老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

2017.12.11
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近くに住む知人から、怒り心頭を思わせるメールが届きました。

 風邪だと思って毎年この時期もらう抗生物質をもらおうと、
 かかりつけのクリニックに行ったのに、
 ドクターは診察後、抗生物質は効かない風邪のようだからと、
 薬を処方してくれない。去年まではすぐにくれたのに!!
 どうしてなのかしら」

このメールを見て、
「やっぱりこうなるよね」と思ったものです。


「抗菌薬(抗生物質)の処方を見直して、薬剤耐性菌を減らそう!」
というスローガンを打ち出しているからです。

薬剤耐性菌とは、これまで治療効果をあげていた抗生物質が、
まったく効かない、あるいは効きにくくなってしまった菌のことです。

なかでも世界的に深刻な問題になっているのは、
現時点で使用可能な抗生物質のほとんどに耐性をもつ「多剤耐性菌」、
いわゆる「スーパー耐性菌」の登場です。

この耐性菌に感染すると、
現時点では治療効果を期待できる薬がありませんから、
病気が重症化して、場合によっては致命的なことにもなりかねません。

こうした不幸な事態をできるだけ避けようと、

これ以上新たな薬剤耐性菌を作らないようにしようと、
国を挙げて取り組んでいるわけです。

こうした点を考え合わせると、
おそらく知人のかかりつけ医は、
何がなんでも抗生物質は出せないと、決めかかっているわけではないはず。


やはりかかりつけ医は、いつもどおりていねいに診察してくれたとのこと。

そのうえで、ドクターはこう言ったそうです。
「あなたの風邪は、抗生物質の効かないウイルスによるものだと思います。
 抗生物質が効かないタイプですから、今の状態でしたら、
 副作用のある抗生物質をあえて飲むよりも、
 のどの痛みを和らげる薬を出しますから、3日ほどそれを飲んで、
 暖かくしてゆっくり休んでください。
 それで大丈夫だと思いますが、3日以上経ってもよくならなかったら、
 詳しい検査をしてみますので、もう一度いらしてください」

これを聞いて私は納得し、
知人には、栄養のある温かいものをしっかり摂って、部屋を暖かくして、
2、3日身体を休めて様子を見るように勧めました。
これに知人は、怒りが収まったようで、「そうする」との素直な返事。

ちょうど我が家に買い置きしてあったこちら☟を1瓶届けがてらに、
ご主人に、「​ 食べる風邪薬 ​」と「​ 飲む点滴 ​」の話をして、
「しっかり看病してあげてよ!!」と、お願いしてきたところです。

この冬、知人同様「抗生物質をもらえない」体験をされる方は多いでしょう。
そこで参考までに、のどの痛みで食事が進まないときの栄養補給には、
エネルギー補給になる、こちら☟がおススメです。

そして、のどの痛みが和らいできたら、こちら☟を。
冷凍庫に保存しておけば、電子レンジでチンするだけで、
栄養価の高い暖かいスープをいただけます。

「風邪かな?」というときのために、
ブロシュアとともに備えておくと安心です。単身の方は、是非!!





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最終更新日  2017.12.24 23:29:49
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