、野球、スイミング、体操など色々な種目を経験しました。(メインは野球でした)その結果野球・スイミング・体操の動きが柔道に役に立ち、結果基礎体力が身について中学・高校・大学と柔道一筋で頑張れたのだと思っています。 前者の「運動不足少年」も社会問題ですが、後者の「スポーツやりすぎ少年」の方が深刻です。 自分の子どもが可愛いいばかりに『イチロー選手作り』に走る親・コーチが多すぎます。イチロー選手は10億人に1人の逸材ですから、真似できません。 小学6年間は楽しく(時には厳しさも必要ですが)小学生の体力・精神力に見合った指導をお願いしたいと思います。 中学3年間は競技の基礎をしっかり行い、身体の発達を考慮した上でのトレーニングを行いましょう。 専門的な厳しいトレーニング・指導は高校生になってからでも十分です。一番残念な事が、素質があるにも関わらず、小・中学校で競技自体辞めてしまう子ども達が多い事。(小学校の頃、皆口を揃えて将来の夢はJリーガー、プロ野球選手オリンピック選手と言っていたのに) 子ども達の夢の実現のために大人がもっともっと勉強が必要だということ、いつも感じています。
2012.01.19
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1月21日(土)は都合により休診とさせていただきます。
2012.01.18
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