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以前ご連絡しました通り、本ブログ【華麗の空】はアメブロに引っ越します。既にアメブロの方も運用していまして、しばらく二重管理となっていましたが、今週末をもって全面移行いたします。なお、閉鎖するわけではなく更新停止するだけなので、コンテンツはこのままにしておきます。今後は、◆華麗の空~小難しい本のナルホド書評にて、書評中心で更新していきますので、引き続き応援下されば幸いです。野球のこと、日常のことなど、軽ーい内容はTwitterで呟きます。エンジニアとしての仕事のことも語ろうと思います。◆Twitter@kareinosoraはコチラ♪アメブロ、Twitterともkareinosoraで統一しています。それでは皆様、今後ともよろしくお願いします。雪風◆華麗の空~小難しい本のナルホド書評
2010/07/08
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「ロシア 闇と魂の国家」読了。昨日書いたように、なかなかハイレベルな対談だった。「カラマーゾフの兄弟」を読んでから再読したい。【佐藤優×亀山郁夫】ロシア闇と魂の国家ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」に限らず、私は古典文学を読んでこなかった。堅苦しいイメージ、なんとなく「読んだぞ!」という満足感だけが残るもの、それが古典文学だと思っていたからだ。しかし本書を通じて、そうではないらしいと考え直すようになった。「カラマーゾフの兄弟」はそれほど人に衝撃を与えるものなのかと興味が湧いた。ここしばらくロシア・ソ連関連の読書が続いているので、少し間を置いてから読んでみたい。といいつつ、次は近刊の「モスクワ攻防戦」にするかもしれないモスクワ攻防戦Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/07/07
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「スターリン」(白水社)もいよいよ佳境、残り1/6というところ。ただし、スターリンは表舞台に出てこない。既にレーニンの右腕なのだが、捕まってシベリア流刑の身。第一次大戦を蚊帳の外でみることになる。さて、朝は佐藤優・亀山郁夫著「ロシア闇と魂の国家」を読んでいる。 【佐藤優・亀山郁夫】ロシア闇と魂の国家【ドストエフスキー(新訳)】カラマーゾフの兄弟(1)とても面白いと同時にとても難しい、ハイレベルな対談である。対談テーマを人物の時系列でいえば、◆ドストエフスキー、スターリン、プーチンとなるのだが、ドストエフスキー周辺の議論が白熱しており密度が濃い。そして、難しい。「カラマーゾフの兄弟」を読んだ後ならある程度ついていけるのかもしれない。とはいえ、分からない話題ばかりではなく、両者の実体験エピソード交えての対談であるので、ストレスを感じることはない。あれを読もう、これを読もうと拡がりを与えてくれる対談である。◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/07/06
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深夜に何回か起きたものの熱は下がったので出社する。すると頭痛で休んでるメンバーがいた。うーむ、なにか流行りなのか?ニュースによると巷では百日咳が広がっているみたいだが、発熱には至らないとのことで、当方関係なし。とにかくビタミンを摂らねばとレモン果汁をグイッと飲む。でも炭酸入りだからどないやねんって感じ。胃は何も受け付けない状態。フルーツゼリーだけ食べる。こんな状態なので、仕事はのらりくらり最低限の出力に留める。先週のうちに大物を片付けといて良かったなー。幸いに、もう頭痛はなく肩こりもひどくない。二日間寝てたので腰が痛いだけだ。。帰宅してホリエモンのメルマガを読む。最近、面白くないんだよねぇ。継続するか否か迷うレベル。日誌の部分は、堀江さんノリノリで書いてるなという感じで、とても面白い。なので、そこだけ書籍化するのを待つかのう。
2010/07/05
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どーも一年に一回、ちょうど夏あたりに熱を出すね。なにか体が入れ替わろうとしているのか、まず頭痛で始まる。コンタクトしてて疲れ目になってるのかなーとメガネに替えてみるんだけど、やはり痛い。額が妙に汗ばむし、肩がごりごりに凝ってるしで、ちょっと寝ることにする。すると待ってましたとばかりに熱が上がる。アイスノンが生命線だ。あーせっかくの休日に寝込むとは。。「スターリン」(白水社)を一気に最後まで読む予定だったのに、残念。何とか今日中に回復してほしいのぅ。てわけで、また寝る。
2010/07/04
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ゴルゴ13の作者、さいとう・たかを氏の自伝を読む。数年前、情熱大陸だったかで特集があり、その延長で楽しめるかなと購入【ゴルゴの父!】俺の後ろに立つなさて、結論から言うと、本書はあくまでさいとう・たかを氏の自伝であって、漫画を語り尽くす内容ではない。少年時代から青年へ、そして美容師を辞めて漫画家として一人立ちするまでの回顧録だ。また、分業スタイル確立の経緯も詳しい。大好きな映画と絡めた漫画道にも言及している。ただ、残念ながら私が期待したエピソードはなかった。例えば、「ゴルゴ13で読者の評判が高かった第○話は、こういう推敲があって詰めていった」とか「出版社経営では、他社と違う独自の手法を展開した」などなど、さいとう氏の仕事とリンクした具体例が読みたかった。そこがちょっと物足りない。ページ数も多いようにみえて個人年表で数十ページあるので思ったほどボリュームがない。うーん残念。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/07/03
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オリックスが青波に乗ってきた。交流戦後、あれよあれよで連敗。私はセギノール選手が原因だと思う。セギノールは交流戦中に入団し、リーグ再開後に即一軍起用された。そして、打てなかった。まぁ、いきなり来て打つ方が難しいだろう。たとえ打てなくても、四球を選ぶなりファウルで粘るなりバントするなり、貢献の仕方はある。が、さくっと空振り三振では戦力にならない。相手ピッチャーからすれば、かなりの確率で彼で攻撃が止まる。安全牌なわけだ。チームは大事な時期であった。3位に食い込めるか否か、コツコツと勝ち越して喰らいつけるか否か。リーグ戦は交流戦と違って、パ・リーグ内でのゼロサムゲームだ。自分の貯金は相手の借金。2勝1敗を積み重ねていけば、やがて上位陣の貯金幅も減ってゆき射程圏内に入ってくる。その、緒戦で連敗した。岡田監督は、打線を入れ替えた。正確には、元に戻した。投手陣では、木佐貫投手がチームを救った。15勝するのではと思わせる素晴らしいピッチングだ。オールスターまであとわずか。なんとか貯金5くらいまでいけると良いなァ【岡田監督のメッセージ!】オリの中の虎
2010/07/02
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先日、来るべきモバイルPC生活のためにサブ液晶ディスプレイが欲しいと書いた私は仕事で二画面、時には三画面使うことがあるのだが、ものすごーく便利なのだ。何がって、複数のアプリを見渡すことが出来ること。昔と違って液晶ディスプレイもお手頃価格だし、自宅PCも二画面にしたい。しかし機動性重視でノートPCを使っているのにディスプレイの太いケーブルを差すと邪魔になる。そこで、USB接続可能な液晶の出番だ 【ポイント5倍】8インチUSB接続サブモニターLCD-8000U自分の中でほぼ購入を決めていたのだが、今週になって最新ニュースが飛び込んで来た。なんと、8インチを越える10.1インチモニタが発売されるのだ!!⇒⇒【Century 10.1インチサブモニター plus one 10.1(LCD-10000U)】これは熱い。これはイイ。価格は2万円ほどのようだが詳細は今月中旬までお預け。これでブルーハーツのDVD買ってLIVE映像の横でブログ書くなんてサイコーだ!This is it!あ、マイコーかブルーハーツ/THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOXTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/07/01
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パラグアイとの一戦。日本は、負けた。昨夜は前半だけチェックして、仕事の為に就寝。起床したら、惜敗だった。PK戦、パラグアイは5人全員決めた。これって実はスゴイことだ。フツーは、1人2人外すか止められるかする。5対5で、6,7,8人目と続く方が珍しいだろう。南米という強豪エリアで揉まれて来た精神力が、そうさせたのか。今日は時間を見つけてコメント収集に勤しむ。以下、【Yahoo!スポーツ×スポーツナビ】から引用させて頂く。◆パラグアイのマルティーノ監督のインタビューが面白い。【試合後、パラグアイ代表ヘラルド・マルティーノ監督会見】⇒相手をリスペクトする姿勢、独自のサッカー哲学を感じさせるコメントだ。オシムさんに似ている。【パラグアイ戦後、日本選手コメント】⇒松井選手の「駒野を酒に誘って死ぬまで飲ませたい」という言葉に目頭が熱くなる。 私は後半、延長、そしてPKを見ていない。結果を知って、後はWebで追っかけたので、当事者ではない。けれど、こうして文字に書き起こされた言葉だけでも、共感できる。バツグンのチームワークだったことが伝わる言葉だ。最後に、私は岡田監督の続投を希望する。少し昔、たしか月刊「WiLL」だったか、岡田監督の対談記事を読んだ。元早稲田大学ラグビー部監督・中竹竜二氏についても言えることだが、私は自分なりの哲学をもって指揮を取っている人が好きだ。そしてそれを惜しげもなく語ってくれると一層好きになる。カズ選手の一件で、それまでは嫌いだったのだが(10年近く嫌いだったことになる…)、その対談を読んで岡田さんに興味を持ち、応援することにした。(ちなみにこの頃から、何か秘策を抱いているのではと勘繰っていたので、大会前の辞任騒動は意図的な仕掛けだと思ったのだが、真相はさて。。)それはともかく、岡田さんの哲学が浸透するのはいよいよこれから。だから、まだ見たいのだ。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/30
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ここ二ヶ月くらい、ずーっと「スターリン―青春と革命の時代」を読んでいる著者あとがき、訳者解説などもじっくり味わう。ようやく、450/600pまで来た。スターリン―青春と革命の時代内容が退屈ならば迷いなく止めるのであるが、これがまた面白い。ただ、分厚なハードカバーなため、重い。体重計で測ると800gだった。Vaio typePより重いやんいつも持ち歩くにはツラい。でも本は読みたい。そこで新書の出番となる【佐藤優/亀山郁夫】ロシア闇と魂の国家これもまたアツいぜドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を新訳した亀山郁夫氏。崩壊するソ連、そして誕生するロシアを外交官として体験した佐藤優氏。時代的にスターリンを挟み撃ちする形で、ドストエフスキー、そしてプーチンを語る。その連綿とした流れが面白いのだ。さて、私は意外とアッサリしていて、家ではまた別の本を読む。パソコンの再起動中とか珈琲用のお湯を沸かしている時など、ちょっとした時間用の一冊を択ぶ【さいとうたかを】俺の後ろに立つな今さら紹介するまでもなく、ゴルゴ13の作者・さいとうたかを氏の自伝であるゴルゴ13を一巻から愛読している私にはマストアイテム。スコラ哲学を語れるようになったのもゴルゴのお陰だ。こんな感じで、いま並行で三冊+雑誌。楽しく読んでいるから、頭に入らないということがない。まだまだ本のストックもあるし、ぐいぐい前進あるのーみTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/29
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他の雑誌を買わないので一般的なのか否かは分からないのだが、月刊WiLLは毎月26日発売で、曜日に関係なく店頭に並ぶ。今月は土曜日だったが、流通の関係で金曜もしくは月曜にシフトされるわけでもない。で、土曜に買いそびれてしまったので今日ゲットしてきた【月刊】WiLL 8月号小林よしのり氏が渡部昇一氏の質問に答えていない(自分から批判しておきながら、だ)点に不愉快さを感じる。論争をするなら、まず相手の質問にきっちり答え、それから自分の切り札的な質問をぶつけるべきじゃないのか。ゴー宣って前向きな話が出来ないのかね。最近は他人の批判ばかりしている。漫画という表現だからか、相手が意地悪く描かれるので何か後味が悪い。余白のコラムは面白いのになぁ。。お金を出して不愉快な気分になりたくないよね。勝谷誠彦さんの築地をどりはいつも面白いあと、参院選挙前に読むと参考になるコラムが充実している。あ、こっちがメインか(笑)。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/28
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昨日、友人らと河川敷で野球した。時刻は朝8時、天気は曇りだ。野球といっても大人3+子供1人なので、まぁ軽く遊んだ程度だ。2時間ほどして親子と別れ、あとは2人でノックやらバッティングセンターやらで過ごす。で、14時頃に帰宅したのだが、鏡を見たら顔が真っ赤だった。メチャ日焼けしてるやん。まったく陽が射さなかったのに、いやはや紫外線は恐ろしい。。さて、夜9時頃にAmebaブログを書き始めるが、猛烈に眠い。なんど気分転換しても、氷を口に含んだりしても、画面を見ると睡魔に襲われる。あと少し詳しい解説を入れるだけなのだが、もう一行も書けない。お気に入りのページを見るという受身行為は問題がない。フツーに読める。が、ブログ画面で「ここはどう表現しようかなー?」と思考を頭の片隅に移した途端、意識が飛ぶ。けっきょく、適当な長さで切上げて終了。すぐに寝た。やはり、日焼けは体力を奪うね水分しっかり摂りましょうTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評⇒⇒途中で力尽きた記事を読んでみよう!!
2010/06/27
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ウチにはテレビがないので結果しかみてないんだけれど、さすが日本代表。パラグアイ戦も全てを懸けてほしい。その次も、全てを懸ける。その繰り返し。野球の北京五輪の時もそうであったが、星勘定が先行して目の前の相手を見ずに次の相手を見てしまうと大抵負ける。ただ、岡田監督にはそんな慢心はないように思える。【Business Media】岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とはこの記事は内容が濃くて面白い。サッカー監督業をここまで落とし込んで語った人もいない気がする。オシムさんが「名監督は哲学を持っている」と書いていたが、岡田監督は、持っている。いまこの瞬間だけでなく、今後も楽しみな日本サッカー。4年の間には国際親善試合とか招待試合等、いろいろと強豪国とやる機会はあるけれど、やはりW杯は違う。国の誇りを懸けて臨む。足が痛くても走る。そういう貴重な場に、まさにいる。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/26
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睡眠不足もあってあまり分厚い本を読む気力もなかったので(質量的に)軽めの本をセレクトした。佐藤優著「国家の自縛」だ。文庫化のために新たに160枚書き下ろされている。【佐藤優】国家の自縛内容は深いが、インタビュー形式で読みやすいのでオススメ外交の現場が良く分かる一冊。佐藤氏にはまた国の中心で活躍して頂きたいのだが、状況的に難しいよなぁ。活発な著作活動に加え、トークライブ等の出演もされているので、世間的には関心が高いと思われる。交渉術に優れた人がその機会を与えられないのは、国家として大きな損失だね。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評⇒⇒今日は「パーフェクト貯蓄術!!」の巻
2010/06/25
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今朝コンビニで焼きそばパンを買ったら、レジでピーっと音がした。「申し訳ありません、賞味期限切れですので販売できません」と言われた。なんと、バーコードで賞味期限が判定できてしまうのだ!!進化してんなぁ。。気になったので、本を探してみた。 月刊コンビニ 7月号月刊自動認識 6月号し、シブい。シブすぎる。。月刊コンビニはさり気なくスルーできるが、月刊「自動認識」は見逃せないだろう。そのネーミングセンスが素晴らしいではないか。でも勢いで買ってもきっと読まないだろうな◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/24
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サッカーW杯での人の心を打つコメントの数々のゆえだろう、オシム元監督の著作がここ数日で品切れになった。楽天ブックスもアマゾンも。こういう時こそ、本屋だね!ま、私も買おうと思って買えなかった人です(笑)
2010/06/23
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世間的には今更の話題なのだが、「光の道」対談を読んだ。(おそっ)【書き起こし.com】孫正義VS池田信夫「光の道」対談日本国内の全家庭に光ファイバー回線を引く構想(光の道構想)についての対談である。とてもボリュームがありまだ2/4を読み終えたところだが、全編通して孫さんの熱意が伝わってくる。とても面白いので、内容の濃いテキストが好きな方はぜひ読んでみて下さい。Twitter上の「やりましょう」発言だけを面白おかしく捉えていた自分の不明を恥じたいTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/22
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本書は副題に「野球ファンとパ・リーグの文化史」とあるように、南海の大阪球場からダイエーホークスの福岡ドームまでの歴史を軸としつつも、パ・リーグ人気の栄枯盛衰を第三者的な立場で観察したレポートである。第三者的というのは、選手やペナントレースの四方山話に主題を置くのではなく、経済活動としての球団経営の移り変わりをベースにしているという意味である。また、球団とファンの関係についても詳しく紹介されている。南海ホークスがあったころ著者である永井良和、橋爪伸也両氏は大学教授である。本書を読んで、失礼な言い方で申し訳ないが、両氏は教授でありながらもしっかり研究活動を行っているのだと理解した。それは、参考文献が丁寧に列挙されていることから伺える。論文を発表する時には、その論を後追いできるよう参考文献の提示が求められる。ニュースソース不明な論文は、そもそも審査に通らないのだ。その意味で、本書は興味を持った人が深く辿っていけるように参考文献をまとめている。各文献に丁寧な補足が入れてあるので、とても参考にしやすい。これぞ、研究者の仕事なのだ。◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪ ⇒いま、仕事術の話が熱い!!⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評
2010/06/21
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あぁ、やってしまった交流戦優勝とはいえ、パ・リーグ順位はBクラスの4位だったオリックス。下をみても楽天、日本ハムが僅差で付いてくる。オールスターまでの1ヶ月、やってはいけないのは連敗すること。エース級を二試合ぶつけられても、勝たなければいけない。なんとか踏ん張ってほしなー 【オリックス岡田監督】オリの中の虎【田口壮】脇役力交流戦後の打線をみると、◆カブレラ、T-岡田、セギノール、北川と9人中4人がホームランバッターである。ということは、残り5人は四球でもいいから塁に出る、確実にバントできる人材でなければならない。交流戦は、ドン、ドンとホームランバッターは二人だった。だから後の7人でお膳立てすれば良かった。それが今度はドン、ドン、ドン、ドンと四人に増えた。7人で分散していた進塁確実性というプレッシャを、5人で背負わなければならない。しかも、よく飛ぶ東京ドームではもう試合しないのだ。ホームランがなくても点を取れる攻撃も必要になる。セギノールの加入で確かに迫力は増したのだけれど、オリックスに必要なのは守備力である。今こそ、交流戦では代打の切り札的ポジションだった田口くんの出番だろう。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/20
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最近は月イチでまとめ買いして、それを1ヶ月(もしくはそれ以上)で読んでいる。きょうは今月の本リストを紹介したい。面白いコトに、リストの中で、先月の時点で欲しいと思っていた本は佐藤優「国家の自縛」ただ一冊のみだということだ。今月は結構買ったからしばらくは無いなーなんて思ってても、翌月には同じくらいの金額分リストになっている。私の場合、月刊誌「WiLL」の書評およびコラムを参考にすることが多い。紹介する分野も幅広く、ヘビーからライトまで色々なのだ。あとは、楽天ブックスで気になる著者の名前で定期的な新刊チェック。いまのところ、Twitterの影響は小さい。ゆでたまごの自伝「生たまご」を買ったくらいかなさて、前置きはこれくらいにして【金融☆☆】 【今野浩】「金融工学」は何をしてきたのかイールドカーブ分析【時事!!】 【佐藤優】国家の自縛【向井千惠子/恵美子クーパー】汚名南海ホークスがあったころ【雑貨♪♪】 【堀井和子】和のアルファベットスタイル【渡辺有子】普段の器Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/19
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なんだか長く感じた平日も終わり、電車で読みながら帰宅週刊ヤングジャンプで絶賛連載中の嘘喰い17巻嘘喰い(17)じつは「孤高の人」の新刊も出たのであるが、どういうわけか買う気が起こらない。私はどちらかというと寧ろ「孤高」の方が人間描写の点で好きなのであるが、なんでだろう。決して飽きたというわけでなく、何というか、いまの展開なら纏めて読みたいなという感じなのだ。いままさに最終章らしいので、完結するまで待とうかなと。残すところ、制覇すべき山はK2東壁のみといえる。物語の始まり、高校時代から現在まで、常に「孤独とは何か」に対峙してきた主人公。それがようやく吹っ切れて、さあこれからかと思いきや一転、最終章宣言であったので、その肩透かし感に脱力している自分もいる。それが、コミックス新刊を見合わせているもう一つの理由かもしれない。うーん、嘘喰いを買っておきながら一言も触れていない自分Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/18
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最近またゲームがやりたくなっている。シレン4が評判良いらしく、良いなー良いなーと今日もレビューを眺める。不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソしかし、冷ー静ーに考えると、そんな時間はない。平日はブログの更新に費やすし、休日はそれに読書が加わる。読みたい本が溜まってきたので尚更である。まぁちょっと気長に待とうかな。ゲームをプレイするよりも、Androidでアプリ作るのを優先しなきゃだしね。こんなこと考えながら半年くらい経ってる今日この頃。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/17
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すこし前から、toto BIGとBIG1000を1口ずつ買っているBIGは14試合、BIG1000は11試合の予想が的中すればアタリである。ただし、コンピュータの自動予想なので、首位と最下位の試合で最下位が勝つなんて予想された日にはまぁ無理である。私の1口購入の感触でいえば、平均して5試合的中といったところだ。つまり9試合はハズレなのであり、6億円なんて彼方2万光年くらい先の話だ。ところが先日、妙にアタリ数が多かった。結果確認画面では、予想の横に試合結果が併記され、アタリには色がついている。その色が多かったので、じっくりと数えてみる。すると、7試合だった。半分に色がついていたので景気良く見えたのであるが、冷ー静ーに考えると、惜しくもなんともない。残り半分はハズレなのである。わずか半分の的中で心理的には健闘した気分になってしまうのが悲しい。これが、現実である。やはり、1口300円で楽しむのが合っている。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/16
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リーマンショックは金融工学が原因なのか?金融工学の第一線にいた著者が、その疑問に丁寧に答えるのが本書だ。【今野浩】「金融工学」は何をしてきたのかリーマンショックが起こった直後に、私はこの問題は「金融機関が回収見込みのない債権を高格付商品に粉飾して売りまくったこと。そして世界がそれに群がったこと」が原因だという情報を得ていた。従って、別に金融工学に問題があるとは思わなかったのであるが、マスコミの取り上げ方は逆だったようだ。つまり、「金融工学」なるもののせいで世界が不況になったのだと叩きまくった。その謂れのない誤解を正すべく敢然と立ち向かったのが本書である。本書は前著「金融工学の挑戦」と違い、金融工学を紹介する本ではなく、リーマンショックの解説本である。ゆえに、難しい数式は殆ど出てこないのでとても読みやすい。しかし、「金融工学の挑戦」がベストセラーであったのに対し、本書は刊行から一年経っているのに初版であった。(たまたま楽天ブックスに在庫が残り続けた可能性も否定は出来ないが。。)【内容情報】(「BOOK」データベースより)安定的な原材料供給や信用リスク軽減に金融工学が果たす役割は大きい。リーマンショックを引き起こした住宅ローン担保証券に、金融技術はほとんど使われていなかったのだ。バブルとその崩壊を引き起こす「強欲」の「暴走」という実態を描きながら、改めて金融工学の本質を説く。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 “金融工学バッシング”のなかで/第2章 エンジニア倫理と強欲の論理/第3章 「金融工学悪玉論」への反論/第4章 金融工学の出発点/第5章 貸したおカネは戻ってくるのか?/第6章 リスク管理の限界◆ただいま読書中~◆【かつて大阪球場は甲子園より人気だった】南海ホークスがあったころTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/15
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プロ野球セ・パ交流戦は、オリックスの優勝で幕を閉じた。交流戦前はダメダメだった投手陣が、序盤中盤と辛抱して試合を作るようになった。打ち込まれるというよりは四球先行で自滅する感じだったのが、粘るようになった。打線もそれに応える。やはり、ホームランの力は大きい。理屈でいえば、パ・リーグはDH制なのだから、投手が打席に立つ交流戦は不利なハズである。それでも勝ったのだから、お見事お見事。 【オリックス岡田監督】オリの中の虎【田口壮】脇役力岡田監督は、一軍二軍を躊躇なく入れ替えた。故障による抹消だけでなく、この戦いに合わない選手も入れ替えた。その中で田口選手が開幕から居続けているということは、彼は必要な時に必要な仕事をしてくれるという信頼感があるからだろう。出番はそれほど多くはないが、ファンとしては嬉しい。さて、それでも4位なのである。もうちょっとで3位に手が届く4位ではなく、10連勝くらいしないと届かない4位だ。先に1勝すれば次負けてもタイになる交流戦と違って、リーグ戦は3連戦。必ず貯金か借金かに分かれる。2勝1敗で+1。それを少しずつ積み重ねて上位へ食い込む。昨年の楽天がそうであった。まだまだ先は長いけれど、楽しみな楽しみな中盤戦突入である。◆ただいま読書中~◆ スターリン―青春と革命の時代【今野浩】「金融工学」は何をしてきたのかTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/14
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午前中、所用で鎌倉へ行ってきた。通勤ラッシュのレベルではないものの、かなりの人が横須賀線に乗っている。戸塚、大船、北鎌倉ときて鎌倉、逗子だ。その北鎌倉で、乗客が一斉に降りた。おそらく5/6は降り、車内は急にガランとする。細いホームなので、行列がひしめいている。そう、すっかり紫陽花の季節なのだ。 【タビリエ】鎌倉鎌倉・湘南上等なランチ私は鎌倉で降りて、小町通へ。鳩サブレーの本店限定のマグネットなんぞゲットしてブラつく。やはり人は多いが、意外や意外、観光ロードを通りさえしなければ雰囲気良く散策できる。それが鎌倉の魅力である。所用を終えると、電車遅延でホームは混み混みだった。しかし大船で少し空くので、ストレスを感じることはない。ああそういえば今日もイワタコーヒーのホットケーキを食べれなかったといつも帰り際に思い出す。Twitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/13
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そろそろマルチディスプレイにするかな。USB接続のモニタが1万ちょいで手に入る。良い時代だなー8インチUSB接続サブモニター LCD-8000U私はノートPCで以下のことをしている。・ヤフーで野球速報をみる(動画じゃなくテキスト)・楽天ブログを書く・アメーバブログを書く new!!・アメーバピグで遊ぶ new!!・Twitterでつぶやく・お気に入りのサイトをチェックするこれらを全て並行する。もちろんPCは一台なので、キーボード操作は1つしか出来ない。ブラウザのタブ機能で切り替えながら小刻みに進めてゆく。しかし、やはり不便だ。ブログに集中している時は速報が見れないし、Twitterの閲覧も手動更新だし。解決法として、デスクトップ用のディスプレイを追加で買おうと考えた。しかし、場所を取るのでノートPCの機動性とマッチしない。いつも同じ位置で作業するなら構わないんだけど、いまの住環境では書斎がないので難しい。書斎を持つまでの先送り案件かなと長い目で捉えていたのだが、先日8インチのサブモニタの存在を知った。嬉しいコトにUSB接続だ。8インチだからA4ノートの画面とはサイズが合わないけれど、ちょっとした情報の確認用に使えればいいから問題ない。重さは500gなので、ゆくゆくvaio type Pを買ったとしても、セットで約1kg。十分外出可能な軽さである。ちなみにいま読んでいる「スターリン」(白水社)が800gなので、大して変わらない。これはかなり欲しい☆◆ただいま読書中~◆ スターリン―青春と革命の時代「金融工学」は何をしてきたのかTwitterはコチラ♪◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評よろしければブックマークお願いします。
2010/06/12
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さて、新内閣が誕生した。菅直人総理について、ジャーナリスト青木直人氏が鋭いコメントを寄せているので紹介したい。【青木直人】米中同盟で使い捨てにされる日本青木直人BLOGによると、菅氏は先日、米国のアーリントン墓地に献花した。日本の靖国神社には断固として行かない人間が、かつての敵国、原爆を二発も落としたアメリカの軍人が眠る墓地には花を添えるのである。MSN産経ニュースでは、当日(米国時間4/22)の模様を以下のように伝えている。⇒【菅副総理が無名戦士に献花 花輪修復の場面も】菅氏は「この国をつくり、守ってきた人々が眠っているので、敬意を表したいと思って来た。大変印象に残る訪問になった」と記者団に語った。一体どういう精神構造をしているのか。靖国神社とアーリントン墓地、戦死者を奉るという趣旨において何が違うというのか。自分の先祖は幾ら貶しても平気。つまりそういうことなのだろう。こういう思想の持ち主が、新総理である。日本の代表なのである。米中に使い捨てにされるのは火を見るよりも明らかではないか。◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評過去記事を大幅に加筆修正して、より分かりやすくを心掛けています。よろしければブックマークお願いします。◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/06/11
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Twitterはコチラ♪隔月9日は歴史通の発売日なのだが、昨日はすっかり忘れていた。歴史通 2010年07月号今月は「山本五十六は名将だったか」「韓国は日本がつくった」等々、とても面白いテーマである。また、カラー写真満載の姫路城特集もアツいお城好きのオシラー(言わねー)必見。私にとって、こうした雑誌は興味の入口となる。本書で何かを徹底的に知るために読むというよりも、そういう分野があるのか、こうゆう視点があるのか、この参考文献面白そうだな、などなど次のアクションへの起爆剤効果が大きい。また、月刊誌WiLLと共に、毎回書評コーナにはお世話になる。センスのある雑誌は、紹介する本も良い◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評・投票機能とか・オススメ本の一覧を作成したりとか読書をより便利にするための機能が多いので、随時移行します。過去記事を大幅に加筆修正して、より分かりやすくを心掛けています。本のカテゴリも適度に分けていくので、検索に便利かもですよろしければブックマークお願いします。◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/06/10
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Twitterはコチラ♪世の中すっかりAppleブームだねiPhone4の発売日が決まり、一部の人達は「日本人ってフォーンとフォアの発音区別できてないからイラッとくるよね」なんて上から目線で話しているのかもしれない。今どきいないか。 iPhoneショックiPadショックそれはさておき、林信行氏の著書。「iPhoneショック」を読んで一番印象に残ったのは、米Appleが「売る」という面でケータイ電話市場に革命を起こしたことだ。これはアメリカ市場の話なのであるが、ビジネス革命という点で示唆に富んでいると思われるので紹介したい。iPhoneを買うためには、一つだけ条件がある。それは、パソコンを持っていることだ。なぜなら、iPhoneは自分で初期設定して使うのである。ケータイショップに並んで、混んでたら順番待ちして、スタッフに手続きをしてもらう。そうした既成のワークフローをすっ飛ばした。昼休みにちょっと外出して、小さい箱を買って戻る。仕事を終え、電話の重さしかない箱を小脇に抱えて自宅へ帰る。そして、自分の好きな時間に、セットアップする。買ってから使い始めるまでに、アナタの時間を拘束する事は何一つない。これが、革命だった。もっとも、それはケータイ市場にとっての異端だったのであり、Appleの居た家電の世界では当たり前の売り方だった。消費者の視点に立脚した、心地良い買物を提供するその着眼点が、iPhoneの爆発的成功の起点となった。◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評・投票機能とか・オススメ本の一覧を作成したりとか読書をより便利にするための機能が多いので、随時移行します。過去記事を大幅に加筆修正して、より分かりやすくを心掛けています。本のカテゴリも適度に分けていくので、検索に便利かもですよろしければブックマークお願いします。
2010/06/09
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Twitterはコチラ♪久しぶりに書店の金融エリアを歩く。ハードカバー居並ぶ僅かな隙間に、ひっそりと一冊の新書が目に付いた。今野浩著「「金融工学」は何をしてきたのか」 今野浩/「金融工学」は何をしてきたのか今野浩/金融工学の挑戦【紹介】安定的な原材料供給や信用リスク軽減に金融工学が果たす役割は大きい。リーマンショックを引き起こした住宅ローン担保証券に、金融技術はほとんど使われていなかったのだ。バブルとその崩壊を引き起こす「強欲」の「暴走」という実態を描きながら、改めて金融工学の本質を説く。学生時代に、今野氏の「金融工学の挑戦」を読んだ。工学と銘打つだけあって、金融知識が皆無の私でも、微分方程式の応用として楽しめた。世の中「数学勉強して社会の役に立つの?」なんて言われてるけれど、役に立つじゃないか。当時「挑戦」であった金融工学が、今度は「何をしてきたのか」の振り返りである。パラ読みしたところでは、要するにリーマンショックの原因として、金融工学なんて意味分からんペテンを使ってるから世界が不況になったんだ、勝ち組負け組の自己中心主義になったんだという台風のような批判的風潮に対し、懇切丁寧に金融工学の意義を説くことで誤解を解きたいというのが趣旨のようだ。前著が面白かったので、これも買い◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評・投票機能とか・オススメ本の一覧を作成したりとか読書をより便利にするための機能が多いので、随時移行します。過去記事を大幅に加筆修正して、より分かりやすくを心掛けています。本のカテゴリも適度に分けていくので、検索に便利かもですよろしければブックマークお願いします。
2010/06/08
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Twitterはコチラ♪さて、「スターリン―青春と革命の時代」じわじわ進んでるよかなりの大著ゆえ書評と言いつつも小まめな報告になってしまい、「つまり読みドコロどこやねん?」てな感想を抱くかもしれませぬが、ご容赦下され。スターリン―青春と革命の時代まずは、前回の記事で復習をスターリン―青春と革命の時代 【疑心暗鬼王の誕生】さて、22章まで読了。最初の結婚相手カトを病気で亡くし一旦は失意に沈むものの、彼には社会主義革命に身を捧げる使命がある。1907年の時点で、スターリンの最重要任務はレーニンを支援するための資金調達であった。銀行強盗をはじめ、誘拐・強請り・集り何でもやった。また一方で、幾人かのスーパーリッチな支援者もいた。その中に、脅迫されたのか自ら支援していたのか結局定かではないが、ダヴィッド・ランダウという人物がいる。著者は支援者としてランダウの名を挙げているのであるが(実際スターリンに会った可能性があるとも書いている)、この点に関して、章末に訳者・松本幸重氏の補注がある。曰く、ランダウの孫娘が本書を読み、著者に「祖父は革命運動に共感する人ではなかった」と抗議したのだ。さて、この孫娘には叔父がいる。何を隠そう、天才物理学者レフ・ランダウその人である。ちなみに、彼女も物理学者だそうだ。以前、独裁者スターリンVS天才物理学者ランダウでも述べたことだが、天才物理学者ランダウは、スターリン独裁政権下で嫌々ながらも原爆開発に携わったアンチ共産主義者である。私は学生時代に物理を専攻し、今でもランダウはハイゼンベルクと並んで尊敬する物理学者なので、スターリンとの関わりを興味を持って調べた。(詳細は↑のリンク参照)スターリンとランダウが、彼の父親時代から繋がっていた(但し親密さはない)ことに不思議な縁を感じる。そして、そのことを訳者の注釈で知ったというコトは望外の喜びである。文字通り、本書を補う補注。訳者・松本幸重氏に敬意を表したい。白水社にも本書企画に感謝したい。◆アメブロで書評専用ブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評・投票機能とか・オススメ本の一覧を作成したりとか読書をより便利にするための機能が多いので、随時移行します。過去記事を大幅に加筆修正して、より分かりやすくを心掛けています。本のカテゴリも適度に分けていくので、検索に便利かもですよろしければブックマークお願いします。
2010/06/07
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Twitterはコチラ♪交流戦も後半、オリックスが調子が良い連敗をしていないので、前半の貯金が少しずつ活きてくる。ただ、パ・リーグ全体が勝っているので油断は出来ない。まずは5割復帰が目標だね。先日の中日戦を見ていると、どうも落合監督は交流戦を捨てているようだ。もちろん負けるつもりはないのだろうが、通常のセ・リーグ野球を変えてまで勝ちを取りにいっていない気がする。リーグが再開した時に若干の戻り調整をすることで逆に調子を落としてしまうリスクを恐れているのかなと。ゆえに、5割のトントンで十分だと。さて話は変わって、「南海ホークスがあったころ」という本を見つけた。南海ホークスがあったころ私は幼少を大阪で過ごし、野球少年であったのだが、大阪球場には行ったことがなかった。よく通ったのは西宮球場の阪急ブレーブスだ。甲子園は清原・桑田のKKコンビを観たっけな。そんな次第で、本書を読んでも感傷に浸ることはないのだけれど、野村監督や門田博光さんらの著書で多少は南海に詳しい。当時の雰囲気、パ・リーグの持つ空気というものを共有したいなぁと思う。◆アメブロで書評専用のブログを始めました♪⇒⇒ 華麗の空 ~ 小難しい本のナルホド書評・投票機能とか・オススメ本の一覧を作成したりとか読書をより便利にするための機能が多いので、随時移行しています。しばらくは内容は同じです。でも、本のカテゴリを分けていくので検索に便利かもよろしければブックマークお願いします。アメーバピグにハマっています(笑)
2010/06/06
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Twitterはコチラ♪次に読みたい一冊。「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか既に買ってあるので「スターリン―青春と革命の時代」の後の楽しみなのだが、本書の特徴はズバリ、邦訳するにあたり著者の誤った認識を注釈の形で提示していることだ。これは訳者の歴史洞察への深さを要求するハイレベルな試みなのだが、本書が各所で評判が良いというコトは、その試みに成功したようだ。本書はある特定の事件に焦点を当てた本ではなく、大東亜戦争全体を俯瞰した内容となっている。ちなみに書名が「太平洋戦争」とあるのは、アメリカ人の著者からみれば、あれは太平洋上の戦争だったという意味であり、日本人からみれば大東亜戦争なのである。訳者はその断り書きもしてある。話が逸れたが、要するに戦争の全体を語った本なので、ぜひ中高生に読んで欲しいと思う。日本史の大枠を掴んでおいて、徒に日本人としての誇りを失うことなく学生生活を終えた上で成人を迎えれば、大人として自信を持って生きていけると確信する。参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/06/05
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Twitterはコチラ♪ここ数日のインテリジェンス繋がりでもう一冊佐藤優氏の国家の自縛。【佐藤優】国家の自縛佐藤氏の著書は何冊か読んだので内容的な重複を避けたいなぁと思っていたら、文庫版あとがきとして160枚書き下ろしたという。その心意気に惚れるとはいえ今すぐ買ったら、記憶的にホントにスターリンの青春が去ってしまうので少し我慢。今朝は「スターリン―青春と革命の時代」を携えて出勤した。スターリン―青春と革命の時代今日で残り半分ほど。本書はスターリンの若い頃、レーニン死後に権力を手にするまでの話なので、まだまだカリスマ性がない。確かにレーニンを活動資金の面で支えるリーダ的な活躍はあるものの(それだけでも周りと較べたら突出しているのであるが)、彼が全ての頂点に位置するわけではないので、圧倒的なパワーは感じられない。しかし一旦ページを開くと、やはりしばらく熱中してしまう。その筆力は変わらない。私は原著(英語)を読んだわけではないし、ロシア語に詳しいわけでもないけれど、松本幸重氏の訳は実に上手いと思う。分かりにくい表現がなく、馴染みのないロシア史であるのにサクサク読める。これは何気に凄いことだと感じ入る次第。参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪
2010/06/04
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Twitterはコチラ♪松本重夫「自衛隊「影の部隊」情報戦秘録」を読み終えたのでスターリン(白水社)に戻ろうと思ったが、今日はそんなに読書の時間がとれないので軽い本を持っていくことにする。そこで、インテリジェンス繋がりで昨夜も紹介した鈴木宗男・佐藤優両氏の共著をセレクトした。【鈴木宗男・佐藤優】北方領土特命交渉一から再読すると時間的に「スターリン」の記憶を彼方へ忘れてしまうので、本書文庫版対論「外務官僚の謀略」に絞って読む。改めて、北方領土は日本のすぐ手元まで来ていたんだなと感じ入る。と同時に、領土が返還されては困る輩の存在に腹立たしかった。それは、大々的な政府支援(=国民の税金)を背景に活動している研究会のメンバーのことだ。以下、エピローグの佐藤優氏の一文を引用する。少し長いが、ある程度の意味が通る区切りある長さとしてご容赦願いたい。--- 本書で鈴木宗男氏は、1992年の「クナッゼ提案」、1998年の「川奈提案」、さらにプーチン政権発足後の日本政府の対北方領土戦略転換について、外交機密が外部に出ることで国益を毀損しないぎりぎりのところまで踏み込んだ話をしている。そこでは、先述の歴代総理の「極秘指令」ともいえる「特命」にも言及している。 また、ロシアの政治エリートに対するロビー活動についても、ブルブリス氏が根室元島民と率直な意見交換をした結果、「北方四島を日本に返還すべきだ」という決断をしたなど、はじめて明らかにされた証言がいくつもある。 現役時代にあえて黙っていたが、今回、意を決して私たちがはじめて真実について述べたのは、北方領土問題を自らの「メシの種」とする「北方領土ビジネス」に従事する者たちの実態があるからだ。その代表的人物が袴田茂樹青山学院大学教授である。 鈴木宗男氏が指摘するように、こうした人々にとって北方領土問題が解決することは「失業」につながるので、「日本政府は毅然たる態度をとれ」「国家百年の計で取り組め」などといって、「右バネ」をきかせた勇ましいスローガンを掲げ、日本外交の選択の幅を狭めようとする。私も現役時代にはこの勢力を懐柔する必要があると考え、カネ、情報を含むさまざまな便宜を与えたことをいまでは深く反省している。---◆オススメの関連書籍◆ 【東郷和彦】北方領土交渉秘録【斎藤勉】北方領土は泣いている参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪
2010/06/03
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Twitterはコチラ♪佐藤優氏の活躍により、昨今インテリジェンスという言葉が広く知られるようになった。「インテリジェンス」で検索すると、たくさんの書籍が出てくる。それらの多くは、"これからは"インテリジェンスの時代だ!という内容のように見受けられるが、我が国には昔からインテリジェンス活動があった。戦後の自衛隊創設時、その基礎を作ったのが松本重夫氏である。【松本重夫】自衛隊「影の部隊」情報戦秘録インテリジェンスとは、暗号解読やスパイ活動のことではない。大量の情報を仕入れ、それらを的確に分析した上で、そのプロジェクトの目的達成に活かすことだ。本書は、如何に広く人脈を築くか、如何に機転を利かした対応が取れるかの実践例豊富なドキュメントである。重ねて注意しなければいけないのは、インテリジェンスは目的達成までが一連の行為であるということだ。どんなに優れた情報分析をしたとしても、それを使う側がダメにしてしまっては元も子もない。本書から、その失敗例を紹介する。*** 一方こちら側の能力も相手に知られることになった。当時、自衛隊はソ連の航空基地の通信を傍受し、暗号も解読していた。その事実を公表した場合、日本の防衛能力が知られてしまうことになる。ソ連は日本の能力はもっと低いと思っていたのだ。そのためそれは発表しない方がいいと、私は防衛庁の上層部に忠告しておいた。ところが後に公表されてしまう。それは当時の総理大臣中曽根康弘の判断だったという。各国の政治的駆け引きの中で日本の防衛は翻弄され続けている。政治のトップレベルで情報理論に基づいた確固たる方針がなく、ふらついているからである。***戦後ソ連の暗号を解読した米国の「ヴェノナ文書」は、1995年になってようやく公開された。それまでアメリカはずっと黙っていた。秘密裏に暗号を解き、アメリカに入り込んだソ連スパイ(米国人も多数いた)を割り出して徹底追及した。冷戦は、そうしたインテリジェンスで勝利した。翻って日本。上記の失敗例はお粗末と言わざるを得ない。中曽根氏は靖国神社参拝を中止した首相でもあり、全く碌なことをしていない。◆ヴェノナの書評は以前ブログに書いたので、よければ参考にして下さい⇒⇒Twitterでヴェノナをつぶやく! ヴェノナインテリジェンス人間論参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪
2010/06/02
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Twitterはコチラ♪今朝のYOMIURI ONLINEより、ニュートリノ関連のニュース。ニュートリノ振動、初の直接観測…質量裏付け実験施設名等の詳細が不明であるが、学生時代に学んだ者として感慨深いものがある。素粒子論の一世紀学生時代の記憶を頼りに、ニュートリノ振動をごく大雑把に説明すると次のようになる。・ニュートリノという粒子が振動しながら動いているわけではない。・ニュートリノには三つのエネルギー状態がある。(以下、νと記す)・電子ν、ミューν、タウνの三種類だ。・電子ν⇒ミューνへ、或いはミューν⇒タウνへ、状態が遷移する確率を求める。・その求めた確率式が、波形つまり振動式になっているので、ニュートリノ振動という。・この確率式には、二つのニュートリノの質量差の2乗が積(掛け算)の形で入っている。・つまり、確率が0でなければ、質量差も0ではない。つまり、質量があるということだ。ここで、素粒子物理学の話。素粒子物理の世界には、標準模型という理論がある。標準と銘打つくらいだから、素粒子の世界のスタンダードなわけで、大抵の事象は説明が出来る。但し決定的な特徴がある。それは、ニュートリノの質量を0として理論を組み立てている点だ。では、ニュートリノに質量があればどうなるのか?当然、標準模型はスタンダードではなくなり、拡張されるか破棄されて別に置き換わるかされる。一方でまた、自然界の現象論として、素粒子の標準模型は限界を迎えた。それは太陽ニュートリノ問題であり、大気ニュートリノ問題なのであるが詳細は割愛して、結論だけ。その問題を解決したのがスーパーカミオカンデの実験であり、スーパーカミオカンデはニュートリノに質量があることを証明した。この辺りは素粒子論の一世紀を参照されたし。参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/06/01
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Twitterはコチラ♪本日のMSN産経ニュースにこんな記事。藤原書店、仏歴史家ミシュレの「フランス史」刊行■“邦訳不可能”の大作 全体像紹介の初挑戦藤原書店(東京都新宿区)は同社の創立20周年特別企画として、仏の歴史家ジュール・ミシュレ(1798~1874年)の大作『フランス史』全6巻(大野一道、立川孝一監修)の刊行を始めた。19世紀フランスを代表する大歴史家の主著ながら、膨大かつ重厚な内容のため、“邦訳不可能”といわれていた同著の全体像を紹介する初の試みとなる。 フランス史(1)フランス史(2)あぁ、こういう不可能に挑戦!とか銘打つ企画に弱いんだよな。。その頑張りに価値がある!みたいに共感しちゃって勢いで買う的な。ま、読んで吸収すればいいんだけどさ。全6巻。そこまで中世フランスに興味ないんだよねぇ。いま読んでいるスターリン関連の書籍は、その先に日本の近現代史が見えてるから興味深いんだけれど、自分の中には中世フランスとスパイラルな物事がないのよね。フランス語は好きだし「ファーブル昆虫記」の原書復刻も買ったけれど、それとは別件ですなぁ。というわけで、本書は心の片隅ーーーーーに置き留めておこう参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/31
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Twitterはコチラ♪ここ最近、読書のペースが緩やかでして。先月から「スターリン―青春と革命の時代」(白水社)を読んでいるんだけれど、当初予定より随分のんびりとしたペース。朝の通勤中に寝ることが多くなった故か。まぁ別に早く読むのが目的ではなく、深く感じ入るのが大事なんだけれど、時間は有限なので上手く活用したいところ。そこで、眠気のある朝でも読む気になる本を択んでみる。【松本重夫】自衛隊「影の部隊」情報戦秘録ずっと気になっていた本なので、月曜からこれも持って行こう明日の朝、iPadな人と遭遇するか楽しみだなー参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/30
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Twitterはコチラ♪パリオペラ座がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 【DVD】パリ・オペラ座のすべて【DVD】パリ・オペラ座バレエ学校の妖精たち~エトワールを夢見て~ 伝統あるバレエ劇場、パリ・オペラ座。フランス政府からの援助があるとはいえ、スポーツや相撲と同様、経営者は興行としての成功を求めなければならない。舞台以外にも、大口寄付者への感謝イベント等の企画も重要だ。一方で、オペラ座のダンサーは40歳が定年であり、以後は年金を受けることが出来る。そうした職業としての側面。要するに収入を得て暮らすという社会人としての一面を、ドキュメントする。タイトル通り、「パリ・オペラ座のすべて」なのだ。映画の見所は、・マネジャーの劇場運営活動を追う・ダンサーの厳しくかつハイレベルな練習風景終盤、実際の劇場での舞台シーンに入るのだが、私には序盤中盤が面白かった。本当のプロフェッショナルは、準備段階からプロなんだと感じさせる中盤までで十分に楽しめるさて問題は。DVDのサイズがB5相当あるということだ。初回限定生産の豪華仕様ということなのか、B5って大きいよーDVDの収納棚に入らないものどうせーっつのそこだけちょっと気をつけよう参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/29
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Twitterはコチラ♪昼休みに本屋へ。新刊「小林繁物語」を見つけた。 情熱のサイドスロー 小林繁物語【掛布雅之・江川卓】巨人―阪神論小林さんは今年始めに亡くなられた。「空白の一日」の悲劇のヒーローとして語られる一面もあったが、本書はいわゆる「真相を語る」系の書籍ではない。野球人・小林繁の生涯を、引退後の活動を含めて綴っている。立ち読みした感じ、これは買おうと思う。ちなみに「空白の一日」事件、つまり江川卓の巨人入団に関する当事者の気持ちを知りたい人は、「巨人―阪神論」(掛布雅之・江川卓共著)をオススメする。少し前に書評「江川卓と掛布雅之の野球対談!」を書いたので、ご一読頂ければ幸い参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/28
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Twitterはコチラ♪GW中に注文した書籍群がようやく届いたものの、スターリン(白水社)を読んでいる最中なので放置したまま。合間に灘中の本なんか買ったりなんかして、ますます距離が遠くなってしまった。そして気がつけば26日。月刊WiLLの発売だ。月刊WiLL 7月号―鳩山政権は国家の災厄だ!今月も鳩山政権の特集を軸に、近現代史の見直しやプロ野球戦後史など充実していた内容である。とはいえ、ハッキリ言って私は鳩山政権に興味がない。悪い点しか出てこないのは分かっているので、アソコがけしからんココがいかんという記事には食指が動かない。だって、読後に腹が立つだけだもんね。しかし、今号は江藤拓氏の「口蹄疫問題に対する赤松農水省の危機管理能力ゼロ」批判が良い。私はTwitterで口蹄疫に関する実情を知った。とりわけ渡邉哲也氏は事件発生直後から熱心に情報を発しておられ、大変参考になった。この事件は、ネットのニュースでも滅多に報じられない。私はほぼ毎日ヤフーニュースを見ているが、渡邉氏と同等かそれ以上に深く切り込んだ記事は皆無だ。絶無といってもいい。(別にヤフーが悪いわけではない。彼らは様々なニュースソース(配信先)から注目度のありそうな記事をピックアップして表示しているだけなのだ。)渡邉哲也氏のTwitter、オススメです参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/27
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Twitterはコチラ♪ブラブラとネットみてたら面白そうな本を見つけた。灘校の数学教師が、灘中の学校生活三年間を、数学の考え方を交えながら紹介する。灘中の数学学習法本書は全体の半分以上を数学の問題および解答で占めている。私はべつに問題を解きたくて買ったわけではないので、その辺はさくっと飛ばして学校紹介の箇所を中心に読んだ。なので、ボリューム的には少なかった。灘校は完全六年一貫教育を掲げている。完全、というのは、同じ教師が数学なら数学を六年間責任持って担当するという意味だ。先生各人が、大学入試までを見越して長いスパンで計画を立てることが出来る。授業スピードは早い。そして、繰り返し反復する。長期休暇の宿題も多いようだ。この時期に、徹底的に頭を使う、自分で考える力を培うのは大事なことだ。灘校には、そうした集中出来る環境があるなと感じた。参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/26
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若干いまさら感がなきにしもあらずだが、昨夜の交流戦オリックスVS巨人@東京ドームの観戦記を。まずはTwitterのつぶやきから●東京ドームから帰ってきたー!!オリックス負けたー(;_;●個人的には大ファンの田口くんが見れたし(三振だったけど)、T-岡田のバックスクリーン同点ホームランもあったし、クルーンの150キロオーバもみたし。うむ、満足:-)●後藤君の悪送球がなければねぇ。。巨人のバッターはボールを上げるのがうまいね。下を叩いてしっかり振りぬいて。そこが違いだったかな。内海、近藤両投手、調子よくなかったしね。バッターで差がつくわ。【岡田監督】オリの中の虎私の席はレフトスタンド中段。巨人の守備でいうとラミレスの後方上部だ。ホームベースの左右のコースは判断しづらいが、意外とハッキリとボールが見える。その位置からみて、内海・近藤両投手は立ち上がりが不安定だった。しかし、今朝の内海のコメントを読むと、完全復活へ向けて満足のゆく投球だったという。そういうもんなのかな。確かにフラフラしてたわりに二点しか取られてないし、要所要所は締めてたということか。相手の打ちづらいコースに投げているとか、そうした細かい点は、やはり内野で観るべきだねぇ。田口くんのホームランボールを素手でキャッチするべく指の運動をしていたんだが残念(笑)。よければポチッとクリックお願いします♪
2010/05/25
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Twitterはコチラ♪今夜は東京ドーム。オリックスVS巨人戦に行ってくる!!田口選手が出てくれるといいなぁ。仕事が休みだったら開場と同時に入って練習を眺めたりするんだけど、明日はプレーボールに間に合うか微妙なトコロ。早め退社だね。チケットを取った時点では、巨人サイドの席は全て完売。首位独走だしね。いつもなら内野指定なんだけど、今回は外野。味方のホームランボールに期待しよう。 【岡田監督】オリの中の虎【田口壮】脇役力◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/24
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Twitterはコチラ♪アクセス数、77,777を達成しました。いつもご観覧ありがとうございます。管理画面で確認したら、開設日:2004/12/13(1987日)とあります。5年半ですか。ブログを書いても書かなくても、時日は確実に過ぎるということさね。今年は毎日更新が目標です。べつに意味はありませんが、一年書き続けるという経験をしたくて。会議とか飲み会とか、終電コースになりそうな日は、前日に記事を用意し、朝イチでアップします。先週は三日連続で夜に予定が入ったりしてプチ大変でした。それはさて置き。世の中、面白い本で溢れていますね。毎月毎月、「しばらくは買う本ないかな」って思うのですが、やはりあるんですね。本屋に行く魅力はそこにあります。ネットの場合、自分の検索した範囲でしか、或いは閲覧ページの中でしか情報が入りません。本屋では、人間の視界の範囲だけ情報があり、ぶらぶら歩けば一度に大量の書籍が視界に入ります。見る量が増えれば、出会う確率も上がります。そして、好きなページを確認できるのも大きなポイントです。楽しいなー楽しいなーよくわからないけど、おめでとうクリック♪
2010/05/23
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Twitterはコチラ♪改めて、本屋はマメに通うべき。そんな一冊を偶然見つけた。ヒトラーとスターリンのモスクワ攻防戦、その全貌が近年ロシアで公開された公文書で明らかになる。【ヒトラーVSスターリン!!】モスクワ攻防戦(作品社)初見では、買う気が起きなかった。それは、帯に推薦文を寄せた人物に因る。「袴田氏推薦!!」と書いてあるのだが、私は氏にマイナスイメージしかない。というのも、袴田氏は佐藤優氏(現在起訴猶予休職外交官)が逮捕された時、彼を叩きに叩いた。佐藤氏は外交官としてロシアに深く入り込み、北方領土問題を解決しようと善処していた。袴田氏は官の立場ではないけれども、北方領土問題を研究している。端から見れば、目的は同じ同志のハズだ。しかし、彼は佐藤氏を売った。一方で、佐藤氏や鈴木宗男氏は、彼を北方領土問題ビジネスパーソンだと批判する。つまり、彼にはいま、北方領土問題を考える研究会をしているだけで、政府から莫大な援助が出ているのだ。北方領土が帰ってきたら、研究会は解散、一円も入らなくなる。職を失ってしまうではないか。だから、もっと議論を詰める必要があるとか言って、実行に移さない。じゃあ何を研究してるわけ?しかも政府のカネで?というわけだ。少し話が逸れたが、兎にも角にも、私は袴田氏にいい印象を持っていない。ゆえに、帯に推薦文なんか載ってたら逆に引くわけだ。しかし、考え直してみた。確かに帯の推薦文からは本書の信用度は計れない。そこで、参考文献リスト、著者まえがき、訳者あとがき等をチェックする。まず、本書(原著)は2007年の刊行である。一方、先日読んで感激した「スターリン」(白水社)の原著は2003年刊行。こちらも新たなロシア公開文書および関係者への緻密なインタビューにより構成された大著である。この先に刊行された名著を、参考文献に挙げているか否か。書店で確認したところ、参考文献リストにその書名があった。(参考文献のページを食い入るように立ち読みするシュール感には触れないで)スターリン(上)(白水社)それから著者まえがき、訳者あとがき等も読んでみると、歴史に対する真摯な姿勢を感じた。というわけで、読んでみようと思う。今後しばらくは、旧ソ連関係で良書がたくさん出てくるかもしれないね参考になりましたか?よければポチッとクリックお願いします♪◆ただいま読書中~◆スターリン―青春と革命の時代
2010/05/22
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【小沢一郎を裁く!】WiLL 増刊 2010年06月号どどん!とタイムリーな特集号宮崎県の口蹄疫問題でも露呈されたが、完全に危機管理能力のない民主党。県および野党議員が必死に不拡大対策に努めているのに、GW中は暢気に外遊スケジュールをこなす。阪神大震災の時は社会党が与党で、自衛隊車両が救助に向かうのが遅れた。そういえば、最近書店の新刊コーナで、中曽根康弘・元総理「保守の遺言」を見かけた。首相の靖国神社参拝を止める悪しき習慣は誰が作ったんだ。中曽根さん、アナタでしょう。サンフランシスコ講和条約締結後、国会の全会一致でA級を始めとするいわゆる戦犯の方々の名誉は回復された。にもかかわらず、戦犯合祀がどうのと言う。保守を名乗るなと言いたい。なぜ、いまだに重鎮扱いするのかねぇ。不思議。ま、チャイナとのコネクションが強いんでしょうね。Twitterはコチラ♪
2010/05/21
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Twitterはコチラ♪飯野賢治さんのTwitterで知った、小林系作品集。一瞬、ペルソナ3の設定資料集が頭を過ぎったが、ボールペンのタッチがよさげ Note Book ―小林系作品集最近まで楽天ブックスでサイン本を予約受付してたのね。残念。。でも、公式サイトのインタビュー読んでテンションアップ雪風系も、クリックしよう♪
2010/05/20
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