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2006年03月19日
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カテゴリ: できごと
コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談』

パンフレット.JPG

あの「 お岩さん 」の怨念の話です。

夏にテレビで見るような四谷怪談のように、
おどろおどろしい感じはなく、
あだ討ちのうらに繰り広げられる、 悲しい人間ドラマ でした。

封建道徳に縛られ、耐えることしかできなかった女が、
幽霊となって凄まじい怨念を発揮するのです。


南番 」のもので、
1994年第1回コクーン歌舞伎で上演された『四谷怪談』を
串田和美 氏によって演出しなおされたものでした。

コクーン入り口.JPG

ちなみに「 北番 」は
南番では上演されない「三角屋敷」「小仏小平内」を
加えた串田演出による新しい『四谷怪談』だそうです。


一言でいえば
おもしろかった~ です。

演出がすばらしかった

歌舞伎座で見るのとまた一味ちがって、
新しくて、自由な雰囲気が漂っていました

火のついた提灯から お岩の幽霊(中村勘三郎 )が飛び出し、
宙を舞うシーン( 提灯抜け )は本当に感動しました。

その後、裏切った夫、 伊右衛門(中村橋之助)
会場内いたるところに幽霊たちが、神出鬼没でした。
ふと気がつくとお岩が隣に座っていたり
ねずみのようなものが這い回ったり……
そこらじゅうで悲鳴があがっていました。

私達がいた2階席にも何かが上から飛んできて、
頭をかすめていきました。

会場を巻き込んだ演出で、大盛り上がり!

そして、最後のクライマックスには
水の中にバンバン飛び込むシーンがあるので、
1階席の桟敷の人にはあらかじめ カッパ
水よけのビニールシート が配れらていました。

幕間に楽屋番の人がでてきて、
ビニールシートの使い方の説明があり、練習をしていました。
それが、演出のひとつとなっていて面白かったです。

実際のシーンでは、
わざと水がかかるように飛び込んだり
どさくさにまぎれて手で客席に水をかけたり、
みんな ちゃめっけたっぷり!
笑えました

怪談なのに、笑うシーンがいっぱいでした。


お岩、小仏小平、佐藤与茂七は 中村勘三郎の一人三役 で、
早替わり も見ものでした。

のぼり.JPG


とにかく大満足の3時間でした





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Last updated  2006年03月20日 13時45分46秒
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