2003年02月07日
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 私の親は昭和11年生まれの父と、18年生まれの母。
 幼少の頃は色々とあったけれど、今はその頃よりは穏やかに過ごしているらしい。

 弟の連れ合いのお母さんが先日亡くなった。

 彼女は高校生の頃父親を既に無くしている。未婚の弟さんがいる。
 私の弟とはいわゆる「出来ちゃった結婚」6年生の女の子と2年生の男の子がいて、看護婦の仕事を再開した。

 家族の始まりの形が、その時代の親にとって衝撃的だったので、ずいぶん反対もされ、本人も悩んだ末の結婚だったと思う。新しい命を尊重する立場もあっての結婚だったのかもしれないとも思う。
 弟と同い年の彼女は、もしかしたらずいぶん弟のわがままに付き合ってきたのかもしれない。そう思うと、私は彼女に同情するやら、色々複雑な気分。

 弟夫婦ということもあり、あまり交流はないのだけれど、心配しつつ見守る立場をとっている私達。小姑の立場である私は、うるさく出るべきではないのだ。


 祖母を送る母の姿が思い出されて、なんとも切ない。

 誰もが、親との別れがやってくる日を想像しつつ、信じられずに過ごしているのかもしれない。自分の死は現実と思っても、親の命は永遠だと。同じく、我が子は自分より必ず後だと。

 私のところは夫の親も自分の親も、幸いなことに健在でそれがあたりまえのように過ごしているが、新聞のお悔やみ欄に親と同年代のかたがたの広告を見ると現実を目の当たりにするようで、なんともいえない気持ちになる。

 今はただ、弟の連れ合いの悲しみが癒される日が来ることを祈りたい。





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最終更新日  2003年02月08日 02時05分04秒
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