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2009.01.02
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カテゴリ: つぶやき日記


 飛鳥山は、江戸中期以来、桜(はな)の名所です。
 江戸っ子に解放されたこの一帯は、江戸郊外の遊山地として多くの庶民に親しまれ、文人墨客によってその風情を褒められてきました。

 その飛鳥山の北側、王子権現の台地と音無川を挟んで向かい合う「地主山」と呼ばれる付近で、大きな開削工事が進められています。

「あすか山工事.jpg

 王子駅中央口から出てすぐのところで、花見客には便利な階段の取付け道路になりそうですが、この斜面は、旧日光街道が飛鳥山の裾を回りこみ、その斜面には躑躅と桜が美しく咲きそろう絶好の景観でした。

 小さい頃から、この山を遊び場とし、この景色に親しんできたものにとって、この「便利」さだけを追求するような工事には、やや悲しさを感じます。
 階段脇はセメントによる護岸らしき構造。まして、土の階段でなくコンクリートで覆ってしまうのであれば、もはや江戸の風情は失われます。

 この山に登るには、裏の斜面の静かな木陰を抜ける道が古くからあります。登りきると陽光に開けた台地上に出て、桜の園の喧騒に溶け込みます。このコントラストが、飛鳥山の桜をさらに美しく感じさせます。



 そんなことを考えさせられる正月になりました。





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最終更新日  2009.01.02 08:08:56
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