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次の友人・タイノー君の元へ向かう。 彼は両足にハンディキャップがあるやつなので、より心配なのだ。 玄関を入ると犬のケージ…中は泥だらけだ。 わし「ここにも津波来たのか?」 タイノー「いえ、それは犬のウンチで…(^。^;)」 どんなけ溜め込んだよ(-.-;) わし「で、肝心の犬は…」 タイノー「死んじゃいました(ToT)」 わし「そうか、この地震で…」 タイノー「いえ、地震の一週間ほど前に…(^_^;)」 (-.-;)…この不潔な環境にやられたんだな… 部屋に入るとガレキの山が… ん!? これはコンビニ弁当の容器では??? タイノー「地震前から捨てなかった物が…(^_^;)」 アホかヽ(*`Д´)ノ このゴミの量がそんなレベルかい! 半年、一年と溜められたゴミ… 部屋に入りたくない(;_;) タイノー「そう思ってこっちの部屋は掃除しておきました」 ……確かに…コンビニ弁当はないが…… 大量のホコリに髪の毛から謎の毛まで…(ノ△T) 座りたくなかったが、持参マットを敷いて対応(>_<) ある意味最大の被災だ(泣) タイノー「わざわざ来ていただいて感謝です」 わし「無事生きてたか…」 やっとまともな会話になった(^_^;) タイノー「断水で洗濯もできないし…」 いや、洗濯物だってとてもここ二週間ばかりの量じゃないぞ… それに異臭… 地震以来、断水で入浴できず、車がないから銭湯などにも行けなかったらしいが… 体臭以外の臭いも大分混じってるだろ(-.-;) 近くの施設も断水で入浴出来ないので、避難所の自衛隊・洗髪所で軽いお湯浴び(^O^) まあ頭も体も洗えたし、とりあえずさっぱりしただろう。 避難所は奥の大部屋へ入れず、通路でダンボールの上に寝ている人も多い。 通路は多くの人が通るし、プライバシーどころか騒がしくて落ち着いて寝ることもできないだろう。 せめて安眠できるよう何とかしてあげたいものだ… その後、通水している仙台市のコインランドリーに向かうが、5時間待ちだよ(;_;) 何事も忍耐の被災生活だが… 地震のはるか前よりこのゴミ屋敷に暮らせたコイツなら大丈夫だろう(*´艸`*) 明日は被災者支援と言うより普通の大掃除だよ…(ノ△T)
2011.03.29
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友人の職場を中心に辺りを走ってみる。 塩竈港では船が倒れ(写真)道端では土砂とガレキ、大破した車が山積みとなっている。 コンビニやスーパーも殆どの店が閉店しており、一部短時間に開いている店がある程度だ。 地震から二週間以上たってもこの状況… 震災直後は凄まじい光景だったろう。 道路の真ん中に流れてきた家屋や車を人力で角へ移動させたなど、被災者の苦労がよく見える。 正直、テレビで見ているだけの時は大変だとは感じながらも、やはり少し他人事のような気がしていたのも事実だ。 しかし、現地に入ってみると他人事ではない。 まさに日本人全ての助けが必要なのだ。 友人宅の一階のゴミの撤去や清掃、全ての電球の取り替え、トイレの修理などとりあえず出来ることはしておいた。 水は絶対必要、食料は中でも水や火を必要としないパンなどが好評だ。 防水手袋や沢山の大きめビニール袋、風呂に入れないので体拭きシートやお尻拭きシート、水がないので洗う手間のない使い捨て食器類など、自分がサバイバル生活をしていた時を想像し持ってきた物も好評で、ほっと胸をなで下ろす…多少は役にたったようだ。 さあ、次の友人宅を回ろう… 少しでも多くの方の役にたって帰ろう。
2011.03.28
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青森から東北自動車道を使って仙台方面へ向かう。 ガソリンが給油出来るかがカギである。 ニュースではサービスエリアは長蛇の列だとか。 岩手山SAで給油すると… 全くガラガラ(⌒~⌒) しかし、二千円分しか入れてくれなかった(ToT) 次の給油所からは、すごい行列… 宮城県に入ると全ての給油所が閉鎖されてた(ToT) 高速を降り、国道4号線。 仙台駅近くなども通るが、大きな被害はないように見える。 ところが… 隣の多賀城市に入った途端、状況は一変(◎o◎) 車が完全にひっくり返り、建物倒壊。 スーパーの一階、二階とも完全な吹き抜けに…(ToT) 走りづらいと思ったら、信号止まってる。 友人宅に着いたら、水もガスも出ない。 下水も止まっていて、トイレも流せず… 皆で大量に流すとマンホールから溢れかえるようだ(◎o◎) 大量の水に食料は積んできたものの、ライフラインの停止とは恐ろしいことだ。 この家と地域にワシが貢献出来ることなどあるのだろうか(;_;)
2011.03.27
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日本全国旅していて、多くの友人に出会った。しかし、地震以降、東北の皆にはなかなか連絡が取れずにいる。中には、数日前からうちにとまりに来ていた友人もいたが、今日やっと連絡がとれた男がいた。ランス・・・もう一つのワシのブログの読者なら知っている人もいよう。やつは、宮城なのだが生きていた。何度も電話していたがつながらず心配していたのだが・・・ほっと胸をなでおろした。だが、やつの嘆き悲しむ声を聞いて、交通網は麻痺、水道も使えず、ガスも出ない・・・電気だけは何とかつながるようだが、自宅で一人、両足が動けず不自由しているようだ。それに仲間が目の前で3人も流されたそうな。あいつの心の底を理解できるほど、お遍路でも成長はしていない。しかし、あいつの痛みと悲しみは理解できる。それに松島や東松島にも連絡が取れぬ人たちがいる・・・どこまで出来るかわからないが、とりあえず現地に向かおうと思う。実は昨日手術をしたところだが、明後日には出たいと思う。数年前、多くの人に支えられた自転車旅だった。今回は最大限お返しするときである。東北の友よ。今一時、待っていろ。友人だけに気をとらわれている状況ではないとは思うが、人々全員を面倒見れるほどの状況ではないと思われる。不幸にも震災にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。しかし、今回一友人を助けるために、東北に入ることをお許しください。決して軽い気持ちではありません。そして、道々お困りの方には必ず手を差し伸べます。手術後すぐであること、お遍路で足が完治していないことなどから、なるべく車で入りたいが・・・ボランティア情報などを見ると県外からの入場者お断りも多数見受けられる。情報が多岐に渡り、あまりにも多すぎて整理できない。最悪は、我が自転車で入る必要もあるのかもしれない。自転車とはいえ、あれなら1週間以上の食料は積めると思う。情報をお持ちの方は具体的にお知らせください。塩釜を中心に、松島、東松島あたりまで、入って行きたいと思う。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー余計な誤解を生まないために・・・ワシは世界を旅し、野宿はもちろん、戦時中の国なども渡り歩いておりますので、そういった意味で皆様の迷惑になることはないと思いますので、誤解なきよう・・・とりあえず、行ってきます!!
2011.03.24
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