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37才男性。主 訴 咽頭痛、発熱、咳き現病歴 先週の金曜日より、咽頭違和感あるも放置。土曜の夕方より、発熱、全身倦怠感、発熱39度。という状態で、先週の土曜日から昨日まで、体調不良でした。(私事でした...)インフルエンザの検査も2回しましたが、いずれも陰性。てっきり、インフルエンザにかかったかと思ったんですけど....それにしても、座薬の威力ってすごいって、感心しちゃいました。すーっと、楽になっていくのが実感できるんです。それまでは、寒くてしょうがなかったのが急に汗ばんできて...昨日までは、咳もでてたんですけど、今日はまったく問題ありません。でも開業しているので、平日に休むわけにいきません。風邪引くのも、平日をさけて土日じゃないといけないのも辛い話です。
Mar 15, 2005
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開業して3ヶ月。来月よりパートとして働いている2名の事務スタッフを正職員とする予定です。この2人は、今のところ身分は学生さんのパートです。明後日には、無事専門学校を卒業して正式に社会人となります。事務の募集には、3名の定員に対し40枚以上の履歴書が集まりました。そのうち、書類にてお返ししたのは30数枚。実際に面接を行ったのは、10名弱でした。どうやって選んだか。まず第一に、履歴書を丁寧に書いているかどうか。字のきれいさも重要ですが、同じ履歴書にもやる気のあるないが見えてきます。写真にしても、この学生さんはちゃんとスーツ姿で証明写真をとってきました。かたや主婦の方の多くは、普段着、ひどいかたはなにかのスナップ写真を切り取ったものです。わたしでなくとも、どちらと面接したいと思うかは一目瞭然です。あと、コンピューターに対して覚えようというやる気があるか、なんにでもチャレンジする意欲があるか?ということで選びました。あと、時間に融通が効くというのも一つの魅力です。医療は、時間どうりにことがすすみません。時間ギリギリに来られる方もいらしゃいます。そういうときに、笑顔で対応してくれる子を選びました。それで成功したかって?70点です、今のところは.....。でも、この子たちは今から社会人がはじまる訳です。これから、100点にちかつけていけばいいと思っています。(-30点は、礼儀作法、言葉使いです。)4月からも、社会人としてのマナー、言葉使い、相手を思いやる気持ちなどなど教えていくつもりです。
Mar 8, 2005
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先週とうって変わって、春のような陽射しが診察室にも差し込んでいます。土曜日・日曜日は、韓国ドラマのDVDを見て過ごしました。タイトルは、「白夜」というイ・ビョンホンがでているドラマです。冬ソナとかと違い恋愛ものではなく、どちらかというと南北朝鮮のスパイものです。さすがに、20話を続けてみると疲れちゃいました。昨日、おしつこの管を訪問で看護しているおばあちゃんが、39度の熱がでたと携帯に電話がありました。ドラマを見て過ごすくらい暇でしたので、家内と2人で往診にいきました。症状的には、熱があって風邪様の症状だけで、風邪かと思いましたが、念のためインフルエンザの検査をしてみると、陽性でした。当院始まって以来、初めてのインフルエンザです。おばあちゃんは、インフルエンザのワクチンをしていなかったようです。(していても、かかる時にはかかるみたいですが....)インフルエンザとわかれば、治療はタミフルという特効薬です。今朝には、お熱も下がったようです。
Mar 7, 2005
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今日は、昨日のお話とは違い、現実的なお話です。たいしたことではないのですが、昨晩からうちの町でも(というか、関東はだいたいそうですが)雪が降っています。以前、何回か雪が降り、その度に患者数が減り、苦しい思いをしてきました。今日も、諦めムードで9時の診療につくと、なんと患者さんが待っているではありませんか!それも、再診だけでなく初診の方も......うーっ、これでうちも安泰かとおもったのですが、4人で終わって今は、暇です。今日午後から、往診があります。雪が降っていてあまり行きたくはないのですが、私が来るのを楽しみにしてくれているおじいさんが待っているので、行かなくちゃ。おそらく帰ったら、雪かきですね...
Mar 4, 2005
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昨日、女の子のお話を書きました。その子は、膀胱炎になった若いお母さんについて来ました。幼稚園くらいでしょうか?非常に聞き分けのよいお子さんでした。おそらく、お家での躾が行き届いて、愛情をたくさん受けて育っているのでしょう...尿管結石の疼痛発作をおこして、痛がっている初老の男性のことが気になるようです。座薬を入れたあとで、待合室のソファーに横になって痛みが引くのを待っています。私や看護婦も気にしており、患者さんの診察が終わる度に「どうですか?痛みはまだとれてきませんか?」「うーん、まだ、痛いな....」女の子も最初は、ちらりと見ているだけでした。そのうち、看護婦さんのまねをしているのか「だいじょうぶ?いたいの?」と尋ねています。おかあさんは、「すいません。だめよ、今ね、おじいちゃん、身体が辛いんだから....休ませてあげて...」おじいさんも最初はとまどっているようでしたが、おじょうちゃんに「ありがとう。だいじょうぶだよ。大分、楽になったから」「どこがいたいの?」ここだよって、背中に手を当てると、女の子は「ここなの?」といって、摩ってあげたようです。おそらく、家でお腹が痛くなったら、お母さんやお父さんに摩ってもらっていたのでしょうね。座薬やお薬よりも、彼女の介抱が良かったのか、痛みも治まりおじいさんも喜んで帰られました。昔から病気を直すことを「手当て」といいます。治療の原点は、「摩ってあげる」「手をかざす」ということ、つまりは相手のことを思いやる気持ちが大切だと、小さな女の子から教えてもらった1日でした。その日は1日中、気持ち良く過ごせました。
Mar 3, 2005
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最近になって、待合室にも数名だけれども待つ人が出てきました。以前は、受付、即診察室でしたが、10分から15分程度待って頂かなければならないことも増えてきました。(相変わらず、朝一はひまですが...)そのため、待合室にもコミニュケーションが生まれつつあるように感じます。ある時は、おしゃべりなおばあちゃん、あるときは人なつこいおじいちゃん、あるときは笑顔をふりまく子供達がコミニュケーションの中心になっています。こういった機会を使って、年齢を超えたつながりができればいいな、と感じています。待合室で待つ人も増え、気を使うことも多くなりました。まず一つは、待たせ過ぎていないか?順番を間違えていないか?子供が騒いでいないか?待たせ過ぎると、患者さんは、「お薬だけでいいです」と帰っていかれる方もいます。できれば、お話を聞いて、自分のおこなった治療でどれくらい効果があったのか知りたいと思います。お薬だけでも、お話しして帰っても診察代は変わりありません。ただ、1人の人に時間をさいてあげるということは、他の人の時間を奪っている訳ですから。順番についても、患者さんはちゃんと見ています。もちろん、急患で見た目にもそうわかれば、怒る患者さんはいませんが、前の病院で注意されたことがあります。えこひいきしたつもりはないのですが、説明に時間かかりそうな患者さんを後回しにして、まず、膀胱炎などの比較的容易に診断説明できるものからしてしまいました。本当に、反省して、今では必ず受付順に診察しています。天使にも悪魔?にもなる子供たち。大人しくしている子は、少ないし、子供は遊ぶことが仕事なので、多めに見てあげるつもりですが.....周りに気分の悪い人がいた時には、周りが注意することが必要ですよね。もちろん私も含めて。なかなか、これが難しいですね。でも、最近、すごくよい光景というかすごく良い女の子をみました。とても、心が洗われる感じがしましたので、また次回にでも書きこみしますね。
Mar 2, 2005
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月初めになったので、3回目のレセプト点検をしています。さすがに、3ヶ月目になるとレセプトの数も増えてきて1時間くらいでは見れなくなってしまいました。さて、昨日来られた御老人のお話です。70代前半で肉眼的血尿で来院されました。おしっこを見てみると、尿というより血液そのもののようなおしつこです。「いつからこんなおしっこがでているの?」「うーん、2週間前からかな...」「痛みとかないの?」「おしつこが赤い以外、なんともないよ」うーん、よくこれだけ赤いおしつこが出て、平然としていられるな....こりゃ、つわものだな....なんて思いながらも、症状がなく血尿だけというのは、ある意味、悪い病気を考えなければなりません。「今、どこかに病院にいったり、薬とか飲んだりしていないのかな?」「これだけの薬飲んでる」と、見せてくれたのは3枚の薬剤情報提供用紙...その数20種類弱...「えっ、これ、全部飲んでるの?」「毎日、飲んでるよ」「これだけで、お腹一杯になっちゃうんじゃない?」「そうね、そういわれれば、食欲もなくなってきたかな...」そりゃ、そうでしょう。これだけ飲んでれば、若い僕らでもお腹一杯になっちゃうよ。ひとつひとつ、薬効、副作用を調べていくと、同じ種類のお薬が重なって出されている。きけば、人の噂を聞いて、あっちの病院、こっちの診療所と受診して、その度にお薬をもらっていたら、こんなになってしまったとのこと。その中に、脳硬塞等で血を止まりにくくするお薬が、だぶって出されている。このことを、本人に説明し、血尿が止まるまでお薬を少なくするように説明し様子を見ることとした。当院での処方は、「お水をしっかり飲んで、おしっこをたくさん出すこと」のみ患者さんは、スパッと血尿が止まるお薬を希望のようだったが、血を止まりにくくするお薬を飲みながら、血をとめるお薬は...出せないこともないが、本末転倒だと思い、とりあえず検査結果がでるまでは、お水のみで様子を見ることとした。それに、これ以上お薬飲んだら、御飯が食べれなくなっちゃう。いくつかの病院、診療所を受診している患者さんは多い。注意しなければ、不用意に同じ種類のお薬を飲んでいる可能性もあるので注意が必要ですね。
Mar 1, 2005
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2月も、もう終わりですね。早いもので、開業して3ヶ月目に突入です。患者さんは、微増というところでしょうか。確かに、数字だけをみていると「ああ、増加している」と思えるのですが、開院当時ほど、新規の患者さんが来られる訳ではないので、少し持て余し気味です。当たり前の話ですが、開院当初は、来る人来る人が初診の方ばかりでしたので、1人あたま、20-30分かけて説明なんかすると、あっというまに午前中が終わっていましたが、最近は、再診10数名、新患3-5名なので、暇な時間が増えてしまいました。ただ、新規の患者さんが来られているうちは、まだ増える要素があると考え、日々がんばるようにしています。コンスタントに20名を超えるのは、いつの日やら....楽しみです。
Feb 28, 2005
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「膀胱は心の鏡」という中国のことわざがあります。研修医時代、指導医の先生から教えて頂いたことばです。年のいった方の排尿障害は、なんらかの器質的なものが隠れていますが、若い方の排尿障害の多くは心因的なものからきている場合がほとんどといって過言ではありません。では、どうしたら治るか?まずは、話をよく聞くことです。そういった方は、ストレスを溜め込んでいる人が多く、また、そのストレスについて話すことで楽になるからです。30代 男性おしつこがちかく、残ったような気がするということで受診。「つねに、おしつこがたまっている感じがするんです。トイレにいってもあんまり勢い良くないし」「昼間は何回くらい、トイレにいかれますか?」「1時間おきです、時には30分おきに行くこともあります!」『そう、それは、大変ですね。じゃ-、夜は何回おしつこに目が覚めますか?」「いえ、昔も今も、よるトイレに目覚めたことはありません」は、はーん。やっぱりそうか.....「仕事や趣味、スポーツなんかをされている時もおしつこが近いですか?」「そうですね、何かに集中している時はあまり感じませんね」皆さんは、いくつかのキーワードに気がつかれたでしょうか?心因性の時の特徴は、昼間は多いが夜間は少ない、つまり昼と夜とでは意識があるかないかにより排尿回数が変わること。そして、気にし出せば、気になること。気にし出せば、不思議なことに痛みまで出てきてしまいます。これらは、神経質な方に多く、ずぼらな方には少ないようです。神経質な方は、御注意を...
Feb 26, 2005
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ことのはじまりは、医師会の会合のあと、お財布を落としてしまいました。お財布には、現金は多くを入れていませんでしたが、キャッシュカード2枚にクレジットカード3枚....そしてもろもろの会員証、一番困ったのが運転免許証です。うちの田舎では、免許証の再発行は警察署ではなく県の運転免許センターまで行かなければなりません。近くならいいのですが、うちの田舎から県の運転免許センターまでは、車でいっても2~3時間、電車で行けば乗り継ぎなどで3~4時間はかかってしまいます。さらに、この1ヶ月の間に免許証の更新もしなければならないので、月曜から金曜日の9時から10時もしくは1時から2時のあいだに行かなければなりません。うちの診療所は、木曜日の午後が休診なので木曜の午後に行こうと思っていますが、さて12時30分まで外来をして間に合いません。仕方ないの木曜日に外来を早めに打ち切って、行こうと思ってます。あ-、財布なくなさかったらなー
Feb 25, 2005
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開業して初めて、土曜日の午後を休診にして1泊で横浜に行ってきました。半分はお薬の発売○周年記念講演会出席、もう半分は、大学時代の医局の先生達との会食にありました。以前にも横浜には行ったことがあったのですが、久しぶりに見た横浜は、私がすんでる町とは大違い、つい、人酔いしてしまう程です。講演会もすみ、懇親会を途中で中座して、大学時代の医局の先生達6人で横浜中華街にくりだし、久しく食べていない中華料理を堪能させてもらいました。その後、スナックで今の医局の状態、スーパーローテートのため研修医が入ってこず、3年目の先生方が一番下で忙しく働いていることなどなど懐かしいと同時に、自分の苦労は、本当の苦労ではないのかな.....なんて思ってもみました。楽しい時間は、あっという間に過ぎ、気つけば1時過ぎ。あわてて、ホテルにチェックインしましたが、横浜の夜景がきれいなのか、久しぶりの旅行で興奮しているのか、なかなか寝つけず、結局寝付いたのは3時過ぎでした。翌朝は、遅い朝食を食べ、チェツクアウトし、都内で買い物をしましたが、1時間たらずで頭が痛くなって人酔いしてしまいました。勤務医時代は、東京にも月に数回来ていたのですが、わずか4ヶ月程度で、自分の体質がこうも変わってしまったのかと、驚いてしまいました。でも、自分には、田舎の方があっているようです。
Feb 22, 2005
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昨日、仲の良い友人より同級生の訃報を聞きました。年齢は、僕より1才下の36才だと思います。病名は、白血病です。彼は、学生時代より一緒のグループで勉強に遊びにつるんでいた仲の良い友人です。入学から卒業まで全く同じ時間を6年間過ごしてきました。大学時代は、彼はテニスとスキーと青春時代を謳歌していました。卒業後は、僕は泌尿器科、彼は地元の大学の精神科に入局、その後、実家の病院を手伝っていると聞いていました。昨年、彼が白血病で東京の病院で治療を行っていることを聞いていましたが、結局、尋ねることができませんでした。今となっては、一度でも尋ねてあげていればと、後悔です。医者が癌になる時、おそらく普通の方にくらべても想像を絶する葛藤があると思います。A君、治療大変だったろうね。よく頑張ったね。もうこれからは、ゆっくり休んでね。寂しくなるけど、また会おう。御冥福を心からお祈りいたします。
Feb 21, 2005
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開業してから、多いなと感じるようになりました。性病ノイローゼとは、性病がないにもかかわらず、自分は性病だと信じて自分で勝手に症状を作ってしまう病気です。もちろん、特効薬なんてありません。自分でも必要無いだろうなと思いながら性病の検査をしていきます。(梅毒、淋病、クラミジア、ヘルペス、なかにはHIV)このような方で、初診時、「これはなさそうだ」とか「これは、白だな」と思った患者さんで検査で要請になったことは、まずありませんが、信用がないのか、すべてのことに疑心暗鬼になっているのか、「まず大丈夫ですよ、診たところ、またおしつこの検査でも異常ありませんから....」「本当に、大丈夫なんでしょうか?100%なんでしょうね」「うーん、医療の世界で100%ととはいえませんが、まず、大丈夫です」「でも、なんとなく気持ち悪いんです」患者さんにとっては、死活問題なんでしょう?「うーん、そうですか.....大丈夫と思うけど....じゃー、検査してみましょうか?」「お願いします」「お薬はないんですか?」「だって、まだ、病気と決まった訳ではないですから....」「お薬を、下さい!」「結果が出たらお出ししますから....」「いつ頃でるんですか、結果?」「1週間くらいですね」そういって、しぶしぶ帰っていかれます。結果の報告のときも、「良かったですね、結果はすべて陰性(正常)でした」「そうですか?」「お薬は出ないんですか?」「病気がない以上、お出しできません!」(うーん、この人は、結果が陽性で、お薬を飲んだほうが、陰性であるより、スッキリするんじゃないかと思えます)このような問答を多い人では、1週間おきに来られます。これだけ、苦しむのなら、遊びに行かなければいいのに...と思いながら.....十分説明してあげることが特効薬なのですが、簡単には信じてもらえないようです。(自分の思い込みが強すぎて....)
Feb 17, 2005
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先日の患者さんに可愛らしい男の子がいました。おちんちんが、昨日から赤くなってしまい、膿らしきものが出たのでせつけんで洗ってあげたところ、おしつこをしなくなってしまったという「こんにちは、○○くん」「こんにちは....」「○○くん、きのから、おちんちん痛いの?」「痛くないよ.....」なにかされると分かっているので、本当のこと教えてくれない.....「おちんちん、赤くなってないの?」「うん」「おしつこ、行きたくない?」「うん」「ちょっとだけ、先生に見せてよ!」「いやだ!」と、このまま、待合室に逃亡.....やっとのことで、なだめすかして、再度診察室に入れバタバタ身体をねじらせながらも、お母さん、看護婦さんとベットに横にしてみると、おちんちんが赤いのはもちろん、不自然に下腹が膨らんでいる.....それでも、号泣しているのを尻目に、おちんちんの先を痛くないように、消毒して黄色いかす(膿)を出してあげてると、さらに強い号泣.....(ワ-何もそこまで、泣かなくても...すぐに楽になるよ....)と思った瞬間、おちんちんから反撃の水鉄ぽうが噴水のように発射......昨日から痛みのために我慢していたおしつこは、緊張の糸がとれたのか排出され、下腹部はぺったんこになりました。最後に、○○君のおちんちんに化膿止めの軟膏を塗ってあげ、おかあさんに、おちんちにはせつけんは使わず、水で洗ってよく乾かしてあげて下さいと伝えた。当の本人は、お腹の張りがとれたのと、痛みが薄らいだからか、あんなに泣いていたとは思えない程元気に、待合室で兄弟達とおつかけっこしてた。
Feb 15, 2005
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先週は、入院患者さんが比較的多く、また発熱なんかがあって、どたばたしてしおりいました。前立腺がんって、御存じですか?今度、近隣の先生方に前立腺がんの講議をしねければならないので、今、スライド作成中です。前立腺は、男性にしかありません。女性には、前立腺の代わりにといったら変ですが、子宮があります。(もともとは、同じ細胞から分化したものだと言われています)ともに、性ホルモンの刺激を受けて大きくなってきてしまうのですが、男性の場合、尿道を取り囲むようにあるために、前立腺が大きくなると尿道を圧排してしまいおしつこが出にくくなってしまいます。このことを前立腺肥大症といい、女性の場合、尿道とは関係ありませんが子宮筋腫と呼びます。また、がんができてしまうこともあり、この場合前立腺がん、子宮がんといわけです。前立腺がんは、この10年で急激に増加しています。なぜ、急激に増加したかというと、1つには食事の欧米化(肉食)、一般に多く知られたこと、もう1つの大きな要因として検査技術の進歩があります。いつ頃から一般に知られるようになったかというと、きっかけは天皇陛下が前立腺がんになられた時でしょうか...そして、さまざまな健康番組で取り上げられるようになりました。最近では、患者さんの方から、前立腺が気になるので検査をお願いします、と言われる程です。また、おいおい、前立腺がんについてもお話していきますネ。ところで、先日、義妹夫婦のお宮参りに行ってきました。子供ってかわいいですね。私達夫婦には、まだ子供がいませんのでうらやましく思いました。
Feb 14, 2005
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昨日、今日と2日連チャンで手術でした。前にも書きましたが、お泊できる看護婦さんがいないので、当然自分で夜勤もしなくてはいけません。と言っても、患者さんは1人ですから、ちょー暇です。看護婦詰所に、毛布を持っていきこたつに入って、昨日は救命救急をみていました。「テレビの中とは言え、こんな医療の現場がある一方、自分のしている地域医療というのは、なんて刺激が少ないんだろう?」なんて、思ってしまいました。でも、平田満さん演じる町医者が、避難所の中で1人きりで被災者の方々を励ます姿に、なぜか、ジーンとしてしまいました。そうなんですよね、もちろん、生死を見る医者も必要であれば、生死とは関係ないが、町の人々に必要とされる医者もまた必要なんですよね。私のまわりの先生方も、結構お年のいった先生方が多いですが、やはり、町の人々に必要とされる先生が多いんですよね。ところで、ここ30年以内に関東でマグネチュード7以上の地震の起こる確率は、70%と言っていました。もし起こったら、ほんとどうなっちゃうんでしょうか?以前、阪神淡路大震災のときに震度4を経験しました。震度4でも、すごく揺れたし、おっかなかったのを覚えています。日頃から、地域の医師会でも、このような事態が起こる前に対策をするのは当然、院内でも相談しておくことが必要ですネ。また今晩も、当直です。明日は、サッカーの話題ですかね?なんちゃってです。
Feb 9, 2005
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最近、患者さんと同じくらいと言えば大袈裟だけれども、訪問が多いのが、広告屋さん。駅に看板出しませんか?電柱広告はどうですか?社会福祉の冊子にのせませんか?どれをとっても、いい値段(うん十万)しちゃいます。今現在、広告と言えるのは、市民に配る電車の時刻に小さい枠が1つきり。あとは、診療所の前にある看板くらい。そうそう、開院前日に新聞の折り込み広告がありました。以外と前日の折り込み広告が効果が高いのにびっくり。うちを受診する患者さんの、半分以上は折込み広告を見て受診している。まだ、いまのところ新患の患者さんがとぎれることなく来られてるので、うん十万円も払って広告のせることは考えてないんだけど....でも、もうそろそろ次の手を考えなきゃな。ということで、お金がかからず一番効果ありそうなのは、パンフレット作りと思ってます。新聞の折り込みと違って、欲しい人だけが持っていってくれるし、口コミも添えて持っていってくれるので効果ありそう。あと、前日広告と違って、日にちが入ってないから、余ったっておいとけるし....今、早速、試作品作りです...
Feb 8, 2005
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先週の土曜日から、それまでになく忙しくなってきました。開院して約2ヶ月、少しずつ実になっているようです。どのような患者さんが多いかというと、やはり中高年の男性の排尿障害が一番です。男性は、女性と違い前立腺というやっかいなものをもっています。そのかわり、女性には子宮というものがありますけど...男性の前立腺肥大というものは、女性の子宮筋腫に似ています。ただ、男性の場合、尿道を取り囲むようにありますので、排尿障害が起きてしまうわけです。軽症であれば、お薬で出やすくしますし、全くでない場合には手術が必要になってきます。次に多いのは、女性の頻尿、尿失禁、そして若い男性の排尿障害となります。また、結石の患者さんもそこそこいますが、実際に痛みが強いのはほんのひとにぎりの患者さんです。ただ、この痛みは、お産の痛みと匹敵するくらい強いようです。(私はなったことがないので分りませんが...)でも、水分をたくさんとることは、これらのすべての病気に対し効果的です。腎機能が悪い患者さんでなければ、水分は普段からしっかりとりましょうね。
Feb 7, 2005
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今日は、天気のいい、日ざしの柔らかな感じのする1日です。開院後1ヶ月近くになったからかも知れませんが、土曜日は、他の日にくらべて患者さんの出足が早いようです。私の所属している医師会の管轄でも、ちらほらインフルエンザの患者さんがいらっしゃっているようです。ただ、インフルエンザの予防接種をしたからといって、かからないというわけではないようです。インフルエンザのなかでも、今年はB型が多いというお話をちらほら聞きます。うちでも、40度近い熱のために来られた患者さんにテストを行いましたが、陰性でした。それにもまして、今年は花粉症が大変になるという話ですね。インターネットだけでなくテレビやあと、薬剤メーカーの方からも伺いました。私自身は、まったくアレルギーというものがありません。健康そのものなのでなんの心配もしていませんが、年齢とともに今まではアレルギーのない人が、急に花粉症になってしまうらしいのです。ですから、あまり花粉が多いときは外出はさけた方が良いようですネ。アレルギーは、最初より2回目の方が起こしやすく、重症になりやすいのですから。明日は、開院してはじめて、近くの先生とゴルフです。あまり上手ではないのですが、たまに身体を動かすこと、あと普段家の中にしかいませんので、気分転換しようと思います。また、リフレッシュして月曜日から頑張ります。
Feb 5, 2005
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今日も、9時から10時くらいまでは、暇なようです。患者さんが1人だけみたいですね。開院して最初のうちは、2週間処方を行っていました。最初の1-2回、特に副作用がなく効果が出ているようであれば、4週間処方にしています。本音の所は、2週間おきに通ってきてもらう方が、医院のためにはよいのですが、うちのようなマイナーな科に、そう頻回に通って頂くことは無理なようで....このまま、患者さんが来なくなるのなら4週間処方にしてあげようと思ってます。ただ、患者さんに「調子良いようですから、4週間処方しましょうか?」と尋ねるのは、清水の舞台から飛び下りる気持ちで、あわよくば、「センセイ、家が近いから週間おきにきますよ!」と言ってもらえないかと期待していますが....なかなかうまくいきませんね。
Feb 4, 2005
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昨日は、書き込みできませんでした。患者さんは、そこそこだっったんだけど、レセプトという診療報酬の請求書の点検をしなければならず、朝から悪戦苦闘していました。そんなに多い量ではないんですけど...まだ2回目で要領がつかめておらず、時間がかかってしまいます。レセプトとは、その月に行った治療、投薬が病名に合ったものであるか否か、無駄なことをしていないか等々....点検を行うわけです。つまり、1ヶ月医療を行ったことに対する通信簿みたいなものです。先月の通信簿は、優・良・可にわけると可の上くらいかな....今月は、良くらいにしないとな。でも、にわかに午後の予約外来が、来週の分、うまっちゃいました。といっても、11日は休みだし、火曜水曜と手術を入れちゃったので、枠が減っているからなのですが...でも、暇を持て余すより、身体を動かしていた方が、精神的に楽です。そうそう、皆さんのお祈りのおかげで、関東地方には雪が降りませんでした。ほんとうに、有り難いことです。朝晩、寒いことは寒いですが、雪が降らないだけ御の字です。種子島にも雪が降ったとか...さぞかし大変だろうと思いますが、みんさんも頑張って下さい。
Feb 3, 2005
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新米開業医の奮闘記なのに、診療所の現状のついてかいてなかったですね。診療所は、昨年の12月に開院しました。当初、5-8人くらいだった患者さんも10-15人と増えてきています。他の開業医の先生とくらべると、恥ずかしくなるくらい少ないのでしょうが.....でも、少しずつ充実した日々になりつつあります。しかし、こうした増患に歯止めをするものがあります。それは、雪です。去年末から今まで、もうすでに3回雪がつもっています。例年、私の住んでいる町では、12月と3月頃に雪が降って終わりなのですが、今年に限って。雪かきをしなければならない程の雪が3回も降ったのです。それも2週間毎に......「やっと患者さんが、平均10人来るようになったね」とスタッフと話していると雪が.....その日は、0人でした。で翌日も、3人とまた振り出しに戻るです。そんなことをくり返して、やっとコンスタントに10人をこえるようになりました。yahooの天気をみていると、また寒波がやってくるようです。「神様お願い、うちのまわりだけでもいいから、雪降らないで....」
Feb 1, 2005
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おはようございます。朝、このように書き込みができるということは、残念ながら朝から患者さんがいらっしゃっていない、ということです。ちまたでは、風邪がはやっているのでしょうか?2人の職員さんのお子さんが調子悪いらしく、お休みです。まっ、あまり、泌尿器科に風邪で来る人はいませんから、あまり関係ないのですが....ただ、風邪薬やアレルギーのお薬の中には、膀胱の収縮する力を弱くしてしますものがありますから、皆さん(特に中高年男性)は、気を付けて下さい。さて、なにか話題がないものかとインターネットを見ていると、なんだか悲しい気持ちになりました。水○協○病院の耳鼻科の女医さんが、ホームページ上で、患者さんの誹謗中傷を行ったと言う記事です。まだ、お若いようですので、研修医あがりくらいでしょうかね....医者の中で、一番天狗さんになりやすい時期なのでしょう。自分にも、覚えがないわけではありません(誹謗中傷ではなく、天狗さん)。医者になって3年目、医療の世界にも慣れてきて、どんな当直のバイトでもこなしてたころ、偉くなったような気分になってました。あれから10年....今現在、天狗になるどころか、プライドを捨てて、客引きでもしたい気分です。(さすがにしませんが...)問題となった女医さんも、もし勤務医でなく開業医であったなら、患者さんのありがたみがわかって、軽々しい行動をとらなかったことでしょう.....患者さんが来られたので...ここまで
Jan 31, 2005
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今日は、日曜日ということでのんびり過ごしました。今流行の、韓国ドラマを取りだめしていたビデオを見ました。でも、韓国ドラマがこんなに流行するなんて.....ちょっと前まで、思いもしませんでしたネ。うちの家内なんか、暇さえあれば見てます。「冬ソナ」は当たり前、「天国の階段」「ホテリア」「美しき日々」「オールイン」「パリの恋人」などなど...わたしは、「冬ソナ」と「ホテリア」を見終えて、「パリの恋人」見てます。不思議に思うのですが、韓国ドラマって三角関係は当たり前、四角関係って多くないですか?あと、絶対に鉢合わせしたくない場面は必ず、鉢合わせしてしまいます。それが、ドキドキでいいのかもしれませんが.....自分の世界では、ありえそうにない世界だからこそ、ドラマの中で楽しめるんでしょうね。
Jan 30, 2005
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嵐の前の静けさっていうのはありますが、今日は昨日とはうってかわって、嵐の後の静けさです。こんな時間に、日記が書けるのは、なんか悲しいですネ。まだ、地域の人に浸透していないせいか、半日の土曜日と木曜日は、正直、患者さんが少ないです。ここ最近、医療の世界にも振り込め詐欺なるものが、蔓延しているようです。私の住んでいる、田舎の医師会の先生にも、院長を名乗る男から電話が合ったそうです。「○×病院の院長の○×ですが...」「○×病院の院長は、私だ!!君は誰だ!!」ガチャ...ツ-ツ-ツ-....と電話が切れたようです。あまりにも、犯罪するにしても下調べしなさすぎて、引っ掛かるわけないよ。おそらく、名簿を片手にやってんだろうけど。でも、開業して1ヶ月、いろんな電話がかかります。ケース1「○○出版の△△といいますが、是非今度取材させて下さい」「どんな取材なんですか?」「新規に開業されている先生と、女優の△×さんとの対談なんですが」「はあ...」「女優の△×さん、知ってますよね!」「はあ...(でもなんで...△×さんなんだ?)」女優さん以外に、野球選手とかいうのもあったけど、アポとって、実際に雑誌もってきて説明してくれなきゃ、電話1本で今の時代信用できないよ。雑誌だって、初めて利く名前だし、そんなのこの田舎で見てる人いるのって、疑いたくなるような...ケース2「××の×○です、院長先生ですか?」「はあ...」「先生、いまなにか節税されていますか?」「はあ?」「神戸にいい物件がありまして...........」「家には、そんな余裕も金もありませんから!」「みなさん、そう言われるんですよね。でも......(延々と続く)」「それじゃ、きらしてもらいますね」「ですから.....(延々と続く)」最初のうちは、切るのが可哀想で付き合ってあげたけど、ここまでしつこくかけてくると、いいかげん嫌になってくる。最近は、受話器をずーっと、テーブルの上に置きっぱなしにします。そうすると、2-3分、まくしあげた後に、「センセイ、センセイ....」といって、切れちゃいます。その他、やれ先物取り引きだ、やれマンションだ、など。夜間でもイイから、患者さんが来ないかと思って待ってるのに、待人は来ず、招かざる客ばっかり.....皆さんも、オレオレや振り込め詐欺なんかに引っ掛からないようにして下さいね(と、自分に言い聞かせてます)。
Jan 29, 2005
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今日は、珍しく朝から忙しかった。いつもは、朝の9時から10時までの間は暇で、「今日、このまま患者さん来なかったらどうしよう?」と不安にかられるのだが、今日に限って、朝から新しい患者さんが待っていた。聞くと、「昨日からおしっこがでなく、苦しい」とのこと9時前だったが、苦しがっている患者さんを前に、ちょっと待ってくださいとはいえず、診察室に入ってもらい、診察すると確かに下腹部が張っている。こんな時は、尿道に入れる管をいれて膀胱のおしっこを抜いてあげると楽になるので、「すぐ楽にしますからね」「お願いします」あれっ、管が途中から入らない....なんで?もう一度、ゆっくり入れてみて.....やっぱダメだ.....「今までに、なにか尿道の手術か病気しました?」「2ヶ月前に、大きな病院で前立腺の手術を受けた」そうか、この患者さんがおしっこでない理由は、尿道狭窄だそこで、大至急でレントゲン室で尿道を造影しながら入れてみるが、やっぱり入らない。麻酔かけて尿道鏡下に切開しなきゃいけないけど...午後は、検査予約が4件はいっている。ということで、お昼休み返上で手術を行い、そのまま午後の外来を行ったので、夕方にはヘトヘトになっちゃいました。普段は、少ない午後の外来も、こういうときに限って、新らしい患者さんが多いんですよね。普段は、とても暇なのに....うちの医院にはまだ、夜勤してくれる看護婦さんがいないので、自分で当直しながらこの日記書いてます。明日は、寝不足かな...
Jan 28, 2005
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開業して1ヶ月.....開業する前は、淡い期待で心が踊り眠れなかったけど、最近では、明日、患者さん0人だったらどうしようと、不安で寝つけない。もちろん、パチンコ屋さんのように開店すれば、お客さんが来るというものではないし、開業している先輩からも、「最初の1年は地獄だぞ」と威されていたんだけど.....やはり、この道を歩まなければならないのか....と思うと憂鬱になってしまう。勤務医時代は、心底暇が欲しいと思っていたが、今となっては、なんて贅沢な悩みだったのか....
Jan 27, 2005
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