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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第11話「生死を共に」岳陽(ガクヨウ)派は英雄大会に向け、五湖碑の修繕に余念がなかった。しかし高崇(ガオチョン)にとって大会は個人の得失ではなく、あくまで先祖伝来の基盤を固めるためだという。一方、知己と喧嘩別れした温客行(ウェンコーシン)は憂さ晴らしのように白無常(ハクムジョウ)を殺し、喜喪鬼(キソウキ)・羅浮夢(ルオフーモン)から叱責されていた。「奇矯な真似をしましたね?なぜ理由もなく白無常を殺したのです?! 薄情司の娘たちに青崖(セイガイ)山の鬼の半端な童謡まで広めさせて…」艶鬼(エンキ)・柳千巧(リウチエンチャオ)は主人の無礼を取り繕ったが、喜喪鬼は谷主など恐れないと開き直った。しかし谷主と言えども、温客行が一目置いている喜喪鬼に罰を与えることはない。「艶鬼に話がある…喜喪鬼は下がれ」艶鬼は谷主が野心ある無常鬼(ムジョウキ)を牽制するため、右腕の白無常を見せしめに葬ったと気づいていた。すると温客行は艶鬼に別件で任務があるという。実は艶鬼が駆使する見事な変装術は四季山荘のものだった。かつて艶鬼は幼い頃、偶然にも江湖の奇才と一期一会の縁を得る。当時、秦懐章(チンホワイジャン)は少女の顔の傷を哀れみ、変装術を授けていた。そんなある日、稽古を終えた張成嶺(ジャンチョンリン)が部屋に戻って手を洗おうとすると、桶の下に書き置きを発見した。…今夜、子の刻、北苑の裏庭で、絮…成嶺は師匠が迎えに来てくれると喜び、時間になると部屋を出たが、運悪く謝無恙(シエウーヤン)に見つかってしまう。その時、顧湘(グーシアン)が背後からいきなり謝無恙の首を突いて眠らせた。「こんな夜中にどうしたの?」張成嶺は顧湘と一緒に北苑へやって来た。すると屋根の上に隠れていた四大刺客・俏羅漢(ショウラカン)が飛び降りて来る。顧湘は成嶺を逃して応戦したが武器の鞭(ベン)を斬られ、バランスを崩した拍子に蹴り飛ばされた。その隙に俏羅漢は成嶺を捕らえることに成功、魅曲秦松(ミキョクシンショウ)の魔音で追っ手を阻み、姿を消してしまう。その頃、やさぐれた周絮(ジョウシュー)は酒瓶を片手に外で飲んだくれていた。すると四大刺客に捕まった成嶺の姿を目撃、慌てて後を追う。٩(¨ )ว=͟͟͞͞ ピューッ! ←なぜか急にシラフに戻る一方、大街を歩いていた温客行も偶然、岳陽派の弟子たちと出くわしていた。成嶺が琵琶を持った男と仲間にさらわれ、助力を願いたいという。その時、温客行は屋根の上を逃げて行く怪しい影を見つけ、咄嗟に追跡した。俏羅漢と毒菩薩(ドクボサツ)は分舵で張成嶺を拘束、琉璃甲を渡せと迫った。しかし成嶺は拒否、2人の拷問が始まる。「うぁぁぁぁ〜ゲホゲホッ!…私を試せばいい 鏡湖(キョウコ)派の張玉森(ジャンユーセン)に腰抜けの息子はいない!」もはや成嶺にかつての弱々しい公子の面影はなかった。その時、扉を破って周絮が飛び込んで来る。「四大刺客を敵に回すとは…何者だ?!」「蝎(サソリ)なんぞ、教える値打ちもない!」周絮は見事な剣術で2人を圧倒し、成嶺を解放した。そこへ金毛蔣怪(キンモウショウカイ)が参戦、魅曲秦松と落ち合う予定だったが会えなかったという。周絮はまた内傷が痛み、あまり時間がなかった。しかし使い手の3人を相手に体力の限界が近づく。(´ ° ཀ°)グッ! (≧ꇴ≦๑ )<師父!追い詰められた周絮は暗器を放って何とか金毛蔣怪だけは倒すことに成功した。反撃もここまでか…。その時、突然、殿内にボッコボコにされた魅曲秦松が投げ込まれた。温客行は魅曲秦松を捕まえ、分舵の場所を聞き出していた。そこには深手を負った周絮の姿がある。驚いた温客行は毒蝎を蹴散らして真っ先に駆けつけると、俏羅漢と毒菩薩はその隙に逃げ出した。するとどこからともなく不気味な声が聞こえて来る。周絮たちは薬人(ヤクジン)だと気づいて慌てて飛び出したが、分舵の外はすでに薬人に囲まれていた。ボロロ~ン♪その時、蝎王が琵琶で薬人の動きを止めながら3人の前に舞い降りる。「これは周首領、私に友人を紹介してはくれぬのか?」周絮は成嶺を守ることが先決だと判断、咄嗟に煙玉を爆発させ脱出した。(  ̄꒳ ̄)おう?…天窗(テンソウ)の首領と悪鬼の親玉が一緒ってどういうこと?周絮と温客行は張成嶺を助け、河原まで逃げ延びた。成嶺は心から感謝し、再会して改めて2人の存在の大きさを実感する。岳陽派では身内のように見てくれると期待したが、実際は父ですら他人でしかなかった。高崇の関心は敵討ちより英雄大会を開くことだけ、成嶺は岳陽派にいても自分の本当の望みは叶わないという。「私の望みは武芸を学び、この手で敵を討つことです!」成嶺は鏡湖(キョウコ)派を継いで後世に伝えたいと願い、ついにあの夜のことを話し始めた。…鏡湖山荘が滅ぼされた日、張玉森(ジャンユーセン)は迫り来る時間の中で一言だけ成嶺に言い残した『誰も信じてはならない』船頭の李(リー)伯伯は掌門と五湖盟の確執を知らず、咄嗟に使い手の周絮に成嶺を預けたのだろう実は追い詰められた張玉森は咄嗟に成嶺の脇腹を切って琉璃甲を体内に隠し、逃していた…張成嶺は最初から周絮を信じるべきだったと後悔した。そこで信頼の証しとして琉璃甲をすぐ取り出すと言ったが、驚いた周絮が止める。「やめろ、俺がいつ欲しいと言った?」どうやら張玉森は義兄弟への信頼をとうに失っていたらしい。すると成嶺は表向きはともかく父は長年、義兄弟と反目していたと教えた。実は父から文も預かっていたが、宛名の者以外に誰にも渡すなと言われ、厠へ行くのを口実に祠堂で仏像の足の下に隠したという。しかし取りに戻れない時は口頭で伝えようと中身を覚えていた。宛名には長明(チョウメイ)山・剣仙とあったという。…五湖盟の五義兄弟は当初、容炫(ロンシュエン)と親友だったが、容炫は五義兄弟が原因で邪道に落ちた…6人で六合(リクゴウ)心法を研究していた時、容炫は剣で勝ったものの毒に侵され、正気を失った…原因は剣に塗られていた毒だ…容炫は悪の道を極めて討伐されたが、五義兄弟は責任を放棄した張玉森は容炫と生死を共にするつもりだったが、それを知った父親に監禁されてしまう。「父は終生、悔やんでいました…」当時、誰が毒を仕込んだのかは不明だが、剣は高崇のものだったという。その頃、高崇は隠し部屋に作った霊廟にいた。祭壇に並ぶ義兄弟たちの霊位、その中には温客行の父の名前もある。…故先兄 温如玉(ウェンルーユー)…結局、張玉森は高崇とのわだかまりを残したまま逝った。「玉森、すまぬ、お前の息子を奪われてしまった… 五湖の盟主も武林の至尊もしょせんは虚名だ、誰も私の本心を分かってくれぬ あの者たちはともかく、なぜお前まで信じてくれぬ?! だが我が生涯で最大の悔いは…あなたに会ったことだ!」高崇が思わず声を荒げて指差した霊位には″故先兄 容炫″と彫られていた。張成嶺は周絮と温客行の様子がおかしいことに気づき、仲違いしていると分かった。「師父、私が温叔の代わりに謝りますから機嫌を直してください!」「もうよい…で、四大刺客はお前をどうやってさらった?」「子の刻に裏庭に来いと文がありました、見張りは湘姐姐が倒してくれて…」「俺ではない」周絮は世が乱れた今、成嶺は岳陽派にいるのが一番安全だと考えた。するとまた急に激しく咳き込んでしまう。温客行は咄嗟に駆けつけ、周絮の背後から自分の内力を使って内傷を癒した。「成嶺、私は初めてお前の師父に会った時、この唯一無二の骨格を見て扮装を見破った 病鬼の仮面の下に絶世の美形が隠れているとな、骨相で人を見極めるのは私の特技だ …今まで見誤ったことはない、数年前に1体の屍を見た時もそうだ 屍は髪が乱れ、血まみれで、長槍(ナガヤリ)が背中から胸を貫いていた だが肩甲骨の下をよく見たところ、生前は絶世の美女だと判別できた」温客行は当時の心の傷が蘇り胸が締めつけられた。「続きを聞きたいか?」「…過去のことはもういい、あまり悲しむな、で老温、お前は一体、何者なんだ?」「何者か?私こそ温大善人~善を行い徳を積み、弱き者を哀れむ〜」温客行は手当を終えると、いつものお調子者に戻った。周絮は張成嶺の弟子入りを頑なに拒絶していた。しかしここまでの信頼を得たからには真摯に応えたいと考え、まず自分の正体を知ってから決断するよう提案する。「俺の本名は周子舒(ジョウズーシュー)、四季山荘の現荘主であり、最後の荘主でもある 先代の秦懐章(チンホワンジャン)は俺に武芸を授けた師父だ ″四季 花は常にあり 天下の事情を知り尽くす″… そう名を馳せた門派だったが、もう知る者はほぼいない すべては俺の思い違いと力不足のせいだ、俺が16歳の時、師父は病で急逝した 俺に四季山荘の名声は守れず、代々の主・晋(シン)州節度使に門派の精鋭たちと身を寄せた それが天窗の始まりとなった…だが山荘から俺に従った古参の部下たちは全て権力の犬に堕した 81人いた部下たちは1人また1人と姿を消し、最後に俺1人が残った」天窗の首領だった周絮は当然ながら毒蝎と顔見知りだった。毒蝎は江南一帯に根を張る暗殺組織、かつて江南に手を広げようとしていた天窗とは何度も衝突したことがあるという。「過去には心に背くことも意に染まぬ殺しもした 野垂れ死ぬつもりだったが、天爺は思いがけず俺に新たな道を用意していた…」周子舒は成嶺に自分の正体を知ってもまだ弟子になりたいか聞いた。「もちろんです!心の中ではとうに師と仰いでいました」「いいだろう、お前は本門派で6代目の直系の弟子だ」成嶺はその場で弟子入りの叩頭を済ませ、ついに正式な弟子となった。つづく(  ̄꒳ ̄)ん?喜喪鬼は特別なの?みんなが遠慮してるけど…十大悪鬼の首領は無常鬼だよね?年の功ってやつかしら?
2022.06.30
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第10話「狂気の果てまで」知音である安吉(アンキツ)四賢の死に激しい衝撃を受けた温客行(ウェンコーシン)。せめて一緒に埋葬してやろうと、誰もいなくなった仁義(ジンギ)坊で独り黙々と穴を掘っていた。そこへ周絮(ジョウシュー)が現れる。「四賢は悪人ではなかった、巻き込まれ命を落としたのだ …温客行、楽しいか?これがお前の望んだ結果か?!」「″悪人″か…なら周首領が殺したのは悪人だけか?!」温客行は感情的になり、思わず口を滑らせた。「…はお、分かったよ」すると周絮は肩を落とし、悲しそうにどこかへ行ってしまう。周絮は悦樊(エツハン)楼で湖を眺めていた。「知己だと思ったが… ←( ゚д゚)え?そうなの? 罪を犯してきた私たちのような者の人生は問いようがない…もう良い、私が間違っていたのだ」その姿を物陰からかつての属下・韓英(ハンイン)が見ていた。その夜、周絮は酒楼で独り、酒をあおって憂さを晴らした。一方、温客行は寂しさを紛らすように妓女をはべらせ酒盛りする。「こんな経験はあるか?…願って手に入れたが無くしてしまった 見つからないと思ったが、何年も後になって再び現れた …だが時が移ろい、それをもはや得られない」しかし妓女にはその意味が分からなかった。崇武(スウブ)殿に大孤山(ダイコザン)派の掌門・沈慎(シェンシェン)が戻ってきた。沈慎は安吉四賢の死に関わった封暁峰(フォンシャオフォン)を追っていたが、逃げられてしまったという。一方、仁義坊の後始末を任された太湖(タイコ)派の掌門・趙敬(ジャオジン)は、安吉四賢の亡骸を縁者や弟子に託したと報告した。「そう言えば堀りかけの穴がありました…もしや丐幇(カイホウ)でしょうか?」しかし高崇(ガオチョン)は考えすぎだと一蹴、それより傲崍子(アオライズー)を殺したのは本当に鬼谷(キコク)かと確認する。あの晩、沈慎は傲崍子を追ったが見つからず、裏道で血のりのついた傲崍子の剣と冥銭が残されていたと証言した。趙敬はようやくあの晩、沈慎が傲崍子を追いかけるため、泥酔したふりをしたと知る。「まさか…琉璃甲を強奪するためか?!」「強奪とは人聞きの悪い、琉璃甲は五湖盟のものだ!」高崇は二弟と五弟の言い争いを止めたが、確かに沈慎が泰山派を襲ったとなれば江湖の義士からの五湖盟を見る目も厳しくなるとぼやいた。華山(カザン)派の掌門・于丘烽(ユーチウフォン)は門弟たちが仁義坊にいたと知って驚愕した。「五湖盟と丐幇の対局に加わるつもりか?!死にたいのか?!」それにしても息子の于天傑(ユーティエンジエ)は一体、どこへ消えてしまったのか。未だ消息が分からない。 ←まだそこ( ̄▽ ̄;)すると泰山派の弟子たちが五岳剣派のよしみで于丘烽を頼って来た。師匠の死には裏があり、五湖盟が関わっているという。しかし于丘烽は高崇を敵に回すわけにいかず、会わずに追い返した。周絮が目を覚ますと韓英の居所だった。韓英は一緒に七竅三秋釘(シチキョウサンシュウテイ)の治療法を探そうと提案したが、周絮は自分に関わらないよう警告する。「天窗(テンソウ)に留まり、うまく立ち回って身を守れ」すると周絮が狂風刀の李衡(リーホン)から手に入れた琉璃甲を出した。韓英はまた同じ形の琉璃甲を見て驚き、すでに晋州へ2個、送ったという。「晋(シン)王が持つ絵では5個とも形状が違ったゆえ、不思議に思っていたのです あれは模造品だったのですね?」周絮は温客行の計略に驚愕したが、その目的が何なのか皆目見当がつかなかった。「韓英、琉璃甲の争奪は激化している、お前は任務に専念して深入りするな」一方、緑柳(リューリゥ)と桃紅(タオホン)夫婦は丐幇の根城にいた。「今回はしてやられたわ!偽物の琉璃甲ですっかりコケにされた!」すると長老・黄鶴(ホアンホー)のもとに思わぬ報告が届く。実は高崇が娘を鏡湖(キョウコ)派の遺児・張成嶺(ジャンチョンリン)に嫁がせるというのだ。しかし成嶺は自分を傀儡にしようとする高崇に反発、姉のように慕っていた高小怜(ガオシャオリエン)とも距離を置くようになった。妬みからいっそう強くなる成嶺への風当たり、行き詰まった成嶺は顧湘(グーシアン)に師匠と温客行に会いたいと訴える。「…ここに住むのが嫌?」「住んでいるんじゃない、監禁されてるんだ」その夜、顧湘は温客行の元へ駆けつけた。実は高崇が張成嶺と高小怜の縁談を決定し、批判が噴出しているという。小怜はもともと大弟子・鄧寛(ドンクワン)と恋仲、まだ婚約はしていなかったが、門派では周知の事実だった。「あ!そうだ!鄧寛は先日、喜喪鬼(キソウキ)が行った遊戯の生き残りですよ 誰に怪我させられたのやら、今も昏睡しています 私も遊戯を見ていましたが、鄧寛はかすり傷で昏睡するはずありません」←え?( ̄▽ ̄;)「生首の一件は無常鬼(ムジョウキ)の仕業だな?お前と鬼喪鬼は何を知っている?」「特に何も…何か問題が?」すると温客行は成嶺の様子を聞いた。小怜は父の命令のため仕方なく成嶺に好意を示しているが、成嶺は一向になびかないという。「主人?成嶺が外に出たいと言っています…ちょっと可哀想で…」しかし周絮とのわだかまりのせいか、いつになく温客行は冷淡だった。「私の計画に口出しするつもりか?」(´・_・`)…滅相もない「自分が何者か忘れたのか?…お前は無心紫煞(ムシンシサツ)だろう?人と鬼の道は違う」(´・_・`)ぉぅ…「ともかく高崇を見張れ、何か動きがあれば報告しろ…阿湘?私を異常だと思うか?」(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン「ふっ、いつか正気を失ってお前を殺すやも…」「殺されて幽鬼になろうとも付き従います(^ꇴ^)」「はお、ならばとことん突き進もうか」顧湘は清風(セイフウ)剣派・曹蔚寧(ツァオウェイニン)と食事に出かけた。この機を利用し、流しとして酒楼に出入りしている紅露(ホンルー)に曲を頼む。「″出会えた喜び″をお願い」その題名を聞いた曹蔚寧は自分への告白かもしれないと期待を募らせるが、まさかこの曲が谷主の招集の合図だとは夢にも思うまい。こうして羅(ルオ)府に鬼谷十大悪鬼たちが集まった。鬼谷の谷主は温客行だった。↓(」゚ロ゚)」<知ってた〜「青崖(セイガイ)山から出ることを許したのは吊死鬼(チョウシキ)を捕らえて琉璃甲を取り戻すためだ 吊死鬼の髪1本さえ見つけ出せないのに、派手に騒動を起こしてくれたな?」たった3ヶ月で鬼谷と五湖盟20年に及ぶ平穏を破ってしまった悪鬼たち、しかし温客行は笑って見事な働きぶりだと賞賛する。それがかえって悪鬼たちの背筋を凍らせた。温客行は五湖盟の災禍が悪鬼たちの仕業だと気づいていた。丹陽(タンヨウ)派の弟子を殺して陸太冲(ルータイチョン)を憤死させたのは喜喪鬼、鏡湖派を一夜で滅ぼしたのは自ら始末した長舌鬼(チョウゼツキ)だろう。「長舌鬼はお前の配下だな、どこへ?」すると無常鬼は鬼谷を出てから長舌鬼が従わなくなり、恐らく二心を抱いていると罪をなすりつけた。しかし温客行は鬼谷の掟は兼ねてから弱肉強食だという。もし長舌鬼が無常鬼を殺せば新たな十大悪鬼の首領となり、それこそ自分を殺せば新しい谷主になれる決まりだ。「滅相もない!」無常鬼の配下である白無常(ハクムジョウ)は恐ろしさのあまり口を滑らせた。「滅相もないだと?青崖山では年中、食うか食われるかの死闘が繰り広げられている 私が負傷して現れたら谷主に取って代わるつもりだろう?」「滅相もございません!」白無常は思わずその場で平伏したが、それがかえって谷主を苛立たせ、殺されてしまう。「さて、無常鬼、岳陽城に生首を捨てたのはお前の策だな?他の協力者は?誰に手配させた?」「…白無常です」死人に口なし、無常鬼は白無常の失策だったと謝罪し、自分の代わりに始末してくれたと感謝した。「では泰山派の掌門を殺したのは誰だ?…掌門の顔には開心鬼(カイシンキ)の印があったな?」「私ではありません!わはははっ!濡れ衣を着せられました!わっははは~」「何がおかしい?」「これは私の持病でして…わっははは…内息のせいで笑わずには話せません!」すでに英雄大会は数日後に迫っていた。温客行はひとまず残り3人の掌門の面子を叩き潰す方法を先に相談しようという。つづく(  ̄꒳ ̄)あれ?もしや十大悪鬼って主と配下まで含まれるシステム?ってことは白無常と黒無常兄弟も十大悪鬼ってこと?そうすると確かにちょうど10人になるけど…謎①吊死鬼❌ 崖下で何者かに殺され、琉璃甲を奪われる②食屍鬼 丸いほっぺが好物の小太りの人③急色鬼 妓楼で阿湘に怒られた白塗りの人④開心鬼 笑いが止まらない人⑤喜喪鬼 薄情簿主⑥艶鬼 変装の名人(喜喪鬼の配下)⑦無常鬼 蝎王と通じている⑧長舌鬼❌ 薬人を操り谷主に殺される(無常鬼の配下)⑨黒無常(無常鬼の配下)⑩白無常❌ 谷主に殺される(無常鬼の配下)
2022.06.29
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第9話「高山流水」岳陽(ガクヨウ)派を訪ねた周絮(ジョウシュー)と温客行(ウェンコーシン)。そこへちょうど方不知(ファンブージー)の遺体が運び込まれて来た。高崇(ガオチョン)は遺体に残っていた毒針を発見したが、この暗器の使い手が誰か分からない。しかし周絮は知っていた。これは天窗(テンソウ)独自の暗器・雨打芭蕉針(ウダバショウシン)、さすが韓英(ハンイン)、仕事が速い。…つまり方不知が盗んだ老温(ラオウェン)の琉璃甲(ルリコウ)は天窗に渡ったのか…周絮と温客行はここでひとまずおいとまし、英雄大会での再会を約束して帰って行った。顧湘(グーシアン)が酒楼で清風(セイフウ)剣派・曹蔚寧(ツァオウェイニン)と食事していると、流しに成り済ました侍女・紅露(ホンルー)が現れた。「あ!この前、私が助けた流しの娘かも?!話して来る!」顧湘は嘘をついて席を離れ、紅露の元へ向かった。「連れがいて間が悪いわ、まず情報収集を…私が任務を果たしたら曲を頼むから主人の居所を教えて」「了解」その夜、温客行は周絮の部屋に押しかけ、給仕に豪勢な料理を運ばせた。「どれも美味そうだろう?」しかし周絮は匂いが分からず、ついに五感が衰え始めたことに気づく。何やら思い詰めた様子の周絮、温客行はまた張成嶺(ジャンチョンリン)のことだろうと思った。「成嶺を一度、救ったからと言って一生、守るつもりか?…一生の絆など存在せぬ」温客行はふと幼い頃を思い出した。「大切な人から犬をもらった その時、母から″犬が仕える主はただ1人、飼うなら一生を請け負え″と言われたよ 8歳の子供に一生なんて分かるはずないだろう?二つ返事で承諾したさ それから…結局、私は犬を裏切った」その時、周絮が老温の腕に手を置いた。「ままならぬ世だ…だが悔いは残すな」周絮が初めて見せた親密な行動、すると突然、その手で思い切り温客行の腕を叩いた。「何するんだ?」「犬のたとえは低俗すぎると思わぬのか!」温客行は思わず吹き出し、その夜は楽しい酒になった。子の刻、周絮は激しい耳鳴りに襲われた。いつものように気を集中して発作が治まるのを待つ周絮、すると温客行の部屋から簫の音が聞こえて来る。周絮はそのお陰で内力が高まり、気がつくと熟睡していた。「まだ寝ているのか?!外は明るいぞ!起きろ!」翌朝、温客行は周絮を叩き起こし、強引に悦樊(エツハン)楼へ連れ出した。悦樊楼は風光明媚な湖畔にあり、岳陽城で最も美しい場所と称賛されていた。高楼から絶景を楽しむ周絮と温客行、すると周絮が船にいる″安吉(アンキツ)四賢″を見つける。「何者だ?」「江湖には珍しく清廉潔白で4人とも音楽に秀でるが、その背景は大いに異なる しかし意気投合して知音となり、江湖を退いて安吉の美しい竹林に隠居したんだ 俗世を離れて十数年になるかな…」四賢のうち2人は同門で夫婦、もう1人は書生で琴の演奏に長けていた。剣舞を披露するのは大盗賊として名を馳せた賀一凡(ホーイーファン)、悪に染まったが心は清らかで3人に感化を受けて立ち直り、山林に隠居したという。「高山流水(※)の故事さながらだな」「高山流水か…知音は得難い」温客行はしみじみそう言った。「″知己に遭えば山河も重からず″」周絮はその一節に残り短い自分の人生を重ねた。安吉四賢のように知己と江湖をさすらい、無為に余生を送れたらどんなに幸せだろうか。…執念は捨てよう、このままでも一生を無駄にするよりマシだ…武芸の基礎がない張成嶺はまだ幼い岳陽派の弟子たちの稽古に参加した。しかし指導する祝邀之(ジューヤオジー)から目の敵にされてしまう。孤独に苛まれながら居所へ戻る成嶺、すると思いがけず中庭で顧湘と出くわした。「湘姐姐!ゥッ…師父にもみんなにももう会えないと思ってた…」「ふふ、2人はあなたを守るため私を送り込んだのよ?」その夜、温客行が酒を持って周絮の部屋に現れた。「何だ、また飲むのか?」「どうせ子の刻は眠れないのだろう?」周絮は子の刻のことを揶揄され気まずかったが、温客行はそれ以上、何も言わなかった。「知っているか?今夜の月は美しいぞ?月を肴に酌み交わそうではないか」そこで2人は屋根の上で飲み始めたが、やがて静寂を破って剣戟(ケンゲキ)の音が聞こえて来る。「興ざめだな…」周絮は通りで戦う2人を見下ろして顔をしかめたが、温客行は嬉しそうに笑った。「やっと面白い芝居が始まった…さあ、見物に行こう!」人けのない大街に毒蝎(ドクサソリ)の四大刺客・魅曲秦松(ミキョクシンショウ)の魔音が響いた。また裏道では鬼谷十大悪鬼・無常鬼(ムジョウキ)が配下の黒無常・白無常と一緒に暗躍している。周絮と温客行は廃家で相討ちとなった2人を発見、中庭に降り立った。死んでいたのは独眼侠の蒋徹(ジアンチョー)と狂風刀の李衡(リーホン)、すると李衡の手に琉璃甲がある。周絮は驚いた。温客行の琉璃甲は韓英が手に入れたはず、なぜ李衡の手に渡ったのか。同じ頃、韓英も困惑していた。方不知から2つの琉璃甲を手に入れたが、なぜ2つとも同じ形なのか。周絮は琉璃甲を見せびらかしてわざと災いをもたらした温客行を非難した。しかし当の本人は悪びれる様子もなく、凡人たちの自業自得だと笑う。「お前は奇人を装っているとばかり…まさか本当に正気を失っていたとは…」周絮は何とも哀れな目で温客行を目で見ると、独りで宿へ戻ってしまう。翌朝、温客行は気を取り直して阿絮に朝食を差し入れることにした。しかし部屋はもぬけの殻、どうやら本気で怒らせてしまったのだろうか。一方、五湖盟の掌門たちも昨夜、琉璃甲の奪い合いで岳陽城内に多くの血が流れたと知った。回収されたのは偽物の琉璃甲3個、高崇(ガオチョン)は英雄大会を目前に五湖盟の面目が丸潰れだと嘆く。そんな騒ぎの中、行方知れずになっていた大弟子・鄧寛(ドンクワン)が満身創痍で岳陽派に戻って来た。高小怜(ガオシャオリエン)は昏睡状態に陥った大師兄のそばを離れず、悲しみに暮れる。「早く目を覚まして…あなたが姿を消した後、父は白髪が増えたのよ…ゥッ…」地下牢では生首事件で捕まえた男2人が拷問にかけられていた。それでも2人は白状せず、どこか感情がないように見える。すると今度は仁義(ジンギ)坊で事件が勃発した。琉璃甲が偽物だと知らず殺気立つ武林、清廉潔白と言われる安吉四賢も例外なく渦中に巻き込まれた。琉璃甲を持っていた四賢は各門派に追われ、仁義坊へ逃げ込むも袋の鼠になってしまう。すると深手を負った裴(ペイ)長兄が夫人に琉璃甲を託し、高崇に渡すよう頼んで息絶えた。その頃、前庭では琉璃甲を巡って丐幇(カイホウ)や華山(カザン)派が言い争いになっていた。すると急に封暁峰(フォンシャオフォン)というならず者が口を挟む。「琉璃甲を持っていたのは傲崍子(アオライズー)だ 周知の通り傲崍子は鬼谷に殺され、琉璃甲は安吉四″愚″に渡った!鬼谷の犬め!」封暁峰は鉄玉を放ったが、賀一凡は見事に刀で弾き飛ばした。しかし刀に当たった1つが砕け、仕込まれていた毒で両目を潰されてしまう。桃紅(タオホン)は卑怯にも毒弾を使ったならず者に激怒、恥知らずと罵った。「丐幇、華山、崆峒(コウドウ)には大義名分がある、武庫に独自の奥義書が入っているからね! お前はどこの馬の骨とも知れず、名前も聞いたことがない、失せな!消えるんだ!」「何を?!高山奴(ガオシャンヌー)、始末しちまえ!」その時、高崇率いる岳陽派が駆けつけた。岳陽派がなだれ込んだ隙に封暁峰たちは逃げ出した。すると毒のせいで錯乱した賀一凡が誤って裴夫人に一撃を与え、外へ吹き飛ばしてしまう。裴夫人はそのまま絶命、そこへ賀一凡が飛び出し、暴れ始めた。咄嗟に桃紅と緑柳(リューリゥ)夫婦が賀一凡を止めることに成功したが、そのままとどめを刺してしまう。独り残された杜(ドゥー)二兄が剣を片手に琴を抱えて出てきた。「15年、隠居して悩みなど忘れていた 15年に及ぶ友情がこんな物のために跡形もなく消えてしまうとは… 高盟主、我ら4人は山林で人生を終えるつもりだった 昔のよしみで下山し、英雄大会に赴いたが、まさか想像だにしなかった お前と友情を結んだばかりに岳陽城で絶命する羽目になろうとは…」その様子を外から温客行が見ていた。「裴大哥はお前のために琉璃甲を奪った…そんな価値があったと?!」高崇は必ずや正義を回復してみせると訴えたが、杜二兄は琴を投げ捨て、自害してしまう。…我が知音は世を去った、琴など無用!…長老・黄鶴(ホアンホー)は焦って四賢の死に丐幇は関わっていないと釈明した。怒りのやり場がない高崇は偽物の琉璃甲を取り出し、そんなに欲しいなら持っていけと投げ捨てる。「1個では足りぬか?…もう1個やろう!ふんっ!」すると高崇は7月15日の英雄大会で琉璃甲について全てを説明すると宣言、丐幇との諍いは大会後に決着をつけると言って引き上げた。黄鶴は琉璃甲を拾って確かめたが、ようやく偽物に振り回されていたと知る。一方、一部始終を見ていた温客行は四賢の壮絶な結末を目の当たりにし、呆然と立ちすくんでいた。つづく※高山流水(コウザンリュウスイ)琴の名手であった伯牙が琴を奏でると親友の鍾子期がそれを感じとったという故事から、絶妙の演奏、または知己(知音)のこと
2022.06.28
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第8話「光あるところに闇」岳陽(ガクヨウ)派に迎えられた張成嶺(ジャンチョンリン)。すると掌門であり五湖盟の盟主・高崇(ガオチョン)は早々に成嶺を呼びつけ、鏡湖(キョウコ)派の琉璃甲(ルリコウ)を渡せと迫った。趙敬(ジャオジン)は哀れな成嶺に同情して気長に見守るよう訴えたが、大兄が沈慎(シェンシェン)のように黙って引き下がるはずもない。「何を言うか?!琉璃甲はいわば張玉森(ジャンユーセン)の命より大切な物、お前や私の命よりもだ!」高崇の言葉を聞いた成嶺はふつふつと怒りが込み上げ、思わず声を荒げた。「琉璃甲など本当に知らない!」実は成嶺の父・張玉森は長年、五湖盟と疎遠だった。成嶺が五湖盟に頑なのも仕方がない。高崇にとって四弟の件は心の傷だったが、今や悠長に待っている時間はなかった。「お前が琉璃甲を出し渋るほど江湖に害が広がる!分からんのか!」「分かりません!」成嶺の反抗的な態度に思わず手を振り上げる高崇、しかし咄嗟に趙敬が止めた。「大哥!落ち着いて…琉璃甲の件は改めて話しましょう」一方、鳳陽(ホウヨウ)酒楼では温客行(ウェンコーシン)が周絮(ジョウシュー)から借りた銭で豪勢に酒盛りを始めた。危うく無銭飲食で捕まるところだった清風(セイフウ)剣派・曹蔚寧(ツァオウェイニン)は助けてもらった2人に感謝、岳陽派へ戻って銭を持って来るという。しかし周絮は″銭は天下の回り物″だと許し、やけに愛想良く振る舞った。「清風剣派と言えば門徒を厳選するとか?全員が見目麗しく文武に秀でていると聞くが、噂通りだ」「いえいえいえ…私が一番の出来損ないでして…」面白くない温客行は顧湘(グーシアン)に銭袋を盗んだ方不知(ファンブージー)を探しに行くよう命じた。すると顧湘に一目惚れした曹蔚寧が城内を案内がてら、お供したいと申し出る。そこで周絮はついでに自分たちの来訪を岳陽派に伝えて欲しいと頼んだ。周絮の初対面での態度は温客行と曹蔚寧で雲泥の差があった。しかし周絮がいつになく饒舌だったのは、曹蔚寧を利用して趙成嶺の様子が知りたいのだと温客行は承知している。「心配するな、阿湘に申し付けてある、岳陽派に紛れ込み、お前の弟子の様子を探れとな」温客行は周絮と趙成嶺のためだと恩着せがましかったが、周絮は何か別の意図があると感じていた。趙成嶺が崇武(スウブ)殿を出ると、岳陽派の弟子・謝無恙(シエウーヤン)が追いかけて来た。「張師弟!部屋まで送ろう、賓客として扱えとの師父の命だ」すると謝無恙はまるで成嶺を連行するように腕をつかんでくる。憤慨した成嶺は客ではなく犯人のようだと腕を振り払い、2人は一触即発となった。しかし掌門の一人娘・高小怜(ガオシャオリエン)が通りかかり、事なきを得る。「私が付き添うからいいわ」小怜は成嶺を松柏(ショウハク)居に案内し、また戻って行った。中庭では成嶺と同輩の弟子たちが訓練していたが、弟子たちはひ弱そうな新入りを見て失笑する。どうやらここにも成嶺が心休まる場所はないようだ。曹蔚寧は小怜に顧湘を紹介し、周絮と温客行が到着するまで面倒を見て欲しいと頼んだ。すると小怜は快く引き受け、自分の寝殿の西側の部屋を用意すると言ってくれる。「あなたの″朋友″なら私の朋友だもの(クスッ」小怜は曹蔚寧が顧湘を好きだと分かった。そこへ侍女が駆けつける。師匠が祭礼の準備をするよう命じたと言うのだ。「じきに日が暮れるのに祭礼?どこへ行くの?」「師父が張家の師弟と五湖碑へ行くそうです」酒楼を出た周絮は温客行に別れを告げた。温客行はしつこく一緒に行くと食い下がったが、その時、まだ明るいというのに空に天灯が上がる。…天窗(テンソウ)がここでも動いたか…周絮は城外にいた役人ふうの者が天窗だったと気づき、張成嶺の身の危険を感じて岳陽派へ行くことにした。そこへちょうど顧湘が戻って来る。「良かった~間に合った!主人、潜入に成功しました!」顧湘の話では高崇がこれから張成嶺を連れて五湖碑の拝礼に行くという。すると話の途中で周絮が走り出し、温客行も慌てて後を追った。「阿湘、戻っていろ!」五湖碑は巨大な六面体の石碑だった。正面には″五湖天下盟″と彫られ、各面に門派の名前と代々の掌門の名が刻まれている。100年前、先祖たちは竹林で″桃園の三傑″に倣い五義兄弟の契りを結び、協力し合って門派を開いた。「義兄弟の絆があってこそ五湖盟の天下は守られるのだ」すると成嶺は鏡湖派の一面を見つけ、その場で叩頭した。高崇は張家の血脈を継ぐのは成嶺だけだと鼓舞、成嶺もどうやら継承者という自覚が生まれたらしい。「高伯伯(ボボ)、貴方様が盟主、盟主に従います」しかし拝礼を終えた2人が下山すると、待機していたはずの弟子たちの姿がなかった。その時、岳陽派の弟子を盾にして天窗が現れる。待ち伏せしていたのは統領・韓英(ハンイン)だった。「張家の遺児を渡せば弟子は返そう」韓英の合図で伏兵が現れた。驚いたことに伏兵は国の重要な武器とされる弩(ド)を構えている。弩の私蔵は禁止のはず、晋(シン)王は謀反でも起こす気なのか。すると高崇は命に変えても成嶺を守ろうと剣に手をかけた。韓英はついに合図の手を上げたが、その時、覆面の男が目にも止まらぬ速さで現れる。男の見事な″流雲九宮歩(リュウウンキュウグウホ)″を見た韓英は弩を制止、と同時に別の男が現れ、捕らわれの身となってしまう。統領を人質に取った周絮と温客行は岳陽派の門弟たちを解放させ、先に高崇たちを逃した。「どなたかは知らぬが感謝する、この恩はまた…」すると男の正体に気づいた韓英は配下たちにそのまま待機するよう命じ、覆面の男たちと森へ消えてしまう。周絮が覆面を外すと韓英がその場で拝跪した。「荘主…やはりあなた様でしたか!なぜ扮装もせずこんな所に?!傷の方は?」「何年も身を隠して来たのだ、もう十分だろう…」周絮は天窗が追っていたのが自分ではなく琉璃甲だったと気づいた。何でも首領・段鵬挙(ドワンポンジュー)が琉璃甲を手に入れようと躍起になっているという。しかし韓英にも詳しい理由は分からなかった。そこで荘主に忠誠を誓う韓英はどんな命にでも従うと申し出たが、周絮が退ける。今や天窗に残る自分の直属はわずか、周絮は生き延びることこそ自分への忠義だと言い聞かせた。すると温客行がなぜ張家の遺児を奪おうとしたのか訝しむ。実は鏡湖派には天窗の密偵もいた。報告では張家の父子3人が鬼谷(キコク)の拷問を受けるも琉璃甲を渡さず、恐らく遺児に託したという。どうやら鬼谷はまだ鏡湖派の琉璃甲を手に入れていないらしい。そこで周絮は自分と会ったことを忘れて普段通りに振る舞うよう命じた。「ただし手出しは控えろ…五湖盟は英雄大会の前に必ず成嶺に琉璃甲を渡せと迫るはずだ」一方、大街から戻った方不知は今日の稼ぎを確認していた。すると銭袋と一緒に琉璃甲があることに気づく。思わぬお宝に喜ぶ方不知、しかしなぜか別の銭袋から同じ形の琉璃甲が出て来た。「これはどういうことだ?」その時、戸を開く音がして…。日が暮れると周絮と温客行は暖を取った。「天窗のお偉いさんがなぜ越州でひなたぼっこしていたんだ?」「…俺は天窗を抜けた、老温(ラオウェン)、お前には借りができたな」温客行はそんな人物が張成嶺のためにここまでする理由を聞いた。すると周絮は船頭との約束を果たしても成嶺の身辺には危険が渦巻き、このまま見過ごせないという。「善行だと思ってくれ」「それもいい、だってお前は五湖盟と全く関係ないのだろう?」「…つまりお前は五湖盟に何か恨みがあるのか? そう言えば鏡湖山荘が襲われた時、お前が島にいたのは偶然か?」「偶然ではないさ…だってお前を追いかけて来たんだから♪」温客行はいつものようにはぐらかした。「お前を友人と思って聞いたんだが…」「生死を共にしたのにただの友人か?…私がお前をどう思っていると?」「知るか、下山するぞ」周絮は答えを聞かずに歩き出してしまう。その背中を見ながら、温客行は自分にとって周絮は知己だとつぶやいた。翌朝、曹蔚寧の告発で岳陽派・高山(ガオシャン)が方不知の居場所を突き止めた。しかしすでに方不知は毒殺され、机には盗品がそのまま残っている。一方、周絮と温客行は岳陽城へ戻った。すると錦筵(キンエン)坊の前で西域(サイイキ)の雑技が見られると呼び込みをしている。「切り刻まれても生き返る方術?阿絮、見てみたくないか?」温客行は自分の銭もないのに周絮を強引に引っ張って会場へ入った。異国情緒あふれる会場で西域の奇術が始まった。まず空の箱に美女が入って戸を閉め、2人の男がそれぞれ箱に剣を突き刺して行く。男たちは確かに剣が貫通していることを観客に見せると、今度は刺した剣を全て抜き出した。美女が無事に出てくるのか固唾をのんで見守る観客、その時、天井から垂れ幕が落ちてくる。…青崖(セイガイ)の鬼と泣く者は誰ぞ?……武林の至尊に誰がなるべし?…箱から飛び出して来たのは美女ではなく、何と10個の生首だった。{{{間もなく五湖盟の英雄大会、これは鬼谷からの祝いの品だ、ぶはは~!}}}悪鬼の声に観客は恐れをなして逃げ惑い、大騒ぎなった。そこへ高山が弟子たちを連れて駆けつける。岳陽派は箱の横に呆然と立っている奇術の男2人を捕縛、岳陽派が必ず真相を突き止めると民を安心させた。周絮は鬼谷が厳戒態勢の岳陽城でこれほど大胆に動いたことに驚いた。すると温客行は高崇の面目丸潰れだと揶揄し、岳陽派をたたくためなら労苦も辞さないという。「だがまだこれからだ…どうだ、この機に趙敬(ジャオジン)掌門に挨拶に行かないか?」岳陽派では生首事件で動揺が走っていた。まさかその中に岳陽派の魏(ウェイ)師弟、断剣(ダンケン)山荘の若荘主・穆雲歌(ムーユンゴー)の首があるとは…。五湖盟の怒りは頂点に達し、鬼谷に血で償わせると怒号を響かせた。すると張成嶺を送り届けた周絮と温客行が到着したと知らせが来る。2人の行方を探していた趙敬と沈慎は慌てて駆けつけ、後からやって来た高崇に紹介した。しかし高崇を前にした途端、温客行の様子がおかしい。( ತ _ತ).oO(高崇と因縁でもあるのか?周絮は感情を表に出した温客行の姿を初めて見た。高崇は自分に突っかかって来る公子に困惑し、名を聞いた。「私の名は ウ ェ ン コ ー シ ン です」しかし高崇は温客行という名に聞き覚えがない。そこで趙敬が門派を尋ねてみたが、温客行は父に教わった自己流の武芸で門派はないと答えた。「ぁ…これほど優れた英雄を育てた父君はどこの達人ですか?」「父は一介の平民で達人とは言えません、ましてや聡明だったとも言い難い 世を去り数年を経た今、高貴な方たちの記憶になど残りましょうか?」温客行の言葉にはいちいち棘があったが、その時、また弟子が息急き切って駆けつけた。「師父!大変です!また死人が出ました!」つづく(  ̄꒳ ̄)温客行の″阿絮″呼びは″絮ちゃん″とかなり馴れ馴れしいのに対し、阿絮の″老温″呼びはようやく″温さん″って感じ?どうやら老温は父絡みで高崇にかなり恨みがありそう〜
2022.06.26
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第7話「江湖の雑魚」喜喪鬼(キソウキ)・羅浮夢(ルオフーモン)の屋敷に次々と悪鬼が集まってきた。儀式に付き合わされるのは開心鬼(カイシンキ)、無常鬼(ムジョウキ)、食屍鬼(ショクシキ)、急色鬼(キュウショクキ)。すると喜喪鬼が現れ、婚礼の儀の開始を告げる。新郎は断剣(ダンケン)山荘の若荘主・穆雲歌(ムーユンゴー)、新婦は艶鬼(エンキ)・柳千巧(リウチエンチャオ)が運んできた霊位だった。その霊位には″峨眉(ガビ)派 莫燕婉(モーイエンワン)″と刻まれている。喜喪鬼は天下の浮気男を殺し尽くすことから薄情簿主と呼ばれ、穆雲歌は自分の子を身ごもった莫燕婉を殺していた。薄情簿主が開く婚儀には決まって浮気男の親しい友人10人が招待された。婚儀が終わると捕らわれていた友人たちは囲いの中に放たれ、勝ち残った者1人だけがここから出られるという。友人の中には岳陽(ガクヨウ)派の大弟子・鄧寛(ドンクワン)の姿があった。鄧寛は武林の兄弟たちに悪鬼たちと戦おうと訴えたが、命が惜しい兄弟たちはあっけなく殺し合いを始めてしまう。果たして勝ち残るのは誰なのか。旅の途中、偶然にも周絮(ジョウシュー)が入った酒楼に趙敬(ジャンジン)たちがやって来た。張成嶺(ジャンチョンリン)は師匠に似ている男に目を留めたが、素顔の周絮が師匠だと気づくはずもない。上階の個室に入った3人、すると沈慎(チンシン)は成嶺が席を外した途端、役立たずな子供だと悪態をついた。趙敬は子供の成嶺が自分たちを欺くはずがないとなだめたが、あの凄惨な現場を見た沈慎は気が早る。張家の息子たちの亡骸には拷問された形跡があり、四兄にいたっては自ら頭頂を砕いていた。鬼谷(キコク)は琉璃甲(ルリコウ)を探し出せず、自白を迫ったのだろう。「何に憑かれたのか、あいつは心を開かぬ!」その話を偶然、成嶺が聞いていた。優雅に旅を続ける趙敬を尻目に天窗(テンソウ)の統領・韓英(ハンイン)は岳陽派に到着していた。韓英は琉璃甲の情報を渡すよう迫ったが、五湖盟主・高崇(ガオチョン)はあくまで江湖の伝説に過ぎないとはぐらかす。憤慨した韓英は報復を匂わせるも、高崇は脅しに屈しなかった。「天窗がどんなに北西で幅を利かせようと、ここ南の岳陽城に君臨するのは皇帝だ!」韓英は仕方なく帰って行った。それにしても晋(シン)王はどうやって琉璃甲の件を知り得たのだろうか。高崇は万全を期するため、自ら張成嶺を迎えに行った。無事に岳陽派に到着した趙敬たち、すると掌門の一人娘・高小怜(ガオシャオリエン)が挨拶にやって来る。高崇は娘に成嶺を任せて弟子たちを下げると、趙敬と沈慎に琉璃甲の秘密が漏れていると教えた。その頃、周絮は趙敬一行が無事に岳陽派へ入ったのを見届け、安堵していた。正門を見る限り厳重に守りを固めている様子、周絮は成嶺が何とかこの災難を乗り越えて幸せになって欲しいと祈る。しかしその時、正門に出てきた弟子が何やら指で合図を送るのを見た。周絮は驚いて付近を見回すと、正門前で包子を売る露店主が同じように指を動かしている。( ತ _ತ).oO(いつから岳陽派に天窗の密偵が…何をする気だ?周絮は店じまいした店主を裏道で待ち伏せした。「晴れに傘を差し、雨に扇を開く…」「…だんな、あっしは傘も扇も売ってませんぜ」( ತ _ತ) .oO(ん?天窗ではないのか?すると店主がいきなり周絮に襲いかかってきた。あざやかな身のこなしで店主を倒した周絮、そこへ温客行(ウェンコーシン)が現れる。(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ<お見事だね~しかしその隙に店主は奥歯に仕込んであった毒を噛んで死んでしまう。温客行は死んだ店主の曲刀を見て毒蝎(ドクサソリ)だと分かった。北の天窗と南の毒蝎、どうやら二大暗殺組織が琉璃甲をめぐる争いに参入したらしい。すると周絮は温客行の腰飾りが琉璃甲だと気づいた。「面倒ごとを自ら引き寄せるつもりか?」「まさか、品行方正で温和な私が誰の恨みを買うと?…だがお前は違うようだ、ふふ」大街に戻った周絮は咄嗟に玉を売る露店で足を止めた。…あれは九爪霊狐(キュウソウレイコ)・方不知(ファンブージー)…その時、わざと人目を引くように温客行は大きな声で腰飾りを選んでくれという。呆れた周絮は黙って先を急ぐと、温客行は店主の女に声をかけた。「首尾は?」「誰にも見つかっていません」「よし、舞台は整った、天窗と毒蝎と五湖盟、″江湖の雑魚″どもの競演だ…ふっ」すると書生が客を装って現れ、温客行と肩がぶつかった拍子に琉璃甲を奪って消えてしまう。同じ頃、顧湘(グーシアン)は酒楼で独り頭を悩ませていた。…岳陽派に潜入しろだなんて、主人はあんまりだわ…皇宮より守りが堅い岳陽派、主人が到着したら何と弁解すればいいのだろう。その時、ちょうど音楽が終わり、流しの楽師が聴きたい曲がないかと募った。すると酔った男たちが楽師の娘に目をつけ、酌をさせようとする。そこで顧湘は自分が代わりに相手をすると持ちかけ、娘を逃して男たちを引っ叩いた。憤慨した男たちは顧湘に襲い掛かったが、手練れの顧湘にこてんぱんにやられてしまう。「もう帰るの?!いつでも歌うわよ~!」「ここは五湖盟の縄張りだぞ!覚えてやがれ~!」そんな豪快な顧湘に見とれる公子がいた。「何見てんのよ!」「いや、君に是非、ご馳走したくて!」清風(セイフウ)剣派・曹蔚寧(ツァオウェイニン)は料理を勧め、何も取り柄がないが、食通だと言った。しかし早速、報告を受けた岳陽派・祝邀之(ジューヤオジー)が駆けつける。「なぜ狼藉を働いたのか説明を…」「ちょっと!それより流しの娘を辱めた理由を説明するのが先でしょう?」曹蔚寧は確かに顧湘が娘を助けたと証言、驚いた祝邀之は六子(リウズー)を叱責し、門弟ではないが必ず報いを与えると約束して引き上げた。周絮と温客行は鳳陽(ホウヨウ)酒楼に入った。ここは江湖の者が集まる酒楼、どんな情報も手に入る。席についた周絮は早速、杯に箸を渡し、その上に突き出しの木の実をひとつ置いた。すると給仕が注文を受けにくる。「新茶はあるか?…生米と炒めた茶をくれ」「城内にはありません、城外に届いたそうですが、役人専用だとか…」給仕は周絮から大きな銀子をもらい、嬉しそうに戻った。「感謝します!少々お待ちを!」すると温客行が不思議そうに尋ねる。「阿絮、今のやりとりは何かの暗号か?」「江湖の合言葉を知らぬのか?」「まっまさか~お前を試したんだ」その時、2階から聞き覚えのある声が聞こえて来た。顧湘はなぜ祝邀之が曹蔚寧に丁重に応対したのか分からなかった。実は曹蔚寧の師匠と盟主は気心の知れた仲で、岳陽派の弟子とは顔見知りだという。そこに温客行が不機嫌そうにやって来た。顧湘は自分の主人だと紹介したが、曹蔚寧は予想外だったのか目を丸くする。「何よ?侍女を軽蔑するの?」「まさか!てっきり君は武林の達人の弟子か、名家の令嬢かと思ったが…それは良かった」すると温客行は阿湘に馴れ馴れしい男を早々に追い払ってしまう。顧湘は主人が独りでいることに驚いた。「あれ?…あの病鬼はどこです?」「気になるのか?まさか婿にしたいと?」「イヤイヤイヤ~知ってます?あの男、人知れず鬼より怖い目つきをするんですから~」「ではなぜ気にかける?」「…あの男がいると、主人が人間らしくなります」思いがけない阿湘の言葉に息をのむ温客行、その時、階下から給仕の怒号が聞こえた。「高貴な身なりなのに食い逃げか?!」曹蔚寧はいつの間にか銭袋を失くしていた。顧湘は自分が払うと申し出たが、温客行は女子に払わせるわけにいかないという。(  ̄꒳ ̄)_<阿絮、銭袋を貸してくれ( ・`ω・´)<自分のがあるだろう?しかし温客行は露店である書生にぶつかられ、その際に盗まれたと話した。曹蔚寧はふと自分も書生とぶつかったことを思い出し、あの時に盗まれたと気づく。( ゚д゚)<青い衣を着たつり目の肌の白い書生じゃありませんでしたか?周絮は方不知だと教えたが、銭を貸すのは嫌だと拒否した。「主人?その男は誰ですか?私が払いますから~」顧湘は男を確認しようと周絮の席までやって来た。「にっ!にっ…まさか…信じられないわ!本当にあの病鬼なの!」驚いた顧湘は思わず周絮の美しい顔を触ったが、周絮は怒らなかった。「阿絮、私が触れると殺気立つくせに、なぜ抵抗しない?」「…それはな?お前が魅力的な娘ではないからだ」周絮は騒ぎを収めるため仕方なく銭袋を温客行に渡した。「利息もつくからな、1日1厘(リン)だ」温客行は小金持ちの周絮から銭を借り、給仕に大きな銀子を渡した。「釣りはいらぬから、特上の宴席を用意してくれ」つづく( ̄▽ ̄;)名前が…全く覚えられないのでカナ読みしてます
2022.06.25
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第6話「酔生夢死」幻覚に惑わされた温客行(ウェンコーシン)を追って前庭へ戻った周絮(ジョウシュー)。すると棺に隠れていた長舌鬼(チョウゼツキ)が飛び出した。2人を見た長舌鬼はいささか驚いたが、ともかく邪魔者は始末しなくてはならない。「お前たち!さっさと殺ってしまえ!」長舌鬼が鈴を鳴らすと続々と化け物が現れ、周絮と温客行はあっという間に囲まれた。するとついに周絮が剣を抜いて応戦、なかなか正気に戻らない温客行の背中を少し刺してしまう。( ๑≧ꇴ≦)<痛っ!倒しても倒しても増え続ける化け物たち、しかし温客行は相変わらず何もせず静観していた。やがて周絮は化け物の毒に当たり、地面に倒されてしまう。…まさかこんな無様な最期の迎えることになるとは…その時、温客行が扇子をひと振りして化け物を吹き飛ばし、長舌鬼にとどめの一撃を放った。温客行は阿絮を抱えて趙(ジャオ)氏義荘から脱出した。川辺まで辿り着いた2人、すると周絮は目が覚めたことを隠していた温客行に怒りをあらわにする。「そう怒るなって…惑わされたのは本当だ」「このクソッタレめ!」周絮は悪態をつく自分に思わず失笑し、解毒薬を飲んだ。「薬人(ヤクジン)の身体は毒まみれだ、念のためお前も飲んでおけ」「あの化け物、薬人って言うのか?」「俺も書物で読んだだけだ、鍼を打って人の意識や五感を操り、毒薬で皮膚や骨を硬くする 生身の人間を怪力の化け物に作り変え、意のままに操るとか…匕首はあるか?」周絮は自ら腕の傷を切り裂き、毒を吸い出した。すると温客行がいきなり周絮を点穴して動きを封じ、背中の傷を処置してやる。「よし、これでいいぞ…ふふ 阿絮、お前の扮装の腕も今ひとつだな、顔と首までは変えたが身体にまで気が回らなかったか」周絮は動揺を隠せず、慌てて衣服を整えた。「阿絮、一体、何から逃げているんだ?…だが私からは逃げられんぞ まぁ私と共にいればもう扮装の必要はない、無敵だからな~」温客行は素顔を見せて欲しいと頼んだが、周絮はそれがどんなに危険なことが分かっていた。「俺の素顔を知る者はほぼ死に絶えた…」「問題ない、私は怖がりだが死だけは怖くない」温客行は何としてでも周絮の素顔が見たくなり、しつこく追いかけ回した。2人の攻防は続いたが、やがて周絮は温客行の術中にはまり川へ落下してしまう。これで扮装も剥がれる、そう思った温客行は楽しみに待っていたが、周絮は一向に上がって来る気配がなかった。流石に不安がよぎり川に飛び込む温客行、すると水中でふいに誰かが肩を叩く。温客行は驚いて振り返ると、素顔に戻った周絮がいた。周絮と温客行は岸に上がり、衣を乾かしながら暖を取った。すると温客行が趙氏義荘で手にれた纏魂糸匣(テンコンシコウ)を見せる。纏魂糸匣は言わずと知れた吊死鬼(チョウシキ)の暗器、しかし周絮はあの悪鬼が別人だと気づいていた。「奴は若すぎる、吊死鬼とは親子ほども年が違う…本物はどこにいるんだ? …だいたいなぜニセの吊死鬼を殺した?奴に聞けば謎が解けたのに…」「好奇心が先走ると判断を誤るぞ?」とは言え初めて見る纏魂糸匣に興味津々の周絮、そこで温客行は独りで食料を捕りに行くことにした。…周子舒(ジョウズーシュー)、あいつはやはり周子絮だったか…その頃、趙氏義荘では見事な琵琶の音が流れていた。前庭ではその魔音に操られ、薬人たちが大人しく整列している。すると鬼谷十大悪鬼・無常鬼(ムジョウキ)が祠堂へやって来た。魔音を奏でていたのは毒蝎(ドクサソリ)の首領・蝎王。無常鬼は蝎王から薬人を操る技を伝授してもらった長舌鬼を羨んだが、実は長舌鬼が何者かに殺され、纏魂糸匣まで不明だと知る。焦った無常鬼は確かに琉璃甲を奪って長舌鬼に託し、今まで傲崍子(アオライズー)たちの死体の始末で三白(サンパク)山荘にいたと釈明した。「蝎王、あなたが朝一番で受け取っていたらこんなことには…」「…私が遅かったせいなのか?」「まさか、恐れ多い…」「ばーら(罢了)」実は蝎王もまさかこれほどの障害が突破されるとは予想外だった。(  ̄꒳ ̄)<盛り上がってまいりました~🦂ボロロン~♪一方、周絮は纏魂糸匣を開けることに成功、驚いたことに中から琉璃甲が出てきた。そこへウサギを捕った温客行が帰って来る。周絮はためらいもなくウサギと琉璃甲を交換、ウサギの方が腹が膨れると笑った。「そんな不吉な物は要らぬ」「不吉なものを俺に押し付けるのか?ふふ」「いらないなら捨てればいいさ」しかし温客行は阿絮からもらった初めての贈り物を大切にすると言った。果たしてこの琉璃甲は趙敬(ジャオジン)のものなのか、張成嶺(ジャンチョンリン)のものなのか、はたまた丹陽派のものなのか。翌朝、張成嶺はまた朝食が喉を通らず、目も真っ赤で泣き腫らしたようだった。すると趙敬と沈慎(シェンシェン)が現れ、岳陽派に出かける前に鏡湖山荘で何があったのか、成嶺を送ってきた2人は何者か教えるよう迫る。成嶺は趙敬と沈慎を警戒、あの日は極度の緊張で熱にうなされ、目が覚めるとすでにあの二人がいたと嘘をついた。「成嶺や、この敵は必ず討つ、私と沈慎は父君の義兄弟だ 過去に誤解もあったが、絆は断っていない…お前は我が子同然だ」「二兄?急がねば!琉璃甲は5個のうち3個が奪われた、二兄と陸太冲(ルータイチョン)のは鬼谷が奪った 早く確かめなければならぬのに…チッ!コイツときたら…」しかし趙敬はまだ幼い成嶺をかばい、あとは岳陽(ガクヨウ)の盟主に任せると言った。周絮と温客行は再び趙氏義荘を調べることにした。しかしまだ数刻しか経っていないというのに、昨夜の痕跡が嘘のように消えている。周絮は急いで森へ戻ったが、すでに宋懐仁(ソンホワイレン)や于天傑(ユーティエンジエ)の亡骸も消えていた。すると温客行はあの香が何かと尋ね、自分も解毒薬が欲しいという。「酔生夢死(スイセイムシ)だ」…なぜ酔生夢死が湖州にある?まさか天窗(テンソウ)と鬼谷が通じていると?…周絮は傷がついた竹を見ながら首を傾げた。「阿絮、無視するなよ~好きなものと交換してもいいぞ?」「あの香の幻覚の中では心から渇望するものを見る…ある人の名を呼んでいたな?何を見た?」…この男は謎だらけだが、四季山荘も熟知している、我が一門と何の因縁が?…温客行はいつもの調子ではぐらかしたが、急に真面目な顔になった。「お前に嘘はつきたくない…」そこで周絮はあえて酔生夢死のことを教えた。「酔生夢死は忘憂(ホウユウ)草を主原料とする秘薬だ ほんのわずかでも人は7日ほど昏睡に陥る、しかも良い夢をみながら… 義荘で使われた香もほぼ同じ成分だろう だが俺が作った物より効果が激しく、幻覚を起こしたんだ 製法は昔から伝わるが、香に改良したのは俺だ、薬性を抑え、眠りを助けるためにな だが中原(チュウゲン)に忘憂草はなく、入手経路が分からない」「良い名だな~長い夢から覚めぬのも良いかもな~」(¬_¬)))<じゃあ一生、見てろ(੭*ˊ꒳ˋ)ノ<阿絮~!三白山荘に天窗の統領・韓英(ハンイン)が訪ねてきた。しかし趙敬は沈慎たちとすでに岳陽へ出発、五湖盟は7月の英雄大会で鬼谷の討伐を協議するという。「張家の遺児も一緒か?」その様子を遠目から周絮と温客行が見ていた。どうやら天窗も琉璃甲を狙い始めたらしい。「英雄大会か…にぎやかで楽しそうだな、見物に行こう!」温客行は阿絮が岳陽へ行くつもりだと分かっていた。五湖盟は何としてでも成嶺をつなぎ留めたいはず、か弱いヒナには止まり木もなく、周りは狐より狡猾な犬だらけ、阿絮はさぞや気が気でないだろう。周絮は趙敬たち一行の後をつけながら、張成嶺を見守っていた。それにしても趙敬は旅も贅沢、旅の道連れとなった華山(カザン)派の掌門・于丘烽(ユーチウフォン)と断剣(ダンケン)山荘の荘主・穆思遠(ムースーユエン)は息子の一大事も知らず楽しんでいる。一方、温客行は街の装飾店で琉璃甲の偽物を30個作るよう頼み、顧湘(グーシアン)が待つ屋敷へ戻った。すると顧湘は急色鬼(キュウショクキ)から救った妓女の姉妹・紅露(ホンルー)、雲栽(ユンザイ)と遊んでいる。「お前は谷を出た途端、羽目を外して遊んでばかりだ」「主人、2人は孤児で帰る家がないんです、ここに置いてあげてもいいでしょう?!」そこで温客行は2人を自分ではなく顧湘の侍女ならと認めたが、ただしその結果も自分で引き受けるよう釘を刺した。温客行は姉妹を下げてから偽物の琉璃甲を見せた。実は顧湘に2つ仕事を頼みたいという。「1つ目はなるべく早くやれ、2つ目は腰を据えてやらねばならん」つづく‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/›› 蝎王来たわ~!
2022.06.24
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第5話「梟の笑い」丹陽(タンヨウ)派の琉璃甲(ルリコウ)を狙って緑柳(リューリゥ)、桃紅(タオホン)夫婦と大孤山(ダイコザン)派の掌門・沈慎(シェンシェン)の手合わせが始まった。泰山(タイザン)派の掌門・傲崍子(アオライズー)はその隙にじりじりと後退したが、緑柳たちが早々に退散し、逃げるきっかけを失ってしまう。彡ピューッ!<彩雲は散り、琉璃は砕けた~わははは~沈慎!今に見ておれ~!沈慎は桃紅が去り際に放った暗器で手を切ったが、かすり傷だった。すると今度は丹陽派の弟子2人を巡って沈慎と傲崍子が一触即発となってしまう。しかしちょうどに太湖(タイコ)派に助けを求めに行った清華(チンホア)が掌門たちを連れて戻って来た。趙敬(ジャオジン)はこの機会に泰山派を三白(サンパク)山荘に招いた。しかし傲崍子から丁重に断られてしまう。江湖での人望が厚い傲掌門、趙敬は客人たちの前でもめるのは不都合と考え、沈慎をなだめて穏便に見送った。その夜、趙敬は鏡湖(キョウコ)派の遺児・張成嶺(ジャンチョンリン)のため璟瑞殿で盛大な歓迎の宴を開いた。成嶺を無事に送り届けた周絮(ジョウシュー)と温客行(ウェンコーシン)は上座で歓待されたが、周絮はあまりの豪華さに目を見張る。…天窗(テンソウ)の資料によれば趙敬は前任の浙西(セッセイ)観察使に婿入りし、富を得たとか…ここまで太っ腹だとはな、孟嘗君(モウショウクン)と称されるだけある一方、難局を乗り切った泰山派はふもとの町にいた。しかしすでに内息が枯渇している傲崍子が激しく咳き込み、ひとまず軒先で休むことにする。そこへ断剣(ダンケン)山荘の若荘主・穆雲歌(ムーユンゴー)が助けを求めて走って来た。「誰か~!鬼女に追われているんだ!殺される!」すると女の笑い声と共に空から冥銭が降って来る。「…離恨(リコン)天にある薄情簿には移り気なお前の名が記されているわ 穆雲歌、お前の命は今日までよ?こちらへ!」女は正体も現さず、穆雲歌の首に布を巻きつけ、あっさり連れ去った。薄情簿と言えば薄情簿主の喜喪鬼(キソウシ)・羅浮夢(ルオフーモン)。驚いた傲崍子は弟子たちに逃げるよう命じ、独りで助けに向かった。(」゚ロ゚)」<師父ーっ?! ピューッ!ε=ε=ε=ε=┌( °◊° )┘張成嶺はまだ幼く、酒が飲めないこともあって早々に部屋で休むことにした。一方、沈慎はすっかり泥酔し、見兼ねた趙敬は岳陽(ガクヨウ)派・宋懐仁(ソンホワイレン)に寝所へ送って欲しいと頼む。沈慎は寝床に入るとそのまま眠り込んだが、宋懐仁が部屋を出ると途端に目を開けた。その頃、周絮は回廊に出て独り酒を飲んでいた。すると偶然、華山(カザン)派の掌門・于丘烽(ユーチウフォン)の息子・于天傑(ユーティエンジエ)が趙敬の寝殿に潜入するのを目撃する。…五湖盟は腹を探り合い暗闘している、何をするつもりだ?…酒の肴に成り行きを見守る周絮、しかし外に出て来たのは覆面をした黒装束の男だった。于天傑は慌てて曲者を追いかけ、2人はそのまま山荘を出て行ってしまう。宴もたけなわ、客たちもすっかり酔いが回った頃、突然、鬼の声が響き渡った。{{{やましいことがなければ鬼は訪れぬ、五湖盟は多くの悪事を働いた、鬼の訪れだぞ!}}}すると山荘正門に吊るされた傲崍子と弟子2人の無惨な遺体が発見された。騒ぎに気づいた周絮はすぐ正門へ駆けつけた。師兄の死に慟哭する于丘烽、3人の遺体には鬼谷十大悪鬼・開心鬼(カイシンキ)の印が残され、やはり冥銭が舞っている。すると周絮は何かを思い出し、急いで走って行った。趙敬も山荘の中に張成嶺を残して来たことを思い出し、罠だと気づく。「しまった!」しかし怡月(イゲツ)軒で襲われた成嶺を助けたのは温客行だった。温客行の話では鬼面をつけた男が成嶺をさらおうとしたが、攻撃したところ逃げてしまったという。一方、喜喪鬼に連れ去られた穆雲歌は度秋聲(タクシュウセイ)の寝台で目を覚ました。すると自分の子を身ごもり始末したはずの莫燕婉(モーイエンワン)が現れ、恐怖のあまり失神してしまう。燕婉に化けていたのは鬼谷十大悪鬼の艶鬼(エンキ)こと柳千巧(リウチエンチャオ)、柳千巧の扮装は神業だった。「これに懲りて2度と浮気心など起こさないはずです」侍女たちは泡を吹いて倒れた穆雲歌を見て大笑いした。周絮は張成嶺が眠ったのを確認し、黙って出て行くことにした。しかしふいに成嶺が目を覚ます。「師父…」「2度と師父と呼ぶな、約束通りお前を三白山荘へ送り届けた、俺たちの縁はここまでだ」成嶺は急に心細くなり、鼻をすすった。「男だろ?今後はもう泣くな」「泣きません!血を流しても涙は流さない…」必死に涙をこらえる成嶺、すると周絮はいたたまれなくなって出て行ってしまう。中庭へ出た周絮はふと師弟のことを思い出した。『いいか?男なら泣いちゃダメだ…』『分かった…師兄が泣かないなら僕も頑張る』成嶺の姿に亡き秦九霄(チンジウシャオ)の姿が重なり、周絮はこのまま成嶺を放っておけなくなった。そこで琉璃甲について調べようと趙敬の寝殿へ向かう。音もなく屋根に上り瓦を1枚だけ外す周絮、すると殿内では趙敬と沈慎が何やら揉めていた。山荘での騒ぎに乗じ、琉璃甲があっけなく盗まれていた。趙敬の話では密室の扉は天機鎖(テンキサ)で封じおり、外部の者が開けることは不可能だという。「恐らく内通者がいる、だから時機を見計らえたのだ」(´◔_◔)ん?.oO(于天傑が追ったのが盗人か?一体、誰だ?すると沈慎は苛立ちを隠せず、脇が甘過ぎると叱責した。「丹陽派が途絶え、鏡湖派が滅び、泰山派の掌門が死んだ… これで鬼谷が5つの琉璃甲のうち3つを得たのだぞ?!」(´⊙_⊙)ぉ.oO(琉璃甲は5個か?義兄弟たちが分けて持っていたとは趙敬は自分の情けなさを嘆きながらも、本当は何もいらなかったと訴えた。「ただ張家の皆が息災で、義兄弟と容(ロン)大哥が無事なら満足だった こんなことになるなら武庫など建てなかったのに… 五弟、お前の琉璃甲を出してくれ、壊してしまおう!1個でも壊せば武庫は2度と開けられぬ 太平の世が来るのだ」「何を血迷っているんだ、二兄!武庫のために大勢の仲間が死んでいった 琉璃甲を壊せば皆は無駄死にとなるぞ?!」( ー̀ωー́ )_■ソーッ!@瓦<何者だっ!その時、一足先に逃げて行く温客行の姿を見つけた。( ゚ロ゚)!!.oO(え?!俺でもいたの気付かなかったわ~趙敬と沈慎は慌てて外へ飛び出したが、周絮が投げた煙玉で曲者を見失ってしまう。温客行は周絮が追って来ることに気づき、深い森へ舞い降りた。「2人を阻んでくれて感謝するよ、阿絮…普段は冷たいのに守ってくれるとはな~ふふ」温客行は成嶺が五湖盟の餌食にされないよう周絮が琉璃甲の来歴について調べていたと分かっていた。思いがけず本音を見抜かれ気まずそうな周絮、するとふいに血が滴り落ちて来る。血が嫌いな周絮は不機嫌そうな顔で見上げると、大木の枝に仕掛けられた纏魂糸(テンコンシ)に絡まって死んでいる于天傑がいた。↓こんなに泥棒ヒゲだった?w周絮の予想通り、その先には覆面の曲者が倒れていた。早速、覆面を外してみると、沈慎を寝所へ送って行った宋懐仁だと分かる。「回し者というのは高崇(ガオチョン)が送り込んだ弟子だったか…」大方、于天傑の剣法・太岳三青峰(タイガクサンセイホウ)で殺されたと考えるのが妥当だろう。すると温客行は否定した。「違うな、致命傷はこの傷だ…でもどんな武器で攻撃されたのだろう?」温客行が扇子で指し示した傷は鉄鉤(テツカギ)に見えたが、周絮にも何の武器かは分からない。その時、どこからともなく梟(フクロウ)の鳴き声が聞こえた。「阿絮、知っているか?俗説では梟が笑うと死人がでるとか… ある子供が聞いた時には十数人の村人が亡くなったらしいぞ?」しかし阿絮は一笑に伏した。周絮と温客行はその先にある趙氏義荘にたどり着いた。早速、門に纏魂糸が仕掛けられていたが、2人は危ないところで身をかわす。前庭には所狭しと並ぶ棺、2人はその間を通り抜けて祠堂に入った。しかし誰もいないはずの祠堂はこうこうとろうそくが灯り、火をつけたばかりの線香が手向けられている。2人は手分けして付近を探ることにしたが、すでに罠に掛かっていた。温客行は廟で棺に手を合わせる参拝者を見つけた。そこで扇子で肩を叩いてみると、若き頃の父・温如玉(オンルーユー)が振り返る。「爹(ディエ)?!」温客行が驚愕している頃、周絮は中庭で雪だるまを作っている師匠・秦懐章(チンホワンジャン)と師弟・秦九霄の姿を見つけた。当時を思い出し恍惚とする周絮、しかしふとおかしいことに気づき、剣に手をかける。周絮は咄嗟に自分の手を切り、血をつけた剣で師匠を刺した。すると急に現実に引き戻され、師匠だと思っていたのが薬人(ヤクジン)だと分かる。そこへ様子がおかしい温客行がやって来た。「老温(ラオウェン)よ、目を覚ませ!幻覚だ!」周絮は酔生夢死(スイセイムシ)の香のせいで幻覚を見たと気づいた。周絮は温客行の目を覚まさせようと薬を飲ませた。「これ甘いのか?…グビッ…ゥッ…周子舒(ジョウズーシュー)!だましたな?!娘(ニャン)に言う!」怒った温客行は中庭へ向かったが、周絮は呆然となった。…今、私を何と?なぜ私の名を知っている?…つづく(  ̄꒳ ̄)″老温″呼びってこれが初めてだよね?合ってるのか?w
2022.06.23
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love最終話「ずっと一緒に」卓依風(ジュオイーフォン)は両親の死の真相を知り、翌日、欧陽(オウヤン)社を退職した。モニカ(莫妮卡)は欧陽予(オウヤンユー)の指示通り書類を作成したが、依風に研究基金の管理を任せるだけならまだしも、株式の譲渡はさすがにやり過ぎだと困惑する。しかし欧陽予の決意は固かった。「私が渡米した後、彼女に書類を送ってくれ、それまでは内密に…」実は欧陽予も妹が蘇牧雲(スームーユン)に惹かれたように、初めて出会った依風を一目で気に入っていた。それはまだ幼い頃、父と妹と一緒に蘇家を訪ねた時のことだ。「これが自分にできる最後の償いだ…」欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)は顔に怪我を負ったが、ようやく自分の過ちに気がついた。「哥…ごめんなさい」「生きていれば間違いも犯す、ただ自分の間違いに責任を持たなくては…もう手放すんだ」「後悔してる…」「お前には哥がいるよ」↓最終話の典型w依風は蘇父母への誤解が解け、久しぶりに家族4人の食事を楽しんだ。仲むつまじい牧雲と依風の姿に目を細める蘇父母、しかしそんなある日、帰国した楽堤胤(ローディーイン)が危険だと連絡が来る。依風と牧雲は血相を変えて病院へ駆けつけた。すると堤胤は全て覚悟したように、高校時代に撮り溜めておいた依風の写真と手紙を渡す。「小風…疲れたから休むよ…」牧雲は悲しみに暮れる依風を連れて病室を出た。…小風、君は僕の唯一の友達だ、君が強くなるのをずっと見て来た、今の活躍は努力のたまものだよ…一番、大切なのは自分らしく生きることだ、愛は素直に受け止めて…蘇牧雲は良い人だから離しちゃダメだよ、一日一日を楽しんで過ごしてね、後悔しないようにそれから1ヶ月が経った。今日はAIロボットコンテストの授賞式。依風も秦堯(チンヤオ)や柳子慧(リウズーフイ)、林迪(リンディー)と一緒に会場で最優秀設計賞を受賞した牧雲の雄姿を見守る。すると牧雲は受賞スピーチで依風への想いを全て告白した。「技術は願望から生まれるものであり、最たる願望は愛だと思います 愛を知らなかった私はいつも彼女に食事を作らせた 赤点を取りたくなければ私に教えを請えといつも馬鹿にしていました 友だちも作らせず、私の世話をしろと連れ帰ったものです 彼女を独占したかった、一緒にいたかったから…でもそのせいでいつも怒りを買っていた そして大人になってようやく気がついたのです 愛するということは彼女の時間を奪い、友だちを作らせず、真実を隠すことではない 彼女と素敵な時間を過ごし、彼女の友を自分の友だと思い、喜怒哀楽を共有すること、 大事にして守り続け、尊重することなんだと… これからは長い人生を彼女と共に歩めます ジュオイーフォン、本当は君の料理が世界一美味い! 俺の中の君はずっとまばゆく輝いていた、誰かに奪われないか心配で仕方がないんだ」牧雲は依風を壇上へ引っ張り出すと、ついにプロポーズした。「覚えているか?俺の7歳の誕生日に約束したことを… あれから5781日934分(時計を見る)と12秒経った…愛している、結婚してくれ」牧雲はひざまずいて婚約指輪を出したが、さらなるサプライズが待っていた。「小風!」「どうしてここに?!」堤胤は改良版の薬で回復したことを報告、実は牧雲から依風を驚かせたいと連絡があったという。( ತ _ತ)<で、ポロポーズの返事は?(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン↓こんなところでチュー依風と牧雲は堤胤を見送りに出た。依風は最後に堤胤と抱き合おうとしたが、牧雲に止められてしまう。( ー̀ωー́ )<俺が…牧雲は依風の代わりに堤胤を抱きしめた。「彼女を頼んだよ」「分かってる」会場をあとにした牧雲と依風、すると依風がタクシーで帰ろうと言った。「大丈夫、あなたがいる、あなたは最強の安定剤よ!」しかし依風はタクシーが発進すると緊張し、落ち着かなくなってしまう。その時、牧雲が依風の手を握りしめ、励ました。依風は不思議と不安が消えていくのを実感し、車恐怖症を克服したと実感する。「…もう大丈夫」笑顔を浮かべる依風、すると牧雲は思わず依風に口づけした。←イヤイヤイヤ…欧米か?!一方、子慧はスマホに収めたプロポーズの場面を見直しながら、幸せな気持ちで歩いていた。そこへ急に横暴な父から連絡が来る。📱<張(ジャン)社長の息子が会いたがっているから来なさい「だが断る!」📱<来ないと感動、いや勘当するぞ!「分かったわ…でも後悔しないでね」すると林迪が現れ、もう一度やり直そうと訴える。しかし子慧は拒否し、新しい恋人がホテルで待っていると嘘をついてタクシーに乗り込んだ。林迪は車で子慧のタクシーを追いかけ、駐車場で待った。するとレストランから子慧と柳父が出て来るのが見える。「息子さんに酒をかけるとは!」「あんなクズ、酒をかけられて当然よ!」柳父はすぐ戻って謝れと叱ったが、子慧はそれでも実の父かと言い返した。その時、車寄せに高級外車に乗った林迪が現れる。林迪は子慧の恋人だと自己紹介、子慧を車に乗せた。「今後は私に連絡を…」子慧は林迪がてっきり車を借りたと思っていた。しかしよくよく聞いてみれば高級車は林迪の所有だと分かる。実は林迪は御曹司だった。林迪は親が金持ちなだけだと言ったが、子慧は急に車を降りてしまう。林迪は子慧を追いかけ、プロポーズした。「俺が温かい家庭を築いてやる、ずっと離れず、そばにいて、君を守り、尊重し、大切にする 最高に可愛い君を手放したくない 俺の前ではわがままを言ってもいいし、泣きわめいてもいい、君の全てを愛しているから」すると林迪は子慧を抱きしめた。「もう辛い目には遭わせないよ」「どの口が言ってるんだか…」素直になれない子慧だったが、林迪はそれが了承の言葉だと知っていた。↓お前たちもか!依風は蘇家のマンションへ戻り、また牧雲と同居することになった。しかし今や2人は婚約者同士、牧雲は依風を抱き上げてベッドに連れて行ったが、肝心な時に蘇母が入って来てしまう。「あ~ごめんなさい…続けて続けて!ふふふ(バタン!」蘇母は後から来た蘇父を連れて帰ったが、急に恥ずかしくなった依風は逃げるように自分の部屋に戻ってしまう。↓もう18禁になりつつあるw牧雲はまた研究室で忙しい毎日に戻った。そんなある日、マンションへ帰ると、ウエディングドレスを着た依風が待っている。「迷いに迷ってこのドレスに決めたわ」「想像よりずっときれいだ…ありがとう、俺を世界一の幸せ者にしてくれて」「いいえ、幸せ者なのは私よ」↓ちゅーるちゅーるわんちゅーる~♪ふたりは新婚旅行へ出かけた。依風はようやく牧雲からもらったワンピースを着てくれる。しかし牧雲は相変わらず独占欲が強く、依風が持って来たぬいぐるみにまで嫉妬していた。「俺とこのぬいぐるみ、どっちを取るんだ?!」「それは…ぬいぐるみ」「何だと?!」↓もはや欧陽兄妹がまともに見えるレベルw『ムーユン…願い事をして』『ずっと一緒にいたい』「どうすれば一緒にいられるの?』『うーん…分かった!パパとママみたいに結婚すればいい』『うん!』おわり( ๑≧ꇴ≦)キィャアー!堤胤!無事だったぁぁぁぁ~! ←やっぱりそこwそれにしても最後の2話で怒涛のチュー攻撃古装にもチューさせときゃいいだろう的ジャンルあるけど、何だかな…( ̄▽ ̄;)でもおかげで英気を養えたみたい、武侠もの見ようっと♪
2022.06.22
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第23話「契約書の真実」卓依風(ジュオイーフォン)と蘇牧雲(スームーユン)を仲直りさせるため、2人を食事に呼び出した柳子慧(リウズーフイ)と林迪(リンディー)。しかし2人は険悪なムードのまま、仲直りする様子はなかった。林迪は仕方なく牧雲を外へ連れ出し、何があったのか聞いてみる。その時、スマホの着信に気がついた。林迪はひとまずチェックしてみたが、画面を見て顔色が一変、慌てて戻ってしまう。依風を説得するはずが飲みすぎて逆に介抱されている子慧、そこへ林迪がいつになく怖い顔で現れた。「教えてくれ、これは何だ?」スマホの画面には子慧が以前、フリマに出品したバッグがある。依風は咄嗟に誤解だと子慧をかばったが、林迪のショックは大きかった。「俺が贈ったバッグを転売したのか?!」「プレゼントで気を引こうとしたのはそっちでしょう?!」「どうせ俺はただの便利な男だよ!」酔っていた2人は大げんかになり、子慧は二度と現れるなと捨て台詞を吐いて帰ってしまう。結局、この夜、依風は子慧を、牧雲は林迪を慰める羽目になり、2人の誤解は解けないままだった。牧雲が開発するAI家事システムは順調に思われたが、実用化にはほど遠かった。このままでは資金提供も終わってしまい、プロジェクトも頓挫してしまう。牧雲は依風のことが気がかりだったが、再び研究室に閉じこもりきりになった。そんなある夜、林迪が差し入れを持って研究室にやって来る。実は怒った子慧が仕事部屋の鍵まで交換、追い出されてしまったのだ。「よく考えずに責めるからだ…」「お前こそどうなんだよ?」一方、子慧は悲しみを紛らすように化粧品のライブ配信を行なっていた。林迪は子慧にバレないよう牧雲からスマホを借りてチェックしたが、自分とは対照的に元気そうだ。「おい、見てくれよ、これが傷ついているように見えるか?」すると子慧がちょうどお勧めのペンダントを紹介した。📱<親友にプレゼントしたら大喜びだったの~!牧雲は依風のネックレスが欧陽予(オウヤンユー)からではなく子慧からの誕生日プレゼントだったと気づき、急に機嫌が直った。子慧は憂さ晴らしに依風をコスプレパーティーに誘い出した。仕事で疲れている依風は気乗りしなかったが、子慧のため付き合うことにする。そうとは知らず牧雲はマンションに依風を訪ねていた。どうやら留守だと分かりスマホで現在地を探す牧雲、すると子慧がアップした画像を発見する。牧雲は慌ててパーティー会場に駆けつけるも、コスプレしていないため入れなかった。仕方なく衣装を借りようと会場を飛び出したが、運悪く原付と接触してしまう。その頃、依風は子慧がトイレから戻るのを独りで待っていた。すると勘違い男が現れ、依風に言い寄ってくる。しかし仮面をつけた黒づくめの牧雲が颯爽と現れ、まるで王子様のように依風を連れて会場を出て行った。牧雲は2度と出会い系パーティーに来るなと叱り、依風を壁に押し付けて強引に口づけした。「誰にも渡さない」驚いた依風は牧雲を突き放したが、牧雲が急に足を押さえて動けなくなってしまう。牧雲は原付とぶつかって怪我をしたが、急いでいたため、そのまま何もしていなかった。↓何となく今さら感の壁ドン!依風は牧雲を送り届け、足の手当てをした。「まだ痛む?」「いいや」すると牧雲は依風の腕を引っ張り、ソファーに押し倒してしまう。依風の首にはネックレスがあったが、ペンダントヘッドは牧雲が贈ったあのペアリングだった。「…これが一番、似合っている」牧雲は依風に唇を重ね、2人は久しぶりに一緒の時間を過ごした。翌朝、牧雲が起きるとすでに依風が朝食を準備していた。「朝は俺が…」「アピールしたいなら家事を全部やって、マメな男は好かれるものよ?ふふ」( ー̀ωー́ ).oO(なるほど…ロボットにも通じるな牧雲は早速、教授に家事ロボットの新たな方向性を示した。「今のシステムは複雑で冷たい、受け入れられやすいよう簡略化します まず家族の一員となるよう名前をつけました、蘇小愛(スーシャオアイ)です!」牧雲は次のコンペまでの2週間で何とか改良すると自信を見せた。するとそこへなぜか欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)が現れる。実は教授が忙しい牧雲のため頼んだ助手だった。( ̄▽ ̄;)どの辺がロボットに通じたのか分からん牧雲は教授からの推薦のため、むやみに晴雪を追い出せなかった。すると晴雪はわざと牧雲と親そうに見える写真を撮ってはSNSに投稿する。そうとは知らず、依風は林迪と仲直りするよう子慧を説得していた。「自分から歩み寄って優しくしてあげて…」「そう言う自分こそ…」そこで依風は自分がお手本を見せると告げ、仲直りしようと牧雲に会いに行くことにした。(  ̄꒳ ̄)え?仲直りは…したんじゃないの???その晩、晴雪は研究に没頭する牧雲に付き合って研究室に残った。「そんなに苦労しなくても舅舅に頼めば投資してくれるわ」「結構」「そんなに私が嫌い?」「小愛はプロポーズ用のプレゼントなんでね」その時、晴雪は研究室に入って来る依風の姿に気づいた。そこで咄嗟に牧雲に抱きつくと、依風は2人の関係を誤解、慌てて引き返してしまう。牧雲は晴雪を払い除け、慌てて依風のあとを追い、中庭で捕まえた。「妬いているのか?…彼女は教授が勝手に決めた助手なんだ さっきは向こうが言い寄って来ただけだ、きっぱり断ったよ、それにロボットを作っているのは…」「作っているのは何?適当に誤魔化しちゃって、ふん!浮気者なんだから!」依風はわざと拗ねて見せて帰ったが、牧雲の言葉を信じていた。すると突然、差出人不明のメッセージが届く。…誰があなたのご両親を殺したのか忘れないで…( ๑≧ꇴ≦)誰だろう?って…晴雪だってバレバレじゃその夜、依風は久しぶりに悪夢にうなされた。するとAI時計のアラームが鳴り響き、依風は驚いて目を覚ます。そこへ突然、牧雲が訪ねて来た。「どうしたの?」「大丈夫か?お前の心拍数が乱れてアラームが作動したんだ」牧雲は依風と一緒にベッドに横になり、研究ばかりで構ってやれなかったことを後悔した。しかし依風は自分がもっと信頼してもらえるようにするという。「両親のこともあんたに罪はないわ、一緒に立ち向かう、もう逃げたくないの」2人は真相を突き止めようと約束、口づけを交わした。依風は以前、資料室で撮った株譲渡書の一部を見せた。どうやら欧陽社が関わっているのは事実らしい。しかし運悪く教授から呼び出しがかかり、ひとまず事故の件は後回しにして牧雲は戻った。すると独りになった依風の元に晴雪から連絡が来る。📱<真相を知りたいならうちへ来ない?後悔はさせないわ依風はさっきのメッセージも晴雪の仕業だと気づき、念のため牧雲に欧陽家に行くと知らせておいた。…欧陽晴雪が私に独りで会いに来いって、もし私が戻らない時は欧陽家に来てしかし研究に追われる牧雲は着信に気づかなかった。晴雪は依風に事故当時の証拠となるファイルを渡した。「事故の直前、車は修理に出されていた それを任されたのはあなたの養父・蘇子健(スージージエン)の助手・陳軍(チェンジュン)よ 事故の翌日には陳軍の口座に大金が振り込まれていたわ 振り込んだのはあなたの養母・楊可莹(ヤンコーイン)」一方、牧雲はついにAI家事ロボットを完成させ、すぐ依風に連絡しようとスマホを手にした。すると依風からのメッセージがある。牧雲は慌てて依風に連絡したが、不在のメッセージが流れた。そこで牧雲は欧陽予(オウヤンユー)に連絡する。「おたくの妹が依風を呼び出したぞ!」↓…ペッパーくん?w晴雪はそもそも実親の敵である蘇家の息子と付き合えるはずないと依風に迫った。何としても依風と牧雲を引き離したい晴雪、そこで依風を米国留学させると持ちかける。そこへ欧陽予が牧雲を連れて駆けつけた。欧陽予は妹が依風に偽の証拠を見せたと知り、これ以上、看過できなくなった。「晴雪…お前には本当に失望した」そこで依風に本当の音声を聞かせることにする。「小風…できることなら隠しておきたかった…」事故当時の音声は依風の実父・卓慕風(ジュオムーフォン)が都市日報から取材を受けた時の声だった。…信頼する相手に裏切られた…欧陽社は卓社との提携を持ちかけながら、裏で幹部を引き抜いていた。親友の蘇夫婦が内外の問題に懸命に対処し、卓慕風はこれからも力を合わせて乗り切りたいと結んでいる。…ではこれで、妻と娘を待たせている…当時、成長著しい欧陽社グループにとって卓社は最大のライバルだった。脅威になる会社を排除するため、欧陽父は表向きは提携を謳っておきながら人材を引き抜いて資金を断ち、内部崩壊させる策略だったという。蘇両親は何も知らず欧陽社との提携に向け、内部資料を渡しただけだった。しかし陰謀に気づいた時には手遅れ、卓社は全権を奪われ、結局、株式を全て譲渡することになってしまう。欧陽予は全てを明かし、株式譲渡の合意書は本物だったが、他の証拠は晴雪の偽造だと認めた。依風は呆然と立ちすくんでいた。すると牧雲が依風の頬を伝う涙をそっとぬぐう。それにしても晴雪はなぜここまでして依風を追い込まねばならなかったのか。「…すべては牧雲、あなたのせいよ!」まだ幼い頃、晴雪は父に連れられて蘇家に行ったことがあった。晴雪は牧雲を一目で気に入ったが、牧雲は依風のことしか見ていなかったという。初めて味わう屈辱感、晴雪はそれ以来、牧雲を振り向かせるため美しく聡明な女性になろうと努力して来た。しかし大学で再会した牧雲は平凡な依風に夢中で、自分に見向きもしない。「どうしてなの?!」「…欧陽晴雪、望めば何でも手に入ると思い込んでるのね あなたを傷つけたのは私でも牧雲でもない、あなたのその独占欲よ」激昂した晴雪は思わず依風を突き飛ばした。依風は幸いソファに倒れ込んで無事だったが、牧雲は依風を連れて急いで家を出て行ってしまう。「離して!このまま帰さないわよ!」欧陽予は荒れ狂う妹を必死になだめた。すると晴雪は思い切り兄の腕を振り払い、勢い余って倒れてしまう。「晴雪!」晴雪は倒れた拍子に顔をぶつけた。驚いた欧陽予は妹を抱きかかえ、病院へ急ぐ。つづく( ̄▽ ̄;)やっと本題に戻ったら…もう最終回w
2022.06.22
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第4話「紅塵の因果」翌朝、周絮(ジョウシュー)と張成嶺(ジャンチョンリン)が天涯客桟を出ると、すでに外で温客行(ウェンコーシン)が待っていた。「阿絮よ、私たちは生死を共にした上、同じ屋根の下で夜を明かした仲だろう?」温客行は2人のために馬を用意したと教えたが、そこへ急に物乞いたちが集まって来る。丐幇(カイホウ)だ。「張成嶺公子では?…私は大智(ダイチ)分舵の副舵主です 黄鶴(ホアンホー)長老と五湖盟の依頼を受け、鏡湖(キョウコ)派の遺児・張成嶺公子を探していました」気がつけば周絮たちは丐幇の弟子たちに包囲されていた。副舵主・跛脚乞丐(ハキャクキツカイ)は大孤山(ダイコザン)派の掌門・沈慎(シェンシェン)から頼まれたと説明し、安心させた。しかし沈掌門と聞いた張成嶺は怯えたように周絮の後ろに隠れて腕にしがみついてしまう。「知らぬ!周叔と行く!」すると副舵主の笑顔が急に消え、仲間たちに陣を組むよう命じた。周絮は仕方なく成嶺を温客行に任せ、独りで丐幇に対峙する。成嶺は温客行に助太刀を頼むが、温客行は失笑した。「バカな、手出ししては阿絮に失礼だ…ほら、クルミをお食べ」周絮は見事な武功で丐幇たちを翻弄した。しかし身体が言うことを聞かなくなり、やがて膝を突き、激しく喀血してしまう。「周叔!」驚いた成嶺が駆け寄ると、温客行が咄嗟に加勢、その隙に周絮は成嶺を抱えて逃げ出した。すると温客行は副舵主を睨みつけ、首をつかんで息の根を止めてしまう。弟子たちはその殺気と功力に驚き、思わず足が止まった。「死にたいか?…嫌なら失せろ!」顧湘(グーシアン)が戻ると、客桟の前は遺体の山だった。すると温客行が井戸で手を洗っている。「主人!白昼堂々と何てことを…」「選択肢は与えたさ、死にたがるから気を利かせてあの世へ送ってやった」ある夜、鬼谷十大悪鬼の1人で軽功の達人・急色鬼(キュウショクキ)は姉妹の妓女を身請けした。しかし突然、顧湘が部屋に乗り込んで来る。「主人の命令よ、皆を連れて三白山荘へ行きなさい、急いで!」顧湘は急色鬼の尻を叩くと、売り飛ばされた哀れな姉妹を引き取ることにした。旅を続ける周絮と成嶺、その夜は河原で暖を取った。すると船を止めて温客行と顧湘が駆けつけ、また勝手に仲間に加わる。「伝説によれば魔匠・容長青(ロンジャンチン)は3つの剣を作った ″大荒(ダイコウ)″に″龍背(リュウハイ)″そして″白衣(ハクイ)″だ… 四季山荘の末代荘主・秦懐章(チンホワンジャン)は白衣を携え、江湖を渡り歩いたが 四季山荘が消失したのち、白衣は行方知れずになった 阿絮、お前の剣は白衣によく似ているな」温客行は周絮と丐幇を戦わせて確認するつもりだったが、残念ながら周絮は剣を抜かなかった。恐らく誰にも行方を知られたくないからだろう。温客行はまさに煮ても焼いても食えない男だった。周絮は無駄口を叩くなと一蹴したが、温客行はますます興味を募らせて行く。その時、焚き火の炎が一瞬、揺れた。どこからともなく琵琶の音が聞こえて来た。魔音に操られた成嶺は急に走り出したが、温客行がすぐ捕まえる。すると周絮が咄嗟に温客行が持っていた簫を吹き始めて反撃、魔音を反発させて敵を撃退した。「今のは四大刺客の1人・魅曲秦松(ミキョクシンショウ)だ…あんな妖魔を遣わすとは敵も手強いな」「すまぬ、簫を汚した、新品を買って返す」「気にするな…ただ阿絮は音感がなさすぎる、ふふ」張成嶺は魔音で内傷を負い、なかなか吐き気が治まらなかった。しかしもう14歳、普通なら少なくとも7年は武芸を習い、功力が備わっている。周絮はさすがに鍛錬が足りないと呆れたが、成嶺は急にひざまずき、弟子にして欲しいと懇願した。「お前は鏡湖派の後継者だ、俺が教えることはできない」「入門はしていません、大哥は武芸、二哥は勉学に秀で、私の役目は親孝行だけかと…」「ならば五湖盟の中から師匠を選べ」「嫌です!私はあなたの門下に入ります!」すると周絮はひとまず成嶺を立たせた。「基礎を固める時を逸したゆえ、最高の武芸は生涯、習得できぬだろう …まず心法を教える、呼吸を整え、内傷を自分で治せ」周絮の反撃を受けた魅曲秦松は命からがら仲間の元へ戻った。毒蝎(ドクサソリ)の四大刺客・俏羅漢(ショウラカン♀)、毒菩薩(ドクボサツ♀)、金毛蔣怪(キンモウショウカイ♂)は秦松が失敗したと知り困惑する。3人は相手がどんな手練れか興味津々だったが、主の命令通りひとまず岳陽へ戻ることにした。周絮は早速、成嶺に基本を教えた。すると温客行の船から″菩提清心(ボテイセイシン)曲″が聞こえてくる。この曲は内功の鍛錬を促進させる曲、周絮は温客行の簫の音色を聞いて感心した。…力強く清らかで何の悔いもない音色だ、邪心があれば出せぬ…まさかあの男にこんな演奏ができるとはなそこで周絮もしばし気息を養った。周絮は久しぶりにゆっくり眠り、朝を迎えた。するといつの間にかそばに温客行がいる。「一晩中、吹いていたから内息の巡りが滞ってしまったな~」実は温客行は夜通し周絮のそばで簫を吹き、周絮が丐幇との手合わせで負った内傷を直してくれた。「頼んだか?」周絮は憎まれ口を叩くと、成嶺も起きてくる。「師父!今日から武芸を教えてください!」「誰が師父だ?…昨夜、教えたのは内傷を治す心法、我が門派の武芸ではない 俺たちは三白山荘に着くまでの縁だ、武芸は他の者に習え」しかし温客行はこっそり成嶺を励ました。「お前の師父は毒舌だが心は優しい…志があれば成功するさ」成嶺は改めて弟子にして欲しいと頼み、周絮が手に入れた馬車に乗り込んだ。すると温客行がしれっと一緒に乗り込もうとする。「おい、何してる?」「徹夜で簫を吹いて下船させられた、ゥッ…丹田が痛い…気を損なったやも… 阿絮~相乗りさせてくれ~」そこで周絮は道連れにする代わりに温客行を御者にした。大孤山(ダイコザン)派の掌門・沈慎(シェンシェン)の追跡を逃れた泰山派だったが、運悪く緑柳(リューリゥ)と桃紅(タオホン)夫婦に襲われた。掌門・傲崍子(アオライズー)は弟子に太湖派へ応援を頼むよう指示、すると丹陽(タンヨウ)派の師弟2人が恩人を守るため剣を抜く。その時、運悪く沈慎まで現れた。もはや逃げ場のない泰山派、しかし思いがけず緑柳たちと沈慎で手合わせが始まる。傲崍子はその隙に弟子たちと逃げ出そうと考えたが…。その頃、丐幇を避けて馬車を飛ばした周絮たちはついに三白山荘へ到着した。掌門・趙敬(ジャオジン)と言えば名だたる大富豪、豪華な屋敷はもちろんのこと、掌門も立派な風格を備えている。無事に成嶺を送り届け役目を果たした周絮、しかし突然、泰山派・清華(チンホア)がやって来た。「掌門が襲われています!助けてください!」つづく(  ̄꒳ ̄)くるみ…くるみ…くるみ…?
2022.06.20
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です山河令 Word of Honor第3話「貪欲」成り行きから張成嶺(ジャンチョンリン)を三白(サンパク)山荘まで送り届けることになった周絮(ジョウシュー)こと周子舒(ジョウズーシュー)。謎の富豪・温客行(ウェンコーシン)につきまとわれるが、危ないところを助けられ、荒れ寺で一緒に夜を明かすことになった。しかし温客行が四季山荘の流雲九宮歩(リュウウンキュウグウホ)を見抜き、周絮の扮装まで見破ったことから、周絮は警戒心を強める。それにしてもなぜ長年、鳴りを潜めていた鬼谷(キコク)が鏡湖(キョウコ)派を標的にしたのだろうか。張成嶺にはさっぱり見当もつかなかったが、周絮は大方、貪欲か怨恨か暗愚が原因だと言った。「長年、影を潜めて来た鬼谷に怨恨があるとは思えぬ、かと言って鏡湖派掌門は暗愚でない …残るは貪欲のみ、何かを奪うために滅ぼしたのだろう」実はここ数月、江南ではある童謡が流行っていた。♪五湖の水は天下に集う~武林の至尊に誰がなるべし~五湖盟の盟主を巡る争いは周知の事実、珍しい歌でもないが、温客行は数日前から越州で奇妙な後半の歌詞が広まっていると言った。♪彩雲は散った~琉璃(ルリ)は砕けた~青崖(セイガイ)山の鬼と泣く者は誰ぞ~鬼谷とは窮地に陥った極悪人が逃げ込む先だった。しかし″青崖山の鬼″とは鬼衆のことではなく、20年前に討伐された大魔王・容炫(ロンシュエン)を指しているという。言い伝えによると容炫は一夜にして天下無敵になれる各門派の奥義書を武庫に収めていた。この武庫を開ける鍵は″琉璃甲(ルリコウ)″と呼ばれている。すると周絮はそんな怪談に騙されるのは愚か者くらいだと鼻で笑った。「ふん、馬鹿馬鹿しい、苦労せず手練れになろうとは…それこそただの貪欲だ」「ははは~驚いたな、私も全く同じ考えだ」鏡湖派が襲撃されたと知った大孤山(ダイコサン)派の掌門・沈慎(シェンシェン)が鏡湖山荘に駆けつけた。「到着した時はすでに全滅していました…」岳陽(ガクヨウ)派の大弟子・鄧寛(ドンクワン)から報告を聞いた沈慎は呆然、必ずや義兄弟の復讐を果たすと誓う。そこへ五湖盟といわくのある緑柳(リューリゥ)と桃紅(タオホン)夫婦が現れた。「″義兄弟″とは便利な言葉だねえ~同じ日に死ぬと誓ったのに号泣するだけかい? …張玉森(ジャンユーセン)はあんたを認めていなかった 高崇(ガオチョン)盟主との関係だって義兄弟と言うより、お前はただの犬だろう?」「何だと?!」激怒した沈慎は思わず剣を抜いたが、そこへ丐幇(カイホウ)の長老・黄鶴(ホアンホー)が現れた。黄鶴はかつての恨みはひとまず脇に置き、一致団結して敵に立ち向かおうという。夜が明けると、周絮は張成嶺を連れ荒れ寺から出発した。温客行は長い道のり、自分の船で水路で行こうと誘ったが、無視されてしまう。…面白い、お前が何者か必ず突き止めてやるぞ…侍女・顧湘(グーシアン)は主人がなぜ痩せこけて今にも死にそうな周絮に執着するのか分からなかった。「お前は世間知らずだな~聞き心地の良い声に整った容姿、あれほど美しい肩甲骨は世に2つとない」何よりあの扮装はよほどの実力がないとできない芸当だ。それにあの柔らかい剣は…。すると顧湘はそもそも昨夜の刺客はなぜ鬼谷を語ったのかと首を傾げた。死んだ吊死鬼(チョウシキ)を名乗るとはバカにし過ぎている。しかし温客行は意味ありげに笑い、2人を追いかけることにした。「縁があるから会いに行くとするか…」全滅したと思われた鏡湖派だったが、三男・成嶺の亡骸だけ見つからなかった。すると中庭に仕掛けられた切れ味の鋭い糸を見た桃紅と緑柳が確かに鬼谷十大悪鬼の吊死鬼が使う纏魂糸(テンコンシ)だと証言する。沈慎は鬼谷の仕業だと確信し、全滅させると意気込んだ。しかしまた桃紅が失笑する。「まだ状況を分かっていないようだね?滅ぼされるのはあんたら五湖盟だよ ♪五湖の水は天下に集う~武林の至尊に誰がなるべし~」「♪彩雲は散った、琉璃は砕けた、青崖山の鬼と泣く者は誰ぞ~ これは戯言ではないぞ?″やましいことがなければ鬼は訪れぬ″と言うだろう? 鬼谷はすでに鏡湖派を襲った、次はお前かもしれんぞ?」」緑柳の言葉に動揺した沈慎は鄧寛に令牌を託した。「盟主に歌詞を知らせよ」そこで黄鶴も丐幇が責任を持って成嶺を探すと約束し、引き上げることにした。一方、旅に戻った周絮と張成嶺は湖を見つけ、一休みすることにした。すると待っていたかのように温客行と顧湘が木陰で優雅に茶を飲んでいる。( ー̀ωー́ ).oO(しつこいやつだな、目当ては琉璃甲だろう…周絮は温客行を無視して河原へ出ると、成嶺と喉を潤した。「周絮~また会うとはよほど縁があるんだな~」( ー̀ωー́ ).oO(コイツ、俺たちに目印でも付けてんのか?いや、追跡の秘術があるのやも…結局、周絮はまともに休憩もできず、再び歩き出した。黄鶴は鏡湖山荘を離れる前、緑柳と桃紅を桃林へ誘った。すると桃紅は長年、我が物顔でのさばってきた五湖盟の動揺ぶりに溜飲が下がる思いだという。「どうせ私は死に損ない、五湖盟の崩壊が見られたら安らかに眠れるわ…」確かにかつて琉璃甲のせいで大勢が非業の死を遂げ、最後にうまい汁を吸ったのは五湖盟だった。今や丹陽(タンヨウ)派は途絶え、立て続けに鏡湖派も滅びたが、これも報いだろう。丹陽派と言えば陸太冲(ルータイチョン)は泰山(タイザン)派の傲崍子(アオライズー)を頼り、最後に残った2人の弟子を託して亡くなっている。黄鶴はその2人が傲崍子に陸太冲の琉璃甲を渡したと考え、傲崍子を探し出して鬼谷に渡るのを防ごうと持ちかけた。温客行は先回りし、街に一軒だけしかない客桟を貸し切って周絮たちの到着を待った。すると案の定、周絮と張成嶺が現れ、薪小屋でいいから泊めてくれと交渉している。温客行は颯爽と現れ、自分の豪華な部屋を譲り、新しい衣まで贈って恩を着せたが、部屋にも入れてもらえなかった。周絮は張成嶺に着替えて休むよう勧めた。しかし成嶺は決して衣を脱ごうとしない。無理強いしたくない周絮は部屋を出て成嶺を一人にしたが、階下の酒楼で温客行が酒を飲んでいた。「俺を付け回す理由は何だ?」「素顔を見せてくれたら教えよう」「お前が先に明かしたらどうだ?」「ふっ、私の″素顔″はさほど見栄えが良くないんでね」周絮は関係のないことに首を突っ込むなと呆れたが、温客行は周絮こそ成嶺の事情も知らずに深入りしたと指摘した。すると周絮は成嶺を無事に趙敬(ジャオジン)の元へ送り届けると誓った以上は全力で果たすが、それ以外は関係ないという。張成嶺は独りになると腹の傷を確認し、下着姿でゆっくり眠った。やがて目を覚まし部屋を出ると、酒楼で周絮が温客行たちと一緒に待っている。「手を洗って来い、食事だ」成嶺は客桟の外にある井戸で手を洗ったが、その姿を物乞いたちが見ていた。あの者か?>(*´・ω・)(・ω・`*)<ヒソヒソ張成嶺は過酷な体験のせいなのか全く食欲がなかった。食べたくないというより、身体が食べ物を受け付けないという。しかし顧湘はそんな御坊ちゃま育ちの成嶺に容赦なかった。「何の取り柄もないし、打たれ弱いし…ったく 餓死しても神様が同情して敵を殺してくれる~ってか?」「阿湘、あまりいじめるな」温客行はさすがに顧湘を叱った。「だって主人…この子ったら本当にバカで間抜けなんだもん! ねえ、しっかり食べて実力をつけなさいよ?私たちに敵討ちを代行させるつもり?甘すぎるわ~」すると成嶺は急にご飯を口に掻き込み始めた。「え?何も泣かなくても…私がいじめたみたいじゃない」ここは岳陽派の崇武(スウブ)殿。掌門であり五湖盟の盟主・高崇は鏡湖派の悲劇を嘆き、鬼谷に命で償わせると激怒した。鬼谷の始祖との誓約から20年、江湖と鬼谷は平和に共存して来たが、鬼谷が約束を破って江湖に災いをもたらした以上、仕方がない。「7月15日、英雄大会を開催する!皆で青崖山へ攻め込み、害悪を除き去るのだ!」そうだそうだ!>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<やんややんや一方、五湖盟と丐幇に追われる泰山派は武当(ブトウ)山を目指していた。付近を警戒する掌門・傲崍子、運良く沈慎が見逃してくれたのは鏡湖山荘の一件だろう。すると責任を感じた丹陽派の弟子2人が自分たちを引き渡すよう訴えた。しかし傲崍子は陸太冲の遺命に従い、琉璃甲を五湖盟には絶対に渡せないという。その夜、いつもの通り三秋釘の発作が始まった周絮は激痛が治まるまで耐え抜いた。すると客桟に曲者の気配を感じ、張成嶺の様子を確認する。成嶺は無事だったが、中庭に倒れている鬼面の曲者がいた。「私が片付けておいたぞ」その声は温客行だった。「…しつこい奴らだ、また鬼谷か」「鬼面だからと言って鬼とは限らんぞ?」温客行が木から降りてくると、周絮は温客行が持っている酒瓶に目が止まった。「お目が高いな、30年もの名酒・黄封(コウホウ)だ…一口飲むか?その代わり阿絮と呼んでも?」どうやら周絮の仮面の下には期待以上のものが隠れていそうだと笑う温客行、しかしその隙に酒瓶を取られてしまう。「引き剥がせるかお手並み拝見だな」「何の何の、いずれ見られる」温客行は周絮の背中を見送りながら微笑んだ。つづく(  ̄꒳ ̄)♪やけに~たくさん人が出て来て~ワケ~ワカ~メ~(←歌える人だけでw●( ˙꒳˙ )今日のまとめ五湖盟①岳陽派(掌門が現在の盟主)②太湖派(周絮が成嶺を送り届ける三白山荘)③丹陽派✖️④鏡湖派✖️⑤大孤山派
2022.06.20
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第22話「最高の誕生日」蘇牧雲(スームーユン)の誕生日、卓依風(ジュオイーフォン)は特製のロボットケーキを作るも、欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)の嫌がらせで台無しになってしまう。駆けつけた牧雲は依風を慰め、2人でケーキを作り直した。飾り気のないシンプルなケーキにろうそくが1本…。すると牧雲が願い事をしてろうそくの火を吹き消した。「何をお願いしたの?」「俺の願い事はお前と…」しかし依風は咄嗟に牧雲の口をふさぎ、やはり知りたくないという。牧雲は確かに言ったら実現しないと笑った。「…ありがとう、お前のおかげで最高の誕生日だったよ」牧雲は依風を部屋まで送った。すると男に貢がせていた先輩の靳小雅(ジンシャオヤー)がストーカーに襲われている。牧雲は男を追い出したが、その際に手を怪我してしまう。牧雲は念のため依風たちのマンションに泊まって行くことにした。リビングのソファーで居眠りする牧雲、すると依風が現れ、そっと布団を掛ける。久しぶりに牧雲の寝顔をまじまじと眺める依風、その時、急に牧雲が目を覚ました。焦った依風は咄嗟に夢遊病のふりをして誤魔化し、部屋へ戻ることにする。牧雲は嘘だと分かっていたが、ふらふら歩き出した依風を抱きかかえ、口づけした。牧雲は依風をベッドへ寝かせ、昔のように床に横になった。すると依風がそっと手を伸ばす。牧雲はその手を握りしめ、その夜、2人は固く手をつないで眠った。牧雲は依風を店に送ってから研究所へ戻ることにした。しかし道すがら柳子慧(リウズーフイ)から着信があり、店が大変だと知る。実は昨夜の撮影班がケーキ店を誹謗中傷した動画を拡散、店は営業停止になっていた。すると牧雲は始めから晴雪の仕業だと分かっていたという。「俺に任せろ、自信のないことはしない…自信がないのはお前のことだけだ」そこへ欧陽予(オウヤンユー)から連絡が来た。楽堤胤(ローディーイン)に新薬の副作用が出てしまったという。依風は牧雲に研究へ戻るよう促し、独り欧陽社へ駆けつけた。堤胤の容体は安定していたが、成分比率を変えて再度、治験を行わねばならないという。依風は再び開発に参加すると決め、不安な気持ちを隠しながら堤胤の顔を見に行った。すると病室に牧雲の姿がある。堤胤と楽しそうにゲームをしている牧雲、しかし依風の姿に気づくと慌てて出て行った。「ぁ…検査結果をもらって来るよ(バタン!)」「…どうしてあいつがここに?」「僕がいなくなったあとの君が心配なんだよ」「不吉なことを言わないで」そんな2人の会話を牧雲は廊下で聞いていた。「君たちは苦難を乗り越えて来たんだ、絶対にあきらめず、自分を貫くと約束してくれ、いいね?」「あなたも…」一方、柳子慧はひたすら自分に尽くしてくれる林迪(リンディー)をいつの間にか好きになっていた。林迪がいないと何もできないと不安になり、連絡が取れなければ浮気だと疑心暗鬼になってしまう。しかし林迪の親友・張艾倫(ジャンアイルン)から自分のせいで林迪が働き詰めで、熱を出したと知った。驚いた子慧は林迪の部屋へ駆けつけると、林迪は高熱を出しながらも贈り物があるという。「自分で稼いだお金だ…これで欲しかった化粧品を買えばいい」林迪はこのために黙って仕事を掛け持ちしていた。「バカね…」子慧は林迪の胸ポケットにカードを返すと、唇を重ねた。欧陽予は新薬開発のため追加投資を決めた。しかし役員たちは手を引くべきだと反対、卓依風にそそのかされたのではないかと疑われてしまう。それでも欧陽予は会社の将来に関わる案件だと押し通し、依風のためにあきらめなかった。依風は研究が続けられると知って欧陽予に感謝したが、欧陽予はその代わり手料理が食べたいという。依風は会社にある厨房で欧陽予のために夕食を作った。「こんなにおいしい料理は久しぶりだ…君の料理は家庭の味がする」「ぁ…スープもどうぞ、きのこが苦手な男朋友もこれなら飲めるんです」「男朋友?」「はい、蘇牧雲です、前に会ったことがあるかと…」欧陽予は急に箸を置くと、ワインを飲み干した。欧陽予は車に乗れない依風のため、自転車を準備していた。「送るよ」2人は仲良く自転車でマンションへ到着したが、ちょうどその様子を牧雲が見てしまう。「英気を養ってくれ、実験も山場を迎えるからな」「はお、頑張ります(๑•̀ㅂ•́)و✧」その時、突然、牧雲が現れ、依風の手をつかんで引っ張って行った。しかし欧陽予も咄嗟に依風の腕をつかんで引き止める。_( ・`ω・´)<放せ!_(๑ŏ _ ŏ๑)_(  ̄꒳ ̄)_<断ったら?するとトーマスから着信があり、欧陽予は仕方なく依風から手を離した。「トーマスか?」依風は新薬の件だと気づき、思わず牧雲の手を振り払ってしまう。面白くない牧雲だったが、治験が再開できると聞いた依風は喜んで牧雲へ駆け寄り、マンションへ入って行った。新薬の改良版が完成した。しかし治験はトーマス博士の病院で行うことになり、依風も堤胤に付き添って渡米する。牧雲はその間、研究に身が入らず、暇があれば依風がアップする画像を眺めていた。そして1週間、依風は運良く自分の誕生日の日に帰国する。牧雲は空港で依風を出迎え、恋しさのあまり口づけした。すると早速、欧陽予から会議に出るよう要請があり、依風は会社へ直行してしまう。欧陽予は出社した依風に高価なネックレスを贈った。「トーマスから聞いたよ、不眠不休だったそうだな?賞与だと思ってくれ、誕生日だろ?」困惑した依風は受け取れなかったが、その様子を見たモニカ(莫妮卡)が晴雪に報告してしまう。一方、牧雲は依風のため手作りのケーキを準備して待っていた。ようやく22時を回った頃に依風から連絡が来たが、まだ仕事が終わらないという。「お祝いは明日にしましょう?」「分かった、頑張れ」牧雲は予約していたレストランをキャンセルし、ケーキを冷蔵後に戻した。すると晴雪から連絡が来る。📱<依風の誕生日でしょう?プレゼント用意した?兄は依風にネックレスを贈ったわ~( ー̀ωー́ )📱ブチッ!依風がマンションへ帰ると、牧雲が手作りケーキを持って待っていた。しかし牧雲は依風のネックレスに気づいて顔色が一変する。依風はうさぎのケーキを気に入ったが、牧雲がネックレスを見ていることに気づいた。「これ?…綺麗でしょ~?誰がくれたと思う?」牧雲はてっきり欧陽予がくれたネックレスだと誤解し、急に不機嫌になって帰ってしまう。|ー̀ωー́ )<あ、誕生日おめでとう…|サッ彡せっかくの誕生日に牧雲と喧嘩になり、依風はすっかり気落ちしていた。そこで子慧は2人の仲を取り持とうと依風と牧雲を食事に誘う。「7時スタートよ!」しかし仲むつまじい子慧と林迪とは対照的に、依風と牧雲は険悪なムードだった。つづく( ๑≧ꇴ≦)もはや全てが意味不明…もう仕事のことはどうでもいいわwで、結局、恋人同士になったの?いつから?←全然、分かっていないwww
2022.06.19
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第21話「死との直面」蘇牧雲(スームーユン)は卓依風(ジュオイーフォン)の理想の恋人に変身、その夜、サプライズを計画した。依風は仕事で約束の時間に遅れて来たが、牧雲は嫌味も言わずに暖かく迎える。そして事前に手に入れたアンケートをもとにフレンチのコースを振る舞い、映画を見ながら途中でダンスを披露、そして手作りのぬいぐるみを渡した。「俺が作った…やる」計画は予定通り、そこで牧雲は依風に口づけしたが、その時、急にバスルームから物音がする。「ちょっと待っていてくれ」牧雲がバスルームの様子を見に行くと、ケースが倒れてトカゲが飛び出していた。そこでトカゲを後ろ手に隠してリビングへ戻り、依風にプレゼントがあると教える。(^ꇴ^)<何なに?見せて見せて!( ̄꒳ ̄)<お前が好きな物だ…ジャジャーン!_🦎″ ギャアァァ~!ε=ε=ε=┌(; ≧ꇴ≦)┘依風は牧雲が適当に書いた自分のアンケートを参考にしたと知った。( ̄▽ ̄;)<…怒らないで、知っていたら真面目に書いたわ(; -_-).oO(お前の好みを知るためにパンダにまでなったんだぞ…すると病院から依風に緊急連絡が来た。依風はすぐマンションを飛び出したが、うっかり汚れたワンピースを入れておいたバッグを忘れてしまう。依風は急変した患者の緊急手術に入ったが、結局、助けることができなかった。患者の死に激しく落ち込み涙する依風、すると執刀医から死と向き合えないなら医師に向いていないと指摘されてしまう。すでに朝を迎えた院内、依風は立ち直れないまま白衣に着替え、楽堤胤(ローディーイン)の病室を訪ねた。話を聞いた堤胤は酷なようだが、親友として自分も依風の適性に疑問を感じるという。「…私、、医師に向いていないのかな?」そこへ欧陽予(オウヤンユー)がトーマス(托馬斯)博士を連れてやって来た。トーマス博士は堤胤に治験薬の効果が現れていると報告した。誰より依風が喜ぶと思っていた欧陽予だったが、憔悴し切った様子の依風は先に病室を出てしまう。心配した欧陽予はすぐ後を追うと、依風は椅子に座ってうなだれていた。「悩み事があるなら力になるよ」「私は親友を助けたい一心で医師を志しただけでした こうして多くの死に直面するなんて考えもしなかった…最近は実習に来るのがすごく怖いんです」「そう思い詰めるな」欧陽予はそっと依風の肩に手を置いたが、そこへ依風の荷物を届けに来た牧雲が現れた。すると依風は駆け出し、牧雲の胸に飛び込んで泣いてしまう。欧陽予は依風の心にいるのが牧雲だと思い知らされ、黙ってその場を去って行った。牧雲は依風を中庭へ連れ出した。研修が始まったばかりだというのに挫折を味わった依風、これから患者とどう向き合えばいいのか分からなくなったという。牧雲は堤胤から事情を聞いたと話し、無理せずやりたいことをやればいいと励ました。「自分を信じろ、お前は誰より有能なんだ…どんな決断を下そうと俺はそばにいる」「ありがとう…休みをもらって実習を続けるかどうか考えてみる」すると牧雲は依風が忘れて行った荷物を渡した。依風はワンピースが綺麗になっていると気づき、牧雲が洗濯してくれたと知る。(´・ω・`)_👗<帰ったら壁に飾って大事にするね…(ちいかわ風)一方、柳子慧(リウズーフイ)は真摯に化粧品に向き合い、多忙な毎日を送っていた。林迪(リンディー)は全面的にサポート、時には化学が得意な友人を招いて成分配合などのアドバイスをもらう。そんなある日、休暇を取った依風が子慧の店にやって来た。「この忙しいのにゲーム?」「これで経営脳を鍛えるの、すごく面白いのよ?」依風は薦められるまま経営シミュレーションゲームを始めたが、そのおかげでケーキ店を開こうと思いついた。依風は牧雲と子慧の協力でとんとん拍子に出店準備が進み、めでたくケーキ店がオープンした。初日から店は大盛況、手伝いに来ていた子慧は密かに牧雲にメッセージを贈る。…クリック数が爆上がりよ!陰の英雄さんへ…牧雲は自立したいという依風のため、こっそり依風の店を応援していた。しかし子慧が協力者がいると口を滑らせ、アカウント運営を牧雲に任せたことがバレてしまう。↓ラブラブなのかと思えば頼りたくないとか、デートに誘えないとか、謎w( ̄▽ ̄;)牧雲はロボットコンペで勝ち進み、研究室に缶詰になった。一方、依風は店を閉めてから試食品作りに没頭、そんなある夜、開店祝いに秦堯(チンヤオ)がやって来る。「それ、あいつのため?」「もうすぐ誕生日だから予行練習してるの、内緒よ?ふふ」全てが順風満帆に見えた依風と牧雲、しかしある日、ケーキ店に欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)と丁小青(ディンシャオチン)が現れた。2人は店のケーキを全て注文したが、晴雪は口をつけようともしなかった。すると小青はこの程度の腕でよく店を出せたものだと呆れる。しかしそこにかつてのおどおどした蘇念風(スーニエンフォン)の姿はなかった。「欧陽晴雪、あなたって本当に哀れね、善人気取りと金持ち自慢しかできないんだから 牧雲は気高い心の持ち主、あなたに釣り合うかしら?…まさか牧雲を手に入られると思っている? あいつの心にいるのは私ひとり、小さい頃から私だけを想って来たの もう帰って、あなたに付き合っている暇はないから…」依風は代金ならいらないと言い放ち、2人を追い出した。牧雲の誕生日、依風はロボットケーキを完成させた。しかし牧雲から少し遅れるとメッセージが届く。…了解!…依風はすぐ返信したが、そこに突然、見知らぬ撮影班が乗り込んで来た。男たちはここのケーキを食べた客が腹を壊したとライブ配信、せっかく完成したロボットケーキを床に落としてしまう。さらに運悪く男たちが厨房で廃棄するのを忘れていた期限切れの食材を発見し、やはり腐った素材を使っていたと非難した。呆気にとられる依風をよそに誹謗中傷して帰って行った撮影班、すると晴雪から着信が鳴る。「贈り物は届いた?」「やっぱりあなただったのね…」「私のものを奪うからよ」晴雪は依風が牧雲を手放さなければ、今度は牧雲が犠牲を払うことになると脅して電話を切った。牧雲はようやく研究が一段落、身なりをちゃんと整えてケーキ店に向かった。しかし店内では依風が台無しにされたケーキを見つめながら泣いている。「どうした!」「突然、撮影隊が来て…牧雲、ごめんなさい、ケーキが…今日のために準備して来たのに…」すると牧雲は床に落下したケーキを手づかみで食べた。「こんなうまいケーキは食ったことがないよ」依風の手にはかろうじて無事だったマジパンのロボットがあった。つづく工エエェェ(;╹⌓╹)ェェエエ工ドラゴン桜も真っ青な医学部合格それが今度は死と向き合えないんでケーキ屋さんオープン♪って…( ゚ェ゚)ボー
2022.06.18
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长歌行 The Long Ballad最終話「未来の旅路へ」李淑玉(リシュクギョク)は直ちに蕭(ショウ)皇后と隋(ズイ)王を長安へ護送することになった。ここで李長歌(リチャングァ)ともお別れ、次はいつ会えるか分からないだろう。「長歌、元気で」「あなたも…」すると淑玉は兄として阿詩勒隼(アシラシュン)に長歌を託した。「長歌を頼む、幸せにな」「魏兄、感謝します」その夜、長歌と阿隼は2人で遠乗りに出た。この地に埋葬された弥弥古麗(ミミクリ)、彼女は安住の地を得たのだろうか。すると長歌は照れ臭そうに母の霊廟で阿隼の縁談書を見たと話した。しかし2人の間に堅苦しい段取りなど必要ないという。「…あなたがいれば十分よ」「俺もだ、君がいればそれでいい!」阿隼は喜んで思わず長歌のおでこに口づけした。長歌は定襄(テイジョウ)に捕らわれていた阿隼がどうやって李靖(リセイ)と通じていたのか分からなかった。実は第45話で阿隼は李世民(リセイミン)から長安を去る前に李靖と会うよう命じられたという。洛陽(ラクヨウ)で阿隼を見送った李靖はその後、長安で兵部尚書に就いていた。『平和を望む思いは同じはず、天下の民のため国や部族を越えて共に立ち上がらないか?』『…条件がひとつ、延利(イエンリー)可汗の救出だ』『はお、約束する』すると李靖は定襄に鷹団を集結させるよう頼んだ。長歌は結盟が叶ったら争いから離れて阿隼と悠々自適に暮らし、放浪しようと約束していた。しかし今ここで手を引くのは良心が許さないという。「ごめんなさい…」「長歌、2つ目の約束だ…俺には謝罪も礼も必要ない」「そんな簡単なことでいいの?じゃあ3つ目も言って!」「それは…今度でいい、先は長いしな」長歌と阿隼は再び軍営に戻った。するとすでに婚礼を済ませ、駙馬(フバ)となった皓都(コウト)がいる。長歌は新婚早々で出征したのかと呆れたが、皓都は李楽嫣(リラクエン)の願いでもあると安心させた。そこへ伝令兵が駆けつけ、白道で定襄軍の形跡あると知らせる。李靖は直ちに出陣することにしたが、阿隼には気になることがあった。実は阿隼は斥候(セッコウ)を二手に分けて送っていたが、一方が戻って来ないという。恐らく敵がいなくて戻れないのではなく、敵の襲撃に遭ったのだ。そこで阿隼は鷹団を率いて偵察へ、軍営は長歌と皓都が守ることにする。すると李靖はあのじゃじゃ馬の永寧郡主が今や国のために重責を担うようになったと感慨深かった。「これまでご苦労様でした」雷蒙(レイモン)は小可汗を連れて逃げていたが、山道で追っ手が迫っていると気づいた。そこで小可汗と狼団を先に逃し、雷蒙は定襄軍と敵を迎え撃つことにする。すると阿隼率いる鷹団が現れた。「ここで会ったが百年目…」穆金(ムージン)は弥弥の敵と出会えたことに感謝し、阿隼を先に行かせる。「奴は俺に任せろ」「はお!」阿隼たちは山道を先回りし、阿詩勒渉爾(アシラシャアル)たちの行く手を阻んだ。図魯克(トルカ)は小可汗を守るため刀に手をかけたが、渉爾が狼団に引くよう命じて馬を降りる。一方、穆金は愛する人のため命をかけて戦っていた。腕を突き刺されながらもあきらめず、隙をついて反撃、穆金はついに雷蒙を仕留める。「弥弥が何のために死んだと思う?…自由になるためあの矢を受けたんだ! お前のように命令に従うだけで命を大切にしない奴には分かりっこない…」「ググググ…命令ではない…託されたのだ…あのお方を…」実は雷蒙も愛する人の願いを叶えるため、命をかけて戦っていた。しかしついに倒れ、事切れてしまう。渉爾は阿隼に決闘を申し込んだ。「手加減なしだ」同時に飛び出した阿隼と渉爾、2人はまさに刺し違える勢いだったが、渉爾が直前で刀を捨て、目を閉じてしまう。驚いた阿隼はギリギリのところで回避、渉爾は無事だった。「なぜだ?!」「…お前の刀なら斬られてもいい、母の罪は俺が償う、その代わり狼師を見逃してくれ」「狼師は定襄軍ではない、小可汗のお前が自分で率いろ…西に行くんだ、遠いほどいい」すると鷹団と狼団は一斉に馬を降りて互いに礼を尽くし、再会を願って別れた。一方、李靖率いる唐軍はアニメ化して疾風のごとく定襄軍を追撃していた。しかし各部族の首領が奕承の馬車を連れて西から逃走、軍営に援軍を要請する。知らせを受けた皓都は騎兵を率いて先回り、見事な連携で奕承たちの一行を包囲した。奕承に脅されていた首領たちは早々に刀を捨て戦いを放棄したが、実は馬車の中が空だと判明する。戦場にも馬車にもいない奕承、一体、どこへ消えたのか。「…逃げなかったのかも」長歌は奕承が定襄の王宮にいると気づいた。長歌は阿隼の帰りを待たず、定襄に乗り込んだ。大殿の前には李靖と皓都の率いる大軍が集結、状況を見守っている。すると長歌は殿内でひとりうずくまっている奕承を見つけた。復讐のため策を練り尽くし、無数の命を奪った奕承、長歌は自分も同じ道を歩むところだったという。しかし奕承は長歌に自分の気持ちなど一生、分からないと反発した。「隋は私の故郷、必ず助けてみせる!」「故郷は消えたわけじゃない、土地や民はまだ健在よ?その民を苦しめてもいいの? たかが皇室の栄光のために…栄光がそんなに大事?」「皇室?…私が皇室の者だと?」奕承は本来、ただの宗室の女子でしかなかった。参内したこともなければ豪華な礼服を着たこともなかったが、ある日、突然、公主という身分が与えられる。和親のため草原に嫁がせる娘が必要だったからだ。奕承は公主となり万人に称えられ、百官に迎えられた。その時、衛兵として挨拶に来たのが雷蒙だったという。奕承は隋の公主となり草原に嫁ぐことが自分の運命だと受け入れ、隋のために全て捧げると決心した。しかし隋は没落、しかも国を守るべき皇女たちは生き延びるため、国を捨てて命乞いしたのだ。「私だけが、草原に30年も捕らわれていた私だけが、隋を見捨てなかった!」そこで長歌は長安に戻って帰順するよう説得した。李世民なら奕承を殺したりしないだろう。「ぶははは〜!私が膝を折って命乞いするような人間なら、初めからこの道を選ばない …李長歌だったら長安に戻るかしら?」「そうね、私が間違っていた」すると奕承は最後に李長歌という道連れができたことを感謝し、燭台を倒した。大殿が出火、激しい黒煙が噴き出した。驚いた李靖と皓都が駆け出そうとしたその時、2人の横をすり抜けて阿隼が石段を駆け上がって行く。阿隼は激しく燃え盛る大殿に飛び込んだが…。淑玉は無事、蕭皇后と隋王を長安へ送り届けた。それからしばらくして皓都が杜府に帰ってくる。すると定襄を平定したと聞いた杜如晦(トジョカイ)は安堵し、皓都と楽嫣に見守れながら息を引き取った。李世民は李靖から長歌の訃報を聞き、涙した。「ウッ…最期に言い残したことはあるか?」「ぁ~感謝していました」「…他には?」「他?え~と読書が好きなので、寒食節では書を焼いて欲しいと…」「ん?…永寧が読書好きとは初めて聞いたぞ?」李世民は李靖の嘘を見抜き、激怒した。「いやそれが…あの小娘と来たら…私も仕方なく…」すると笑いをこらえていた李世民は思わず噴き出し、長歌らしいと言った。火の中に飛び込んだ阿隼は倒れていた長歌を発見、危ないところで助け出していた。李靖は一緒に長安へ戻るよう説得したが、長歌はこの火事で全てが消えたという。「陛下に尋ねられたらこう言って、史書から私の名前を消して欲しいと… この世にもう李長歌はいなくなったの、ご苦労様でした」「何の話です?」皓都だけは全て李世民の計画だったと知らずにいた。「ではこれからどこへ?」「聞かないで、どうせこの世からは逃げられない、陛下にはこう伝えてくれる? ″縁に任せる″と…」李世民は長歌を連れ戻すつもりだったが、結局、自分の手を離れて行った。そして戦はなくなり、天下が安寧となる。…長歌、今の唐こそお前の望む国の姿だ…長歌は遊歴しながら、国が安泰なら民の生活も安穏なのだと実感していた。″国が強ければ民も憂いはない、過去の栄辱も国の大義には勝らず″なのだと…。目下、政は行き渡り、民を潤して才を発揮させていた。天下は盛世を迎えつつある。…二叔、ありがとう、唐と民に報いてくれて…これからも長歌の旅は続くだろう。そんな長歌の姿を阿隼の鷹が空から見ていた。終わりエンディング@インコ入りw( ๑≧ꇴ≦)終わった〜!最終回にもイールンの出番があって良かった!ってそこ?w後半の失速は残念でしたが、エンディングを見ると名シーンが蘇って胸熱ですやっぱり草原とウマーっていいですねではまたお会いできる日まで〜♪〓追記〓最後のシーンですが、管理人は長歌が一人で遊歴をしていると想像しましたしかし本国の方のコメントで『誤解している人が多いが、長歌と阿隼は結婚して二人で旅をしている』とありました恐らくこれが正解なのかもしれませんただ原作の漫画は完結しておらず、ドラマのストーリーもオリジナルのため、個人的には視聴者の想像で構わないと思っています(^ꇴ^)<現場からは以上で〜す
2022.06.17
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第20話「悪魔から天使に」卓依風(ジュオイーフォン)の励ましで気持ちも新たに就職活動を始めた蘇牧雲(スームーユン)。しかし牧雲が応募するや否や欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)が裏で手を回し、落とされてしまう。一方、依風は研修医として忙しい毎日を送りながら、牧雲のために出資者を探していた。すると母校である銘賢(ミンシエン)大学に起業基金制度があると知る。依風は早速、大学を訪ね、牧雲のゼミの教授から推薦状をもらって申請しておいた。就職活動に苦戦する牧雲、そんなある日、急に大学から連絡が来た。📱<起業基金の申請が通りました( ゚ェ゚)<はっ?📱<手続きに来てください( ゚ロ゚)!!<はいっ!こうして牧雲はAIロボットの研究を続けられることになった。牧雲はてっきり秦堯(チンヤオ)のおかげだと思ったが、実は依風が代理申請してくれたと知る。一方、柳子慧(リウズーフイ)はメイク動画が絶好調、ついにフォロワー数100万人を突破した。しかし林迪(リンディー)が偶然、子慧の動画を″偽物を売りつける悪質サイト″だと名指しするアンチを発見する。激怒した子慧は犯人を突き止めようと躍起になるが、林迪はかえって騒ぎを大きくしてしまうとたしなめた。「相手にするな、どうせ数日で収まる、襟を正して頑張ればいいだろう?」「はあ?!私のせいだった言うの?!…いいわ、もうやめる!」「そうやってすぐ投げ出しちゃだめだ、何をしても続かないぞ?」「…もううんざり!二度と顔を見せないで!」子慧はその日から林迪の着信を無視した。牧雲の口座に基金が振り込まれた。自信を取り戻した牧雲は改めて依風に告白しようと決意、しかし弟ではなく彼氏として誘い出すにはどうすれば良いのか分からない。そこで秦堯を頼った。秦堯は牧雲の家で資金調達祝いを開こうと提案、依風は子慧を連れてやって来た。早速、依風は料理を作ることにしたが、驚いたことに牧雲が手伝うという。そこで白菜をむいて洗うよう頼んだが、牧雲はほとんどの葉を捨ててしまい、小さな芯しか残らなかった。はい>(; ゚ェ゚)_| ε-(•́ω•̀๑)<もうあっち行って 秦堯と子慧は仲むつまじい依風と牧雲に当てられっぱなしだった。そこへ子慧のSNSを見た林迪が急に訪ねて来る。「俺もムーユンの資金調達を祝いに来たんだ」すると林迪は皆を演劇に誘い出した。しかし会場に到着すると″成功学講座″と書いてある。「やってくれたわね…」子慧は林迪がこのために嘘をついたと気づき、ここで縁を切ると激怒する。しかし依風たちは成功についても学ぶのも良いことだと説得、講座を聞くことになった。講座を聞いた子慧はすっかり感化され態度が一変した。これがきっかけで子慧と林迪は仲直り、2人で先に帰ることにする。( ・ノェ・)コショッ<小風…恋は駆け引き、蘇牧雲に告白されてもじらすのよ?いい?すると秦堯も空気を読んで独り寂しく帰って行った。牧雲は依風をマンションまで送ることにした。いつになく無口な2人、すると牧雲はペアリングを渡して告白する。( ˘ω˘ )<…彼女になって欲しい(´ ◔_◔)ウム.oO(恋は駆け引きだっけ…依風は子慧の言葉を思い出し、思わず指輪ケースを閉じて断った。( ̄▽ ̄;)<どうして?!(  ̄꒳ ̄)<…今まで私にして来たことを忘れたの?私は口の悪い悪魔じゃなく優しい天使が好きなの(´ -ω- )<おぅ…じゃあ出直す(^ꇴ^)و✧<加油!すると依風は先に歩き出し、こっそり自分の指輪だけ取り出してから返した。しょんぼりする牧雲だったが、別れ際、依風を引きとめ口づけする。「俺、天使になるよ」牧雲は悪魔から天使に変身するため、子慧と林迪を頼った。そこで子慧は牧雲が依風の理想の恋人になるため、ある秘策を教える。( ー̀ωー́ )<ありえない…死んでもやらない!そんなある日、子慧は依風を連れてモールへ買い物にやって来た。するとパンダの着ぐるみに女性客たちが群がっている。何でも″恋愛調査″のアンケートに答えるとぬいぐるみがもらえるというのだ。依風は子慧に勧められ記入を始めたが、さほど真剣に書いていなかった。パンダのバイトが終わった牧雲は依風のアンケートを手に入れた。Q:理想のパートナーは?A:気配りができる召し使いのような人(^ꇴ^)Q:あなたのハートをつかむ方法は?A:フランス料理のコースを作って欲しい( ˶´꒳`˵ )Q:パートナーに求める具体的な条件は?A:歌って踊れること、手芸ができること(´゚艸゚)∴ブッQ:告白の時にもらいたいプレゼントは?A:トカゲ(ちょうど子供が小さなトカゲを持っていたのを見ただけ)牧雲は子慧からダンスを習い、ウサギのぬいぐるみを手づりした。次はペットショップでトカゲを購入する。牧雲はメガネにマスク、手袋の完全防備、トカゲを何とかケースに入れ替えることに成功した。そしてフランス料理店での修行も終わり、いよいよ依風を呼び出すことにする。…具合が悪い…大丈夫?病院へ行ったの?…大丈夫だ、6時半に来てくれ…分かったわ、仕事が終わったら行く( *´꒳`* )ふふ、素直に会いたいって言えばいいのに〜依風は牧雲が買ってくれたワンピースを着た。しかし帰り際、急患で来ていた子供が気になって様子を見ることにする。「熱は高いけれど心配ありませんよ」すると子供が急に戻してしまい、依風のワンピースを汚してしまう。「すみません」「いいんです」病院を出た依風は途中で目についた店に入り、服を買って着替えた。時計はすでに18時54分を回っていた。牧雲は手持ち無沙汰で依風の絵を書きながら待っている。「すっぽかしたら許さないぞ!」つづく( ๑≧ꇴ≦)ムーユンが練習していたのは昨年の忘年会公式ダンスではありませんか?!
2022.06.16
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第19話「意地の張り合い」クラブで詐欺に遭い、個室に立てこもった卓依風(ジュオイーフォン)と柳子慧(リウズーフイ)。依風は真っ先に蘇牧雲(スームーユン)に連絡したが、牧雲は欧陽(オウヤン)家で晴雪(チンシュエ)に引き止められ、電話に出られなかった。仕方なく依風は秦堯(チンヤオ)に助けを求め、駆けつけた秦堯が男たちと話をつけてくれる。「金は俺が払う、どれだけ飲んだのか証拠を見せてくれ」秦堯はその間に依風たちを逃すことにした。子慧は男からスマホを取り返し、無事に依風と解放された。そこで秦堯も逃げられるよう、店を出る前にブレーカーを落としていくことにする。一方、男たちとバーカウンターへ向かった秦堯は金なら払うと言いながら逃げるタイミングを探していた。すると突然、店が真っ暗になり、その隙に秦堯も脱出することに成功する。しかし激怒した男たちは店の外まで追いかけて来た。その頃、牧雲は晴雪を突き放し、欧陽家を出ていた。依風に連絡しても応答はなし、そこで共有していた位置情報をみるとバーの場所が分かる。牧雲は急いで駆けつけると、逃げて来た依風と出くわした。「チンヤオを助けて!早く!」秦堯は依風を逃がし、男たちとケンカになっていた。すると牧雲が駆けつけ加勢する。やがて依風が警官を連れて戻ると、男たちは驚いて退散した。「…クラブなんかに出入りするとはな」「あんただって晴雪と消えたくせに、なぜ私は出かけちゃダメなの?」牧雲と晴雪の関係を疑う依風と秦堯と依風の仲を疑う牧雲、2人は素直になれず険悪なムードになってしまう。「大きなお世話よ、干渉しないで!」「ああ、二度とお前のことには口出ししない」「頼んだ覚えはないわ!秦堯、次のお店に行こう!」依風はわざと秦堯の手を取って歩き出したが、角を曲がると独りで帰ることにした。依風と牧雲は互いに意地を張り合い、新しい生活に追われて連絡も取らなかった。牧雲は起業に向けて出資者を探していたが、早々に行き詰まってしまう。そんなある日、秦堯から連絡が来た。秦堯は卒業バーティーの件なら誤解だと訴え、依風が牧雲を追うよう仕向けただけだと釈明する。「お前を信じてるよ」「なら良かった~それより複数社からスカウトが来てるんだろう?起業に固執したら好機を逃すぞ?」「実は起業を目指しつつ、企業実習に参加することにしたよ」秦堯との電話を切った牧雲は依風にメッセージを送ろうとしたが、結局、やめた。「そうだ、あいつから歩み寄らせよう」↓全く成長しないドゥドゥとヅラ化したムーユンw牧雲は社会の洗礼を受け、現実の厳しさを実感した。しかしある日、牧雲のAIロボットに興味を持った会社から連絡が来る。一方、依風は新薬開発で忙しい毎日を送っていた。楽堤胤(ローディーイン)は依風と牧雲がまだ冷戦中だと知って心配するが、依風は牧雲がヘソを曲げているだけだという。「君は彼がそばにいることを当然だと思っているんじゃない?」「(ドキッ!)あいつ、私を見放すかしら?」「さあね~君たちのことは僕には分からないから」堤胤はわざと依風を突き放した。牧雲と深海テクノとの交渉は上手くいった。しかしあまりに順調すぎると心配になり、法律家の秦堯を呼び出す。秦堯は快く協力を申し出たが、実はこれから依風とデートだと嘘をついて席を立った。「認めないぞ!」驚いた牧雲が思わず立ち上がると、秦堯は牧雲の取り乱した姿に失笑してしまう。(´゚艸゚)∴ブッ<冗談に決まっているだろう?秦堯はクラブでの騒ぎの時、依風は牧雲が電話に出なかったせいで自分に電話するしかなかったと教えた。( ๑≧ꇴ≦)<そんなに意地を張ってると、本当に誰かに取られるぞ?( ತ _ತ)ムム…業界大手の深海テクノはなぜか牧雲に有利すぎる条件を提示して来た。契約書を見た秦堯は何か裏があると感じて董事長(CEO)・李南(リーナン)を調べてみる。すると驚いたことに李南は欧陽予(オウヤンユー)の叔父だった。「つまり晴雪の叔父ってことだ…」晴雪は牧雲を手に入れるため、叔父に出資を頼んでいた。これを知った牧雲は激怒、提携を断ってしまう。晴雪は依風のために将来をふいにするのかと食い下がったが、牧雲は晴雪に興味ないと一蹴した。「後悔するわよ!」こうして晴雪の恨みを買った牧雲は実習の会社までクビになってしまう。依風は欧陽社の新薬開発が一段落し、堤胤が入院している病院で臨床実習に入った。そこで堤胤にケーキを差し入れ、一緒に写真を撮ってSNSに投稿する。…初日は全て順調…一方、踏んだり蹴ったりの一日だった牧雲は自宅へ戻り、胃薬を飲んで横になった。こんな時は依風が文句を言いながらも胃に優しい料理を作ってくれるはず…。牧雲はようやく依風にメッセージを送ろうとした。しかし依風と堤胤の楽しそうな写真が目に入り、面白くない牧雲はふて寝してしまう。ある日、依風は交通事故で重傷を負った患者の手術に入った。手を尽くしたが患者は死亡、医師の話を聞いて泣き崩れる家族の姿に自分が重なってしまう。依風は牧雲に連絡しようとスマホを握りしめたが、結局、頼ることができなかった。すると翌朝、当直で忙しい依風を心配し、子慧と秦堯が差し入れを持って病院にやって来る。「ありがとう、ちょっと辛いことがあって…」秦堯は憔悴する依風に休暇を取るよう勧めたが、依風は疲れているだけだと言った。依風は秦堯から牧雲が絶不調だと聞いた。投資家から断られ続け、オファーがあったと思えば晴雪の叔父だったという。「目的は別にあったのさ」すると秦堯はそれとなく子慧に目配せした。「ぁ…なんて惜しいことを~晴雪が相手なら楽して暮らせるのにね~」「そうすれば投資家探しのストレスで胃炎が悪化することもなかったな~」秦堯と子慧はわざと依風を心配させた。「でも大丈夫だ、俺が病院へ連れて行ったから…しかもこの病院〜」そこで依風は消化器内科を訪ね、牧雲の病状を聞いた。その夜、牧雲が即席麺を食べようとしていると依風が訪ねて来た。(,,Ծ‸Ծ,,)<横になってて…いいから寝てなさいすると依風は昔のように牧雲のために消化に良い料理を作ってくれる。(,,Ծ‸Ծ,,)<起業するっていうのに不健康な物ばかり食べて…だから胃が痛くなるのよ(; ತ _ತ)<うるさいな…(,,Ծ‸Ծ,,)<嫌がられても言い続けるから(  ̄꒳ ̄)<大歓迎です依風は牧雲のスマホに薬の時間を設定し、身体は何より大切なものだと言い聞かせた。「昨日、重傷患者が運ばれて来て朝まで手術したけど助からなかったの…」「…お前は大丈夫か?」牧雲は依風が精神的に辛い思いをしたと知り、ふと手を握りしめた。「なぜ俺に電話しなかった?」「まだ怒っていると思って…」すると牧雲は肝心な時にそばにいてやれなかったことを後悔し、依風の肩を抱き寄せた。「許してくれ、いいか?」「あんたは病人だから…仕方なく許す」2人の長い冷戦が終わった。すると依風は胃に悪いスナック菓子を回収し、帰ってしまう。寂しそうに閉まったドアを見つめる牧雲、その時、廊下から依風の声が聞こえて来た。「蘇牧雲、あんたならどんな試練も乗り越えられるはずよ、ファイト!」(  ̄꒳ ̄)<やっぱりお前は特別な女だ…つづく( ̄▽ ̄;)本国の教育システムが分からないから、全然、ついていけないw
2022.06.15
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第18話「初めてのダンス」仕事帰りに蘇念風(スーニエンフォン)の見舞いにやって来た欧陽予(オウヤンユー)。すると蘇牧雲(スームーユン)が病室の前に立ちはだかった。「欧陽家のせいでまた入院だ…」欧陽予は確かに配慮が足りなかったと謝罪、二度と繰り返さないと約束する。しかし牧雲は念風なら寝ていると伝え、意地でも病室に入れなかった。欧陽予は仕方なく念風が待ち望んでいた新薬の治験のレポートを託し、一緒に花束を渡そうとしたが断られてしまう。「…あいつは花アレルギーなんでね」念風は無事に退院の日を迎え、荷物をまとめていた。するとサイドテーブルの引き出しから治験のレポートが出てくる。「これって…董事長(CEO)が来てくれたの?」「夜中に通すわけにはいかないからな」そこへ外出許可をもらった楽堤胤(ローディーイン)が大きな花束を持って見送りに来た。「おめでとう」「良い匂いだわ~」念風は花の香りを思い切り吸い込んだ。柳子慧(リウズーフイ)は林迪(リンディー)を見直し、これまでの態度を改めた。2人の関係は良好になったが、ここに来て子慧のメイク動画のフォロワー数が減少、これでは広告収入が入らない。林迪は子慧を元気付けようと肌の調子が良さそうだと褒めた。すると子慧は金欠のため高級な外国製を止めて国産を使っていたと思い出す。「そうだ!これからは国産の安くて実用的な商品を推すわ!」そこで子慧は嫌がる林迪をモデルにしてメイク動画を配信、何とこれが大バズりした。↓バズるジュリーw子慧と林迪の仲は急速に進展、一方、念風は堤胤から勧められ、PTSD専門医の睡眠セラピーを受けることになった。催眠療法で潜在意識に入って行く念風、すると両親がまだ健在だった頃の記憶がよみがえってくる。卓家と蘇家は家族ぐるみの付き合いで、幼い頃から卓依風(ジュオイーフォン)と蘇牧雲はいつも一緒だった。当時はもっぱら依風が牧雲を守っていたが、両親が亡くなり蘇家に引き取られると立場が逆転、牧雲は記憶を失った依風に寄り添い、いつも守ってくれる。『ムーユン、お誕生日プレゼントよ、願い事をして』『ずっと一緒にいたい…パパとママみたいに結婚しよう』『うん!』念風は幼い頃の無邪気な約束を思い出し、幸せな気持ちになって治療を終えた。その夜、念風は堤胤にセラピーの報告をした。思い出したのは幸せだった子供時代、牧雲を悪魔だと疎んでいたが、本当はどんな時もそばにいて守ってくれたと分かったという。「彼は心から君を大切にしている…小風、何があっても僕は君の味方だよ、自分の心に従って」念風はビデオ電話を切ると、牧雲にすぐメッセージを送信した。…ありがとう(谢谢你!)…何が(什么)…何もかも(一切)(  ̄꒳ ̄)ふっ@むーゆん念風はセラピーで本来の卓依風を取り戻し、かつてのおどおどした姿も影を潜めた。欧陽社では新薬開発に積極的に参加し、大学では卒論のテーマを拡張型心筋症の研究と決める。安心した牧雲も卒業研究に没頭、子慧も林迪のサポートのもとメイク動画で成功を収めた。こうしてそれぞれが忙しい毎日を送り、ついに大学生活も終わりを迎える。子慧は依風を着飾り、卒業パーティーに連れ出すことにしたが、実はこっそり牧雲も呼び出していた。自信にあふれた美しい依風はパーティーで注目の的だった。しかし牧雲は肌を露出したドレス姿の依風を見つけ、いきなり自分のジャケットを着せてしまう。「これでいい…まるでコスプレだ」すると牧雲はなぜか不機嫌そうに依風を連れて会場を出て行った。その様子を見ていた丁小青(ディンシャオチン)は早速、欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)に報告するが…。 依風を誰にも見せたくない牧雲はバルコニーに連れ出した。折角のパーティーを楽しめず不満顔の依風、その時、ちょうど会場から音楽が漏れ聞こえてくる。(´・_・`)<ダンスしたかったのに…そこで牧雲は念風からジャケットを脱がし、袖を通した。「踊ってくれませんか?」依風は笑顔になり、牧雲の手を取る。バルコニーで踊る2人だけの卒業ダンス、すると牧雲は最後に依風に口づけした。(  ̄꒳ ̄)テレ<…ジュオイーフォン、腹が減った(* ゚ェ゚)<お、おぅ…じゃあ食べ物を取ってくる依風が会場へ戻ると秦堯(チンヤオ)がいた。失恋の痛手を忘れるように女子学生に囲まれる秦堯、すると依風に気づいてやって来る。「斉媛(チーユエン)のことはもういいの?」「…彼女とは終わってる」「本音を吐き出したら?私が聞いてあげる…昔は良く助けてもらったから、恩返しよ」すると依風が遅いことを心配して牧雲がやって来た。秦堯は牧雲に気づき、わざと依風と親密そうに振る舞ってけしかける。「…ジュオイーフォン、何してる?」依風が振り返ると牧雲がいた。「あ、チンヤオがね…」しかし2人の仲を誤解した牧雲は憤慨し、話を聞かずに出て行ってしまう。牧雲が会場を出ると、ちょうど晴雪が車で現れた。「昔、何があったか知りたくない?」真実を知りたい牧雲は不本意ながら車に乗り込んだが、運悪く依風に見られてしまう。面白くない依風は会場に戻って酒をあおり、子慧と一緒にクラブへ行くことにした。欧陽家に来た牧雲は子慧のSNSで依風がクラブにいると知った。気が気でない牧雲だったが、その時、晴雪が例の株式譲渡契約書を持ってくる。一方、念風と子慧は男たちに勧められるままカウンターで酒を飲んでいた。しかし男はバーテンダーとグル、いつの間にか目の前に出された酒の代金まで払えと言われてしまう。子慧は助けを呼ぼうとしたが男たちにスマホを奪われ、絶体絶命となった。その時、依風は車で走り去る牧雲と晴雪の姿を思い出し、どうしようもく怒りが込み上げる。「私が相手よ!」依風は男たちの足元にグラスを叩きつけ、鬱憤をぶちまけるように叫んだ。依風と子慧は男たちが呆気に取られている隙に逃げ出した。しかし慌てて個室に逃げ込んでしまい、追い詰められてしまう。「これからどうする?」晴雪は契約書を引き換えに交際を迫ったが無駄だった。そこで起業の資金集めに苦労している牧雲のため、欧陽グループならすぐ出資できると持ちかける。「交渉は決裂だな」牧雲は呆れて帰ることにしたが、晴雪は思わず背中に抱きついて引き止めた。「なぜ私を好きになってくれないの?!」これまで欲しいものは全て手に入れて来た晴雪、しかしこれほどプライドを踏みにじられた経験はないという。それでも牧雲のことがどうしてもあきらめられなかった。つづく( ̄▽ ̄;)ェェェ___何だか色々とアレだよね ←何?w
2022.06.14
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第17話「一途な愛」蘇念風(スーニエンフォン)は楽堤胤(ローディーイン)が胸の痛みを訴えたと知り、慌てて病室に駆けつけた。しかし堤胤はすでに薬を飲んで落ち着いたという。それより柳子慧(リウズーフイ)から聞いた牧雲(ムーユン)の泥酔事件が気になっていた。「その後、どうなんだい?…彼のことが好きなんだろう?」「分からないの、あまりにもお互いを知り過ぎていて、何の感情が判断がつかない それに養父母への不信感もあるから…」「考え過ぎないで…亡きご両親は君の幸せを願っているよ」その頃、念風を目の敵にする欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)は丁小青(ディンシャオチン)とモニカ(莫妮卡)を自宅へ呼び出し、ヨガで気分転換していた。モニカは実習生の念風などどうせ首になると安心させたが、晴雪は悠長に待っていられない。すると偶然、欧陽予(オウヤンユー)が自宅の書斎で株式譲渡書を眺めている様子を目撃した。晴雪は兄が席を外した隙に急いで契約書の写真を撮ると、ふとデスクトップに並んだファイルが気になる。そこでいくつか開いているうち、念風が映っている監視カメラの映像を見つけた。林迪(リンディー)は子慧にこっぴどく振られてもへこたれなかった。子慧が自分の運命の女性だと信じて疑わず、子慧のためなら金に糸目をつけないという。そこで子慧は林迪を追い払うため、高級フレンチ料理に行きたいと言った。友だちからスーツを借りて子慧を待つ林迪、すると子慧は2時間も待たせた挙句、料理に口をつけずに帰ってしまう。それでも林迪はあきらめないと宣言し、子慧の買い物に同行してブランドバッグを買ってあげた。子慧はわざと欲しくもないバッグを林迪に買わせた。早速、そのバッグを出品することにした子慧、しかし念風からとがめられてしまう。「林迪ってすごく良い人だと思う…こんな仕打ちはあんまりじゃない?」しかし子慧は駆け引きで手に入れただけだと開き直った。一方、部活が終わった牧雲はロッカールームにいた。真っ先にSNSをチェック、すると子慧が図書館で勉強中の念風の写真をアップしている。(  ̄꒳ ̄)ふふっ…密かに顔をほころばせる牧雲、その時、先輩たちの話が聞こえてきた。林迪は子慧に貢ぐため母親のカードまで使い込み、補てんするためバイトを探しているらしい。そこで牧雲は図書館に向かい、念風たちの席に座った。「…林迪はプレミアのバスケットシューズまで売ったぞ?」すると気まずくなった子慧は先に帰ってしまう。2人だけになった牧雲は隣で勉強している念風の指にそれとなく触れて合図したが、念風はまだ答えが出せずにいた。子慧は結局、バッグを返品し、林迪にお金を返すことにした。するとルームメイトの張艾倫(ジャンアイルン)が林迪ならバスケット教室のバイトに行ったと教える。「お前のせいだぞ」驚いた子慧がバスケットコートに駆けつけると、ちょうど泣き出した子供を優しくなぐさめている林迪の姿を目撃した。思わぬ林迪の一面を見て心が洗われる思いがする子慧、その時、林迪が子慧に気づいてやって来る。「どうしてここに?」「良いお父さんになりそうね」子慧はバッグ代を返し、レストランも割り勘だと言った。「俺はまだ学生で無力だけど、君が望むことは全力で叶えるよ、本気で好きだから」「バカ言ってないで戻って」子慧はいつもと変わらず高圧的だったが、背を向けた瞬間、笑顔になっていた。モニカはトーマス博士を出迎えに行くため念風を呼んだ。念風は車が苦手だと話したが、行くのが嫌で嘘をついていると疑われてしまう。仕方なく覚悟を決めて車に乗り込んだ念風、するとやがて事故の記憶がフラッシュバックし、卒倒してしまう。念風が目を覚ますと病院にいた。AI時計のおかげですぐ駆けつけたという牧雲、すると思わず念風の頬に手を伸ばしてしまう。念風は困惑して顔を背けたが、その時、病室の椅子の上に置いてある資料と白衣が見えた。「もしかして研究を投げ出してきたの?」「お前以上に大事なものはない…」その時、知らせを聞いた蘇両親が病院に駆けつけた。蘇父は牧雲がついているので大丈夫だと止めたが、蘇母は念風の無事を確認しないと安心できないという。そこでドアのガラス窓から中の様子をうかがってみた。病室では牧雲が甲斐甲斐しく念風の世話を焼き、念風も以前のように笑っている。蘇母はもう大丈夫だと思ったが、自分の姿に気づいた念風の顔がみるみる強張るのを見ると入ることができなかった。牧雲は蘇両親が見舞いに来たとも知らず、急に機嫌が悪くなった念風に戸惑った。そこで研究の合間にネットでツンデレの理由を検索、頭を悩ませる。すると同級生がレポートの代行を条件に女の扱い方を伝授すると持ちかけてきた。牧雲は同級生と取引し、口説き方を学んだ。…まず彼女を褒めちぎり、最高の存在だと思わせろ…しかし牧雲は緊張のあまり念風がPCを壊したタイミングで褒めてしまい、かえって嫌味かと怒らせてしまう。…彼女の願望を的確にとらえろ…牧雲は窓から外を眺めている念風に気づき、いきなり抱き上げ、有無を言わさず外へ出た。「外に行きたかったんだろう?」「はあ?雲がザリガニみたいだな~と思っただけよ!」…とどめはプレゼント攻撃だ!花や華やかな物じゃなく、実用品を贈れば堅実な男だと思われる…そこで牧雲は加湿器やダニ避けスプレー、ハンドソープの詰め合わせを届けた。(๑・᷄ὢ・᷅๑)<何かくれるなら希望を聞いてよ~(  ̄꒳ ̄)<何が欲しいんだ?(^ꇴ^)<花!( ゚д゚)<ふぅぁ?!そんなある日、秦堯(チンヤオ)が念風の見舞いにやって来た。「こいつは見舞うに値しない!」牧雲は親友の顔を見るなり喧嘩腰、念風から頭を冷やして来いと怒られ、追い出されてしまう。「気にしないで、性格なの」「ふっ、君を奪われたくないのさ」すると秦堯は牧雲が卒業研究よりAI時計の開発を優先していたと教えた。「奴にとって君以上に大切なものはないんだよ」念風は牧雲を迎えに行った。すると牧雲はまだふて腐れている。「チンヤオのみかん、甘いわよ?食べる?」「プイッ!」念風は秦堯に嫉妬している牧雲が可笑しくて、久しぶりにわがままな弟の世話を焼いた。「チンヤオとはあんたが思っているような関係じゃ…」しかし話の途中で欧陽予から連絡が来る。念風は新薬の治験が始まると聞いて大喜び、堤胤に知らせると言って病室に帰って行った。( ー̀ωー́ )<はあ〜俺が優先される日は来るのかな…欧陽予は父の反対を押し切って新薬開発に投資していた。念風のためだと知っている晴雪は兄と念風では釣り合わないと怒りをあらわにするが、相手にしてもらえない。一方、欧陽予は妹の不安をよそに念風の見舞いに向かった。しかし病室の前で牧雲が立ちはだかる。つづく( ;∀;)スーママ、切ない
2022.06.13
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第16話「お前を守りたい」養父母とのわだかまりから、誰にも頼らず未来を切り開こうとまい進する蘇念風(スーニエンフォン)。しかし実は蘇牧雲(スームーユン)が毎晩、マンションの前で自分を見守っていると知った。念風は牧雲の優しさが嬉しかったが、自立するためにも帰って欲しいと伝えに行く。「このAI時計が守ってくれるから平気よ」すると牧雲が念風の肩を抱き寄せ、2人の顔が急接近した。「無理だ、誰にも任せられない」念風はドギマギしてどうして良いか分からず、まるで逃げるように帰ってしまう。念風は牧雲を意識するようになり、そっけない態度を取るようになった。しかし牧雲はどんなに冷たくされても甲斐甲斐しく尽くしている。いつの間にかすっかり立場が逆転した2人、すると丁小青(ディンシャオチン)が仲むつまじい2人の様子をスマホで撮影し、欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)に報告した。休暇が明けて出社した念風は早速、会社の資料室へ向かった。しかしいつの間にか株式譲渡の資料が消えている。実は監視カメラを確認した欧陽予(オウヤンユー)が念風の目的に気づき、一足先に回収していた。念風はモニカ(莫妮卡)に頼まれ、車に忘れたという書類を取りに行った。しかしスマートキーに反応する車がない。さんざん地下駐車場を歩き回った挙句、あきらめて戻ってみると、モニカはそらぞらしく言った。「あ、そうだった、今日は車で来ていなかったわ」「(ピキッ!)私はあなたの探し物係ではありません!お礼くらい言ったらどうです?」2人は一触即発の様相となったが、ちょうど欧陽予が現れ、念風を連れて行ってしまう。欧陽予は念風のためにドレスと装飾品を準備していた。「今夜のパーティーに同伴して欲しい」2人の様子が気になるモニカはサインをもらうという口実で董事長(CEO)の部屋を訪ねたが、欧陽予に追い返されてしまう。しかし机の上にある豪華なアクセサリーを見てピンと来た。結局、念風は博士のプロジェクトに集中したいとパーティーの随行を辞退したが、これがかえってモニカを怒らせてしまう。これまで董事長が同伴するのはモニカと決まっていた。その役目を奪っただけでなく、厚かましくも断るとはどういう了見なのか。するとこの話を聞いた晴雪は報復として秦堯(チンヤオ)と抱き合う念風の写真を牧雲に送信した。その日、牧雲率いる銘賢(ミンシエン)大学バスケット部は快勝した。しかし試合後、スマホに届いた念風と秦堯の写真を見て牧雲は言葉を失う。深く傷ついた牧雲は念風の見守りに行かず祝勝会へ参加、ちょうど応援に来ていた柳子慧(リウズーフイ)もついて行った。すると牧雲は泥酔し、店の入り口でへたり込んでしまう。牧雲の念風への想いに気づいていた子慧は念風に連絡し、すぐ迎えに来るよう伝えた。牧雲は念風の姿に気づき、子供の時のように泣き出した。「どこにいたんだ…ずっと待ってたんだぞ?…家に帰りたい…俺を連れて帰ってくれよ…うわーん!」「ごめんね、遅くなって…」念風は大きな牧雲に肩を貸して歩き出した。すると牧雲がふいに念風を柱に押し付け、キスしようと顔を近づける。しかし念風は咄嗟に手で牧雲の口を押さえて阻止、間違いを犯さずに済んだ。車に乗れない念風は牧雲を支えて歩き続けた。しかしさすがに疲れ果て、ちょうど通りかかったホテルで寝かせることにする。何とかベッドまで牧雲を運び、独りで帰ることにした念風、すると酔った牧雲に引きずり込まれ、起き上がれなくなった。必死に抵抗する念風だったが、疲れていたせいかいつの間にか寝てしまう。念風が目を覚ますと牧雲が自分の寝顔を見つめていた。気恥ずかしい念風は慌てて起きあがろうとしたが、牧雲に押し倒されてしまう。「待て!…秦堯と親密なのか?」「人の恋愛に干渉しないで」念風は秦堯に恋愛感情などなかったが、なぜか素直になれなかった。念風は牧雲のせいで3分、遅刻した。モニカは嫌がらせに3日分も減給すると行ったが、そこへ欧陽予が現れる。すると欧陽予は念風がトーマスの助手に決まったため、特別手当の手続きをして来いと命じた。(^ꇴ^人<感謝します!(  ̄꒳ ̄)<感謝しているなら手料理を振る舞ってくれないか?( ゚д゚)<はぁ?( ̄▽ ̄;)<驚いたか?…冗談だ冗談、仕事に戻れ一方、子慧は相変わらず金欠で首が回らなかった。林迪(リンディー)は子慧の気を引こうとランチをご馳走したり、一攫千金を狙う子慧のために宝くじを送りつける。しかしそれがかえって子慧をイラつかせた。「もう消えて!」つづく( ˶´꒳`˵ )むーゆん…可愛い…と言いたいところだけど、目つきが悪すぎてただの酔っ払いにしか見えないw
2022.06.12
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长歌行 The Long Ballad第48話「決死の逃走」四方館で李長歌(リチャングァ)の正体を暴き、裏切り者と思われていた弥弥古麗(ミミクリ)。しかしあの時、弥弥は事前に奕承(エキショウ)公主に脅されていると長歌へ打ち明けていた…『どうしたらいいの?』『そのまま指示に従って…私の正体が暴かれても唐皇は私事に過ぎないと一笑するわ そうすれば穆金(ムージン)と歩真(ブジェン)を救えるし、あなたは奕承から信頼を得られる もちろん無理にやる必要はないの』弥弥は自分を信用してくれる長歌のため間者になると決意、定襄(テイジョウ)へ向かった…すると誰かが長歌たちの客室の戸を叩く。羅十八(ラジュウハチ)が戸を開けると、幼い少年がいた。「月餅を届けてくれって…」阿詩勒隼(アシラシュン)は処刑台に連行された。「草原に埋葬してくれ、草原の平和を見届けたい」奕承は阿隼の最後の望みを了承し、雷蒙(レイモン)に執行するよう命じる。一方、長歌と緒風は弥弥の指示通り、王宮の裏門にいた。すると弥弥ではなく阿詩勒渉爾(アシラシャアル)がやって来る。渉爾が信用できるかどうか判断に迷う長歌、しかし渉爾は自分を信じる他ないと言った。「阿隼は大殿だ…方法はひとつしかない」「緒風、計画変更よ、師父たちに伝えて来て」阿隼はひざまずき、天を仰いだ。固唾をのんで見守る奕承、しかし処刑人が曲刀を振り下げようとしたまさにその時、渉爾を人質にした長歌が現れる。「待った!」「長歌…」長歌は渉爾と引き換えに阿隼を解放しろと迫った。しかし奕承は阿隼を解放したところで逃げられないと指摘する。その時、雷蒙の足元に矢が飛んできた。「私が独りで来るとでも?今度、動けば誰の首が飛ぶかしら?」緒風と羅十八は屋根の上に身を隠し、伏兵がいると見せかける。実はこの機に乗じ、魏淑玉(ギシュクギョク)と司徒郎郎(シトロウロウ)が雁行(ガンコウ)門の仲間たちと潜入、蕭(ショウ)皇后・隋王・歩真を救出していた。長歌は渉爾の首に短剣を突きつけた。しかし実際は渉爾に直接、刃は当たっていない。渉爾は心配そうに見つめる阿隼に自分なら平気だと言った。動揺した奕承は息子の命には変えられず阿隼を解放、すると長歌も渉爾を手放す。「…悪いな」阿隼は渉爾が自ら人質になってくれたと知り、すれ違いざまに礼を言った。長歌と阿隼は緒風たちの援護でその場を逃げ出した。激怒した奕承は追撃を命じたが、渉爾に短剣を突きつけられてしまう。「阿娜、逃してやって!」「まさか…阿娜に刃を向けるとは…」衝撃を受ける奕承だったが、息子に実母を殺す勇気などないと分かっていた。「雷蒙!追って!」すると渉爾が自分の胸を刺してしまう。「阿娜は殺せない…でも息子なら奪える、全て私のためでしょう?ならもう必要ない」奕承はようやく渉爾が李長歌と示し合わせ、自分を騙したと気づいた。深く失望した奕承は渉爾の胸から剣を抜き、その手で自分を殺せと迫る。しかし揉み合っているうちに短剣が落下、奕承は心がひとつでなければ立ち去れと言い放った。「雷蒙…2人を追うのよ…やっておしまいっ!」一方、弥弥は逃げて来た長歌たちと合流し、脱出できる門へ案内することにした。しかし衛兵が立ちふさがり、長歌と阿隼は弥弥を避難させて応戦する。すると追跡していた雷蒙が回廊で戦う2人を見つけ、弓を構えた。唯一、雷蒙に気づいた弥弥は咄嗟に長歌を突き飛ばし、身代わりになって胸を刺されてしまう。長歌は倒れた弥弥を抱き留めた。激高した阿隼は迫り来る雷蒙たちに立ち向かう。「弥弥…」「長歌、無事でよかった…」すると緒風と十八が駆けつけ、阿隼を援護した。緒風はひとまず長歌の元へ急ぎ、歩真たちが無事に脱出したと伝えて戦いに戻る。ちょうど同じ頃、阿隼を救うため引き返した鷹団が正門を破ろうと体当たりしていた。鷹団が王宮になだれ込んだ。阿隼は穆金たちの姿に驚いたが、これで形勢が逆転する。しかし穆金は戦いの最中、回廊で倒れている弥弥の姿を見つけ、愕然となった。弥弥は弟の無事を知って安心した。「長歌…どうしても…最後に彼に会いたい…」すると穆金が駆けつけ、長歌の腕から弥弥を預かる。「弥弥…俺だ」「穆金…本当にあなたなのね…約束して…私の代わりに歩真の世話をすると… 私…私、あなたが…好き…」「弥弥、俺も君が好きだ、初めて見た時から君が好きだった」弥弥はやっと素直な気持ちを伝えて安堵すると、最後まで弟の身を案じながら愛する人の腕の中で息を引き取った。雷蒙は劣勢となるや否や逃げ出した。阿隼たちは深追いせず、弥弥を連れて王宮を脱出することにする。すると宮道で独りさまよう渉爾と出くわした。渉爾は穆金が抱きかかえている弥弥の姿を見て驚愕、しかし穆金の激しい憎悪を前に触れることも叶わない。「どうして守ってやらなかった?弥弥は全てを捧げたのに…なぜ守らなかったんだ!」やり場のない怒りをぶつける渉爾、そこで阿隼は弥弥を殺したのは雷蒙だと教えた。「李靖(リセイ)の軍が来る、奕承は終わりだ、一緒に来い!」「俺は唐に投降したわけじゃないぞ?!干渉はしないから俺にも干渉するな」渉爾は愛する弥弥の敵を撃つべく、走って行ってしまう。鷹団に逃げられた奕承、すると伝令兵が駆けつけ、李靖が定襄に迫っていると報告した。雷蒙は10万の大軍が一夜で到着するはずないと疑ったが、実は李靖が自ら率いている騎兵3000だという。大殿に集まっていた各部族は騒然、しかし雷蒙は妄言だと一蹴し、伝令兵を処刑した。恐れおののいた首領たちは逃げようとしたが、衛兵に阻まれ、一歩でも離れたら即刻、斬り捨てると脅されてしまう。その時、渉爾が駆けつけ、いきなり雷蒙に斬りかかった。↓ママずっとこんな顔( ̄▽ ̄;)渉爾は雷蒙に襲い掛かるも取り押さえられ、引きずり出された。すると奕承は雷蒙に全軍を承啓門外で待機させ、渉爾の狼師は雷蒙が率いるよう命じる。「各首領を護衛し定襄を離れる!」奕承はある決意を胸に、捕縛された渉爾の元へ向かった。まさか最後の最後で息子の裏切りにより敗れるとは、何と滑稽だろうか。そこで奕承は母子の縁を切ると言い放ち、渉爾を連れて行くよう命じた。奕承はわざと渉爾を突き放し、雷蒙に渉爾を託した。「各部首領と民を盾にすれば私も逃げられるから心配ない」しかし雷蒙は公主が自分に敵を惹きつけて小可汗を逃すつもりだと気づく。「こたびは命令には従えません…私が隋からはるか遠くの草原へと公主を護送しました あれから30年~♪どうかずっとお守りさせてください!」奕承は雷蒙の気持ちに応えることはできなかったが、渉爾を命懸けで守って欲しいと哀願した。「すぐ発って…遠ければ遠いいほどいい」「分かりました」渉爾は母の気持ちも知らず脱出を拒んだ。しかし雷蒙から公主の願いだと聞いてようやく母が自分を逃すために突き放したのだと気づく。一方、長歌と阿隼は李靖の軍営に到着していた。真っ先に可汗の様子を見に行った阿隼は、戦は無理でも養生すれば生き長らえると知って安堵する。「…わしの…わしの…息子よ…」可汗は何とか阿隼の手を握りしめた。「阿塔…定襄を倒すには唐軍と組むしかありませんでした 草原は争いが絶えず、多くの血が流れ、みんな疲れています ゆっくり休ませて太平を取り戻さねば…阿塔、戦をやめましょう」長歌たちは弥弥と別れの儀式を行った。弥弥は美しい顔のまま、今にも目を覚ましそうに見える。すると穆金が2人だけにして欲しいと頼み、最後にそっと口づけした。李靖は蕭皇后と瑞王の護送を李淑玉に頼んだ。そこで長歌は念のため緒風と十八にも護衛を頼み、これを最後に十八を自由するという。「私に一生、従うのは無理よ、これからどうしたいの?十八?」「…友と一緒に自由に暮らしたい」その友とは緒風だった。すると任務を終えた司徒も退散すると告げ、実は二番弟子を迎えたと報告する。「小師妹?いつの間に?!」何も聞いていなかった長歌は驚いた。緒風の話では長歌たちが紫草を探していた頃、媛娘(エンジョウ)の面倒を見ていた司徒は武芸の奇才だと気づき、弟子入りさせたという。「大弟子のお前は剣を修練する暇などないだろう? 祖師から越女剣の伝承を途絶えさせてはならないと言われているゆえ、媛娘に託すのだ では各位、また会おう」そして図伽郡主も漠南に帰ることになった。つづく( ๑≧ꇴ≦)司徒、越女剣なのか?!
2022.06.11
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长歌行 The Long Ballad第47話「鷹の反撃」捕らわれの身となった阿詩勒隼(アシラシュン)は延利(イエンリー)可汗と穆金(ムージン)の治療を引き換えに鷹団の招集を約束した。「やはり父汗(フーハン)の病もお前の仕業か?!」「今さらそれを聞いて何の意味が?」奕承(エキショウ)公主は息子が聞いているとも知らず、延利の自業自得だと悪びれる様子もない。「私がこの手を血に染めたから、あの男は王位の座に就けたのに…」阿隼は渉爾(シャアル)の実父である舒勒(シューラー)可汗が奕承による暗殺だったと知り驚愕した。その時、物陰から渉爾が現れる。「阿娜(アーナー)っ!」「…なぜここに?!」渉爾は母から父が急病だと聞かされていた。父は男である自分たちがか弱い母を守らねばならないと教え、母が望むなら天の星でも取れと息子に言っていたという。しかし奕承は隋(ズイ)の復興のためにはやむを得ないと正当化した。渉爾はようやく母の本性を知って激しく動揺し、その場にへたり込んでしまう。「正気じゃない…どうかしています!ずっと私を騙していたのですね?ずっと…」すると奕承は衛兵を呼んで小可汗を部屋へ送るよう命じ、地下牢をあとにした。魏淑玉(ギシュクギョク)は李長歌(リチャングァ)から預かった結婚祝いを携え、李楽嫣(リラクエン)を訪ねた。「長歌が寝る間も惜しんで刺繍したそうだ…君との別れが辛いからと私に託してね 君は永遠に自分の可愛いウサギだから必ず幸せになるようにと…」扇には赤い目をした真っ白なウサギが刺繍されていた。李世民(リセイミン)は兵部尚書の李靖(リセイ)を定襄(テイジョウ)道行軍総管に任命、すでに10万以上の大軍が悪陽(アクヨウ)嶺に到着していた。雷蒙(レイモン)から報告を聞いた奕承は各部から徴兵すれば対抗できると考えたが、砂漠に侵攻した阿詩勒部の4隊は連携する漠北と漠南に破れ、将は生捕りにされたという。他の部族も出兵に応じていたが静観中、恐らく寝返ったのだろう。追い込まれた奕承はすぐにでも鷹団を集めるため、阿隼を可汗と穆金に会わせることにした。「阿詩勒隼に知らしめなくては、父汗が私の手中にあるということを…」阿隼は手枷と足枷をつけて可汗と面会した。「父汗…ぃぇ阿塔(アーター)、遅くなって申し訳ありません」すでに動くことも話すこともできず、必死に何かを訴える可汗、すると阿隼は必ず迎えに来ると約束した。そこで奕承は5日のうちに鷹団が王宮の前に集結するよう軍令を出せと迫る。「そうすれば父汗を治療してあげましょう」↓顔の迫力だけは衰えない可汗( ̄▽ ̄;)阿隼は軍令をしたため、ついに穆金と再会を果たした。2人は固く抱き合って無事を喜んだが、穆金は手枷と足枷に気づいて呆然となる。「弥弥古麗(ミミクリ)は?」「定襄に来ているが見ていない」そこで穆金は歩真(ブジェン)には会ったと教えた。雷蒙はヒソヒソ話をしている2人を怪しみ、本題を忘れるなと声をかける。すると阿隼は軍令を渡した。「鷹師を集結させてくれ」その夜、渉爾は泥酔して弥弥の部屋に押しかけた。渉爾は今頃になって全てを知った自分を愚か者だと嘆き、真実を明かす。実は母が父を殺し、叔汗が自分の狼を殺して阿隼と離間させ、しかも母が叔汗に毒を盛っていたというのだ。「みんな嘘ばかりだ…」渉爾は涙を流しながら酔い潰れ、そのまま寝てしまう。一方、阿隼は雷蒙の監視のもと、門まで穆金を見送りに出ていた。約束の5日目の夜、奕承は阿隼の牢を訪ねた。すると外が騒がしくなり、鷹団が到着したと分かる。奕承は阿隼の代わりに傀儡となった可汗に号令をかけさせることにしたが、阿隼はすでにそれを見越して手を打っていた。承啓(ショウケイ)門が開き、車椅子に乗った可汗が鷹団の前に姿を現した。穆金は蘇伊舎(スーイーシャー)に計画通りにと合図し、馬を降りて可汗から出征前の杯を受ける。実は阿隼は別れ際、穆金に耳元で″火であぶれ″と囁いていた。そこで野宿の際、焚き火で軍令をあぶってみたところ、最後の一文が浮かび上がる。…可汗を救い、李靖に投降しろ…雷蒙が地下牢へ駆けつけた。鷹団が可汗の身柄を奪って逃走、城外へ出てしまったという。奕承は阿隼に一杯食わされたと気づき激怒、直ちに阿詩勒部麾下(キカ)の各部を集結させるよう命じた。見せしめに各部の前で阿隼を公開処刑にするという。処刑は覚悟の上だった。しかし阿隼には唯一、心残りがある。「チャングァ…一生を共にしたかったが、約束は守れそうにない」翌朝、物陰から承啓門の様子をうかがう長歌の姿があった。そこへ思いがけず図伽(トジャ)郡主が緒風(ショフウ)と一緒に現れる。「私が知らせたのよ、だって何も言わずに消えちゃうから」緒風はすでに雁行(ガンコウ)門の仲間を招集し、司徒郎郎(シトロウロウ)と羅十八(ラジュウハチ)も呼んだという。すると驚いたことに淑玉までやって来た。淑玉は李靖の許可を得て軍に合流したところ、穆金たちに遭遇して居場所が分かったという。こうして阿詩勒隼を救うため再び集まった盟友たち、しかし城内に入るのは至難の業だった。「それなら私に任せて!…これ、阿詩勒部の麾下だった部族が持ってる令牌なの」図伽はこんなこともあろうかと、こっそり父の令牌を盗んでいた。↓( ๑≧ꇴ≦)イールン!一方、楽嫣と皓都(コウト)は余命いくばくもない杜如晦(トジョカイ)のため、急ぎ簡素ながら婚礼を挙げることにした。すると杜如晦は皓都に婚礼が済んだら定襄へ行くよう命じる。「李長歌が死んだら公主に顔向けできんぞ」そして婚礼当日、楽嫣は長歌からもらった扇で顔を隠し、皓都に嫁いで行った。拝礼の儀を済ませ、床入れの儀を迎える2人、そこで互いの髪を切って固く結び、錦袋に入れて一生を共にすると誓う。しかし皓都は申し訳なさそうに明日から定襄へ行くと教えた。楽嫣は当然だと受け入れ、必ず自身と長歌を守り、李靖に協力して奕承を倒して欲しいと伝える。「私と阿耶(アーイェ)はここで待ってる」長歌たちは定襄へ入ることに成功した。そこで図伽に月餅を作る材料と孔明灯(コウメイトウ)を買って来て欲しいと頼む。一方、弥弥は阿隼が処刑されると知り、急いで渉爾に伝えた。「阿隼を死なせるものか!」驚いた渉爾は母の元へ行こうとしたが、その時、夜空に上がる孔明灯を見つける。「こんな時に誰が孔明灯を?!」「孔明灯?!(はっ!)渉爾、月餅が食べたい?」弥弥はそれが長歌の合図だと知っていた。李靖は可汗を保護、阿隼との約束通り必ず守ると安心させた。そこで穆金は独りで阿隼を助けに戻ると決めたが、蘇伊舎と努爾(ヌアル)が先回りして待っている。「兄弟を呼ばないとは水くさいぞ」翌朝、弥弥は門衛に小可汗の所望で月餅を買いに行くと告げた。しかし門衛は誰も出られないと止め、そもそも中秋節でもないのに売っていないと怪しむ。そこで弥弥は代わりに買って来て欲しいと銭袋ごと渡し、残りで酒でも買うよう伝えた。長歌が開いた月餅の露店に衛兵がやって来た。計画通り月餅が弥弥に渡ることを願う長歌、そこへ司徒が現れる。「師父…」「予想以上に早いだろう?十八と連日連夜、馬を駆けて来たんだ、で、俺にやって欲しいことは?」そこで長歌は魏淑玉と合流するよう頼んだ。弥弥は無事に月餅を手に入れた。そこで渉爾と手当たり次第、月餅を割り始めると、やがてある月餅から小さな紙が出て来る。…定襄王宮の地図と処刑台の位置、隋王と蕭(ショウ)皇后、歩真の居場所、逃走経路、守りの薄い宮門…すると渉爾は母の罪滅ぼしに協力を申し出た。「俺に任せろ」翌朝、緒風たちは一向に動こうとしない長歌に困惑していた。しかし長歌は詳細な王宮の地図を待っているという。緒風は内通者がいると気づいたが、それが裏切り者の弥弥だと知った。つづく( ๑≧ꇴ≦)まさかのイールン登場!←そこ?w
2022.06.11
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第15話「告白」蘇牧雲(スームーユン)はカフェでレポートを書いている蘇念風(スーニエンフォン)を見つけた。しかし没頭している念風は目の前に牧雲が座っても気づかない。「根を詰めるな」牧雲はいきなりPCを閉じ、念風に時計をプレゼントした。「AI時計だ、何かあったら俺に通知が来る…選択肢は2つだ、受け取るか?家に帰るか?」「家には帰らない」すると牧雲はなかば強引に念風の手首に時計をつけてしまう。その時、ちょうど隣の席に念風の師姐(シジェ/先輩)がいた。2人の話に耳をそばだてていた師姐はどうやら念風が部屋を探していると知り、蘇牧雲とお近づきになるチャンスだと気づく。そこで師姐は席を立って念風に声をかけた。「小風、部屋を探しているの? 良かったルームシェアしない?これから部屋を見に来てよ、スームーユンも一緒に…」師姐のマンションはひどく散らかっていた。どうやらまだパピーの嘟嘟(ドゥードゥー)がいたずらして散らかしているらしい。しかも念風の部屋には窓がなかった。「だめだ」牧雲は日当たりが悪いと反対したが、師姐はその代わり家賃1000元でいいという。すると念風は窓がなければ落ちる心配もないと考え、何より家賃の安さが気に入って即決した。牧雲は念風の引っ越しを手伝って帰って行った。独りになった念風は荷物から高校時代につけていた悪魔日記を見つけ、久しぶりに開いてみる。手帳には牧雲の悪行が書き連ねてあったが、目に浮かぶのはなぜか優しい牧雲の姿ばかりだった。会社では相変わらずモニカ(莫妮卡)の念風への嫌がらせが続いていた。その日も仕事に追われてマンションへ戻ったのは深夜、すると運悪くエレベーターが点検のため停止している。念風は仕方なく非常階段を上り始めたものの、疲れ果てて途中でうずくまった。なぜともなく涙があふれ出す念風、そこへ突然、牧雲が現れる。「おぶってやるよ」牧雲は念風を背負って階段を上り、無事に部屋まで送り届けた。しかしこれ以上、念風を放っておけず、思わず告白してしまう。「…俺たち付き合おう、お前が好きだ」「アワアワ…もう帰って、聞かなかったことにするから!(バタン!」驚いた念風は逃げるように部屋に入ったが、いつの間にか牧雲を意識するようになっていた。一方、斉媛(チーユエン)は秦堯(チンヤオ)に釈明するため待ち伏せしていた。しかし何もかも知っていた秦堯は二度と会いたくないと突き放す。実は斉媛は裏アカウントがあり、昨夜も男を誘惑するような写真を投稿していた。斉媛は秦堯が自分のスマホを盗み見たと知って逆ギレしたが、秦堯は別れを告げて帰ってしまう。念風が嘟嘟の散歩に出るとまだ牧雲がいた。すると牧雲はなぜ念風がいつも犬の散歩当番なのかと尋ねる。「なぜ知っているの?」「ぁ〜たまたまいつも通りかかるから…」「ここは通り道じゃないでしょう?」「…さっきの答えがまだだ」都合が悪くなった牧雲が話題を変えると、今度は念風が焦ってそろそろ帰るとごまかした。「急がなくていい、待ってる」「…晩安」U・x・U<わんあ〜ん♪念風は新薬のレポートを完成させ、モニカに預けた。ファイルを見たトーマス博士は絶賛、連絡を受けた欧陽予(オウヤンユー)も鼻が高い。モニカはこのレポートに何日もかかりきりだったと手柄を横取りしたが、そこへ運悪く念風が現れた。これまで耐えて来た念風も我慢の限界、そこでモニカに質問する。「あなたがこのレポートを?…ならなぜシンポジウムの開催をティエンイー社に決めたのですか?」するとモニカは口ごもってしまう。そこで念風は長年、心筋症を研究して来たティエンイー社には心臓移植のデータが多いからだと教え、黙らせた。「董事長(CEO)、実は資料室で必要な資料を閲覧したいのですが…」「許可しよう」念風が出ていくとモニカは咄嗟に釈明しようとした。しかし欧陽予に遮られてしまう。「…次はないぞ」念風は楽堤胤(ローディーイン)に秦堯が失恋し、牧雲から告白されたと報告した。(´゚ω゚):;*.’:;ブハッ堤胤は急な展開に驚いて水を噴き出したが、牧雲こそ念風にとって特別な相手だと指摘する。Σ(・□・;)<へっ変なこと言わないで!じゃあもう帰るから念風は堤胤に心を見透かされそうになり、慌てて廊下へ出た。すると担当医と出くわし、まだ堤胤の治療法が見つからないと知る。「このまま見つからなければ恐らく…」念風はやりきれなくなり、独りで屋台に立ち寄った。そこへ偶然にも秦堯がやって来る。「失恋してやけ酒でも飲もうと思ってさ…初めて失恋で落ち込んでいる」念風はお酒よりやけ食いの方がストレス解消になると勧め、2人で串焼きを頬張った。帰り道、秦堯は付き合ってくれた念風に感謝した。「友だちでしょう?当然よ」「…小風、抱きしめてもいいか?」念風はまるで子供をなだめるように秦堯の背中をさすった。「じゃあ帰るわね、晩安」「晩安」しかしそんな2人の姿を丁小青(ディンシャオチン)に見られてしまう。念風はしみじみ秦堯への感情は恋への憧れでしかなかったと分かった。すると宝物のウサギのぬいぐるみがないことに気づく。実はぬいぐるみを拾ったのは秦堯だった。秦堯は大学で念風に返そうとカバンに入れていたが、バスケット部の練習で一緒になった牧雲に見られてしまう。「なぜお前がこれを?」「あ~念風が落としたんだ」「会ったのは偶然か?…チンヤオ、あいつは身代わりじゃない」牧雲はぬいぐるみを奪い返し、念風には自分から返すと言った。牧雲は念風が留守の間にマンションを訪ねた。師姐は大歓迎、そこで何とか引き止めようとしたが、牧雲は取り付く島もない。しかし急に牧雲が連絡先を交換したいと言って来た。「スーニエンフォンに何かあったらすぐ連絡を…」念風は柳子慧(リウズーフイ)と食事をして帰宅した。すると部屋の壁に窓枠から美しい景色が見える絵が飾ってある。机には付箋がついたウサギのぬいぐるみが置いてあった。…もう失くすなよ…師姐は牧雲が急に訪ねて来た理由を知った。「これを飾りに来たのね~クールに見えてすごく優しい人~彼ってフリー?」そこで師姐は牧雲のSNSを開いたが投稿がない。「もしやスームーユンって女嫌いなの?」師姐がぶつぶつ言いながら部屋へ戻ると念風はお礼のメッセージを送った。…ありがとう…しかしふと先輩の言葉が気になってSNSをのぞいてみる。…今夜もあいつの番をする…念風は驚いて窓から外を見てみると、牧雲がベンチに座っていた。つづく(* ゚ェ゚)ムーユンの大事な告白場面ではあるが…中国って椅子の背もたれが高くないと死んでしまうん?
2022.06.09
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第14話「友達の失恋」純粋で善良な蘇念風(スーニエンフォン)に惹かれて行く欧陽予(オウヤンユー)。しかし念風を逆恨みする欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)は兄と念風が仲良く写っている画像を発見して激高、蘇牧雲(スームーユン)やモニカ(莫妮卡)にも送信してしまう。モニカは念風への嫉妬から、翌朝また無理難題な仕事を押し付けた。めげずに黙々と資料集めに勤しむ念風、すると偶然、実父の会社・卓(ジュオ)社と欧陽社との株式譲渡契約書のファイルを発見する。そこで誰かが来る前に慌ててスマホで一部を撮影したが、資料室には監視カメラがあった。念風は楽堤胤(ローディーイン)の病院を訪ね、欧陽社が両親の死に関わっているかもしれないと話した。入院中で動けない堤胤は牧雲に相談するよう勧めたが、念風は意地を張って拒否、それより法学部にいる秦堯(チンヤオ)を頼ることにする。すると画像を見た秦堯は何の変哲もない株式譲渡契約書に見えると言った。ただあまりに譲渡価格が低過ぎると指摘する。「つまりオウヤン社の敵対的買収だったということ?」「断言はできないな、全文がないから…」そこで念風は全文を手に入れようと再び資料室へ向かったが、すでに立ち入り禁止になっていた。念風は帰宅途中、他の男と歩いている斉媛(チーユエン)と出くわした。しかし斉媛はただの友だちだと白を切り、念風こそ欧陽予と密会していたと逆ギレする。呆れた念風は斉媛に秦堯はもったいないと憤慨、しかし斉媛は秦堯が自分を捨てるはずないと鼻で笑い街へ消えた。翌日、大学ではいつものように仲むつまじい秦堯と斉媛の姿があった。秦堯は研究室に閉じこもり切りの牧雲を呼び出すため念風をランチに誘ったが、牧雲に会いたくない念風は遠慮する。すると斉媛が嫌味を言った。( ̄꒳ ̄)<だって大企業の実習生は忙しいものねえ?チクリ( ー̀ωー́ )ピキッ!<やっぱり食べるわ!牧雲は念風がいると聞いてレストランへやって来た。顔を合わせれば喧嘩になってしまう念風と牧雲、すると斉媛は優しくするよう念風をたしなめる。( ̄꒳ ̄)<小風ったら、それじゃ道理でチンヤオに振られるワケだわ~( ー̀ωー́ )ピキッ!<ウルセー!不誠実な女よりはマシだろが?ったくお前は女優かよ?アカデミー賞かっつーの念風はついに堪忍袋の尾が切れ、うっかり口を滑らせてしまう。「そもそも本当にチンヤオが好きなら使いっ走りさせたり、友だちを嘲笑したりするか?ゴルァ だいたい他の男と腕を組んだりしないわ普通!ぜえぜえ…」秦堯の前ではじをかかされた斉媛は激怒、店を出ていってしまう。( ー̀ωー́ )<あんたはスープね…って私、怖い?@シャオフォンフル(・_・ ))(( ・_・)フル@ムーユン秦堯は斉媛を追いかけ、改めて高級レストランに誘った。すっかり機嫌を直して食事を楽しんだ斉媛、しかし化粧室へ行った時、机に置き忘れたスマホに別のBFからメッセージが届いてしまう。斉媛は秦堯に見られたとも知らず、秦堯と別れてから迎えに来た男の高級車に乗り込んだ。翌朝、秦堯は念風とカフェで待ち合わせた。遅れて到着した秦堯はテラスにいる念風を見つけ、コーヒーを注文してくると告げる。しかしその時、男と歩いている斉媛を目撃した。激高した秦堯は2人の元へ向かい、思わず男を殴りつけてしまう。驚いた男も反撃、そこへ念風が駆けつけ秦堯を制止した。男は斉媛に説得されて帰ったが、興奮した秦堯は思わず念風を突き飛ばし、怪我をさせてしまう。すると秦堯は我に帰り、急いで念風を抱きかかえ、家まで送り届けることにした。置いてきぼりにされた斉媛はふて腐れ、仕返しに2人の後ろ姿をスマホで撮影して牧雲に送信してしまう。…あなたのお姉さん、オウヤンユーの次は私の恋人に色目を使ってるわよ…秦堯は実は以前から斉媛の浮気を知っていた。幼なじみの斉媛は裕福な家で育ち、かつては取り巻きに囲まれ、学校ではお姫様のようだったという。しかし高校2年の時、家の経済状況が悪化、それ以来、斉媛はお金に固執するようになった。秦堯はいつか真心が通じて目を覚ましてくれると信じて来たが、どうやら無駄だったと気づく。肩を震わせ涙する秦堯、念風は何もできなかったが、いつか必ず大切にしてくれる人と出会えると励ました。「それが君ならいいな…幸せになれそうだ」すると秦堯は笑顔に戻って帰って行った。秦堯とは友だち以上になれないと分かっている念風、そんな2人の様子を偶然、牧雲が見てしまう。牧雲は夜になってから改めて念風を訪ねた。驚いた念風は慌てて足の傷を隠したが、牧雲は救急箱を取りに行くと黙ってガーゼを貼り替えてやる。「一緒に帰ろう」「ハァ~寝言は寝てから言って…」「なぜディーインは良くて俺はダメなんだ?!」すると牧雲は思わず念風を押し倒してしまう。「もう危ない目には遭わせられない」念風は迫り来る牧雲に動揺、思わず突き放して家から追い出してしまう。念風は夢遊病の症状について検索し、無意識のうちに窓から落ちたりしないよう点検した。ドアの前には椅子を置き、自分の足と机の脚を紐で縛り付けて眠る。その頃、牧雲は楽家が見えるベンチに腰掛け、一晩中、念風を見守ることにした。何事もなく夜が明け、牧雲は大学の研究室に戻った。そしてその日、試作に試作を重ねたセンサーがついに完成する。すでに100回以上も作ってはバグが見つかって失敗していたセンサー開発、しかしついに障害物にぶつかると音が鳴って位置を知らせることに成功した。つづく(  ̄꒳ ̄)なるほど〜それでムーユンはロボット工学を選択したのね
2022.06.08
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第13話「親友の再入院」夢遊病で夜の街にフラフラ出てしまった蘇念風(スーニエンフォン)。危うく車にはねられそうになったが、蘇牧雲(スームーユン)が駆けつけ無事だった。ふと我に返った念風はなぜ自分がここにいて牧雲がそばにいるのか分からない。実は念風は自分から牧雲に連絡し、ひとしきりからんでいた。『どこだ?迎えに行く…俺と位置情報を共有しろ、俺が着くまで切るなよ!』念風はこれまでも醜態を晒していたと知り動揺、慌てて帰ることにした。しかし牧雲が引き止め、思わず抱き締める。驚いた念風は帰るつもりはないと突き放したが、牧雲は無理強いしなかった。「…送って行くよ、夜道は危険だから」牧雲はスーパーを見つけると念風を待たせ、酔い覚ましに飲み物を買って来た。「もう飲むな…またこんなことになったら危ないだろう?」「ムーユン、もしかして私、夢遊病なの?」牧雲は一瞬、言葉に詰まったが、結局、念風が交通事故によるPTSDで夢遊病だと認めた。「どうして黙っていたの?…そうだと知っていたら自分を守ることができたわ」「必要ない、お前には俺がいる」すると念風は牧雲が頻繁に自分の部屋で寝ていたことを思い出し、実は牧雲が自分をずっと見守ってくれたのだと分かった。「…ありがとう」その時、薄着の念風が両腕をさする。牧雲は念風を引き寄せ、照れ隠しに恩返しとして自分を温めてくれと言った。やがて夜が明けた。念風はお腹が空いたと訴え、牧雲を誘ってお粥の店に入る。すると牧雲は念風が出て行ってから蘇父母がすっかり憔悴してしまったと話した。蘇母は毎日、念風の部屋を掃除し、父は飲めない酒で寂しさを紛らせているという。「あんなに優しかった家族を忘れてしまったのか?」「…追い詰めないで」念風はまだわだかまりが解けず、時間が欲しいと頼んだ。牧雲は楽堤胤(ローディーイン)の家に念風を送り届け、帰ることにした。しかし念風の悲鳴が聞こえ、慌てて引き返す。するとリビングで堤胤が倒れていた。牧雲は堤胤を背負ってタクシーを捕まえ、車が苦手な念風の代わりに病院へついて行く。後から追いついた念風は堤胤の無事を知って安堵したが、しばらく入院が必要だと知った。「董事長 お休みさせてください、親友が倒れて病院にいます」「楽堤胤か?…昨晩、君が言っていた」「…すみません」「覚えておけ、二度と私に謝るな、無事ならそれでいい」欧陽予(オウヤンユー)は心臓病研究の権威であるトーマス博士を招待、拡張型心筋症の薬の開発を頼んだ。不審に思ったモニカ(莫妮卡)は楽堤胤という患者が関わっていると気づき、密かに欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)へ連絡する。楽堤胤を調べた晴雪は念風の親友だと知り、兄が巨資を投じて心筋症の薬を開発させているのは念風のためだと分かった。妹に追及された欧陽予は事故の償いをしたいだけだと釈明したが、念風に惹かれていると見抜かれてしまう。( *`ω´)<ムーユンだけでなく哥まで奪うなんて許せない!晴雪は一刻も早く兄と念風を引き離すため、モニカを利用して念風を会社から追い出すことにした。モニカは念風の仕事をさらに増やし、これからは2時間前に出社しろと命じた。疲労困憊の念風は辞職を決意して董事長を訪ねたが、欧陽予から拡張型心筋症の新薬を開発することになったと聞く。「被験者を探しているが君の親友は条件に合致するな…それから君をトーマス博士の助手にするよ」喜んだ念風は咄嗟に辞職願を隠し、再びやる気を取り戻した。念風は見舞いがてら堤胤に朗報を伝えた。「忙しくなるから会社の近くに引っ越すことにしたの、明日、不動産会社を回ってみるわ」そこで堤胤は念風が帰るとすぐ牧雲に連絡、念風が部屋探しをすると教える。牧雲は堤胤に感謝し、翌日、念風の不動産会社めぐりに付き合うふりをして、援助しようと考えた。しかし念風に見抜かれ、あっさり断られてしまう。「やっぱり自分で探すわ」すると牧雲が念風のカーディガンの袖が破けていることに気づいた。念風はあっけらかんと繕えば着られると答えたが、牧雲は自分が買うという。「私にはボロがお似合いよ」「ダメだ!」翌朝、出社した欧陽予はエレベーターを待っている念風を見かけた。肉まんを頬張りながら今日も頑張ろうと奮起する念風、その様子を見た欧陽予は思わず頬が緩む。しかし社内では相変わらずモニカたち社員の念風に対する嫌がらせが続いていた。今日も念風はモニカたちに破けたカーディガンを揶揄されたが、頭脳を使っているので服まで気が回らなかったとやり返す。そんな念風の様子を偶然、欧陽予が見ていた。欧陽予は仕事帰りの念風を待ち伏せ、服を買いに行こうと誘った。「トーマスは服装にうるさい、しかも好みがあるんだ、行くぞ」欧陽予はなかば強引に念風の手をつかんで引っ張っていったが、その姿をモニカに見られてしまう。一方、車に乗れない念風はレンタル自転車を借りることにした。しかし欧陽予は自転車に乗ったことがないと困惑する。「私が教えます」欧陽予は念風のおかげでコツをつかみ、自転車を乗りこなした。欧陽予は念風が試着している間にこっそり店員にクレカを渡した。「彼女には70%オフだと伝えてくれ」そこで店員は念風に写真を投稿してくれると70%オフになるキャンペーン中だと嘘をつく。( ゚ロ゚)!!<70%オフ?本当ですか?! ←そんなわけないw喜んだ念風は欧陽予と店の前で記念撮影、こうしてブランド服を激安で手に入れた。するとたまたま秦堯(チンヤオ)の彼女・斉媛(チーユエン)が友だちと通りかかる。斉媛はあの有名な御曹司と念風がなぜ一緒にいるのか分からなかったが、その時、秦堯からの着信が鳴った。しかし斉媛は気まずそうに切ってしまう。(  ̄꒳ ̄)<あらあら〜今のキープ君から?ふふ@友だち牧雲は柳子慧(リウズーフイ)から勧められた服を購入、家の前で念風を待っていた。すると念風が高級そうな服を着て欧陽予と帰ってくる。念風は咄嗟に牧雲を友人だと紹介、欧陽予は手を差し出したが牧雲は無視した。(  ̄꒳ ̄)<ぁ…小風、私は帰る、今日は早く休め( ˶´꒳`˵ )<はい、董事長、また明日欧陽予が帰ると、牧雲は二度と欧陽予とつるむなと命じた。念風はなぜ牧雲が怒っているのか分からず、何を持っているのか聞いてみる。しかし面白くない牧雲はゴミだと言い放ち、植え込みに置いて帰ってしまう。牧雲は迎えを待っている欧陽予に追いついた。「彼女に近づくな…まだ卓(ジュオ)家を苦しめる気か?」「証拠もないのに決めつけるな」「傷つける奴は許さない」「私もだ」すると車が到着した。牧雲は車に乗り込む欧陽予に必ず証拠を探し出して見せると宣言する。一方、念風は牧雲が置いていった紙袋を持って家に入った。中には念風好みの可愛いワンピースが入っている。「プレゼントならそう言えばいいのに…くす」欧陽予は遅い夕食を取った。すると執事が他に食べたいものがあるかと尋ねる。欧陽予はふと朝の念風の姿を思い出して微笑んだ。(  ̄꒳ ̄)<肉まん食べたい♪肉まん食べたい♪ ←分かる人だけでwつづく( ๑≧ꇴ≦)偶然が多すぎってか破れたカーディガン、そのまま着て行く方が問題なんじゃ( ̄▽ ̄;)
2022.06.08
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长歌行 The Long Ballad第46話「託した願い」地下牢に阿詩勒隼(アシラシュン)が戻ってきた。すると阿隼が独房だったはずの阿詩勒渉爾(アシラシャアル)の牢に入ってくる。「お前は釈放だ…ただ戻る前にこれだけは伝えておく」阿隼は渉爾の大切な狼を殺したのは可汗(カガン)だったと暴露した。当時、可汗は阿隼と渉爾をけん制し合わせて自分の王位を盤石にするため、配下に渉爾の狼を殺させ、その皮で作った矢筒を阿隼に持たせたという。「渉爾、草原のためにどちらかが立ち上がる必要がある、その役目は俺だ」「何をするつもりだ?!」その頃、定襄(テイジョウ)では穆金(ムージン)が見せしめに兵士たちの前で拷問を受けていた。解放された渉爾は母が待つ四方館へ戻った。「牢で幼い頃を思い出していました 阿娜のそばで眠り、憂いや恐怖もないあの頃を…あの頃が一番、満ち足りていた」すると奕承(エキショウ)は母子が真に強くなってこそ、初めて安泰となると言って息子の手を握りしめた。阿詩勒隼の身柄は捕虜の解放と引き換えに奕承へ引き渡された。こうして奕承たちは帰国の途に、また裏切り者となった弥弥古麗(ミミクリ)も定襄へ行ってしまう。一方、正体が発覚した李長歌(リチャングァ)は各部の使者たちに釈明していた。長安に戻らなかったのは個人的な恩怨であり、漠北王の意向で使者になったことに変わりないという。すると李世民(リセイミン)が阿詩勒部から各部の捕虜を奪い返したと知らせた。もしこのまま結盟を望まなくても捕虜たちを各部に護送し、後顧の憂いはないという。使者たちは小可汗を解放した理由を知って唐の誠意に敬服、次々と盟約書に署名した。李世民は長歌を連れて宮中へ戻った。「お前を皇后の娘にして公主の称号を与えることもできる、このまま長安で好きに生きれば良い」「だから阿隼を1人で定襄に行かせたのね、私の人生と引き換えに…」「彼が自ら選んだのだ…彼の想いはお前が一番、良く分かるだろう?」「…阿隼がいるところへ私も行きます」長歌は母への償いのつもりかと暗に叔父を非難した。しかし李世民は阿瑾(アキン)の最後の望みが長歌の安寧だったと教える。長歌は母が玄武門の変で李世民に殺されたと思い込んでいたが、実は母は李世民の目の前で自害していた。あの時、瑾夫人は皇太子の計画を知り、愛する李世民に謀反を知らせていた。おかげで先手を打った李世民は皇太子一派を粛清、その後、東宮へ阿瑾を迎えに行ったという。しかし瑾夫人は頑なだった自分を決して虐げなかった皇太子に感謝し、妻として裏切ったことを深く悔いていた。『かつてあなたに命を救われた… 長歌のことも我が子のように教え導き、長歌もあなたを父のように慕っている こうして恩を返すことができたわ、でも太子は?太子にはどうやって償えばいいの?』李世民は泣き崩れる夫人をなだめようと近づいたが、その時、瑾夫人は李世民の帯刀を抜いて自分の首に突き立てた。『長歌を一生守ると約束して!好きなように生きさせて!望まぬ相手には決して嫁がせないで!』『約束する!だからやめてくれ!』『これで誰にも借りはなくなる…』『阿瑾!』(∩゚д゚∩<しゃおふぉん!(違うw長歌は母が父も叔父も選べず、どちらにしても生きることができなかったと分かった。今でも阿瑾を思うと心が張り裂けんばかりだという李世民、動乱の中で流浪に流浪を重ねながら長歌が唐のために多くの犠牲を払ったと知ったのも後になってからだという。「長安に残り、私に面倒を見させてくれ」しかし誤解が解けても長歌は愛する人を守るため定襄へ行くと譲らなかった。李世民はもはや説得も無駄だとあきらめ、涙をのんで送り出すと決める。「帰りを待っている、ここはお前の家だ」「二叔…あなたは阿耶を殺したけれど、やはり私の二叔…もし民を苦しめたら片をつけに戻るわ」「はお」李世民は長歌が二叔と呼んでくれたことに驚きと感激をにじませながら、やはり阿瑾の娘らしいと笑った。すると出ていった長歌からあの短剣だけが戻ってくる。それはかつて長歌が二叔に贈った阿詩勒部の宝刀だった。長歌は長安を立つ前に栄恩(エイオン)寺を訪ねた。すると祭壇に阿隼が置いていった婚約書がある。感激した長歌は嫁ぐ娘として母に献杯し、阿隼の無事を祈った。一方、奕承一行は定襄に到着、すると渉爾が早々に可汗の寝殿へ向かった。衛兵は雷蒙(レイモン)統領の命で通せないと訴えたが、小可汗を強引に阻止することもできない。すると寝殿の中は香で真っ白になっていた。渉爾は急いで香を消して窓を開けると、薬で眠らされていた可汗の意識が戻る。しかし渉爾に気づいた可汗は興奮し、全身で怒りをあらわにして渉爾を追い出した。弥弥は再び奕承に忠誠を近い、今回の手柄で弟との面会を許された。真っ先に弟の指を確認する弥弥、すると歩真(ブジェン)は危ないところを隋王が助けてくれたと教える。「よかった無事で…」しかし感動の再会も束の間、姉と弟は再び引き離されてしまう。渉爾は阿隼の牢に駆けつけ、可汗の様子を伝えた。確かに母の言う通り病だったとごまかしたが、阿隼から信じているならここへ来ないと見透かされてしまう。その時、可敦(カトゥン)が来ると知らせが届き、渉爾は急いで牢を出た。奕承は阿詩勒隼と交渉したいと切り出した。鷹団を草原のために戦わせれば死を免じてもいいという。阿隼は鼻であしらったが、奕承が人質の穆金を呼んだ。すると拷問でボロボロになった穆金が連行される。「奕承おぉぉぉぉぉ!」地下牢に阿隼の怒号が響き渡った。「殺さずにいるのはあなたの顔を立てているからよ?」阿隼は苦渋の決断を迫られたが、穆金の命は何物にも代え難い。「いいだろう、その代わり条件がある、1つ、穆金を治療する、2つ、父汗を治療する」「穆金は治療するわ、可汗については鷹師が勝利すればおのずと会える」「やはり父汗の病もお前の仕業か?!」その話を牢に残っていた渉爾が聞いていた。つづく( ๑≧ꇴ≦)シャR!頑張って!…って、主旨が変わっるw
2022.06.06
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※夢華録(ムカロク)はwowowさんで2023年1月26日より放送決定しました!梦华录 A Dream of Splendorリウイーフェイの古装ドラマ、ついに配信が始まりました!‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››初日は会員が一挙に8話までドラマの題材は元の戯曲作家・関漢卿(カンカンケイ)の作品・趙盼児風月救風塵(救風塵)原作は義侠心にあふれる妓女・趙盼児が虐げられた仲間たちを助けるという、いわゆる勧善懲悪ものドラマの細かいエピソードは別にして、だいたいストーリーは想像できますねちなみにBSで放送された″君、花海棠の紅にあらず″では劇中、商老板が″救風塵″の昆曲を披露する場面がありました(いやどうでもいいか?w)さて我らがイーフェイ演じるのは趙氏茶鋪を営む女主・趙盼児(ジャオパンアール)パンRはかつて溺れていた書生・欧陽旭(オウヤンシュー)を助け、二人は恋に落ちて結婚を約束します欧陽旭が科挙に合格して迎えに来てくれる日を待つパンRそんなある日、パンRは皇城司指揮・顧千帆(グーチェンファン)と思わぬ事件に巻き込まれます命拾いして茶鋪に戻ったパンR、しかし待っていたのは合格した婚約者が高官の娘と縁談が決まったという知らせでした…(*´ºдº)ガーン!パンRは真実を確かめるべく東京(都)へ向かおうと決意ここで生死を共にした千帆が道連れとなりますすると船旅の途中、パンRと千帆は漂流する女人を発見助けてみるとその女人はパンRの隣人で盟友の孫三娘(サンサンニャン)でした…ってそんなわけあるかw一方、パンRの妹分で琵琶の名手・宋引章(ソンインジャン)はパンRの反対を押し切り、出会って間もない男と結婚しかし幸せは束の間、虐待されることに…旅の途中でこの事実を知ったパンRは三娘と協力して引章を救出する策を講じますその頃、パンRたちと別れた千帆は確執のある父の元へ帰りますが…実は千帆の話、飛ばしています(誰か教えてくださいw)第1話の冒頭は顧千帆のお話からこりゃ寝落ちしそうだ~と思っていたところでイーフェイ登場!男主と女主の出会いはよくある最初は険悪パターン正直なところあまり面白くないな~と思っていましたしかしちょうど良いところでつづく♪( ๑≧ꇴ≦)<え~気になる~!そして2話へ→また良いところでつづく♪→3話へとやっているうちに気がつけば8話まで終わっていました( ̄▽ ̄;)結局、イーフェイが好き!(何だそれ?w)でも楽しみにしていたイーフェイの華やかな茶坊シーンはまだまだ先、どうも14話あたりなのか?それまでちょっと長いなあ…というのも招揺で苦手だったキャラそのままで代旭が登場どうやらこのキャラが男主2になるようで、視聴意欲がガタ落ちに…正直なところ君九のシャオフォン(違うけどw)の方がつかみはOKだったなあ~(何言ってんだ?w)もちろん本番はこれからなので評価はつけられませんただ本国では再生回数も評価もうなぎのぼりだそうです(そうなんだ〜)でもな~イーフェイがいたぶられたりするのは辛いな~(もはや関係なくなっちゃってる?w)まあ〜とにかくムーランでゴタゴタしたこともあり心配していましたが、無事に配信が始まって良かったです(なんだ、そのまとめ?w)wowowさんに期待して日本放送を待っています✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝|ω・`).oO(でもこれチャンツィイだったらやらないだろうな〜 ←ウルセー!
2022.06.06
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长歌行 The Long Ballad第45話「郡主の正体」毒殺されたはずの鉄勒(ティエラ)部の稚西(ジーシー)が生きていた。実は阿詩勒(アシラ)部が西へ侵攻したという知らせも偽物で、裏で画策していたのは奕承(エキショウ)公主だという。一方、阿詩勒隼(シュン)と阿詩勒渉爾(シャアル)は独房で夜を明かした。ふと隣の牢から聞こえる渉爾の指笛…。阿隼は懐かしい調べを聞きながら、渉爾が母と引き離されて孤独だった自分に手を差し伸べてくれたことを思い出す。すると渉爾が弥弥古麗(ミミクリ)を利用して自分から情報を聞き出した阿隼を非難した。「これも李長歌(リチャングァ)のためだ」「一体、李長歌とはどんな女なんだ?お前も弥弥も命まで捧げるとは…」長歌は李楽嫣(リラクエン)と皓都(コウト)の協力で奕承の陰謀を暴き、使者たちを納得させた。しかし奕承が家族を人質にして脅す手口を使う以上、まだ油断は禁物だと警戒する。「別の計画を講じていて、長安で他にも勢力を擁しているかも…」そこで長歌は赤合(チーハー)から赤鯢(セキゲイ)の所在を聞き出し、皓都が兵を動員して隋(ズイ)の残党を捕らえた。長歌は残党の中に肝心の楊成(ヨウセイ)がないと気づいた。しかしすでに夜も更けてきたことから、先に楽嫣を宮中へ帰そうと決める。四方館に戻った長歌と皓都、すると楊成が楽嫣を人質にして待ち構えていた。長歌は仕方なく残党を解放すると決め、要求された魚符をわざと高く放り投げる。その時、楽嫣が一瞬の隙をついて逃げ出し、皓都は見事に楊成を生捕りにした。楽嫣は楊成の短刀で首を切っていたが軽傷だった。心配そうに手当てする皓都、すると長歌は気を使って部屋を出る。空を見上げると美しい月が出ていた。…阿隼、牢でどうしているかしら?…皓都が屋敷に戻ると杜如晦(トジョカイ)が待っていた。無断で兵を動かしたことを叱責されると覚悟する皓都、しかし杜如晦は果敢な決断だったと称賛する。そこで皓都を連れて霊廟に向かい、祖先の位牌の前で叩頭させた。「今日からお前は我ら杜家の人間だ、族譜にもお前の名前が加わる」杜如晦は皓都を正式に息子として迎え入れ、駙馬になれるよう道を敷いてやった。杜如晦は皓都を連れて参内し、皇帝に暗躍していた隋の残党を捕らえたと報告した。しかし黒幕が奕承だと証言できるのは接触していた楊成だけ、その楊成が黙秘を続けており、今回、奕承を罪に問うことは難しいと落胆する。「まあ焦るな…翼をもがれては抵抗も時間の問題だ」李世民(リセイミン)は赤鯢を掃討した手柄を認め、皓都を駙馬にすると命じた。「皓都、いや杜郎君、楽嫣をそちに託したぞ、大切にするのだ」その頃、長歌は楊成を使者たちの前に引っぱり出し、奕承から直接、命令を受ける数少ない独りだと暴露していた。すると何食わぬ顔で奕承が現れる。「それだけの説明で私に疑念を向けるとは…和議のために嫁いだか弱い女が黒幕であるわけがない」証拠がないと分かっている奕承は強気だった。(´゚艸゚)∴ブッ<か弱いって笑うトコ?…安心してください、楊成は黙ってますよ~長歌は奕承のしらじらしい態度に呆れたが、そこへ礼部特使として魏淑玉(ギシュクギョク)がやってきた。淑玉は皇帝の盟約書を携えていた。唐皇の条件を聞いた使者たちは公平だと喜んだが、突然、弥弥が李長歌は漠北郡主ではないと暴露してしまう。長歌や使者たちは騒然、すると弥弥は李長歌の本当の正体は唐の元皇太子の娘だと明かした。その時、楊成が急に長歌の計画を壊すなと叫び、衛兵の剣で自害してしまう。これではまるで楊成が長歌の配下だと認めたようなもの、そこで奕承は弥弥に目配せし、さらに長歌を追い詰めた。「赤鯢は李長歌に従っていたの! 結盟は各部を戦に巻き込む口実で、狙いは唐皇が親征に向かうことよ! それなら唐軍を消耗させられる、そして唐皇を殺し、復讐を果たす…結盟は李長歌の陰謀よ!」…実は弥弥は直前に奕承に呼び出されていた『断れば穆金(ムージン)と歩真(ブジェン)がどうなると思う?』『穆金?!』弥弥は弟だけでなく愛する人まで人質になったと知り、奕承に忠誠を誓ってしまう…こうして淑玉の懸念は現実のものとなった。「李長歌を拘束せよ、陛下の判断を仰ぐ」李世民は淑玉が盟約書を持ち帰ったら娘の婚儀の日取りを決めるつもりだった。しかし淑玉から思わぬ報告が届く。李世民は奕承が小可汗を解放させるために講じた策だと気づき、再び淑玉を遣わせることにした。「何を要求されてもこう答えよ、朕は阿詩勒部の手中にある各部捕虜の解放を求めると」翌朝、奕承の予想通り唐の使者が現れた。皇帝からの過分な要求に難色を示す奕承、しかし淑玉は人心が不穏となった今、各部の使者をなだめるためには小可汗を懲らしめ、唐の威厳を示すのが最善の策だと脅しをかける。すると奕承はその代わりある条件を出した。淑玉は長歌を解放、しかし結盟は事実上、決裂した。阿隼の身が心配で仕方がない長歌だったが、特別な身分ゆえ面会は許されず、淑玉でも様子は分からないという。それにしても長歌を守るため、阿隼が自分の身分を明かしてまで奕承を引きずり込むとは驚きだった。「一度や二度じゃないの、彼がいなければ崖から落ちた時に死んでいたわ」「君を救ったのは彼だったのか…」すると淑玉は兄として長歌を阿隼に託すと言った。阿隼と渉爾が投獄されて4日、思いがけず2人はわだかまりのない時間を過ごしていた。そこで渉爾はここを出たら許してやってもいいと笑う。しかし可汗の養子と奕承の息子、阿隼は和解できるのは来世だと言った。すると突然、李承乾(リショウケン)が現れ、配下に阿詩勒隼を拘束させる。「ついに盟友の敵を討てるぞ」承乾は短剣を出して阿隼に襲い掛かろうとしたが、淑玉が駆けつけ阻止した。「阿詩勒隼、陛下がお呼びだ」阿隼は唐の皇帝を目の前にしても礼を尽くさなかった。「李長歌の男としても二叔に頭を下げるわけにはいきません」「ふっ、では姪のためにお前はどこまでできる?」そこで李世民は長歌と阿隼のために新しい戸籍を差し出した。今後は名前を変えて長安に残り、阿詩勒部と往来を絶てば一生、憂慮なく暮らせるという。しかし阿隼はすでに長歌が拒んでいると訴え、阿詩勒部を捨てることもできないと固辞した。李世民は2つ目の道は容易くないと警告したが、阿隼は長歌のため命をかけることも厭わないという。「…では長安を離れる前にある者に会え」淑玉は傷心の皇太子を東宮まで送り届けた。晟辛(セイシン)の正体を知って自分の愚かさを実感する承乾、初めて誰かのために立ち上がったが、そんな自分が滑稽だという。「殿下、では今後は誰かに全幅の信頼を置けなくなりますか?」「置くだろうな…ただ盲目的ではならぬ」「なら良かった、成長した証しかと…殿下、人は往時にこだわらず、前を向かねばなりません」つづく( ๑≧ꇴ≦)イールンがようやく良いこと言ってめでたしめでたし…ってまだ続いてた〜w
2022.06.05
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第12話「家なき娘」家出した蘇念風(スーニエンフォン)は久しぶりにスマホの電源を入れた。その時、ちょうど蘇牧雲(スームーユン)から着信が鳴ったが、念風は切ってしまう。持ち金を使い果たし、今夜の宿もない念風、そこで大学の寮に忍び込み、階段の片隅でウトウトしていた。すると寮母に通報され、警備室に連れて行かれてしまう。警備員は弟の牧雲に連絡したが、念風は楽堤胤(ローディーイン)に助けを求めた。警備員から知らせを受けた牧雲は急いで大学に駆けつけた。「何しに来たの?」「家に帰るぞ」牧雲は念風の次に始末書に引き取りのサインを書くことにした。すると念風が″卓依風(ジュオイーフォン)″とサインしたことを知り、衝撃を受ける。しかし動揺を隠し、念風がまた逃げないよう腕をつかんだ。「まず家に帰ろう」「…あなたの家でしょう?私に家はない」そこへ遅れて堤胤が到着した。「迎えに来たよ」結局、念風は牧雲の手を振り払い、堤胤と行ってしまう。(´-ω-`)切ないムーユン…念風は料理をつくることを条件に、しばらく堤胤の家に居候することになった。すると翌朝早々、牧雲が乗り込んでくる。( ๑≧ꇴ≦)<顔も見たくない!帰って!(  ̄꒳ ̄)<帰らない!( ๑≧ꇴ≦)<はお、なら私が出て行く!念風は興奮して飛び出して行った。堤胤は念風の方が辛いとたしなめたが、牧雲はそれくらい分かっているという。堤胤は誰かが念風を陥れようとしていると気づいていた。そこで牧雲に2人で協力しようと提案する。牧雲は情報の出どころが欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)だと教え、音声データを取り出した。すると堤胤は知り合いの凄腕ハッカーにデータを調べてもらうという。牧雲と堤胤は実はどちらもゲーマーだった。2人は返事を待つ間にオンラインゲームで対戦、互いの腕を認め合う。やがてついに音声データの解析結果が送られて来た。「この音声データは手を加えられている」牧雲はまだデータの件を秘密にして欲しいと頼み、堤胤を信頼して帰って行った。すると入れ違いで念風が戻ってくる。堤胤は念風が本当は牧雲を好きだと分かっていた。「帰った方がいい、蘇父母と話してみて、他人の言葉だけ信じちゃだめだ」念風は残りの荷物を引き取りに家へ戻った。しかし牧雲が両親と話すまで帰さないと邪魔し、仕方なく蘇父母と膝を突き合わせることになる。すると蘇父母は念風に実親の写真を渡した。「あなたの媽媽の秦念雲(チンニエンユン)、爸爸の卓慕風(ジュオムーフォン)よ… 私たち4人は幼なじみで、ずっと親友だった」4人は一緒に留学し、結婚写真も一緒に撮影するほど仲が良かった。そして起業しようと決めて4人そろって帰国したが、いくつもの困難に見舞われたという。蘇父母は不用意にもビジネス上の機密を漏らし、それが原因で会社は危機に陥った。結局、自己破産になったが、念風の両親は会社を残そうと金策に走り回り、疲労困憊している中であの事故が起きたという。「機密を漏らしたって何?で、事故には関わっていないの?」「…不慮の事故だったんだ」蘇父はなぜかお茶を濁すと、牧雲が例の音声データは編集されていたと教えた。恐らく他の資料も改ざんされたものだろう。「俺が真相を調べてやる」「いいえ、何が真実か私が自分で調べるわ」念風は今まで育ててくれた恩に深く感謝したが、これ以上、蘇家の世話になることはできないと別れを告げた。一方、晴雪は半年前に欧陽社に入社した米国帰りのモニカ(莫妮卡)に目をつけた。モニカは新薬開発室のチーフだったが念風に仕事を奪われ、不満を募らせているという。しかも野心家で兄の恋人になりたいと堂々と宣言していた。晴雪は早速、モニカを家に招き、兄の相手にふさわしい相手だとあおって高価な腕時計を贈る。互いに念風が邪魔だった2人は意気投合、モニカは自分が手を打つと自信を見せた。モニカは実習生の念風に山のような仕事を押し付けた。たまりかねた念風は深夜まで働き詰めだと訴えたが、モニカはできなければ別の実習生を雇うと突き放す。そこで念風はバイト代の前借りができないか聞いた。モニカは無断欠勤や遅刻をしていながら前借りできる立場かと呆れ、オフィス中に聞こえるように嫌味を言う。「コネを使って採用されたんですってね?…私にはマネできないわ」念風はようやく仕事を片付け、オフィスをあとにした。するとちょうど来客を見送りに出た欧陽予(オウヤンユー)と出くわす。「どうして私を雇ったんですか?」欧陽予は妹のせいで念風の様子がおかしいと気づき、気晴らしに外へ出ようと誘った。欧陽予はプライベートバーで自ら酒を作ってやった。悶々としていた念風はカクテルを立て続けに飲み干し、すっかり酔ってしまう。「嫌なことがあるなら私が聞くよ、親しくない相手の方が話しやすいものだ」すると念風は孤独な身の上を嘆き、友だちもいないと言った。「あ…違った…ローディーインだけが友だちなの…いつも私を励まして応援してくれる…親友よ 医学部を選んだのも彼のためだった…ディーンは重い心臓病を患っていて…(バッタリ)」欧陽予は酔い潰れた念風をソファに寝かせた。「すまない…」眠り込んだ念風の頬にそっと手を伸ばす欧陽予、すると急に着信音が鳴り、慌てて手を引っ込めた。欧陽予は念風の横に座り目を閉じた。すると念風は夢遊病の発作でふらふら歩き出し、いつの間にか街に出てしまう。暗い夜道を歩く念風、その時、前から車、後ろからオートバイが走って来た。しかし危ないところで牧雲が念風を歩道へ避難させる。「ここはどこ?」意識が戻った念風は何が起こったのか分からなかった。「ムーユン?どうしてここに?」つづく( ๑≧ꇴ≦)ヤンヤン兄のあたまがw
2022.06.04
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第11話「大切な人のために」両親の死の真相を知り、家族を信じられなくなった蘇念風(スーニエンフォン)。念風は蘇牧雲(スームーユン)が眠っている間にバスルームへ向かい、こっそり楽堤胤(ローディーイン)に電話をかけた。(TㅅT)<ディーイン、私、どうしたらいい?涙で言葉に詰まってしまう念風、すると堤胤は何も言わなくていいとなだめる。📱<大丈夫、僕はずっとそばにいるよ念風はようやく落ち着き、ひとまず電話を切った。そして部屋に戻ると、わずかな荷物だけ持って出て行ってしまう。翌朝、牧雲が目を覚ますと念風の姿は消えていた。牧雲は荷物がないことに気づき、念風が家を出たと気づく。ベッドの上には薬箱と伏せられた家族写真があった。欧陽予(オウヤンユー)は妹が念風を故意に傷つけたと知り憤慨した。実は晴雪(チンシュエ)が念風に見せたのは偽の事故証明書と編集した音声で、事故の本当の原因は欧陽社が破格の価格で卓(ジュオ)社を買収したせいだという。「被害者の彼女になぜ何度も嫌がらせするんだ?」「…近づいてはいけない人に近づいた、自業自得よ」欧陽予が出社すると、ちょうどモニカ(莫妮卡)が帰国していた。「米国での新薬開発は滞りなく進んでいます」そこで欧陽予は蘇念風という学生を雇ったと教え、新薬の担当者にするという。担当を外されたモニカは困惑したが、欧陽予は有無を言わさず引き継ぎしろと命じた。念風は大学にもいなかった。牧雲はちょうど廊下で出くわした晴雪を連れ出し、念風に何を吹き込んだのかと問い詰める。あまりの気迫に驚いた晴雪は仕方なく音声を渡した。すると念風が言っていた通り、牧雲も自分の両親が念風の実親を死なせたと知って驚愕する。その時、蘇母から連絡が入り、牧雲はそのまま音声を持って帰って行った。念風がいなくなったと知った蘇父母がマンションに駆けつけた。牧雲はすでに警察にも連絡したと報告、必ず連れ戻すという。「…ニエンフォンの両親の事故に関与しているの?」「小雲…一体、何を聞いたの?」「あいつのご両親を2人が死なせたと…」驚いた蘇父はデタラメだと激怒、蘇母もあれは不幸な事故だったと否定した。牧雲、秦堯(チンヤオ)、柳子慧(リウズーフイ)は手分けして念風を捜索した。しかし一向に手がかりはつかめない。食事も取らず憔悴して行く牧雲、そんな息子を労りながら、蘇母は何度も念風のスマホにメッセージを送り続けた。一方、堤胤は念風を心配し、父に書き置きを残して帰国した。…パパ、心配しないで、自分の病状は分かってる…でも大切な人が僕を必要としてくれている、人生の最後の時を有意義なものにしたい念風は粗末な部屋を借りた。思い出すのは幸せだった頃の蘇家での生活、しかし今となっては全て滑稽に思える。そんなある日、念風はついにある決心をして大学に向かった。念風が突然、学生課に現れた。老師は念風の無事な姿に安堵したが、思わず家族が血眼になって探していると叱ってしまう。すると念風は実は改名の申請をしたいと申し出た。「ジュオイーフォンが私の本当の名前なんです…それからもう少し欠席させてください」老師は複雑な事情があると察し、仕方なく休学届を渡した。学生課を出た念風は偶然、欧陽晴雪と出くわした。「お帰りなさい、心配したのよ?」晴雪は優しい言葉をかけたが、念風は蔑むような目で一瞥しながら通り過ぎてしまう。慌てて後を追いかけた晴雪、そこでしらじらしく誕生日パーティの件を謝ったが、念風は無視して帰って行った。念風はようやく子慧に連絡し、カフェで待ち合わせした。事情を聞いた子慧は映画みたいだと驚いたが、ただ情報源が晴雪となるとどうも怪しい。雪球(シュエチウ)騒ぎの時も、何の根拠もなく念風を信じると言って近づいて来た。学園祭では晴雪の取り巻きである丁小青(ディンシャオチン)にはめられ、言論大会で大恥をかかされている。「あの女は間違いなくあなたに悪意を持っているわよ」念風はようやく初めから晴雪に騙されていたと分かった。念風が心配で研究中も心ここに在らずの牧雲。すると秦堯から連絡が入り、斉媛(チーユエン)と映画へ向かう途中、偶然、念風と子慧を見かけたという。牧雲は白衣のまま研究室を飛び出したが、すでに念風の姿は見当たらなかった。子慧と別れた念風、すると突然、米国にいるはずの堤胤が現れた。孤独だった念風は親友との再会に感激、抱きついて喜ぶ。その姿を偶然、念風を探し回っていた牧雲が見ていた。傷ついた念風が頼ったのが自分ではなく堤胤だという衝撃…。牧雲は唖然としていたが、気がつくと2人はどこかへ消えていた。↓( ;∀;)むーゆん…一方、子慧はメイク動画の配信で小遣い稼ぎを始めた。しかし思うように視聴者が集まらない。すると投げ銭してくれたフォロワーが生配信の広告が多過ぎると指摘した。「だって親と喧嘩して生活費を稼ぐには広告を載せるしかなくて…」「ならメイクの出張サービスはある?」子慧にメイクを頼んだのは林迪(リンディー)だった。レストランの個室に呼び出された子慧は林迪だと知って憤慨したが、約束通りメイクをして帰る。「じゃあ高評価をよろしくね」↓ジュリイィィィ〜w堤胤は現在の念風の仮住まいを見て困惑した。食事もインスタントラーメンで済ませているらしい。堤胤は念風の現状を憂いながら、催眠療法で記憶を取り戻す方法があると教えた。しかし治療費など到底、捻出できず、念風は生活できれば十分だという。「僕が力になるよ?」「ありがとう、でも自分で何とかする」その夜、念風は歓迎会と称して堤胤と火鍋を食べに行った。すると高校時代に牧雲たちと食べに行ったことをふと思い出し、感傷的になってしまう。「ところで病状は?」「治すには心臓移植しかないんだ…ドナーが見つかるまでもつかな」驚いた念風は病院へ戻るよう説得したが、堤胤は気休めで入院しても意味がないと笑ってみせた。「私が治してみせる」「この命を君に預けるよ」念風は火鍋店で持ち金を使い果たした。しかし心配かけまいと堤胤を半ば強引にタクシーに乗せて帰してしまう。行く当てのない念風は川沿いのベンチに腰掛け、久しぶりにスマホの電源を入れた。すると蘇母からいくつもメッセージが届いている。…ニエンフォン、どこにいるの?ママ、心配でたまらないわ……戻ったら四川料理の店に行きましょう……お願いだから帰って来てちょうだい…その時、″悪魔″から着信が鳴った。つづく(꒪ꇴ꒪〣)なんだ?この大映シリーズはw
2022.06.04
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第10話「暴かれた過去」蘇牧雲(スームーユン)は改めて蘇念風(スーニエンフォン)にバイトを辞めるよう言い聞かせた。急に念風を認める人間が現れ、好待遇で迎えるとは怪し過ぎるという。しかし説得も虚しく、念風は米国へ行けるチャンスを手放そうとしなかった。困り果てた牧雲は父に連絡すべきか悩んだが、結局、断念する。その夜は激しい雨になった。念風は夕食の後片付けをしていたが、突然、びしょ濡れになって憔悴した柳子慧(リウズーフイ)が訪ねて来る。驚いた念風は子慧を自分のベッドに寝かせ、介抱した。子慧は一見、華やかで天真爛漫に見えたが、実は酒乱の父がいた。まだ幼い頃、母は夫の暴力に耐えかねて出て行ったきり、今では居場所も分からないという。父は母がいなくなると酒の量が増え、怒りの矛先は娘に向かった。「パパはお酒が入るとまるで別人になるの…ゥッ…」念風は子慧を慰め、その日は同じベッドで眠った。子慧にとって念風は牧雲の姉ではなく、唯一無二の親友となった。何だか照れ臭い念風、すると念風に学生会から討論会の知らせが届く。…弁論大会の敗者から厳選し、敗者復活を行う…大恥をかいた念風は参加したくないと言ったが、子慧は賞金のために頑張れと励ました。念風はしっかり準備をして弁論大会当日を迎えた。今回は抽選でペアを作り、ディベートを行うという。すると念風は欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)の取り巻き・丁小青(ディンシャオチン)とペアになった。しかし小青はわざと欠席し、念風は独りで戦うか、棄権するか、選べと迫られてしまう。「…独りで戦います」その時、審査員席にいた牧雲が立ち上がった。「僕が出ます…みなさんも見応えのあるディベートがいいのでは?」会場にいた学生たちは確かにその方が面白いと納得、牧雲の参加が認められた。テーマは″不老長寿の是非″、念風・牧雲ペアは抽選で否定派に決まる。そして投票の結果、否定派の念風たちが勝利を収めた。その夜、ご機嫌の念風は牧雲と一緒にスーパーへ買い出しに行った。( ๑≧ꇴ≦)<あ!アイス売り場だ!しかし念風のお目当て、ドリアンアイスがない。(´゚艸゚)ゥ!<あれ臭いだろう?( ತ _ತ)<だってドリアンは果物の王様だもん!晴雪は念風を陥れようとするも失敗、そこで自分の誕生日パーティーに誘うことにした。牧雲から晴雪に近づくなと言われていた念風、しかし自分と仲良くなりたいという晴雪に悪い印象はない。すると心配した子慧が一緒に行くと決めた。念風は子慧のドレスを借りて欧陽家にやって来た。沢山の友人に囲まれる晴雪、すると念風に気づいてどこかへ連れて行ってしまう。その頃、ようやくドリアンアイスをゲットした牧雲は家にいた。(  ̄꒳ ̄)ゼエゼエ…<喜ぶ顔が見たくて8軒もスーパーを回ったぜするとスマホに子慧から連絡が来る。📱<欧陽家まで念風を迎えに来て!晴雪は念風を自分の部屋に案内し、贈り物だと言ってある音声を聞かせた。…ジュオさん、なぜ資金繰りで失敗を?……信頼する相手に裏切られた、親友のスー夫妻だ…困惑した念風は急いで出て行こうとしたが、晴雪が引き止めた。「卓依風(ジュオイーフォン)、あなたは賢い人よ?よく考えてみて、なぜ引き取られたのか スー夫妻とジュオ夫妻は大学の同窓で一緒に起業した 会社が経営難になった時、ジュオ夫妻は交通事故で亡くなり、あなただけ生き残った これが偶然だと思う?スー夫妻は罪の意識からあなたを養女にしたのよ」会場に戻った念風はあきらかに動揺し、やけになって慣れないお酒を飲んだ。駆けつけた子慧が慌てて止めたが、念風が手を振り払い、勢い余ってグラスを落としてしまう。ガシャーン!するとグラスの割れる音がきっかけとなり、念風は交通事故の記憶がよみがえった。「うわあぁぁぁ~!」パニックを起した念風は号泣、そこで晴雪がさらなる追い打ちをかける。「…あなたは気の毒な人ね、ムーユンが大事にするのは両親の罪を償うため 兄もあなたが哀れだから親切にしてあげているの、単なる同情心よ あなたは何も知らず、愛されていると思い込んでいる…それこそ悲劇ね」その時、牧雲が誕生日パーティーに乗り込んできた。「俺がついている、帰ろう」焦った晴雪は咄嗟に心配するふりをしたが、牧雲は冷たかった。「…どんなに着飾って善人ぶっても汚い心は隠せないな、吐き気がする! お前には念風の良さが理解できないだろう、善良とは何かってことをな もう俺たちに近づくな、顔も見たくない」牧雲が念風を抱き上げて出ていくと、子慧も帰ることにした。「…あなたたち、いずれ痛い目に遭うわよ」呆然とたたずむ晴雪、ふと気がつけば会場の取り巻きたちも晴雪に冷たい視線を向けていた。マンションに戻った念風は牧雲に真相が知りたいと迫った。実親を殺したのがまさか家族だと思って暮らしてきた蘇父母だったとは…。牧雲は説明できずに念風をなだめたが、興奮する念風に突き飛ばされ、ドアにぶつかって腕を強打してしまう。「ごめん…でも俺たちの両親はそんな悪人じゃない」「あなたの両親よ、私のじゃない」すると念風は家を飛び出した。しかし牧雲は念風の言葉に衝撃を受け、足が動かない。机にはすでに溶け始めたドリアンアイスが虚しく残されていた。念風は行く当てもなく街をさまよった。すると牧雲から2人の思い出の写真が次々と送られて来る。…お前が好きだ…しかし念風は蘇家の裏切りに深く傷つき、素直に牧雲の想いを受け入れることができなかった。すでに人影も消えた大通り、念風は帰る場所もなく、缶ビールを片っ端から開けて泥酔してしまう。そんな無防備な念風を偶然、通りかかったバイクの男たちが連れ去ろうとした。危ないところで牧雲が駆けつけ助けたが、牧雲は念風を守ってボコボコにされてしまう。部屋で一眠りした念風は酔いが覚めた。すると晴雪の部屋で見聞きしたことを思い出す。晴雪が見せてくれた実親と蘇父母が仲良く写っている写真、両親が事故に遭った車の検査報告書、車は誰かに細工されていたという。『それからこれ、株式譲渡の合意書よ 合意した後に事故が起きたわ、誰がご両親の株を入手したと思う?株はスー夫妻の手に渡ったの』念風はあふれ出す涙を止められなかった。すると牧雲が現れ、念風の涙をぬぐう。「病院へ行こう」牧雲は念風に熱があると気づいたが、念風は牧雲の手を振り払い拒否した。「じゃあ家に来てもらうよ」「家?ここは私の家じゃないわ…スームーユン、私のことが好きなの?」「…ああ」「でも私があなたを愛することはない、絶対に」念風はやはり出て行こうとしたが、高熱で倒れてしまう。牧雲は念風に付き切りで介抱した。その手には念風を男たちから助けた時に出来た傷がある。やがて念風が目を覚ますと、牧雲が枕元で眠り込んでいた。念風は牧雲を起こさないようそっとベッドから出てバスルームに閉じこもり、スマホを出す。つづく(Ŏ艸Ŏ)何だか急にすごい展開、来たわ!
2022.06.02
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甜了青梅配竹马 Sweet First Love第9話「いつだって味方」銘賢(ミンシエン)大学バスケット部は強豪相手に見事、勝利。すると蘇牧雲(スームーユン)へ一方的に想いを寄せる欧陽(オウヤン)社の令嬢・晴雪(チンシュエ)がお祝いの花束を持って駆けつけた。しかし牧雲は柳子慧(リウズーフイ)と一緒にいた念風(ニエンフォン)を見つけて行ってしまう。その様子を遠目から欧陽予(オウヤンユー)が見ていた。晴雪は気を取り直し、牧雲に祝勝会へ参加しないかと聞いた。早く家に帰りたい牧雲は断ったが、念風と子慧が勝手に参加すると決めてしまう。しかしそのおかげで牧雲と先輩たちのわだかまりは完全に解けた。晴雪は牧雲と親しくなろうと食い下がるが、牧雲は姉の世話ばかり焼いて自分には目もくれない。そこで牧雲と念風は姉弟と言うより恋人同士のようだと揶揄した。すると子慧は一緒に育った姉弟なら仲が良いのは当然だと恋敵を牽制、牧雲たちと早々に引き上げてしまう。その夜、念風に欧陽社から面接の通知が届いた。喜んだ念風はまた牧雲に抱きついたが、振り向いた牧雲と顔が接近し過ぎてしまう。急に牧雲を意識して焦る念風、しかしちょうど蘇父母が現れ、気まずい状況はあっという間に壊れた。元気な子供たちの様子に蘇父母は安心した。すると顔を合わせればいがみ合っていた姉弟がやけに仲良くなっている。蘇父母はどういう風の吹き回しかと驚いたが、念風は大人になったのだと笑った。念風の雇い主はあの欧陽予だった。すると偶然にも欧陽予のオフィスに雪球(シュエチウ)がいる。実は子慧が見つけてくれた雪球の新しいセレブな飼い主とは欧陽予だった。欧陽予はすでに念風のことを詳しく調べ上げ、医学知識と弁舌の才能があり、その上、料理もできるなら理想的な秘書だという。「君を採用することにした、ただ1点だけ注意してくれ 私は多忙なので説明を好まない、質問はなしだ」念風は月給8000元という好待遇に歓喜した。しかし牧雲は条件が良すぎると怪しみ、断れという。「とにかく頼む、俺の初めてのお願いだ…やめてくれ」いつになく真剣な眼差しの牧雲、そこで念風は試用期間の1ヶ月だけ働かせて欲しいと頼んだ。牧雲は元気のない親友・秦堯(チンヤオ)を家に呼ぶことにした。そこで子慧は念風を着飾って想い人との感動の再会を演出したが、秦堯の悩みの種が幼なじみの斉媛(チーユエン)だと知る。進学してから正式に付き合い始めた2人、しかし彼女を優先しているにも関わらず、相手の気持ちがよく分からないという。子慧は念風こそふさわしいと訴えたが、秦堯は愛しているのは斉媛であり、念風は妹でしかないと断言した。念風の初恋は終わった。居たたまれなくなった念風は部屋を飛び出したが、すぐに牧雲が追いかけて来る。しばし牧雲の胸を借りて泣いていた念風、するとふと我に返った。「もう落ち着いたわ、でもこれは失恋の涙とは違う気がする、屈辱の涙よ 私はチンヤオを好きじゃなかったのかも…」「そうかもな、お前は理想の初恋相手像をチンヤオに重ねていただけだ」すると牧雲は泣き疲れた念風を抱きかかえ、マンションに戻った。…君を一生、守るよ、卓依風(ジュオイーフォン)…念風のレポートは1位を取った。しかし米国のシンポジウムへの参加は他の学生になってしまう。覚悟はしていたものの、いざとなると念風はショックを隠しきれなかった。「あんたのせいよ…どうしてミンシエ大学に入ったの?まるで疫病神なんだから」念風は牧雲の苦労も知らず、つい八つ当たりしてしまう。念風は子慧に誘われ、学園祭でも注目の的である芸能祭に参加することにした。本当は医学部の課題で忙しい念風、しかし優勝賞金が1万元だと知り、渡米費用が稼げると俄然、やる気になる。↓念風のダンスレッスンを盗み見るムーユン( ̄ー ̄)ニヤリすると主催団体の部長である晴雪は念風の参加を知り、親切を装って事前に会場を教えると優遇した。そこでとりまきの丁小青(ディンシャオチン)に念風へ連絡先を教えるよう頼む。念風は何の疑いもなくスマホに入れたが、子慧は恋敵の晴雪を嫌って断った。念風は30分前に会場に到着した。すると小青から次が出番だと無理やり部屋に押し込まれてしまう。しかしそこは弁論大会の会場、HIPHOPを披露するはずだった念風はド派手なメイクと衣装で壇上に立たされた。弁論大会の審査員だった牧雲は驚き、隣に座る晴雪に姉が申請したのは芸能祭だと指摘する。晴雪は名簿を確認して困惑、恐らく申請者が多くて間違えたのだと言った。「愉快か?」「私がわざとやったと言うの?心外だわ」「…オウヤンチンシュエ、二度とスーニエンフォンに嫌がらせするな さもないとひどく後悔することになるぞ?お前の善人面には反吐が出る」やがて耐えきれなくなった念風は逃げるように会場を飛び出した。一方、独りで舞台に上がった子慧もギリギリまで念風が来るのを待っていたが、結局、時間切れになってしまう。翌日、念風は反対する牧雲を振り切ってアルバイトへ出かけた。すると欧陽予が米国本部で研修を受けるよう指示する。しかもこの機会に医学シンポジウムにも参加できると知り、念風は夢のようだと感激した。「こんなラッキーでいいのかしら…」「善因善果だ」「は?どう言う意味ですか?」「質問はしない約束だ」(´・_・`)お、おう…念風が帰ると入れ違いで晴雪がオフィスに現れた。「スーニエンフォンのために研修を作るなんて…哥?どう言うつもり?!同情心なの?」「お前は口出しするな」欧陽予は父の罪を償うのは息子の役目だとなだめ、念風に近づくなと釘を刺した。「他はともかく、スーニエンフォンのことは譲れないぞ」しかし晴雪は兄と牧雲が目をかける念風に嫉妬し、どうしても許せない。そこで翌日、委員会の場で弁論大会での失態を自ら謝罪した。「このミスのせいで敗退になった学生がいるわ…そこで敗者復活戦を行おうと思うの」↓お嬢様を絵に描いたようなキャラ設定wその夜、念風は食事の前に楽堤胤(ローディーイン)に連絡した。面白くない牧雲はわざと咳払いして邪魔する。「今度シンポジウムに行くんだけど、その時に…」「ゲフンゲフン!」「会えるかも」📱<そろそろ食事にして、そうしないと牧雲の咳がひどくなるから…バイバイ!すると牧雲はどんなバイトだったのか聞いた。「オウヤンは何だって?…やめないと後悔するぞ?」つづく( ๑≧ꇴ≦)なんだなんだ〜w
2022.06.01
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