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緊急事態宣言発令により、人の動きが幾分減った成果と言えるのでしょうか。この2日ほど、新規感染者数が、多少ですが、少なくなってきました。とは言え、重症者は増え続けていて、医療の逼迫状況は改善していません。というわけで、緊急事態宣言が発令されている地域は、どうも1か月の延長になりそうです。ステイホームの生活は開放感がなく、息づまるような思いをしている方も少なくないことと思います。そこで、このところ私は、ほぼ毎日坐禅を組むようにしています。目を閉じて、深く大きく腹式呼吸をすれば、気持ちが晴れてきます。その方法はこちらで紹介しています。参考にされて、是非挑戦してみてください。→ こんなときこそ背筋を伸ばして深呼吸をなお、坐禅布団がない方は、普通の座布団を二つ折りにすればOKです。
2021.01.31
新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出たものの、幸い、無症状で、あるいは症状が軽く、自宅で隔離、療養している方が日に日に増えています。そんななか、「自宅療養中に亡くなった」、といった悲しいニュースがこのところ何件か報じられています。そこで、自宅で療養されている方が、重症化の兆候をいち早く察知して、深刻な事態になるのを防げるようにと、血液中の酸素飽和度などを測定する医療機器、「パルスオキシメータ」を、貸し出す自治体が出てきているようです。パルスオキシメータは医療機器とは言え、扱い方自体は比較的簡単なものです。コロナ禍以前から、COPDと呼ばれる慢性閉塞性肺疾患の患者さんの多くが、セルフケアに使っていて、安全性も確かなようです。ただ、パルスオキシメータは測定する際に、「プローブ」と呼ばれるセンサーを、指に挟みます。このプローブを長時間着けたままにしていると、プローブ先端にあるセンサーである発光部分の熱により、指を熱傷(ねっしょう)、つまり「やけど」することがあります。特に、プローブを着けたまま、つい寝込んでしまった、といったようなことのないように。コチラを参考に、くれぐれもご注意ください。→ パルスオキシメータ使用時は「やけど」に注意
2021.01.29
在宅療養をしている方にお知らせを。公的介護保険の要介護認定を受けて、介護サービスを受けている方は少なくないと思います。新型コロナウイルスの感染拡大も影響して、この4月(2021年)から、サービス料の単価が引き上げられるのに伴い、毎月支払っている利用者負担も増すことをご存知でしょうか。個々の介護サービス料は、介護を受けている方の要介護度や市区町村により、微妙に違ってきます。それと利用者負担も、原則1割ですが、収入のある方は、その額に応じて2割、あるいは3割の負担となっています。つまり、単価が1000円の介護サービスを受けても、100円の負担で済む方もいれば、200円の方も、そして3割負担なら300円を自己負担するというわけです。そのため、現在受けている介護サービスの自己負担が、どの程度増額になるのかを、担当のケアマネジャーに早めに試算してもらい、4月に備えてはいかがでしょうか。詳しくはこちらを是非参考に。→ 介護サービスの利用者負担が4月から増額に
2021.01.28
私たち日本人には、食後にフルーツをいただく習慣は、あまりないといっていいでしょう。結果として、西洋人と比較してみると、日本人は果物の摂取量が、極端に少ないことが、よく指摘されます。この果物摂取について、これから妊娠を考えている、あるいは今現在妊娠している女性に、看過できない研究結果が報告されています。母親とその母親から生まれた子を対象に行った、疫学調査(えきがくちょうさ)により、妊娠中の野菜や果物類の摂取状況が、生まれる子の情緒や行動面の成長に、大きく影響する可能性があるというのです。研究チームは、特に妊娠中は、みかんなどの柑橘類やりんごを、1日に300グラム摂ることをすすめています。詳しくはこちらの記事を是非一度読んでみてください。→ 妊娠中は果物を多めに摂ると良いというがホント?
2021.01.27
40歳以上の女性の3人に1人、まれに40歳以下の女性でも、笑ったり、重いものを持ってお腹に力を入れると、ちょっと尿がもれてしまう、ということを経験しているようです。この背景には、膀胱や尿道を支えてハンモックのような役割をしている、「骨盤底筋肉群(こつばんていきんにくぐん)」と呼ばれる筋肉の集まりの機能が衰えていることがあります。そこで、トレーニングによりこの筋肉群を鍛えて、尿もれを防ごうというわけです。今はコロナ禍により、中止になっているところが多いようですが、自治体が講習会などですすめている、「骨盤底筋トレーニング」がこれです。ただ、やってみたことのある方はおわかりでしょうが、結構これが難しい――。そこで、坐っているだけでトレーニングになるという、クッションが、広島大学の研究チームらにより開発されています。詳しくはこちらを読んでみてください。→ 女性に多い「笑うと尿がもれる」を筋トレで防ぐ
2021.01.26
カレーの付け合わせ、いわゆる薬味に、あなたは何を選びますか?カレー専門店などに行けば、何種類もの付け合わせから選ぶことができますが、一般の家庭でしたら、福神漬けかラッキョウではないでしょうか。ラッキョウは、あの何とも言えないニオイと味が好きになれず、子どもの頃からごく最近までは、ずつと福神漬けを選んでいました。それがラッキョウに代わったのは、循環器の医師を取材した折に、ラッキョウの健康効果を聞かされたことがきっかけです。タマネギの生のままのスライスに、「血液サラサラ効果」があることはご存知のことと思います。同じ効果がラッキョウにもあるというのです。加えて、スパイスのよく効いた、刺激の強いカレーにラッキョウは、消化器を保護して、消化吸収を助ける効果もあるというのです。タマネギやラッキョウ、ニラなどに含まれる、「硫化アリル」という成分の効能ということです。詳しくは、こちらを読んでみてください。→ タマネギの血液サラサラ効果と硫化アリルの話
2021.01.25
この年末年始の時期に、東京では大江戸線と呼ばれる地下鉄の運転士などが、新型コロナウイルスに集団感染、いわゆる「クラスター」が発生して、運行が制限されていたことがありました。その後、調査に当たった保健所が、歯磨きやうがい、さらにはトイレ後の手洗いなどで使っていた、洗面所の蛇口を介して、感染が広がった可能性が高いことを報告しています。洗面所などの蛇口にはいろいろなタイプがあります。理想は、蛇口の下に手をかざすと、センサーが反応して水が出るタイプでしょうか。しかしここの蛇口は、手で回すタイプだったようです。ウイルスに汚染されているかもしれない手で回して水を出し、手洗いした後の手でまたそこに触ってしまったら、ウイルスが手につき、その手を鼻や口に持っていく……。そんな感染の方法もあることを再確認させられました。とはいえ、歯磨きは感染対策上も重要ですから、蛇口に触る際にも、感染防止を意識したいものです。
2021.01.24
新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大により、メディアが伝える「今日の新規感染者数」が、日に日に増えています。それだけに、「もし自分が感染したら!?」を考えるようになり、そのとき自分が受けたい医療やケアについて、かつて書き記しておいた事前指示書を取り出してみたら、ずいぶん長い間書き換えてないことに気づいた――。そんなメールが友人から届きました。「エンディング・ノート」としても知られる事前指示書は、いわゆる人生会議をする際にも、自分の意思を伝えるうえで必須のものです。→ 事前指示書に「希望する医療」を明示しておくただ、一度書き留めたらそのままでいいものではありません。やはり定期的に見直しておかないと、いざというときに役に立たない、つまり、自分の意思に反したかたちで医療やケアが行われる、といったことも起こり得るのです。少なくとも、1年に一度は内容を見直して、必要な更新をしておくことをおすすめします。→ 事前指示書を書いたら定期的見直しを
2021.01.23
政府の新型コロナウイルス対策分科会の、尾身茂会長をご存知のことと思います。この尾身氏が、「コロナ専門家有志の会」の1人として、20代から50代の現役世代に向け、新型コロナウイルス対策に協力を求めるメッセージを発信しています。このところ新規感染者が急増しているのは、若年層や働き盛りの世代、いわゆる現役世代の人びとです。この世代は、新型コロナウイルスに感染しても、無症状で済むことが多いようです。そのため、つい無自覚なままに外を歩き回り、あるいは会食などをして、家庭内感染や職場感染、さらには高齢者施設にまで感染を広げてしまっています。そこで尾身氏は、若いから感染しても無症状か軽症で済むから、などと油断することなく、しっかり感染対策を実行してほしい、と呼びかけているのです。病気になっても病院が受け入れてくれない、失業者がさらに増える、といった事態を避けるためにも、感染対策の徹底を、と尾身氏は呼びかけています。最近徐々に明らかになっている後遺症は、かなりの頻度で、長期にわたることが報告もされています。尾身氏からのメッセージの詳細はコチラを。→ 尾身氏 現役世代にコロナ対策への協力呼びかけ
2021.01.22
マスクによる感染予防効果をあげるには、やはり不織布マスクでしょう。→ コロナ対策に「不織布マスク」が良い理由は?それと、鼻出しマスクのことが、あちこちで話題になっています。私たちが無意識に呼吸している時は、一度に吸い込む空気の、ほぼ90%は鼻から吸い込んでいます。同時に吐き出すときも、同様です。だから、仮に自分が無症候性感染者、つまり自覚症状はないもののウイルスに感染している場合は、鼻出しマスクなら、鼻からウイルスを周囲にまき散らしているリスクがあります。逆に、鼻出しマスクで市中を歩いていると、そのウイルスを鼻から吸い込んで、感染するリスクが高まってしまうのです。このへんのことは感染対策の基本ですが、昨日も買い物に出掛けた際に、行き交う人々を意識してみて見ると、鼻出しマスクになっている方が、結構います。なかには、顎にマスクをしている方も……。新規感染者が急増している今、正しいマスクの着用方法を改めて見直したいものです。→ 新型コロナ対策でマスクを過信していませんか
2021.01.21
このところ新型コロナウイルスの新規感染者が、20代、30代を中心に急激に増加しています。このウイルスについては、高齢者や糖尿病や高血圧、慢性肺疾患などの、基礎疾患(持病)がある人などは重症しやすいことが、これまであまりに強調され過ぎたように思います。そのため、若い世代の方たちは、「感染しても軽くすむから……」などと、感染対策を疎かにしがちではなかったでしょうか。ところがここにきて、実は無症状の感染者であっても、後々さまざまな後遺症に悩まされるケースがあることが、徐々にわかってきています。それと、やっぱり感染症という病気のこわさは、自分は感染しても大したことはなくても、周りの人、特に大切な家族などにうつして、重症化させ、ときに命まで奪うことになってしまうところにあります。きちんと基本的な感染対策を徹底したいものです。その際に気になるのは、マスクの長時間着用による肌荒れでしょうか。その対策は、コチラを参考にしてください。→ マスクの肌荒れには「薬用バーム」がいいらしい
2021.01.20
国立がん研究センターなどの研究チームが先日、少々ショッキングな研究結果を報告しています。子宮頸がんの母親が出産した際に、羊水に混ざったがん細胞を子どもが吸い込み、肺がんを発症したケースを2例確認したというのです。この研究結果から、研究チームの医師等は、「生まれてくる子のためにも母親の子宮頸がん予防は重要」と警告しています。子宮頸がんの予防については、ワクチンの接種によりがんの発症リスクが、大幅に減ることが確認されています。わが国には、12~16歳を対象に、公費でワクチンを接種できるようになっています。ただし、副反応(副作用)の問題などがあり、接種率は1%を下回っているとのこと。17歳以降の女性でも、ワクチンを接種すれば、子宮頸がんの防御効果は期待できるそうです。ただ、費用は自己負担となりますが……。詳しくはこちらの記事を参照してください。→ 子宮頸がんワクチン接種とキャッチアップ制度
2021.01.19
これまで病気をしたことのなかった人が、突然入院する事態となり、仕事を続けられなくなる――。新型コロナウイルスの急速な感染拡大は、そういった感染症ゆえの予測のつかない事態に、多くの人を陥れています。「働けなくなる」なんてことは考えもしなかったが、もし自分が感染して重症化したら……。とりわけ今回の新型コロナウイルス感染症は、仮に感染症自体は軽症で済んでも、さまざまな後遺症に悩まされるケースが少なくないとのこと。この後遺症のために、仕事を今までのようには続けられない、といった方が徐々に増えているようです。それも高齢者に限らず、20代、30代の世代の方々も、つらい後遺症のために休職している方もいるようです。そんなときには国の保障制度として、傷病手当金もあるにはあるのですが、それだけでは足りない場合に備え、「就業不能保険」を考える人が徐々にでてきていると聞きます。「私も……」という方は、コチラを参考にご検討を。→ 収入が途絶えるリスクに備える「就業不能保険」は必要?
2021.01.18
新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、感染して重症化し、生命の危険に直面するリスクを、自分のこととして考える方が増えていると聞きます。そこで、「万が一」のことを考え、リビング・ウイルや事前指示書を用意しようとする方も、少なからず出てきていると聞きます。たとえば日本尊厳死協会の「リビング・ウイル」があります。リビング・ウイルを用意しておけば、いざとなったときの延命処置などに、自らの意思を反映させることができる、つまり、いわゆる尊厳死が保障されると考えがちです。しかし、自分の意思が100%尊重されるためには、リビング・ウイル以上に具体的な意思表示が必要、との話をこちらの記事で書いています。新型コロナウイルスによる今の状況は、自らの尊厳死について考えるいい機会、と受け止めることもできるのではないでしょうか。その際は、こちらの記事を参考に!!→ 「リビング・ウイル」で準備は万全だろうか
2021.01.16
紙巻きタバコから加熱式タバコに代える方が増えているようです。加熱式タバコには、紙巻きタバコのように紫煙(しえん)と呼ばれる、たばこ特有のニオイを伴う煙が出ないのが特徴です。それだけに、周囲の人に受動喫煙のリスクを負わせる心配がなく、ニオイで敬遠される心配もないことが、人気の理由のようです。それと、これは大変な誤解なのですが、健康リスクがないと思い込んでいる方も少なくないようです。しかし、加熱式タバコにもニコチンは含まれますから、ニコチン依存症になるリスクもあれば、呼吸器系のトラブルを招くリスクもあります。そこですすめられるのが、禁煙治療です。幸い、2020年4月からは、加熱式タバコの禁煙治療にも、公的医療保険が適用されるようになっています。その条件や禁煙治療の概要を知りたい方は、コチラを読んでみてください。→ 「加熱式タバコ」の禁煙治療にも保険が使える
2021.01.15
在宅療養をしていると、あるいは家族の在宅介護をしていると、医師から処方を受けた薬のことで迷うことがあります。高齢になってくると、内科と整形外科、さらには眼科と、かかる診療科が増えるのに伴い、薬の種類も数も増えてくるものです。飲み合わせのいい悪いはかかりつけ医に聞くことができますが、朝飲むべき薬を飲み忘れていることに昼になって気づいたり、ランチを抜いたために昼の薬を飲まなかったり、等々……。そんな時に頼りになるのが、かかりつけ薬剤師です。自分のかかりつけ薬剤師を決めておけば、仮に薬局が閉まった後の時間帯でも、電話で問い合わせたりすることができます。かかりつけ薬局があれば、手続きは簡単です。詳しくはこちらを参照してください。→ 薬で困ったら「かかりつけ薬剤師」に相談を
2021.01.14
がん治療による脱毛や肌の荒れ、色素沈着、さらには、残ってしまった手術跡、等々――。そんな外見上の変化を気にして悩んでいるのは、女性患者だけではありません。男性患者も、他人の目を気にしてつらい思いをしているようです。会社の同僚との付き合いも控えたり、休日は家に閉じこもりがちになったり、と。そういった方に、国立がん研究センター中央病院の、アピアランス支援センターが、一冊のケアガイドブックをまとめています。そこには、単なるHOW TOではなく、「見た目だけが問題ではない」との観点から、つらさを乗り越えるための、さまざまな考え方のヒントを提示しています。詳しくは、是非こちらをご覧ください。→ 男性がん患者に向けた外見ケアのガイドブック
2021.01.13
食事だけでは十分な栄養を摂れない方に、医師が「経腸栄養剤(けいちょうえいようざい)」と呼ばれる、いわゆる栄養ドリンク剤を処方することがあります。食が細くなったり、嚥下に支障があったりすると、医師は点滴や胃ろうをすすめるのですが、「口から食べることにこだわりたいから」と言って断る方が、最近は多いようです。そんなときに処方されるのが、エンシュア・リキッドやイノラスなどの経腸栄養剤です。いずれも医療用医薬品ですから、医師が処方すれば医療保険が適用になります。ということは、健康保険の自己負担分だけで手に入ります。ただ、その多くは牛乳アレルギーの方は禁忌です。幸い、同じ経腸栄養剤でも「エレンタール」なら、牛乳アレルギーの方でも安心して飲める、という話をコチラで書いていますので参考にどうぞ!!→ 牛乳アレルギーで「エンシュア」を飲めない!?
2021.01.12
新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、入院患者が急増しています。限られる医療資源のなかにあって、医療現場では「いのちの選別」といった、大変難しい判断を医療従事者に強いる状況になっているようです。たとえば、人工呼吸器の装着を必要とするような、極めて重篤な患者が2人、3人と増えていくなかで、台数が限られている人工呼吸器を、誰に使うべきかを医師らに考えさせる事態が起きているというのです。「せめて、人生会議などで、いざとなったとき人工呼吸器を使いたいか、あるいは使いたくないか、といった意思表示を事前にしてくれていたら……」と、嘆く医療スタッフの声が届きました。新型コロナウイルス感染症がこれだけ蔓延してくると、もう他人事ではなくなっているように思います。感染対策の徹底と併行して、「もし自分が新型コロナウイルスに感染したら」と想定して、自分はどうしてほしいかを考え、その意思を、家族なり大切な人なりに伝えておく必要がありそうです。その際は、こちらの記事を参照してください。→ 「新型コロナに感染!」を想定した人生会議を
2021.01.11
新型コロナウイルスの感染者急増に、1都3県(神奈川、埼玉、千葉)を対象に、緊急事態宣言が発令されています。加えて、大阪、京都、兵庫の3府県も、政府に、緊急事態宣言の発令を要請しています。他にも、愛知県や岐阜県など、新規感染者が連日のように最多を更新している地域が多く、全国的に外出自粛の生活が続いています。外出をできるだけ減らして自宅にこもる生活は、感染対策上必須です。しかし、認知症予防の観点からは最悪の行動パターンだと、認知症予防の専門家は指摘しています。体を動かす運動と、知的活動に加え、電話等の通信機器を活用しての「会話」、をいつも以上にと、すすめています。その具体的な方法についてはこちらを参照してください。→ コロナ禍における認知症予防と認知症への備え知的活動としては、こちらを。→ 手や指を動かす脳トレでコロナ疲れの脳を元気に
2021.01.10
家族をご自宅で介護されている方が、このところのコロナ禍で増えていると聞きます。感染者の急増による病床不足から、普段だったら入院を受け入れてもらえたのに、それができなくなり、介護の日々が続いている――。そんな方は、せめて夜間だけでも介護から解放されて、ぐっすり眠りたい、と考えているのではないでしょうか。このような希望に応えようと、介護保険制度には、夜間に訪問介護員が自宅を訪問して、必要なケアを行うサービスが用意されています。「定期巡回訪問サービス」と「随時対応訪問サービス」の2種類あるのですが、利用条件があります。まずは、介護保険の要介護認定を受けていること、次に、その認定で要介護1~5の認定を受けた方です。褥瘡(じょくそう:いわゆる「床ずれ」)の手入れ、あるいは薬の管理等の医療的ケアが必要なら、訪問看護サービスを活用することになります。詳しくはこちらの記事を参照してみてください。→ 夜間の在宅介護をサポートしてもらいたいとき
2021.01.08
国内で昨日(1月6日)報告された新型コロナウイルス感染者は、始めて6000人を超え、6004人と2日連続で最多を更新しています。政府はきょうにも、首都圏の1都3県を対象に、緊急事態宣言を発令するとのこと。対象地域は、再度巣ごもり生活となります。対象から外れてはいても、爆発的感染の兆候が見られる地域は多く、しばらくは外食は控える生活を心がける必要がありそうです。食料もまとめ買いすることになるでしょうから、どうしても冷凍食品のような加工食品が多くなりがちです。そこで気をつけたいのが、超加工食品の摂りすぎ。カップ麺のようなインスタント食品、菓子パン、チキンナゲット、冷凍ピザ……、です。フランスの研究では、超加工食品の摂取量とがん発症リスクの関係が確認されています。日本で言えば、注意したいのは、やはり隠れ塩分と栄養バランスとのこと。詳しくはこちらを読んでみてください。→ 「超加工食品でがんリスク増加」情報の真偽は?
2021.01.07
作家で作詞家のなかにし礼さんの訃報が、年の暮れに伝えられました。数年前からがんの闘病中だったことは知っていましたが、直接の死因は「心筋梗塞」だったと聞きます。心筋梗塞と聞き、ある話を思い出しました。心筋梗塞は動脈硬化性疾患の代表格です。この動脈硬化性疾患の食事面での予防と言えば、とっさに頭に浮かぶのは、さば等、脂分の多い魚に含まれるEPAやDHAです。加えて最近は、果物を積極的に食べるように、と循環器系の医師等はすすめています。果物と言っても、たとえば日本人がよく摂っているバナナではなく、糖質の含有量が少ない果物、たとえばミカンなどの柑橘類やリンゴがいいそうです。なかでもリンゴは、できれば皮付きのままがおすすめとか。詳しくはこちらの記事を読んでみてください。→ 糖質の少ない果物を食べて動脈硬化を予防する無農薬りんご「富士」5kg★約20個前後★親子2代無農薬栽培・青森県「若葉農園」★土壌消毒・除草剤・化学農薬・化学肥料不使用★11月下旬発送予定★ワックス不使用
2021.01.06
漢方薬については、「副作用がないから安心」と思い込んでいる方が多いようです。その思い込みから、ドラッグストアで手に入れた漢方薬を、医師から処方を受けた薬と併用して飲んでいたら、とんでもないことになった、という話を聞きました。その男性は、血圧が少し高めで、医師からは降圧剤の処方を受けていたのです。ところが、思ったほど血圧が下がらないため、最寄りのドラッグストアに行き、処方薬を服用している話をしないままに、「血圧がちょっと高めで……」と薬剤師に話したところ、漢方薬をすすめられ、その漢方薬をしばらく飲んでいたとのこと。ところがある朝、頭がふらふらして、転倒しそうになったそうです。で、慌ててかかりつけ医に電話をし、「実は……」と漢方薬を併用していることを打ち明けたところ、えらく叱られた上に、「ふらふらする程度でよかったが、転倒して頭でも打っていたら…」と諭されたそうです。いずれにしても漢方薬を甘く見るな、という話になったわけですが……。漢方薬にも主作用があれば副作用もあることを肝に銘じたとのこと。漢方薬については、こちらの記事が参考にしていただけると思います。→ 漢方薬について最低限知っておきたいこと
2021.01.05
在宅療養をしている方にとって、ケアマネジャーはとても大切な存在です。介護保険制度のプロであるだけでなく、かかりつけ医や訪問看護師さん、等々の、地域にいる医療やケアのプロたちとつながっていますから、療養生活上の困りごとは、どんなことでも相談できる頼もしい味方です。ただ、やはり相性の良し悪しはありますから、別のケアマネジャーに頼みたいといったこともあり得ます。とはいえ、ケアを受ける側としては弱い立場にありますから、ついつい我慢してしまうことになりがちではないでしょうか。そんなときは、誰に相談したらいいのか、といった話をこちらの記事にまとめてあります。「どうも今のケアマネさんとは相性が悪い」と悩んでおられる方は、参考にしてみてください。→ 相性が合わないケアマネジャーは変更できます
2021.01.04
新型コロナウイルスの感染急拡大により、東京都と埼玉・千葉・神奈川県の知事らが、政府に緊急事態宣言発令を要請しているとのこと。確かに感染状況は極めて深刻で、再度の緊急事態宣言により、人の流れにストップをかけた方がいいように思います。ただ、外出自粛の生活が長くなると、運動量が減ったり、生活リズムも崩れるなどして、なかなか熟睡できないという方も増えているようです。感染対策として免疫力を高めるうえで、睡眠は大切です。そこで、江戸川大学睡眠研究所は、「外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント」を、提案しています。ポイントは、「普段どおりのメリハリのある生活を心がけること」。詳しくはこちらの記事で紹介しています。睡眠薬や快眠をうたったサプリメントに安易に頼らず、是非参考に、よい睡眠を確保してコロナに負けずにお過ごしください。→ コロナストレスと外出自粛でよく眠れない方へ
2021.01.03
例年のことながら、今年もまた、お雑煮などの餅をのどに詰まらせ、救急搬送される事故の発生が報じられています。東京消防庁の管内だけで、元旦の1日から2日までに、70歳から93歳まだの男女9人が、病院に運ばれたとのこと。このうち1人、90歳の男性は、搬送先の病院で亡くなられた、と――。東京消防庁は、「餅は小さく切って食べる」などの注意を喚起しています。同時に、日頃から、食事中にむせたり咳き込んだりする方は、誤嚥予防に、「飲み込む力」を鍛えておくことも大切でしょう。その方法については、いろいろ紹介されていますが、歯科医師が開発した「タン練くん」と呼ばれる、トレーニングボトルがあるのをご存知でしょうか。哺乳瓶を大きくしたようなトレーニングボトルを使い、舌の筋力を鍛えるというものです。詳しくはこちらの記事を参照に、是非、トレーニングに挑戦してみてください。→ 誤嚥性肺炎を舌の筋力トレーニングボトルで防ぐ
2021.01.03
新型コロナウイルス感染症の感染が急速に拡大し、医療機関が対応しきれない状態になっています。感染したものの幸い軽症の方や、PCR検査で陽性反応が出たものの無症状の方は、ホテルや自宅で療養することになります。その際、特に自宅療養では、家庭内感染を防ぐポイントを、NHKでお馴染みの、東北医科大学の賀来満夫(かくみつお)医師が、ハンドブックにまとめて公表しておられます。基本的な感染対策に加え、食事のことや看病の方法など、実に具体的なことが書かれています。自宅で療養される方には是非活用していただきたいと思い、紹介させていただきました。詳しくはこちらを。→ 新型コロナウイルスの「感染予防ハンドブック」
2021.01.01
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