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【ストック・オプション施策:実務者の感慨】私は、これまでのストック・オプション実務経験においては、『高い収益力があれば、まさに株主に「リターン(利益還元)」で報いるべきです。当社は株式公開しているのだから従業員を働かせ業績を外部評価にさらすためにストック・オプションを活用して業績を上げ、ますます大きくリターンすべきです。発行済の1~3%程度の少数の発行枠には留めるが、その代わり定期的に評価制度として行っていきましょう』といったように、ときの経営者には打診してきました。あるいは、ややロートルの傾向があった別の某企業では、『カネがあるのであれば先に自己株買い付けして金庫株でストック・オプションを実施しては』とも。もちろん、株価が長期低落傾向にあったからです。これらは株主の身分としてではなく、従業員の身分としての経営者に対する諫言です。なかば、いつでもクビ覚悟で直言をしてきました。上に「気付き」を与えなければいけない、重大で難儀な行為ですから。少しでも経営サイドに理解されなければ、それは誤解に生まれ変わる場合が多い。大それた言い方ですが、『経営サイドと投資家サイドを常に橋渡しできるような従業員でありたい』というのが私の職業観です。従業員でありながら、中立的姿勢も持ち得て常にバランスしていなければならない。業界問わず、どこの会社に在ってもそう。これは普遍的な共通項です。役員にも、株主にも出来ないことをやる。それが出来なければ、ひとえに私の力不足と言うことでクビ。この信念と職業観を持って行動していくということですね。------ま、そんなことは私事でどうでも良くて、とにかく、株式公開後の企業としては、利益配分の優先順位を「身内から社外」へ入れ替える必要があると、ときの経営者に対しては、若造青二才の正論として耳の痛いことを山ほど言ってきたように思います。新興でも、ロートルでも、考え方の根本はあくまで一緒なんです。『ステークホルダーへの利益還元と、創業者や従業員に対する適正な評価制度』この点にストック・オプションの趣旨と成果評価は集約されます。ストック・オプション制度は有意義に活用すれば、既存株主はもちろん、会社のステークホルダー皆さんがハッピーになれるのだと私は信じてやってきましたし、これからもこのような職務に携わる機会があるのであればそうしていきます。------今回で、公開前のストック・オプション実務に関するシリーズも終了。いよいよ「ストック・オプション実務」シリーズも次回の【番外編】で最後になります。ただ、これまで21回にも及んだ、このストック・オプション実務シリーズで述べた企業経営のさまざまな醍醐味が、根本から否定されるようなショッキングな内容で締めないといけなくなりました(号泣)もう少しのご辛抱を…(つづく)
January 31, 2006
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【公開前のストック・オプション施策:創業者利得総括】前回の記事はこちらです:ストック・オプション実務~その19これだけ長編にしても、まだまだ語りつくせないストック・オプション実務です。私のこれまでの10数年のキャリアから来る個人的な思いもいくらか含まれておりますが…私自身も、個人投資家として11年目になりました。一方で、公開前/公開後、それぞれのステージにある企業での就業を経験し、IPOの成就/不成就も経験し、企業の内側がわかっているからこそ、また経営の要諦のいくばくかがわかっているからこそ、自分が他の会社の株主になるときの観点が育っているのだと思っています。また、今一度このシリーズの趣旨を確認してみましょう。「その1」から一貫して、さまざまな企業経営の手法における一つの手法に過ぎないストック・オプションという制度・手法について正面から向き合ってきました。記事の本文だけでなく訪問者の方々からいただいたご質問に対するコメントに至るまで、私は「真意」を込めていたつもりです。その中で特に伝えたかったこととは・・・ストック・オプションの創業者利得とは、「創業者たちが頑張った自分へのごほうび代わり」などで実施するのでは決してありません。企業として、創業以来の経営努力の果て、「公器」になれる資格や資質を帯びるからこそ、IPOしてますますより多くの投資家の賛同・評価を得るべく広く投資機会を提供できるわけです。その状況に至るまで、艱難辛苦をくぐり抜けてきた努力と経営の実績と幸運がプラスされて創業者たち自身にもたらした創業者利得、と考えるべきと、私は繰り返し言いたいです。一方で、そういったステージや器にふさわしくない会社は自然淘汰されていきます。公開の器に耐えない企業は、公開の評価を受けることもかなわず次々と人知れず淘汰されていきます。また、本当に幸運にもIPOできたとしても、相変わらずステークホルダー無視、経営者自身の保身しか考えられず「個人商店」の域を出ることができず公共性のカラーを帯びることもできない企業は、早晩ヘタレ企業に成り下がり世間から見放され駆逐されていきます。一般的な投資家は、こんな状況を知り得ることもなく、今日もたった4000社程度の、「フィルターにかかって厳選された優良企業」と向き合っているのです。この状況にあることだけは、認識しておいてソンはないはずです。(つづく)
January 30, 2006
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1月28日(土)A.M.6:00の状況です。預託保証金残高:490,044円(当初投資額:600,000円)今週の出金額:0円今月の出金額累計:▲100,000円2005年(度)出金額累計:237,823円【FX未決済ポジション】USDJPY 10K 必要証拠金100,000円 約定レート114.13円 スワップp67円/日(約定日2006/1/9)AUDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート85.82円 スワップp124円/日(約定日2006/1/12)NZDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート78.97円 スワップp152円/日(約定日2006/1/9)【受け取りスワップ年額換算】USDJPY 10K 24,455円AUDJPY 20K 45,260円NZDJPY 20K 55,480円【今週の概況】今週は、為替レートや世界市況の動向をほとんど見ていませんので途中経過は判りません。特に豪ドルの高騰ぶりが顕著です。原因は・・・やはり知りませんヾ(´-`)ノ全体的に円安傾向になったようですので追加購入もありませんでした。なお、『FX預託保証金』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 29, 2006
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保有株式の状況をアップします。【今週の銘柄入れ替え等】先週と変わらず、です。なお、『株式+現預金(MRF)』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 28, 2006
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【「聞く耳」持つ経営陣を探せ!】前回の記事はこちらです:株主還元の最善策とは~その3是非前回とセットにして続けてお読みください。そうしませんと話がつながらなくなっております(笑)------いろいろと逡巡して来ましたが、企業成長の最終的局面では「配当金で株主還元」するのが正直で嘘つかない、最善の方法になってくるのではないか。何と言っても、「げんなま」は企業のまっとうな稼ぎから産み出される「現実」であり、誰にでも効果が判りやすい。占いに成功の是非を頼ったりしなくていいのですから、安心感が違います。経営陣も、適切な新規事業やこれ以上の効率的な投資先が見つからなかったら、堂々と胸を張って株主に「配当金流出」なさいませ。何も恥じることはないのです、配当金でいいんです。下手に副業を始めて失敗されるより配当金をもらった方がよほど嬉しいのです。あと、やっぱり株主様もヒトの子(ワンコ株主等も含むw)ですから、げんなまって大好きでしょ?(^ω^)エエ、スキデスヨあっ、ワンコ株主様は骨かドギーマンのほうが好きかな?(・ω・)ゞオーヨシヨシ、ヨーシヨシゴホン…もとい、海のものとも山のものともつかない新規事業やM&Aに、宝物のような自己株や内部留保を使うなど愚策です。賢明な経営トップであれば、その前にもっと最善な方法を採れるはずです。------株式上場企業経営者の皆さん、法人企業経営の視点から見た自己株式運用に関しても、やはり『さわらぬ「紙(株券)」にたたりなし』が良いみたいですゾ。ステークホルダーからの‘良心的’な諫言には、なるべく聞く耳を持ってくださいな。それだけは切にお願いしますよ。聞く耳さえ持っていてくれれば、後の細かいことは一切お任せしますから。私はやみくもな「株価吊り上げろ隊」ではないですから。株主として、このポイントは最大のコミット事項です。「伝家の宝刀(自己株)」とは、実際にサヤから抜いて使ってしまってはサビついて価値が半減してしまう。いたずらにサヤから抜かず、相手にちらつかせるからこそ「一層の凄み、切れ味(企業価値)」を増すのです。(完)
January 27, 2006
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【株主還元の最善策(2)】前回の記事はこちらです:株主還元の最善策とは~その2是非前回とセットにして続けてお読みください。そうしませんと話がつながらなくなっております(笑)…実はこの記事は2ヶ月くらい前、3月決算会社の中間決算や中間配当ラッシュの時期に決算チェックをしていたときに保有各社の配当方針を見ながらインスパイアされて執筆し、今日まで温めておいたものです。過去のさまざまな経済犯罪事件を念頭に回想しながら書いたつもりで、しかも個別某社のことについて具体的に述べた意図ではない内容なのですが、何か、あまりにタイムリー過ぎて、どうしてもL社を連想させますね(苦笑)逆に考えると、『いつの時代も不正や不実は‘同じ穴のむじな(似た者同士)’から出てくる。』ってことが、世の真理なのでしょうか。------ま、要するに株主としては、邪道なM&Aとか新規事業のために、いたづらに多角化や判りづらい連結経営化をするな、ってことです。過去に、「旧そごう」やら「旧カネボウ」やら「旧コクド」やら(緊急追記:「某L社」やら)、不正会計、不正経理の温床になった企業は、例外なく、グループ内に「ダミー」や「ゴースト」カンパニーを置き、それらを悪用して利益付け替え、不良資産飛ばし、資金ロンダリングなんかをやる。虚偽の決算で、会社の株価が首尾よく吊り上がったところで、ホイホイと自社株を差し出して惜し気もなく交換に使っちゃう…要するに粉飾決算や自社株(内部留保)の無駄遣いは、「判りづらい連結経営/企業群構成」から産み出される。唯一の「本業」がこれまで順調だったからこそ、成長し切って「ロートル」なり「資産持ち」になれたんじゃないですか?だったら、新しいものに目移りしないでそのまま本業で頑張り続ければいいんです。下手に決算書のページ数を増やすんじゃありません。(つづく)
January 25, 2006
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【賢明な「ブレーン」を探せ!】前回の記事はこちらです:株主還元の最善策とは~その1是非前回とセットにして続けてお読みください。そうしませんと話がつながらなくなっております(笑)------もし私利私欲に駆られた出来の悪いブレーンが会社内に居たとすれば、前回の後段のような一見派手で目新しい新規事業投資やM&A投資といった「愚策」を手柄目当てで平気で提案してくるでしょうし、トップのほうが少しでも理解が足りなければそれに乗せられて新規採用してしまうことだってあるのでしょう。「賢明なブレーン(特に財務関係)が居る会社」これも良い会社を見極めるうえで重要な一つのポイントですね。出来の悪い経営トップって何かと目立つので見抜けますが、出来の悪いブレーンとなると、なかなか一般には表に見えてきませんからね。トップの陰に隠れていたりして。出来の悪いブレーンさんへ:あくまで会社(=ステークホルダー)のおカネであって個人の資産運用じゃないんだからさ、そのときくらいは私利私欲は捨てようゼ。会社を私物化しちゃいかんよ。まずはステークホルダーの利益第一。特にお客様と株主様は神様です。普段は、経営に口出しするなど毛頭考えていませんが、もしステークホルダーをバカにしたような行為をやったら承知しませんよ。何か粗相をしたら公金横領および忠実義務違反により訴えてあげます。株主代表訴訟。(`▽´)------…実はこの記事は2ヶ月くらい前、3月決算会社の中間決算や中間配当ラッシュの時期に決算チェックをしていたときに保有各社の配当方針を見ながらインスパイアされて執筆し、今日まで温めておいたものだったのですが、これまでの間、ちょうど先週から某L社の事件が勃発してくれたお陰で、まるでL社の事例を引いて語っているようなタイムリーな話題みたいになりましたね(笑)まあ、これはこれで融和性が高い内容と思えますから、よしとしましょう。------特別に追加:明日の続編も、個別L社のことについて述べた意図ではない内容なのですが、あまりにタイムリー過ぎまして・・・とりあえずよろしくお含み置きの程。(つづく)
January 24, 2006
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【株主還元の最善策(1)】今回はこのテーマで行ってみましょう。なお、本シリーズは、先週展開されていた『私は配当連鎖投資派!(行動分析編)』シリーズと合わせて読まれますと、一層効果的であると思われます。そちらもご贔屓にお願い致します(笑)ではさっそく本題へ。------配当金という形の外部流出を増やさざるを得なくなる状況というのは、成長期の企業にも、ロートル企業にも必ず訪れます。必ず、と言い切るのもちょっとアレですが…まあ、「正常な神経」の企業であれば『内部留保の限界点』に達すると、配当金という形の外部流出をしなければなりません。利益が膨大に成長し内部留保が高まるに連れて自社株価が高くなり過ぎると、自己株買い(事後消却か売却する場合)は割りに合わない高い買い物になるからです。買った後、いくらで売れるか(消却できるか)判らないですし、しかも株価がさらに上がるか、なんて保証はどこにもありません。もちろん、現時点の株価が実体の純資産価値などよりもすごく低いってことでしたら自己株消却を検討することはもちろん構いませんよ。それこそ「割安に自己株を仕入れて売る(消却する)」ことになりますからね。でも、もしその後に運悪く株式市場全体が右肩下がりになったりして、自社株価も下落のあおりを食ったらどうなりますか?まさに高値で自己株を買い、「株価の先行きを予想」して投機する状態と同じです。こんなリスキーな方法であると判れば、これを簡単に容認する株主はそうは居ないでしょう。つい最近の事例(L社ショック?!瞬殺の下げ)で、「株価」に頼んだ資本政策がいかにアテにならないか、また業績良好な企業までもが「連れ安」することが劇的に起こるか、ってことがよく理解される状況がありましたよね。------また、新規事業投資やM&A投資するにも自社株価が高過ぎると内部留保の切り売り分とのカイリが大きくなり過ぎて割りが合わなくなり結局高い買い物になるんです。何と言っても、株式交換によっていたずらに株主構成が変わってしまう点はリスキーです。万が一事業が失敗に終わったとして、一部の持分は先方に行ったままです。冷え切った提携関係を清算するための買戻し条項等の発動で、事業失敗の果て株価が下がった評価損状態の自己株を先方から買い戻さなければならなくなるかも知れません。そうするとまた余計な出費のリスクが…(-ω-)コウショウガメンドクセこのように、新規事業が成功する保証もどこにもありません。これも株主としては大変にリスキーで判断が難しいでしょう。千里眼に頼らなければ判断できないレベルの提案であり、まったく当たらない占い師(H木K子氏)と似たり寄ったりです(゚∀゚)ジゴクニオチナイワヨ…(つづく)
January 23, 2006
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1月21日(土)A.M.6:00の状況です。預託保証金残高:404,843円(当初投資額:600,000円)今週の出金額:0円今月の出金額累計:▲100,000円2005年(度)出金額累計:237,823円【FX未決済ポジション】USDJPY 10K 必要証拠金100,000円 約定レート114.13円 スワップp67円/日(約定日2006/1/9)AUDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート85.82円 スワップp124円/日(約定日2006/1/12)NZDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート78.97円 スワップp156円/日(約定日2006/1/9)【受け取りスワップ年額換算】USDJPY 10K 24,455円AUDJPY 20K 45,260円NZDJPY 20K 56,940円【今週の概況】今週は、NZDが多少下がりましたが、(「多少」って何だよ(笑))まだ当初買値を大きく割り込んだわけではないので、突っ込み買いはしません。他通貨は、全体的に円安傾向にありましたので追加購入はありません。なお、『FX預託保証金』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 22, 2006
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保有株式の状況をアップします。【今週の銘柄入れ替え等】先週と変わらず、です。なお、『株式+現預金(MRF)』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 21, 2006
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【ワイン株投資】「配当の成長」という魔法のような実例の一端をこれまでご披露しましたが、いかがでしたか?ああ、やっぱり「株式投資」らしくない、ですって?(笑)そうですね、優良株を買ったらシマイ、あとはボンヤリと株式分割や増配を待っているだけなんですからね。はたまた、とうとう七面倒くさい「人生設計論」まで飛び出しちゃって(笑)おまけに「やみくもな長期投資は危険な行為」です、だって?!(´・ω・`)ナニヲイイダスンダそんな内容にもかかわらず、8名もの方よりコメントをいただきました。私も改めて「配当連鎖投資」の極意や醍醐味を認識できました。本当に感謝致します。でも、大多数の市場参加者の皆さんに、「こんなの株式投資らしくない!」と思われたとしても無理はないです。本当に魔法のような不思議な話ですから。長い眼で見れば、企業成長の様子や変遷が「配当の成長」に投影され、実感として判るんです。(厳密には、「配当」と「配当金」は意味が違いますが)まあ、とにかく「配当連鎖投資」の成果を見るまでには、企業選択を誤らなくて、「運良く」、優良成長会社を早い段階から保有することができたとしても最低10年程度はかかりますね。自分がこの企業に投資しよう!と決心して、どんなに一生懸命調べても考えた末に投資したのであっても、当初はその企業が「優良」であるか、「成長」した企業といえるのか?ということは、判らないものなのです。最低10年程度経過してみて初めて確認できるのです。この点、かなりハイリスクを取っていることを今一度認識しつつ、今後も続けていきましょう。やはり、ハイリターン(配当の大化け成長)はハイリスク(長期間投資)のもとにこそ産まれるが、その逆、ハイリターン(配当の大化け成長)はローリスク(短期間投資)のもとには産まれない。------「配当の成長」とは、ゆっくり、ジワジワ~と、良質なワインが寝かされて何年もかかって熟成され絶品の味に仕上がっていく様子に似ているんです。「良質のワイン株」を育てるようなもの。「ワイン株」。「ワイン株」。「ワイン株」。「ワー!イイ株…」(:ω:)オカアチャン、サムイヨ…ゴホン…もとい、締めの言葉を最後に!こと株式投資に関しては、ボンヤリ、ジワジワ~と「株の紙(神)様」を取り扱うのが味わい深い。買ったらシマイ、さわらぬ「紙(株券)」にたたりなし、のスタンスが味わい深い成果をもたらしてくれるのです。ただし!「ハイリスク商品(配当連鎖投資)」のご利用は計画的に。そして何十年か後に、おいしいワインをたくさん飲もうではありませんか。でも実際に飲むには、ワインより日本酒がいいな…八海山の大吟醸とかさ。一度でいいので、一升瓶何本も並べて飲んでみたいな…(´ー`)ノ オカミサンドンドンモッテキテあっ(゚∀゚)日本酒って、長い間置いとくと酸っぱくまずくなっちゃうんだよな…やっぱりワインで良いです…------ブツくさ言いながら、『私は配当連鎖投資派!(行動分析編)』シリーズを終わります。(完)
January 19, 2006
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【やみくもな長期投資は危険です】また柄にも無く、本日の株式市況を見てのコメントをしましょう。ここ1年ほどの間に株式市場と関わりを持ち始めた方々、昨日今日の状況ですが、この程度では「暴落」とはいいません。ほんの瞬殺の「下げ」に過ぎません。暴落のパターンで本当に深刻なケースは、「長期低落」なんです。1996~1999年にかけてのITバブルの入り口までの期間。2000~2003年にかけての金融恐慌や住専ショックの尾を引いた不良債権不況。後になって振り返らなければ判らないほどの低落ぶりが本当の「暴落」なんです。例えば市況指数にして、2年間で5割もの下げ。このレベルが真の「暴落」なんですよ。この期間に入っちゃうと、どんな優良企業が増収増益を計上しても、株価は下がっていく、という奇妙で理不尽な状況を経験することができます。というような感じで、私はいずれのケースも経験してきましたが、長期低落の時期は必ずどこかで終結し再び「景気循環」し始めます。ここは「動かざること山の如し」しかないでしょう。ひとつ、若い履歴の方々に特にご忠告ですが、昨日今日の状況を「暴落」と勘違いし、「買い」チャンスだ、と早合点して買い向かうとしたら、少し慎重になさったほうがいいでしょう。ほんの瞬殺の下げが、これから長期低落につながって行くのかどうか。やはり一時的なものに終わるか。それを見極めてから、あるいは「リバウンド」を確認してから買うのでも遅くはないでしょう。まだ日経平均だって15000円台ですよ。------そんなわけで、今日の本題に入りましょう。「やみくもな長期投資は危険です」とはこれいかに?とりあえず、前回のように、たくさんの保有企業の中から二社もこういった幸せなケースが出てくるとは、つくづく「運」が良かった。タナベ経営とコーエーは、全然違うタイプの事業会社でありますし成長度ステータスも違います。しかし、配当金に着目すれば似たような傾向でここまでやって来ていますね。コーエーなんて、学生時代からこの会社のシミュレーション・ゲームが大好きだから、って理由だけで買ったんですから。ビギナーズ・ラックが10年間続いているようなものなのです。いずれにしろ、配当金だけで投資額を回収するという成果は、超長期投資のなせるワザの真骨頂だと思います。------あっ、こういう言い方(超長期投資のなせるワザ)をしてしまうと誤解されてしまうかも知れないのでフォローしておきましょう。私は別に「長期投資ありき」とか、狙ってしているわけではありませんよ。「配当連鎖投資」を実践していく過程で「結果として自然にそうなっている」だけです。長期投資って無理やりやみくもに狙ってできるものでは無いと思いますよ。結果として自然にそうならないと無理です。長期投資の「スタイル」だけをありきで狙っちゃうと逆にストレス溜まると思います。『追い求める投資成果』の目的・目標を明確に定めていなければ。そこまでしておかないと、自分の軸がブレまくって右往左往することになります。毎日まったりなんて、とてもとてもしていられないと思います。そうでなければ、ストレスが溜まらない短期売買に終始していたほうが健全ですよ。だって、もし長期投資の結果、失敗したら…人生において何より大切な「時間」を大幅に犠牲にしてしまいます。たとえ失敗したとしても、投資資産については何とかリカバリーも可能でありますが、リカバリーに要する「時間」だけは取り戻すことはできないんです。長期投資って、人生における目的や目標が定まっていない方からすると、すごく「苦痛」なんですよ。先を見据えていないところで人生をギャンブルに賭すことに等しくなるので、死ぬほど怖いんですよ。投資期間が長期か短期かなんて、「追い求める投資成果の結果論」でしかないんですよ。------えっ?私が追い求める投資成果ですか?それはですね、繰り返し申してきましたように「大化け企業発掘」と「企業価値の‘最大’成長」です。そして、私が資産運用に人生の一部を頼む理由とは、以下の目的、目標がはっきりしているからです。目的:たった一度の人生を、自分のため(+配偶者のため)に楽しく有意義に生きること。目標:50歳までに経済的独立を果たし、「時間」を自分の意思で自由設計出来るようにすること。狙う効果:人生に「彩り」を添え、経済的独立以降の人生を生きる上での「リスクヘッジ」の選択肢を増やす。(つづく)
January 18, 2006
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【配当金のみで「投資元本回収」?!】まあまあ、株式市場では何かと某L社の件で騒がしい今日この頃ですね。さも、証券取引法違反が昨日今日で初めて起こったことであるかのように大げさな論調の嵐。証券取引法違反がらみの事件なんて年がら年中起こっていて、人知れず制裁を受けているヒトはたくさんいるんですよ。世の摂理はただ一つ、『悪徳企業は消え去るのみ』。というわけで、どんな状況の場合にも、大事なのは「投資家としての心構え」なんですね。市場全体が暴落したからといって、企業全体の業績が下がったわけではないのですから。------さて、本題に入りましょう。今日は『配当連鎖投資』を標榜し重視してきたお陰で、「運」と「時間」が投資成果に味方してくれた話を致します。私の保有銘柄の一つ、タナベ経営(9644.Q)の買い付け単価は318円です。ですので、前期の配当金25円に対する配当利回りは7.8%になりますね。これまで3期分の配当金受け取り額累計が、買い付けに要した額の約20%に達しました。ということは、このままの水準で配当し続けてくれれば、あと7年~8年後には配当金で当初の投資額を回収できることになります。どうです?7.8%。なかなかの利回りでしょう?この利回りを外債で得たい、となると、メキシコとか、アルゼンチン辺りの国債を買わないと得られない水準なんです。タナベ経営と、中南米のエマージング諸国を比べたらどっちが買いでしょうかねぇ…比較対象とすべきは金利水準だけじゃないですからね…デフォルト・リスクとか、為替変動リスクとか。あるいは、いざという時に取れる情報量とか。国の決算書って、なかなか出回りませんし。------ちなみに、株主優待の「タナベ手帳」を価値分換金して加えたら、とかいう仮定の計算は当然ながら含めていませんよ(笑)あくまで、「配当金の現金部分」のみを考えた場合の話です。それから、計算上は「おこめ券」とか、「割引優待券」などの換金価値が高い金券の類も、あくまで「おまけ」として考えて「除外」しましょう。だって大抵は、金券を優待でもらったら嬉しくて、手元に残さずにそのまま消費しに行って景気回復に貢献するでしょ?(笑)------そして、もう一つ、コーエー(9654.T)です。1996年に株価660円で100株取得。10年前のたった100株が、その後2000年からは5回にわたり株式分割を繰り返してくれたお陰で、株式数は約3.2倍。前期の配当金は50円(分割考慮後)。当初から約15倍(分割考慮後)の水準に成長。今期も、分割考慮後で年間50円の配当金を予定しているそうですから高水準維持ですv(^^)vで、当初投資額(約6万9千円)に対する配当利回りは23.1%です!(゚∀゚)ヒョエーエマージング・カントリーのジャンク債ではないのですよ、東証上場会社コーエーの話ですよ。実はこの10年間、連結業績も直近7期連続の増収増益を達成。配当状況も連れて順調に推移し、配当金として実際にもらった金額の累計が10万円。当初投資額の約6万9千円(手数料込み)をはるかに上回って、既に配当金だけで回収済みなんです。一度も売却すること無く「タダ株」の出来上がり!そして利回り23%の高利回り債券!もう一生、もったいなくて1株たりとも売れませんです。10年もかかってここまで来たのですから。------もっとも、この検証は1996年当初に買い付けた100株に対するものでして…2000年に当時の最高値6850円でさらに100株買い増しちゃっています。(:ω:)オマエハアホカ…だって、「ウィニング・ポスト」は絶対面白い、これから絶対売れまくる、って思ったんだモン…ゴホン…もとい、その高値掴み分を入れて計算すると、コーエーの実質の配当利回りは4.7%になります。それでも、なかなか悪くない利回りはキープしてますね。ホッ…6年もの「時間」が解決してくれたんだな…配当金だけでコーエーへの投資額全額を回収するには、ざっと実質あと13年くらいは必要かな。それまでに今後も多少なりとも増配でもあれば、回収期間は短くなりますけれども。------とにかく、配当連鎖投資を実践するときの基本!『優良株は買ったらシマイ、以降は買い増しとか一部売却とか一切禁止!』肝要なのは、黙って利益成長が伴う株式分割や増配を待つ、ってことです。優良な企業が一生懸命働いてくれて成長してくれて「株主様、株式数や配当金を増やしてあげますから待っててね」って健気に言ってくれているのに、こちらがせかせかと動く必要はありませんよね…もう一度念じましょう…『さわらぬ「紙(株券)」にたたりなし』そうでもしないと、配当金の累計で当初の投資額を回収、という計算サイクルが狂いまくり、人生において何より大切な「時間」を大幅に犠牲にしてしまいます。(つづく)------特別に追加:ところで、このシリーズの本意ですが、個別の成長銘柄発掘技術に長けましょう、といったものでは実はないのです…もう過去の話として個別の具体例を出したまでですから。「配当の成長」という要素を重視した「スタンス」を採ってみたら、「最大の成果」がこうでした…という感覚が真意として伝わると嬉しいのですが…
January 17, 2006
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【『配当連鎖投資』の醍醐味】コーギーワンコ投資家こなつさんの1月12日の日記は、まさしく私が標榜している『配当連鎖投資』の基本になる考え方ですね(^^)私のかつての類似記事はコチラ↓ご参考:配当連鎖投資(2005年9月版)いやー、同志、同志。(すみません、勝手に私がそう言っているだけです)いい機会ですので、私が掲げる株式投資の基本方針「配当連鎖投資」の投資性向について、以前より詳細に行動分析してみましたのでアップ致します。いやー、それにしても『配当連鎖投資派』って本当に数少ないです。私の知る限り、よしおかたろうさん、金丸大三さん、他ブログを見渡しても、エスペランサさん(某「Y」のブロガーさんです)…くらいしかいらっしゃいませんでしたから。さて、今日から始まったこの謎の題名シリーズ「私は配当連鎖投資派!(3部構成)」ですが、有難くも最後までお読みくださったとしても、「そんなの本当に株式投資?」って向きでとらえる方もいらっしゃるかも知れません。それと、あまりに愚直で、退屈で、苦痛で、しかも「かっこ悪い」投資方法ですからこの方法を採って「ボンヤリと」株式投資をしよう、などという方が増殖することも考えにくいです。何故なら、これらの記事中には、「今日の株価はいくら?上がった?下がっちゃった?」とか「業績修正出た?上方なの?下方なの?ヒョエー!」とか「割安で買って理論価値XXX円で売ったら何%儲けた」「すきゃるぴんぐ、萌え~」なんて語り口は皆無ですから(笑)大体、「理論価値」って何だ?「業績修正」って何だ?将来にわたる何年か分のキャッシュフローを現在価値に割り引く(DCF)だって?スゲーじゃん、将来のキャッシュフロー状況が判る千里眼でも持ってるってか?会社が解散した場合の資産価値を測れるって?何で解散することなど考えなきゃいかんのだ、せっかく頑張って営業している会社を(ノ´▽`)ノま、要するに机上の空論や想像のことか…ぼかぁ(僕は)苦手だなぁ、そういう予想屋や当たらない天気予報みたいなのは(´▽`)ちなみに、「債券投資」や「不動産投資」の話と錯覚するかも知れませんね(微笑)「利回り」だの「当初投資額」だの、そんな言葉しか出てきませんので…それでは、また次回にて。(つづく)
January 16, 2006
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1月14日(土)A.M.6:00の状況です。預託保証金残高:418,526円(当初投資額:600,000円)今週の出金額:▲100,000円(証券口座(現金・預り金)より戻し入れ)今月の出金額累計:▲100,000円2005年(度)出金額累計:237,823円【FX未決済ポジション】USDJPY 10K 必要証拠金100,000円 約定レート114.13円 スワップp67円/日(約定日2006/1/9)AUDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート85.82円 スワップp122円/日(約定日2006/1/12)NZDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート78.97円 スワップp154円/日(約定日2006/1/9)【受け取りスワップ年額換算】USDJPY 10K 24,455円AUDJPY 20K 44,530円NZDJPY 20K 56,210円【今週の概況】証券口座に退避させていた資金100,000円を再びFX口座へ戻しました。預託保証金率は130%台に回復。レバレッジは約11倍。いま少し倍率は下げたいので、もう少しFX口座へ資金を戻しておきたいところです。さらに、豪ドル/円を2単位買いました。85円台に一瞬下落したところを拾ったような。これは例の想定内の行動(笑)今週は全体的に円安傾向にありましたので他通貨の追加購入はありません。なお、『FX預託保証金』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 15, 2006
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保有株式の状況をアップします。【今週の銘柄入れ替え等】先週と変わらず、です。なお、『株式+現預金(MRF)』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 14, 2006
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【ほんの一部の悪い輩のせいで…】ほんの一部の悪徳企業が行った悪事のサンプルとして、日本でも本場米国でも、あるにはあります。しかし、それをここで語りだすとそれが本題になってしまう懸念があるのであえて具体的な社名は挙げないでおきましょう。読者の皆さんのほうでご興味があれば、お調べになってはいかがでしょうか。その企業の行く末は、例外なく悲惨なことになっています。大抵は業績もあまり良くなく、具合が悪くなっている企業で事件は発生しています。まさに経営者自身の保身のため、私腹を肥やすため、株価を吊り上げようとせんと大風呂敷を広げ風説の流布をする、粉飾決算に手を染める、ネガティブ・ニュースが世に出る前に売り抜ける、あるいは、いやしくも自社経営に責任を負うべき立場でありながらカラ売る…(最悪)であるからして、本来的に、経営者も従業員も株主も債権者も顧客も地域社会もみんな揃ってハッピーになれる、という高尚な趣旨を持っているはずの諸制度そのものが悪いということではないのです。その諸制度を「悪用する輩」こそが批判されるべきということなんです。悪い輩とは、法律や規制のラインは守っていますよ、とは言いながら、道徳やモラルに欠けた法制の抜け穴を通るような抜け駆け的な行為をする。あるいは、犯罪そのものに手を染め、市場を乱し、たくさんのステークホルダーに迷惑を掛ける輩のことです。諸制度悪用の限りを尽くし、ステークホルダーにとってかけがえの無い「会社」という財産をダメにしてしまう輩のことです。そんな連中だけをサンプルとして、IPOやストック・オプションの制度そのものが「悪」であると決して決め付けないで、まさに「悪しき事例」として見てほしいのです。そして、制度そのものが悪いのではなく、制度を悪用する会社が悪いのだ、投資家たちをあざむこうとする輩そのものが悪いのだ、そんな輩にはいずれ必ず制裁が加わるのだと、より多くの人たちに早く気付いてほしいのです。一般投資家としては、そんなくだらない悪徳企業にかかわってはなりません。まさに百害あって一利なし。是非とも、良い企業を「見る眼」を養っていきましょう。(つづく)
January 12, 2006
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【創業者利得と「公開」という足かせのバランス】前回の記事はこちらです:ストック・オプション実務~その17私の実務経験から、経営陣に打診するストック・オプション・プランとしては発行済株式の3%程度であれば健全なケースが多かった、と思います。創業者、従業員、そして公開公募後の株主も、皆ハッピーになりました。創業者利得の享受については、日本だけでも会社が数百万社あると言われている中で、たった4000余社しかなり得ないステータスに漕ぎ着けたということである程度許容されるべきものだと思います。そもそもここまで到達しなければ、より多くの株主にポテンシャルや価値がある企業の姿をお見せすることすらできず、またはIPOもかなわず何万社という会社が人知れず淘汰されていくのです。しかも、公開前にストック・オプションを付与された経営者、従業員が、公開公募価格を高値に吊り上げ、売り抜けようと算段してもそうはいきません。そうはいかない仕組みになっていることは、以前にこちらの記事で述べましたね。経営者に関しては、公開後も一定期間(例:6ヶ月以上)のロックアップ規制が掛かり、内部的にはインサイダー・チェックが課せられ、勝手に売買はできない。もし勝手にしたことがバレたら…(゚∀゚)また、証券取引所に事前相談や財務局等に対しての届け出が必要になる。一般従業員も税制上の適格優遇を得るために、権利行使可能となる開始日を2年先に設定されたりします。税制非適格であっても、当然に給与所得課税(新株取得時)と譲渡益課税(売却時)はガッポリと取られる。株価が権利行使価額を相当に上回ってきたときに行使するのでなければ、これでは手取りがほとんど残らない。どっちにしても、公開直後で世にポッと出てきた輩が即巨額の富を得ることはできませんし、なにしろ株式公開後がむしろ正念場で、多数のステークホルダーの眼にさらされる。馬鹿馬鹿しい経営や資本政策をした会社はおのずとたやすく化けの皮が剥がれ「時価評価」が下がることによる制裁評価を直接受けるのです。ステークホルダーのために仕事をせずにサボっていては、そうそうおいしい思いはできません。(゚∀゚)そりゃ当然だ(つづく)
January 11, 2006
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1月10日(火)A.M.6:00の状況です。預託保証金残高:307,821円(当初投資額:600,000円)今週の出金額:0円(証券口座(現金・預り金)へ組み入れ)今月の出金額累計:0円2006年出金額累計:0円【FX未決済ポジション】USDJPY 10K 必要証拠金100,000円 約定レート114.13円 スワップp67円/日(約定日2006/1/9)NZDJPY 20K 必要証拠金100,000円 約定レート78.97円 スワップp154円/日(約定日2006/1/9)【受け取りスワップ年額換算】USDJPY 10K 24,455円NZDJPY 20K 56,210円※上記以上の差益が6ヶ月以内に取れる見通しになれば、ポジション解消/決済を検討します。【今週の概況】約3週間、ノーポジ状態にありましたが、久々に再開致しました。預託保証金は当初60万円だったのですが、半分の30万円からリスタート。既に、34万円分を資金回収済みであるため、特に増資の予定はありません。ノーポジ期間は、FX口座に中途半端に滞留していた30万円をどうしようかな・・・ってのが目下の課題だったわけですが(笑)やはり、まだまだFXでいろいろと試行錯誤し修練が必要という結論に達しました。『割安なものを首尾良く買い、長く持って利益を得る』いずれにしろ、この「自然法則」に従いたいと思います。無機質な世界で展開されているFXであるからこそ、冷徹な自然の摂理、といったようなものを会得できるのではないか、と思い込んでおりますもので(笑)なお、『FX預託保証金』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 10, 2006
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保有株式の状況をアップします。【今週の銘柄入れ替え等】先週と変わらず、です。サンマルク(7479.T)が、株式移転し、サンマルクホールディングス(3395.T)として新規上場しました。なお、『株式+現預金(MRF)』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 7, 2006
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【ただ「頑張る」だけではIPOできません】ところで、会社はただ頑張るだけではIPOできません。改めまして申し上げると、「幸運」も本当に本当に不可欠です。実際、私も寝食忘れる程に公開作業に没頭し、ようやく某証券取引所に上場申請が受理され、公開予定日まで確定してもらってあとは公開日を待つばかりの状況になってこれまでの激務の成果がようやく実現するのか・・・と安堵した矢先、1ヶ月も経たないうちに諸事情で「申請取下げ」せざるを得なくなり、IPOがかなわなかったことを思い出すなァ・・・オフィスに寝泊りしたこともザラだったのに・・・あと一押しの、「運」が足りなかったんだな・・・遠い眼(-ω-)ゴホン・・・もとい、幸運なIPOの結果、公開公募時の株式時価と公開前の「見た目に低い」権利行使価額の乖離が大きく出てきたとしても、それだけ企業が「宝くじレベル」で利益成長し価値を積み上げてきたことの証拠ということで、見た目にそれぞれの価格がそうなっているだけのことです。繰り返しますが、IPOを検討しても足りるに値する程に企業価値が増大したということ自体、想定外レベルで成長してきた証拠なんです。そうです、『なんびゃくまんぶんのよんせん』の確率で。まあ、公開公募後にしか株主になれない立場としては鷹揚に構えて、創業者利得ぐらいのことは認めてあげましょう(´▽`)企業創業者がIPOに漕ぎ着けるということは宝くじの1等に当たるような確率であり、しかも当たるも八卦、当たらぬも八卦の宝くじと違って現実の世界で経営し、おカネが無く、明日倒産するかもしれないという雌伏の時期も切り抜け、涙ぐましい努力をしてきた、というだけでなく幸運まで味方した結果なんですから(T_T)一般の個人投資家は、公開前の企業株式を望んでも買えない立場にあるんですから、それをうらやんだり、妬んだりするのはナンセンスですよ。むしろ、類稀なる成長を遂げ、公共の場にデビューできたことに対して賛辞を送るくらいのスタンスで調度良いのでしょう。というか、会社黎明期の艱難辛苦も知らず、「今まで危ない橋も渡る必要なく、会社がIPOするのを様子見してから遅れて参加できる」という、随分気楽な立場の一般投資家は、創業者達が死ぬ程の経験・努力をしながら、ようやくそういった状況に漕ぎ着けたことをうらやんだりする資格など、そもそも無いわけですねーそんな優秀さと忍耐性と幸運まで持ち合わせた企業が世に出てきたことを喜び、我々一般投資家は、そのときにパクッと買わせていただきましょう(笑)(つづく)
January 6, 2006
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【「黎明期」の企業の株式評価】前回の記事はこちらです:ストック・オプション実務~その15株式公開前の黎明期の会社としては、利益も純資産も潤沢にあるわけは無く、青息吐息の時の株式評価になりますから、行使価額設定が極端に低くならざるを得ません。当然ながら、行使価額はお手盛りではなく、第三者評価(公認会計士や税理士、またはそれらの法人等によって評価証明する)をしたうえで有利発行なら株主総会の特別決議による承認を得なければなりません。この手法は、弱小会社時代の渡世術とでもいいましょうか、このレベルの時期の会社の資本政策としては定石ともいえる行為です。それが、その後順調に業績を伸ばして利益が積み上がり、いよいよ公開公募というステージになって、はた目には公開公募価額と大きく乖離した、弱小成長期の権利行使価額のストック・オプションが顕在化するわけです。でも、あくまで、「黎明期」に第三者評価をしていますので、決して公開間近になって意図的に低い権利行使価額にしたということではありません。この点、まったく異論を差し挟む余地が無いものです。弱小会社時代のストック・オプションの発行は、資金調達と並んで「経営権維持」という切迫した状況における目的が大きく、将来どうなるか判らないが幸運にもどこかでIPO出来たとしたら実現するかもしれない「創業者利得」の性質・効果も「たまたま」併せ持ったものと言えるのです。しかし、やはり黎明期は圧倒的に前者(経営権維持)の目的が後者(創業者利得)を凌駕します。そんな切迫した状況のときに、「将来のIPOがどうの、創業者利得がどうの・・・」などと余計なことを考えている暇があるわけがありませんし、第一、鬼が笑います。以上のように、IPOという幸運なステージに立てた企業の変遷の一般論という形で私の経験談も交えてご紹介してきました。黎明期の時代に類似業種他社比準とか、DCF法などできちんと第三者評価したときには、非常に低い株式評価になることが実際にあります。しかし、もしそれほどに低い第三者評価の結果であったとしても、決してその水準に甘んじることなく、はるかに高いプレミアムを付けた形で「権利行使価額を引き上げて」会社にコミットすることを妨げるものはありません。本当に全身全霊をささげて経営していく気がある創業者であれば、自身の意思でいくらでも「高めの価額」設定が出来るのです。いや、黎明期で成長志向の段階にあるからこそ、プレミアム評価を込めた高い権利行使価額に設定することはその企業の「義務」なのだ、と言っても過言ではありません。企業はすべからく成長し、社会貢献するという義務を負ってこの世に存在しているのですから。実勢価格よりも高いところに目標設定する分には、周囲(会社のステークホルダー)からも当然に文句は出ないはず。というか、異論を差し挟む余地はありません(繰り返しになりますが)(つづく)
January 5, 2006
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1.個別株式(MRF待機資金・日本株):1,985万円2.投資信託(日本株、世界株、Gバランス):417万円3.外貨(FX証拠金、外国社債):68万円4.商品/工業品(金・プラチナ):118万円5.定期預金:58万円6.変額保険(ファンド勘定部分):88万円1.~6.の総計(概算):2,736万円2005年(2月~12月)追加資金累計:148万円2005年(2月~12月)資産増加額:1,164万円(2005年1月末比)2005年(2月~12月)運用利益:1,015万円2005年(度)運用利益率:64.61%(年利換算:70.48%)※下記、拙ホームページ「資産運用」ページにて、円単位まで公開している株式資産(株式+現預金(MRF))の推移額は、1.と3.のFX証拠金合算額です。※2.と5.は、家族(妻)名義にて運用しております。※いわゆる「生活費(≒普通預金)」は資産に含めていません。【雑感】実は、私個人の資産運用の決算月は1月であるため、年末総括といった趣のものはございません(笑)ということは、新年に際しての抱負といったものも特にございません。時期や状況に関係無く、常に「自然体」でありたいと考えております。投資歴11年目の今年も、毎日が平凡で平和に流れますように・・・私名義で管理している、毎月末の『株式+現預金(MRF)』の状況は下記URL「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 3, 2006
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保有株式の状況をアップします。【今週の銘柄入れ替え等】先週と変わらず、です。なお、『株式+現預金(MRF)』の推移状況については、下記ホームページ「資産運用」ページに掲載しています。Perpetual Traveler(時由人)
January 2, 2006
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