異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2020.10.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(都合の良い部分をつなぎ合わせ、実態と違う事を主張する野党)

や野党が大騒ぎをして、国会でも追及するという話になって来た。
 モリカケ、桜の時もそうだったが、こうした話の時に、自民党や政府に
論理的に、マスコミや野党の言う事のおかしさや矛盾を指摘して反論し、
政府が進めている事に問題はないと、国民に説明し、納得してもらう論客
が自民党にはいないというのが、今の状態である。
 共産党が支配する中国や、思想的にこれに近い日本の野党やマスコミの
主張は、そのほとんどが部分的な事実だけを取り出して、その部分、部分を
使いながら、全体として、自分達の都合の良い論理で、自分の主張がいか

 そして、それに対して、相手がきちんと反論、否定しないと、話をどん
どん広げ、「事実だから反論できないのだ」として、自分達の言った事を
規定事実であるかのように位置付けて、更に相手に攻め込んでいくという
スタイルなのだ。
 対中国の話で言えば、尖閣列島の話は田中角栄が中国と国交を樹立した
時に、時の周恩来首相が「両国間には領土問題がある」というような形で
尖閣に言及し、事実を良く知らなかった角栄があいまいに、「その件は
また別途協議しましょう」と答えた事で、尖閣の領土問題が存在すると
いう事になってしまった。
 事前にきちんと首相にレクチャーをしなかった外務省の罪は重い。
 そして当初、中国は話し合いで領土問題を解決しようという姿勢だっ

ついには、「尖閣列島は中国領」と公式に宣言し、付近の海で操業する
日本人漁民の船を、最近は「領海侵犯の船」として、追跡するまでに至
っている。
 今の日本は自国領で操業する日本人漁民が中国の公船に追い掛け回さ
れても、政府はこれを黙認して、自国民を助けようとしないし、マスコ

 外交や政治では、原理原則はとても重要で、決して譲ってはいけない
事は断固として守らないといけないのだが、今の日本政府は弱腰で、
中国や韓国に譲り続けている内に、彼らの言う嘘が真実として通るよう
になってしまっている。
 日本の野党は中国程のずるさ、巧妙さはないが、とにかく部分部分の
事実をつなぎ合わせ、全体として実態と違う事を、あたかも真実である
かのようなトーンで、政府を攻撃するのはよくやる手口である。
 そして、野党以上に偏向しているマスコミがこれを更に煽って、国民
にあたかも政府、自民党がとんでもない事をしているかのような報道の
仕方をする。
 こうした事に対して、10年位前には、自民党には論客が何人もいて、
テレビ番組でも、国会でも、野党議員と議論をしても、相手を負かす事が
出来るくらい、基礎知識があり、論理的な話の仕方で、野党の主張のおか
しさを反撃できていたが、今はそうした人が本当に見当たらない。
 あれだけどうしようもない事が総裁選挙で露呈した石破茂氏が、少なく
ても石破派と言われるグループを形成出来た理由の1つに、彼の論理的に
野党の攻撃を退ける能力があった事にあると思うが、今の自民党議員は
石破茂レベルのディベートで勝つ能力を持つ人がいないのだ。

現在の医療、福祉制度成立に貢献のあった旧社会党)
 戦後の日本では、自民党が国会で3分の2弱の議席を持ち、野党の社会党
が3分の1程の議席を持って、議論を戦わせて来た。
 かつての中選挙区の制度だと、1つの選挙区で自民党が2議席を取り、
社会党が1議席という選挙区が多く、ある選挙区で自民党が独占する事が
あっても、共産党を含む野党が2議席取る選挙区もあって、全体としては
議席は3分の2と3分の1で与野党が長い間、分け合ったいた。
 野党社会党にとって、この3分の1確保というのは重要な事だった。それ
は憲法改正には衆参両議院で3分の2以上の賛成が必要で、社会党はどちら
かの院で、自民党が3分の2を欠いていれば、憲法改正論議が進まなかった
からである。
 今、かつての社会党は、数年前に政権を取った民主党があまりにお粗末だっ
た事もあってか、評価されず、批判されるだけの存在となり、残党政党である
社民党が極左の思想である事もあって、否定的に語られている。
 だが、筆者は戦後の社会党の果たした役割は決して少なくなかったと考える。
 旧社会党は自民党が推進する重要法案には反対する事が多かったが、それ
でも、裏交渉で、「いつまで政府を攻撃し、いつ議論を終わらせて、法案
成立に協力するから、抵抗の姿勢は示させて欲しい」と話して、実質は政府
の法案可決に実質的に協力したのである。
 そして、その見返りとして、医療、福祉面の充実を求め、政府、自民党は
重要法案を通させてもらうための代償として、社会党が主張する福祉、医療
などを取り入れ、実現させてきたのである。
 言い方を変えれば、今、多くの日本人が世界最上とも言える医療サービス
を受けられるの事に、社会党の果たした役割が大きいのである。
 ところが今の野党には、このように、何かに協力する代わりに、自分達の
この政策を取り入れて欲しいという交渉をする発想はなく、ただ、政府、
自民党の上げ足取りだけに終始している。
 そもそも党内で、重要政策について、意見の異なる議員が多くいて、推進
する重要政策を党として、決定出来ないでいる。それが今の日本の野党で
ある。
 となると、存在感を示すのは、何かで政府を攻撃するしかなくなって来る。
だから、「もう良いから、政策議論をしろ」と国民が思っても、モリカケ、
桜の話を終わらせようとしないのだ。

(学術会議を民間にしようとした政府に陳情をして残させたのは会議の幹部)
 だから、立憲民主党などの野党は、政権が安倍首相から菅首相に代わって
も、モリカケ、桜を国会で蒸し返すつもりだった。
 そこに、日本学術会議の問題が表面化した事で、もう多くの国民にとって
どうでもよくなったモリカケ、桜ではない、新しい政府を攻撃する題材が
出て来たので、勢いづいているのだ。
 だが、ネットで多くの人が書いているように、日本学術会議の実態は
あまりにもひどい。
 旧大蔵省官僚の高橋洋一氏が発信しているように、小泉政権の時に、あまり
にも実態がひどい日本学術会議を国の機関である事を止めて、民間の機関に
すべきという意見が大勢を占め始めた。
 日本に学者が90万人弱いるという事なので、その1人から年間千円の
会費を徴収すれば、今、国からもらっている予算に近い金が集まるし、政府
から予算をもらっていなければ、政府批判など自由に発言できるから、互い
に良いではないかという事になりかかったが、それを止めたのが当時の
学術会議の幹部だったという。
 何回も陳情に来て、「政府機関として残して欲しい」と頼んできたという。
でも、それだと、首相が任命権者なので、人によっては、任命拒否の人が
出て来るかも知れないと言うと、「それも受けいれる」という趣旨の発言を
したので、国の機関として存続する事になったというのだ。
 それでいて、今になって、任命拒否の話が出て来ると、「学問の自由が
脅かされる」という嘘の論理を展開し、野党、マスコミを味方にして、自分
達の利権を守ろうとしているのだ。
 この問題が大きくなって来た後の、菅首相や政府、自民党の幹部の発言を
テレビや新聞を通して聞くと、「学問の自由の侵害」という嘘の御旗で攻め
て来る学者や野党の主張をきちんと反撃出来ていない。
 「学問の自由など侵害していませんよ。そんなの考えればわかるでしょう」
というような話を首相がしていては、話にならない。
 ネットで何人もの人が言っている学術会議の矛盾点、中国の武器研究に
協力するような協定を中国の機関と締結している事などをきちんと指摘し、
「そんなに自由に研究し、発言をしたいなら、政府としての機関は廃止しま
すから、どうぞ、民間でやってください。世界の主要国はどこもほとんど、
民間で組織を作り、運営しているのですから」と言えば良いのに、それすら
言わないのだ。
 更に「人事については、その過程、事情を言わないのが常識です。企業
でも部長や役員の昇格があった時、Aさんが昇格し、Bさんが昇格できなか
った理由など公表していません。決める人間は業績や人柄、立ち位置など
を総合的に評価して決めましたとしか、言えないのと一緒です。
 今回の人事も同じで、全体のバランスを考え、任命する人もいたし、拒否
する人もいました。野党やマスコミは政府の法案に反対したから拒否した
と言いますが、法案に反対しても任命した人も何人もいます。それが重要な
理由ではありません」と言わないといけないのだが、そうして明快は説明も
ない。

(ネットは情報の宝庫。国民はもっと学ぶべき)
 説明、反論ができない政府、自民党にもイライラするが、それ以上に
野党やマスコミの偏向した報道や主張に左右され、「6人が任命されなか
ったのはおかしい」と思う日本人が多い事に、本当に情けなさを感じる。
 あれだけ騒いだモリカケ、桜の問題は何だったのかという事の学習が
多くの国民に出来ていないのだ。
 嫌、マスコミに踊らされて、モリカケ、桜をいまだに、疑惑だと感じて
いる国民が一定層いる事に悲しささえ感じる。
 疑惑なんかでなく、法的にも何も問題がない事を、きちんと説明しなか
った安倍政権での首相以下の説明も不十分だったが、多くのまともな人が
きちんと事情を調べ、その経緯を公表したりしているのに、それらを聞か
ずにマスコミの嘘、偏向、誇張を信じている人があまりに多いのだ。
 森友問題は、地元の不動産業者をして「ただでも、買いたくない土地」
と言わせた、いわくつきの土地であって、優良な土地を不当に安く払い
下げたのではない事は事実である。
 また、加計学園問題は、業界と癒着して、50年間獣医学部の新設を
認めて来なかった文科省が諸悪の根源で、そうして文科省に絶望しながら
獣医学部の新設をずっと、申請し続けた先頭ランナーが加計学園だった
という事でしかないし、獣医学部新設の決断をしたのは、旧民主党政権
であって、自民党ではないのである。
 桜の会は民主党政権でも同じ事をやるなど、歴代の内閣がずっとし続
けて来た行事だったというだけの話である。
 これはコロナ騒ぎでも同じ事が言える。
 ネットでも、何人もの専門家が、今、マスコミやマスコミに登場する
「いわゆる専門家」の話がいかに実態と違い、真実はこうだと解説して
いるが、多くの日本人がマスコミと、それに登場する「専門家」の話や
マスコミの論調に引っ張られている。
 「マスコミウイルス」とさえ、言われているウイルスに感染している
人が多い。
 東京都知事選挙の時、小池氏圧勝で再選させて都民に絶望したのと
同じ、失望感を国民に感じる。
 ネットでは、噓も本当も含め、多くの情報が発信されている。でも、
書いてある事を読めば、嘘か本当かなどは大体わかる。自分の目と耳で、
偏ったマスコミ報道ではなく、様々が情報をネットから得られれば、
物事が複眼的に見る事が出来るようになる。
 できるだけ多くの国民に早くそうなって欲しいと願うものである。





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Last updated  2020.10.06 12:04:09
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