全631件 (631件中 1-50件目)
貸金請求で訴えられた被告の代理人として東京簡易裁判所に出廷した。ところで、各法廷の入口にはその日に審理される事件が張り出されている。過払事件はめっきり減り、貸金請求事件、立替金請求事件等、貸金業者が原告の事件が目に付く。ある法廷は すべて、CFJ原告の貸金請求事件。貸し切り状態である。CFJといえば、2009年6月27日以後、新規の貸出を停止して、回収業務、そして過払い金返金業務に専念してきた。何度か経営危機、破綻の噂が流れ、過払い金も大幅な減額で手を打った人も多かったようであるが、当事務所はすべて訴訟、全額回収で対処してきた。そのCFJが。今年8月の貸金業登録更新を見送っていたようである。「お客様への対応につきましては今後も何ら変更はございません」とホームページでうたっているようであるが、ある程度、既存債務を回収した後はどうなるだろうか?今でもCFJへの過払請求は厳しい状態、今後はさらに厳しくなり、また、最悪のことも予想される。早めの請求をお勧めする。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2016.10.17
コメント(0)
久しぶりの更新です。さて、破綻した武富士からの過払金の第2回配当(最終)が予定より早く実施されました。配当金総額は138億円ですが、対象者が90万人、配当率が0.938%、(例えば100万円の過払があった人は 9,380円)と微々たる金額です。 裁判所が法的な手続きに沿って決めた金額といえ、やれ切れない気持ちです。当事務所が関与した武富士の過払金の債権者は100人以上、順次、依頼者様への返金手続きを進めています。当初、お聞きした銀行口座に振込まさせて頂いております。月日が経っていることもあり、郵便物が届かない、連絡が不能な方もいらっしゃいます。該当者の方はご連絡いただけたらと思います。
2016.08.03
コメント(0)
本日の朝刊(朝日新聞) 残念な記事が目に飛び込んできた。過払い金請求 指針越す報酬扱い首位の司法書士法人 やっぱりという感じだ。当司法書士法人は「指針はあくまでもガイドライン、指針を越す報酬は合法的」と回答している。しかし、合法であったとしても、それだけで許される問題だろうか。 適正な報酬とは、依頼者に与えてた利益に見合う対価である。例えば、過払い金請求の場合、100万円の請求額に対して、A事務所は20%の報酬で半額の50万円を取り戻した。 かたや、 B事務所は報酬26.9%だが、提訴のうえ元金100万円どころか、過払い金利息まで含んだ120万円を取り戻した。はたしてB事務所の報酬がB事務所より高いといえるのか。このように、この大手司法書士法人が、今回の件が合法で、なおかつ倫理上適切であると考えいるのであれば、指針を超えていた報酬に見合う利益を依頼者に与えていたことを説明する必要があるだろう
2016.02.06
コメント(0)
過払い金返還訴訟、今年、初めての出廷である。 相手は大手 の*社。2年近い分断案件。こちらは、勿論、一連狙い。相手の主張を待って反論するつもりだったが、本日まで、相手からは何の書類も届かなかった。以前も、忘れていたのか、何の書面も出さず、出廷もせず、そのまま、終結、判決となったことがあった。ところが、今回は相手は出廷してきた。「書面が間に合わず、とりあえず出廷した」と言い訳。そして「和解の話合いをしたい」とも。相手の主張もわからないのに、何を根拠に和解の話合いをしなければならないのか「提案だけでも聞いてあげてください」裁判官に促されて司法委員の後に続き、和解室 に入る。相手は分断での和解提案をしてきが、解約はしていない単なる分断であることを聞き出す。これでは、分断を前提とした和解には応じられない。法廷に戻り、司法委員が裁判官に耳打ち、そして裁判官、 「一つの基本契約上の分断ということですね」と相手業者に確認する。これで、相手も裁判官の心証がわかっただろう。 次回期日までに、相手の再提案を待つだけだ。一連を前提とした満額近い提案でなければ、終結して判決を求めるつもりである。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2016.01.07
コメント(0)
ある消費者金融との過払い本人訴訟に同行する。第6回目の期日である。何の争いもない案件だが、本人は利息込の満額を希望、相手は「それじゃ判決と変わらない」と和解できず、延び延びとなってしまった。 前回で終結の予定だったが、相手は期日当日にいきなり、ジャーナルを出してきて、今日に続行になってしまった。 みなし弁済が事実上認められなくなった最高裁の判決後に過払が発生した案件、何の意味のないジャーナルだが、みすみす判決を取られるのは代理人としての面子に係るのだろう。気持ちはわかる。 さて本日こそは!法廷に入ると、相手代理人はすでに出廷、裁判官と何か話していた様子。他の事件はなく、傍聴人は私だけ。審理が始まる、裁判官が終結を宣言すると思いきや、思いがけない言葉。「裁判官としては和解を進めます、そこで和解期日に変更しますから、傍聴人は外で控えてください」 本人はきょとんとしている。今まであれほど和解提案を断ったのに、もしや、相手代理人が裁判官に泣きついたのか?自分は法廷を出て廊下で待つ。15分位して満面笑みを浮かべた本人と、代理人が出てきた。どうやら判決とほとんど変わらない金額で和解ができたようだ。「なんとか会社に頼み込んでこの金額を出して貰ったんですよ」と相手代理人。安堵した様子で先に立ち去った。返還日は来月、本人も満足しているので言うことなし。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.11.12
コメント(0)
ある得意先に緊急のファックスを送ったが、20分経っても届いていないと電話ある。送信記録を確認すると、「待機中」の表示。それもそのはず、他の多量のファックスを受信中なのだ。「また、あの業者か! 」 いつも多量の、それも無意味な準備書面をファックスを送りつけてくる。今回は100枚を超えてもまだ受信中なのだ。 直ぐに 業者に電話「100枚ものファックスを送ってくるのは非常識ではないですか?」「おかげで、他の送信や受信ができず大変迷惑です」「今後、一切やめてください」「そんなことないでしょう、裁判所へも送っていますよ」と平然としている担当者。全然わかっていない。 細かい話だが、ファックスの紙代やインク代は相手側持ちである。裁判所が出費したこれらの費用を、最終的に誰が負担することになるか全然考えていない。何を言っても聞く耳を持たないため、電話を切る。 多量の書類を送るには、相手の迷惑や負担をかけない郵送にすべきだ。どうしても送らなければならない時は、「枚数が何枚になりますが、ファックスして宜しいでしょうか?」と許可を求めるのがビジネスマナーではないだろうか。 11月6日の出来事です マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.11.07
コメント(0)
今週に入って、アイフルとの過払金訴訟、控訴審判決文が次々と送られてきた。今迄のパターンだと、1週間後ぐらいに、返還日までの利息を付加して全額返還される。ところが、アイフルから、この件で立て続きに電話が入る。ようするに、「資金繰りの関係で、返金を来年4月まで待って欲しい、それまでの利息を付けるから」という嘆願だ。「今まで、さんざ、控訴審まで引っ張っておきながら、それをないでしょう」とすべて断った。アイフルも観念したのか、まず、二、三件は、来月早々の返金を約束した。提訴してから、8ヵ月、ようやく満額も過払金が返還されることになった。 ところで、話は変わるが、先日TBS系列の「私の何がイケないの」という番組で、女芸人が弁護士に依頼して過払い金を取る戻す特集をしていた。そして 「勝つか負けるか分からない裁判、満額取り戻すには2年か3年かかるかる」と言っていたが、そんなことはない。勝ち負けがはっきりしている裁判、業界で一番対応が悪いアイフルでさえ、長くても1年で満額返還させることができる。また「過払い金は満額返さなければいけない法律はない」とも言ってっていたが、これも?面白、可笑しく放映するバラエティー番組だから仕方がないだろうが。ともかく、払い過ぎた利息は多少時間がかかっても全額返して貰うべきです。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.10.29
コメント(0)
担当司法書士が本人と、過払い金の強制執行をした銀行に取立てに行き帰ってきた。本日までの利息と、強制執行の費用を含んだ全額が回収できたようだ。 相手はカレッヂという学生を主の顧客としている金融業者である過払い請求で多くの中小業者は破綻状態であるが、このカレッヂは堅実に営業を続けている。 しかし、過払い請求に対する対応は独特の厳しさがある。 まず、履歴を開示して貰うには、直接この業者宛てに出向かなければならない、そして担当者立会いのもとで差し出された帳簿をもとに履歴を書き写さなければならない。本人請求の場合はこの段階で怯んでしまう、また数多くこなす大手事務所は、受任を敬遠しがちになってしまう。そして訴訟提起すると、うんざりする程の分厚い準備書面と資料が送られてくる。しかし、めげずに訴訟を追行して判決を取ると、返還日までの利息を含んだ満額が返還される。当事務所は今まですべて、第一審の判決後、満額が返還されている。しかし、本件は控訴されてしまった。控訴されても、第一審の判決には仮執行の宣言がつくので強制執行はできる。第一審が終結した際の担当者の言葉取引銀行が書かれた用紙を差し出し「強制執行をするならこの銀行にしてください、」「他の銀行は事情があるので止めてください」とわざわざ、銀行を指定してきた。「空っぽということはありませんね?」と聞くと、「そんな失礼なことをしません」との答え。その言葉を信じて強制執行をすると、言葉通り満額が回収できた。意外に紳士的な業者である。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.10.20
コメント(0)
アイフルからの電話に担当司法書士が対応している。「そんなこと貴方が心配することではないでしょう」「今日は何の用事で電話をしたんですか?」「訴訟しないで任意の和解で幾ら返してくれるんですか」「こちらは忙しいんです、迷惑です、こんなことで、いちいち電話しないでください」担当司法書士の声も次第に大きくなっていった。 数万に満たない過払い金の返還訴訟を起こしたのに対しての抗議のようだ。(こんな金額で訴訟を起こすと赤字になり、依頼者に迷惑をかけるでしょう)アイフルの言い分のようだ。かといって、幾ら返金するとの提案もしない。話合いで全額返金してくれるなら好き好んで訴訟などしない。 本当に余計なお世話である。 どの方法でやれば、依頼者の手元により多くのお金が返るのか?依頼者の最大の利益を考えている。数人まとめて共同訴訟することもあれば、時には訴訟費用を事務所が負担することもある。依頼者には絶対損をかけないのが当事務所のモットーである。こんな電話が続くようなら、前と同じように、「電話は一切禁止」の警告をしなければならない。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.10.15
コメント(0)
アコムとの過払金返還訴訟に出廷する。「遅れた分は遅延利息で計算せよ」今までのアコムの主張だった。請求金額にほとんど変わりがないため、主張を認め、その計算をベースに端数カットで和解してきた。 ところが今回は、アイフルと同じように「期限の利益喪失」を主張してきた。つまり、1回でも延滞があれば、その後の取引は全て延滞利息で計算するということだ。今時、そんな主張は認められることはない。 しかし、アコムは譲らない。和解金額も請求額の9割しか上げてこない。和解室で同席した司法委員もアコムに味方する。 「十分な金額ではないですか?」 「原告の主張が全部通るとは限りませんよ」 「裁判官が和解勧告をするときは7割か8割が普通ですよ」この司法委員全然わかっていない。和解させることが仕事のようだ。しかし、こちらは一歩も譲ることはできない。和解は決裂、終結して判決を求めることにした。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.10.01
コメント(0)
各業者の過払い金請求への対応。前回の続きです。消費者金融大手のアコムの対応は前と変わらない。当事務所は全て訴訟提起、利息込み満額の端数カットで和解になる。第1回、2回期日には、アコムは出廷せず。3回目にようやく担当者が出廷して和解の話合いに入る。いかに満額に近く、そして返還時期を早めるか、この時が勝負。 同じくSMBC(旧プロミス)、新生(旧レイク)の対応もほぼ同じ。ただ、第2回、3回期日前に電話による和解になるケースが多い。CFJとの案件は殆どない、数年間、新規の貸付を停止しているのが原因か。廃業の噂も何度か出たが、何とかやっているようだ。 さて、信販系のクレディセゾンは、「各取引は1回払いであり、過払い金を新たな借入金に充当する旨の合意はふくまれない。」と徹底的に抵抗してきて控訴をしてまでまで争ってきたが、その控訴審で敗訴した後は柔らかくなった。先日も第1回期日前に、ほぼ満額を1か月後の返還で和解になった。UFJニコスは古い履歴は相変わらず出してこない。エポスも同じだが、その計算に信憑性があるかは別として、自ら推定計算をしてくれる。そして元金だけなら、裁判をしないでも返還してくれる。その他の信販系の対応は前とほとんど変わらないといったところだろうか。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.09.30
コメント(0)
久しぶりの更新です。 さて、最近の過払い金請求事情というと、純粋の新規の受任がめっきり少なくなった。ほとんど、追加受任、そして紹介案件。紹介といっても「○○さんを紹介します」 「○○さんから紹介されました」といった類ではなく,「こちらの事務所で良くやって貰った」と聞いたからというのが多い。いわゆる口コミだ。口コミに勝る宣伝はない、嬉しい限りである。 さて、各業者の状況はどうだろうか、すでに淘汰されて、武富士のように破綻する業者はもう出ないだろう。 あのアイフルもその心配はなくなったようだ。控訴をせず、第一審の判決に従い満額返還してくることも多くなった。しかし、それまでの対応は依然と変わらず厳しい。 オリコへの返還請求が最近多い、相変わらず、古い取引は返済のみの履歴しか出してこない。貸付無視計算での請求も今では認められなくなった。 そして返還時期の遅いのも依然と同じだ。しかし、請求すれば、それまでの利息を付加してくれる。先日、本人訴訟での和解の際、オリコの弁護士が 「オリコは潰れる心配がない、返還が先でも5%の利息が付きますから銀行預金よりお得です」と本人を説得していた。 長くなりますので、その他の業者の対応は次回とさせていただきます。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.09.29
コメント(0)
純粋の新規の債務整理、過払い請求の依頼がめっきり少なくなった。ただ、過去の依頼者の追加、それに紹介による案件がポツポツとある。本日受任させて頂いた依頼者も元司法書士からの紹介であった。 5年程前、過払い請求を考えたが残債もあることだからと延び延びになっていた。ようやく決心して、当時知り合いの司法書士に依頼しようとしたが、その司法書士はすでに廃業していて、「過払い請求をするならこの事務所が良い」と当事務所を紹介されたようだ。その司法書士とは面識がない。このように同業者からの紹介はよくあった。 先日も、大阪のある司法書士事務所から 「遠方のため面談ができないので、近くのこの事務所に行ってみたら」」と紹介を受けた。 この事務所も当事務所と同様(当事務所以上かもしれない)依頼者の最大の利益を考え、業者と徹底的に戦うことを方針としている。ブログを通じて一度だけあることで協力を頂いたことがあった。 このように、同業者等から紹介を受けるということは、当事務所の仕事ぶりを、ある程度評価されていることだろうか?まことに光栄である。依頼者の、そして紹介者の期待を裏切ることなく、ますます精進する所存である。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.08.26
コメント(0)
夏季休暇が終わり、本日から業務開始休み明けは問い合わせ、相談の電話が集中するのだが、今回はそれ程でもない。まだ、休暇中の人も多いのだろうか? さてライフカードという業者がある。アイフルの子会社旧ライフが吸収分割してできた会社である。低額の和解提案、無駄な控訴の提起等、過払い金の対応はアイフルと同じ。そのライフカードからAさんとBさんの訴訟の件で電話あり。すでに今月の8日には第一審の判決が出ている。請求額は二人合わせて20万円足らず、費用対効果を考え、ある程度の和解ができれば訴訟は不用だが、この会社、訴訟しないとアイフルと同じようにまともに払ってこない。担当司法書士が電話対応をしている。「和解といっても、判決が出ているでしょう!」「控訴? するならどうぞ・・・ ・・・。」どうやら、控訴をちらつかせて和解をせまっているようだ。担当司法書士、一切応じない。ついに相手の担当者も諦めたのか、判決に基づく請求金額を入金日までの過払利息も付加して払うことで決着。それも、支払い日は2日後のこと。早速、請求書を送る。 ライフカードにとっても、控訴しても何のメリットもない。支払が遅れれば過払い利息が加算される。 それであるなら、もっと早めに和解したほうがメリットがあるというものだが。今回も判決まで4回の期日を重ねた。
2015.08.17
コメント(0)
新生カードがアプラスに今月3月合併された。その旧新生カード分の過払い金をアプラスに請求することになった。アプラスの本店も大阪、訴訟を提起するため大阪まではいけないため依頼者の住所地の管轄裁判所に提訴することになる ところが、今回の依頼者の住所も遠方だ。費用対効果は? 集団訴訟をすれば良いのだが、あとに続く依頼者はすぐには集まりそうもない。訴訟提起前に早々とアプラスから和解提案があった。請求額の6割、とても納得できる金額ではないやはり、満額回収には訴訟が不可欠だろう。今迄の同社との他の事件の交渉記録をみると、ほとんど訴訟対応している。そして、その内の9割が第1回期日前に好条件で和解している。何の争いもない案件、きっと裁判所に出廷しないで満額近い金額で和解になるだろう。こうして訴訟を提起した。予想通り、すぐに再度和解提案があった。今度は元金の9割、納得できない、もっと上げてくるはずだ。続いて元金満額の提案、これも蹴った。とうとう、最後には利息込の端数カットの提案がきた。そして期日の一週間前にようやく和解になった。完全に読みが当たった。こうして遠方の裁判所に出廷することなく好条件での和解が成立した。 「お知らせ」 勝手ながら8月13日(木)~8月16日(日)まで夏季休業とさせて頂きます。 メールでの問い合せ、ご相談は受け付けております。
2015.08.12
コメント(0)
ワイジェイカードという業者がある。あまり聞きなれない名前だが、前身は国内信販だ。楽天KC、Jトラスト、KCカードと再編、商号変更が繰り返され、今はヤフーの傘下に入っている。国内信販、楽天KCの時は過払い請求を何度かしたが、苦しめられたものだ。ワイジェイカードになってからは始めての過払い請求。依頼者は国内信販時代からの取引のため、多額の過払い金が発生。本人訴訟として支援することになった。バックは大きいだけに、前程は厳しくないだろう?ところが、相手は請求額の半額程度の提案をしてきた。依頼者は納得せず訴訟に突入、何度か相手は和解額をつりあげてきたが、依頼者は判決も覚悟で強気で対応、弁論準備手続(相手は遠方のため電話会議)を2回重ね、利息込のほぼ満額で和解となった。あの時、提案通りと請求額の半額程度で和解していたら依頼者も大損だった。相手業者の現在の状況を把握して、強気の対応が功を奏したようだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.08.11
コメント(0)
「アイフルから入金がありました」依頼者のAさんから電話があった。依頼を受けたのは昨年の5月、過払い金の元金はるかに140万円を超えていたので、本人訴訟として支援させていただいた。期日を重ねる事6回、アイフルの和解案(請求額の半額以下)にも一切応じることなく結審した。勿論、Aさんの勝訴判決。アイフルのその後のいつもの対応は、引き延ばしのため控訴をしてくるのだが、今回は違っていた。判決の直後、アイフルの担当者から「Aさんの銀行口座がわかったら教えてください」との電話があった。いつもは控訴後に訴えを取下げ、入金する際に聞いてくるのに、もしやと思ったが、現実になった。 どんなに引き延ばされても、入金日までの利息が付くからと、我慢を重ねてきたAさんアイフルもこれ以上の引き延ばしは得策ではないと判断したのだろうか。ともかく Aさんは我慢した甲斐があって過払い利息を含んだ満額が返還された。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.07.16
コメント(0)
過払金返還本人訴訟に同行。本日が第3回目。2日前に相手から、ようやく和解提案があった。過払金利息を含んだ請求額の98%の提案。返還日は来月の末。決して悪い条件ではない、しかし 、本人は、いまいち納得できない様子だ。審理が始まった。「原告の考えは?」裁判官が本人に問いかける。「先日 和解の提案があったんですが,入金日迄の過払い利息や、 訴訟費用のことも考えると、納得できません」 「もう、これ以上の主張はありませんので、結審をお願いします」 落ち着いて自分の考えを述べる本人。 一言、一言を頷いて聞いていた裁判官 「わかりました、被告はどうですか」 と今度は相手の考えを聞く。 慌てた相手業者の代理人 「次回、悪意に関しての主張をします」不思議そうな顔をしていた裁判官、やむを得ず次回に期日を続行した。本件は、分断もなく、過払い金も、みなし弁済が事実上認められなくなった平成18年1月13日後に発生している、何の争いのない案件だ、しかし、ここで終結のうえ判決を執られては代理人としての面子がないのだろう。気持ちは良くわかる。 ところが、本人は、いくら引き延ばされても構わない、入金日までの利息が付くからという考え。そして、今まで利息も負けて貰えないで、ちゃんと払ってきたのだから、過払い金も負けてあげる必要がないとも言う。何と強気な依頼者だ、いや「払い過ぎたお金は利息を付けて全額払って貰う」これが当たり前なのだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.07.02
コメント(0)
「 各取引は1回払いであり、基本契約に基づく借入金の全体に対してされたものでないので、過払い金を新たな借入金に充当する旨の合意はふくまれない。」よって各取引ごとに個別計算すべきだ。クレディセゾンが最近、盛んにこんな主張をしてきている。第一審ではこちらの主張が認められ勝訴したが、クレディセゾンは控訴してきた。 消費者側の勝訴した判例が見当たらないので心配していたが、控訴審でも「本件基本契約の内容及びこれに基づく本件取引の状況にかんがみれば、本件取引における借入金債務の弁済は、近接した将来に借入れがされることを想定して行われるものであり、本件基本契約には、過払金充当合意が含まれていると解するのが相当である」とこちら側の主張が認められた。これで、クレディセゾンの同種の案件は、これからは強気で攻められる。依頼者の承諾を頂いたので、判決分を紹介させていただきます。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.06.26
コメント(0)
ライフカードという業者がある。旧ライフから吸収分割したアイフルの子会社である。アイフル同様、過払金請求の対応は悪い。訴訟しても、必ず無意味と思える控訴をしてくる。そして控訴審の判決をとれば、ようやく支払日までの過払い利息を付加した満額を返還してくる。アイフルと同じだ。 その、ライフカードとの第3回目の期日に出廷。前日に準備書面が届いたが、反論が必要とは思えない代物だ。今日で終結だ。 審理が始まった。裁判官 ライフカードに準備書面を陳述させ、「これ以上の主張はありませんね?」ところが、ライフカードの思わぬ言葉。「次回まで、証拠として契約書を出します」 なんということだ、この場に及んで。「何故、準備書面と一緒に出さないんですか?」 「こんなこと続けていたら、切がないですよ!」 声を荒げて強く抗議。 「探しているんですが、見つからないんです」 相手の苦し紛れの言い訳。そして、裁判官は、申し訳なさそうに、「次回で結審します。0月00日までに被告は証拠を提出してください」 こうして、終結は次回に延期されてしまった。 相手や裁判官を責めても仕方がない。 興奮冷めやらぬまま、裁判所を後にする。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.06.07
コメント(0)
「◯◯事務所で、A社が元金の7割、B社が5割と言われたんですが,」「そちらは、満額取ってくれるんですか?」当事務所のホームページを見たとのことで、過払い請求の相談の電話を頂いた方が来所された。当事務所の方針を詳しく説明させていただき受任させていただいた。「どの事務所に頼んでも戻る過払い金は同じではない」依頼した事務所によって、戻る過払い金は千差万別だ。裁判をしないで、元金の5割、7割の早急の返還もありかもしれない。自分の希望はどうなのか?今は、依頼者が事務所を選ぶ時代各事務所の方針、実積をよく聞いて、自分の希望にあった事務所に依頼することをお勧めします。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.06.04
コメント(0)
週末のなため、早仕舞いをしようとしていると、一本の電話。裁判所かららしい。こんな時間に?担当司法書士が電話を代わって話している。アイフルとの件のようだ。「そうですか、わかりました。ありがとうございます」悪い連絡はなかったようである。 このアイフル、少し前から「債務不存在確認」という訴訟を、先回りして乱発してくるようになった。本日は、その期日、こちらは、「現在、過払金返還請求訴訟が継続している以上、債務不存在確認訴訟は維持される必要はなく、却下されるべきだ」との答弁書を提出し、擬制陳述で欠席した。 ところで裁判所から電話の内容は、「アイフルが取り下げをするようですから、本日はお互いの陳述はしないで、 休止扱いにしました」とのこと。その事を、わざわざ、この時間に知らせてきてくれたのだ。このような訴訟は取下げを待たず、即、却下してくれれば、なお良いのだが。 アイフルは、今までも、何度か、この手の訴訟を提訴し、また移送申立てをしてきた。そして必ず取下げをしてくる。 何の目的で提訴してくるのか?取下げるぐらいなら、最初から提訴しなければ良いとおもうのだが、濫訴の乱発しか思えない。非常に問題だと思うのは自分だけだろうか。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.05.22
コメント(0)
◯◯さんはアイフルを相手に 本人訴訟を提訴して、第1審の判決待ち。この判決後、アイフルが控訴して控訴審判決前に取下げて,満額が本人に返金してくるのが、何時ものパターンだ。 ところが、先週「◯◯ さんの口座教えてください」とアイフル担当者から電話があった。 どうやら、早めのギブアップをするようだ。そして、本人宛に、支払日までの利息を含んだ満額が返金になった。今までにない珍しいことだ。理由は?担当者曰く 「勝ち目のない控訴はしても無駄だ」ごもっとものことだ。アイフルとしては長引けば、過払い利息もかさんでくる。無意味な控訴は裁判官も迷惑だ。今まで、無意味と思われる控訴を何回も起こされてきた。さては、方針転換をしたのか? いや、いや、本件だけかもしれない。 今後の動向に目が離せない。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.05.14
コメント(0)
連休も終わり、今日から業務も本格的に始動。シンキとアイフルに対する過払い金返還訴訟に出廷。シンキとの期日は第1回目、相手は擬制陳述のため欠席。答弁書では「期限の利益喪失」の主張をしている。アイフル、CFJに限らず、他の業者もこの手の主張をしてくるようになった。今時、この主張を認める裁判官はいないだろう。時間稼ぎの無駄な主張としか思えない。こちらとしては、次回の期日までに、反論することになる。 さて、アイフルとは、今回で3回目、この業者も当然のように期限の利益の喪失の主張。旧ライフ分との取引のため、延滞日数、損害利率、金額は履歴に表示されていない。 裁判官に詰問されて、ようやく先週、延滞を踏まえた計算書を出してきた。 請求金額は何千円少なくなるだけ、こんなを争っても期日が延びるだけだ。即、遅延したことは認め、減縮の申立てをした。そして無事に終結。 判決をとっても、いつもの通り控訴をしてくるだろう、依頼者には「時間がかかりますが、入金日までの利息がつきますから・・・ ・・・」と納得して貰うしかない。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.05.11
コメント(0)
CFJとの過払い訴訟に出廷する。何の争点もない案件だが、期限の利益喪失の主張をしてきた。この主張は、アイフルの専売特許と思っていたが、CFJも最近、盛んに主張してくるようになった。ただ、アイフルの場合は 遅延があった場合は遅延利息で、通常の場合は約定利息を記載した履歴を開示してくるので、この履歴に基づき 期限の利益の再付与があったことを反論すれば良いが、CFJ の場合は履歴にこの利率の記載がないため、こちらで各弁済時の利率を記載して、再現しなければならないので、若干手間がかかる。審理が始まった。裁判官交代のため、従前の口頭弁論の結果と、お互いの新たな準備書面を陳述後、 裁判官 「今後の進行は?」 私 「これ以上の主張はありませんので終結してください」 CFJ 「 もう一度だけ、反論させてくだい」 裁判官 「反論って、何を反論するんですか?」 CFJ 「準備書面を貰ったのが2,3日前なので、・・・ ・・・」 裁判官 「今まで十分反論したのではないですか?」 CFJ 「・・・ ・・・?」 裁判官 「わかりました 一応終結しますが、まだ反論があれば出して下さい」 「再開の必要があれば再開しますから」 そして、判決日時を言い渡して終結となった。 この新しい裁判官、今迄のお互いの準備書面を良く読み込んできて、これ以上のお互いの主張は必要ないと判断したのだろう。こんな裁判官ばかりだと助かるのだが。
2015.04.17
コメント(0)
9年前に当事務所で過払い請求をされたAさんが、奥さんを伴って来所する。 実は、最近、奥さんが「もしや私にも?」と過払い金の宣伝に誘われて、ある事務所に 調査の依頼をしたら、過払い金があることが判明。 しかし返還できる過払い金は6割だと言われたとのこと。 それを聞いたご主人「そんなはずがない、 昔頼んだ事務所は全額取ってくれたはずだ」当事務所を紹介してくれた。 当事務所の方針を説明する。 「過払い金は苦しい中支払った大切なお金です、全額返して貰うべきです」 「過払い金には利息が付きます、 その利息まで請求します」 「相手も、すんなり全額は返してくれません 「そのため訴訟をしますのである程度、時間がかかります」 当事務所の方針を理解いただき受任となった。 注意 他の事務所を引き合いに出していますが、決して悪く言っているわけではありません。 ある程度の過払金を早急に返還させるのも有りかと思います。
2015.04.13
コメント(0)
年度末、年度初めの裁判官の交代も終わり、通常に期日も開かれる様になった。明後日のセディナとの過払い請求訴訟、担当者から電話あり、 端数カットの利息込満額で和解になる。この業者は、いつも期日前に和解になるため、 最近、裁判所に出廷した記憶がない。 信販系の業者は比較的対応が良いと言われているが、 すべてそうとは限らない。 クレディセゾンは、 「各取引は1回払いであることのみを根拠に個別計算」の主張をしてきて、 訴訟上でも、容易には解決できなくなってきた。 当事務所だが、第1審で勝訴したが控訴を起されている案件がある。 負けることはないので、決着は付けるべきだと思っている。 UFJニコスは、 相変わらず古い履歴は出してこないで, 最初から弁護士を立てて争ってくる。 裁判官は余程の根拠がないと「0計算」は認めないので注意が必要だ。 オリコは、 返還時期が早くなったと言われるが、 気を抜くと6か月先になってしまうことがある。 どうしてもという場合は、 返還日までの利息を付加した和解をすることが重要だ。 潰れることはないだろうから、依頼者も納得しやすい。 エポスカードは、 任意では元金以上での和解が難しくなった。 費用対効果を考えて訴訟を提起すれば、 ほぼ、満額の金額で期日前に和解ができる。 この業者の訴訟でも出廷したことがない。 思いつくままに各信販系の対応を書いたが、今後も、その他の業者の情報も順次、お伝えさせて頂きたいと思います。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.04.08
コメント(0)
先日 過払い金返還請求の請求書を送った銀行系カード会社から電話ある。「請求書を頂いた件ですが」「金額が1100円ですが、この金額を請求するんですか?」「はい、依頼を受けている手前、どんなに少額でも、諦めましょうとは言えないんです。」「こんなこと初めてです」「すみません、けじめをつけないと私の仕事も終わらないんです」 「わかりました、検討します」 一流銀行系列のカード会社の驚くべき担当者の対応。支払金額が、たとえ何円足りなくても、免除は絶対しない。どんな少額でも、過入金があれば返金する。当然と言えば当然のことである。それなのに、過払い金に関しては、なぜこのような対応をとるのだろうか、この会社ばかりではない。過払い金は値切って当然、全額返還するなどありえない、このような考えがまかり通っている。これこそ異常である。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.19
コメント(0)
ある地方都市の裁判所。過払い本人訴訟に付き合う。本日で第5回目「どうですか、和解の話合いはしていますか?」いつも裁判官の口癖。お互いの和解希望額に大きな隔たりがある為、和解はできない。その都度、準備書面にも「和解は不可能ですので、終結をお願いします」と、本人の気持ちを書き添えていたのだが・・・ ・・・。今日こそ、終結して貰いたいものだ。審理が始まった。お互いの準備書面を陳述した後裁判官が口を開く。 「和解の話合いをしているのですか」(またか!) 傍聴席で見守る自分。 そして、相手業者からも、 「和解で解決したいです」 「それに、もう一回だけ反論させてください」 引き延ばしとしか思えない意外な言葉。 またも、続行になってしまった。 それも次回期日は5月。 原告本人は和解はしないと意思表示をしているのに・・・ ・・・。 そういえば、今月3月は裁判官の移動時期。 移動のため、終結を先送り」したのか?悪く考えてしまう。 本人には、「遅くなればなる程、過払い利息が加算されますよ」 と慰めるしかなかった。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.18
コメント(0)
先日、アイフルとの過払い金本人訴訟で、見事満額を返還させた依頼者の方から お礼状を頂いた。 了解をいただきましたので、紹介させて頂きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 過払い金返還請求で元金で140万円を超えている場合は 司法書士は代理権がありません。 ただし、訴状、準備書面等、裁判所提出書面を作成することで、 サポートすることが出来ます。 当事務所も 本人訴訟で満額目指す方のサポートをさせて頂いております。 詳細はお問い合わせ下さい。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.12
コメント(0)
アコムとの、過払い金返還素訴訟に出廷する。争点は2年半の分断。ただ、解約も、再貸付の契約もない。いわゆる、同一契約内の分断である。誰が見ても個別計算は認められない案件であるが、アコムは譲らない。前回、個別計算に基づく和解提案をしてきた。請求額の半額以下だ。話しにならない。審理が始まった。裁判官が最初に口を開く。「同一基本契約の分断に間違いないですね?」「***円の無利息残高が残ったままでしたね」「2年半の分断があっても、個別計算は難しいですね」「一連計算を基に再度、和解の話合いをしたらいかがですか」アコムも渋々納得。法廷の外で和解の話合い。ようやく満額近くの金額を出してきた。あとは、端数の調整だけだ。多分、依頼者の満足する金額で和解になるだろう。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.11
コメント(0)
カレッヂに対して過払い金返還の合同訴訟をしている、依頼者の一人から1通の メールが届いた。和解もしていないのに、直接、各依頼者に過払い金(元金のみ)の返還がなされとようだ。___以下メール___________________________萩原先生お世話になっております。カレッヂの過払い金返還をご依頼中の✳︎✳︎と申します。この度は、✳︎万円にも満たない金額にも関わらず、熱心に取り組んでいただき大変感謝しております。本当にありがとうございます。そのカレッヂから、✳︎日に簡易書留で「普通為替証書」が届きました。為替と送付状のコピーを添付PDFにてお送りしますのでご確認お願い致します。金額は「✳︎✳︎、✳︎✳︎✳︎円」です。萩原先生が先日お電話下さった際に「利息込みだと✳︎万円くらい」とおっしゃっていたので、恐らく利息なしの金額だと思います。どうすればよろしいでしょうか?ひとまずこの為替を受け取り、✳︎✳︎、✳︎✳︎✳︎円分に対する御社への報酬をお振込みし、さらに私からカレッヂに「残りの利息の為替も✳✳宛に送ってください」と言えばよいでしょうか?私からカレッヂに電話することはまったく問題ございません。お手数ですが、対応をご指示頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。______________________________ 当事務所はi依頼者の意向を踏まえて、過払金は過払い利息も付加した満額返還が方針だ。そこで、元金だけ先に返還させて、 その余の過払い利息の請求を辞退させるつもりなのか ?色々と考えてくるものだ。ところで、代理人が付いているのに、直接、本人に過払金を返還するのはいかがなものか、日本保証、クレディアが、今でもこの手を使ってくる。弁護士、司法書士の代理権の範囲は代金(過払金)の受領権限まで含まれている。 どこかの業者が同じような行為をして、信義則違反として、代理人の弁護士に 対して損害賠償の支払いを命じた判決もあった。とにかく、 各依頼人の意向を踏まえたうえで、今後の訴訟に当たることにしよう。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.10
コメント(0)
「アイルから入金がありました、金額は... ... ...」Aさんから電話がある。計算すると、入金日までの過払利息が付加された満額だ。どうやら控訴審(高等裁判所)を取り下げたようだ。いつものパターンだ。Aさんは満額返還を目指して自力で訴訟を起こした。しかし予想以上にアイフルの対応は厳しく、「 期限の利益喪失しているから過払い金はありませんよ」 「特別◯◯万円(請求額の半額以下)返還しますから和解しましょう」和解嘆願の電話攻勢もすざましかった。さすが、Aさんも、不安になってしまった。そんな時、このブログで和解当事務所のことを知り電話を頂き、新幹線で4時間の遠方のAさんと面談したのは、昨年の5月頃だった。「満額返還させるには時間もかかり大変ですよ、控訴もされますよ」 「それでもよろしかったら、最後まで全力で書類作成のサポートをします」Aさんの信念は変わらなかった。こうして二人三脚の新たな戦いが始まった。しばらくして、アイフルからの電話も無くなったようだ。もしかして腹が決まったAさん電話にでなかったかもしれない。そして、ようやく、アイフルは控訴審の判決前にギブアップ。過払い金全額を返還してきた。 今回は書類作成のサポートで、自分が代理人として全面に出ることはなかったが、Aさんに満額返還されたことは感無量。Aさんの頑張りがあったこそだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.03.03
コメント(0)
「 7万円でも、依頼者にとっては大事なお金なんですよ!」担当司法書士が、相手業者の担当者と電話で激しくやりあっている。久しぶりに見る光景だ。 数年前は 各司法書士が威勢よく各業者と交渉。事務所内はまるで戦場のようなことが多かった。来所されているお客様にもまる聞こえ、ヒヤヒヤしたものだが、逆に「これほどまでも、一生懸命やってくれるんだから、安心だ」との声を何度も頂いた。 今は、激しくやり合う業者も少なくなった。 しかし、依頼者の最大の利益を追求する気持ちは今も変わらない。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.02.26
コメント(0)
久しぶりのブログの更新である。ある簡易裁判所に出廷。過払い金返還訴訟である。相手はプロミス。この業者、いつもは第1回期日で好条件で和解になることが多いが、今回は、争点(3回の分断)があり、話合いがつかず第2回目を迎えた。「甲第3号証は原本ですか?」裁判官に促されて、新たに提出した証拠の原本を提示した。この証拠で決まった。依頼者が最後に完済された際、返還された当初の基本契約書だ。途中何度か完済していても、この基本契約書が返還されなかったことが、取引の一連性を物語っている。判決を求めても良かったが、相手が和解を希望とのことなので話を聞いた。満額に近い金額を提案してきたが、まだまだだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.02.24
コメント(0)
ある地方の裁判所、過払い本人訴訟に同行。何回か期日を積み重ねてきたが、相手業者の和解提案額は本人希望額と随分とかけ離れているため和解に至らなかった。お互いの主張は出尽くしている。本日こそ終結になるだろう。そう思って入廷すると、思わぬ光景。裁判官席の斜め前に司法修習生3名が座っている。裁判官の訴訟指揮等を見学する実務研修だ。 他の事件はなく、今回の審理は本件だけである。 嫌な予感がする。審理が始まった。裁判官はいつもと違う感じ。「この乙何号証の契約書は原告に関するものですか、それともサンプルですかか?」今さらながら、相手業者に証拠の確認を始めた。そして、原告の本人に向かって「 言わんとしていることはわかるが、✳︎✳︎の件は、具体的な認否が不足しているようですね」(参ったなぁ、それなら、それと前回言ってくれればよかったのに、前々回もそんなこと一言も言わなかったのに)私の心のつぶやき。そして、和解が難しいことを知りながら、次回の期日までに再度話合いをするようにと言いながら続行になってしまった。「これで終結します」 本人もこの一言を期待していただけに残念。しかし、修習生には良い勉強になっただろう。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.02.06
コメント(1)
ある裁判所の和解室 司法委員を交えて過払い金返還の和解交渉。 相手は、取引の途中に利息を法定利率に変更しただけなのに、 「分断だ、利息制限法の取引は過払い金が発生しないし、悪意の受益者でない」 といつも奇妙な主張をしてくるあの※社 今回も同様の主張をしてきた。 私から口火を切る 私 「和解するなら、提訴後の利息は免除します」司法委員 「ということは 請求どおりということですね、被告はどうですか?」 ※社 「分断ですから、過払い金は○〇万円(請求額の半額以下)しかなりません」 私 「分断ではないですよ、完済しないで債務を残したまま利率を変更しただけですよ」 ※社 「そんなことないですよ。では、完済していればすべて分断ですか? 本件は何回も完済していますよ 」 私 (また、関係ない話が始まった) 司法委員 「完済、完済と言いますが空白期間は何日ぐらいあるんですか?」 ※社 「・・・・ ・・・?」 司法委員 「それに本件は、原告の言うとおり分断ではないと思いますよ」 「最高裁で示されたいくつかの特段の事情をあてはめてみたらいかがですか?」 これで、※社も観念、和解金額もどんどん吊り上がってきて、 最終的にはほぼ満額で和解となった。 今回はこの優秀な司法委員に助けられた。 「弁護士の先生ですか?」と尋ねても、「司法委員です」というだけで職業を明かさなかった。 余程、勉強しているのだろう。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.01.30
コメント(0)
「書類を送るから、法務局に行くように️※社から言われたんですが?」他の業者から返還された過払い金で、※社の不動産担保ローンを完済されたAさんからの電話だ。不動産担保ローンを完済した時は、担保抹消の登記をしなければならない。自分でもできないこともないが、面倒臭い。そこで、ほとんどの方は司法書士に手続を依頼する。当事務所はブログで過払い請求や債務整理しか書いていないが、当然に、登記業務も行っている。Aさんからも、今回の抹消手続の依頼を頂いた。ところで、Aさんは、9年前に、数社の金融会社からの債務を、️※社の不動産担保ローンに一本化した。法定金利とはいえ、不動産担保ローンの債務はなかなか減らなかった。そのな時、テレビの宣伝で過払いの事を知り、当事務所が依頼を受けた。「不動産担保ローンの切り替えときに完済した数社の過払い金を取り戻せばそのお金で担保ローンを完済できるかもしれないですよ」最初、信じられないような様子のAさんだったが、現実になった。 これで20年も続いた借金生活から解放された。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.01.28
コメント(0)
今年初めてのブログ更新です。事務所としては 8日から過払い返金訴訟の期日が入っていたが、自分は本日始めての出廷, 相手はニコスとの第1回目、そしてアコムは第2回目、どちらも出廷せず。 アコムは、いつも3回目に出廷して和解を提案してくる。このパターンは今年も続くのだろうか? さて、この過払い請求、一般の事務所は依頼数が減ってCMなどで宣伝している大手に事務所に集中しているようだ。本日も大手と思われる事務所が数件まとめて審理を受けていた。 昨年、飲み語った一般事務所の同業の士は月1,2件の依頼しかなくなったと言っていた。当事務所も減少していりことには変わりがないが、幸いに、過去の依頼者の追加、そして紹介等とそれなりにある。 本年も依頼者の最大の利益を考え業務を遂行していく所存です。 マイサイト 過払い請求・債務整理 相談所
2015.01.13
コメント(0)
過払い訴訟3件に出廷する。10時、10時半と重なったが、全て同じ法廷だったので、各法廷を飛び廻ることもなかった。最後の対CFJ「被告は第3準備書面、第4準備書面、それに第5、第6準備書面を陳述しますか」CFJが直前に出してきた分厚い準備書面の陳述から始まった。和解提案を断った腹いせなのだろうか?追加で期限の利益喪失の主張もしてきた。「期限の利益喪失後の利率を損害金で計算した利用明細書はあるんですか 。」と裁判官。自分も「分厚い書面を直前の出されても読みきれません、今後は余裕を持って出してください」とだめ押しをして、この勝負は来年に持ち越しになった。それにしても、CFJは多量の資料を出してくる。よくも見ると、武富士が破綻した当時の新聞記事等も沢山混じっていた。何の意味があるだろう? とにかくこの多量の資料を持ち運ぶのに鞄が重くて仕方がない。 「お知らせ」 27日(土)から来年1月4日(日)まで年末年始休暇とさせていただきます。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.12.25
コメント(0)
「判決どおり にお支払いしますので、請求書送ってください」シンキに続き 、ニッセン・ジーイ・クレジットからも連絡がある。この会社と判決で解決するのは初めてだ。いつもは、満額近い金額で期日前に和解するのだが、今回は、過払金利息があまりにも多額なため。和解ができなかった。勿論、完全勝訴、入金日までの利息も含んだ相当の過払い金が返還されることになった。 さて、今年も残すところあと僅か、業者から返金された過払金の処理に忙しくなる。良い正月を迎えていただくために、今月中に当事務所に入金された過払金は、今月中には依頼者の手元のお戻しさせて頂きます。振込口座を事務所に届けていただいていない方は、事前にご連絡頂ければ幸いです。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.12.17
コメント(0)
「Tさんの稟議下りました」過払い訴訟を提起している信販系の✳︎社から電話ある。この業者は和解しても入金が遅いことで有名。そこを逆手に取って、交渉次第では入金日までの過払利息を含んだ満額の和解が可能だ。和解の提案があったのは先週のこと。いつも、返還時期が遅いのに呆れかえっているので、担当者が恐る恐る切り出してきた。以下やりとりです 「いつもすみません、返還が遅くて・・・今でしたら、返還は8月なんですが」「えぇ・・ 来年の8月ですか、そりゃ駄目です」 「いつでしたら?」 「今年中とは言いませんから来年の1月には・・・・」 「それは、絶対無理です」 「それでは結構です、」 「チョット待ってください、何とか5月にしますから」 「無理しないでください」 「何とかお願いしますよ」 しばらくやりとりが続く、相手は3月✳︎日(初旬)まで歩み寄ってきた. これ以上無理な感じだ。ここで決めるしかない。「3月✳︎日で結構です、その代わり入金日までの利息を付けてください」 「依頼者に説明ができませんから」 相手もホットした様子で、電話を保留にして利息の計算を始めた。そして「✳︎✳︎万4513円です」「わかりました、その金額で和解します」「待って下さい、✳︎✳︎万円でダメなんですか? 私にも立場があります」 「そうですね、✳︎✳︎万円とはいきませんが、✳︎✳︎万4000円で結構です 」 「分かりました、稟議を出しますので、来週には電話します」 この業者とは金額の話をする必要はない、 いかに早く返還させるかが重要だ。依頼者には、貯金をしたつもりで待ってもらうしかない。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.12.01
コメント(0)
Aさん、Bさん、そしてCさんの*社に対する過払い返還合同訴訟。 第1回目の期日に出廷する。当事務所はできるだけ何人か合同で提訴する。効率も良いし、依頼者一人当たりの訴訟費用も安くなるからだ。民事訴訟法38条でも『 訴訟の目的である権利又は義務が数人について共通であるとき、又は同一の事実上及び法律上の原因に基づくときは、その数人は、共同訴訟人として訴え、又は訴えられることができる。訴訟の目的である権利又は義務が同種であって事実上及び法律上同種の原因に基づくときも、同様とする』 と定められている。 ところが本日の裁判官の第一声。「こういうこと(合同訴訟)は止めて貰いたいんだ、和解に成るならいいんですが、論点が違う一件、一件判決を書くのが大変なんですよ」と思わぬ言葉。決して法律に違反していることをしているわけでない。この裁判官、自分の都合しか考えていない。 ぐっと気持ちを堪えて、「心配いりません、その業者とは、今までほとんど和解になっています。「和解の話し合いはこれからです、訴外で和解が成立したら取り下げますし、裁判所で和解の話合いすることも可能です」これで裁判官も気分を直したようで「それでは次回の期日は・・・ ・・・」と審理は終了した。裁判官に逆らっても仕方がない、敵に回せば損だ。本当に色々の裁判官がいるから注意が必要だ。ちなみに、*社とは利息込のほぼ満額でほとんど和解になる。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.11.20
コメント(0)
Aさん対アコムの過払い金返還本人訴訟控訴審の判決書が送られてきた。 目を通す前は、いつものことながら、ドキ、ドキする。 主文 本件控訴を棄却する。「勝った!」早速Aさんに電話する「えぇ、勝ったといいますと・・・」Aさんは事実をしばらく呑みこめなかったようだ。 「Aさんが勝ったんですよ! アコムも全額返還すると言っていますよ」再度、説明すると、「よかった、よかった・・・・」そのあとの言葉はしばらく聞こえなかった。争点は訴外和解と、2回の分断勝てば、300万,負ければ0円1審(地裁)では、アコムから50万円の和解を提示されて、Aさんの気持ちは揺れ動いたが妥協はしなかった。そして、当然のようにAさん全面勝訴の判決が下された。 アコムも黙っていない、戦いの舞台は控訴審(高等裁判所)に移った。Aさんは第1回期日は擬制陳述で欠席。そして判決前に裁判所から和解の話し合いの呼び出しがあったが、これも仕事の都合で断った。 このような高裁の審理初期の和解の勧めは、裁判官の心証がこちら側に有利の場合がほとんどだ。この時、勝訴を再度確信した。 訴訟提起して1年、揺るぎない信念を貫いたAさんは、他に多額の借金がある。この過払い金で返済することにより、借金生活から解放されるのはあとわずかだ。当事務所も書類作成という側面からお手伝いできて感無量だ。Aさん承諾をいただきましたので判決文を紹介させて頂きます。 参考 第1審判決 関連記事1 関連記事2
2014.11.04
コメント(0)
ある簡易裁判所に過払い金返還訴訟で出廷。共同訴訟のAさんの請求金額は利息込みの約110万円、これと言った争点はない。Bさんは2万円程、名義貸しと、支払い停止での時効の争点がある。審理が始まった。「原告に聞きますが、被告の和解案は呑めないのですか」裁判官は、盛んに和解を進めてくる。 ちなみに、相手の和解案はAさん 100万円 Bさんは、債権債務なしの「0」和解。 「Aさんは、これと言った争点がないので、満額近い金額でなければ、和解は難しいです」 「それでは、Bさんは債権債務無しでどうですか」裁判官と思えぬ言葉、Bさんは完済していて、債務はないのである。これでは、請求放棄である。「Bさんは、Aさんとは関係ありません」「2万円でもBさんにとっては大切なお金です」「そのAさんの意向を受けて請求をしているのです」「判決ならともかく、o和解ということは、請求を放棄することです」 「私の立場では、そういう和解はできません」 怒りの気持ちを抑え、静かにこちらの意向を伝える。 裁判官は「うーん、うん」と頷いている。そして、 場所を和解室に移して、司法委員を入れて和解の話し合い。 Aさん、Bさんの件とも和解できず、持ち帰りになった。 Aさんは、ほぼ満額で和解できそうだが、問題はBさん。 出来るだけ多く返還させてやりたいものだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.10.29
コメント(0)
「Aさんの過払いの件で和解の話し合いをしたいんですが?」オリコから電話があったのは3日前。「ちょっと待ってください、この案件は地裁管轄で、私には代理権がありません」「あっ、そうですね、それでは和解案を本人に伝えて貰えますか」「伝えるだけなら構いません」請求額が元金で140万円を超える場合は、司法書士には代理権はない。書類作成人として、本人をサポートしていくだけである この辺を気をつけないと足をすくわれてしまう。 オリコはあの富山判決の当事者でもある。 さて、オリコの提案は元金の9割、返還時期は来年の5月というもの。満額希望のAさんには到底呑める条件ではなかった。そして、過払い利息込のほぼ満額、返還時期も短縮のオリコからの再度の提案をAさんは受け入れた。もう少し、長引くかと思っていたが、第2回期日前にすんなり好条件で和解になった。オリコもこれから訴訟追行していくには、代理人弁護士選任等の問題もあり得策でないと判断したのだろう。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.10.23
コメント(0)
アコムとの過払い金返還訴訟の第3回目期日に出廷。アコムの主張は、途中利息制限法の貸付に変更したので、それまでの契約とは別契約だから分断だと奇妙な主張。こんなのは、争点でもなんでもない。そして、支払いが遅れた部分は遅延利息で計算すべきだと主張してきた。その計算方法でも、過払い金総額はほとんど変らないので、争点を潰すために、1ヶ月前に減縮の申立をした。そして、思うところがあり、同時に利息込みの満額の和解提案をした。過払い利息は満額の約30万円付いている。素直に和解には応じてこないだろう。予想どおり本日まで何の回答もなかった。審理が始まった。裁判官 「原告から和解提案がなされていますが、被告はどうですか?」 私 「裁判官、ちょっと待ってください!」 「和解提案をしたのは1カ月前ですよ、今日まで何の回答も貰っていません」 「提案額を呑めないのなら終結してください」 アコム 「満額じゃないですか、あくまでこの金額なら、次回反論します」 私 「今さらそれはないでしょう、悪く言えば、それは引き延ばしですよ!」 黙って聞いていた裁判官、こちらも言わんとしていることがわかったようだ。そして口を開く 「被告は何を反論するんですか?」 「主張があれば、今迄に出来たでしょう」 「終結します」 こうして、こちらの筋書通り、あっけなく終結になった。 今回はこちらから和解の提案をぶつけて、和解せず終結にした初めてのケースだった。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.10.21
コメント(0)
Aさんの過払い請求で、✳社から和解提案の電話あり。「過払い金利息は元金の半分以上ですよ」「それを全部請求するんですか?」ふて腐れた様子の担当者の言葉。決して非常識な請求をしているわけではない。完済したのは10年程前、その間の利息を計算すれば元金以上になってしまうのだ。その金額を請求するのは当然の権利だと思うのだが。いつもは、即、訴訟を提起するのだが、時効間近だったため、念のために、訴訟の前にため請求書を送った。✳社の回答は元金の約9割、過払い利息など、とんでもないとのことだった。改めて任意和解の水準が低いのを知った。最初から任意で和解するつもりはないので、逆に利息を含めての満額提案をした。それに対する担当者の言葉だ。 やはり、利息含めて満額返還させるには訴訟が不可欠だ。すでに、訴訟は提起済だ。 注意 過払い金返還請求権は完済から10年経過で時効になります。 時効を中断するには、請求するだけでなく、その後6か月以内に訴訟を提起しなけれ なりません。
2014.10.16
コメント(0)
アコムとの 過払い訴訟の第2回目期日。アコムは悪意の受益者の否認の準備書面を2日前に送ってきて出廷せず。審理が始まる。裁判官 「どうしますか.?」 私 「本件は分断もなく、過払い金も平成18年1月13日 (最高裁でみなし弁済が実質的に否定された)後に発生していますので、 悪意に関しても何の争いもありません裁判官 「被告からの和解案は?」 私 「受け入れられません。和解する理由はありません」裁判官 「それでは、終結しますか?」 私 「はい、お願いします」裁判官 「終結します。判決の言い渡しは・・・・」アコムとは久しぶりに判決による解決になりそうだ。訴訟進行は、裁判官により様々。このように、何の争いのない案件は、早急に終結して貰いたいものだ。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.10.08
コメント(0)
Tさんのイオンクレジットサービスに対する過払い請求。長期間、貸し借りを繰り返し、平成12年から過払い状態。その後も現在まで払い続けてきた。過払い利息も65万円付いている。これも、全額返還させたい。しかし、対応の良いイオンでも、任意の話し合いなら利息の満額を返還させるのは無理だろう。訴訟提起すれば、第1回期日前に必ず折れてくる。今までのパターンだ。「※百※拾万円 来年の4月に返還します」予想通り、期日前に電話がかかってきた。金額は利息込のほぼ満額だが、来年迄待てない、和解のテーブルに乗らないで、即断る。そして、2回目の電話「2月の返還ではどうでしょうか?」これも断る。そして、「1月でお願いします」と3回目の電話。「1月も12月も同じでしょう、どうしても今年中にお金が必要なのです」最後の一押しをする。そして本日、4回目の電話で、ほぼ満額の利息込の年内返還で和解が成立した。過払い請求は、相手を訴訟という土俵に引っ張り上げ、主導権を握るのが、時として必要のようだ。訴訟は時間がかかると言われているが、そうとは限らない。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き
2014.10.06
コメント(0)
全631件 (631件中 1-50件目)