のんびり・ゆっくりダイエット

のんびり・ゆっくりダイエット

2020/10/21
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永平寺着・・
まずは腹ごしらえ・・
駐車場の目の前にある「井の上」へ







10割そばの定食を・・
そば汁はそのまま飲んでも美味しいお味・・
お蕎麦をつけて食べるにはもう少し濃くてもいいかな・・
炊き込みご飯も薄味で美味しかったぁ・・
天ぷらは残念ながら揚げたてでなくて残念・・
炊き込みご飯の半分以上と
天ぷらはクマさんに手伝ってもらいました・・
ここから上に上がっていくと







曹洞宗の大本山永平寺に到着・・
木々が生い茂る参道に一歩足を踏み入れると
空気がスッと変わり一気に参拝モードに・・
背筋を伸ばしたくなるような雰囲気が漂っています・・







コロナの影響で手水も自動で・・
手をかざすと勢いよくお水がでてきました・・

永平寺は道元禅師(どうげんぜんじ)によって開かれた
坐禅修行の道場で曹洞宗の大本山です・・
244(寛元2年)道元禅師45歳の時に
傘松峰大仏寺として建立され
その2年後の1246(寛元4年)に吉祥山永平寺と
改められました
770年以上経った今も永平寺の修行は
禅宗の中で最も厳しいと言われ
約160名の雲水(うんすい)と呼ばれる修行僧が
修行生活を送っています・・

画像右下が参拝入り口です・・







最初にお坊様からの説明を聞きます・・







注意事項が書いています・・
写真は雲水に直接カメラを向けなければ
自由に撮影していいそうです・・







回廊で結ばれている永平寺・・
永平寺は33万平方メートルの敷地に70を超えるお堂と
楼閣があり
なかでも「七堂伽藍(しちどうがらん)」という
修行に欠かせない7つの建物が回廊で結ばれています・・

こちらが長い回廊で
毎朝・雲水がぴかぴかに磨き上げています・・







その7つとは「山門」・「仏殿」・「僧堂」・・
「大庫院(だいくいん)」・「東司(とうす)」・・
「浴室」・「法堂(はっとう)」のことです・・

建物の並びは坐禅を組んだ人の形にも例えられ
法堂は頭・仏殿は心臓などとも言われているそうです・・







最初に向かったのが230枚の日本画が美しい
「傘松閣(さんしょうかく)」別名「絵天井の間」







1階は参拝の方々のための控室や研修
宿泊のための部屋ですが
2階は156畳敷きの大広間があり
その天井には昭和初期の有名な画家144人による
230枚の日本画が埋め込まれています・・
そのほとんどが花鳥風月をあらわした日本画です・・







東司(とうす)
お手洗いのことです・・
一番奥に洋式トイレがあります・・
ほとんどが和式でした・・


















山門・・

生涯でたった2回だけ通ることが許される「山門」・・
永平寺最古の建物で雲水が正式に入門する時
そして修行を終えて永平寺を出る時にしか
通ることが許されない
まさに「永平寺の玄関口」・・









山門の両側には仏教の守護神である四天王が祀られています
すごい迫力です・・



















雲水たちの台所「大庫院」(だいくいん)

大庫院には雲水の食事をつくる台所があります
1階には「典座寮(てんぞりょう)」と呼ばれる場所があり
食事担当の雲水は毎日午前1時半頃に起きて
皆の料理をつくるそうです・・

大庫院の正面に祀られているのは
足の速いことで有名な守護神「韋駄尊天(いだそんてん)」
温かいものは温かく・冷たいものは冷たい状態で
食事を運べるように
火事が起こったときにいち早く火を消せるように
などさまざまな説があるそうです・・







大庫院の前に掛けられた長~い「すりこぎ」も見所の一つ!
左側にあるのが「大すりこぎ棒」
なんと全長4m!
もともとは黒だったのがみんなに撫でられ
すっかり木目が現れていました・・







説法の場「法堂」
次に向かったのは説法の道場である法堂・・








朝のおつとめなどの各種法要がこの建物で行われます・・
中央には「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」が
祀られています・・








法堂は七堂伽藍の最も高いところに位置しているので
ここから四季折々の美しい景色が眺められます・・









仏殿
現在・過去・未来の仏が祀られている「仏殿」
よく見ると三体の如来が確認できます







明治35年(1902)の改築です・・
中央には曹洞宗のご本尊であるお釈迦様が祀られています
向かって右側から過去・現在・未来の三世を現しています
また
正面上に「祈祷」の額が・・
昼や晩のおつとめでは世界平和や万民安楽を
お祈りしています・・









曹洞宗の聖地「承陽殿」
法堂から西の回廊を進むと
永平寺でもっとも神聖な場所と言われる
「承陽殿(じょうようでん)」があります・・

道元禅師の御真廟(ごしんびょう)つまりお墓にあたるもの・
日本曹洞宗発祥の根源であり
聖地ともいえるとても大切な場所で
永平寺歴代住職の位牌も祀られています・・
道元禅師は「承陽大師」とも呼ばれていたことから
この名前がついたそうです・・


続く・・


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Last updated  2020/10/21 04:23:36 PM
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