異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2020.01.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(国民をバカにしている自民党。都知事選挙の候補者に松岡修造?)

松岡修造を考えているという記事が出ていて、開いた口が塞がらなかった。
 今年のオリンピック直前の7月に行われる都知事選挙について、自民党は
丸川珠代や橋本聖子という参議院議員を検討し、本人が固辞したという話が
去年、ニュースとして流れた。そして、今回の松岡修造である。
 そもそも、自民党の二階幹事長は小池知事と仲が良く、「小池知事は強く、
独自の候補を立てても自民党は勝てない。小池再選で良いのではないか」と
いう理由で、小池の再選支持である。
 この件に限らず、今の政治家は一般の国民が何を考えているかが全くわか

 去年の埼玉知事選挙でもそうだったが、自民党が立てた候補者は信じられ
ない事に、元野球選手でスポーツ評論家という肩書の青島健太だった。この
話を聞いた時、本当に今の政治家、自民党首脳は国民がわかっていないと感
じた。
 青島健太氏はテレビに出て話をしていても、悪い人ではない感じである。
しかし、議員の経験も地方自治体の首長や管理職の経験もない。企業経営を
した訳でもない。つまり、巨大な組織である県庁をマネージする事などまず
できない人である。
 組織のマネージメントというのは専門スキルなのである。それについて、
全くの素人が地方自治体のトップに立つと、何が起きるかといえば、官僚
任せになるという事である。

官僚が好き勝手にし放題という図式になり、知事はただハンコを押すだけの
人になるのである。
 国民は経験上、そうした事がわかっている。
 ただ、知名度があるというだけで、こんな行政の素人を立てるという発想
は全くの時代遅れで、国民の感情が全くわかっていない。だから、元々、


(前回、小池氏が当選したのには理由がある)
 都知事選挙の話に戻すと、そもそも前回の都知事選挙でどうして小池氏が
勝ったかという分析を自民党首脳は全くしていない。
 少しものを考え、過去の経緯を知っている人間で、小池百合子を評価する
人はまずいない。むしろ、信用できない人間で、個人的には絶対付き合い
たくない人である。
 にもかかわらず、何故、小池氏が当選したか。その理由は3つほどあると
筆者は考える。
 その1つは選挙のプロがプロデュースして、緑のハチマキやタスキをし、
イメージアップに成功したのである。その上で、内容がないが、少し弁が
立つという小池氏がそれに乗って、成功したのである。
 2つ目は、共産党など左翼が裏で小池氏と取引をして、支援したのである。
 弁護士の宇都宮氏が占拠に出た時、本人の信条とともかく、共産党など
左派の活動家が選挙応援をし、一定数の票を獲得した。この宇都宮選挙の
活動家が小池選挙でも暗躍したのである。
 だから、当選した後、市場の移転について、共産党の主張を取り入れて、
豊洲への移転に難癖をつけて、遅らせたのである。
 3つ目は、自民党の候補者である増田寛也氏という玉が良くなかったの
である。
 東大出の官僚で、東北で知事も務めているからというのが、あまりにも
地味だし、多くの人の前で、聴衆を魅了させられない人は、組織票が強い
地方は別として、東京の知事は無理である。
 野党側の候補として、当初は強いと見られていた鳥越俊太郎が演説をする
度に、票を減らして行き、後半は本人に喋らせるのを少なくしたが、予想
よりも票が少なかったのは、その好例である。

(きちんとした候補者を立てれば、小池には勝てる)
 どのようにして当選したかはともかくとして、ポイントは当選後、知事
として、何をしたかである。
 まず、共産党の主張に乗り、専門家が全く問題ないと言っていた豊洲の
水に問題ありとして、移転を大幅に遅らせ、その結果、築地市場跡を通る
予定だった道路ができなくなり、交通上大きな問題を残す事になったので
ある。
 また、五輪会場について、東北などの場所が良いとして、カヌーなど
いくつかの競技について、移動するようにIOCに要請したが、IOCは全く
取り合わず、恥をさらすだけの結果となった。
 更に、IOCがマラソンを札幌で開催するという決定をすると、これに
噛みついたが、協議にすらならず、負けた。
 都政の方で何か、この数年で何かをしたかと言えば、実績は何もない。
一般の都民で、小池が良いと思っている人は、極めて少ないと思われる。
 だから、しっかりした候補者を立てれば、自民党は都知事の座を取り
戻せるチャンスなのだが、戦う前から、白旗を挙げている。それも、
小池が強いという誤った認識に基づいての判断なのだ。
 知事は大統領的な権限を持つ。だから、一国会議員よりは遣り甲斐が
あるとして、何人もの国会議員が知事に転出している。
 自民党である程度、知名度があり、大臣も経験していて、弁も立つ人が
立候補すれば、小池に勝てると筆者は思うが、二階など自民党首脳は小池
の陰におびえている。
 本当に悲しい事である。
 れいわ新撰組の山本太郎氏が都知事選挙に出るという噂がある。彼が
支援者の極左の運動家と手を切れば、小池氏は負ける可能性もある。
自民党はもっと、真剣に対策を立てるべきである。





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Last updated  2020.01.07 12:01:13
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