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このところの運動不足で食が進まず、体重が減ってきたときに医師がよく処方してくれるのが、半消化態栄養剤です。エンシュア・リキッドとかエンシュア・Hが多いのですが、続けて飲んでいると、飽きてくる方が多いようです。あるいは甘すぎるとか、ドロッとした濃さが苦手、とか。そこで、エンシュアに替えて、「ラコール」はどうかという話をコチラで書いています。→ 食事量が減ってきたら「ラコール」を処方された甘さは抑え気味で、脂肪分が少ない分、ドロッと感も少しはいいようです。かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。
2021.02.27
年を重ねるにつれ、歩行時に、あるいは階段を上り下りする際に、股関節、つまり足の付け根のところに痛みが走ることがあります。変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)の始まりです。そのまま放っておいたり、市販の痛み止めでごまかしていると、痛みが強くなり、かがむ姿勢をとりにくくなってきます。そこまで進んでしまうと、「手術をしましょう」となってしまいます。そうならないために、痛みを自覚しはじめたら貧乏ゆすりで、股関節周辺の筋肉を動かして血行を良くし、痛みを和らげようという話を書いてみました。→ 股関節のつらい痛みを「貧乏ゆすり」で和らげる単なる素人療法ではありません。医学的にも「健康ゆすり」とか「ジグリング」として、専門外来でも行われています。該当する方は試してみてはいかがでしょうか。
2021.02.26
ウイズコロナの生活が長引き、気が滅入っている方は少なくないと思います。そんななか、6機関の国立高度医療研究センターがまとめた、健康で長生きするための予防行動などに関する提言のなかに、「体をよく動かしている人はうつ病を発症するリスクが低い」とあるのを見つけ、ちょっと心配になってきました。なぜなら、ほぼ終日パソコンに向かっていて、かなりの運動不足に陥っているからです。そこであれこれ調べてみました。その結果はこちらを。→ 体をよく動かしているとうつ病になりにくいって本当?調べていくうちに、妊娠中の身体活動量が多いと産後うつ病のリスクが低い、また、早産や器械分娩のリスクも低い、とあるのを見つけました。どの程度動けばいいのかも、書いてあります。是非読んで参考にしてください。
2021.02.24
健康寿命を延ばすために必要な予防行動や習慣に関する提言が、日本で初めてまとめられたことを先に紹介しました。→ 国内初「健康寿命を延ばすための提言」まとまるそのなかで「食事」に関する推奨行為のひとつに、「大豆製品を多く摂取すること」があります。大豆製品については、「みそ汁を毎日飲んでいると乳がん予防になる」という研究結果があることはご存知のことと思います。加えて今回の提言では、大豆製品を多く摂取していると、女性の妊孕性、つまり妊娠する力が高まり、妊娠中の脂質異常やうつ症状を改善することも、新たに紹介されています。しかし、ただ多く摂ればいいという話ではありません。また、大豆イソフラボンサプリメントも、摂りすぎないようにとの注意も……。詳しくはこちらを読んでみてください。→ 大豆製品を多く摂取していると妊娠中も健康に!!
2021.02.23
コロナ対策で買い物のための外出も控え気味になり、「ベジ冷凍」に挑戦ししている方が増えていると聞きます。ベジ冷凍、つまりベジタブルの冷凍、もっと簡単に言えば野菜のホームフリージングです。まとめ買いして買ってきた野菜を、推薦してカットしてから、ホームフリージングするというものです。このベジ冷凍については、「うまみも栄養価も高くなる」と紹介されていることが多いのですが、かねてから「本当かしら」と気になっていました。そこでちょっと調べた結果をこちらの記事にまとめてみました。→ "ベジ冷凍"の栄養価は落ちていないって本当なの?結論から言えば、家庭用冷凍庫による冷凍には、やはり限界があるということです。では、どうすればいいのか。詳しくは、記事を読んでみてください。
2021.02.22
健康寿命を延ばす、つまり人の手を極力借りずに健康で長生きするためには、年齢を問わず、日々どんなことに取り組めばいいのか――。そういった提言がまとめられ、公表されています。→ 国内初「健康寿命を延ばすための提言」まとまる国内にある6つの国立高度専門医療研究センターが、連携してまとめたものです。健康長寿などと聞くと、「ああ、高齢者の話でしょ」となりがち。あるいは、特定の病気の予防と考えがちではないでしょうか。でも、若いうちから日々の生活で、こころしていくべきことがたくさんあるのです。提言では「喫煙」「飲酒」「食事」など10項目について、さまざまな提言がされています。若い女性で言えば、「たばこは吸わない」「節酒する」などに加え、「やせすぎない」「子宮頸がんを予防する」などは、特に注目したいところです。喫煙している方は、禁煙することを考えてみてはいかがでしょうか。最近は、加熱式タバコも医療保険で禁煙できますから。
2021.02.21
新型コロナワクチンの国内接種がスタートし、やっと一安心といきたいところですが、治療中の基礎疾患のない私としては、接種できるのはまだまだ先になりそうです。コロナ対策としての外出自粛の生活で、生活リズムの乱れや運動量が減ったことから、睡眠の質が落ちているからでしょうか。日中パソコンに向かっていると、ついウトウトしてしまいます。思い切って一眠りしてしまえ、と思うのですが、夜間の睡眠に影響が及ぶと思うと、そう寝てもいられません。コチラを参考に、せめて20分程度と、ソファに横たわったりしています。→ コロナストレスと外出自粛でよく眠れない方によく眠れないとつい睡眠薬に頼りたくなったりもしますが、特に高齢者の方は、眠剤には認知症のリスクもありますから、くれぐれもご用心を。
2021.02.19
コロナ禍により自ら命を絶つ方が増えている、それも若い女性に多いというニュースが流れていました。感染を恐れたり、コロナの影響で失職したり、外出自粛の生活で孤立感に襲われたり……。こうした事態に厚生労働省は、「どうか一人で悩みを抱え込まず、まずは家族や友人など、身近な人に相談してほしい」と呼びかけています。同時に、全国にある精神保健福祉センターの、「こころの健康相談窓口」へ、あるいは「まもろうよ こころ」のサイトへ、アクセスしてみてほしい、と。連絡先等は、こちらを参照してください。→ 生きづらさを感じている方に厚労省がメッセージ
2021.02.18
夜勤勤務のある友人からこんな悩みを聞かされました。「夜勤に備えて日中眠っておこうと思っても、周囲の騒音でぐっすり眠れない。何かいい方法はないかしら」早速、かつて看護師さん向けのブログで紹介した、ホワイトノイズマシンを紹介しました。ホワイトノイズとは、白い騒音、つまり独特な音色のない音のことです。たとえば、電車やバスに乗り、その走行音だけを聞いていると、ついウトウトしてしまう、といった経験はないでしょうか。これはまさにホワイトノイズ効果です。睡眠にいいだけでなく、集中力を高めたいとき、また、たとえば夫のイビキが気になって眠れないときなどに、ホワイトノイズマシンが役立つのです。詳しくはこちらを参照してみてください。→ 交代勤務者の昼間の睡眠と騒音対策ウイズコロナの巣ごもり生活で、なかなか熟睡できないときも、枕元に置くのもいいですよ。またイライラする気持ちの癒しにも活用できます。
2021.02.17
ファイザー社製新型コロナワクチンの国内接種が、今日(2月17日)から始まりました。当面は、安全性調査に同意した医療従事者からですが……。妊娠中の女性については、「接種の努力義務」から除外されていることが、あれこれ誤解を生んでいるようです。なかには、ワクチン接種の対象から外されたと考えている人もいると聞きます。これは大きな誤解です。その辺の説明は、結構ややこしくなります。日本産科婦人科学会が出している妊婦さん宛てのメッセージを、こちらの記事で紹介していますので、是非読んでみてください。→ 妊娠中の女性は新型コロナワクチン接種の対象外なの?なお、妊娠を希望している女性や授乳中の方、また妊婦さんのパートナーの方のことも触れています。是非お役立てください。
2021.02.17
「やっぱり外出自粛は効き目があるのだなぁー」そんなことを実感させられるここ数日です。新型コロナウイルスの新規感染者が、緊急事態宣言発令以降、見事に減ってきているのです。とはいえ、重症者数はまだまだ油断できる状態ではなく、医療機関の厳しい状況史続いているようです。今しばらくは、巣ごもり生活が続きそうです。そんななか、ストックしてある乾物が役立ってくれています。切り干し大根や干し椎茸などの乾物は、戻すのに手間がかかって……、と敬遠している方が多いのでは?私もそうでした。でも、簡単にできる方法があることを知ってから、このところ連日のように愛用しています。結構栄養もあることも分かって、是非皆さんにも活用していただけたらと思い、こちらにまとめてあります。参考にしていただけたら幸いです。→ 健康的なダイエットを狙うなら「乾物」の活用を!!
2021.02.17
高齢ながらやっと妊婦さんの仲間入りができた――。こんなうれしいメールが届きました。高齢と言っても36歳ですから、最近はまだまだの感があります。このメールを受け取って一つ気になったのは、彼女がかなりのコーヒー中毒であること。1日に7~8杯は飲んでいるようなのです。彼女から「子どもを作ろうと思う」と相談を受けたとき、まず私が口にしたのは、「だったらコーヒーを減らさないとね」でした。せめて半分はノンカフェインにした方がいいと助言したのですが、やっぱり聞き入れてもらえずに今日まで来てしまったのです。カフェインについては、厚生労働省が3年ほど前に、過剰摂取に気を付け目用注意喚起をしています。→ 妊娠中か妊娠を計画しているならカフェインは控えめにその際、妊婦向けのカフェイン規制について調べたところ、厚生労働省の言及はありませんでした。ただ、WHOが、胎児へのカフェインの影響を避けるには、コーヒーなら1日3~4杯までにするよう呼びかけていました。イギリスはもっと厳しくて、1日2杯程度でした。カフェインはコーヒーだけでなく、お茶や紅茶にも、またチョコレートにも含まれていますから、摂りすぎないようにしてほしい、と返信メールを送ったところです。
2021.02.16
高血圧症で降圧薬の処方を受けて服用している友人から、「高血圧があるとコロナに感染しやすいってホント?」とのメールが届きました。新型コロナウイルスに関しては、このところいろいろなデマ情報が飛び交っています。メディア、特にワイドショーレベルのテレビ番組で、医学にはド素人のコメンテーターを名乗る方が、知ったかぶりをして話していることがよくあります。高血圧とコロナに関する友人の心配も、そんなところからきているようです。この件に関しては、かなり早い時期に、日本高血圧学会が、感染しやすいとは言えないとの見解を発表しています。→ 高血圧患者にCOVID-19について伝えたいことただ、もし感染すると、血圧が正常の人に比べ、重症化しやすいことは、厚生労働省も指摘しています。くれぐれも感染対策の徹底を!!
2021.02.16
日中はほとんど気にならないのに、朝になって目を覚ますと腰が痛くて起き上がれないという方はいませんか?おそらく原因は、睡眠中の姿勢でしょう。敷き布団やマットレスが軟らかすぎて、腰からお尻の部分が沈み込んでしまい、睡眠中ずっと、腰に負担がかかっているためだと考えられます。このような腰痛については、敷き布団やマットレスをある程度の硬さのあるものに替えたところ、すっかり良くなった、との声をよく聞きます。とは言え、布団もマットレスも、そう簡単に替えられるものではありません。そこでおすすめしたいのが、腰枕です。→ 寝起きの腰痛、自分でできる改善策は?腰枕とは、腰の部分だけマットレスを取り替えるイメージです。友人の看護師さんが、この腰枕を体験しているのですが、効き目はかなりあるようです。マットレスを取り替えることに比べたら、手頃な値段で手に入れられますから、試してみてはいかがでしょうか。
2021.02.15
GABA(ギャバ)というアミノ酸のことが、最近よく話題にのぼります。たとえば江崎グリコが、GABAのリラックス効果を睡眠対策に役立てようと、GABA入りのチョコレートを売り出したところ、なかなかの売れ行きだとか――。このGABAについて、最近ちょっと意外な話を聞きました。白味噌に、このGABAが含まれていて、夕食に白味噌の味噌汁や白味噌の和え物などを食べると、1日のストレスから解放されて、リラックスして床に就くことができるというのです。関西の方は西京味噌のような白味噌を好むようですが、関東は赤味噌の方が多いように思います。ちなみに赤味噌には、抗酸化作用を期待できるのだとか。つまり、血管や肌の若返りに効くこと言うことでしょうか。なお、GABAについては、こちらの記事が参考になります。→ 看護職のストレス耐性をGABAで高める送料無料 【2ケースセット】グリコ メンタルバランスチョコレートGABA(ギャバ)フォースリープ まろやかミルク【機能性表示食品】 50g×10箱入×(2ケース) ※北海道・沖縄・離島は別途送料が必要。
2021.02.14
加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)と呼ばれる、目の病気の話をちょっと書いてみたいと思います。私事ですが、コンタクトレンズを使って40年余りになります。一時期ソフトを使っていたのですが、ちょっとしたトラブルがあって以来、ハードタイプに換え、以来ずっとハードコンタクトレンズを続けています。かかりつけの眼科医からは、日頃からものの見え方について、注意を怠らないように言われています。特に、「物がゆがんで見える」とか、「視野の中心が黒く見える」といった症状の有無には気を付けるように、と。特に「物がゆがんで見える」ときは、「加齢黄斑変性を考えてすぐに受診してください」と言われたときは、「加齢」とあるのにひっかかり、「私、まだそんな歳ではない」とむっとしたのですが、原因は加齢だけではない、と。「パソコンやスマホのブルーライトが、黄斑部の変性を招くリスクがありますから」と言われたときは少々焦ったものです。以来、DHAゃルテインの多い魚類や緑黄色野菜を、せっせと食べているおかげでしょうか、今のところ、ゆがみはででいません。詳しくはこちらを読んでみてください。→ ゆがんで見えたら加齢黄斑変性を疑って!!
2021.02.13
腰痛が長引き、3カ月以上続くときは、慢性腰痛と診断されることが多いようです。余りに痛みが続くと、どうしてもじっと安静にしていたくなるのですが、動かずにいると、かえって痛みは増すばかり――。そこで思い切って、トレーニングに取り組んではいかがでしょうか。と言っても、痛みが激しいときは無理をしないこと。それと、運動することに医師の了解を得ておけば安心です。いわゆる「腰痛体操」にはいろいろありますが、最近は、インナーマッスルといって、身体の深いところにある筋肉を鍛えるのが良いようです。いわゆる「体幹トレーニング」です。その最も手軽な方法は、「ドローイン」です。そのポイントをこちらの記事で紹介していますので、是非参考に、やってみてください。→ 慢性腰痛にインナーマッスルのトレーニングをなお、腰痛はいろいろなことが原因で起こります。なかには、医師の診察を受けた方がいい腰痛もあります。「腰の痛みとともに、脚がしびれる」とか、「じっとしていても痛みがつづいている」ときなどは、整形外科医の診察を受けることをおススメします。
2021.02.13
便秘の改善に、そして美容上もダイエットにも、欠かせない食物繊維といえば、水溶性と不溶性が知られています。加えて最近にわかに注目を集めているのが、第三の食物繊維です。正確には「レジスタントスターチ」、日本語で言えば、「難消化性でんぷん」です。でんぷんは糖質です。糖質なのですが、体の中に入ると食物繊維として機能してくれる、これが第三の食物繊維です。たとえば、私たちの主食であるご飯は、でんぷん、つまり糖質が主成分です。炊きたてで熱々のご飯は、糖質そのものなのですが、ご飯を冷やしたおにぎりやお寿司となると、でんぷんは胃や小腸で消化されずに、そのまま大腸に届き、食物繊維のように働いてくれる、これがレジスタントスターチです。胃や小腸で消化されず、したがって吸収もされませんから、たくさん食べても太らない、しかも大腸で働いてくれるから便秘もしないというわけです。詳しくは、こちらを読んてみてください。→ 今注目の「第三の食物繊維」は何がすごいの?
2021.02.12
頑固な肩こりや腰痛に悩まされ、街の整骨院や接骨院などで、マッサージや指圧を受けている方、あるいは受けようと考えている方は少なくないと思います。そんなとき、整骨院などの看板に、「医療保険が使えます」と書いてあるのを見かけたことはないでしょうか。この「医療保険が使えます」を目にして、つい気が大きくなって入ってしまい、マッサージを受けたものの、実は医療保険の適用外で、大きな出費をしてしまった、という話を聞いたことがあります。やはり世の中はそう甘くはないわけで――。医療保険が使えるのは、五十肩や腰痛、神経痛や腰痛などで、医師の診察を受けたものの効果が現れず、「鍼(はり)をうけてみたらどうだろうか」などと、医師が判断した場合に限られます。今ちょうど頑固な肩こりなどで困り果てている方は、是非こちらの記事を参考に、整骨院を訪ねることを検討してはいかがでしょうか。→ 知っておきたい整骨院等の施術所利用法
2021.02.11
友人から、20代の娘さんが手首を骨折して、仕事を休んでいる、とのメールが届きました。何と医師の診断は、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が原因ですね」とのこと。骨粗鬆症は閉経前後の女性がなるもの、そう思い込んでいた友人は、「先生、娘はまだ20代ですが……」と尋ねたところ、「いや、若い方にも多いんですよ。最近、減食ダイエットをしていませんか」と聞かれ、娘さんは、「はい」と――。この話に、親しくしている看護師さんが、やはり20代で手首を骨折したことを思い出しました。彼女の場合も、減食ダイエットが原因でした。→ 減食ダイエットが原因で骨粗鬆症にそれと、娘さんは、減食による空腹感を、コーヒーを飲んで我慢しているところもあり、「カフェインの摂りすぎもあるのではないかしら」と母親としての心配を訴えるメールでした。確かに、カフェインについては、摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げて、骨粗鬆症のリスクを高めるという話を聞いたことがあります。→ 眠気覚ましにカフェインを摂りすぎていませんかやはり何ごとも、適度、適量が大切ということでしょうか。
2021.02.10
コロナ対策で巣ごもり生活をしていると、どうしてもテレビをつけている時間が長くなります。その流れてくる音を聞いていると、女子アナの声のトーンがやたら高いのが気になります。そういえば、コロナ以前に、地域の高齢者の集まりに取材でお邪魔したとき、そのことが話題になったことがありました。高齢になってくると、加齢性難聴が始まることもあり、高いトーンの音は雑音のようにしか聞こえなくなるとのこと。だから、チャンネルを換えてしまう、あるいはテレビを消してしまう、と言った声が多かったように思います。加齢性難聴とは縁遠い私でも、「うるさい!!」と感じることが多々ありますから、ご高齢になってくると、さぞつらいだろうと思います。このごろどうも、女子アナのレベルが落ちているような気がする、と言った声もありました。ついでに言えば、気象情報を伝える女性の声がうわづっていることも多いように思います。いずれにしても、自分の声がどんな風に聞こえているか、録画しておいて聴いてみるといったことはやっておられるのでしょうか。よかったら看護師さん向けに記したこちらを参考に、発声法の訓練を!!→ 看護師は自らの声のトーンも気をつけて
2021.02.09
老眼と聞くと、「ああ、高齢の方の話ね」とは言えなくなっているのが昨今です。文字どおり「朝から晩まで」、暇さえあれば、あるいは暇がなくても、まるで取りつかれたように、スマートフォンとにらめっこをしている若者を、街のあちこちで見かけます。その結果悩まされるのがスマホ老眼です。そこで、老眼対策として、スーパーなどでも簡単に買える拡大鏡、いわゆるルーペを活用することになるのですが……。そのとき、両手がフリーになって便利だからと、メガネのように着用して使える、いわゆる「メガネ型拡大鏡」が人気と聞きます。ところがこのメガネ型拡大鏡は、そもそも老眼鏡とは違い、手元の拡大にはいいのですが、その拡大が十分でなかったり、目に合っていないために目のトラブルを招いたり、最悪のケースでは、メガネ型拡大鏡を着用して歩行していて、転倒したり、階段を踏み外したりして骨折している方も。そこで、国民生活センターが使用法を誤らないように、注意喚起をしています。詳しくはこちらを読んでみてください。→ "メガネ型拡大鏡"使い方を誤ると転倒・骨折も!?
2021.02.09
厚生労働省において安全性と有効性の審査が進められていた、アメリカの大手製薬会社ファイザーが開発した、新型コロナワクチンについて、厚生労働省は2月15日には正式承認の見込みであると発表しています。2月17日から安全性調査に同意の得られた医療従事者に先行接種し、3月中旬からコロナ診療に携わる医療従事者、4月1日以降には、65歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ方などを優先接種、といったスケジュールになっています。接種費用は国が負担しますが、強制ではありません。国民個々がワクチン接種を受けるかどうかを判断し、同意した人のみが接種することになります。まだ時間に余裕はありますが、副反応なども知ったうえで、自分は接種するかどうかを考え、意思決定しておく必要がありそうです。詳しくはこちらを。→ コロナワクチン接種の前に考えておきたいこと
2021.02.08
何らかの基礎疾患、いわゆる持病があり、かかりつけ医がいる方はこんな悩みはないと思います。しかし、かかりつけ医のいない方で、医師の診療を受けることになったとき、コミュニケーションがスムーズにいかない、つまり会話がぎこちなくなってしまう方は少なくないと思います。待ちに待った新型コロナのワクチン接種が、いよいよ現実味を帯びてきました。そのワクチン接種を受ける際に、医師の問診を受けることが必要になってきます。ワクチンを安全に接種するには、欠かせないことですが、とかく医師は、専門用語を多用します。また、医師によっては話が一方的になりがちだったりして、なかなか会話が弾まないということも、珍しくありません。そんなときは、医師の傍らにいるはずの看護師さんを、言わば、通訳代わりに活用してみてはいかがでしょうか。詳しくはこちらを!!→ 医師とのコミュニケーション2つの秘訣
2021.02.08
薬と薬の飲み合わせには、いい悪いがあることはよくご存知のことと思います。同じように、薬と食べ物、飲み物にも、相性の良し悪しがあります。良く知られているのは、納豆と抗血栓薬でしょうか。抗血栓薬とは、血液のサラサラ効果を期待して、心筋梗塞などの予防を目的に処方される薬です。ほかにも、いくつかあります。かかりつけ医などから薬を処方されたときは、その辺のことも確認する習慣をつけたいものです。詳しくはこちらを読んでみていただけたら幸いです。→ 薬と食事の食べ合わせにも注意が必要です
2021.02.06
一時期夢中になって飲んでいたルイボスティーを、このところちょっとご無沙汰していたのですが、「そういえば、感染対策にいいのだ」と思い出し、また飲み始めました。ルイボスティーとは、ちょっとシックな赤い色が魅力の、南アフリカ産の飲み物です。ルイボスティーには、活性酸素抑制効果があることが実験で確認されています。活性酸素は、私たちが健康を維持していくうえで、本来必要なものです。ところが、からだの中に余り増えすぎると、健康な細胞まで攻撃してしまうという困った性質があるのです。この、体内で増えすぎた活性酸素を、無毒化して、さまざまな健康トラブルを防いでくれるのが、抗酸化物質と呼ばれる物質です。ルイボスティーはこの抗酸化作用により、免疫力を高めて、感染から身を守ってくれる効果が期待できるのです。詳しくはこちらを読んでいただくとして、コロナ禍の今、是非コーヒーに代えてこのルイボスティーをお試しください。→ 南アフリカ産「ルイボスティー」で免疫力アップ
2021.02.05
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が、10都府県において1カ月間延長されることになりました。これを伝える首相の会見に同席された尾身茂氏の顔に、やや疲労の色がみられるのが気になりました。尾身氏にしてみれば、「こんなに繰り返しお願いしているのに、なぜ行動変容を徹底していただけないのか」という思いが強いのではないでしょうか。マスクの着用や手指の消毒・手洗い、3密の回避等の基本的な感染対策は、我が身を、そして大切な人をコロナから守るための、いわばセルフケア、首相が言うところの「自助」です。この自助について、「自助ばかり求めるな」といった主旨の、まったく的外れなことを堂々と口にする野党の女性議員がいますが、勘違いも甚だしい!!感染症という病気は、自助、つまり個々の感染対策徹底があってこそ、収束を期待できるものなのに……。まずはマスク着用、それもウイルス防護効果の期待できるマスクです。テレビに登場するタレントたちがよく使っているマウスシールドは、コロナ対策に有効ではないことは、数か月前から、尾身氏が忠告していること。不織布マスクに替えることから、感染対策の徹底をしたいですね。→ コロナ対策に「不織布マスク」が良い理由は?
2021.02.04
重曹は、正式名が「炭酸水素ナトリウム」です。掃除にも使いますが、料理では、ベーキングパウダー、つまり「ふくらし粉」と呼ぶことが多いかと思います。たとえば肉料理の下処理に使うと、肉が軟らかくなります。みかんやりんごの表面にはワックスがついていて、皮ごと料理に使いたいのに、ワックスが気になるときは、重曹を振りかけて表面を洗うと、ワックスを取り除くことができます。とても便利な重曹ですが、たとえば煮豆などの調理済み食品には、ふっくら感をだすために重曹を加えている商品が少なくありません。しかし、実は重曹には塩分が含まれていますから、高血圧などで減塩食を続けている方は、この「隠れ塩分」に注意が必要です。詳しくはこちらの記事を一度読んでみてください。→ 高血圧なら「重曹」の隠れ塩分にご用心!!
2021.02.03
妊娠中に受ける妊婦健診で、母親のおなかの中の赤ちゃんに、先天性の異常が疑われることがあります。その場合に行われる「新出生前診断」について、このところ無認可の医療機関が、ルールを無視して染色体検査だけを行っていることが、社会問題化しています。診断結果によっては、ダウン症などのリスクがあることがわかるなどして、両親が「中絶」という重い決断を余儀なくされることもあります。そのため、ただ検査だけをするのでなく、両親を精神的に支える支援が必須で、遺伝専門医や遺伝カウンセラーなどがそこにいて、支えることが求められているのです。診断結果から、妊娠を継続するか否かで迷ったときの、考え方をアドバイスした冊子も用意されています。詳しくはこちらを参照に。→ 新出生前診断の結果で悩む親を支える冊子
2021.02.02
病院に行くと、外来フロアーの一角に、「○○看護外来」とか「○○看護相談外来」とあるのを見かけたことはありませんか。そこには、専門看護師や認定看護師と呼ばれる看護師がいて、通院しながらの療養生活で直面する、あらゆる相談にのってくれます。医師からあれこれと説明を受けたものの、いまいちよく理解できないとか、納得できないといったときも、看護外来を利用するといいでしょう。→ 看護外来は誰でも利用できる?そして費用は?おおむね30分以上、たっぷり時間をとって、相談にのってくれるはずです。看護外来の利用には公的医療保険が使えますから、1回につきコーヒー一杯分程度で、納得いくまで説明や指導を受けられるのです。是非活用を!!
2021.02.01
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