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Mari Moriya as die Feldmarschallin, incredibly amazing performance!!Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistPhoto Album東京二期会オペラ劇場(本公演)イギリス・グラインドボーン音楽祭との提携公演リヒャルト・シュトラウス 『ばらの騎士』オペラ全3幕 《新制作》台本: フーゴー・フォン・ホフマンスタール作曲: リヒャルト・シュトラウスBキャスト Day 4指揮:セヴァスチャン・ヴァイグレ演出:リチャード・ジョーンズ管弦楽:読売日本交響楽団2017年7月30日(日) 東京文化会館 大ホール主催:公益財団法人東京二期会装置: ポール・スタインバーグ演出補・振付: サラ・フェイ衣裳: ニッキー・ギリブランド照明: ミミ・ジョーダン・シェリン 音楽アシスタント: 森内 剛合唱指揮: 大島義彰演出助手: エレイン・キッド家田 淳太田麻衣子 舞台監督: 幸泉浩司公演監督: 多田羅迪夫Bキャスト:7月27日(木)/30日(日)元帥夫人 森谷真理オックス男爵 大塚博章オクタヴィアン 澤村翔子ファーニナル 清水勇磨ゾフィー 山口清子マリアンネ 岩下晶子ヴァルツァッキ 升島唯博アンニーナ 増田弥生警部 清水那由太元帥夫人家執事 土師雅人公証人 松井永太郎料理屋の主人 加茂下 稔テノール歌手 前川健生3人の孤児 田崎美香 舟橋千尋 金澤桃子帽子屋 斉藤園子動物売り 加藤太朗ファーニナル家執事 新津耕平元帥夫人の下僕坂詰克洋 森田有生 岸本大 東嶋正彦給仕坂詰克洋 森田有生 岸本大 篠木純一 東嶋正彦オックス男爵の庶子石井一也 五十内成明 川ノ上聡 浜田和彦 保坂真悟 寺西一真役者(黙役)>>モハメド:ランディ・ジャクソンレオポルド:光山恭平メイド、モデル:岡庭瞳 清水茜クチュリエール:森 彩乃代理人、指揮者:神谷真士フロイト:若泉亮レオポルトの彼女:秋戸美奈子犬:新井きのこ合唱: 二期会合唱団児童合唱: NHK東京児童合唱団***すごく面白かったです。こんなにすばらしいプロダクションを指揮者と演出以外オール日本人で成し遂げたことに感謝を捧げたいと思います。ヴァイグレさん率いる読響 本当にすばらしかったです。ホルンもクラリネットもフルートも弦もすばらしくうまい!しかしヴァイグレさんは容赦しません。めっちゃオケを鳴らしました。音楽的には正しくても少し忖度してほしい箇所も。リチャード・ジョーンズ あの大工さんのローエングリンの演出家 懸念してましたが、さすがのすばらしさでした。風刺も効いているし、今の時代の人が見てワクワクドキドキできるばらの騎士になっていたと思います。とにかく第1幕は森谷真理さんの独壇場。エロくてエロくて男に飢えてて、セック◯が大好きでオクタヴィアンを手籠めにしているマルシャリン 最高にリアリティがありました。(今風に言えば"ビッチ")声も圧倒的で、やっぱりワグネリアンシンガーできると思いました。基本ヴァイグレさんの棒だとワグネリアンシンガーじゃないと無理だと思います。オックスの大塚さん すばらしかったです。やっぱりオックスは低い声が出ないとね!Low C も、Low E も完璧でした。オックスはロール・デビューとのことです。おめでとうございます。他にすばらしかった歌手はファーニナルの清水勇磨さん、警部役の清水那由太さん。など。2人とも特大の声でした。***※内容にふれますが、ねたばれにならないように伏字交え書かせていただきます。第1幕オケ!すごい音量だ。豊穣でしかも速く、オケが技巧を尽くす。マルシャリンの部屋 時計。朝だ左右にマルシャリンと元帥の肖像画。いかにもマルシャリンは元帥と年齢差があると感じさせる中央奥にバスルーム。○○○している元帥夫人まじか!オクタヴィアンは大の字に寝転んでいる。マルシャリンは長いバスローブをまとって出てくるが足のラインが動くと見えるセクシーなもの。朝食が来たわ。家令(?)が運んでくるがなぜか用もないのに必ずついてくるモハメド。原作と違い、少年ではなく青年。彼はマルシャリンを愛している。モハメドがキーパーソンになるなと感じさせる描き方。マルシャリンの次の恋人になる可能性高し、と私は踏んだが…。そこは描かれていないので神のみぞ知る。モハメドは戦利品を見つける。しかしそれはマルシャリンにはばればれだった。この戦利品の発想はモーツァルトのケルビーノ。奥様のリボンを盗もうとするケルビーノだ。オクタヴィアンとの関係性。最初オクタヴィアンはベルばらのオスカルのような男装の麗人ではないかと思った。あまりにも美しすぎるのだ。長いくるくるの長髪。細いシルエット。ノーブルな高貴さを感じさせるおっとりさ。澤村さんのオクタヴィアン像。オクタヴィアンはもともとは女性が男装していて、マルシャリンは両刀なのでは?とも勘ぐってみたがそうするとゾフィーとの関係性もおかしくなってくるのでそれはなさそうだ。マルシャリンとオクタヴィアンはいっしょに朝食を食べるがこれまたエロい!ざくろをナイフで二つに切って半分をオクタヴィアンに食べさせる。赤いリンゴのようなものをマルシャリンは乳首のように胸にあてがってオクタヴィアンに食べさせるまじか!オクタヴィアンは元帥が帰ってきたと勘違いして、女の子のきれいなドレスをソファに置く。召使の衣裳にしては美しすぎるカラフルな色使いの紐で留めるベストにスカートがついているもの。しかし勘違いで単なる来客だったとわかり、悠然と歯磨きをしだすオクタヴィアン。歯ブラシがあるということは2人の夜は初めてじゃないし、ほぼ同棲状態なのだとわかる。ものすごい声でオックスを押しとどめているのは家令の土師雅人さん。家令の頭には時代がかった白いかつら。時代が合わない。なぜ召使がクラシックなかつらに衣裳なのか?かまわず入ってくるチロルの民族衣装の男髪やひげは銀色に老け作りしているが、ぎらぎらと男の粗野な野蛮さを有している。陽気な男で遠慮というものを知らない。背中にはものがいっぱい入ったリュック。しかも汚い。(オクタヴィアンに)お嬢さん、失礼!オックスがものすごく長い長椅子に腰掛ける自分のかみてがわにいるオクタヴィアンに色目を使っている。(家令に)ほら言っただろ、お会いになってくれるって。オレさまは貴族なんだからな。手紙でお伝えしたとおり実は結婚することになりましてお相手は…ファーニナルです。すでにお知らせしていますが。ファーニナルは軍に出入りしている武器商人。家を12件持っているんですオクタヴィアンが押してくる朝食の台車が通れないのでリュックをソファの下に押し込む。プスプス!(ちょっとちょっと!)なんで持っていくんだ腹が減ってるんだクッキーもな。オクタヴィアンの傍らで今から白馬亭にまいります。(オクタヴィアンに)いいことをしよう!ご相談事がありまして婚礼の先触れの「ばらの騎士」を選定していただきたいのです。それから公証人もご紹介いただければと…公証人は毎日来ておりますわ。オクタヴィアンが去ろうとすると下劣なものたちのところに行かなくてもよい向こうからくるんだから執事がくる。オックスとオクタヴィアン(マリアンデル)。オックスはオクタヴィアンを食事に誘う。「そんなことしていいんだか…」田舎娘の口ぶり。男爵は調子に乗って自分の女狩りについて話し出す。勝手に悦にいってしゃべっている背後でマルシャリンは自分が男役になってオクタヴィアンを襲っている。オックスをバカにしながらオックスのまねをしているのだ。Muss halt ein Heu ーーーーーー(高音)in der Nähe dabei sein.干草の上でのセック○についての描写。大喜びのマルシャリン。三重唱マルシャリンはあることを閃くオクタヴィアンの顔写真を持ってくるこの方はどうかしら?結婚の代理人(ばらの騎士)に。オックスは見ないで承知する促されてみると…視線が下から上へ。似ている!ロフラーノ伯ですわ。それは願ってもない!***人々が入ってくる三人の孤児と母親。三人の重唱がすばらしい!美しい田崎美香さんも。パメラ帽子屋動物売り。長い長椅子が反対の向きにセットされるオックスに公証人を紹介するマルシャリンオックスの庶子、レオポルド。この男もモハメドと同じくキーパーソンです。第二幕、第三幕ではほぼ主要な役割を演じる。リチャード・ジョーンズは黙役に役者を配し、すごく原作から逸脱するぐらい演出を盛っている。役者の演技が真に迫ってすごいので逆に歌手の味が薄くなる。ここは演劇的な演出家がオペラを演出するとこに落ち込みやすい間違い。黙役に注目が集まるような演出は本来避けるべきだ。歌手に芝居の中心をさせないと味が薄まる。音楽が強く演出も強いと、よほど芝居のうまい歌手でないと自己主張できなくなる。あやしげな情報を売りつけるヴァルツァッキとその妹アンニーナヴァルツァッキは赤塚不二男の書く漫画の中の登場人物「イヤミ」のような髪型。そう思うともうイヤミにしか見えない!そしていよいよ!イタリアの歌手ですフルートのうますぎる前奏。Di rigori armato il seno前川健生さん。伸びのある美しい高音が、文化会館の上の方までしっかり届く。パワフルな力のある高音すてきでした。彼を聞いたのはこれで三度目。トロヴァトーレのルイスとトウリッドウを聞きました。彼は二期会本公演でこのような主要な役は初めてとのことです。おめでとうございます。このシーンは今までにいろいろな歌手で聞きました。生で聴いたのは、ピョートル・ベチャワローベルト・サッカ。映像では最近ステファン・ポップRシュトラウスのイタリアオペラへの憧憬を感じるシーンですよねそれを茶化すところがホーフマンスタールのスタイル!2人の天才の創り出したアミューズブッシュのようなシーンでそ。マルシャリンが拍手する。Morgengabe!お楽しみ終了。オックスが公証人に怒って叫びだし、歌は断ち切られる。マルシャリンは貴族の白いかつらに変身しているが「おばあさんみたい」と文句を言いつつも髪形はそのままキープ。ヴァルツァッキは今度はオックスに売り込む。オックスはマリアンデルについて聞く(ヴァルツァッキ)知ってるか?(アンニーナ)じぇーんじぇん。もちろん架空の名前だからわかるわけがないのだがイタリア人の二人は安請け合いをするオックスは庶子のレオポルドに銀のばらを持ってこさせマルシャリンに見せるしまっておいてEuer Gnaden haben heut’durch unversiegte Huld mich tiefst beschämt. 御厚情痛みいります最後の”beschämt”がLow Cオックスの歌う最も低い音程です。オックスが去り、やっと帰ったわ!と吐き捨てるマルシャリンさてさて、このシーンも大注目です。なんか変な人がいます○○。そこまでやるかと思わず笑ってしまいました。演出家は皮肉屋です。マルシャリンは女性を商品として扱う男たちに腹が立っている自分の小さい頃思い出して自分の老いを感じてますます不機嫌になっているそこに男性の服装で帰ってくるオクタヴィアン美しい!かっこいい!女装も男装もステキな澤村さんどうしたの悲しい顔して僕のことが心配だったんでしょ!他の男みたいにならないでほしいの。Bichette(愛する人(僕の小鹿ちゃん!))いい子にして、カンカン。そのうちあなたは離れていくわ時が流れているの。あなたと私の間にも夜中に時計を止めてしまうこともあるの。どうして?僕がここにいるのにwo ich mit meinen Augen Ihre Augen sucheあなたを求めているのにQuinquin, heut’ oder morgen geht Er hin きょうかあすか出て行くわそしてもっと若くて美しい人と…und schöner ist als ich.オクタヴィアンの叫びIch will den Tag nicht denken.軽い関係でいましょ神様が憐れんでくれないわSie spricht ja heute wie ein Pater.神父みたいな言い草だ!もう帰りなさいEr soll mich lassen.あとで使いをやるかもしれないわjetzt sei Er gut und folg’ Er mir.オクタヴィアンは立ち上がると出て行くマルシャリンは追いかけさせるがオクタヴィアンは風のように去ってしまった。従者たちに混じって、なぜかまた関係ないモハメドが入ってきているマルシャリンはモハメドに銀のばらを渡し、オクタヴィアンに届けさせるモハメドは二人の愛人関係を知っていることがわかるシーンだ。(召使は全員知っていると思うが)マルシャリンは長椅子の上に客席に背中を見せて寝転ぶ。そのままじっとしている。泣いているのかもしれない。第1幕了第2幕Ein ernster Tag,ファーニナル圧倒的な声量。すばらしい!執事はファーニナルに一刻も早く出て行くよう助言する。Ist höchste Zeit, dass Euer Gnaden fahrenコミカルでおもしろい執事は新津耕平さん。彼はすばらしい演技だった。なぜかゾフィーはめがね女子。いけてない女の子が変身していく。次の間、支度部屋で支度するゾフィーと召使たち。このシーンでも役者の演技が炸裂!クチュリエがものすごい存在感!スレンダーな背の高い女性で彼女もトランスジェンダーかと思わせるかっこいい雰囲気があるのだ。ハイセンスなクチュリエが普通の女の子をお姫様に変身させる。ゾフィーはお人形さんのようにされるがままだ。クチュリエはバキッ!と○○○を折る。ロフラーノ!ロフラーノ!前にも書いたがこのへんの音楽はダナエの愛に似ているいよいよばらの騎士が来た!興奮して告げるマリアンネ二台めの6頭立ての馬車に乗っているのです。次の間の壁が上方に上がっていく大広間ファーニナルという大企業のエントランス企業ロゴがでかでかと書いてあるその下には水の水槽がある。壁が華々しい音楽と共に開く。ジャーンというシンバルの時、ばらの騎士は奥に静止している。そう、このシーンは静止していないといけない。そしてシンメトリカルでないといけない。ばらの騎士が音楽と相俟って神々しく見えるためにだ。オットー・シェンク演出もそうだった。オットー・シェンクの演出はさらに遠近法で奥行きがあった。ばらの騎士はすぐに進み出てくる。ゾフィーが促され横に立つ。二人とも正面を向いて歌う。これは正しい。声が飛んでくるためにだ。それ以外の者はかみてに立って中央を向いている。Mir ist die Ehre widerfahrenゾフィーIch bin Euer Liebden sehr verbundenおひなさまとお内裏様のような二人だ。有名人ロフラーノ伯を見に、用もないメイドが三人通り過ぎる。ゾフィーWie himmlische, nicht irdische椅子がセットされる左右に真ん中の椅子は客席に向いていないこの席にはマリアンネが座るのか二人のおしゃべりファーニナルと花婿が来る。入ってきたときに口笛はなし。オックスを最初見ていないが見た時のゾフィーの表情。ファーニナルはマリアンネを紹介するが、オックスは無視し、オクタヴィアンのところへ行くオックスはオクタヴィアンの父親を侮辱するようなことを言う。そして中央に大きなテーブルが置かれる。企業と企業が取引をするときのような大きなテーブルで左右に企業の旗を掲げて花嫁の値段をつける10000クローネ!(19世紀末から20世紀初頭のオーストリア=ハンガリー二重帝国時代の通貨1クローネ(1クローネン))取引成立だ。ゾフィーはレオポルドにテーブルの上に上げられる。降りることは許されない。ゾフィーは商品なのだ。ファーニナルが酒をつぐ。オックスはゾフィーにEh bien! なんだもっと堅苦しくしてほしいのか?そうです。ゾフィーの足首をつかむオックス。は・離して!いったいあなたはなんなんです!歌いだすオックス。ラ・ラ…ラ・ラ…オレと一緒ならkeine Nacht dir zu langどんな夜も長くない。Wahrhaftig und ja! Ich hab’ halt ein Lerchenauisch’ Glückレルヒェナウの果報者!オックスが契約書にサインする間、ゾフィーとオクタヴィアンは支度部屋に隠れるwas Sie istあなたのままでいいのです独白。そんな二人を見つけたヴァルツァッキとアンニーナ。オックスを呼ぶEcco!Eh bien, Mamselカワイ子ちゃん、何かいうことは?何を言ったらいいの?オクタヴィアンが代わりにあなた方の結婚に重大な変更が生じました。はあ?Die FräuleinDie Fräulein Die Fräulein Die Fräulein!からかうオックスつまりあんたが嫌いだオックスは無視し、ゾフィーにサインさせようとするオクタヴィアンは思わず○○で○○を○○する。人殺し!血が血が!オックスは○○が痛いので○○できないここは爆笑でした。ファーニナルの驚き。面子のことしか考えないファーニナルたとえ死んでしまってもこの方と結婚するんだ!医者が来て大きな○○をここも大爆笑でした。椅子でぐったりしているオックスファーニナルはまだぶつぶつ強迫的につぶやいている。Is gut! もういい!いいと言ってるだろ!それより酒だ!医者があわててバッテンする(笑)オックスは聞かない。ファーニナルが出て行く。オックスの部下たちがオクタヴィアンへの憎しみを歌う。Wart’, Dich hau’ i’ z’samm医者を去らせ、酒のせいでいい気分のオックス。Ohne mich, ohne mich, jeder Tag Dir so bang.アンニーナがマリアンデルからの手紙を持ってくる。これはオクタヴィアンが仕掛けた罠とも知らずオックスは喜ぶund hat noch einen andren(高音) Schick dazuアンニーナに手間賃を渡さないオックス。金離れの悪い貴族は嫌われるmit mir keine Nacht Dir zu langオックスの一番の見せ場であるmit mir keine Nacht dir zu langlang でLow Eです。すばらしい!第2幕了Der Baron Ochs auf Lerchenau, Hiroaki Otsuka (Role debut)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist第3幕第3幕は本当におもしろい大爆笑連続の展開になる。なかなか演出家の才能が発揮されていた幕だった!METの最新のばらの騎士(カーセン演出)も第三幕がすごく面白かったが、これもそれに近いものがあった。とても独創的で独特のセンスがある。あきらかに怪しいラブホの一室。オクタヴィアンが男装で入ってきて一瞬で女性になって出てくる。拍手。壮大な計画の前に一同に入念に説明するヴァルツァッキ。まるで捜査本部の責任者みたいだ。モニターでは○○がそして長いソファが○○に大爆笑。ダンスのリハーサルまで。スリラー!?(笑)料理屋の主人役、加茂下 稔さん、すばらしい声でした。オックスとマリアンデルオックスは人払いをし、レオポルドに給仕をさせようとするしかし!ここがけっこう肝でこれも大爆笑だった。レオポルドにあることが起こるのだ。Nein, nein, nein, nein! I trink kein Weinあたし飲めないの!かまととぶるマリアンデル澤村さんすばらしい!マリアンデルはわざと○○したりして客が大爆笑飲めないと言いながら一気飲みの連発をするマリアンデル一気に酒癖が悪くなる泣き出すオックスが準備万端で臨戦態勢(大爆笑)なのにオクタヴィアンは○○しようとする○○も○○もあるのだこれもある意味すごい演出だ飲むといつもこうなのかとんでもない女だ!お化けが次々と現れオックスの妻と名乗る女が乱入してくるパパ~パパ~パパ~重婚は犯罪ですよ!あまりの大混乱に警察が来る。Halt! Keiner rührt sich! Was ist los? ものすごい声の警部、清水那由太さん一同なぜかきおつけしている。そして椅子を運んできてきれいに座ったりしているオックスは男爵だと主張するが、ヴァルツァッキがシラをきる娘について尋問するこの娘は婚約者なんだ名前はファーニナルだそこにファーニナルが来る目が点名前は?ファーニナルだではあなたがこの娘の父親ですか?何!?そこにゾフィーが来る。うってかわって清楚な学生のような姿。そして○○○。ファーニナルは気分が悪くなり、休みに行くオクタヴィアンは地声で警部に話があるという。女性が身に付けていたものが次々と飛んでくるあせるオックス。そこにマルシャリンが。マリー・テレーズ!どうして!オクタヴィアンがうろたえる警部は以前軍隊で、マルシャリンの夫の部下だった。ゾフィーはオックスに父親からの最後通牒を突きつけるゾフィーは毅然とはっきりものを言うことができる女性に成長を遂げた。なおも納得しないオックスにマルシャリンが言う。お帰りなさい。貴族なら。お遊びだったんですよオレを騙したな殿方皆に怒っているんですの決まり悪げなオクタヴィアンオックスは感づくオクタヴィアンがマリアンデルで、奥様の愛人であることをわからないの?物事には終りがあるのよ。これですべて終わったんですゾフィーすべて終わった…オックスすべて終わった…使用人たちが勘定書きを持って大集合する。Leupold, wir gehnレオポルド、帰るぞ!レオポルドと○○(笑)レオポルドが大好きになるシーンです。オックスがもみくちゃになりながら出て行くそして…三人いよいよ来たこのシーン!坊やが困ってるわ…オクタヴィアン何かおっしゃいました?マルシャリンとゾフィーの会話オクタヴィアン:Marie Theres’!マリー・テレーズ!Hab’ mir’s gelobt, ihn lieb zu haben in der richtigen Weis’ゾフィーMir ist, wie in der Kirch’nオクタヴィアンIch möcht sie fragen: Darf’s denn sein?至福の三重唱このシーンを振りながらヴェルザー=メストが泣いている様に見えたことを思い出す。これ以上美しいシーンがオペラの歴史上あるだろうか?ファーニナルと出て行くマルシャリン追いかけるオクタヴィアンいなくなる。不安になるゾフィー。もう戻ってこないの?オクタヴィアンが戻ってきた抱き合う二人。もうこの恋は止められないオクタヴィアン:Spür’ nur dich, spür’ nur dich allein,ゾフィーIst ein Traum kann nicht wirklich seinそして誰もいない部屋に戻ってきたのはご存知モ○○○。さあてどういう幕切れでしょう?全幕了※同公演は10月と11月に、名古屋と大分でも上演されます。Related Links ミュンヘンフェス ばらの騎士
2017年07月30日
昨日(07/28)のアクセス数 1785アクセス(+534) トータルのアクセス数2651384アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2017年07月28日林美智子のフィガロ! 超豪華キャスト5667932017年07月27日テノール市川浩平~イケメンオペラ歌手・シリーズ671122017年07月27日パルジファル41662017年07月23日杉並区民オペラ カヴァレリア パリアッチ 迫力の人間ドラマ407022017年07月26日今夜はトリスタン351042017年07月26日バイロイト マイスタージンガー生中継321152017年07月23日バーンスタイン「ミサ」名古屋のおやじさまのご感想。303042017年07月25日7/25のアクセス数241202017年07月24日7/23のアクセス数221042017年01月08日テノール澤崎一了 INDEX10998
2017年07月29日

Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists室内楽ホール de オペラ〜林美智子の「フィガロ」!2018/03/18(日)14:00開演第一生命ホール演出・出演 林美智子(日本語台詞台本・構成) 澤畑恵美 加耒徹 黒田博 鵜木絵里 池田直樹 竹本節子 望月哲也 晴雅彦 河原忠之pモーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より(重唱のみで構成されたダイジェスト版)チケット 6000〜2000 円小学生〜25歳¥1500問い合わせ TANチケットデスク03-3532-5702発売日 9月26日
2017年07月28日
July 27PARSIFALConductor Hartmut Haenchen Director Uwe Eric Laufenberg Stage design Gisbert Jäkel Costumes Jessica Karge Lighting Reinhard Traub Video Gérard Naziri Dramaturgy Richard Lorber Choral Conducting Eberhard FriedrichAmfortas Ryan McKinny Titurel Karl-Heinz Lehner Gurnemanz Georg Zeppenfeld Parsifal Andreas Schager Klingsor Derek Welton Kundry Elena Pankratova 1. Gralsritter Tansel Akzeybek 2. Gralsritter Timo Riihonen 1. Knappe Alexandra Steiner 2. Knappe Mareike Morr 3. Knappe Paul Kaufmann 4. Knappe Stefan Heibach Klingsors Zaubermädchen Netta Or, Katharina Persicke , Mareike Morr, Alexandra Steiner, Bele Kumberger, Sophie Rennert Altsolo Wiebke Lehmkuhl
2017年07月27日
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テノール市川浩平Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist市川さんは7月30日(日)14時 相模女子大学グリーンホールで日フィルのコンサートに出演ドン・ホセを歌います!
2017年07月27日
今夜はトリスタンですよ~July 26TRISTAN UND ISOLDEConductor Christian Thielemann Director Katharina Wagner Stage design Frank Philipp / Schlößmann Matthias Lippert Costumes Thomas Kaiser Dramaturgy Daniel Weber Lighting Reinhard Traub Choral Conducting Eberhard Friedrich Tristan Stephen Gould Marke René Pape Isolde Petra Lang Kurwenal Iain Paterson Melot Raimund Nolte Brangäne Christa Mayer Ein Hirt Tansel Akzeybek Ein Steuermann Kay Stiefermann Junger Seemann Tansel Akzeybek
2017年07月26日
マイスタージンガー終了日本時間5時40分バリー・コスキーとアンネ・シュヴァンネヴィルムスに大量のブーイングフィリップ・ヨルダンに一人ブーイング、KFV フォークト、フォレ、クレンツレ、ベーレに大ブラボーでした。
2017年07月26日
昨日(07/25)のアクセス数 1730アクセス(+453) トータルのアクセス数2646517アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2017年07月23日杉並区民オペラ カヴァレリア パリアッチ 迫力の人間ドラマ3616082017年07月23日バーンスタイン「ミサ」名古屋のおやじさまのご感想。522322017年07月23日ブレゲンツ音楽祭ホフマン物語 驚愕のヘアハイム演出25992017年07月20日桐朋学園大学 院オペ試演会235152017年01月08日テノール澤崎一了 INDEX229682017年07月22日いよいよバイロイト161182017年07月24日7/23のアクセス数14442017年01月07日田尾下哲「セヴィリアの理髪師の結婚」再び!910792017年01月07日Mの集いコンサート51032017年07月22日歌劇団Kamite 豪華二本立て【お知らせ】579
2017年07月25日
昨日(07/23)のアクセス数 1637アクセス(+331)トータルのアクセス数2644590アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2017年07月20日桐朋学園大学 院オペ試演会1584802017年07月23日バーンスタイン「ミサ」名古屋のおやじさまのご感想。661402017年07月22日いよいよバイロイト65912017年07月22日歌劇団Kamite 豪華二本立て【お知らせ】41732017年07月23日ブレゲンツ音楽祭ホフマン物語 驚愕のヘアハイム演出39682017年07月23日杉並区民オペラ カヴァレリア パリアッチ 迫力の人間ドラマ381352017年01月08日テノール澤崎一了 INDEX229402017年07月17日ミトリダーテのDVD111082017年07月18日7/17 アクセス数8822017年07月16日町田イタリア歌劇団 ルチアDay 28763
2017年07月24日

バーンスタイン「ミサ」司祭役の大山大輔さん(写真は近いイメージ(!?)で2012年の「フィガロの結婚」より)皆様、朗報です!先日大阪で上演されたバーンスタイン「ミサ」を鑑賞された、「名古屋のおやじ」さんが感想というか?学術的論文というか?すばらしい原稿をいただきましたので、ご許可を得まして掲載させていただきます!誠にありがとうございます!!なにとぞよろしくお願いいたします。***≪公演概要≫第55回大阪国際フェスティバル2017大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念特別企画バーンスタイン「ミサ」 2017年7月14日(金) 15日(土)[14日]19:00開演[15日]14:00開演フェスティバルホール(大阪)総監督/指揮/演出:井上道義ミュージック・パートナー:佐渡裕美術:倉重光則照明:足立恒振付:堀内充[キャスト]司祭:大山大輔 ほか ソリスト16名大山大輔小川里美 小林沙羅 鷲尾麻衣 森山京子 藤木大地 古橋郷平 又吉秀樹 村上公太 加耒徹 久保和範 与那城敬 ジョン・ハオ 他合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指導:福島章恭)ボーイソプラノおよび児童合唱団(公募によるオーディション)以下転載。*** 先日、国内では23年ぶりという、バーンスタインの『ミサ』を鑑賞してきました。自作自演盤を含む幾つかの音源を聴いたことはありましたが、実演に接するのは初めてでした。実は、15日には豊田でコープランドの交響曲の3番ほかをデトロイトのオケ(自動車繋がり?)が演奏することになっていて、そちらも聴きたかったのですが、演奏機会の少なさの点から、結局「大阪遠征」を選択しました。コープランドはバーンスタインにとって特別な作曲家だったらしくて、例の「ヤング・ピープルズ・コンサート」で積極的に紹介していたんですよね。二人はエスニシティ、政治信条、そしてセクシュアリティの点でも共通するところがありました。 なにやら捉えどころのない「ごった煮」のような作品というのが、音源のみを聴いていた時の『ミサ』に対する私の印象。しかし、「歌手、演奏家、ダンサーのための劇場用作品」というサブタイトルどおりに、舞台上演された今回の公演は、「ごった煮」という印象を変えるものではなかったにせよ、予想を超える大きなインパクトをもっていました。あの作品が、その本領を発揮するためには、あきらかに劇場空間が必要です。 『ミサ』はワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センターのこけら落としという特別な機会のために制作されたわけですが、今回初めて実演に接し、本作が大人数の多彩な出演者を必要とする特別な作品、したがって上演機会が限られる、まさに「フェスティヴァル」向きの作品(今回は大阪国際フェスティヴァルの一環の上演)であることを実感しました。また、「祝典」のために書かれた作品だけれども、『ミサ』がお祝いムードの内容になっておらず、アメリカへの批判を含んだものになっている(当時のニクソン大統領は初演を欠席)のは、音楽の世界での活動のみならず、様々な社会運動に関わったバーンスタインらしいとも思いました。 今回の上演では、主役の司祭にバーンスタイン本人を重ねるという演出がなされていました。ところどころ司祭が指揮をするような身振りをするところがあったのですが、独特の腰の振り方とか、バーンスタインの指揮ぶり思わせるものになっていました。そのバーンスタインの実演には、1回だけ接したことがあります。「伝説的」という言葉と共に語られることの多い、1985年9月に行われた名演の誉れ高いイスラエルフィルとのマーラーの交響曲の9番。会場はNHKホールでした。演奏と空気の非常な「重さ」(湿度がとても高い日でした)、そして幾度となく繰り返された答礼の最後に、バーンスタインがマント(記憶が間違っていなければ、裏地は赤)を燕尾服の上に羽織って舞台上に現れたことを覚えています。そして、その姿を見て、ふと、彼は「劇場の人」なんだと、思ったことも。 初めて『ミサ』を耳にした時に、ロックとキリスト教を組み合わせた舞台作品ということもあり、同じ年に初演された『ジーザス・クライスト・スーパースター』みたいな作品だなあと思いました。後者の方が1か月ほど後の初演ですが、舞台制作に先立ってまずレコードが作られ、その大成功のちに舞台が制作されたという経緯があるので、バーンスタインはおそらく『ジーザス』の音楽は知っていたように思います(このミュージカルの制作については、『燃えあがるロックオペラ―「ジーザス・クライスト・スーパースター」の創造』なる本を昔読んだことがあります)。 『ミサ』と『ジーザス』との影響関係は推測にすぎないのですが、『ミサ』の初演よりも数か月前にオフ・ブロードウェイでオープンした同傾向のミュージカルを、今回会場でいただいたプログラムには一言も言及がないけれども、バーンスタインは実際に見て知っていました。『ゴッドスペル』という作品です。歌詞の担当はスティーヴン・シュウォルツ(彼の最も有名な作品は『ウィッキド』かな)。彼は『ミサ』でも、バーンスタインと一緒に英語の歌詞を書いていますが、なぜ、彼がこの作品に参加しているのか。それは、シュウォルツのエージェントを当時していたのが、バーンスタインの妹のシャーリー(この兄妹はとても仲が良かった)で、『ミサ』の制作に行き詰っていた兄を『ゴッドスペル』の舞台に連れて行き、この作品を楽しんだバーンスタインが彼の協力を望んだからです(我ながら変なことを知っていますね)。『ミサ』はとてもミュージカル的な作品ですが、その制作過程でブロードウェイそして、その当時のトレンドとも密接な繋がりがあったわけです。 多くのソリスト、コーラス、オケ、ロックとブルースのバンド、おまけにマーチングバンド等々の大編成。これをまとめるのは容易なことではなく、今回の演奏にキズがなかったと言えばウソになります。しかし、それをまとめようとする指揮の井上さんの強い意志はヒシヒシと伝わってきました。ストリートコーラスを担当したソリストはとても豪華でしたが、彼らの舞台を見て、キリ・テ・カナワやカレーラスなどのオペラ歌手を起用して作られた『ウエストサイド』の自作自演盤を思い出してしまいました。作品が求めるものと、そのパフォーマンス(歌詞の扱い、歌いぶり、そしてダンス等)の間に、ちょっと距離(人によって、大小の差はもちろんあります)を感じたのです。彼らのパフォーマンスが高水準のものであったことは、間違いなく確かなのだけれども。この手のジャンル越境型の作品の上演は、本当にむずかしい。2日間連続で、司祭役を務められた大山さん。体力や声の面で大変だったと思いますが(ところどころ、声のコントロールに苦労なさっていたようでした)、役柄にコミットした熱演。特にその終盤の歌、そして演技は感銘深いものでした。「聖体分割式」と題された16曲は、今回の大山さんの迫真の演唱を拝見して、バリトンによる一種の「狂乱の場」なのだと思いました。そして、ボーイソプラノの込山君へは最大級の賛辞を捧げたい。光輝に満ちた彼のパフォーマンスを体験できたことは本当に幸せでした。彼の舞台を鑑賞できただけでも、大阪に足を延ばした価値があったと思います。 会場で3月のN響の『ウエストサイド』の公演のチラシをもらいました。どのような公演になるのでしょうか。(転載終わり)
2017年07月23日

Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists杉並区民オペラ《カヴァレリア ・ルスティカーナ》&《道化師》Day 22017年7月23日(日)杉並公会堂杉並区民オペラ第13回公演(日本語字幕付き)オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》 オペラ《道化師》総監督・訳詞:大久保眞 指揮:佐藤宏充 演出:岩田達宗衣裳:下斗米 大輔〈カヴァレリア・ルスティカーナ〉サントゥッツァ:小倉牧子、トゥリッドゥ:市川浩平、アルフィオ:岡元敦司、マンマ・ルチア:丸山奈津美ローラ:西谷衣代〈道化師〉カニオ:片寄純也、ネッダ:鈴木麻里子、トニオ:藪内俊弥、ペッペ:高畠伸吾、シルヴィオ:高田智士管弦楽:杉並区民オペラ管弦楽団 合唱:杉並区民オペラ合唱団 明治大学さわらびコール児童合唱:杉並区立杉並第十小学校マスカーニ:オペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》、レオンカヴァッロ:オペラ《道化師》主催:杉並区民オペラ(特定非営利活動法人) ***杉並区民オペラ すばらしい公演でした!岩田演出 会場をうまく利用し、重層的な舞台を作った。また お得意の十字架のセットで、カヴァレリアとパリアッチをうまく繋げた。ご本人はフツーのカヴァパリです、とおっしゃっていましたが。背筋が寒くなる怖ろしさがありました。やはり岩田演出は人間の醜さ 情けなさをリアルに描きます。そしていつもキーワードは暴力です。カルメンでドンホせがカルメンを組み敷いて何度も殴りつけたシーンは衝撃的でしたが、今回もパリアッチの狂気はすさまじいものがありました。アンストッパブルでした。アルフィオが連れているヤクザの舎弟も暴力を連想させます。カヴァレリアでは、ミャゴラトーリと作り上げたカヴァレリアをベースに、よりスタイリッシュなダイナミックに表現。思わずニヤッとしてしまったシーンがありました。それはアルフィオが暴れまくるシーンです。やはりこのプロダクションでも十字架のオブジェを破壊しました。そして一つの象徴的なモノがありました。赤い糸ならぬ、赤い紐?天国に上っていける赤い紐くもの糸のようなこの赤い紐を通じて天国に行くことが不可能な地獄落ちの人ばかりの人生を描いた、その象徴だったのかもしれません。セット装置はすべて白。白だらけの中でサントッッツアの十字架とこのロープだけが赤いのです。衣裳はとても独創的ですばらしかったです。卵形のモンスターのようなトニオの藪内さんに、この衣装は誰が作ったんですか?とお聞きしたら「衣裳さんです」とまじレスしてくれました(笑)オペラの主役はいつもテノールとソプラノですが、私は心優しきバリトン歌手が大好きです。このオペラはABキャストともすばらしい歌手を揃えていました。それからこの公演はひとつ問題がありました。なんと日本語歌唱だったのです。杉並区民オペラは以前アイーダを見たときにも日本語歌唱で違和感を感じてましたが今回はうっかり見落としていました。日本語歌唱はいいところもありますが言葉が歌にうまく乗らないので原作と遠いものになると同時に歌手にとって大変負担だと思います。何十回もパリアッチを歌っているであろう片寄さんが”Ridi, Pagliaccio”と歌うところを「いいか、パリアッチ」と歌います。ここはさすがにうまく訳したと思いましたが。「サンタ」とトゥリッドウが歌う部分もサントゥッツアと歌っていました。訳詩はバス歌手の大久保眞さんで、彼は総監督でもあります。きっと信念があってこの日本語歌唱を貫いているんだと思います。確かにこのオペラを一度も見たことがない人には違和感はないと思いますし、字幕を読むのが面倒な人にはいいだろうと思いますが。イギリスでもENOイングリッシュナショナルオペラが英語歌唱をやっていますが、市民オペラが意思を持ってそれをやっているのは徹底しているなと思います。カヴァレリア杉並公会堂はそもそもコンサートホールなので、オケピもありません。オーケストラは客席と同じレベルの平土間に設置されています。舞台背後のP席にあたる部分に舞台から階段がかけられ、教会として⛪️使われます。最初の場ではバルコニーに立つローラの家として使われます。広場には十字架が多数立っているオブジェ。トゥリッドウの最初の歌唱。伸びやかで美しいリリック・テノールの美声。新進気鋭のテノール、市川浩平さんです。見た目もすごくイケメンです。今まで主役はドンホせなどを演じられているそうです。私にはまさに「スター誕生」の瞬間のように感じました。人々は皆黒い衣装です。後半のパリアッチではガラッと明るい色合いに変わりますが、カヴァレリアではまるで村人は喪に服しているようです。明大コアのBoysたちがすごく元気に歌いまくっていて、楽しかったです。男声合唱が突出して聴こえます。生命の躍動感を感じました。人々は十字架に思い思いに飾りをつけ供物を捧げる。赤ちゃんを抱いている母親もいる。男性たちと女性たちが合流しなごやかな雰囲気に包まれる。サントゥッツアはトゥリッドウの子供を妊娠しているのに彼に見限られ、彼の母親のところまで彼を探しに来ました。サントゥッツァの小倉牧子さん、すばらしいです!マンマ・ルチアは役にぴったりで演技派の丸山奈津美さん。彼女が芝居にヴェリズモらしさ(真実性)を付加していました。彼女はリアルでした。トウリッドウは酒の仕入れに行ったはずだと母親は思っているが、サントゥッツアは彼がローラのところにいるのを目撃してしまった。アルフィオが仲間と共にやってきます。威勢よく歌う。重く豊かなパンチ力のあるバリトン岡元さん、すばらしい!至福のときでした。アルフィオはマンマ・ルチアにあいさつをします。アルフィオはテンガロンハットに皮のベスト。アルフィオの手下たちは黒尽くめのスーツ。設定では運送屋(馬車屋)のはずだが、アルフィオは親分風を吹かしている。アルフィオはルチアにトゥリッドウを見かけたと言うが、とっさにサントゥッツアは黙ってて!という。日曜なので村人は礼拝に行く。。神に許されないことをしたサントゥッツアは教会にも入れません。賛美歌。苦しみ歌うサントゥッツアをマンマ・ルチアが教会から眺めているマンマが来る。ルチアはなぜさっき黙っててと言ったのか問う。サントゥッツアは以前恋人だったローラ、すでにアルフィオの妻であるローラととトゥリッドウが不倫していると訴える。トゥリッドウが来る。サントゥッツアは話がしたいと言う。サントゥッツアはローラのことでトゥリッドウを問い詰める。そこにそでからローラの歌が聞こえてくる。ここのトゥリッドウの表情の変化がすごい!次第に欲情を覚え、陶然とした表情になる。しかし次第に恋の炎が強すぎて苦しそうに胸をかきむしるとてもせつなくつらい、苦しいまさに恋する男の表情だ。この演技力!すごい!サントゥッツアはそれを目の当たりにし、彼が許せなくなるローラが現れる。サントゥッツアは嫌味を言うがローラはどこ吹く風。立ち去る。トゥリッドウは彼女を追って行こうとする。サントゥッツアが阻止しようとする。私は泣いてお願いしているのよ。ここにいてちょうだい。おまえにはうんざりだ行っちまえ顔も見たくない。なんですっておまえなんか怖くない。あんたにとって呪われた復活祭になるがいいさ!ひどい言葉を投げつけてしまったサントゥッツア。通りかかったアルフィオに告げ口してしまう。二人が不倫していると。激怒するアルフィオ。ここがまたすごい!アルフィオは十字架をすべて破壊するサンタの小さな赤い十字架を膝でぽっきりと折る。叫ぶサントゥッツア。最後の拠り所が崩れ去った瞬間だ。あいつらを許せねぇ!ぶっ殺してやる!!ああ、あたしはなんてことを…!Intermezzo sinfonico 美しい音楽に涙がにじんでくる。人々がミサが終わって教会から出てきて、いよいよお祭りになる。人々は広場に散乱している十字架を不審に思いながらも、きれいに片付ける。帰ろうとするローラを引きとめ、トゥリッドウのアリアすばらしい!アルフィオに盃を勧めるトゥリッドウ。お前の酒は腹の中で毒になるからな。(ばれてる…)蒼白のトゥリッドウは盃を下に向け、酒を捨てる。アルフィオの部下たちが彼を取り囲む。命の危険を感じ、恐怖に貫かれているトゥリッドウ。ローラは村の女たちに連れて行かれる窮鼠猫を噛む。トゥリッドウは命を失うわけにはいかないサントゥッツアとそのお腹の子供がいるからアルフィオに噛み付く二人は決闘することになる。トゥリッドウは酒をしたたか飲んでいたがすっかり覚めてしまった。しかし母親に言う。母さん、この酒は強いね。抱きしめてキスしてくれサンタの母さんになっておくれ。何度も繰り返す息子にただならぬものを感じる母親。名シーンです。サントゥッツアが来る叫び声トゥリッドウさんが殺されたよ!トゥリッドウさんが殺されたよ!サントゥッツアは倒れて気を失う。サントゥッツアを介抱する母親。幕。***道化師プロローグ序曲で、もううれしくなる。同じ村なのか、セットはそのままだ。十字架のオブジェもそのまま。トニオの口上。薮内さんは日本語のオペラを歌い慣れているので、言葉が明瞭に聞き取れる。それにこの美声!うっとり聞き惚れる声なのだ。彼はユーモラスに高い声を交えてしゃべるので本当のサーカスの前口上のように思わず笑ってしまう。うまい!役者でも本当に泣いているんです。人間なんです…第1幕旅一座の到着を喜び興奮する人々。そこにやってくる一座。村人たちは華やかな明るい色の服に着替えている。道化師の一座カニオは大スター。客席の後ろのほうが騒がしい。拍手の中、一座が行進して来る可愛いネッダに近づいたトニオを舞台の下まで突き落とすカニオ芝居の一部だと思って人々は笑うトニオは子供たちにバカにされる。村人はカニオを飲みに誘う。カニオは冗談を言った男に真剣になっていう。ネッダが本当に浮気したら…芝居とは違うことになってしまうんですよ!だからそんな冗談はやめといてください。ネッダはさっきのカニオを見てちょっと怖くなるしかし自由への希求を歌うネッダの鈴木麻里子さん、すばらしい!落ち着いた気品ある声のソプラノ。上からそんなネッダに見惚れているトニオ。そんなトニオの恋心を笑い飛ばすネッダ。トニオは軽蔑されつつもネッダに迫るネッダはむちで顔を殴りつけるトニオの中で愛が憎しみに変わる。ネッダの浮気相手、シルヴィオが来る。彼も恋の奴隷だ。逢引現場を見てしまうトニオ。親方に告げ口に行く。熱烈にネッダを口説くシルヴィオ。ついにはほだされるネッダ。キス。トニオがカニオを連れてくる。カニオは激怒して追いかける。シルヴィオの逃げ足は速い。ネッダに迫る。間男の名前を言うんだ!ネッダは言わない。ペッペが止めるもう本番が始まりますよ!さあトニオも。太鼓を叩いて!こんな中で芝居だって…!衣裳を着けろ。テノーレ・ドラマティコなら誰しも一度は演じたい、名場面です。片寄さんの十八番すばらしかったです!ヘルデンテノールの片寄さんの轟くような声が響き渡りました。拍手太鼓を叩くトニオ開演の時間。さ、さ!いらっしゃい!人々が詰め掛ける。トニオがまたおもしろい声を出します。え、お呼びじゃない?と言って笑いをとります。お呼びじゃない、お呼びじゃない…と自虐的に繰り返しながら退場します。人々は笑う。素で笑ってしまったぐらい藪内さんうますぎる!可愛いネッダ。キュートなコロンビーナの衣裳。劇中劇アルレッキーノが階段を下りてきながら恋心を歌う。すばらしい!トニオ演じるタッデオはコロンビーナにおつかいを頼まれた。劇中でペッペ演じるアルレッキーノと逢引する。そこにカニオ演じるパリアッチョが帰ってくる。パリアッチョは完全にもういかれている。化粧はバットマンの悪役ジョーカーのようで、目はぎらぎら燃えている。今夜、あたしはあなたのものになるのねあの時と同じ台詞だ!酔ってるの?とっくにな!間男の名前を言えこの売女!パリアッチョったら!違う俺はパリアッチョじゃない。捨て子のお前を拾って名前をつけて育ててやったのに愛してやったのに!それなのにこの下劣な娼婦めじゃ出て行くわ行かせない男の名を言うんだ。はらはらしながら見ているシルヴィオ。(芝居を続けて)あら誤解だわ。ここにいたのはアルレッキーノよ!いい加減にしろ!男の名前を言うんだ!人々は芝居だと思って大喜びで見ています。ペッペ「やめさせなきゃ!どうなることか!トニオ「バカはよせ。ナイフを手にするカニオ。あっという間にカニオはネッダを刺す。ネッダは衝撃で舞台から転げ落ちる。階段を下りてシルヴィアが駆け寄ってくる。ネッダのところへ行こうとするが、腕をカニオがつかむ。おまえか!シルヴィオも刺す。シルヴィオは舞台の上で絶命する。トニオがカニオの肩を押さえて言う。「芝居は…終わりました。」カニオはたった一人で両手を拡げ、礼する。群集は全員がぎゃ~~~っと叫び脱兎のごとく逃げようと右往左往する。幕。あまりのすさまじい展開に絶句。背筋が凍りついた数分間でした。すごかった…!お疲れさまでした。編集後記>>>迫力のパリアッチョ、片寄さんにうかがいました。「今日はお暑い中、杉並公会堂まで観にいらしてくださりありがとうございました。稽古場ではついイタリア語の歌詞が出てきてしまい、なかな日本語の歌詞に馴染めなくて本番もイタリア語が出そうになって大変でした(;^_^Aこれからもより一層、精進して参ります。ありがとうございました。」ご苦労様です!!本当にすばらしかったです!!感動をありがとうございます。そして!日本を代表するすばらしい演出家、岩田達宗(たつじ)さんに終わってからうかがいました。「ミャゴラトーリのカヴァッレリアもご覧いただきましたね。重ねて感謝申し上げます。ちなみに日本語の方が負担は大きいのです。稽古はイタリア語の原詩と両方を使ってやります。だからどうしてもイタリア語の歌詞が出てくるので日本語は入り難いし、イントネーションも日本語のものではなく原詩のイタリア語歌唱の際のイントネーションに置き換えます。ですので二重、三重手間の作業で大変なんです。日本語の方が歌手の負担は数倍ですね。 … でも(日本語)字幕がないと何を言ってるかは分からないのが実情なんです。 … それでもやはり杉並だけに限らず我々は日本語訳詩によるオペラの上演の活動を進めていこうと思います。どうぞこれからも厳しくご指導とご鞭撻、ご助言をお願いします。心からの感謝をこめて。 岩田達宗 」 皆さんのご苦労の賜物、この藝術をこれからも引き続き極めてください、そして私たちにその光をお与えください。ありがとうございました。
2017年07月23日
ブレゲンツ音楽祭のホフマン物語、ヘアハイム演出です!ぶっとびまくっております!!!お得意の作曲家をテーマにする手法。オッフェンバックは登場するはドラッグクイーンボディダブルとなかなかすさまじいぞ!これぞホフマン!という感じがしたわ
2017年07月23日
いよいよ来週からバイロイト音楽祭です。楽しみですね。マイスタージンガーは歌手が現在世界最高の布陣です。これ以上ないベストキャストです。これで演出がこけなければね。July 2514:00 GMT日本時間23時~DIE MEISTERSINGER VON NÜRNBERGConductor Philippe Jordan Director Barrie Kosky Hans Sachs, Schuster Michael Volle Veit Pogner, Goldschmied Günther Groissböck Kunz Vogelgesang, Kürschner Tansel Akzeybek Konrad Nachtigal, Spengler Armin Kolarczyk Sixtus Beckmesser, Stadtschreiber Johannes Martin KränzleFritz Kothner, Bäcker Daniel Schmutzhard Balthasar Zorn, Zinngießer Paul Kaufmann Ulrich Eisslinger, Würzkrämer Christopher Kaplan Augustin Moser, Schneider Stefan Heibach Hermann Ortel, Seifensieder Raimund Nolte Hans Schwarz, Strumpfwirker Andreas Hörl Hans Foltz, Kupferschmied Timo Riihonen Walther von Stolzing Klaus Florian Vogt David, Sachsens Lehrbube Daniel BehleEva, Pogners Tochter Anne Schwanewilms Magdalene, Evas Amme Wiebke Lehmkuhl Ein Nachtwächter Karl-Heinz Lehner
2017年07月22日
第2回公演ついに決定!!歌劇団Kamite 第二回公演プッチーニ作曲オペラ《ジャンニ・スキッキ》&《ラ・ボエーム》(字幕付・原語上演) 日時:2018年1月20日(土)《ジャンニ・スキッキ》12時開演《ラ・ボエーム》14時開演会場:東大和市民会館ハミングホール(大ホール)入場料:《ジャンニ・スキッキ》のみ3000円/《ラ・ボエーム》のみ5000円/両演目セット券7000円《ジャンニ・スキッキ》公演指揮:松村大喜演出:舘亜里沙ピアノ:小滝翔平ジャンニ・スキッキ:伊藤和広ラウレッタ:山口佳子リヌッチョ:三浦義孝シモーネ:狩野賢一ツィータ:栗田真帆ベット:勝村大城ゲラルド:森谷健太郎ネッラ:川上明里子マルコ:山口義生チェスカ:小木曽鮎美医者/公証人:寺西丈志ほか《ラ・ボエーム》公演指揮:苫米地英一演出:舘亜里沙ピアノ:齋藤誠二ミミ:江口二美ロドルフォ:青柳素晴マルチェッロ:大川博ムゼッタ:小田切一恵コッリーネ:小田桐貴樹ショナール:大石洋史ベノア/アルチンドロ:寺西丈志パルピニョール:森谷健太郎合唱インスペクター:高橋拓真ほか舞台監督:和田真生照明:若原靖音響:染野拓メイク:須見有樹子舞台監督助手:垣田みずき舞台スタッフ:水野明人、角直之制作:下村ふみほ
2017年07月22日

アラベラの二重唱を歌った松原えりかさん、マンドリカを歌った加耒 徹さん、リューを歌った辻本祥子さん。Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artists桐朋学園大学 2017年度前期大学院オペラ実習試演会2017年7月20日桐朋学園大学 調布校舎008第1期生による試演助演:加耒 徹(Bar)池端歩(MS)菅谷公博(Bar)プロデュース(?)大島幾雄演出 三浦安浩指揮:村上寿昭 諸遊耕史ピアノ:荻原萌子 青木ゆり(院生) 丸山里奈子(院生)1ペルゴレージ:奥様女中La serva padrona 倉又遥 Sop菅谷公博(助演) Bar新宅かなで 黙役2 メノッティ:霊媒The Medium Monica 中本良子Toby 鈴木麻由 黙役3リヒャルト・シュトラウス「アラベラ」から第1幕の姉妹のデュエット(ドイツ語)アラベラ石井飛鳥ズデンカ 新宅かなで4プッチーニ「つばめ」からLa Rondine. マグダ・ド・シヴリィ:松原えりかブルニエ(詩人):岩鶴優太 Tenランバルド・フェルナンデス(銀行家でマグダのパトロン):加耒 徹(助演)他5プッチーニ「トゥーランドット」から第3幕トゥーランドット松原えりかティムール菅谷公博カラフ 山下眞生リュー辻本祥子他6モンテヴェルディ:オルフェオ第3幕オルフェオ菅原洋平エウリディーチェ辻本祥子スペランツァ若林清香カロンテ 菅谷公博7ヴェルディ:ファルスタッフ第2幕ナンネッタ 新宮有香子フェントン 山下眞生アリーチェ 辻本祥子メグ 石井飛鳥クイックリー夫人 池端歩(助演)フォード 菅谷公博カイウス博士 岩鶴優太休憩8La serva padrona9ベルク:ルルルル 松島理沙シェーン博士 Dr. Schön(バリトン)菅原洋平アルヴァ Alwa、シェーン博士の息子、作曲家(テノール)岩鶴優太ギムナジウムの学生 ein Gymnasiast(アルト)阿部奈緒ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 Gräfin Geschwitz(メゾソプラノ)池端歩(客演)10マスネ:ウェルテルシャルロッテ 阿部奈緒ソフィー 鈴木麻由11The Medium池端歩若林清香鈴木麻由中本良子他12リヒャルト・シュトラウス :アラベラアラベラ 松原えりかマンドリカ 加耒 徹(助演)Sie wollen mich heiraten, sagt mein Vater. ~duet, "Und du wirst mein Gebieter sein" from Arabella ***1期生の試演会 すごくおもしろかったです。ただ歌うだけではないのです。めっちゃ濃い濃い人間ドラマがありますしかもいろんな作品がすべて有機的に繋がっていて、凄かったです。アンコウさん やっぱり天才です。コンサートをまるで一つのオムニバス・オペラに仕立て上げました。驚きの手腕です。扱うオペラもレアものばっかりで勉強になりました。最後の最後に 助演の加来徹さんがマンドリカの二重唱を歌いました。もうすばらしい声でマンドリカにぴったり!何を隠そう、加来さんのマンドリカ愛のデュエット初歌唱 これは聞き逃せないと調布まで行きました。桐朋学園大学のコンクリート打ちっ放しの要塞のようなスタジオが凄かったです。最後に、教授で、二期会の重鎮でもあるバリトンの大島幾雄さんが解説してくれました。やはり1期生の初公演 何より人間ドラマを描きたかったということです。本公演に並々ならぬ意欲で取り組まれていたとうかがえました。指揮はやはり名指揮者の村上寿昭さんと諸遊耕史さん。すばらしかったです。ありがとうございます(^^)***この作品のすごいところは、オペラのあるシーンがそれぞれの作品につき2箇所前半と後半に分けて演じられるのだ。前半の人間関係が後半どう展開しているかが示される。まるで続きもののオムニバスドラマのようなのです。1ペルゴレージ:奥様女中La serva padrona (イタリア語)ウベルト(バス)菅谷公博(助演) Barセルピナ(ソプラノ):倉又遥 Sopヴェスポーネ(黙役)新宅かなで 倉又遥 Sop菅谷公博(助演) Bar新宅かなで 黙役コメディタッチで始まる。開け閉めできるついたてが舞台を囲んでいる。お茶を持って出てくる下男のヴェスポーネ。カトちゃんがはげ親父を演じるときのような鼻の下のチョビ髭。しもてのダイニングテーブルの前に立っているが、居眠りしているのでお茶がこぼれてしまう。ウベルトは茶が飲めない。編み物をしているセルビナ。あたしは忙しいのよアピール。バリトンの菅谷さん、バナナマンの設楽統さんにそっくり!すばらしい声。セルピナの毛糸でぐるぐる巻きにされるが、セルピナのズィ!ズィ!に次第に気持ちよくなって喜び始めるウベルト。演技もうまい!2 メノッティ:霊媒The Medium(英語) Monica (霊媒師フローラの娘)中本良子Toby (フローラが育てている口がきけない少年):鈴木麻由 黙役すぐに次の作品に転換するあっと驚いている間に。拍手の間をとらずつながった作品として演じられる。中本さんすばらしい!モニカはWhat do you want to say?トビーに気持ちを言わせるように歌う。トビーの気持ちを代弁して歌うモニカ。モニカはトビーにキスする。トビーは次の演目のズデンカ(やはり虐げられている男装の女性)を優しくハグする。社会的弱者の悲しさと優しさが2つの演目で見事につながる瞬間だ。3リヒャルト・シュトラウス「アラベラ」から第1幕の姉妹のデュエット"Aber der Richtige"(ドイツ語)アラベラ石井飛鳥ズデンカ 新宅かなで前の演目で使われていたバラの花束はアラベラにマッテオが持ってきた花束に早変わりする二人ともソプラノ。アラベラの石井さんすばらしい。ズデンカの新宅さんはとてもキュートで可愛らしい。ズデンカはブーツをはいた男装姿。アラベラが帰宅する。アラベラをエスコートしてきた女性はさきほどのモニカ役の中本さん。アラベラは赤いばらがマッテオの貢物と知ると投げ捨てる。マッテオは姉さんを死ぬほど愛してるのに!あの人は私にふさわしい人じゃないわ。もしそんな人がいるならば。私はその人に従うわ。ここでの歌は見事にこのオムニバスオペラの最終場面("Und du wirst mein Gebieter sein")につながる歌なのだ"Aber der Richtige"ズデンカは絶望を歌う。姉さんは光の中へ。僕は暗闇へ。指揮の村上さんもヒートアップ。美しいシーン。美しい二重唱。美しい音楽に陶然となる。ああ、また見たい。アラベラが見たい。何度でも何回でも。またこのすばらしい舞台を全幕で体験したい。その時マンドリカは誰が演じているのだろう。4プッチーニ「つばめ」からLa Rondine. マグダ・ド・シヴリィ:松原えりかブルニエ(詩人):岩鶴優太 Tenランバルド・フェルナンデス(銀行家でマグダのパトロン):加耒 徹(助演)他パリのマグダのサロンに集まる人々。マグダはランバルドの愛人。いきなりピアノを弾き出すプルニエ。これがめちゃうまい!「ドレッタの美しい夢」 Chi il bel sogno di Dorettaプルニエ役のテノール、岩鶴優太さん、すばらしい逸材です。リリック・テノールで確かな声量があり、まるでヴィットリオ・グリゴーロのようです。なんとなく伊達男の色気も感じられます。今後もっとうまくなっていくでしょう!大期待です。マグダの松原さんは赤のドレス。彼女もすごくうまい!マグダに白い真珠のネックレスを贈るランバルド。三角関係です。5プッチーニ「トゥーランドット」から第3幕Puccini, Turandot, aria of Liu "Tu che di gel sei cinta" トゥーランドット松原えりかティムール菅谷公博カラフ 山下眞生リュー辻本祥子ピン・菅原パン:加耒 徹ポン:岩鶴優太他リューの自殺のシーンです。大時代的な設定のままの中国の衣裳ではなく、現代設定です。ピンポンパンは黒いサングラスに黒いスーツで拳銃をかまえています。マトリックスのようでかっこよすぎます。ここでリューを歌った辻本さん。絶品でした。今日の最大の収穫は彼女だったと言わざるを得ません。すべてが完成形でした。美しい声に声量。確かな技術。まるでミス・サイゴンのようでした。リューは最後に銃を奪って自殺します。遺体にすがるカラフ。目の不自由なティムールは杖をついておろおろすることしかできません。6モンテヴェルディ:オルフェオ第3幕オルフェオ菅原洋平 Bar.エウリディーチェ辻本祥子スペランツァ若林清香カロンテ 菅谷公博がらっと変わってバロックの世界になります。指揮者がいなくなります。オルフェオの菅原さんすばらしいです。印象的な深い声、いい声です。カロンテの菅谷さんもすばらしいパワー!スペランツァ若林清香さんは落ち着いた声で美人です。黒いドレス。すばらしいです。オルフェオは死んだ妻とすれ違います。悲し過ぎます!7ヴェルディ:ファルスタッフ第2幕"Bocca baciata non perde ventura"ナンネッタ 新宮有香子フェントン 山下眞生アリーチェ 辻本祥子メグ 石井飛鳥クイックリー夫人 池端歩(助演)フォード 菅谷公博カイウス博士 岩鶴優太フェントン 山下眞生さんもすばらしい!軽く、甘く、高い声でフェントンにぴったり。ナンネッタもすばらしい!高い声のソプラノ。Bocca baciata non perde ventura.Anzi rinnova come fa la luna.休憩後半8.ペルゴレージ:奥様女中La serva padrona (イタリア語)ウベルト(バス)菅谷公博(助演) Barセルピナ(ソプラノ):市毛あかね Sopヴェスポーネ(黙役)新宅かなで まったく冒頭と同じような展開で、ウベルトがいじめられる飲めない!ギャグ。セルピナの市毛さん生き生きしてます。9ベルク:ルルルル 松島理沙シェーン博士 Dr. Schön(バリトン)菅原洋平アルヴァ Alwa、シェーン博士の息子、作曲家(テノール)岩鶴優太ギムナジウムの学生 ein Gymnasiast(アルト)阿部奈緒ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 Gräfin Geschwitz(メゾソプラノ)池端歩(客演)これがものすごかったんです!マリア様の絵画を見つめるゲシュヴィッツ伯爵令嬢(池端)ルルの松島さんスゴイ!うまい!この難役を演じるとは!シェーン博士もスゴイルルに撃ち殺される最後の言葉Der Teufelここで死んだシェーン博士がゾンビのように起き上がり、こめかみに銃を当てます。そう、ウェルテルの自殺のシーンです。入ってきたシャルロッテの恐怖。シャルロッテはウェルテルの死を幻視した。次の演目につながっているのです。10マスネ:ウェルテル 手紙の場J.Massenet- Werther, Werther....シャルロッテ 阿部奈緒ソフィー 鈴木麻由シャルロッテはウェルテルから来た陰鬱な手紙を読んでいます。ああ…!妹のソフィーが姉を元気付けようと歌います。シャルロッテすばらしいです。まるでエリーナ・ガランチャのようです。ソフィーもいいです。抱き合う姉妹11メノッティ:霊媒The Medium Baba フローラ 池端歩Madame Flora, or "Baba" Monica 若林清香Toby 鈴木麻由 黙役ソフィーの鈴木さんが黙役のトビーに変身するのですが、そのお着替えのシーンをわざと見せています。ここにも演出家のこだわりが。ゴビノー夫妻の霊を呼び出しているとフローラが突然叫びます。何かが首筋にさわった?夫妻は帰り、フローラはトビーを責め始めます。児童虐待の様相です。池端歩さんが別格の貫禄の歌唱を聴かせます。ヴォイス・サイズが違います。迫力と役へのなりきり度合い。すごかったです!フローラはトビーを殺そうとします。お化けの笑い声が響きぞっとします。まじ怖かったよ~(この会場(校舎)の外も迷路で相当怖かった)12リヒャルト・シュトラウス :アラベラからアラベラ 松原えりかマンドリカ 加耒 徹(助演)Sie wollen mich heiraten, sagt mein Vater. ~duet, "Und du wirst mein Gebieter sein" from Arabella ついに来ました!前半でder Richtigeと恋の予感を歌っていたアラベラ。ついにその人との出会い。マンドリカ。熱烈に求愛するクロアチアの超金持ちの地主。すばらしい声の加来さん。重く芯のある低音でマンドリカにぴったり。演技も入り込んでいます。彼自身初めて歌うマンドリカの二重唱ということで、相当楽しみにしていたようです。アラベラは前半と変わって松原えりかさん。彼女も絶品です。Sie wollen mich heiraten, sagt mein Vater. Ihren Stammbaum, Arabellaso kommen Sie mit mir und seien die Herrin. es sei denn der König und Kaiser und seine Kaiserin! – Aber sonst niemand!Der Richtigeund hat mir dich gebracht! Du Allerschönste! –マンドリカは自分の村の風習を話す結婚する娘は、清らかな水を汲んできて夫になる人に渡すのです。二重唱Und du wirst mein Gebieter seinund ich dir untertan. キス。すばらしい!!大感動の中すべての試演が終了。お疲れさまでした。
2017年07月20日
昨日(07/17)のアクセス数 1981 トータルのアクセス数2637603日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2017年07月15日シゲキ宮松歌劇団 椿姫(公演詳細)3987652017年07月16日町田イタリア歌劇団 ルチアDay 23526252017年07月13日イル・デーブ本場所1603682017年07月16日椿姫 続き612012017年07月17日国立音大院オペ「フィガロの結婚」に注目キャスト!561102017年07月15日ウィンブルドン フェデラーウォッチ Prt 2211152017年07月17日ミトリダーテのDVD17252017年07月13日望月哲也ゲスト出演コンサート161452017年07月09日日伊声楽コンコルソ本選出場者が決定!142002017年07月13日都路アートガーデン新春コンサート13126
2017年07月18日
ミトリダーテのDVDを見ている。クリストフ・デュモーなんという声なんだ!Penetrateな光の矢のようだ!男っぽいのもいいね来日しないかしら。ミトリダーテのマイクル・スパイアーズが登場。これがまたすごい!音程の変化が激(げき)激しい曲。彼は完璧だ。イドメネオとかミトリダーテとか望月哲也さんにぴったりの役じゃないかなあ~超高音から低音まであるよ!という曲やってほしいなあ~イズメーネ役の女性もコロラトゥーラすごすぎどこまで音出してんの?というすごさ。超音波か。
2017年07月17日
国立音楽大学大学院オペラ 本公演モーツァルト「フィガロの結婚」2017年10月14日㈯14時国立音楽大学講堂大ホール全席指定S席3000円、A席2000円14日公演学生キャスト>>>アルマヴィーヴァ伯爵 西励央伯爵夫人 田山なつみスザンナ 雨笠佳奈助演>>>フィガロ 小林啓倫マルチェッリーナ 藤長静佳ケルビーノ 鈴木望バルバリーナ 金杉瞳子ドン・バジーリオ 小堀勇介バルトロ 小山晃平ドン・クルツィオ 宮西一弘アントーニオ 大槻聡之助15日は別キャスト※藤長静佳さんのFACEBOOKより。
2017年07月17日

慟哭のエドガルド、浅原孝夫さんPhoto AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist町田イタリア歌劇団 第17回公演ランメルモールのルチア《ガエターノ・ドニゼッティ》〈指揮〉吉田拓人〈演出〉川島慶子2017年7月16日(日) 〈ルチア 森澤かおり 〈エドガルド 浅原孝夫 〈エンリーコ〉山口義生 〈アリーサ〉水戸瞳 〈アルトゥーロ〉榛葉薫人 〈ライモンド〉幸田敦〈ノルマンノ〉丹羽広〈合唱〉町田イタリア歌劇団合唱部〈ピアノ〉土屋麻美(16.17日)〈フルート〉井畑志保(全日)舞台監督:原田統13:00開演 町田市民フォーラム3階ホールイタリア語上演 日本語字幕付き3,000円(全席自由)***いやもう瞠目でした。浅原孝夫さんのエドガルド、神がかってました。彼の声は、ヘルデンテノールのロベルト・サッカに似ています。高く硬質な強靭な声です。エドガルドの高音をすべて完璧に出しました。演技も入り込んでいてまさに慟哭のエドガルドでした。全幕のエドガルドを歌うのはもう三度目とのことです。エンリーコを歌った、まだ20代というバリトンの山口さんもすばらしい歌唱でした。アリーサの水戸瞳さんが美しい容姿と美しい声、卓越した演技力で舞台を支えました。ルチアの森澤かおりさん 超難役のルチア、大健闘だったと思います。榛葉薫人さんが美しいテノーレのアルトゥーロを歌い、万全でした。合唱に藤原歌劇団のソリストが二名応援で入っていました。特に宮川典子さんがすばらしい声で、舞台を支えました。柴田さんという主宰者の終わってからのトークがおもしろすぎでした。本当にお疲れ様でした。Act 1ノルマンノがエンリーコらにルチアがエドガルドに恋していると伝える。エンリーコの怒り。Cruda funesta smaniaすばらしい!さらにLa pietade in suo favoreIo Col sangue spegnerò!エンリーコは仇に対しての憎しみが深いあまり妹の精神を崩壊させてしまうことになるのです。***ルチア泉の亡霊について歌う。ここの一連のルチアのアリアは超難度。大変難しいのです。エドガルドが来ます。Lucia, perdona もう~最初からすごく入り込んだ歌唱!コーヒーを三倍ぐらい飲んだんでしょうか?テンションが高く、最後まで体力と気力の限り、集中力を持続させました。ルチアから関係を秘密にしたいと言われて激こうします。ルチアを激しく突き飛ばします。まじ本気です。M'odi, e trema.トレーマ↑上げです。かっこいい!その後の高音も見事。Io potrei, si, si, potrei compirlo ancor!Verranno a te sull'aure I miei sospiri ardenti,エドガルドはルチアに指輪を渡し、結婚の誓いとします。休憩後第2部の第1場エンリーコノルマンノルチアが来るAppressati, Luciaこっちへ来なさいMi guardi, e taci?だんまりか?お兄様はひどいわ。私も我慢しているのだ。Spenta è l'ira nel mio petto Spegni tu l'insano amor.エンリーコのアリアで聞いたことのない高い音のカデンツァ(ブルソンはやってましたね)Nobil sposo他の方に誓いを立てたのです。そんなの無効だ。偽の手紙を妹に見せると、ルチアはショックを受けて倒れそうになる。ルチアの悲嘆。エンリーコUn folle ti accese, un perfido amore花婿が到着した報せのファンファーレ。エンリーコは脅しにかかるSe tradirmi tu potrai, 見せ場です。スピーディーなデュエット。このデュエットですが、エンリーコの後にルチアが同じ旋律を歌うのですが、やはりルチアの方が歌う速度がゆっくりになるのです。METの日本公演でも、NNTTの公演でもそうだったので、楽譜にそう書いてあるのでしょうね。ライモンドがルチアを説得します。Ah! Cedi, cedi o più sciagure第2場人々がダンスしている。婚礼アルトゥーロ登場Per poco fra le tenebre 美しい歌唱Fratello e difensor.このあと無残に殺されてしまうのです。ルチアはどこに?すぐまいります。母親の死を悲しんでいるのです。はっきりさせてほしいのだがエドガルドがルチアに思いを寄せていると…そうなんです…ルチアが来る。ルチアは結婚の署名をさせられる。そこに。Edgardo!エドガルドだ!エドガルド⁉︎エンリーコをにらみつけるエドガルド二人は剣を抜こうとする一触即発Chi mi frena in tal momento?.ここで有名なセクステット(六重唱)圧巻でした。すばらしい!これを聞けるとは、いつもいつも、至上の悦びです。Braviが飛びます。戦おうとするエンリーコとエドガルド、ライモンドがいさめます。エドガルドはルチアが結婚の宣誓書に署名したと知り、激怒して署名したのか?Si指輪を奪い床に投げます。Ah! Vi disperda!ここでエドガルド高音への半音上げも完璧もうどうしちゃったのというぐらいすごい!休憩後いよいよ狂乱の場Wolferag はカット残念人々ライモンドが悲報を告げるルチアが来る血だらけの白い花嫁衣裳狂乱の場、良かったです!フルートとルチアの競演 良かったです。鬼気迫る演技でした。感情が入っていてすばらしかったです。エンリーコのセリフやその後のノルマンノとライモンドの会話など通常カットされる部分が入っていました。そしてエドガルドの最後の見せ場先祖の墓の前での絶唱。Tombe degli avi miei, まじ凄かったです。最高音も完璧カデンツァ(最高音はH)も完璧です。大拍手Bravoが飛びます。ルチアが天に召されたことを知り、再び絶唱!Tu che a Dio spiegasti l'ali, O bell'alma innamorataエドガルドは短剣を取り出し自刃する。O bell'alma innamorata, ne congiunga il Nume in Ciel!, 見事でした。お疲れ様でした。ありがとうございます😊参考リンク セルソのエドガルド@八王子 新国立劇場ルチア Day 2 MET「ランメルモールのルチア」初日 Part3 MET Japan Tour 2011 INDEX
2017年07月16日
(記事はこちらに統合しました。)
2017年07月16日

アルフレード 笛田 博昭さんと、ヴィオレッタ 高橋 薫子さん。Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsシゲキ宮松歌劇団 旗揚げ公演ヴェルディ「椿姫」(原語上演)2017年7月15日(土) 13時開演 セシオン杉並演出:馬場 紀雄ヴィオレッタ 高橋 薫子アルフレード 笛田 博昭ジェルモン 森口 賢二(兼ボイストレーナー)アンニーナ:但馬由香フローラ:濱田紫織ガストン:澤崎一了マルケーゼ:柿沼伸美ドゥフォール:若尾隆太グランヴィル:鈴川慶二郎ジュゼッペ:小美濃奎允使者・召使:品田 広希指揮:宮松 重紀コンサートマスター:平澤 仁(元東京フィル・コンサートマスター) オーボエ:渡辺 克也(元ベルリン・ドイツ・オペラ首席奏者 友情出演)コントラバス:岡田 友希(元デンマーク放送響首席奏者)***超豪華キャストに素晴らしいオケ きらびやかなゴージャス衣装に伝統版の舞台演出。シゲキ宮松歌劇団の旗揚げ公演の椿姫、本当にすばらしかった。開場前から何百人もの人が並んだ。端役に至るまで藤原歌劇団の精鋭を揃えたキャストは至福そのもの。中でもつい先日デヴィーアを向こうに回して堂々のポッリオーネを聴かせた笛田博昭さんがアルフレード。真正テノーレ・ヴェルディアーノのアルフレードはやはりすごかった!2幕のカバレッタ High Cを聴かせてくれました。さすがです!椿姫はヴィオレッタがうまくないと成立しません。高橋薫子(のぶこ)さんは可憐で美しく、コロラトゥーラも完璧な圧巻のヴィオレッタでした。ジェルモンの森口賢二さん しっかり老けメイクで知的で理性的なジェルモン。ノーブルな美声を聴かせました。ガストンの澤崎さん 美しく高い声で素晴らしいパワー。アルフレードとガストンが超デカ男で 二人並んでいるとすごい迫力でした。***序曲。繊細な椿姫の序曲弦のピアニッシモで始まるのだ。ここが表現できないと椿姫ではない。驚いたことにこのオケは、ほぼプロなのだろうか?全員プロのミックスなのか?すごくうまい。鳥肌が立つこの感じが出せている。期待が高まる中、幕が開く。舞台を見てまた驚く。椿姫の豪華な高級娼婦の邸宅の雰囲気を出している。背景の絵。(今流行のプロジェクションマッピングではない)左右に大きな柱。また衣裳がすごい。全員個性があって豪華。ヴィオレッタの衣裳がまたすばらしい!よく本や映画などに出てくる典型的なヴィオレッタ・ヴァレリー(マルグリート・ゴーチエ)の衣裳。髪が短い縦ロール。白がベースで数々の金の縫い取りがあり、バルーンのように大きくスカート部分をふくらませたドレス。可憐で美しい高橋薫子さんにぴったりの衣裳だ。薫子さんの衣装は、しかも、場面ごとに変わっていくのだ。人々が楽しんでいる美しいドレスのヴィオレッタに目が吸い寄せられるFlora, amici, la notte che restaかみてからガストンがアルフレードを伴って登場。二人ともものすごく大きいので圧倒される。ガストンEcco un altro che molto vi onoraガストンの輝くような声がすばらしい!Dunque a teガストンのはからいでヴィオレッタに歌を披露することになったアルフレード。Libiam ne' lieti calici 乾杯の歌笛田さんのつややかな声に魅せられる。アルフレードを全幕で歌われるのは三度目とのことです。全員の合唱この場に自分がいることが信じられないぐらい幸せを噛みしめる。このもっとも有名でポピュラーなヴェルディの傑作をこんなにすばらしいプロダクションで聴けるとは!感激でもう夢か現実かという思いにとらわれる。人々が次の間に移動。ヴィオレッタの体の不調を心配しているアルフレード彼女への熱い思いを伝えるアルフレードUn dì, felice, eterea以前から愛していました。Di quell'amor ch'è palpito Misterioso, altero, Croce e delizia al cor.ヴィオレッタすでにコロラトゥーラを駆使するシーンが高音のデュエットガストンが水をさすヴィオレッタは白い花をアルフレードに与え、帰らせようとするまた来てください。いつですか?花が枯れたら明日ですね僕はなんて幸せなんだParto.失礼しますアルフレードが去り、人々が戻ってくる。人々は宴が終わり帰途につく。ガストンはヴィオレッタを振り返り、気にしつつも帰る。ヴィオレッタ一人。いよいよもっとも苛酷で美しいヴィオレッタの見せ場です。不思議ね、あんな子の言葉が気にかかるなんて。Ah, fors'è lui che l'anima孤独なヴィオレッタはなぜか先ほど出会ったばかりの若者に心を動かされている。人が自分の恋心に気づく瞬間だ。A quell'amor ch'è palpito Dell'universo intero, Misterioso, altero, Croce e delizia al cor. Follie! follie GioireSempre liberaここから圧倒的なコロラトゥーラがと高音が展開する。アルフレードが裏で歌う声が聞こえてくる。Di quell'amor ch'è palpito Dell'universo intero, Misterioso, altero, Croce e delizia al cor裏でテノールに歌わせるのはヴェルディの定番ですね。マンリーコ、アルフレード、そしてガブリエーレ・アドルノ。笛田さんのシモン・ボッカネグラも聴きたいなあ。ヴィオレッタの技巧を駆使した圧倒的なコロラトゥーラすばらしい!裏のアルフレードとの掛け合いあ~なんて幸せなのこのシーンが聴けるなんて!最高音も!大拍手。ここで1回目の休憩です。大好きな二幕です。また素敵な舞台に魅了されます。簡素ですが美しい。背景ありかみてのヴィオレッタの書き物机の上には木の十字架。ここがポイントです。さすが馬場さんです。しもてに応接椅子狩猟から帰ってきたアルフレード幸せを歌います注目のカヴァティーナ カバレッタ二連発シーン!カットせずやってくれました。幸せ!この公演が本格的なのは、歌終わりのカデンツァを必ずつけていることです。ここで歌手は技巧を見せるわけですから、大事です。De' miei bollenti spiriti 笛田さん アリアでは声量がさらにアップします。Io vivo quasi in ciel.まるでてんごくにいるようだ!まさにこちらもその状態です(笑)。もう最高です!拍手アンニーナが来ます。Annina, donde vieni?このアンニーナがすごいのはしっかり演技していることです。アンニーナはまたお嬢様を捨てるに違いない貧乏男にヴィオレッタが夢中になっていることに不安を持っています。だからアルフレードにはつっけんどんに対応します。財産を売り払ったと聞きプライドを傷つけられ激こうするアルフレード。いよいよ来ました。カバレッタです。O mio rimorso! O infamia 最初のアリアもスピーディーですがカバレッタはさらにリズミカルで強い曲です。笛田さんの真骨頂。声が巨大になり、圧倒的です。すばらしい歌唱 高音はすべて強く伸ばすことが出来ます。オケは待っています。指揮者もすばらしい!彼のテンポに合わせています。最後の決めの高音のカデンツァに入る前、後ろを向いてタメます。マンリーコ来たー!という感じです。laverò~~~~~~~↑↑↑↑↑最後は楽譜上High Cをヴェルディは書いていませんが、慣習でテノーレの見せ場としてHigh Cに上げることもあります。ボエームの最後のHigh Cも同じです。ここでも笛田様 やってくれました!アクートで華麗にHigh Cに上げました。さすがすばらしい!大感動でございます。アルフレードが出ていき、ヴィオレッタが戻って来ます。来客があるの。ジョルジョ・ジェルモン アルフレードの父が訪れます。Madamigella Valéry?貴女にたぶらかされた男の父親です。女性に対して失礼ですわ。それにここは私の家ですのよ。なんて言い草だしかし…ヴィオレッタは財産の収支表を見せるこれはお願いがあります。De' suoi due figli.私の二人の子供のために二人ですって?名シーンですPura siccome un angelo結婚を控えた娘を持つ父の心情を切々と訴えます。しばらく離れていますわそれでは充分ではありません。永遠に別れろと?Ah, no giammai! 無理です!ジャンマイ激しく拒絶するヴィオレッタジェルモンは残酷なことを言うUn dì, quando le veneri 色香が褪せれば男は離れていきます神に祝福されていなければ机上の十字架ヴィオレッタは神を信じている。そのとおりですわ…道に外れた女に恩寵はないついに別れることを承諾する。宗教観がここにも深くかかわってくるアルフレードを地獄に落とすわけには行かないのだ。Sì, piangi, o miseraでもどうやって私に考えがありますああ強く抱いてください。Morrò! Conosca il sacrifizio Ch'io consumai d'amor もう二度とお会いすることはありませんわね。父と呼ぶことができない人。できることならばそう呼びたかったのに…。さようなら!泣きながら手紙を書くヴィオレッタ覗き込むアルフレード何してるの?手紙?あなたによ見せて今はダメ。ヴィオレッタは手紙を懐にしまい込む。そして激情にかられる。Amami, Alfredo, quant'io t'amo Addioヴィオレッタを抱きしめるアルフレード。ヴィオレッタが去り、父の到着が遅いと言うアルフレード使いの者が手紙を届けに来る。品田さんです。手紙を受け取る。別れの手紙だああ!振り返るとお父さん‼︎アルフレードは椅子に崩れている。名曲 プロバンスの海と陸Di Provenza il marしかし息子は父の手を払いのけ、今度はかみての書き物机に突っ伏す。大拍手アルフレードはフローラの手紙を見つけ 夜会に乗り込むことにする。ジェルモンのカバレッタはなし。夜会ダンサーが登場する。これが濃くて濃くて。フローラと踊るシーンがツボだった。ここのシーン、マルケーゼとフローラが芝居上手なのでとても楽しめた。ダンスと噂話。アルフレードとヴィオレッタは別れたらしいよ。アルフレードがカードを始める。ヴィオレッタがドゥフォール男爵と現れるが一顧だにしない。ヴィオレッタはハラハラしている。La cena è pronta.お食事です。(品田さんです。)人々が移動する。ヴィオレッタはアルフレードを呼び出していた。アルフレードが来る。君は決闘になったら愛人とパトロンをいっぺんに失う、それが怖いんだろ!僕が死んだって、どうでもいいじゃないか!お願いだ僕についてきてほしい。だめなのよ。どうして別れると誓ったの誰に?その権利のある方によ。男爵か?そうよ。愛してるのか?ええ。アルフレードはかっとなり、皆を呼び集め宣言する。Ogni suo aver tal femmina僕はバカでした。この女に借りを返します。アルフレードは札束を宙に撒く。人々は驚き、アルフレードを糾弾する。我に返るアルフレード。ジェルモンが来て一喝する。Dov'è mio figlio? più non lo vedoアルフレードはどこだ?私の息子はどこにもいない。ヴィオレッタAlfredo, Alfredo, di questo coreドゥフォール男爵はアルフレードの足元に白い手袋を投げる。手袋を拾って一人出て行くアルフレード素晴らしい重唱と合唱。堪能しました!第3幕最終幕病に倒れ死に瀕しているヴィオレッタ。アンニーナはかいがいしく世話している。医者のグランヴィルはもう峠が近いと言う。ヴィオレッタはジェルモンからの手紙を読む。È tardi! 遅いわ!待っても待ってもアルフレードは来ない。Addio, del passato bei sogni ridenti,道を踏み外した女の末路は…Or tutto finì!拍手アンニーナが駆け込んで来るいい知らせです喜ぶヴィオレッタアルフレードが来る抱き合う二人Parigi, o cara/o noi lasceremoパリジオカーラ絶品です!アップテンポOh mio sospiro, oh palpitoジェルモンが来るこれで逝くことができますわ…そのようだなお父さん‼︎私を責めないでくれ。ヴィオレッタは自分の絵姿のロケットをアルフレードに渡す。いい人を見つけて一緒になってね。アルフレードはヴィオレッタの顔を見つめ、イヤイヤする。不思議だわ。Ah! io ritorno a vivere力が蘇ってきたみたい。私生きるのよ!Oh gioia!ヴィオレッタは倒れアルフレードの腕に抱えられて絶命する。アルフレードはヴィオレッタの傍らに膝を突き、天を見上げる。ジェルモンは杖を顔の前に持って拝むように抱きしめている。アンニーナとグランヴィルも悲しんでいる。全幕了。お疲れ様でした。観客大熱狂のカーテンコールでした。
2017年07月15日
ウィンブルドンのセンターコートにイアン・マッケランが!ウィンブルドンはコメヤツの世界ではないのでFedererも心得ているのかそもそもコメヤツでるようなはらはらするシーン自体がゼロ。準々決勝でラオニッチ準決勝でベルディヒを撃破圧倒的な展開
2017年07月15日
2024年8月3日 削除
2017年07月13日
2024年8月3日 削除
2017年07月13日
【都路アートガーデン 最新公演情報】 新シリーズ公演 "歌唄い" 第一線で活躍するオペラ歌手の大沼徹&加耒徹&金山京介、そしてピアノの吉田貴至が繰り広げる、ニューイヤーコンサート。 2018年1月8日(月・祝日) 開演14:00(予定) 大田区民ホールアプリコ小ホール チケット 5000円(全自由席) 【出演】 大沼 徹 バリトン 加耒 徹 バリトン 金山 京介 テノール 吉田 貴至 ピアノ チケット販売、8月上旬予定。 *** 都路アートガーデンさんのFacebookから。
2017年07月13日

2017年07月11日

2017年07月11日
CDショップの愉しみ マイクル・スパイヤーズのミトリダーテのDVDと ヘンデル二本立てブルーレイ新譜を入手。 うふ シャーガーのベルリンのパルジファル どうせ買っても聴かないよなぁ〜〜 無口な女 CDしかない。 今のPCにCDスロットないのよ。 CD買えなくなった。 時代に取り残されてる〜!(^.^)
2017年07月11日
7月10日は、ヨナス・カウフマンの誕生日だそうです。🎂 おめでとう㊗️ございます。 レーピンさんがまた日本に来られているようですね。NHKホールでブルッフ。 金曜日 東京は誘惑が多過ぎる。
2017年07月11日
ストリーミング タンホイザー 公演日の夜のディレイ配信もアジア向け配信も快適に見れた。 ありがたいです。 演出 嫌いじゃないです。 視覚的に美しく、象徴的。 ○○が出てきたのにはぶっ飛びましたが。 しかし日本公演ではもろもろ規制ありそうですね。とてもこのままは無理と思われ。 ドイツの作品はこのくらい破天荒にやってくれないと ですよね! やっぱりアニヤ・ハルテロスが美しくて女神のようだ。クラウスと並ぶと美男美女なので視覚的に最高のタンホイザー。日本公演のダッシュもすこぶる付きの美女なので 演出家の意図を満たしていると思う。 ゲオルク・ツェッペンフェルドがやはり超美声で聴くだけで感動する。 クラウスのベルカント・タンホイザーも慣れると違和感ない。 太っ腹バッハラー総裁に感謝!
2017年07月11日
STAATSOPER TVBayerische StaatsoperTannhäuserRomantische Oper in drei AufzügenKomponist Richard Wagner · Libretto vom Komponisten Münchner OpernfestspieleSonntag, 09. Juli 201718.00 Uhr – 22.45 UhrNationaltheater am Max-Joseph-Platz ist während der Veranstaltung von 19.00 – 23.00 Uhr gesperrt. Diese Vorstellung wird im Rahmen von STAATSOPER.TV ab 21.45 Uhr im Internet und zeitgleich auf Arte übertragen.Dauer ca. 4 Stunden 45 Minuten · Pausen zwischen 1. Akt und 2. Akt (ca. 19.10 - 20.00 Uhr) zwischen 2. Akt und 3. Akt (ca. 21.10 - 21.50 Uhr)ausverkauftPremiere am 21. Mai 2017Juli 2017Sonntag09Musikalische Leitung Kirill Petrenko Inszenierung, Bühne, Kostüme, Licht Romeo Castellucci Choreographie Cindy Van Acker Regiemitarbeit Silvia Costa Dramaturgie Piersandra Di Matteo Dramaturgie Malte Krasting Videodesign und Lichtassistenz Marco Giusti Chor Sören EckhoffHermann, Landgraf von Thüringen Georg Zeppenfeld Tannhäuser Klaus Florian Vogt Wolfram von Eschenbach Christian Gerhaher Walther von der Vogelweide Dean Power Biterolf Peter Lobert Heinrich der Schreiber Ulrich Reß Reinmar von Zweter Ralf Lukas Elisabeth, Nichte des Landgrafen Anja Harteros Venus Elena Pankratova Ein junger Hirt Elsa Benoit Vier Edelknaben Solist/en des Tölzer KnabenchorsBayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper***日本では月曜19時からアジア用ということでストリーミングが設定されておりますが、バイエルン国立歌劇場 Staatsoper.TVもちろん字幕は英語しかないでしょうし、きちんと見れるかは神のみぞ知る。私の経験上ストリーミングがきちんと見れたことは一度もありません。自分が寝ているだけかもしれませんが…通信キャパの問題なのか相手のサーバーの問題なのかわかりませんがカウフマンのときはほぼ途切れ途切れにしか見れません(笑)演出も異常そうなのでよい子は見ないほうが身のためかもしれません…
2017年07月09日
ウィンブルドンフェデラーの2回戦?の相手、セルビアのラヨビッチ、シングルハンデッドの右利きのバックハンドでフェデラーに似ている。フェデラーの3回戦?の相手、ミーシャ・ズベレフ帽子がはずれるとすごくかっこいい。くるくる巻き毛の金髪の悩殺力はすごいな。アレックス(サーシャ)がめっちゃいけめんでお兄さんはオジサンという印象だがおにいちゃんもすごく渋くてかっこいい。性格も最高なレフティー。フェデラーとのサーブアンドボレー合戦の両方前に出る展開が楽しすぎて永久保存版です。
2017年07月09日
日伊声楽コンコルソ本選出場者が決定しました。すばらしい方々です。以下引用です!***第53回日伊声楽コンコルソ 2次予選 結果速報7月7日、イタリア文化会館アニェッリホールにて2次予選が行われ、次の方々が2次予選を通過され、本選への出場が決まりました。【本選出場者(本選での演奏順)】声種 氏名ソプラノ 田村佳子ソプラノ 竹下みず穂ソプラノ 一條眞紗子テノール 澤崎一了テノール 小笠原一規テノール 澤原行正ソプラノ 別府美沙子ソプラノ 内田千陽テノール 工藤和真ソプラノ 糸数知 本選・表彰式本選2017年7月21日(金)14:00開演場所 東京文化会館小ホール(東京都台東区上野公園)入場券 全席自由 1,500円東京文化会館チケットサービス(5月1日販売開始予定)電話:03-5685-0650(10時~19時、休館日を除く)表彰式 17:30~(予定)※7月21日は、本選に続いてヴァイオリンのミニコンサートと表彰式が行われる。***ソプラノ6人、テノール4人のガチンコ・バトル。コンクールほど真剣に歌うことはないですから最高峰の戦いが鑑賞できます。
2017年07月09日

2017年07月09日

Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsアーリドラーテ歌劇団 第5回公演《イル・トロヴァトーレ》~ Teatro Verdi di Tokyo ~演目:ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」(全4幕・字幕付・原語上演)日時:2017年7月8日(土)18:00開演場所:シアター1010(北千住駅西口マルイ11階) 7/8 マンリーコ: 青柳 素晴レオノーラ: 江口 二美ルーナ伯爵: 岡元 敦司アズチェーナ:栗田 真帆フェルランド:東原 貞彦指揮:山島 達夫演出:木澤 譲合唱:ヒルズ・ロード・コーラス合唱指揮:大貫 浩史管弦楽:テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・オーケストラコンサートマスター:池澤 卓朗***アーリ・ドラーテ歌劇団の公演は二回め。演出の木澤さんのファンなので、期待していた。やはり素晴らしい美術だった!日本の公演でこんなに美しい舞台は他にない。明日ご覧になる方は期待してほしい。歌手が全員ハイレベルで楽しめた。フェッランドの東原さんビロードの声に卓越したテクニック。舞台での堂々とした存在感と牽引力。さすがだった。1幕のアリアでは装飾音をすべて表現した。これはすごい!本当のプロだ。アズチェーナの栗田さん素晴らしい歌唱に演技力。目を引き付けられる魅力があった。高く美しい声のメゾ。マンリーコ を歌う青柳さんを聴く夢がようやくかなった。パワフルで豊かな美声。まさにマンリーコにぴったりの声だった。ディクエラピッラのアリアでは完璧なHigh Cを出した。素晴らしい!その他の聴かせどころもすべて素晴らしかった。そしてルーナ伯爵の岡元さん。ルナノバの公演以来。また彼の美声を聴きたかった。彼は素晴らしい声を持っている。重く分厚いバリトンでホロストフスキーに似ている声。超超難役ルーナ伯爵を大健闘した。今後も大きな役を東京で歌ってほしい。レオノーラの江口さん 本当にうまい!レオノーラも難役だがそう感じさせない安定性があった。この5人がいずれ劣らぬ大熱演で素晴らしいトロヴァトーレを創り上げた。オーケストラはこの歌劇団のための特別編成でプロとアマが混在しているそうだ。ホルンが5基も見えてうれしくなる鐘、ティンパニーなどの打楽器も揃っている演奏はプロとしか思えない腕前だった。指揮者の渾身の指揮ぶりも伝わってきた。音楽との間にけっこう間をとっていた。お疲れ様でした。***序曲幕は開かない幕が開いたとき、息を呑む白の世界。しかし「夜」を表現するため、黒い幕が半ばまで下りている。なるほどとうならせるミニマリズムの極地の演出だった。シンプル。舞台にセットは常に一つしかないのだ。しかも白。白以外の装置は存在しない。奥だけでなくそでにも白い箱のような壁がおいてあり白い箱の中で演じられているよう。照明が自在に色を変えることができる。陰惨な話がまぶしい白の中、軽やかに演じられる。さすがのセンス。黒く沈んではいない。明るすぎるまでのトロヴァトーレの世界。打ちのめされっぱなしだった。演出の木澤の意思と感覚、センスは世界一流の演出家にも伍するもの。それを確信した。少ない予算でもこれだけの芸術性の高いものが作れるのだ。フェッランドのシーンは黒い幕夜だからフェッランドは黒い皮のジャンパーで黒服ずくめ。一方部下たちは緑色のスカーフを首に巻いている。ボーイスカウトっぽい明るさのある衣裳鬼教官のフェッランドは激しい性格。部下のテノール君(?)を床に転がす。レオノーラとマンリーコの逢引のシーンは白レオノーラは黒いミニのワンピにワインカラーのサマーコートをおしゃれに羽織っているピンヒールマンリーコは黒い衣裳黒の革靴 黒いシャツルーナ伯爵も上下黒の服二人が戦う剣は木製の棒状のもの。木刀のイメージにしてはもっと細い。そしてロマの人たちのシーンは白い幕を吊るすマンリーコとアズチェーナのシーンアズチェーナは赤紫のな大きなストールを巻いているこれがけっこう後半意味を持ってくる。そして続けて2幕へルーナ伯爵がレオノーラを奪おうと画策するシーンこのシーンにはとても美しい白く光る木が登場する。この木だけがすごく意味のある装置。ルーナ伯爵のアリア、すばらしい!重くパンチのある豊かな声。とどろくような響きイル・バーレーンはバリトンにとって最も難度の高いアリア続いてカバレッタへ。大好きなシーン重唱合唱すばらしい~~レオノーラたちが修道院に入るため得度をするためやってくる奪おうとするコンテマンリーコはどこから来るのか?木が上に上がりそこに立っているのだマンリーコは神の力でそこに存在しているというのがわかる神々しい登場シーンまるでローエングリンみたい。喜ぶレオノーラコンテは多勢に無勢でかなわないレオノーラを連れて行くマンリーココンテは天に両手のこぶしを突き上げる。休憩後フェッランドと部下たちフェッランドがここも軍隊の鬼教官チックですごいです!部下を鼓舞する鬼教官そのものだ愛と青春の旅立ち。ここで出ましたダンスシーン。鬼教官と部下は並んでステップ。すごくおもしろい!演出家はバレエの振付家でもあるのです。部隊がいなくなるルーナ伯爵。部隊はアズチェーナを縄で縛って連行してくる。アズチェーナの名シーンですすばらしかった!栗田さんは演技もすごい!マンリーコの母親であると知ったコンテとフェッランドフェッランドはついに先君の仇を捕縛した悦びに震えている。一方マンリーコは。物見の塔行けルイス!ルイスは走っていく敵の陣地を見ているルイスマンリーコすばらしい!結婚の賛美歌母が捉われたことを聞くマンリーコいよいよです!カバレッタDi quella piraレオノーラはがく然として座り込むアラルミのHigh C 完璧なアクート!さすがです華麗に高音にジャンプして長く響かせた。大喝采そして続けてレオノーラの見せ場なので大変。ルイスを帰すレオノーラ幽閉された塔を暗示する白い枠組みレオノーラのアリアの二段重ねと合唱 すばらしい!マンリーコの裏歌も惚れ惚れするパワーと美しさ声が美しい!レオノーラさようなら!レオノーラのカバレッタすばらしいコンテレオノーラを捜索するも発見できなかったコンテの嘆きどこにいるんだ あの非情な女は…ここにおりますわレオノーラはマンリーコの助命を願うとりあわないコンテここ大好きな二重唱なんですおれが恋敵に情けをかけると思うのか?私の涙を見てください私の血を飲んでくださいでも吟遊詩人だけは救ってくださいよせ!ますます怒りが燃え上がるぞしかしレオノーラが自分を代償にすると聞くと気が変わるコンテは部下にマンリーコの処刑をとりやめさせる。レオノーラはそのすきに毒薬を飲むなんてうれしいの!彼が生きるなんて!コンテは後ろからレオノーラを抱きしめるコンテはレオノーラを連れて行くそして…牢獄マンリーコとアズチェーナ椅子がしもてにひとつ牢獄の入り口をあらわす白い枠が一つ。錯乱しているアズチェーナマンリーコは椅子に座らせ寝かしつけようとする。名シーンしかしアズチェーナは膝にかけたストールを赤ん坊のような形にして抱きしめ、あやし始める。完全に錯乱しているマンリーコは当惑するが母が狂気の中でも平安を得て安心する。そこにレオノーラしかしマンリーコは逃げないどうして?わかったぞ愛を売ったのだなレオノーラは毒が全身に回り、倒れる嫌な予感がするぞ真実を知り激しく後悔するマンリーコそんな二人を見てつぶやくコンテ俺を裏切ってそいつのために死ぬのか…レオノーラが死にコンテはマンリーコを銃殺のため連行させる目を覚ましたアズチェーナマンリーコは死んだぞおまえの弟だったんだよ恐ろしい!母さん敵を討ったよ!俺はそれでも生きるのか全幕了お疲れさまでした。すばらしい舞台をありがとうございました。
2017年07月08日
続き。記事は統合しました。
2017年07月07日
2024年7月31日 削除22
2017年07月06日
昨日(07/01)のアクセス数 トータルのアクセス数2046アクセス(+516) 2616231アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2017年07月01日デヴィーア様降臨!藤原真骨頂のノルマ 初日大成功!5588452017年03月10日東京二期会こうもりキャスト発表!1693482017年02月01日シゲキ宮松♪歌劇団「椿姫」10414942017年07月01日タイプ65852017年06月28日モルゴーア・クァルテット EL&P追悼コンサート362632017年06月30日ハルキスト32742017年06月25日さいたま芸術劇場トスカ304222017年06月22日更新情報102032017年05月09日研修所公演 ガッツァニーガ「ドン・ジョヴァンニ ~石の招待客」102042017年06月23日トニー賞授賞式10145
2017年07月02日

ポリオーネの笛田 博昭さん(写真は2017年5月に撮影)と、オロヴェーゾ役の伊藤 貴之さん(写真は2017年4月に撮影)。Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistsPhoto Album藤原歌劇団共同制作公演「ノルマ」 新制作2017年7月1日(土)★日生劇場指揮:フランチェスコ・ランツィロッタFrancesco Lanzillotta演出:粟國 淳 【キャスト】 7月1日(土)・4日(火) ノルマ:マリエッラ・デヴィーア アダルジーザ:ラウラ・ポルヴェレッリ ポリオーネ:笛田 博昭 オロヴェーゾ:伊藤 貴之 クロティルデ:牧野 真由美 フラーヴィオ:及川 尚志 ****デヴィーア様 日本でのオペラ引退公演ということで満員御礼のノルマ初日。主役3人がレベル違いのすごさを見せつけた。デヴィーアは全盛期の完璧さにはかけるが堂々ディーヴァだった。強大な声。超高音も出しさすがベルカントの女王コロラトゥーラもテンポゆっくりだが聴かせた。アダルジーザも悪くない。とても細いのにやはり強大な声で迫力満点。一番の見せ場 ノルマとアダルジーザの二重唱、圧巻だった。そして笛田さん!日本人離れした巨大な声しかも美声で甘く若々しい声。ポッリオーネは難役だったと思うが、すばらしかった。今日の会場の声「ポリオーネが一番良かった。「すごい声だったな「日本人だったの?外国人かと思ってたよ!など。絶賛の声が相次いだ。オロベーゾの伊藤貴之さんも素晴らしい美声で声量も充分。すばらしかった。いつも彼はメイクによる変貌ぶりがすごい。完全にナブッコのザッカリーア状態になっていた。指揮者すばらしかった!左手がクライバーのように弧を描く。指揮ぶりが美しく華麗。歌手の三重唱では全員にキュー出し。素晴らしい演奏を華麗に牽引した。演出の粟國淳さんすばらしかった!彼得意の円形の舞台で巨大な丸い壁が回る。とても美しい。壁は二重になっていて木の枠だけの仕切りが内側にあり別の動きをする。中に三日月🌙の形の舞台があり階段がついている。奥にはプロジェクションマッピングの背景。自在に色が変わる。何がすごいって回るもんだから歌手が動く必要がない。完全にデヴィーア様仕様。舌を巻く手腕。美的感覚もすばらしい。歌手は歌うこと以外、立ち座り以外は負担にならないようにできている。合唱が本当にすばらしかったです。お疲れ様でした。***この壁は何を意味するのか?あまりにも巨大な壁。一面に木の株のような模様が?これはドルイド教を信奉するガリアの原住民の神秘の森を意味する。きわめて排他的な世界だ。ローマから来た支配者たちを受け入れない最後の砦。その中には神殿があり、巫女ノルマの居住スペースがあるのだ。排他暴力それを超えるものとしての愛死を持って清めるしかない裏切り。古臭く野蛮だがなぜか現代でも通用するものだ。※中味にふれますのでご注意ください。序曲幕は開かないすばらしい演奏に耽溺できる。ここでもう指揮者に目が奪われる。その優美な動き!生き生きとしたリズム流れるような美しい旋律ハープすばらしい!幕が開くと巨大な壁が開き宗教的指導者のオロベーゾが歌う。Sì, Norma, sì verrà.来るべき戦いに備えて巫女のノルマの託宣を待っている。合唱もとんでもなくすばらしい!Sì. Parlerà terribileカバレッタになったら進み出てきて舞台の最前で歌う。これも演出家の心配りだ。勇壮に響くオロヴェーゾの美声。Nella città dei Cesari Tremendo echeggerà!兵士を鼓舞する。合唱最高!音楽は途切れることなく、遠くから響く。巨大な壁が閉じたいまつを持って森をさまようローマの兵士たち。現れるポッリオーネとフラヴィオ。ポッリオーネの笛田さん、最初から強い声だ。久しぶりの美声に心が洗われる。しかしこの先どうなるかと祈るような思いで見守る。ポッリオーネはパワフルなドラマティコが歌うこともあるが基本的にベルカント仕様であり、高音があり、技巧、アンサンブル能力が必要なので非常に難役なのだ。高音が得意なレッジェーロの歌手ならば技巧的に高音を入れてきたりする。オズボーンとか。最初のアリアMeco all'altar di Venereヴィーナスの祭壇を前にすばらしくパワフル!とても日本人とは思えない!アダルジーザへの思いを熱く歌う。Eran rapiti i sensi Di voluttade e amore最初の高音も完璧に出した。さすがやってくれます!そしてノルマへの恐怖を歌う。Norma così fa scempio D'amante traditor!銅鑼が鳴り響き、ドルイド教の信者たちが歌う。フラーヴィオの警告ポッリオーネは耳を貸さない。ここでカバレッタに突入Me protegge, me difendeL'empio altare abbatterò.カデンツァ部分雄雄しく歌いきりました。すばらしい!ついに期待高まるノルマの登場シーンです。壁が開く。三日月舞台が回転する。神殿の中の巫女たちノルマはしもてのそでから堂々と歩いて登場する。さすがの強大な声。ノルマはいろんな声を出さなくてはいけないのでもっとも難しい役だ。コロラトゥーラ、超高音、それでありながら大声量が要求される。グルベローヴァやデヴィーアなどのベルカントの女王の十八番の役だ。日本では大隅智佳子さんというベルカントの女王が歌える。グルベローヴァほどの声の甘さはないが、安定性は抜群。高い声も文句なく出て、技巧もすごい。なにより圧倒的なパワーを最後まで維持した。若い二人に負けてないんだからすごい。ノルマは巫女二人が持つ若枝を断ち切る儀式をする。そしてノルマは一人で回転する舞台に残り、高台に回転しながら上がっていく。半ばで立ち止まる。舞台が完全に静止してからまた上がる。演出家はさすがだ。ここのシーンはやはり睥睨して歌わなくてはいけない。Casta Diva, che inargenti 清らかな女神よカスタディーヴァだ。唯一このアリアだけがさすがに往年の輝きはないと思わせた。この曲は非常にレガート、しかも超高音をキープして歌わなくてはいけない。きっと4日はもっといいだろう。大拍手。ここのフライング拍手本当に勘弁してほしかった。バカ野郎と叫びたかった。せめて後奏聴こうよ。指揮者がカワイそう。そしてカバレッタへAh! bello a me ritornaここでものすごい超高音やコロラトゥーラが炸裂する。むしろここのほうがすごかった。懸案のアリアが終わりここからデヴィーアは絶好調に突入する。まさに真骨頂。さっきのはなんだったとうれしくなる。大興奮だ。いよいよアダルジーザの登場シーン。期待高まる。アダルジーザは細い御身のラウラ・ポルヴェレッリ。Laura Polverelli (born 1967) is an Italian operatic mezzo-soprano スカラ座やフィレンツェで歌っている人。ナブッコのアビガイッレができそうなパワフルな高い声のメゾ。実は、アダルジーザの本来の設定はソプラノなので作曲家の主旨にかなっている。声が非常にデヴィーアとかぶる、というか似ていると感じた。明確な違いが感じられないのでまるで双子のようだ。ポッリオーネが来る泣いているの?ポッリオーネの口説き。Io l'obbliai.ここから大好きな二重唱に突入する。Va, crudele, al Dio spietatoかっこいい~~!!アダルジーザも強大な声。Cielo e Dio ricopre un vel!声の甘さは笛田さんのほうが甘く美声。この声のすばらしさは今この瞬間しか共有できない宝石のような瞬間。命をかけて歌っているのだ!ADALGISA Deh! Mi lascia!POLLIONE Ah! Deh cedi, deh cedi a me!ベッリーニの重唱のうまさといったら!会話のような言葉がすばらしい歌になっている。他の誰にもまねできない美しいメロディ。なおも口説くポッリオーネ。突き放してからの泣き落とし強引な口説き文句。Abbandonarmi così! Voce in cor parla non senti, Che promette eterno ben? すばらしい!アダルジーザも強大な声。こんなに口説かれたら、相手が自分の上司の女性と事実婚状態で子供が二人いても、幸せだろうなってぐらいの口説き。アダルジーザはまだその真実を知らないのだが。男は罪な生き物!POLLIONE Giura.ADALGISA Giuro.アダルジーザは落ちてしまう。愛を誓ってしまう。あなたについていくと。場面変わってノルマの居住区子供がいる抱きしめるノルマしかしクロチルデに子供を連れて行くよう命じるクロチルデは牧野真由美さん。やはり強大な声で安定している。メゾ。クロチルデの設定はソプラノのはずなのでどうして?と思った。アダルジーザが告白しに来る。ここでもすばらしい会話のままの二重唱。Dolci qual arpa armonica ノルマは自分の恋の最初の頃を思い出す。Al caro oggetto unita Vivrai felice ancor.ノルマの高音そして二重唱Tu rendi a me la vita, Se non è colpa amor.ノルマはアダルジーザの恋を応援する喜ぶアダルジーザすばらしいハーモニーのコロラトゥーラのシーン、待ってました!これが聴きたかった!Vivrai felice ancor.このシーンが最もノルマで特徴的なシーンなのだ。彼女たちの魂は双子なのだ。しかしそこにポッリオーネが。あの人です。Ei! Pollion!その相手を知りがく然とするノルマのコロラトゥーラノルマはポッリオーネを脅迫する。あなたの子供のために震えるがいい!(子供?どういうことなの?)アダルジーザはいぶかる。そして恋人がノルマの内縁の夫であることを知る。そのショックといったらないですよね。Oh! Di qual sei tu vittimaすばらしい三重唱の見せ場に突入。ワルツのリズム。ここ指揮者もすごいので要注目です。L'empio il tuo core tradì!Norma! De' tuoi rimproveri 大興奮!震えるほどすばらしいここが日本とは思えません!三重唱は次のステージに移るポリオーネはアダルジーザに訴える。これは運命なんだノルマを捨てるのも運命なんだ。この言葉にノルマの怒りが沸点に達する。行きなさい!でも私の怒りが永遠にあなたを追いかけるわ。恐ろしい呪いVanne, sì, mi lascia, indegno,Maledetto dal mio sdegnoものすごい迫力の三重奏が展開する。これが日本で見れるとは!この三人はもう人間を超えたレベルの体力と気力ですね!まさに死闘。第1幕了休憩に入る第2幕寝ている子供ノルマは短剣を手にし、子供を殺そうと逡巡している。Di Pollione son figli Ecco il delitto. ノルマはしかし思い切れずAh! No! Son miei figli!できないわ!私の息子たちなのよ!子供が目を覚ます二人を抱きしめるノルマクロチルデを呼ぶ。アダルジーザが来る。誓う?誓います。ノルマは婉曲に自分が死んで神殿を清めると宣言する子供の面倒を見てほしいアダルジーザ「私が彼に話します。あなたさまのところに戻っていただけるよう」Mira, o Norma, a' tuoi ginocchi アダルジーザは子供たちをみてくださいと懇願する。NORMA Ah! Perchè, perchè la mia costanza ノルマの心がぐらっとする。重唱となる。「双子の重唱」だ。ステキ過ぎる~~アダルジーザはもう友情しか私の心にはありません。自分もいっしょに身を隠そうと言うノルマはまた友人を見出した。二人は一緒に身を隠そうと誓い合う。Sì, fino all'ore estreme 来た~名シーンです。重唱のアップテンポシーン。すばらしい!!日本でこれが聴けるなんて!ありがたい!!拝みたいぐらいだ。大拍手***ガリアの戦士たち彼らを抑制するオロヴェーゾガリア人たちはローマ人との戦闘を始めたいのだが、巫女のノルマの託宣がないのでできないでいる。その残虐な報復の時を切望しつつも、ノルマに従い、待ち続けるガリア人たち。オロヴェーゾの伊藤さん、すばらしい!なんて美声なのだ。うっとりする。声量も充分。この衣裳と髭ではさぞ暑いだろう。お疲れさまです!***Tempio d'Irminsulノルマは心穏やかにアダルジーザの吉報を待っている。しかしそうは問屋が卸さない。ノルマにアダルジーザの裏切り(?)心変わり(?)を告げるクロチルデアダルジーザはポッリオーネの説得に向かったがミイラ取りがミイラになる逆にポッリオーネにまたほだされてしまったのだ。あぁ、げに弱き心の者、汝は女。同じ女性で双子のように仲が良くて似ていても、気性だけはノルマとアダルジーザは真反対だ。E qui di sangue, sangue roman, Scorreran torrenti.ローマ人の血が河のように流れるわ!ノルマは激怒し、銅鑼を3回鳴らす。すぐにドルイドの兵士たちが参集する。先頭の戦士は走ってくる。ガリア人たちは血に飢えている。この時を待っていたのだ。Norma! Che fu?ノルマは言うGuerra, strage, sterminio合唱Guerra, guerra! Le galliche selve いけにえは誰なのかを告げてくれ!そこに騒ぎがポッリオーネが連れてこられる手首を縛られているポッリオーネはその場にひざまずかされる。ポッリオーネ殺せ!ノルマ私が殺します。ノルマはひざまずくポッリオーネの後ろ髪をつかみ、顔を上げさせる。見つめるノルマ緊張が走る。(できないわ!)群集Ferisci!刺すんだ!その前に…ノルマは事情聴取の必要があるからと人払いをする。壁が有効に活用される。壁が半ば閉まり、壁の前にポッリオーネと二人きり。ここからまた名シーンですIn mia man alfin tu seiポッリオーネを心理的に追い詰めるノルマ。女って怖いなあ。あたしにはできるのよあなたの命を救えるのは私だけなのよ。もうアダルジーザに会わないと誓って!私もそしたらもうあなたの前には現れないわ。誓って!No. Si vil non sono.私はあなたの息子も殺すとこだったわ。Oh Dio! Che intendo?なんだって激しく叫ぶポッリオーネそうよ。俺を殺せばいい。オレ一人が死ねばいいんだ。ローマ人全員が死ぬのよ!アダルジーザを火あぶりにすると脅す。Ma di lei, di lei pietà!お慈悲を!いまさらなの?もういいわあなたをあたしと同じだけ不幸にしてやったから。Ah! T'appaghi il mio terrore! 私だけに怒りを向けてくれ!Dammi quel ferro!その短剣をよこせ!ノルマは人を呼ぶ。またポッリオーネは拘束される。いけにえの名を告げよう。それは巫女だ。動揺するポッリオーネNorma, pietà!裏切り者の巫女の名は?火刑台を準備するがよい。しかしノルマは急に天啓のように気が変わる。アダルジーザを殺してポッリオーネを苦しめるということが理不尽であることに気づき反省する。Son io.私です。ポッリオーネも雷に打たれたように気が変わるノルマの本当の真実の愛を知りまたノルマを心から愛するようになったのだ。ノルマが、裏切り者なのか?皆、信じちゃいけない!ポッリオーネが叫ぶノルマは嘘は言わないわ。Sotterra ancora sarò con te一緒に火刑台に上り死にましょうah, sì, moriamo! ポッリオーネとノルマの二重唱二人は共に死ぬことを決意する。Pria di morire, perdona a me! Che feci, o ciel!巫女でありながらローマ人と情を通じた女を群集とオロヴェーゾは許さない。ノルマは子供のことだけが気がかりだった。父親であるオロヴェーゾに懇願する。お父様…Tu m'odi.聞いて下さい私は母なのですMadre!Deh! Non volerli vittime Ah! Padre, abbi di lor pietà!オロベーゾはついに娘と孫への愛の前に屈する。Padre, tu piangi?Oppresso è il core三重唱と合唱。笛田さんの声がひたすら立つ。すばらしいテノールだ!Padre Addio!二人が火刑台に向かう全幕了大感動の舞台!ひたすら感謝しかありません!お疲れさまでした。***次世代大型テノール小笠原一規さん。あす7/2公演、フラーヴィオ役で堂々藤原本公演デビューです!Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist
2017年07月01日
自分ではイケメン好きだと自認しているが、もしかしたら潜在的にゴリラ系がタイプ🦍なのか?自分では認めたくないが…。 自分が衝動的に買ってしまうチケットの傾向を分析するとある一定の法則が…。 大相撲やプロレスが大好きな女性っていますよね。女性の本能なのかなあ(笑)。
2017年07月01日
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