のんびり・ゆっくりダイエット

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2022/12/13
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香山墓地があります・・
この墓地は萩藩主(毛利本家)の墓所で
13代毛利敬親が居城を萩から山口に移して以降の墓地として使用するために
造成されたものです
明治4年(1871年)に敬親公が山口で亡くなってこの地に葬られ
14代毛利元徳夫妻・15代元昭夫妻の墓があります・・

うぐいす張りの石畳

このあたりで手を叩くか強く足踏みをすると
美しい音が返ってきます・・
「うぐいす張りの石畳」と呼ばれ親しまれています・・

人為的に造られたものではありませんが
前方の石垣や石段等に反響して美しい音色を出すものと思われます・・

手を叩いたり強く足踏みをしてみると
あら不思議・・
反響して美しい音色が聞こえました・・

更に奥に進むと





洞春寺

山口県庁の北に位置する第16番札所の洞春寺・・
洞春寺は元々「三本の矢」の訓で有名な毛利元就公の菩提寺として
開基されたのが始まりです・・
山門や観音堂は国の重要文化財で本尊は聖観音・・





本堂

洞春寺は毛利元就の菩提寺で元亀3年(1572)に孫の毛利輝元によって
現在の広島県安芸高田市に創建されました・・
その後
毛利氏とともに広島市・萩市・山口市へと移り
明治4年(1871)に現在の地に移りました・・
現在の地は応永7年(1400)に大内盛見が創建した国清寺があった地です・・





観音堂

この観音堂は上宇野令滝の観音寺にあったものです・・
観音寺は大内義弘の子持盛が豊前国篠崎で戦死した後菩提寺としたところです・・
観音寺は後に勝音寺と改まり
さらに毛利氏の時代になってからは大通院と称していました・・
堂は朽廃が著しかったのですが大正4年に洞春寺境内に移建しました・・





桁行三間・梁間三間・一重もこし附入母屋造り銅板葺(修理前こけら葺)の建物です・・
永享2年(1430年)建立ということが厨子裏の板銘にあります・・
床は禅風の四半敷瓦です・・
須弥壇は束の間に格狭間が入っていて純粋な禅宗様式とはいえません・・
蹴込板には色彩を施した蓮の彫刻があり
室町時代の特徴をよく出しています・・
岩屋造り厨子も当初のままと思われます・・
現在山門とともに重要文化財となっています・・





山門

山門は前後に控え柱のある四脚門で切妻造・屋根は檜皮葺です・・
建立年代は明らかではありませんが
室町時代中期に国清寺の山門として建立されたものと考えられていて
昭和29年9月に国の重要文化財に指定されました・・
昭和61~62年(1986~1987)の解体修理の際に調査が行われ
建立当初の姿に近づける形で復原整備されました・・
この際に屋根が修理前の桟瓦葺から建立時の檜皮葺に復原されました・・
その後
約33年が経過した令和2年に檜皮葺の摩滅や劣化が進行し
修理を要する状態となったことから
国・県・市の支援のもとで保存修理事業が実施されることとなり
令和3年(2021)1月末 保存修理工事が完了しました・・

修理工事が完了しても通り抜けはできませんでした・・

続く

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Last updated  2022/12/13 05:08:15 PM
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