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2004.05.20

　昨日みた「世界～」ですが、柴崎コウ扮する、律子（役名）の別バージョンの本
　それによると、朔太郎（大沢たかおの役名）と結婚することになったのは、出来ちゃった結婚らしい(~_~;)結婚するにあたって、朔太郎が昔の恋人のアキを忘れられず、しっくりいかなかったらしい。おまけに、律子とは幼い頃からの知り合いという設定。
　この本も売れているらしいのですが、これも無理やりな設定。おまけに「世界～」を書いている片山さんが作った本じゃないからね。（片山さんの本も実は、賛否両論のようです。子供の作文みたいなどと書かれた書評もありました。内容、どっかで読んだともね）

　柴崎コウも某雑誌のインタビューで「律子はやさしい女性だけど、自分だったらそんな気持ちで結婚して、あとあと引きずらないかな？」とコメントしていました。私もそう思うよ。やっぱり女は現実的なのね(+_+)

　授業をしているときに、名簿を作成していて、ふっと懐かしい名前を発見しました。友人の子供の名前です。何度か授業を担当していたのですが、気がつきませんでした。
　というのもその子を見たのは、２歳のときが最後だったので、現在は５年生になっています。大きくなったものです。
　友人とは、一時期親友のような付き合いを２年ほどしていました。結婚してから知り合った友人ですが、勤務先で一緒だった知人の友達で、偶然ダンナの実家の近くに住んでいて、子供も同じ年だったりと共通点があって（おまけに妹と同じ高校学校だった）とても気があったのです。

　残念ながら、今は連絡は一切とっていません。そして、彼女も子供には会っていません。

　実家の住所は知っていますが、連絡もできず。私も忙しさにかまけて、彼女のことも忘れかけていました。忘れようとしていたのかもしれません。子供を見て、どうしているか心配になりました。
　「親はなくても子は育つ」そんな言葉が、その子をみていて思いましたが、ちょっと切ない気分になりました。
　母親である以上、子供のことは心配でしょう。（子供はとてもかわいがっていたので。小さい頃はよく一緒に公園に遊びにいかせてましたから）
　離婚した理由はうわさ話によると、男性問題などもあったため、私も割り切れない気持ちもあり、連絡が取れなかったのもありますが。（一度そんな話も聞いていたのだけど、結婚していてそれはないだろうと、話も聞いてあげられなかったんだよね。あのとき、話だけでも聞いてあげられたらと後悔しましたが）
　それも年月を重ねると、しかたがないことだったんだなあと感じるようになりました。いろんな事情があったんでしょうし。

　彼女は今、どうしているのかな？いつかまた「元気だった？」といって会える日がくるかな。そして子供とも再会できますように。生きていればきっといつかは会えるよね。

　罪や過ちを背負うと、生き続けるというのもつらいものかもしれませんね。

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