Sleeping Sheep

Sleeping Sheep

2005.05.03
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カテゴリ: 世間のいろいろ
最近ずっと休日なので(w;)新聞を読んで初めて気がついた。

どーりで憲法ネタが多いわけだ。


憲法は改正されるのだろうか。
ってゆーか、何が改正されるの?
九条を これでもか、というほどに取り上げているけど、
九条だけなの?改正されるのは。


個人的には改正はして欲しくない気持ち。

敗戦後、GHQの一員として新憲法の作成に参加した、今はもう80歳くらいのアメリカの女性が語っていた。
(これも新聞ネタだけど)




すっげぇえええ~!!!

って 思ったね!
60年間 変わらない憲法があるということに、
そして、60年もの間通用する憲法があるということに。
しかもそれが 母国の憲法だということに。

すっげぇね!
うん!すげぇよ!


なんか「すごい!」じゃ 表現しきれないと思う時、
言葉悪いけど「すげぇ!」になる(w


え、だって、すごくない? 単純に。(笑)




『非核三原則』はノーベル平和賞を受賞したし。



残さないでどうすんの!

と思うのだが、
現実問題 無理な話なのだろうか。

無理なのかなぁ。

無理なの?



理想こそ、憲法で語るべきじゃないの?

無理なの?
到底無理なの?
どだい無理なの?

何で無理なの?

そんなに、武力が必要なの?

守る守るって、

つまり、攻められる、って事態を想定してるんでしょう?

万が一、とか、可能性、とか

そういうことは十分に分かってるつもりだけど、

それって、

それってつまりさ、

戦争を、認めてるよね。どこかで。

心の底で? 無意識という名の水面下で?



ってか、

そんな奇麗事は聞きたくない って?



でも、思うんだよね。

奇麗事を、想うことも 考えることも、その考えを周りに知ってもらおうということも

出来ない世界っていうのは、

なんて悲しいんだろう、って

なんて哀れなんだろう って

なんて空しいんだろうって

なんて惨めなんだろう って。



おじいちゃんが言うのね。
たまに、戦争の話してくれるときに。
おじいちゃんは、中国へ出兵して、兵隊さんをしていたのはたった2年ほどだったけど
言うのね。

あんな惨めなもんはない って。



おばあちゃんは こういうのね。

もう戦争は嫌や って。

今は骨折って入院してるけど(w)
まあ、気は強いから平気だと思う。結構元気だった親からきくし(笑)




悲しいとか、そういう表現は聞かれなかった。

「もう嫌」

「あんな惨めな」

その二つ。




思った。

うあ~ 体験者は、違うわー  って。





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で、


そうそう。憲法。

中日新聞の「サマワ便り」を読んでると、ほんと、「微笑まし」く思えてくる。
今日は 現地の子どもたちとの交流会で凧揚げをした と書いてあった。
けれど以外にも大人たちがそれに興味をしめした、ということも。


「戦争のつくりかた」を読んだけど、
今まで、急速に法律が作られ、或いは改正されてきた。
そして今 憲法が、変えられようとしている。

法律や憲法は、つまり、制約の範囲が広がったり、増えたりすること。(自衛隊に関しては)

個人的にはそう思う。簡単に、だけれど。

やる事が広がる。出来る事が広がる。それと同時にやらざるをえない事も増える。
それがたとえ良い事でも悪いことでも。

何が善で 何が悪か。

「最善が最良じゃない」という台詞を知っているけれど、
たしかにそうだ、と思った。

道徳的に善い事が、個人にとって必ずしも良い事とは限らない。
個人にとって良いことが、必ずしも、世界(世間)の「善」とは限らない。





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若者は政治に無頓着だ、と聞くけれど、
きっかけさえあれば かなり真面目に考えると思う。

だって、高齢者には悪いけど、
未来を生きるのは、いつの世だって、若者なんだから。

いつだってそうして歴史を刻んできたんだ。




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個人的に もう一つ。

戦争が無くなったら、
誰も戦争についてなんて、考えようとしなくなるような気がする。

いま、そこにあるから考える。

目の前に近づけば近づくほど、親身になり
遠ざかれば遠ざかるほど、関心は薄くなり
存在すらなくなれば、
いったい どうなるのか。

戦争って、物的証拠みたいな物が無い。


だからたまに、不発弾とかが学校の校庭とかから出てくると
皆騒然として緊張するのだ。

そんなこと、思いもしなかった事態だから。

体験者は言う。

飛行機が屋根すれすれに飛んできて、焼夷弾を落としてくんだよ。
近くの畑に落ちたけど、家は助かった。

とか。
まあ、うちのばあちゃんが言ってたんだけど。


「えぇ~!本当!?」

である。
驚いて、終わり。

それだけ。

畑に落ちた、と聞く。
その畑を目にする機会もある。近所なのだから。

けれど、その景色は想像するだけど終わってしまう。

だけど、
ある日突然、身近なところから不発弾が出てきたら、どうだろうか?

ちなみに、私は身近にそんな事件があったことは一度もないのだけれど。
(ほらもうここで「事件」とかいう非日常な表現を使っている。事象を遠くに感じている証拠)


まず、避難命令が出て、自衛隊がやってきて、爆弾処理班がやってきて
テレビではヘリコプターを飛ばして生中継。

皆でどこか、別世界のことのように考えているから。

それは
いや、それこそが、戦争が身近に無い印。


・・・・・・なんだと思う。





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なんか、やっぱりいつもどおり、わけの分からない日記になってしまった(^^;)あはは。





う~ん、

まあ まあ、まあまぁ、独り言だと思って、流してやって(^^;)

長くてゴメンね。

ぜーんぶ読んでくれた人には、ありがとう。













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Last updated  2005.05.03 15:46:25
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