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昨日、11月15日に劇場公開が始まった当日に映画「グラディエーターII」
を観てきました。
25年ぶりの続編、前作ももちろん映画館に足を運びました。
大好きな作品です。
正直、ラッセル・クロウの一ファンとしては、
マキシマスのいない続編はいくら特殊映像技術が進んで
映像美が上がっても
作品としては、
期待はずれに終わってしまうかも
と感じていました。
劇場版の予告を見て、主役の人は見たことない俳優さんだし
「何だか、大丈夫?」
かなといらない心配💧をしたのですが・・・
観賞後は最後のエンドロールで不覚にも涙が出そうになりました。
あらすじというかストーリー展開は前作と大体同じ。
ローマは皇帝のためにあるのではなく市民の手に戻す
という少数の志のある人達が、
皇帝の血筋を引く主人公・ルシウスがグラディエーターとなって
ローマに帰ってきたことで再び立ち上がる、という
歴史は繰り返すということわざそのままです。
それだとここまで感動する映画にならないのですが、
特筆すべきは胸にズキズき突き刺さるセリフの数々。
例えば・・・
「奴隷の夢は自由になることではなく、奴隷を買うこと。」
「生前の行いは永遠の響き」
「木の剣でも剣なんだ」
「権力が欲しいんじゃない」
お金も自由も手に入れた人の最終地点は、
悪い方向に進むと
全ての権力をこの手に収めたい
人の自由もお金も命も全て自分が支配したいという
底なしの欲望は枯れることがありません。
「人は何のために生きるのか?」
を考える時、欲望を満たすために何でもやるというのは
寂しい限りです。
世界史を普通に通史で見ていくと、名君が国をおさめる時より
暴君が政治をしている時代の方が圧倒的に長く
一般市民はいい迷惑です。
自戒をこめて、自分の中の悪魔と戦いながら勝利して
「生前の行いは永遠の響き」と言えるように行動したいです。
また、現在、自身の欲の為だけの人達に政治をされているのなら
まっぴらごめんです。
選挙は国民ために政治を行う政治家・政党に必ず投票しようと思います。
こちらの作品は、戦闘シーンの描写がかなりリアルです。
苦手な方はレンタルして大きい画面は避けた方がいいかな。