異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2021.04.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類

(東京都は戦争中の軍部の異常な命令と同じ蛮行)

博物館、スポーツジムなどへの、事実上の営業禁止とも言える、休業
要請を出している。
 特に東京都は、「夜8時以降、ネオンサインは消せ」とか、「看板
は出すな」、「酒を提供する店は全面営業禁止」、「他県の人は都内
に入って来るな」というような、第二次世界大戦の時の軍部の異常
が自粛押し付けと同じような、信じられないような命令とも言える事
をいとも簡単にポンポンと打ち出している。
 その根拠づけというのが、コロナ陽性者の増加という事なのだろう
が、日本の現状は、「酒は出すな」「ネオンは消せ」といような事
まで、行政が命令するような緊急時なのだろうか。
 筆者は明らかに違うと思う。
 中世のヨーロッパのペストや、1年以上前の中国武漢のように、
多くの人が倒れ、葬儀場が連日大量の遺体の焼却というような事態
なら、まだわからなくもないが、今の日本でそんな事は起きていない。
 多くの人が感じ、体験しているように、街を歩いていて、皆マスク
はしているが、歩いている人が突然倒れたりする事はないし、自分の
友人、知人でコロナにかかって、重症とか死んだという人はほとんど
おらず、コロナ患者はどこにいるのかというのが現状である。
 そんな状態の中での、店やイベントの事実上の禁止は、明らかに
行政の権限の乱用であり、何故、都民がおかしいと、都庁に苦情を
言ったり、抗議に押し寄せないか、不思議でならない。

(充分に予想された現在の小池知事の蛮行)
 だが、筆者は以前、「悪夢、小池の都知事再選」という事を書いた
ように、今、東京で起きている事は、小池都政では、充分、予想され
た事なのだ。
 まず、政治システム的に行って、日本の首相は政府首脳と合議で
多くの事を決めて行く体制なのと、日本は異常に官僚の権限が強い
ので、首相が独走する事はまず、起きない。
 そして、起きそうになっても、誰かが猛反対すれば止まり、逆に、
首相が決断しないといけない時に、優柔不断になる傾向にあるのが
良くも悪くも日本なのである。
 これに対して、都道府県の知事は「大統領的な権限を持っている」
と言われるように、今回の東京都の小池のように、暴走を始めた時、
システム的に誰も止めようがない仕組みになっている。
 愛知県の大村知事が、あれだけ批判が出た愛知トリエンナーレで、
昭和天皇の写真を燃やし、それを足で踏みつけるような展示をして
も、批判は簡単に抑えられて沈静化し、今では何もなかったように
知事が行動しているのは、この知事が極めて大きな権限を持っている
からである。
 それでも、これまで知事の異常な行動が起きなかったのは、少な
くても、最低の常識がある人が知事になり、少しおかしな人が知事
になっても、周囲や官僚達が止めて、大事にならなかったからだ。
 だが、小池はそういう人ではない。
 彼女は異常な権力欲を持っていて、自分が権力を握るためには
何でもする人間である、目的のためには手段を選ばない人である。

(自分が有利になるためには、悪魔にでも魂を売る人)
 小池が有名になっていく過程を見れば、わかるように、利用できる
ものは何でも利用し、恩のある人も平気で裏切り、礼を失して、行動
して来た。それが小池でる。
 評論家の竹村健一のテレビ番組で少し顔を売った後、テレビ東京の
ビジネスサテライトで全国区的に知名度を得ると、今度の細川元首相
の誘いに乗る形で政界に入って行った。
 テレビ東京は彼女を有名にしてくれた恩人だが、選挙に出る時、
彼女を抜擢してくれたテレビ東京の社長ら幹部に一言の断り、挨拶も
なく、小池は政治家に転身したのだ。
 当時のテレビ東京の社長は「ニュース報道で、小池が選挙に出て、
テレビ番組に出られなくなる事を知った」と言っている。
 小池は恩人に後ろ足で泥をかける事を何とも思っていない人間な
のだ。
 そして、政界でも、細川、小沢一郎、小泉純一郎、安倍元首相など
時に、権力者にすり寄り、女の武器もふんだんに使って、ポストを
獲得して来たのである。
 都知事選では、当選するために、共産党と手を組み、緑のハチマキ
で選挙活動をした主力部隊は共産党関係者だったのである。
 この共産党の支援を得るための条件が魚河岸の築地移転への難癖
だったのだ。
 信念も信条も何もあったものではない。彼女にあるのは、自分が
権力を持つ事、有名になる事だけである。
 彼女がどんな人が政治に少し詳しい人なら、知っているはずだが、
彼女のイメージ戦略に載せられて、多くの都民が彼女を支持して
しまったのである。
 筆者は子供の時からずっと都民を続けているが、都民は美濃部都政
で教育を無茶苦茶にされ、青島幸男都政で、無能な知事はお飾りで、
都の官僚が好き勝手やった事などを体験しているのに、小池の選挙
では同じ失敗を繰り返した。
 本当に失敗から学ばない都民としか言いようがない。

(左翼学者や野党が都の行為を憲法違反と言わない理由は)
 それにしても、明らかに憲法に違反し、特措法にも違反している
今回の異常事態宣言にともなう、商店などへの事実上の営業禁止の
ような措置について、何かといえば、政府や首相の行為を「憲法
違反」と批判する憲法学者やマスコミは、何故、批判しないの
だろうか。不思議でならない。
 憲法学者や大学教授には、共産党の党員やシンパが多くいるのは
学術会議の件を持ち出すまでもなく、有名な話だが、共産党が選挙
で小池を支援した事もあって、憲法学者達が今回の小池の蛮行を
批判しないという事にでもなっているのだろうか。
 マスコミも野党も、今回の東京で行われている大戦中の庶民苛め
にも匹敵する事を何も批判しないのは何故なのだろうか。
 この週末の新聞の論調は、「この際、徹底的にやって、早く
コロナ禍を沈めよう」といような信じられないトーンで綴られて
いる。
 かつてのスペイン風邪、今のインフルエンザが世界で初めて流行
し、世界で千万人単位で人が死んだ時でも、沈静化には3年かかっ
た。免疫ができ、ウイルスと人間が共存するには年月が必要なのだ。
 今回のコロナ騒動でも、ウイルス学、感染症の専門家はネットの
解説などで、沈静化には3年から5年はかかると以前から言って
いた。
 それなのに、そうした事の勉強もしないで、「ウイズ・コロナ」
でないといけないのに、「ゼロ・コロナ」「ノー・コロナ」などと
いう信じられない事を最大野党の党首が掲げるお粗末さが、事態を
余計混乱させている。

(街のクリニック、休業のホテル、旅館で陽性者を受け入れる)
 テレビ新聞のコロナ報道は百害あって一利なしで、見る気にも
しないので、最近は朝、昼、夕方のニュースの時間帯でも、テレビ
の報道系の番組を見なくなったが、ネットでは多くの専門家が
現状の打破策を詳しく説明している。
 まず、コロナ対応に無関係の状態になっている街のクリニック
の医師たちに協力を仰ぎ、また、休業要請で経営難のホテルや
旅館にも協力してもらい、陽性になった人を受け入れる場所を
確保し、2週間の待機期間をそこで過ごしてもらう事である。
 大学病院、大病院は本当に重篤な患者だけの対応にあたって
もらうという分業が出来れば、医療の崩壊など起きようがない
のである。
 そして、陽性患者を受け入れる街の病院やホテル、旅館には、
クリニックの医師と看護婦が常駐し、待機の期間の対応にあたっ
てもらうのである。
 陽性になって、ホテルなどで缶詰めになった人の話では、薬
ももらえず、医療も受けられず、高熱で死ぬかと思う状態が続い
たと言い、今でも、その状態は続いている。だから、自宅で亡く
なる人が出て来るのだ。
 そして、求める人にはアビガンでもイベルメクチンでも何
でも投与するのだ。
 有効性が証明されていないなどという事をいう人もいるが、
実際に使った人の体験では、初期段階では、効果があったと
いう報告がいくつもなされている。
 そして、何よりも、薬も与えず、診察もしてもらえずに待機
という心理的にもきつい状態は避ける事が大切である。
 「効く薬を飲んだ」という心理が病気を治すという側面が
大きい事はプラセボ効果として知られている。例え、患者の
思い込みでも、効果があれば、それに越した事はないのだ。

(対策をした店などは平常営業再開を)
 飲食店などの営業については、山梨県がきちんとした対応を
して、効果を挙げていると言われているように、アクリル板の
設置、消毒、イオン効果での消毒、頻繁な換気など、考えられ
るあらゆる施策をとった上で、営業を認めるようにすべきで
ある。
 劇場も、スポーツ場も、ジムもそうした対策をきちんとした
所については、平常営業をさせるべき時期に来ている。
 そして、営業を再開した後、どうしても、イベントや店舗で
陽性者は出て来る。でも、それを大々的に報道する事はもう
止めるのだ。
 現に、今、陽性者、患者、死者の多くは老人施設や病院で
起きている。マスコミは今はあまり書かなくなったが、病院
でのクラスターはいくつもの所で発生している。
 でも、病院や老人施設ではそれが当たり前で、3年、5年
はそれが普通だと割り切るのだ。
 ウイルスは基本は人間が免疫で治すしかないのだ。そして、
集団免疫が達成されて、初めて沈静化するものである事を、
国民にきちんと説明すべきである。
 これだけ長く自粛が続くと、多くの国民に不満が貯まって
来るし、政府や知事の対応は何かおかしいという声が強くな
って来る。
 衆参の補選で自民が3戦全敗なのは、国民の不満が噴出
したに過ぎない。
 ワクチンについても、今、新聞、テレビで流している「ワク
チン万能」のような報道を止めさせ、副作用や死亡例なども
きちんと説明した上で、接種を希望する人のみに接種する事を
徹底すべきである。
 変異株はワクチンが普及した国や地域で起きているという
説明をする学者もいる。ウイルスも生き残るために変異して
いるので、自分をやっつけるワクチンが出回れば、変異して
おかしくない。
 ワクチンは人間の持っている免疫機構を破壊し、却って
他の病気を流行らせるという事を言う学者すらいる事を
もっと説明すべきである。
 ネットで説明されている副作用(副反応などという奇妙な
言葉は使わずに)を新聞、テレビできちんと説明すれば、
ワクチン接種希望者が殺到というような話は起きないのだ。

(東京五輪の中止宣言を一日も早く)
 そして、最後に、勿論、東京五輪は一日も早く、中止を
明言すべきである。
 世界から1万人の選手が集まったら、ウイルスのどんな
変異株ができるかわからない。
 日本に来た選手が帰国後、病気になって死んだという話に
なり、大量、多額の訴訟が起きる事が充分予想される中で、
五輪を強行開催に持って行くのは余りにも為政者として
無責任である。
 五輪を開催して、それで選挙に有利にするという発想が
今の政権幹部にはあるようだが、今の日本では混乱の中、
五輪を開催すれば、逆に支持が減ると考えるのが普通で
ある。
 今、有名選手の何人かが、例え五輪が開催されても、東京
には行かないと言い出している。選手団を送らないという
事を言う国もそう遠くなく、いくつも出て来るだろう。
 そうした事態になっての中止宣言というみっともなく対応
でなく、自主的に中止を宣言する方が余程、評価が高まると
いうものである。
 国民の7、8割が中止に賛成の現状をもっと強く認識すべき
である。







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Last updated  2021.04.26 16:59:05
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