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稲葉忍

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Jul 16, 2020
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カテゴリ: テレビ番組
今回見たドラマは「半沢直樹」。2期放送記念でTVerで配信されてたものを視聴。

先週は第1部を、今週は第2部を視聴。

第1部・大阪編
原作では「オレたちバブル入行組」に相当。半沢直樹(堺雅人)は、「上を目指す」と公言する有能な銀行マン。半沢がバンカーとして頭取を目指すことには、ある理由があった。かつて彼の両親が経営していた工場が傾いたことで産業中央銀行に融資を引き揚げられ、追い詰められた父親が自殺したという過去があり、亡き父親のためにも銀行を変えようという信念を持っていたからだ。
半沢が入行した産業中央銀行は2002年に東京第一銀行との合併を経て、世界第三位のメガバンク・東京中央銀行となる。しかし上層部では、旧産業中央派と旧東京第一派での醜い派閥争いが繰り広げられていた。
ある日、半沢が融資課課長として勤める東京中央銀行大阪西支店で、名誉ある最優良店舗賞の受賞を目指す支店長の浅野(石丸幹二)から、これまで取引のなかった西大阪スチールへの融資話が持ち上がる。半沢は十分な審査をしようとするが時間を与えられず、浅野の鶴の一声で「無担保で5億円の融資」が決定し実行され、彼の目的通り大阪西支店は目標額を達成し最優良店舗の称号を獲得することとなった。しかしその後、優良企業と思われていた西大阪スチールは粉飾決算が発覚し倒産。社長・東田(宇梶剛士)は雲隠れし、融資された5億が焦げ付く事態に陥る。

さらに半沢は同期入行で東京本部勤務の渡真利(及川光博)からの情報で、浅野支店長が上層部に根回しを行い、5億の融資事故の全ての責任を融資課長である自分に押し付け事態を収拾しようと画策していることを知る。一週間後の聞き取り調査までに雲隠れした社長の東田を見つけなければ、半沢は関連会社に島流し、すなわち出向させられ銀行員にとっての終わりを迎えてしまう。
そんな中、大阪西支店に国税局の黒崎(片岡愛之助)による支店査察が入る。これに疑念を抱いた半沢は、コピー機に仕掛けたハードディスクの保持データを調べ、その結果国税局も脱税で西大阪スチールを調べていることを知り、まだ回収できる「隠し資産」が10億円以上あると確信する。さらに元経理課長から裏帳簿を入手し、東田の居場所を突き止め彼に詰め寄るが、東田の愛人・未樹(壇蜜)の不意打ちを受けて取り逃がしてしまう。

そして東京本部での聞き取り調査の日。浅野支店長の息のかかった人事部次長らに厳しく責任を追及される半沢は、葛藤の末に浅野支店長との徹底抗戦を決断。次長らに徹底的に反論し、啖呵を切って言い放つ。


・東京中央銀行大阪西支店は阪急梅田本店で、京都で撮影されているシーンも登場。
・愛之助扮する黒崎のキャラが濃い。なぜかオネエ口調でしゃべり、失敗した部下にはアソコを掴んで制裁と強烈。
黒崎との駆け引きが熱い。相手の裏をかいて情報をいかに早く手に入れるかってところが
・ミッチー扮する渡真利は「人事がすべて」と公言する情報通。半沢の行動にヒヤヒヤしながらもサポートするところがいい。ミッチー、眼鏡が似合ってる。唐沢版「白い巨塔」では弁護士の役でメガネをかけてたもんなぁ。
・浅野支店長を追い詰めるため、雑誌記者の協力を仰いで大阪西支店の醜態をわざと雑誌に公表させたり、偽名を使ってメールという方法で半ば脅しという方法を取る半沢。ここの駆け引きも熱い。

第2部・東京編
原作の「オレたち花のバブル組」に相当。西大阪スチールの債権回収における活躍で、半沢が東京中央銀行本部・営業第二部次長に栄転し、1年が経過しようとしていた。半沢は営業第二部のエースとして、数十人の部下達を現場で取り仕切り、自ら最前線で活躍していた。
そして金融庁検査を二週間後に控えた最中の東京中央銀行で、大口取引先であり最近200億円の融資がなされた伊勢島ホテルが、実は株の運用失敗により新たに120億円もの損失を出していたことが判明。経営再建のため中野渡頭取は伊勢島ホテル社長・湯浅からの依頼で、半沢をホテルの担当に任命する。もし伊勢島ホテルの経営再建案が金融庁に認められなければ1,000億円以上という莫大な引当金の確保が求められることになり、東京中央銀行の経営に大きく影響する事態となる。
しかし、今の段階で融資した200億を引き上げると伊勢島ホテルの経営破綻が懸念されたため、取締役会において200億の引き上げは断念し、なんとしても伊勢島ホテルの経営再建を図ることで金融庁検査を乗り切る方向に決定した。しかし、株の運用失敗による巨額の損失を出した張本人である伊勢島ホテルの女性専務・羽根夏子は、なぜか東京中央銀行へ非協力的であった。

実は羽根専務はその裏で、120億の損失を銀行に告発した経理課長の戸越を解雇しており、さらに大和田常務と組んで社長をも失脚させ、自分がトップの座を奪おうと暗躍していたのだ。一方、湯浅社長は経営再建に奔走しており、伊勢島ホテルの件を任された半沢との面会では経営改善の決意を表明する。

・東京でもオネエ黒崎が登場。執念深いところと半沢との駆け引きは相変わらずで、不正資料をめぐる駆け引きでは半沢に出し抜かれるんだが、一連の駆け引きはハラハラさせられるし、半沢が黒崎を出し抜く様はスカッとしますね。

・その不正の裏をそれぞれの視点で書いていく様も緊迫感がある。
・最終回では取締役会議で大和田の不正を暴くところが見どころ。怨敵・大和田常務の不正を暴き、土下座を迫る半沢。このシーンは伝説と化しており、土下座させるところは中野渡が言うようにやりすぎなんだが、必死になって不正を隠蔽しようとする大和田と本当のことを喋る岸川の姿は滑稽。
・最後は中野渡に出向を命じられる半沢・・・ってところで終わるが、第2期制作には時間がかかったよなぁ

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最終更新日  Jul 16, 2020 11:44:28 PM
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