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本日の相談者3組5名来所 Wさんは仕事の関係上、午前7時30分に来所、 私は朝が早いので苦にならない。 400万近い借金も、取引期間の長いのもあり、100万ぐらいに圧縮できそうだ。 事業の失敗のため、多重債務者に陥ってしまったとのこと。 よくある話だ。起業するときはよく考えてと言いたい。 午後1時、母子家庭のS子さん来所、離婚して子供2名のため懸命に 生活している様子が伝わる。 母子家庭の債務整理は何件かお手伝いさせて頂いたが、 皆、立派に再生された。 母は強い、子供を思う母心だろう。 元夫からの養育費も、去年10月から途絶えてしまったとのこと。「私が悪かったのよ、口約束で書類も交わさなかったから・・」との屈託の ない笑顔がやけにに悲しく見える。何とか力になってあげなければ!! 午後3時、娘さんに付き添われた、K夫婦が来所、 二人とも70歳を越えている。 受付票を見ながら 私 「まず、ご主人からお聞きします」 「A社は残が33万ですね、取引期間はどのくらいですか?」 Kさん「はっきり覚えていませんが・・」 娘さん「お父さん、平成の始め頃でしょう、 お店が駄目になりだしたころでしょう」 私 「うぅーん、そうすると、18年ぐらいですか?」 「そうすると、借金はとっくに終わっていますね」 「借金がないのに、払い続けているんですよ」 Kさん「そうなんですか?」 他の4社も、また奥さん名義の3社も全て10年以上の取引である。 私 「もう今日から、払う必要はありません」 「徹底的に、取り戻しましょう」 「全ての費用は、過払い返還金の中からで結構ですから」 Kさん「そうして頂くと助かります」 「借金が無くなるだけでいいんです」 Kさん夫婦は、小さいお店を経営していたが、バブルが弾けたため、 得意先が激減、仕方なくサラ金に手を出し、多重債務に陥ってしまった。 バブルの後遺症はまだまだ多い、 Kさん夫婦は、気が付かなければ、払う必要の無い借金を一生払っていく 羽目になったのだ。 最後に「なぜ、もっと早くに?」との私の問いに 「他の所にも相談したんですが、最初に着手金がかかるとのことで、 なかなか踏ん切りが付かなかったようなんです」と娘さん。 多重債務に陥る原因は人様々である。 借りた人が悪い、貸す業者が悪いと一概に言い切れるのか? 東京都も多重債務者を救済する貸付を始めるようだが、 それ以前の、多重債務に陥らないためのセフティーネットこそが 必要ではないか?
2007.01.11
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今年もあとわずか、当事務所も明日から、 来年8日まで年末年始の休みに入る。 仕事納めの当事務所の一日をダイジェストでお送りいたします。 補助者のM子さん、朝から、各業者に過払い請求のファックスを送る。 再度、こちらから請求しないと、回答をくれない業者が多いが、 すぐに電話してくる業者もいる。 5分も経たないうちに、H会社から電話あり H会社 「N子さんの過払い請求書いただいたんですが?」 「0和解って訳にはいけませんの?」 私 「えぇーと・・請求額は9,235円でしたね・・」 「N子さんは、他に債務があって大変なんですよ」 「過払いが返ってくるのを楽しみにしているんですよ」 H会社 「うちも大変なんですよ、過払い過払いで沈んでいます」 私 「そんなことないでしょう、天下のH会社さんが..] H会社 「・・・少しは減額してください」 私 「そんなこと言わないで全額返してあげてくださいよ」 「N子にとっては大切なお金なんですよ」 H会社 「わかりました、返還期日は・・・・」 過払い金をだれのお金だと思っているのだろう、 当然のように、0和解、減額を請求してくる。 11時頃Tさん来所、13年前に借りたあの悪名高い00社から 突然督促状が送られてきたとのこと、 最後の返済から5年以上経っているため、時効援用すれば 支払い義務が無くなることを伝えると、安心したようだ。 11時半、年末の挨拶を兼ねてMさん来所、律儀な人だ。 私 「しばらくですね、お元気そうでなりよりですね」 Mさん 「おかげさまで、先生に迷惑をかけていないか思って・・」 私 「あれから、A社も、S社それにM社も 何も言ってきませんね?」 Mさん 「このままでいいんですかね?」 私 「わざわざ、寝ている子を起こすこともないでしょう」 「貸し倒れで処理するのかも知れませんし・・」 Mさん 「そうですかね?」 私 「5年経過すれば、時効ですし、 何か言ってきたら対応しましょう」 Mさんが来所されて受任したのは平成17年の2月である。 まだ、債務整理中である。 それもそのはず、当初の借金は873万程あった。 年金暮らしのMさんには、到底払える金額でない。 ある事情があり自己破産も個人再生も出来ない。 各債権者に事情をお話して、引き直し後の金額をさらに半額にして、 最長60回払いの提案をさせていただいた。 すごい抵抗にあったが、承諾してくれた業者もいた。 あまりにも、無理な提案に、3社とは、まだ和解になっていない。 払えないものは仕方が無い、借りたMさんはもちろん悪いが。 返済能力以上を貸し付けた業者も悪い。長期戦になる覚悟だ。 午後1時K子さん、返済の打合せで来社、 取引期間が全て1年未満のため あんまり減額にならなかった。 しかし将来利息は全てカットしてもらった。 私 「やはり、あまり減額にならなかったですね」 K子さん 「そうですか?」 私 「48回払いだと月々4万ぐらいの支払いになるんですが?」 K子さん 「それなら大丈夫です」 私 「着手金の支払いは1月で終わるので、 2月からの支払いで交渉しましょう」 K子さん 「よろしく、お願いします」 これで、今年の面談は終わり、残った事務処理をするだけ。 その後も、業者からの問い合わせや 相談者からの電話がひっきりなしに入る。 事務処理も終わって、さて、大掃除かと準備していると。 Kさんから電話あり、S信販から分割の過払い金の入金が 2,3ヶ月ないとのこと。 S信販は、経営危機、分割払いで過払い金を払ってもらっている。 費用の関係で、直接Kさんの口座に入金してもらっている。 まさか、もう潰れたのでは!! すぐに電話する 私 「Kさんの過払いの入金が無いようですが?」 S信販「本当ですか? すぐ調べてみます」 私 「金融業者が、お客さんから督促されたら仕方が無いですね?」 S信販「すみません、すぐ入金します」 掃除も終わって、従業員全員で一年間の労をねぎらって、軽く一杯 ようやく仕事納めになった。 このブログも当分休ませていただきます。皆さん良いお年を・・・ 来年は1月9日からの業務開始です。
2006.12.28
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R信販からHさんの件で電話あり。 Hさんは二つの取引と、R信販が保証しているT銀行からも 借入をしていた。 一つの取引は過払いが発生していた。 ただ、銀行債務は今回の整理対象外である。 R信販 「Hさんはどう言っていました?」 私 「この前もお話したように、銀行のほうは債務整理対象外です」 「今後も、お約束通り払っていくとのことです」 R信販 「そうですか、それなら仕方ないですね」 「過払いの分、少しでも減額してくれませんかね?」 私 「どういうことですか?」 「それでは、債務の残っているショッピングの分も減額してくれ るんですか?」 R信販 「いゃ、いゃ、それは・・・」 「わかりました、 相殺した差額の27万3,231円をお返しします」 「返還期日は1月00日ですから、和解書お願いします」 私 「お手数かけますが、よろしくお願いいたします」 R信販 「それから、和解書には相殺のことと、 T銀行の債務は除外することも書いてください」 銀行からの借入は、必ず保証会社や、金融業者、信販会社が 保証人になっている 両方に債務がある場合、一つを債務整理をすると、 片方も債務整理を要求してくる場合がある。 R銀行とR保証など、必然的にすべてが債務整理の対象になってしまう。 依頼した専門家と良く相談して債務整理を進めてほしい。 また銀行は貸金規制法は適用がないため、我々が介入しても、 本人に内容証明等で「一括で払え」と督促をしてくるときがあるが、 心配することは無い。そうした手順を踏まなければ、代弁済として債権を 保証会社に移行できないからである。 それから、口座を凍結されて、預金と相殺されたり、 振り込まれた給与が引き出せないということもある。 銀行がらみの借金を債務整理するにはよくよく気を付けてください。
2006.12.27
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フリーターのSさん(22歳)来所、借金総額380万円 受付票を見ながら 私 「0信販の123万円は車のローンですか」 Sさん 「はい」 私 「債務整理をすると、車は諦めないと駄目ですよ?」 Sさん 「車は無いんです」 私 [えぇーどういうことですか?」 Sさん 「どうしてもお金が必要だったので、売ってしまいました」 私 「支払いが終わるまでは、所有権留保と言って,所有者は0信販ですよ」 「横領罪になってしまいますよ」 Sさん 「・・・・・・」 私 「このA社の50万は借りたのが1ヶ月前とありますが、借りた理由は?」 Sさん 言いにくそうに「パチスロです」 私 [うーん、ギャンブルか!! それも1ヵ月前に・・」 「このT社の30万と、R社の10万は?」 Sさん 「それも同じです」 私 [うぅーん、これも2,3ヶ月前か!!」 「今もパチンコはやっているの?」 Sさん 「 やっていません」 私 [しっかりしないと、駄目ですよ!!」 2,3ヶ月の間に、パチンコのために借りに借りまくり、 返済が出来なくなり、駆け込んできたSさん。 借金を、債務整理を、安易に考えすぎている。 金融業者も、この22歳の若者に、なぜ、こんなに貸せるのだろうか・ すべて狂っている。 法律の改正で、総量規制が引かれるようだが、 今から十分な与信をしてもらいたい。 Sさんには、充分は反省をして、本当に立ち直る気持ちが無い限り 受任はできないことを伝え、帰ってもらった。本人のためにも・・
2006.12.06
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3年前に自己破産をしたNさんから電話があった。 Nさん「以前、お世話になったNです」 「覚えていますか?」 私 「Nさん?」 Nさん「大宮のNです、自己破産した・・」 私 「あぁー、Nさんですね、覚えていますよ」 「元気でやっていますか?」 Nさん「はい・・・」 「ところで、私が破産したのはいつ頃でしたっけ」 私「どうしました、何かありましたか?」 Nさん「あれから仕事を変えたのですが、 給与が安く生活が大変なんです」 「いつ頃から、また借り入れができるかと思いまして・・」 私 「うぅーん・・まだ3年しか経っていませんから 当分無理ですよ」 最後に 私 「それから、ヤミ金には絶対手を出しては駄目ですよ」 Nさん「わかりました、頑張ります」 自己破産により、借金生活を断ち切ったNさんだが、 3年目で禁断症状がでてきたようである。 よほどしっかりしないと、「自己破産していてもお金を貸しますよ」 と、ヤミ金の甘い誘いに乗り、地獄への階段を転げ落ちてしまうかも・・ ここが踏ん張りどころ、耐えてもらいたい。 一度債務整理をしても、喪が明ければ、 再度サラ金に走り多重債務に陥るリピーターが多いと聞く、 再生は難しくても、再度、多重債務に陥るのは容易い。 借金に怖さ、馬鹿らしさをを知っているのは本人自身である。 今の日本、どんなに苦しく貧しくとも餓死することはない・・・ 本当の幸せとは?・・・・・・・・よく考えていただきたい。
2006.11.10
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昨日のブログでも書いたが、最近の相談、依頼は、「過払い」 に関してが断然多いが、取引期間が短く、また法定金利にのため 減額が期待できないが、はたして債務整理をすべきか? との相談もある。 その都度、「債務整理をすべきです」 「今より絶対悪くなることはありません」とアドバイスしている。 たとえ減額ができなかったとしても、将来利息をカットしていただくだけで 月々の支払は大幅に減額される。 また金利が付かないため、払えば払うだけ借金が減っていく。 Tさんの場合もそうだ、10社中6社が1年未満の取引きだ。 月々15万円の返済である。 その、当初530万の借金が、引き直し後、320万程残った。 事情により個人再生もできない。 毎月の支払可能額が6万5000円から7万円である。 単純に計算すれば、すべて48回払いにしていただけばそれも可能だが、 中には、10万、20万の債務もある。それまで長期分割を認めさせるのは難しい。 債権者の1社のT社から電話あり T社 「Tさんの和解案頂いたんですが?」 「これは駄目ですよ」 「今まで一回しか支払して頂いていないんですよ・・」 私 「ごもっともです、これが精一杯です」 「本人は破産はしたくないと言っているんです」 T社 「破産?・・・・・・・」 私 「取引が短いのは御社だけではないんです」 「無理を言って、皆さんにご協力を頂いています」 T社 「一括で払ってくださいよ」 私 「一括で払えるくらいなら、債務整理はしませんよ・・」 T社 「うぅーん・・・・ 借金総額は? 何社ですか?」 私 「10社の320万程です、月々6万5,000円が精一杯です」 T社 「うぅーん厳しいな、せめて24回になりませんか?」 私 「無理しても、また払えなくなり、御社にご迷惑をかけるだけですよ?」 T社 「仕方ないですね、特別、それでやりましょう」 私 「ありがとうございます」 何とか、194,000円の債務を、36回払い(金利なし)で和解が成立した。 残るのは、0信販とP社、債務が多額なため 60回払いでいけるだろう。 これでようやく、全社和解のメドが見えてきた。 相手も、破産されたり、途中でまた支払不能になるよりは、期間が長くても 確実に返済して貰った方が良いに決まっている。
2006.11.08
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深夜、栃木県のM子さんから相談のメールが届いた 悩みに悩み抜いてのことだろう・・ 「以下途中からの原文」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 月々15万円程返済しています。収入は20万円程です。 自宅に居させてもらいながらもこんなに借金があり、恥ずかしい限りですが、 歳も00になり未だ独身で、なんとか借金を返済して次のステップに移りたいのですが、 今日まで誰にも相談できませんでした。 借金はD社ショッピングから始まり、去年まで9年間働いていた会社の 給料減給遅配があり返済が回らなくなってキャッシングで返済に回しといった具合で、 会社も倒産となり派遣で仕事を始めましたがどうにも先が見えなくなっていました。 そして今日、法テラスで紹介してもらった弁護士の先生にあって相談をしましたが 自己破産しかないといわれ、30分があっというまに過ぎてしまって …やはり自己破産しかないのでしょうか? T社と丸D社以外は後1年で返済が終るのでそれまで頑張って払ってとも考えましたが それでも返済は終らないので… 今日の弁護士の先生には改めて相談のときは電話下さいと名刺を頂きましたが、 また30分の時間でと思うときめかねてしまいました。 そして先生のブログを見てこんな時間にメールで失礼しています。 住所も栃木県ですのでエリア外となってしまいます。 お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い致します。 債務整理とは、まず受任通知を各債権者に送り請求をストップする。 そして、各債権者の債権届が出揃ったところで、利息制限法で引き直しして 残債務を確定、ここで初めて支払可能かどうか検討して、 債務整理方法(任意整理、自己破産、個人再生等)を選択する。 これが原則である。 それを、最初から「破産しかない」とは無謀すぎる。 依頼者は、催促に怯え、不安な気持ちで、ワラをも掴むおもいで相談にくるのである。 いくら、法テラスの無料相談とはいえ、本人にとっては一生一大事である。 そういえば、先日、立て続けに専門家に「破産しかない」と言われ、非常の落ち込んで 当事務所に駆け込んだN子さん(10月19日ブログで紹介) すでに5社180万程の過払いが判明(内3社は和解済)した。 当初の計画通り、過払い金で保証人付きの借金を一括弁済 勿論その後過払い請求も)できそうだ。 このブログを書いている今、深夜メールを頂いたんN子さんから、 相談のお礼の電話があった。詳しい詳細を聞くと、決して破産する案件ではなさそうだ。 ようやく吹っ切れた様子だ、 ただ「相談した弁護士さんは、怖いからもう行きたくないので是非私に・・・」とのことだ。 最後に、この事実が本当であれば許せない、是非このブログで紹介させてくださいと言うと 「ありがとうございます」と涙声、私もつい貰い泣きをしてしまった・・・・ 依頼者の心の痛みをわかる司法書士でありたい 何人も何十人もの相談や依頼を受けているとその気持ちが薄らぐときがある。 「それではいけないのだ」と自問自答する・・・・
2006.11.03
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このところ、このブログのアクセスが増大している。 本日も軽くアクセス数500を超えてしまった。 少しでも、ご覧になった皆様のお役にたてば幸いである。 それに伴い、全国からの相談、問合せもたくさん頂いている。 そこで、再度、お願い、お詫びいたします。 すべての人のご依頼をお受けすることができないことを・・・ 依頼を受けるにあたって、一度は来所して頂くのを原則としている。 しかし、地方の人はそうはいかない。 事案によっては、何度か直接お会いして打合せが必要な場合もある。 聞いたこともないその地方独自の業者もいる場合もある、 その業者の癖もわからない。 万一、訴訟になった場合、依頼者に余計の負担をかけてしまう。 (裁判は業者の支店、本社、それか原告の住所地を管轄する裁判所でおこなわれる) 受けるからには、完璧な仕事をしたい。 2,3日前、九州のK市のS子さんから電話があった。 ご夫婦で多額の借金を背負ってた、相当の過払いもある、 知らない業者も散在している。その外の事情も考え、地元の司法書士か 弁護士に依頼するようお奨めしたのだが・・ S子さん「是非、先生にお願いしたいんですが?」 「主人とも相談したんですが、一度お伺いします」 私 「えぇー、九州からですか?・・・・」 「うーん、気持ちはありがたいですが・・・」 「もう一度、お近くの司法書士か弁護士さんを捜して見てください」 「私も協力しますから・・・」 東京や大阪のような大都市は、昔はタブーと言われていた士業の広告も盛んだが 地方の場合はまだまだだ、 近くの専門家に依頼することを薦めるも、 「どこに頼んだら良いかわからない」「頼むところがない」という声がほとんどである。 これからは、士業も、自分の得意分野、考え、方針等、どんどんアピール、宣伝して、 苦しんでいる債務者に、たくさんの選択肢を与えるべきではないだろうか?
2006.10.11
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先日、受任させていただいたH子さんから手紙が届いた。 以下原文 00先生、受任していただき本当にありがとうございます。 この期に及んで、まだ、夫に知られたくない気持ちを捨て切れずにいた私でしたが、 先生のおっしゃる通りに夫に話して、すべてを吐き出す事が出来て、 本当に気持ちが落ち着きました。 夫は、私が思っていた事とは、反対にしっかりと受け止めてくれました。 浅はかな私でした。 同じ失敗をしないように、しっかりとした気持ちで家族で頑張ってまいります。 00先生、事務所の皆様、どうかよろしくお願い致します。 H子 H子さんが最初に来所されたのは、一週間ほど前だった。 几帳面に債務の状況の他、家計の状況までメモして来てくれた。 その時の様子をビデオテープで巻き戻しすると・・・ 私 「取引期間が短いので、債務が残りますね」 「でも、ご主人の給与もあわせれば、払っていけるでしょう」 H子さん「少しでも支払が楽になれば・・」 私 「ところで、ご主人は借金のことご存知ですよね?」 H子さん「知りません、内緒です」 私 「えぇー、家計のための借金でしょう?」 H子さん「私がまかされていましたので・・」 「本当のことを知ったら、ショックを受けて、どうなるか心配です」 私 「でも、家庭の問題ですよ、内緒にしていても、根本的な解決になりませんよ」 H子さん「内緒でやってもらえませんか?」 私 「駄目ですね、勇気をもってお話してください」 当事務所は、自己破産、個人再生、それに債務が残る任意整理で、 本人だけの収入からでは支払っていけない場合は、 相手に内緒では受けないことにしている。 根本的な解決にならないからである。 そのH子さんから、翌日、嬉しそうな声で 「主人に話しました・・」 「お願いするのなら、隠さないで全部出さないと駄目だと言われました」 「一緒にお伺いしたいんですが?」と電話があった。 実はH子さん、他に主人名義で3件の借金があった。 こうして、H子さんと、ご主人の2名の受任することになった。 ようやく,H子さんご夫婦の再生に向けての第一歩が始まった。 「夫に内緒で・・」「妻に内緒で・・」という相談は多い。 3年程前、M子さんという女性が「夫に内緒で破産したい」と相談に訪れた。 「破産できたとしても、一生その秘密を持ち続けるのですよ」 「もし,そのことをご主人が知ったら・・」 と主人に打ち明けることをすすめたが、 「うちの主人は、気が荒いんです、そんなことしたら、なにされるかわからない・・」 と、泣きながら帰って行った。 そして後日、主人に打ち明けたところ 「なぜ、お前だけ、そんなに苦しんでいたんだ」 「借りたお金だから、破産しないで、2人で返していこう」と言われたと電話があった。 今年頂いた年賀状には、「もう少しで支払が終わります、頑張ります」とあった。 男とはそんなものだ、貴方一人の問題ではありません、勇気を持って打ち明けてください。 苦しみが半分になります・・・・そして喜びが倍になりますよ。
2006.10.10
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このブログのアクセスが突然、急増した、今日は600件を越えてしまった。 「どういうこと?」・・ 実は、あるサイトの掲示板に当ブログが紹介されたせいである。 1人でも多くの人が、当ブログに訪れていただき、 多重債務の苦しみから解放されてくれれば幸いである。 相談、問合せも急増している。 「このブログは、貸す方ばかり悪く書いている、借りる方は悪くないか?」との 厳しい書込みもある。 このブログは、あくまで、「多重債務者救済」のためである。 川で溺れかかっている人に、あえて鞭をうつようなことをしないまでである。 違法な高金利の商品を(最高裁の判例が確立したので、あえてこう書く) を未だに、販売し続ける業者、返済能力のない人に、禁断症状に陥った債務者に、 これでもか、これでもか、と貸し付ける業者、 まるで、麻薬だ!! 密売ではない、堂々と販売をしているのだ。 それを、取り締まれない政府。。。 今の日本、一体、どうなっているのだろう? 無計画で借りる方も当然、悪いのに決まっている。 Sさんもそうだ、 やむなく、辞任して、あとを引受けてくれたA司法書士から、今朝、電話があった。 A書士 「昨日、Sさんがきました、」 私 「どうでしたか?」 A書士 「受けることにしました。」 私 「ありがとうございます」 A書士 「各債権に、いくら返していたか、全然わからないんですね?」 私 「最初、どこから、いくら借りているかもわからなかったですから」 「頭金を、サラ金から借りてマンションを買ってしまうような人ですから・・」 「着手金は?」 A書士 「ちゃんと持ってきました」 私 「今度は、同じ失敗をしなよう厳しく言いましたので・・」 「本人も反省していますので、よろしくお願いします」 A書士 「辞任通知はどうします?」 私 「先生の方に、今日お送りしますから、受任通知と一緒に出してくれますか?」 A書士 「わかりました」 何の計画性も無く、頭金をサラ金で借りて、 なんとなく、マンションを買ってしまったSさん(5月10日ブログ参照) 後は、自転車操業、どこに、いくら返しているかもわからなくなってしまった。 家を手放したくないと、個人再生することになったが・・・ 請求がストップして安心したのか、分割の着手金も不払い、書類を集める準備もしなかった。 本人のためにと厳しく突き放す、二度と同じあやまちをしないで欲しい、 再生できるかは、Sさん自身にかかっている。
2006.09.29
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週の初めの月曜日、忙しい一日が始まった。 本日は事務所の1日をダイジェストでお送りします。 6時20分に事務所に入る。 メールチエック、相談が2件、1件が完済後の過払い請求の件 最近、完済後の過払い請求が増えてきた。 当事務所は完済後の過払い請求は、着手金不要、 返還金の中から報酬を頂くシステムにしている。 着手金が用意できないため、過払い請求をあきらめてもらいたくないためにも・・・ その後、本日の仕事の確認、各依頼者の状況チェック、 常時、30人から40人が同時進行している。 各人の状況を把握していないと、業者との交渉も、 補助者にも的確な指示ができない。 9時 補助者出勤、 本日の仕事についての、指示、打合せ、 週明けのこともあり、電話ひっきりなしに鳴り出す、 業者の問合せ、電話での相談も4件あり、 急いでいるとのことで、3件は本日午後に予約を入れる。 M社と、過払い金193,508円、A社と614,123円、 請求額満額ですんなり和解、当事務所が安易な和解に応じないことが、 各業者浸透してきたのか、相手も無駄な交渉をしてこない。 10時、Nさん来所、債務総額、5件 260万、取引期間10年以上3社 相当の過払いが見込めるため、費用は過払い返還金の中からの 後払いで受任 11時50分、文京区のT銀行へ、来月の決済(契約の立会い)の打合せのため訪問 登記は司法書士の本来の仕事、いつもは、補助者(資格者)にすべて任せて、 自分は債務整理に専念しているが、今日は特別、たまに外の空気を吸うのも心地良い。 13時 朝、電話頂いたSさん来所 債務総額 6社 330万円、 なんとなく借りたのが、気がつけば、この金額、月12万の返済とのこと、 月々5万なら支払可能とのこと、過払いを入れなくても、十分可能なことを説明、 受任する。 14時 Yさん来所、このYさんも、債権者に追い込まれていて、 後がないとのことで朝電話あり 急遽面談 怪我のため、仕事ができず、今は無職、借金総額350万、 自己破産しかないだろう、本人も納得しているようだが、問題は破産費用 「仕事でも見つかったら、ぼちぼち払うから」と本人は楽観的、 それに家族にも内緒とのこと、受任をためらっていると、 「首をくくるしかないか!!」「もう駄目だ!!」 の一言、二言。。。 数年前、「ある司法書士の名刺を握り締め海に飛び込んだ多重債務者」 の話が頭をよぎる。 「奥さんにお話してください、そして協力して貰って下さい」 「死ぬ気ならそのくらいできるでしょう?」と私のきつい一言に わかりましたと帰って行った。 そして夕方「女房が貯金を下ろして、着手金を用意してくれる・・」 と弾んだ声で電話があった。 15時30分 Nさん来所、債務総額 6社 280万円 取引期間3年~7年、8年 過払い金の中から、すべての費用が払えるか微妙なところ、 取りあえず、1ヶ月後から、着手金の分割支払で受任、 1ヶ月もあれば、どの位の過払い金がでるか予想がつくだろう。 17時 Nさん来所、 以前、当事務所で、債務整理をしたOさん、Tさんの紹介 0さん、Tさんの、「債務整理をして楽になった」との話を聴くたびに、 自分もと、決心したとのこと、債務総額 3社 150万程、 毎月45,000円を払っているが、元金がほとんど減らないとのこと、 幸い自転車を漕ぎ出す前である。 債務整理後は、払えば払っただけ借金が減る(金利を付けさせないため) ことを説明 Nさん、安堵した様子 その後、事務整理、 明日の準備等・・ 19時30分、帰宅、ブログ仲間のSさんから頂いた 大好物の「明太子」をつまみに晩酌 「うーん、幸せ!!この一瞬」 「さぁー明日も頑張ろう!!」
2006.09.25
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昨日と、うって変わり静かな一日だ。相談者の来所も1名だけ 九州、熊本県在住のN子さんから電話あり N子さん 「以前お電話した。熊本のN子です」 「憶えていますか?」 私 「憶えていますよ、その後どうですか?」 N子さん 「なかなか踏ん切りがつかなくって・・」 「先生に相談があるんですが」 私 「どんなことでもどうぞ・・」 N子さん 「今度、主人がリフォームローンを組むんですが」 「私が債務整理をしてブラックになると、主人にも影響があるんですか?」 私 「N子さんが保証人になるんですか?」 N子さん 「息子が保証人になるんです」 私 「それなら大丈夫ですよ」 「融資する会社は、ご主人と、保証人の息子さんの情報しか 見ることができませんから」 N子さん 「そうですか、安心しました。」 「妹も借金が無くなり、お金も戻ってきたと喜んでいましたので・・」 「私も是非お願いしたいんですが?」 私 「妹さん?」 N子さん 「そうです、以前、先生にお願いしたS子です」 私 「S子さんのお姉さんでしたか」 事故情報(ブラック情報)はその人、個人の情報である、 いくら夫婦でも、親子でも、他の人には影響しない。 まだまだ、誤った情報を鵜呑みにして、債務整理に踏み切れない人が多い。 このN子さん、取引期間がすべて10年以上だ、相当の過払いがでることだろう。
2006.09.20
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群馬県N市に在住のKさんからメール届く このAさん、今年の7月始め、2時間かけて来所された。 色々の事情で、着手金は分割で後払いで受任した。 ところが、本日まで、一切の入金が無い。 こんな状態では、各債権者と和解しても、支払に責任が持てないと 先日、やむえず辞任する旨のメールを送った。 その返事がきた。 以下原文 00様 入金が遅れてしまいまして、大変申し訳ありませんでした。 予定外の出費もあり,仕事に影響したので、そちらを優先させてしまいました。 先生との信頼関係を一方的に無くしたのは私自信なので、辞任されても当然です。 本当に申し訳ございませんでした。 先生にお会いして、相談させていただいて、ほっとしたのと 先生の人柄に安心して、そして先生の対してあまえていたようにおもいます。 先生、ご無理を承知でお願いします。 何とか、もう一度、お願いします。 今度、二度とこのようなことがないよう先生に約束いたします。 着手金は今週末に必ず振り込みますので、もう一度だけ僕に力を貸し下さい。 本当に勝手なお願い申し訳ございませんが、どうか宜しくお願いいたします。 A 一度失った信頼関係を取り戻すのは難しい。 私を頼って、遠方から来所された、その時の真剣な眼差しを見て 「この人のためなら・・」「何とかしてあげなければ」と思った気持ちも 今は、薄らいでいる。 もう一度、チャンスをあげるべきか? 苦慮するところである。 午後 2度辞任されたTさん来所、 一度目は弁護士に、急にTさんの仕事先が新潟県から、 今の埼玉県に変わったので、意思の疎通が取れなくなったとのこと、 二度目は、司法書士から、借金を1社隠していた為、 信頼関係が無くなったとのことで・・ 私 「何故、借金を全部ださなかったのですか?」 「破産の場合は全部の借金をださないと・・・」 Tさん「隠していた訳では、無いんです」 「前の弁護士に、それは関係無いと言われたので・・」 私 「それで、一方的に?」 Tさん 「そうです、うちの看板に泥を塗ったと・・」 私 持参した資料を見ながら、 「過払い金が発生していますね」 Tさん 「私も始めて知りました」 「報酬金で30%、破産の着手金として15万円引かれています。」 私 「報酬で30%?」 Tさん「高いですよね?」 私 「うーん、うちの場合は20%ですが・・」 「破産の全部の費用はいくらでした?」 Tさん「30万円です」 私 「えぇー30万ですか?」 「報酬の自由化ですからね・・」 「とにかく、これだけ過払いがでたら、破産処理は大変ですよ」 「その司法書士は、良いとこ取りだけをしたのかな?」 Tさん「私もそう思います」 Tさんの言うことをすべて信用する訳にいかないが、辞任する理由も色々あるようだ。 より良い信頼関係を築くためには、お互いの自覚、努力が必要のようだ。 良い仕事をしてもらうために、良い仕事をするために・・
2006.09.14
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昨日夜遅く、韓国から帰国、 韓国の多重債務問題も深刻のようだ。 1998年規制緩和策により、上限金利を撤廃したため、 平均200%を超える金利になった、まさに日本のヤミ金並である、 このような高金利を借りた行く末は、 自殺、身売り、強盗、殺人、家族破壊等々・・・・まさに地獄絵である 社会の大問題になり、上限金利が復活したが いまだに年66%の高金利であるとのこと。 「借りなかればいい」「借りる方が悪い」と言うが、 目先の10万、20万がどうしても必要な時、誰が、高金利のことまで考えるだろうか? 借りる方は、中毒患者に等しい・・・ 金融庁は、少額・短期の融資などに限り、特例として金利を年28%に認めるほか、 利息制限法の金利の一部を上げる規制強化に逆行する規定が盛り込まれたようだが、 大反対である。 サラ金族は、金利を下げれば、中小業者の経営が成り立たない、 消費者が、やみ金に流れると 主張するが 本当にそうなのだろうか、サラ金は今の世の中に本当に必要なのだろうか? ヤミ金は、罰則を強化して取り締まれば良いだけの話だ。 今や借金をすることはあたりまえ、何の抵抗も無い。 昔は、サラ金などなかったような気がする。 病気や、急な出費に備えて、少ないながらコツコツと貯金をしていものだ。 どうしても必要な時は、こっそり隠れて質屋へ・・古き良き時代であった。 今の日本、お金が無くて餓死することは無い、 本当の幸せとは何か? 我々消費者は考えるべきだろう そう言っても、病気に陥った人を、見捨てることはできない。 本日2人受任 明日は2件の相談の予約、 まだまだ,当分、忙しい日が続きそうだ。
2006.09.11
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本日は当事務所の1日をダイジェストでお送りします。 午前6時出勤、できるだけ早く事務所に入ることにしている 特に月曜日は・・・・早く、休みボケから抜け出すため。 メールチェック、その他、本日の予定の確認、各依頼者の状況の確認 30人~40人が同時進行している為、一人一人の状況を頭に叩き込んで おかないと、債権者との有利な交渉、補助者に適切な指示もできない。 午前9時 補助者出勤、本日の仕事の確認、指示 補助者Hさん(資格者)には、過払い請求、6件12人分の提訴することの確認 土曜日に休日出勤をして、訴状を書き上げてくれた。 午前10時半 管財事件で自己破産進行中のKさんの奥さん来所 管財事件のため、本人の郵便物が管財人に転送されるため、 その管財人から、再度事務所に返送されたものを取りに・・・ 「免責が下りなければどうしょう、その時は再度任意整理をやってくれますか?」 と心配そうな問いに「大丈夫ですよ、万一駄目な場合でも最後まで、お手伝いしますよ」 と答える。 午前11時半 Kさん突然来所、近くに来たからとのこと。 このKさん、あと1件残して、すべて債務整理完了 今月中には、この1件も解決するので、そしたら、借金が0に、そして精算のうえ、過払い 金170万円程お渡しできる旨お話すると、 「できれば本日少しでも・・・」と申し訳なさそうに。。。 急遽、30万程仮渡しする。あくまでも依頼者のお金である。 午後1時30分頃 横浜の相談者から私のブログを見たからと 電話相談 7社450万程の借金。 8年~10年以上の取引とのこと、 相当の過払いの可能性有、24日に来所の予約。 遠方からわざわざ来てくださる、仕事冥利に尽きる。 午後2時10分頃 抵当権抹消登記の件で、飛び込みで依頼者来所 補助者(資格者)に任せる。 よく「登記の仕事もやっているの?」と聞かれるが、 登記は司法書士の本来の仕事、しかし、債務整理と登記の比率は 2,3年前から逆転した。 午後3時、Tさん来所 Tさんの奥さん、娘さんの分も受任している。 2,3件残し債務、過払額もほぼ、固まったので、今後の支払等の相談。 3人合わせて779万円の借金が205万程に減る見通しだ、 さらに過払い金137万円程が返ってくる。 Tさん一家にも、ようやく明かりが見えた。 午後4時50分 Sさん来所 取引期間が短いこともあり、過払いこそ出なかったが、310万の借金が 103万程に減額、今後の支払の相談、月々3万程の返済で行けそうだ。 「以前は10万円以上の返済であった」「よかった、よかった」と満面の笑顔 午後5時20分頃、栃木県の女性の方から電話相談 友人から私のことを聞いて電話したとのこと。 このような紹介での相談が多いが、あえて「誰から?」とは聞かないことにしている。 盛んに「過払いになるか?」「いくらぐらい戻るか?」と気にしていた。 「過払いは、年数だけでなく、貸し借りの頻度、金額によって異なる・・」 「年数が長くても過払いにならないこともある」 等々説明する、安易に受任するのは危険である。 その友人に「お金が沢山戻って来た」と、良い事しか聞かなかったのだろうか? 午後6時頃、kさんの奥さん来所 kさんは自己破産手続中、仕事が忙しいとのことで、手続が進まない。 奥さんが不足書類を持って・・・ようやく、申立てする段階になった。 仕事も大事だが、手続も大事、依頼者がその気になって動いてくれないと 手続は進まない。各債権者からの請求がストップすれば、 ほっとしてこれでおしまいと思ってしまう人が多い。 気持ちがわからないわけでは無いが・・・ 午後6時40分頃 Mさん来所、このMさんもようやく破産申し立をした。 本日は裁判所からの指示の追完書類を持って。。。。 保険解約返戻金32万の書類を見て、「この返戻金、解約して債権者に配当になるかも知れま せんよ」と言うと「仕方がありません、他の借金が0になるのなら」と淡々とした表情。 それもそのはず、このMさん過払い金100万の返還を受けた後に破産申し立て。 この100万円の件は、詳細な報告書を提出したため、何の追及もなかった。 午後7時30分頃、帰宅、 風呂に入り、一杯飲む、これが唯一の楽しみ。 朝が早いので、午後9時半には寝る。
2006.08.21
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神戸在住のM子さんから、受任に伴う契約書、ハサミを入れたカード、 印鑑証明書が届く 当事務所は依頼を受ける場合、面談をすることを原則としているが、 遠方等の理由でそれも不可能な場合、電話での充分なヒアリングのうえ、 受託可能と判断した場合は、本人確認の意味で印鑑証明書もお願いしている。 それらの書類と、心に響く一通の手紙が同封されていたのでご紹介します。 前略 先日はお忙しいところ、お話をお聞き下さり本当にありがとうございました。 気持ちがものすごく楽になった様な気がしております。 さて本日書類を受け取らせていただきました、記入致しましたのでご送付申し上げます。 ご査収下さいませ。 十分に主人の収入だけで生活できたいたのに、私の借金のせいで貯金もできず 主人には申し訳なく思っていますが、どうしても主人へは相談することができず、 このままこの生活が一生続くのであれば「離婚」も視野に入れておりました。 今では主人の理解も得られ、少しは心の平穏を取り戻しました 少し前に 山梨から出てきた私は、都会の生活になじめず、借金のこともあり、 うつ病も発病した私に、主人は「あと10年、住宅ローンを返し終わったら田舎へ帰ろう」 と言ってくれ、私も田舎へ帰ることと、障害者方への手助けができる仕事を勉強する ために再出発する決心をした次第です。 まだ、信販会社や、銀行の分もありますので遠い道のりではあると思っていますが、 少しずつでも頑張って返していきたい思っております。 先生へお願いする分もこれからではありますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 大きな代償ではありましたが、いい経験をさせてもらったと思い、 これからは人のためにできることを精一杯していきたいと思っております。 乱筆乱文お許し下さいませ。 M子 この、M子さん、勇気を振り絞って、1通のメールを頂いたのが最初である。 取り引きも長く、相当の過払いもでるだろう、 再出発の一歩を踏み出したM子さん、応援せずにはいられない。 人にはそれぞれの人生、悩み、苦しみがある。 以前 [弁護士や司法書士を自分と同じように悩む人間には思えません」 「悩める人に対して、目線を同じにして考えてくれる人って、資格を持つ人にはいない と思っていました。」 と、ある相談者からメールをいただいて 「はぁ!!」と思ったことがある。 決して、債務整理屋になってはいけない、相談者や依頼者と、悩み、苦しみ、 そして喜びを共有できる、そんな司法書士になりたい。
2006.07.26
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突然Eさん来所 私 「しばらくですね、どうしました?」 Eさん「近くに来たもので、一度お礼に・・・・と思っていたもんで」 私 「どうぞ、どうぞ、」と席をすすめる。 このEさん、自己破産の申し立てをして、(4月25日ブログ参照) 無事、先月免責が下りた。 私 「免責が下りて良かったですね?」 Eさん「おかげさまで、本当にありがとうございました」 私 「今の生活はどうですか、自己破産して何か不自由はありますか?」 Eさん「全々ありません、」 私 「そういえば、顔色も良くなったですね?」 Eさん「今では、少しずつですけど、貯金をしているんです」 私 「貯金ですか?すごいですね・・」 Eさん 嬉しそうに 「貯金なんかしたの何年ぶりかなぁー・・」 私 「利息が安くても、貯金をすれば、いざという時、そのお金を使えますからね?」 そして、色々、よもや話をする。 昨年12月に借金400万円を抱え、 暗い顔で事務所に見えられたEさんとは別人のようだった。 よかった、よかった・・・・・・ 午後2時半頃、あの、お騒がせH子さん(6月28日ブログ参照)から電話、 このH子さん、破産審尋をすっぽかして、本日、再度の審尋である。 今朝も「必ず出頭するよう、電話で釘をさしておいた」 H子さん 「今、終わりました」 私 「ご苦労様、どうでした?」 H子さん 「なんだか、難しいこと言われてよくわからないんですが」 「2ヶ月ぐらいに、誰からも異議が出なければ、免責とか何とか言われました」 私 「そうですか、破産決定したんですね、よかった、よかった」 「あとは、免責を待つだけですよ。まず間違いないでしょう」 H子さん 「そうですか、長い間ありがとうございました」 私 「これからは、頑張って下さい、子供のためにも、 しっかりしないと駄目ですよ!」 H子さん 「はい」 何度、辞任予告通知を送ったことか、誰のための自己破産か、 まるで、当事者意識がなかった 「子供のためにも、立ち直って貰いたい」と費用全部を出してくれた元夫のこともあり、 なかなか、辞任は出来なかった。 そして、何とか破産決定まで持ち込んだ。 「しっかりしろ」「これからが、本当の再出発だ!!」と声を大にして言いたい。 午後4時30分〇〇地方裁判所で、 車にこだわったため、 二度の債務整理(1回目 任意整理 今度、個人再生)をしたCさん (3月31日ブログ参照)の個人再生の審尋、 無事開始決定がでる。 700万程の借金が、140万ぐらいに減額になる予定、 月々約4万円を3年で返済することになる。 別れ際に 私 「支払が始まるのは、12月か来年の初めになるでしょう」 Cさん 得意そうに「そうですか?。。でも先月から、4万の積立を始めました」 私 「すごいですね、是非、続けて下さい」 このCさんも、今まで、貯金なんて無縁の世界であっただろう、 これから、3年間の支払が待っている、 頑張れCさん・・・・ この3人、苦労した案件であるだけに、感無量である。
2006.07.21
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Yクン母親と一緒に来所 私 受付票を見ながら 「O社1件だけですか?」 「取引き期間も1年も経っていませんので、過払いの可能性もないですよ」 母親 「いいんです、払えない金額ではないんですが・・・」 「もう、どこからも借りられなくしてもらいたいんです」 私 Y君に 「ブラックになりますが、いいですか?」 Y君 「はい、いいです」 よく話を聞くと、このY君、一年前に200万円程の借金を抱えてしまった。 息子のことを心配した母親は、「今後一切借金はしない」と言う条件で全部 払って、きれいにしてあげた。 しかし、Y君の借金癖は直らなかった。痛い思いをしていないので当然である。 そして、その後、借り入れた0社の借金が最近発覚した。 「もう、これ以上面倒を見切れない、」 「債務整理をして、自分の責任で払っていきなさい」 と母親はY君を連れて来所したのである。 母親の決断は正しい、しかし遅かった、 また、Y君自身の問題である、本人が自覚を持って欲しかった。 借金癖をなくすのは難しい。何処へ行ってもサラ金の看板、 繰り返し流れるテレビのCM等々誘惑の手をさしのべている。 強い意志が必要だ、タバコや酒を止めるのと同じだ。 医者から「あなたはこれ以上、タバコを吸ったら (あるいは、酒を飲んだら)命の保証はできませんよ」と宣告されると、 ピッター と止められると言う。 借金癖をなくすのも、そういう状況にあえて自分を置くことも必要では・・・・ 債務整理をして「ブラック」になった人から、「借金癖が直った、生活が改善した」 と喜ばれることは多いが、 「借入ができなくて困った」と言う話はほとんど聞かない。 ブラックを恐れることない、時には感謝を!!
2006.07.14
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A子さん相談に来所 総額 6件 総額 230万 私 「このS信販の80万円はなにを買ったんですか?」 A子さん 「絵です」 私 「絵が好きなんですか?」 A子さん 「いいえ、男の人に展示会場に連れられて行って・・」 「無理やりに買わされました」 私 「うぅーん・・・・デート商法か・・・」 A子さん あどけない顔のA子さん、悲しい目をして 「それで、払えなくなり、次々と借りてしまいました」 私 資料を見ながら、 「A社と0社は、借入したのは最近ですね?」 A子さん 「それは、騙されたんです」 私 「どういうことなんですか?」 A子さん 「安い金利で300万まで融資してくれるというんで・・」 私 「融資詐欺ですか?」 よく話しを聞くと、女性週間誌の「低金利で300万まで即融資」との広告を見て、 少しでも支払が楽になるのならと申込をしたところ、 「最初から300万円は無理です、あなたの信用度を調査させて下さい」 「他から借入もできないような信用の無い人には貸すことができませんので・・」 「まずはA社と、0社から借入ができるか試してみて下さい」 「借入ができましたら、審査OKです」 「その、お金を当社に送って下さい、当社から支払はします」 「それとは別に300万円直ぐ融資します」 と言われ、その通りにしたが、なかなか融資を実行してくれないので、電話をしてみると、 既に不通、初めて騙されたことに気付いたとのこと。 切り抜いて、大事そうに持参したその広告を見せてもらうと、 若い女の子の心をくすぐるような文面 それに、ご丁寧にも 「悪徳業者に気をつけましょう」と注意まで入っている。 なんとも悲しい話である、このような被害は後を絶たない。 気を付けよう、融資を受けるのに、先にお金を支払うことは絶対無いことを・・・・ 今の世の中狂っている・・・・女心(男心)をもてあそぶデート商法、 多重債務者の弱みに付け込む悪徳業者、与信以上の貸付をする、サラ金、信販業者、、 またまた、振込詐欺等・・・ 気を付けましょうと言っても、か弱い女性(男性?) 判断能力の不十分なお年寄り、 普通の精神状態でない多重債務者・・・ 充分な法整備が必要では・・・
2006.07.10
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S子さん、夫のSさんを連れて来所。 このS子さん、先日債務整理を終えた。取引期間が短いこともあり、 過払いはなかったが、毎月8万円の支払いが、3万になったと 喜んでもらった。 そして、「実は、主人もあるの」と電話があり、本日一緒に来所された。 S子さん「先日はありがとうございました」 「おかげで助かりました」 私 「お役に立ててうれしいです」 S子さん「今度は主人なんですが」 私 持参された督促状を見ながら 「このT信販の元金23万3,456円、 延滞利息75万4,367円て何ですか?」 Sさん 「それは、俺が若い時、借りた借金なんです」 S子さん「最近こんな手紙が来るようになったんです」 私 「いつ頃借りたんです?」 Sさん 「俺が、30ぐらいの時だから、15年は経つているなー」 私 「最後の支払いをしたのはいつですか?」 Sさん 「いつだったかなー」 私 「5年以上前ですか?」 S子さん「5年ということはないよね?」 Sさん 「うん、借りてから2年ぐらいは払っていたから」 私 「裁判を起こされたことはないですね?」 Sさん 「はい」 私 「消滅時効ですね、払う必要はないですね」 Sさん 「本当ですか?」 私 次の資料を見ながら「H社も同じですね」 Sさん 「それは、いくらでもいいからと言うので」 「3ヶ月前から2,000円ずつ払っているんです」 「それに延滞金もまけてくれると言うので」 私 「うーん、一部でも払うと債務の承認なんですね」 「それが、相手の手なんですよ」 「しかし、できないこともないでしょう」 Sさん夫婦、時効の意味がよくわからなかったので、説明する。 結局、4社のうち2社は、時効を援用することにした。 すぐに、事務員に受任通知と内容証明を出すことを指示する。 (参考) 金融会社からの借金(商事債権)は、最後の返済から 5年間返済しなければ、時効になります。そして時効を援用(主張) すれば、借金は全て消滅して、支払う義務がなくなります。 ただし、その後一部でも、支払いをしたり、債務を承認してしまうと、 時効を援用できなくなってきます。そこで金融会社は、あの手、 この手を使って時効を中断させるため、 少しでも支払いさせようとします。 しかし、判例「平成7年7月26日の東京地方裁判所」は 金融業者が消滅時効完成後に相手を騙すような方法を用いて借主に一部返 済をさせれば残債務はないとの誤った認識を持たせて、その結果 借主がその債務の一部を返済した場合でも、 その債務について消滅時効の援用ができなくなる訳ではない としています。 あなたも、5年以上払っていない借金はありませんか?
2006.07.06
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午後2時頃、S社から電話 S社 「もしもし、S社の00ですが」 「Tさんの件ですが?」 「そちらに依頼したと言っているんですが?」 私 「Tさんですね?」 「間違いなく、本日受任しました」 「受任通知は本日郵送しますから、明日には着くと思います」 S社 「わかりました、請求はストップしますので、よろしくお願いします」 貸金業の規制等に関する法律第21条の6には 債務者が、債務の処理を弁護等(司法書士を含む)に委託し書面により その旨の通知があった後は、 正等な理由がないのに債務者に債務の弁済を請求することはできない。 となっている。 支払を遅滞して、毎日、毎日督促に怯え、どうしょうもなく、当事務所に駆け込んで くる人が多い。 通知が相手に届くまでは、早くて一日かかる。緊急の場合は即日ストップするが、 行き違い等で、本人に電話がいってしまう場合がある。 そんな場合 依頼者には、私の事務所に依頼した旨を、伝えるよう言っている。 そして事務所に確認の電話がある。大体こんなパターンである。 ところが、不平、不満を債務者本人には言えないので、我々にぶつけてくる場合がある。 午前中に電話のあったAL社がそうだ AL社 「Sさんの受任通知いただいたんですが」 「まいったな、」 「この前、20万円貸したばかりですよ」 私 「何年ぐらい取引があるんですか?」 AL社「1年ぐらいです、どうしてもと言うので増額したんですよ」 「もう少し、待ってくれ、待ってくれと言って、これだもんな」 私 「返せなくなったSさんが悪いが・・・」 「お宅には責任がないですか?」 「Sさんの債務総額をご存知ないのですか? とても返せる状態ではないですよ」 「過剰融資ではないですか?」 AL社「自己申告を信じて・・・」 私 「調査することできなかったんですか?」 AL社「・・・・・・・」 「Sさんは悪いと思っていないのかな?」 「こちらからは、もう連絡できないから、先生の方からよく言っといて下さいよ」 私 「わかりました、あなたの気持ち必ず伝えます、」 ようやく、機嫌が直ったようだ。 このSさん、返せないのを分かっていて、もう少し、もう少し待ってくれと、 相手に期待を持たせてしまった結果である。 「申し訳ありませんが、とても払える状態ではありません、 弁護士(司法書士)に依頼するつもりです」 と言うべきであった。 それよりも、自転車を漕ぎ出す(自転車操業)前に行動をおこすべきだったのでは。
2006.07.05
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昨日ハワイから帰国 頭を早く仕事モードに切り替えるため、午前7時に事務所へ入る。 机の上は、本日の面談の時間、その他、連絡事項等メモで一杯 現実に引き戻される瞬間だ。 ハワイは、日本人観光客で一杯だった、幸せそうなカップル、笑顔の若者たち、 多重債務は別世界のことなのだろうか? それとも、これから待ちうけているのだろうか? 自分はカードは持っているが、ほとんど使わない。現金主義である。 出発前、同行する娘に、いくら持参したらよいか相談したところ 「現金を持ち歩くのは危険」「アメリカはカード社会だから、 カードがあれば充分」と笑われてしまった。 そんな訳で、久しぶりにカードを使うことになった。 カード一枚で、数万円の物、あるいは何十万円のもが直ぐ手に入る。 あらためて、カードの便利さと、怖さを実感した。 ちなみに、アメリカの自己破産数は150万人とも言われている。 あいかわらず多重債務の相談が多い 午後5時ごろ女性から相談の電話 相談者 「ホームページを見たんですが、ちょっといいですか?」 私 「はい、どんなことでも、どうぞ」 相談者 「私、1回任意整理をしたんですが、またできますか?」 私 「できないことはないですが、減額は期待できませんよ」 「すでに、利息の引き直しをして、将来利息をカットしていますから・・」 相談者 「そうなんですか?」 私 「していませんか?どこの司法書士も弁護士もすることですよ、」 相談者 「わかりません、」 「私の場合、お願いする時、着手金100万円払ったんです」 私 「100万円ですか?何社ですか?」 相談者 「13社です、数が多いと言うことで」 「あとで、弁護士会に苦情を言って、40万円返したもらったんです」 私 「うぅーん・・・・提携弁護士では?」 相談者 「誰かも、そんなことを言っていました」 「それに、その弁護士に、もうこれ以上苦情を言わないと一筆書いたんです」 「もう駄目ですかね?」 私 「そんなことはないですよ、任意整理は各金融会社が相手ですから・・」 相談者 「そうですか、ありがとうございます、よく調べて見ます」 その相談者、最後は明るい声でお礼を言って電話を切られた。 ほんの一部であるが、このような弁護士や、司法書士がいることは残念である。 専門家に依頼するには、すべて丸投げするのでなく。自分もある程度知識を得て、 値踏みする気持ちで、できるだけ多くの事務所に問合せ、相談をして、信頼のある、 相性のよい専門家に依頼することが必要では・・・ あくまでも、お金を支払うのは依頼者のあなたですから・・・
2006.07.04
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最近、保証人、不動産がらみの相談が多い 午後6時ごろ、相談の電話あり。 いつものように、次々に各社の残債務、取引期間を聞いていく 私 「他には?」 相談者「それから、K社 280万です、借りたのは去年です」 私 「280万ですか?」 「うぅーん・・保証人か、担保が付いていませんか?」 相談者「友達に保証人になってもらいました」 私 やっぱりそうか「おまとめローンではないですか?」 相談者「そうです、今まであった借金をまとめてくれると言うので・・」 それに、金利も安かったので、少しは楽になると思って・・」 私 「まとめる前の借金を利息制限法に引き直せば減額か、 過払いにな っていたかも知れませんのに・・」 「新たな借金を背負ってしまったんですね・・」相談者「そうですか?自己破産や、個人再生をしてもだめですかね?」 私 「あなたが自己破産をしても、その友人が、その全額の全額を 払わなくてはなりませんよ、 また個人再生して借金が5分の1に減っても、 残りの5分の4は保証人が支払わなくてはなりませんよ」相談者「そうですか?」 私 「保証人というものはそういうものなのですよ」相談者「友達も一緒に破産するしかないか?」 「今後のこと、相談したいのですが?」 私 「いいですよ、相談は無料ですから、 それから友人も一緒のほうがいいですね」相談者「よろしくお願いします」 この相談者は、おまとめローンで借り換える時点で、 すでに破綻状態であった。この時、債務整理をすれば、大幅な減額、 取引期間が長い場合は過払いの可能性もあったのに・・・ それが、その機会が奪われたばかりでなく、 保証人の友人まで巻き込んでしまった。 貸したほうにも責任がある、「素人」でないのだから、 高金利で借りているのをわかっているのに、そのままの残金を肩代わり している。それも破綻状態の人に・・・ 保証人から回収するつもりだったのか? ある銀行も、この「おまとめローン」をやっているようだ。 ほとんどの人は「おまとめローン」を考え始めたときは、 破綻状態か、その一歩手前だ、その時、勇気ある決断を、 保証人に迷惑をかけたり、不動産を失う前に・・・ 「おまとめローン」には気をつけましょう
2006.06.29
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破産審尋をすっぽかしたH子さん、連絡が取れない 再度、S裁判所の書記官より電話あり 書記官「H子さんどうなりまたか?」 私 「すみません、連絡が取れません」 「何回も連絡しているのですが、全然」 書記官「困りましたね?」 私 「私も参ってしまいましたよ、こんなこと初めてですから」 書記官「特別送達でもう一度呼び出しをかけてみます」 「それでだめなら、もうだめですね・・」 私 「ご迷惑をかけてすみません」 お騒がせなH子さん、ついに破産審尋期日まですっぽかしてしまった。 あれほど、当日は遅れることが無いようにと言ったのに・・ いままで、同じようなことは、何度もあった。 何度、辞任予告通知を送ったことか・・・ 最初、離婚した元のご主人と見えられ、 「子供のためにも、破産して、いちから出直して貰いたい」と そのご主人が破産費用全部を出された。 そんなこともあり、何とか立ち直って貰いたいとおもい、 ようやく破産審尋期日を迎えたのに、 最後の最後、またも裏切られてしまった。 当事者意識がまるで無い、元のご主人の気持ちを 踏みにじってしまったH子さん 期日に出頭すれば、それで全て終わるのに、なぜ? わからない? 「やることはやってあげたんだ」と自分を慰めるしかない・・・・・ 午後6時ごろ、Kさんから電話 Kさん か細い声で元気なく 「お世話になっているKです」 私 「どうしました?」 Kさん 「過払い金も返ってくるから、 これからは楽になるよと妻に話したんです」 「ところが、妻にも私に隠していた借金があったんです」 「最初はショックで、離婚まで考えましたが よく話を聞いてみると・・」 私 「どのくらいですか? 取引期間は?」 Kさん「かなりの額です、全て、10年以上前から、払い続けてきた ようです。」 私 「多分、全部、過払いですね、」 「贅沢品を買ったりしたんじやなく、生活費のために借金 したのではないのですか?」 Kさん「そうなんです、長男の出産費用とか・・」 「私に心配かけまいと、黙っていたみたいです」 私 「奥さんも苦しんできたんですよ・・」 「家計のために作った借金だから、許してあげましょう?」 「私も力になりますよ」 Kさん「私もそう思っています、よろしくお願いします」 妻の借金、夫の借金、貴方一人だけの借金ではありません。 勇気をもって告白を・・ 悩み、苦しみも半分になります。それを許してくれない妻、夫は、 それまでの人です。 私の事務所の例ですが、借金を打ち明けて、離婚や、夫婦仲が悪くなった ことは一度もありません。
2006.06.28
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借金のことを、人に相談することは勇気がいる。 しかし、その勇気を振り絞って、前に一歩踏み出すことが, あなたを、そして、あなたの家族を救う。 何回かこのブログ紹介した(5月9日、6月1日)仙台のTさん(女性)から、 メールで、お礼と、借金で苦しむ皆様へのメッセージを頂いた。 この、Tさん、業者相手に過払い請求をしたが、業者にも、 また、相談した弁護士にも相手にされなかった。 「そんなことがあるのか!!」「信じられん!!」と義憤に駆られ、 私が受任させていただくことになった。 そして、満額に近い過払い金207,000円が返還になった。 私の名前が頻繁にでてきて、気恥ずかしい限りだが、 あえて原文のまま、紹介させていただきます。 「今現在借金でお悩みの皆様へ」 「自分は例外だ。」とは思わず、とりあえず自分の負債を正直に、 『専門家』へ相談してみてください。私は、『弁護士』や『司法書士』を 自分と同じように悩む人間には思えません。 でも、同じように考えて気持ちをわかってくださる『専門家』は必ずいます。 遠方だからと諦めず、最終的に萩原さんに気持ちを聞いてもらってみてください。 私は、『法律家』と言われる方々へ相談し、ことごとく、 『自分がした借金だから、 自分が払うのは当たり前』と言われつづけました。 長年のサラ金への支払いに「過払いにならなくとも減額されるのではないか?」 という希望だけを持ち萩原さんのHPへメールをしました。 怒られるのを覚悟で・・・でも、実際は違いました。 今まで払ってきたことをちゃんと認めてくれ、その上、 「利息制限法以上の利息は認められてないんだよ。 もし、周りに力になってくれる人がいなければ、もう一度メールしてください。」 と助言をくださいました。 その「最終的には萩原さんへ」というメールの言葉を信じ、 地元の弁護士相談へ行きました。 結果は『過払いなど考えず、裁判所で特定調停をして、 頭をさげて0和解しなさい。』というものでした。 もしも前日に萩原さんにメールしてなくて、 また萩原さんからの返信が遅ければ 特定調停を申し込んでいたと思います。 悩める人に対して、目線を同じにして考えてくれる人って、 資格を持つ人にはいないと思っていました。過払い金に対して、 報酬は本当に微々たるものだと思います。それを面倒くさがらず、 裁判になっても同じ報酬+実費と明確に示してくださり、実際に受任していただき そしてなにより、「0和解でもしょうがないかぁ~」とおもっていた私に、 今日通帳に過払い金 が入金されたこと。 相談しただけなのに明るすぎる未来があったんです。 過払いはオプション。まずは、自分の生活・支払いを考えて、 「きついなー」と思うならば、減額・過払いはさておき誰かに相談してみてください。 もしもだれもが「自分が借金するからだよ」と言うのであれば、 メールや電話で萩原さんを尋ねてみて!絶対前向きになれる答えをくれると思う。 死んだり、犯罪しかないと考える前に、どんなに「専門家には微々たること」 と自分が思えても 話してみて。山より大きい獅子は出ん。 払えなくなるほどの借金も命よりは小さいもの。 寿命を生きぬけない人間は産まれてこないのだから、 今いる自分を一番に守ってあげて。 借金は命や家族、その他もろもろの次の次!まずは相談。 私は解決できたから、そう思える。 とにかく相談あるのみ!!」 このTさん、過払金が戻っただけでなく、気持ちに余裕ができて、 今まで、ぎくしゃくしていた夫婦関係も改善されたとのことです。 「山より大きい獅子は出ん。」「払えなくなるほどの借金も命よりは小さいもの」 良い言葉です。 行動を起こせば、今より悪くなることはありません。 貴方を応援してくれる人は必ずいるはずです。さぁー勇気ある第一歩を・・・ 尚、当事務所は、申し訳ありませんが、現在、手一杯のため、 総てのご依頼をお受けすることはできません。 但し、相談(無料)はできる限り受けさせて頂いておりますのであしからず。
2006.06.26
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今日は、栃木県の那須で不動産の決済の日、書類の再確認をしていると,突然の訪問者、いわゆる飛込み客である。 当事務所は駅の近くで、看板も出しているため飛び込み客もたまにある、時間が許す限り面談をしている。勇気を振り絞って、せっかく訪問されるのであるから・・・ ところが、この青年、野球帽を逆にかぶり、手にはストロー付きのペットボトルを持って、「チョット借金のことで」と・・・軽いのり補助者も唖然としている、とにかく席を進め、受付票を書いてもらう。 そして面談、さすがに、その青年ストローを「チュウーチュウー」するのはやめる。 私 相談表を見ながら、「Kさんですね、お仕事はフリーターですか?」Kさん「そうなんだ、今、アルバイトしているの」 私 「借金の総額も、内訳も書いてないんですが?」Kさん「口で言ったほうが早いと思って・・・」 話す言葉が友達言葉だ!! それに、礼儀もあったものでは無い 一変にやる気も失せる。 色々、話を聞くと、消費者金融5社 計450万 信販会社4社230 万の計680万程である。インターネットを見ていたら 「過払い」のことを知り、相談に来たとのこと、一番長い取引でも5年、 債務が190万も残っている 過払いはあまり期待できず、債務が残ることを説明するも 納得できないようだ。 とにかく、これから出かけることもあり、色々の事情で、 受任できないことを説明して帰ってもらった。 我々の仕事は、お金をもらって、品物を渡して、それで終わる 商売ではない。 「ちゃんと、費用は払ってくれるか?」 「連絡が取れなくなることはないか?」 「和解したあと、それをちゃんと、履行してくれるのか?」等々・・・ 依頼者に不信感を持ったらだめだ!! 「この人の為なら!」と思う気持ちがなければ、良い仕事ができない。 信頼関係だ・・・ 本当の受けられない理由をお話したほうが親切だったかもしれない。 Kさん! もしこのブログ見たら気づいて欲しい、 そんなことでは、受けてくれる所が無いことを・・ ただ、こんな人ばかりでない。 先日受任したSさん、事務員がお茶を持っていくと、 両手を膝の上に置き、「ありがとうございます」と頭を下げてお礼を 言ったとのこと。そして、「これから、よろしくお願いします」 と事務員にも挨拶をして帰られた。 「Sさん、借金が減って、過払いがたくさん戻ってくればいいですね」 と事務員の一言、 誰も思うことは同じだ、 頑張る人には応援したくなります・・・
2006.06.22
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依頼者の費用の支払い状況をチェツクする。Nさんの入金(振込み)が確認できない、10日支払いのはずだが・・ 早速Nさんに電話 私 「Nさんですか?司法書士の00です」 「6月の支払いが確認できないのですが?」 Nさん「あぁー・・すみません」 「お金は持っているんですが、なかなか銀行に行く暇が無くて」 「きょう行って来ます」 私 「わかりました、支払いはきちっとしてください」 「こんなことが続くと、これから支払いが始まる各会社と 責任を持った和解交渉ができませんからね・・・」 Nさん「わかりました、これから気をつけます」 債務整理の着手金を一括で支払うことができる人は少ない、 当然と言えば当然だ・・ 私の事務所は分割はもちろん、事情がある場合は、 それもあと払いで受任している。 着手金を用意できないばかりに、債務整理に踏み切れずにどんどん 泥沼にはまって行くのを避けるために・・・・ まず、家計の状況を聞き、これから、どこにも借金をしないで各業者に 毎月払っていける可能額を相談して決める、 この金額に無理があったら絶対だめだ・・ そして、その金額を予行演習をかねて、各業者の支払いが始まるまで 毎月着手金として払ってもらう・・ 着手金を支払うために他から借金をされたら、本末転倒であるから・・・ 実際、弁護士費用を払うため、闇金に手を出し問題になったことが あったらしい。 一人、二人の不払いがあっても事務所経営には全然影響もない・・ しかし、なあなあにしたら本人にとっても良くない、 責任を持って和解交渉もできない。「どうしても支払いが出来ないときは、事前に電話を」と言っているが、 それさえ守れない人がいる、一度だけならまだしも、二度、三度続くと 辞任するしかない・・・・ よく「お金がなくて、破産や債務整理する人からどうやってお金 もらうの?」と聞かれる、 また友人の司法書士曰く「本来の仕事以外に、どうやって依頼者から お金を頂くかが重要な仕事だ」と・・・ 1回も遅れも無く、きちっと払って頂ける依頼者もたくさんいる。 そういう人には「この人のためには!!」と一段と力が入る・・ やはり信頼関係か・・・ K子さんから 「まだ早いんですが、今月分、支払いにお伺いしていいですか?」 と電話、このK子さん、着手金不払いのため前の所で辞任され、 私の事務所に相談にきた。「しっかりしないと、どこの弁護士も、司法書士も受けてくれませんよ!」「心を入れ変えて、同じ失敗は二度としないと約束できるなら。。」 と受任した。 そして1回も遅れなく今月で着手金の支払い終了 あの時、厳しく言って良かった・・・さぁー各業者と和解交渉だ!!
2006.06.15
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いつものように金融会社からの問い合わせが多い 10時頃M社から電話 M社 「先日Sさんの受任通知を頂いたのですが、方針は?」 私 「方針ですか? 先日受任通知を送ったばかりですよ」 「まだ、債務が確定しておりませんので、未定です」 「ところで、おたくは債権届けを送っていただきましたか?」 M社 「まだです」 (頭にきたので、少し声を荒げに) 私 「債権届けを送ってから、そういう電話をしてきてください」 M社 「・・・・」 「内容証明を送らせていただきますが?」 私 「内容証明ですか? Sさんに送るのですか?」 M社 「先生にです、内容は・・」 私 「内容はいいです、・・好きなようにしてください」 「届いてから、じっくり拝見させていただきますから・・」 なんと失礼な電話だ、たぶん「0月0日までに和解をしないと訴訟を提起する場合もあります」という内容だろう。 気持ちはわかるが、こちらにもこちらの事情があるたとえば、「自己破産」の予定が大幅な減額や過払いのため、しなくても良い場合もある。その逆も・・依然、うかつに「自己破産」の予定ですと言おうものなら、訴訟を提起してくるところがあった。 今は「破産法」が改正されて、破産決定後は訴訟も強制執行(差押))ができなくなってので、そこまでする金融会社はいなくなったが・・ 同じく法定金利で貸付しているO社もきつかった。かならず債権届けと一緒に内容証明が送られてきた。 以前の〇社とのやりとり 〇社「だいぶ経ちますが、方針決まりましたか?」 私 「遅くなってすみません、ようやく債務が確定しました」 「色々検討しましたが、支払っていくのが難しいので、自己破産するこ とになりました 〇社「そうですか、破産が決定するまで、少しずつでも払っていただけま せんか?」 私 「本気ですか、そんなことをしたら偏頗弁済(かたよった返済)にな り免責が下りなくなりますよ」 〇社「皆さんそう言いますね・・・」 私 「おたくも、金融のプロならもう少し勉強してください」 〇社 「訴訟起こしますよ」 私 「訴訟!!・・ あなたの会社は、溺れかけて、一生懸命岸に上がろ うという人を棒で突っつくのですか、一部上場会社とあろうもの が・・」 〇社「わかりました、至急破産の申し立てをしてください」 債務者には色々な事情があるが、相手(金融会社)は何百人、何千人の一人しか見れないのは仕方がないか・・・ 今は2、3の会社を除き、ほとんどの会社が有効的、紳士的に話し合いに応じてくれる。
2006.05.19
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午前11時頃、Tさん来所 このTさん、ある政治団体〇〇に頼んで債務整理(任意整理)を始めたが、〇〇は代理人の権限が無いと相手にされず、一週間ほど前に当事務所に依頼に来た。 そして、今日は本人に送られていたE社の取引履歴を持って・・私 「S社の履歴は再度、私の方に送られてきましたよ?」 「こちらでの計算では52万円程の過払いですよ・・」Tさん「そうですか、それから、このまえ、少し話した親父の件ですが?」 この前の話では、Tさんの父親は、無断でTさん名義で銀行からお金(600万円程)を借り、最近、蒸発してしまった、銀行から催促が来てその事実を始めて知ったとのことだった。 Tさん「昨日、H信用金庫の支店長に会っては話をしたんですが・・」 「(弁護士を雇って裁判をしても、勝ち目がないんですよ、 支払っていいけるように条件変更をしますから・・)と言われたの ですが?」 私 「そんなことをしたらだめですよ、認めたことになりますよ」 「本当に自分が借りたのではなければ、支払う事はないのでは?」Tさん「そうなんです、H信用金庫も私の筆跡でないことを認めています」 私 「実印は?」Tさん「実家に置いてあったのを、勝手に持ち出したようです」 私 「うぅーん・・本人確認はしなかったんですか?」Tさん「親父を私と思っていたらしいです・・」 私 「そんな・・・」 Tさんの話しを聞く限り、信じられない、信用金庫ともあろうものが・・ 父親が戻って来ても、親子関係を修復するのは難しいだろう。多重債務が家庭を破壊してしまった、親子の関係までも・・・昨日は娘に見捨てられた母親から、泣きながら相談があった。母親「すみません、自己破産するのに住所を変えるとだめなんですか?」 私「そんなことはありませんが・・どうなされました?」母親「私、娘夫婦と同居しているんです、もう、だめなんです・・」 「インターネットで色々調べたら、自己破産するのに、同居者の 収入証明がいるんですよね?」 「それで、娘に話したら、そんなこと協力できない、出て行け!! と、ひどく怒られました、この前は包丁を振り回されました・・ (後は泣いていて声にならない)」 「やっと、アパート見つけたんですが・・」 「今度は友達が、住まいを変えて自己破産をするのは、計画的で 裁判所も認めないと言うんです」 (泣きながら)「どうしたらいいか分からなくなってしまい・・ この前、ふらふらと、電車に飛び込みそうになってしまったの です・・」 私「住所を移しても大丈夫ですよ、裁判所へ報告さえしれば・・」 「住所を移しても、誰も損も得もしませんから!」 「馬鹿なことを考えないで、元気を出してください・・ 大丈夫ですよ・・」母親「ありがとうございます・・・」そこで、電話は切れた、何とか立ち直ってくれればいいが・・祈るばかりである。 離婚、親子断絶、家庭破壊、蒸発、犯罪、自殺、等々「多重債務」がもたらす影響は計り知れない。 幸せとは何だろう!! 「貧しくても、清く、正しく、美しく、そして楽しく」・・そんな言葉が心に浮かんだ・・・
2006.05.16
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連休の最終日、これと言った実況中継の素材もない、昨日配達された「消費者法ニュース」に衝撃な記事が・・・ 日弁連が多重債務者1,508人に対してアンケートをした結果多重債務による支払困難によって、自殺を考えたことが 「何度もある」は 16% 「ときどきある」は 40%自殺未遂をしたことが 「ある」が 7%家出を考えたことが 「何度もある」が 16% 「ときどきある」が 25%実際に家出したことが 「ある」が 16%ささいなことで家族を怒るようになったかどうかについて 「大変そう思う」が 19% 「少しそう思う」が 38%ささいなことで子供や配偶者に暴力を振るようになったかどうかについて 「大変そう思う」が 2% 「少しそう思う」が 12%離婚を経験したとするのも 「ある」が 26% 窃盗、強盗、横領等の走ろうと思ったことが 「何度もある」が 3% 「ときどきある」が10% その他の影響としても、「借金の問題でイライラした家族から暴行を受けた」が5%「電気・ガス・水道を停められたことがある」が17%「子供の学費の滞納がある」が7%で、その他、子供の進路希望の変更、課外活動の断念など、子供の学業の影響も見られた。 このように、本アンケートの結果からは、多重債務によって大きなストレスが生じることが明らかとなり、自殺や家出等の原因になったり、児童虐待、DV、犯罪の一因になり得ることが明らかとなった・・・・しかも、多重債務者の子供にもしわ寄せが来ていることも明らかとなった。 本アンケートの結果からも、多重債務問題の深刻さが明らかとなったとは言え、この深刻な実態を解消するため諸施策が早急に求められる・・・と最後に総括している。 まったく、同感である。「金利を下げたら、やみ金に走る」と業者は言うが本当にそうだろうか? それに、広告の規制が必要では・・まるで麻薬のようだ。「さぁー飲みましょう、飲んだら気持ちが良くなりますよ!」「悩みも忘れますよ!」「計画的に飲みましょう!」「飲みすぎに気をつけましょう!」と年がら年中やられたら、少しなら、一度だけなら、と思う人が・・・ 私の若い時は、サラ金なんか無かったような気がする・・「丸井」や「緑屋」の月賦(ショッピングローン)はあったが・・どうしても、お金が足りないときは、時計や、衣服等、自分の持ち物を質屋に持ち込んで工面していたようだ・・それも、こっそりと・・ 国の借金は別として、皆が借金する体質を直さなければ!! 多重債務に苦しんでいる人の気持はよくわかるがバカな事は考えないで欲しい・・勇気ある一歩を踏み出して欲しい・・事務所には「借金が300万もあって・・」「払っていけません!」等々・・ たくさんの人が相談に見える。「300万ぐらいで、そんな暗い顔してなんですか?」「心配ありませんよ、500万円借金あった人も立派に再生していますよ」「よかったですね! 全部一流のサラ金で・・」「あなただけが悪いのではないですよ・・」「家族のために、子供のために一緒に頑張りましょう」と 常に励ましている。 さぁー 勇気を持って第一歩を・・・今より悪くなることは絶対ありません。 どんなことがあっても「天が落ちてくることはない」「富士山より大きな猪は出ない」と言う事です。
2006.05.07
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午前11時ごろ相談の電話 相談者「もしもし・・債務整理のことで聞きたいのですが?」 私 「はい、どんなことでもどうぞ・・」 相談者「債務整理をした後、嫌がらせとかないですか?」 「会社とかに電話されると困るんです・・」 私 「心配ありませんよ、業者は債務整理の受任通知を受け取ったら 会社はもちろん、本人にも催促をしてはいけないことに なっていますから」 相談者「そうですか、心配だな・・」 私 「安心してください、そんな事をしたら営業停止になりかねませ ん。そんな馬鹿なことしませんから・・」 「一度来られて、納得がいくまで相談をなされたらいかがです か? 相談料は無料ですから・・」 相談者「そうします」 まだまだ、この相談者のように、債務整理をしたら何か嫌がらせをされるのでは・・・と心配している人が多い 午後来社されたSさんも心配していた Sさん「本当に来月5日の支払いはしなくて良いのですか?」 私 「もちろんです、今日から、話がつくまで、一切支払いをしない でください」 Sさん「何か言ってきませんか?」 私 「心配無いです、今日、各業者に受任通知を送りますから」 「行き違いで、もし電話がきた場合は、債務整理をお願いした と言って、ここの事務所の電話を教えてください」 Sさん「わかりました」 金融庁事務ガイドラインには次のように取立て行為が規制されている 債務処理に関する権限を弁護士に委任した旨の通知、司法書士法第3条第1項第6号及び第7号に規定する業務(簡裁訴訟代理関係業務)に関する権限を同法第3条第2項に規定する司法書士に委任した旨の通知、又は調停、破産その他裁判手続をとったことの通知を受けた後に、正当な理由なく支払請求をすることはできない。 アイフルの件もあり、何かされるのでは?と心配して、債務務整理に踏み切れない人がまだまだ多い。どうか、再出発に向けて、勇気ある一歩を踏み出してもらいたいものだ・・
2006.04.28
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午前11時 Oさん来所この0さん、今週の金曜日に、切羽つまった声で「弁護士に解任されて、催促が始まり困っています・・・お願いできませんか?」との電話があり、とりあえず会うことなった。 私 「辞任されたのはいつですか?」0さん「分りません、00社から催促の電話がきて、初めて知りました」 私 「・・・どこの弁護士事務所ですか?」0さん「00事務所です」 私 「あの、電車内に広告を出している、有名な事務所ですか?」 「弁護士さんとは、お会いしましたか?」0さん「最初の日に、5分ぐらい話をしました、後は事務員さんと・・」 私 「・・・預けたカードや書類は?」0さん「返して貰っていません」 どうやら、弁護士費用を滞納して辞任されたらしい、辞任の原因を作った0さんが悪く、辞任されるのは当然だが、本人に通知もしないとは? 我々の業界には、やむ得なく辞任するときは、本人に辞任通知を送った後ある程度の期間をおいて各業者に辞任通知を送る、という暗黙のルールがあるのだが? 電車内に、「受託件数何千件!」「全国対応、何千人の人を救済しました!」等々、弁護士、司法書士のはぜな広告が目立つ・・・ 当事務所にも「広告を出しませんか? 十分元は取れますよ・・」と勧誘があったが、お断りした。 債務者一人一人に、異なった事情がある、解決策も・・・・「債務整理処理工場」になってはいけない・・・当事務所は、依頼者の面談、連絡、業者との交渉、すべて私がやっている。 例の0さん「二度と同じ間違いはしない」と硬い約束のうえ、受任することにした。私が断ったとしても、誰かが面倒を見なければならないのだから・・
2006.04.15
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アイフルの業務停止問題、前日のNHK「クローズアップ現在」の報道と・・・貸金業界は今や崖っぷち・・「過払いの案件多いですか?」と、とぼけて聞けば、「多いてもんじゃないよ・・大変なことになっている」と業者の答え・・・攻め込むのは今か!!いつも、過払い請求で、裁判前に和解を打診してくるG社、何の連絡も無く、答弁書だけ送られてきた。「争ってくるのか?」と思いつつ、久しぶりに裁判所に行くも、擬制陳述で相手は欠席、なんってことはない、案件が多く手が回らないらしい・・・ 簡易裁判所は「貸金業者の下請か?」いつ行っても、業者の貸金の請求事件ばかり、担当者の、裁判官とのやりとりも慣れたもの・・それに比べ、請求されている債務者本人、おどおどと被告席に・・・「答弁書のとおり陳述しますか?」の問いに「?」なんのことやら・・・一件2,3分で話が決まっていく、債務者も「借りたが、払っていない」と負目があるのだろうから・・・
2006.04.14
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「過大な着手金」弁護士懲戒処分 昨年も業務停止2年 東京弁護士会は11日、所属会員の0野00朗弁護士(55)を業務停止3ヶ月とする懲戒処分を発表した。0野00朗弁護士は昨年7月にも同2年の懲戒処分を受けている。同弁護士会によると、土地造成をめぐる損害賠償訴訟で原告代理人となった0野00朗弁護士は00年、土地の価格が1100万円程度で、原告の物的被害額がそれを超えることは考えられないのに、物的被害額を2千万円、精神的被害額を1千万として賠償を請求。着手金315万円を受け取ったが、解任された後も清算に応じていないという・・・・・・・・・・ (朝日新聞4月12日朝刊 東京版より) 0野00朗弁護士は、サラ金業務をやっている人なら、だれでも知っている、あのSFCJ(旧商工ファンド)の顧問弁護士で、また、その他の貸金業 者の弁護も積極的に引き受け、貸金業者にとっては救世主のような弁護士であったが・・ また、学者として、貸金業者よりの論文ばかり書いていていた。まだ、開示の法的義務が確立していない前、各業者が不開示の際、「弁護士0野00朗先生の見解」と証する文書を送ってきたものだ。 司法書士受験時代、同弁護士に民事執行法のすばらしい講義を受け、感銘を受けたことが懐かしい・・まさかあの先生が・・・驚きである Oさんから電話0さん「すみませんが、支払い、5月の末からではだめですか?」 私 「どうしたんですか?」0さん「アパートの更新とか、色々あって・・」 私 「なぜ、お会いした時、それを、言わなかったんですか?」 「あなた方を信用して、もう、受任通知も出しているんですよ」 「できることだけしてください、それが誠意というものでは?」 Oさん宅には、「小さい子供がいるので、どうしても来所ができない」というので、今週、月曜日夜8時半に訪問した。 何も知らない無邪気な子供の笑顔を見て、この子のためにも一緒に頑張ろうと約束したのに・・無理のない金額で今月からの支払を約束したのに・・あまりに、親切に、やさしくするのも考えものか?書いてもらった家計表を見て、「この2万円は何ですか?」と私の問いに、「二人(夫婦)ともタバコを吸うのでタバコ代です・・」という答え、「タバコは止めましょう」といえなかっった自分・・あー情けない・・ たとえ0千円でも「これしかできませんでした、来月は必ず・・」という言葉を期待する・・ まーいいか、何も言わないで、平気で払わない人もいるのに、電話をくれたのだから・・と自分を慰める 信じよう!!
2006.04.12
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午後1時Sさん来所、自分で各サラ金業者を回って、取引履歴を集めそれを持参 履歴を見ながら私 「P社は 借金が100万円になったのは、最近ですね?」Sさん「そうなんです、借りなくってもいいから、金利を下げるから 限度額を上げましょうと言われ・・それでつい」私 「それが 手なんですよ!」 さら金業者は「金利を下げるから・・」「キヤンペーンだから・・」等、あらゆる手で、追貸しをしてくる。10万を借りにいくと、「あなたは信用があるから」と30万円を勧められる・・・ 毎日「借りなさい」「借りなさい」のテレビのCM、どんな田舎町でも、いたるところにサラ金の看板・・・・・ 一旦手を出したら、なかなか止められない、まるで麻薬のようだ・・借りたほうが悪いと言うが・・本当にそうなんだろうか? 麻薬の売人の方が悪いのにきまっている、麻薬の売買を認めている政府なんてありやしない・・・・やっとこの追貸しにもメスが入るみたいだが・・・ K子さんの過払い金50万円 T社から入金どうしても必要とのことで、すぐ、K子さんに返金5月入金予定のP社の過払い金150万で、残った債務を弁済することを承諾のうえで・・・あくまで依頼者K子さんのお金である K子さん、借金が0になったばかりでなく、相当のお金が戻ってくるのに信じられない様子だ・・・
2006.04.11
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債務整理中(任意整理)のAさんから、泣きそうな声で電話あり。 Aさん「すみません、相談があるのですが?」 私 「どうしましたか?」 Aさん「000がお金を払わないと、会社に電話すると言ってるんです」 「実家まで、電話されちゃって・・」 私 「どういうことですか?今整理中の業者ですか?」 Aさん「違います、お金は借りていません、この前も1万5千円払わされ ました・・・」 よく話を聞くと、債務整理をする前に、雑誌の「おまとめローン」の広告を見て電話したが、そのままになっていたところ・・「どうするんだ?」「審査はすんで 枠はとってしまったんだぞ!」「仮申込みしたのだから、キャンセル料払え!」と、脅かされ、15,000円で済むのならばと、払ったが、もっと払えと再度、脅されているとの事 とんでもないことだ、借りてもいないのに、請求するとは・・早速、相手の業者に電話する 私「Aさんの債務整理をしている司法書士の00ですが」 「お金を払わないと、会社に電話すると言っているそうですが?」 「どういうことですか?債権はあるのですか?」業者「ないよ、もう終わっているよ・・」 私「なぜ、請求するのですか?お宅は登録業者ですか?」業者「知らねえよ・・あいつが、いい加減だからよ・・」 私「いい加減なのは、お宅では・・」 「テープを回しているんですよ、言葉に気をつけて下さい・・」業者 急におとなしくなり「わかったよ・・もうしねえよ・・」 お金を取り戻して、刑事告訴でもしたいものだが・・Aさんは、もう関わりたくないとのこと・・・ 最近、このような例が多いので気をつけていただきたい。 N子さんも「お前の個人情報を握っている、流出されたくないなら、抹消費用として00万円払え」と脅されていたが、「警察に相談したら、払う必要がない、それでも払えと言われたら、相手の住所と 電話番号を聞いて、もう一度来なさいと言われた」と言うよう、アドバイスしたら「お前の家庭なんか、めちゃくちゃにしてやる」と、捨てぜりを残し 二度と電話がかかって来なくなったとのこと。毅然とした態度が必要か・・・
2006.04.10
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Wさん来社(3月29日日記記載) Wさん「すみませんでした・・」 私 「すみませんでしたじゃ、すまないよ!」 「やる気がなければ、止めてもいいですよ」 「再生するのはWさん自身ですよ」 Wさん「すみませんでした、これから、きちっとしますから」 「よろしくお願いします」 久しぶりに、厳しいことを言ってしまった。 Wさんも分ってくれたようだ。 個人再生は、再生委員との面談や、再生が可能かどうか判断するための 一定期の積み立てがある(東京地裁) 本人がその気にならなければ・・ O社にH子さんの件で電話 私 「H子さんの件ですが、一括で支払ますので、 減額をお願いできませんか?」 〇社「そういうことはやっていません。」 「H子さんは、確かに取引は長いですが、 利息は最初から18%でしたから」 私 「そうですか、他社は一括だと減額してくれるんですがね・・」 「分割で払うしかないか! ちゃんと払っていけるかな?」 「過払いで戻ってきたお金、今預かっているんだがなあ・・」 〇社「ちょっと待ってください・・・確かH子さんは67才でしたね」 「今でも、仕事はしていませんか?」 私 「そのとおりです、払い終わる時は00歳なっていますね」 「大丈夫かなあ?」 〇社「分りました、至急稟議をあげますので・・」その10分後に減額に応じる旨の電話があり、わずかな金額だが減額することができた。 このH子さん、相談に来た時は 6社で264万円の借金があった。任意整理の結果、143万円の過払い、〇社だけ82万の債務が残った。 H子さんに、過払い金で残った債務を弁済して、一切債務を残さないこと勧め、娘さんの助言もあり、無事、借金生活からの開放になった。あくまでも依頼者のお金であるから・・・・・・
2006.04.04
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A子さん(3月28日ブログ記載)から、礼状(はがき)が届いた。 原文のまま 拝啓 桜が満開で春も本番です。 この度は諸手続きを始め度重なるご苦労をおかけし 大変お世話になりました。 萩原先生にご相談にのっていただき、自分でも色々考える機会を見出せ、 またアドバイスをいただいたお陰で、新たな一歩を踏み出す決断ができ、 手続きを進められました。 助けていただき、大変有難かったです。 昨日無事免責の通知が届きました。 春からまた新たに頑張ります。 ご恩を忘れず、これからの生活を実りあるものにしていきたいと 思います。 萩原先生、本当に有難うございました。 心より感謝いたしております。敬具 2006年 3月31日 A子 債務整理の仕事は、正直な気持ち、ストレスが溜まる。なかなか連絡をくれず、手続きが進まない依頼者・・・「00さん、また入金がありませんが?・・」と金融会社からの電話等等・・・すべて投げ出したくなることもあるが、こういう手紙(はがき)を貰うと、疲れも吹っ飛ぶ、「よーし、やったるぞ!!」と、気持ちも新たになる。 午後Tさんから電話Tさん「先日お世話になったTですが、もう一人いるんですが?」 「明日連れて行きたいのですが、時間は?」 このTさん、任意整理が終わり、先月から支払いが始まっている。取引期間も短く、あまり減額にはならなかった。 「あまり減額にはなりませんでしたね!」とすまなさそうに言うと 「いいでんす、今まで、払っても、払っても、金利に持つていかれちゃた が、これからは、払えば払うだけ、減っていくから・・」 と笑顔で感謝された。そのTさんから、2人目の紹介である、さぁー頑張るか!
2006.04.03
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3月前に受任したTさん、本日まで着手金の入金0請求がストップしたので、安心してしまったのか?債務整理を依頼する人は、充分な費用を払える人は少ない。費用を支払うために、他から借りてこられても困るので、当事務所は、どうしても着手金を用意できない人は、分割払い、それも、後払いで、受任している。債権者からの請求を止めるのが先決だ。 補助者が〔少しでも着手金を頂いてから受任した方が?〕と言うが、Tさんのような人ばかりでない、ほとんどの人は、全部の費用を払い切立派に再出発している。Tさんは最初連絡が取れたが、最近は何度連絡しても連絡をくれない。このままでは、辞任するしかないので、至急連絡くれるよう手紙を出しても無しのつぶて、 債権者からも〔どうですか?和解はまだですか?〕と問い合わせがきている。これ以上迷惑を掛けることはできない。残念だが辞任することにした。辞任後、各債権者からAさんに一斉に督促がいくだろうな、 午後、坂戸市のご夫婦、幼児を連れて来所病気がちで、今は十分な収入がなく、電気料も払えない、ここに来る電車賃も、なんとか工面して来たとのこと。次回の給料日に着手金の一部を支払うことを約束して受任することにした。来た時とは反対に、晴れやかな顔で帰って行かれた。何とか立ち直って、再出発してくれればよいが?
2006.03.20
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午前11時、2月程前に受任したAさん、今後の方針をきめるために来所 私 〔やはり、取引期間が短いので、あまり減額にはなりませんね〕Aさん〔やはりそうですか〕 私 〔今後の支払いは困難なので、自己破産で0から再出発した方が 良いと思いますが? しばらくの間、借入れができなくなるだけ で、ほかにデミリットもないですから〕Aさん 〔そうですね、私もネット等で色々調べましたが、あまりデメリッ トはないみたいですね、よろしくお願いいたします。〕午後1時 大宮のCさん債務整理の相談に来所 私〔自己所有のマンションの資産価値が700万程だと、自己破産は もちろん、個人再生も無理ですね、任意整理でやられたらいかが ですか?] Sさん〔任意整理の場合、役所の身分証明書に記載されるのかです か? 会社にも連絡が行くのですか?〕 私 〔そんなことはありません〕 まだ、まだ、任意整理、自己破産、個人再生を誤解している人が多い身分証明書に記載されたり、職業制限があるのは 自己破産だけである。それも、破産決定から免責確定の間である。個人のプライバシーの問題であるので、債権者からも、裁判所からも会社に連絡をいくこともありません。
2006.03.18
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朝方、任意整理の依頼者Yさんから電話 Yさん「先生に債務整理をお願いしている〇〇会社から催促の電話が ありました」 私 「どういうことですか?私に依頼していことを話しましたか?」 Yさん「話しましたが、借金総額が140万円以上なので、司法書士は 関係ないと言っております。」 よく話を聞いてみると、先方(政府系金融の債権回収会社)がYさんの借 金総額が140万円以上なので、司法書士は代理権がないとおもっている らしい。一般の人ならともかく、債権回収のプロがなんということだ。 認定司法書士の代理権の範囲はあくまで、1社あたりの経済利益だ たとえば、250万円の借金を交渉で120万円になった場合、経済利益 は130万円で代理権の範囲である。このあたり、まだまだ理解していな い業社があるが、借金総額と解釈されたのは、はじめてだ。 早速抗議の電話 私 「受任通知が届いているとおもいますが、直接Yさんに電話するとは どういうことですか・・・・」 担当者「え・・140万円は借金総額ではないのですか?」 私 「本当にそう思っているのですか?代理人を無視してどういうことで すか、法的処置を取りますよ」 担当者「ちょっと待って下さい、よく調べまして、また電話します」 その後、担当者から平謝りの電話と、担当者の上司から、お詫びにお伺 いしたいとの電話があった。 久しぶりに怒ってしまった一日でした。 14日日記に記載の行方不明のA子さんから連絡あり一件落着
2006.03.17
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