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連続でA君について。冬休み前、あんなに一生懸命いっしょに頑張ったカタカナが、新学期にはほとんど抜け落ちていました。読むことはパーフェクトなんですが、書字が、書字が…ああ…。終業式の日、お母様には、さりげな~く、ホントにさりげな~く復習を頼んだつもりだったのですが…通じてなかったのか、手が廻らなかったのか…。いえいえ、ご家庭のせいにしては、いけませんよね。今、目の前の状況に対応していかねばっ!で、現状ですがいま、絵が上に、下にその言葉の文字数のマス目が書いてあるプリントで『バス』とか『テレビ』などのカタカナを書いています。ニ学期中に一文字ずつ10回くらい、ひたすら練習させるプリントを担任の指示でさせていましたが、それが延々と続くと、あれ、飽きてしまうんですよね…。彼は知的にも多少問題があるので、どうしてもポロポロと抜け落ちて行ってしまう…。そこで、みなさまに【質問】!!担任は、今やっている、絵の下にカタカナを書かせるプリントが一巡したらお手本のカタカナの下に10回書かせる芸のないプリントに逆戻りさせてもう一度『インプットしなおす』と言うのですが、ご経験者のかたおられましたら是非、よい方法をご教授ねがえませんか?やはり平仮名、カタカナは徹底的に50音全てが書けるようにしておくことが第一ステップでしょうか…(>平仮名もまだ迷走している文字があります…)。私などは、もっと彼が興味を持つような、言葉を書きたくなるような手作りプリントにしたり、車や乗り物が好きなので、その名前などを利用してプリントを作ってみたら?と担任には進言して見たのですが、笑顔で完璧スルーでした…(涙)。持ち運びしやすいカタカナ表を準備し、それで分らない字を探しながらでも彼自身が意欲的に書けるようなやり方も悪くないんじゃないかな~などと思うのですが、とにかく担任は『事前準備は面倒』『字が汚いので手書きはできない。パソコンでやると僕は冷たい感じのプリントしか作れないから、市販品のほうがマシ』『この子にどんなプリントを作ればいいのか、考えることができない』と完璧にやる気ゼロなんです。手伝います、といっても『それは、僕の仕事ですから』の一言(>だったら、やってくれ~!)。お子さんが励みになったこと、やる気になったこと、また、反対に、一文字ずつのインプットをあやふやにしてしまっての失敗談、なんでも結構です。なにかよい方法があるといいのですが…。ちなみにA君。もうすぐ高学年です。
January 17, 2007
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少し前に書いた私の2学期の反省にあった我が学級のADHDのA君。先日の音楽の時間、いつも通り楽器個別練習時にリコーダーを吹いてみたら…。あら、不思議。安定した音が続けて出せたことがなかったのですがなぜか今回、きちんとした音が出始めたんです!!すごいっ!幾度も繰り替えしているうちに、ようやく指が穴をふさぐ感覚がわかってきたのでしょうか?それともたまたま落ち着いていたからなのかゆっくりゆっくりですが、彼のリコーダーから『ド~シ~ラ~ソ~』とはっきりその音階とわかる音が出たことが私は嬉しくて嬉しくて、いっぱいいっぱい誉めました(>オッケーと言える音はまだ、3回に1回くらいですが…)。本人も「ぼく、ふけてるよね~」とニコニコ。すると彼の口から「もう、あっち(>リコーダー練習のグループの子たちが電子オルガンのまわりで、一緒に練習する場所)に行ってもいい?」という言葉が…。そうだよね。オルガンに合わせてパートごとに演奏練習(>他の子は既にパート練習に進んでしまっていて、追いつける可能性はどうなんだろう…)や、1人ずつ演奏を確認してもらってる『あの!グループ』にボクだって行きたいよね。それまで、リコーダー自体にまったく興味がなく、鍵盤ハーモニカの時のほうがずっと嬉々として演奏に取り組んでいたし、音楽の授業後いつも、ストレスからかかなりの興奮状態になり、つらそうだったので、この一言はとても嬉しかった。(>実際、彼にとっては鍵盤ハーモニカのほうが、手作りの色分けされた楽譜で多少は鍵盤を探したりできるので、やりやすかったはず…。リコーダーを吹きつつ、楽譜を見ることは、かなり難しいですよね)。ま、不幸中の幸いだったのは、もうどのくらいの期間、同じ曲に取り組んでるのかしら…と問いたくなるくらい問題ズボラ教師(>彼の担任)が、なんの目的もなく、けだるい授業を続けてくれていたこと(笑)。(>考えてみたら実に!同じ曲の演奏練習を既に4ヶ月…。他の子たちは完全に飽き飽きモード全開(ふぅ~っ)))でも、ある意味、1ヶ月ごとに演奏曲が変っていたら、サビのフレーズだけでも音を覚えて、吹けるようになれなかったかもしれない。年に幾度もない機会だ、たまには、言ってみよう。ビバ、ズボラ教師!!(笑)今日は、おやすみなので、もう1回連続アップです!
January 17, 2007
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新学期が始まり、学級では、新しい学期を迎えての様々なきめごとがおこなわれています。無事に今学期のかかりも決まりました。うちの学級では全員が決められた仕事をがんばるように全員分のかかりが用意されています。その内容は千差万別。これを決めるのが一騒動(笑)。でも、面白いのは、多分、通常級なら避けられそうな面倒なかかりでもちゃ~んと希望する子どもがいてくれること。ちょっとズルが分る子なら、きっと他のかかりに逃げ込むと思うんだけどそこはピュアな子たちがあつまる我が学級(笑)「がんばりますっ!」という素直な気持ちで「は~い、○○のかかりやりますっ!」と笑顔と共に上がる可愛い手手手…。なかには「そのかかりでは、かなり高難度ではないかしら…」という前にそのかかりをしていた上級生に憧れての低学年の立候補もあり、胸キュンなシーンとドキドキなシーンが目白押しです。で、決まったかかりを大きな表にするのですがそこでも感じる子ども達の成長!自分の名前を書いた短冊状の紙を貼り付けるのですが2学期には鉛筆で薄く書いてもらった上からマジックでなぞっていた子がひとりではっきりと自分の名前を書いているっ!(>誰がどう見ても○○君だぞっ!)バランスのよくない書き方だった子が、見事におさまりのいい文字を書いているっ!2学期はひらがなだったのに、カタカナの名前になってるぅ!(>自分のできるようになったことが誇りでもあります!)と、書き出すときりがないくらい、どの子にも小さな一歩が感じられ出来上がった表を、毎日、目にする度に確実に歩みを進めているこの子達を今年も見守っていたいなぁ~と願わずにはおれません。あっという間に終わってしまう3学期だけれど今学期も自分のかかりを頑張ってね!!
January 13, 2007
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今日から新学期です。いまいちの体調を抱えたままのスタートだったので、正直、不安だったのですが学校で子ども達の「せんせい、おはよう!」「おめでとう!」という言葉を聞くと、不調もふっとぶ、というか、不調も気にならなくなって、なんとか半日を終えることができました。
January 9, 2007
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ほんとは、もっとしっかりと治ってから、書くべきことなんでしょうがこういうのって、軽快と悪化を繰り返す傾向にある、とお医者様にも言われてしまったので、記憶が新しいうちに書き留めておきます。実は今回、私がかかってしまったストレス性の病気は【ストレス性難聴】でした。ある日、突然、片側の耳がふさがってしまったようになり最初は風邪のせいで耳がおかしくなったのかな~と様子を見てると年末の忙しさに輪をかけるように、どんどんと悪くなって来て自分の声がグワングワンと耳に轟きます。ひょえ~って感じ。でも、かろうじて音は拾えます。でも、確実に取れる音が少ないの…もう、泣きそうになりました(>この治療は一刻を争うそうです、お医者様にかかるのが遅くなれば遅くなるほど、完治は見込めず緩急を繰り返すようになるみたいです。私は医者に行けたのがおかしいな、と思ってから2週間も経っていて、怒られました)あんなに大切にしていた子ども達の声がうまく聴き取れず本当に辛い時間でした。でも、年末くらいには『半分しか聴こえない』じゃなくて『まだ半分も聴こえる』だと思って、前を向いて、色々な方法を探ってみよう、と前向きに思えるようになりました。西洋医学だけじゃなくて、冬休みを利用して、東洋医学のお世話にもなりました。結果!たぶん、実家で療養したのが一番のお薬だったと思いますがかなり軽快しました。完治では、まったくないのですが…。で、この病との格闘時に、不思議な感覚を体験できました。お医者様によると、半分の耳が聴き取りづらくなっているので、もう半分の耳が頑張って色々聴こうと努力しているからじゃないか…とおっしゃっていましたがいわゆる【聴覚過敏】に近い状態でした。例えば、4人くらいで話していると、どの音も全て同じくらいの音で聴こえてしまって普通の時なら自然と会話したい相手に自分の聴覚のアンテナが調節されて、うまく会話できるのにピントが全く合わずに非常に疲れる、という状態に陥りました。また、台所の近くのテレビが付いている場所で会話すると、なんとびっくり台所の水音や調理の音、テレビの音、ヒーターの機械音、そして人同士の会話、これら全てが同じ勢いで私に襲い掛かって来るのです。本当に意識を集中させて、自分の聴きたいことや、話したいことを頑張らないと音の海に飲み込まれてしまいそうになります。音にこんなに過敏になったことは人生ウン十年(笑)ですが、生まれて初めてです。本当に、少しの会話でもうグッタリする感覚でした。で、顧みて、私がいつも接している子ども達も似たような状況にあると思うんです。ADHDのお子さんや自閉症関係のお子さん方は、聴覚過敏や視覚過敏がありますよね(人によりますが…)。彼らは、もしかして、いつもこんな、どの音、または、どの目に入るものを選択して良いのやら分らない状況に置かれているのかな…と。こんな状況なら、体調が悪ければ、パニックにもなるだろうし、「先生の話しに集中しなさい」なんて難しい注文されてると、疲れちゃうだろうな…。だって、教室や家の中には、普段は感じないような様々な音が溢れていてここから必要な情報を選択することは、普通の大人の私でさえ、非常に疲れ切ることでしたから…。ちょっとだけ改善傾向にあるとはいえ、まだまだ予断を許さない私の状況ですがこの経験だけは、絶対に今後に生かそう、と強く思いました。(>ホントは、この状況なら、もうお仕事を続けることは不可能だと、涙にくれて全てを放り出しそうになっていたのですが…転んでもタダでは起き上がらないゾ、ってプラスに生かしたいシブといワタシです~!)本当に疑似状態とはいえ、聴覚が過敏になるって、こういうことに近い状態なんだろうな…と強く思いました。そして、子ども達が、普段からどんなに大変なのか…っていうことも(>生まれつきなので、状況の大変さを理解していない子も多いと思いますでも、本人も含めて、周囲もその状況を理解し難いので、余計にトラブルの引き金になりやすいことが、よ~く身を持ってわかりました。神様は私にこんな病気を通して、何かを教えたかったのかな…とアリガタイ解釈に走れそうなくらいの超プラス思考です(笑))。まだ、聴こえづらい状況と、目眩が残っていて、本当に9日から仕事復帰できるのか心配な状況ですが、あと1週間でもう少し軽快すると信じて、療養に努めます。また、パソがあまり症状に良くないらしく、しばらく更新できないと思いますし、折角いただいたコメントにもレスできない状況ですが、どうか気長にお待ち下さいませ。みなさんも身体を大切になさって下さいね。
January 3, 2007
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ずっと放置状態のこのブログにも、アクセスして下さっている方がいらっしゃるようで、本当に申し訳ございませんでした。やっと帰省から戻り、日々の生活にもどります。9日からは新学期です。また怒濤の日々(笑)が始まります。そうそう、ストレス性のほうですが、少し落ち着き、改善されつつあります。ですが、こういうものは、忙しくなるとすぐに再発するらしく、おっかなびっくりですが状態が悪かった時の、どうしようもない状況は脱却できたので、あとはこういう状況にならないように、自分で自分をきちんとコントロールしていくしかないようです。って、↑こんなことを書いていると、まるで、私がいつもクラスの子どもたちに望んでいることと同じですね~。まったくもう…ってかんじですが、実際にそういう状態になって始めて、今まで、自分がいかに分かったような口をきいていたかに気づきます。とにもかくにも、9日への始動に向けて、少しずつエンジンをかけたいと思います。また、がんばりますね~!
January 3, 2007
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