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稲葉忍

稲葉忍

Nov 23, 2024
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今回のお題はイエスの「海洋地形学の物語(Tales from Topographic Oceans)」。
 1973年10/26にアトランティック・レコードからリリースされたスタジオ作品6枚目。
 1973年2月、イエスはアンダーソン、スティーヴ、クリス、リック、アラン・ホワイトのラインナップで来日公演を行った。その際、アンダーソンが東京のホテルの自室で読んだヒンドゥー教のヨガ指導者・パラマハンサ・ヨガナンダの自伝"Autobiography of a Yogi(あるヨギの自叙伝)"を読んで本作のヒントを得、ツアー中にスティーヴとともに構想をまとめた。
 LPでは片面に1曲ずつ、計4曲が収録された。 前作 と比べて歌詞・曲調共に幻想性と抽象性が強化された。リックは収録曲の長さや内容の難しさに対し、強く異議を唱えた。リックは制作にも最後まで参加せず、アランが「儀式」終盤のピアノを弾いている。
 リックは本作をフィーチャーしたツアーの後、1974年6月に脱退してるが、その際にも様々なインタビューで本作に対する不満を数多く述べている。

<曲目>
Disk1
1.(A-1) 神の啓示(The Revealing Science of God (Dance of the Dawn)
2.(B-1) 追憶(The Remembering (High the Memory)

Disk2
01(C-1).古代文明(The Ancient (Giants Under the Sun)
02(D-1).儀式(Ritual (Nous Sommes du Soleil)

<ボーナストラック>
1.ダンス・オブ・ザ・ドーン(スタジオ・ラン・スルー)
2.ジャイアンツ・アンダー・ザ・サン(スタジオ・ラン・スルー)
*リマスター版で追加

*対応サブスク:Apple(オリジナル・DXエディション共に聞ける)
        spotify(DXエディションのみ)


#2はアルペジオからスタート。歌い方もゆったりしてる。歌詞はわからないが邦題の通り「追憶」が似合う構成。9:20秒台でアコギは使いつつもテンポが上がっている。キードードの使い方もタイトル通り。
#3は冒頭のシンバルの音が古代の神秘にリスナーを誘ってるよう。中盤は激しめのインストに。最後はゆったり。ココも古代文明への誘いが見えるよう
#4は#3の「動」の部分を引継いでいる。後半のシンセの歪んだ音、ドラムの音も「儀式」にふさわしい。
プログレ=大作主義ってのを具現化しているし、(歌詞はわからなくても)その究極って感じ。
リックが曲の長さ、内容の難しさに異を唱え、一旦脱退してるのもわかるし。


CD / イエス / 海洋地形学の物語 (SHM-CD) (解説歌詞対訳付/紙ジャケット) (完全生産限定盤) / WPCR-13519





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最終更新日  Nov 28, 2024 11:50:44 PM
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