全13件 (13件中 1-13件目)
1

【つづき】 前回に紹介した「フーレ理論」なのだが、大別すると3つのカテゴリーに分けられそうである。1.「足の利点」●足の広い面を使うので効率が良い●手の3~4倍の圧力で筋肉をほぐすので効率が良い●手や指の『点』での刺激ではなく『面』を使うので負担がかからない2.「マッサージ療法一般の共通点」●血流が良くなり代謝がUP●リンパ液の流れがスムーズになる●心地よいリズムで全身を刺激する●コリの部分だけでなく短時間で全身をほぐせる3.「証明しがたい理由によるもの」●関節の稼動範囲が広まり消費エネルギーの増加●足の裏からは手の数倍『気』が出ている●疲労物質の排出 ちょっと見ただけでも、かなりのツッコミ所がある。フーレ学院独自の理由により、三つのカテゴリーに分かれているのだが、私が分けたカテゴリーの方が解りやすいだろう。 ちなみに、フーレ学院の区別は1.結果が早く出る、2.痛みと揉み返しがない、3.ダイエット効果、である。どれがどれを説明しているのか、見当が付かないものが多い。1.足の利点について●足の広い面を使うので効率が良い●手の3~4倍の圧力で筋肉をほぐすので効率が良い●手や指の『点』での刺激ではなく『面』を使うので負担がかからない 彼(彼女)たちの理論だと、指や掌は「点」で、足の裏と言う「面」で揉む事に利があると言う。 確かに、私自身も腰の辺りや背中が酷く凝る事があり、手でグイグイ圧されるよりも、足で的確にツボを刺激された方が、スパッと響く場合はある。 しかし、これは「的確に」ツボを圧された場合であり、一般的に手より足は不器用であり、指先ほどに爪先を使いこなすようになるまで、相当の訓練が必要であると思う。→だったら手で圧した方が早いんじゃないかしら? また、「指や掌が点である」と言う論に関しては、非常に納得しかねるトコロである。場合によっては「指先」ですら「面」である。それほど、人体のツボ(反応点・治療点)と言うのは繊細なのである。この事について反論のある者はいないだろう。あまつさえ「掌が点だ」などと言うのは暴論の類である。 そして「手の3~4倍の圧力」と言うのも、俄には納得しかねる。 瞬間的に蹴飛ばしたり、殴りつけたりする場合、攻撃側と被害者側には静止摩擦力があるため、あるいは地面からの反作用があるために、時に数百キロの力がかかる場合がある。しかし、マッサージや指圧の基本原則として、「漸増・漸減の原則」がある。 人間が二本足で立つ以上、「本人の体重」以上の重さは、受療者に負荷されない筈である。(ただし、天井や手すりなどに手をかけて、その反作用を用いる場合はこの限りではない。)これは、手指による刺激でも同じである。3~4倍と言うのは何を指しているのであろうか。 また、「圧力は面積に反比例する」と言う物理の原則から言っても、足の裏で踏むよりは、指頭で点穴する方が圧力は高い。 クドクドと論拠を述べてしまったが、とどのつまり、「術者が楽」だからなのでしょう。按摩術にも足で踏む技はありますが、あくまで「技の一つ」であり、「手当て」と言う程の行為に、わざわざ足を使う事も無いと思います。2.「マッサージ療法一般の共通点」について●血流が良くなり代謝がUP●リンパ液の流れがスムーズになる●心地よいリズムで全身を刺激する●コリの部分だけでなく短時間で全身をほぐせる 「マッサージ」とは起源は西洋であり、日本では「あんま・指圧」と区別しなくなってしまいましたが、プロの世界の常識として、マッサージは皮下にあるリンパ液の流れを重視した治療法であり、基本的にはオイルなどの「滑剤」を塗布して、素手で素肌に行う治療法であると言う定義があります。 現在では「エステ」で行われているマッサージが、西洋的なマッサージの典型的スタイルであると言えます。※受療者は衣服を脱ぎ、オイルを塗り、素手で比較的軽い刺激で、浮腫などのリンパ液代謝障害を治療する。 これは手だろうが足だろうが、効果として変わらないのである。「効果」と言う言い方は、代替医療の話をするときに表現があいまいで問題になるので「目的」と言い換えてもよい。血流やリンパの循環をさておくことはできないのである。 施術において「リズム」だ「全身」だ、などと言うのは、それこそ治療家のスタイルの問題であり、リズミカルでなくても目的達成のためにはジンワリとした治療をしなければならない場合もあるし、局所の疾患もあれば全身の疾患もあるのだ。木を見て森を見ずと言うのも間違いであるが、森を見て木を見ない、あるいは一本の木の問題をすぐに森の環境問題とするのも、間違いである。 木の問題なのか、環境の問題なのか。3.「証明しがたい理由によるもの」●関節の稼動範囲が広まり消費エネルギーの増加●足の裏からは手の数倍『気』が出ている●疲労物質の排出 関節の稼働範囲と言うのは「可動域」の事であろう。「稼働」ってなんだよ(笑)。基礎的な医学用語ぐらいは、漢字FEPのユーザー辞書に入れておいても損はないと思う。 関節の可動域が広がったからと言って、体のエネルギーの消費量がどうこうすると言う事はない。体内のエネルギーが、関節可動域の維持に使われると言う事は無いためである。 また、足の裏からは、手の数倍、気が出ているのかどうかは、非常に疑わしい。まず、鋭い人(クイズ好きの人)ならば気がつくだろうが、手のから出る『気』とやらが「ゼロ」だとしたら、ゼロに何を掛けても「ゼロ」。数学的に間違ったことは言っていないと言うのが、フーレ・セラピーの言い分である。 気と言うと、東洋医学の単語だが、何故おフランスの治療術で気の話が出るのかも、謎。ここまで来ればなんでもありである。“波動”とか言い出さないだけ、マシである。 ちなみに、足の裏は「湧泉」と言うツボがあり、足之少陰腎経である。「腎」と言うのは東洋医学で特別な意味があり、生命力の根本だと言われている。また、陰の経絡は下から上に向かう。 もしかしたら、術者が患者の生命力を吸っているのかも知れない!(笑) これは足裏を揉む、足裏リフレクソロジーの真逆なのである。 その証拠に、「治療者が健康になる」との触れ込みまである。↓↓ それにしても、冒頭の「therapie」と言い、単純な間違いが多すぎる。 “リフレ効果”とは多分「Reflexology(リフレクソロジー)」の様な効果があるよ、と言いたいのであろう。患者さんを健康サンダル代わりにする神経も信じがたいが、どうも「リフレックス=反射」(体全体の情報が、足裏に投影(反射)されると言う仮説)と、「リラックス」を故意に間違わせるような表現を、端々に見る。これはフーレ・セラピーに限ったワケではないのだが。 このフーレ・アカデミーとやらは、どうも「英国式足裏マッサージ」で一世を風靡した、癒し系産業の最終形態である「患者(治療費)→講習会(セミナー代金)→免許(発行代金)」と言う、いわゆるディプロマ商法の何匹目かのドジョウを掬いたいらしいのである。 当然、こんな短期間の講習で医療の国家資格を授与されるハズも無く、ディプロマは企業が発行した「貴い紙」でしかない。まったく、このフーレ・セラピーに通う者にとってはいい面の皮だといか言いようがない。 また、googleで検索しても、foulee therapieがヒットしないと言う事が、この情報時代に嘘はつけないことを物語っている気がしてならない。【参考】フーレセラピー・アカデミーhttp://www.foulee.co.jp/
2006年08月30日
コメント(0)

「手抜き」の治療、フーレ・セラピー(足踏療法)!?公式サイトより(いくらなんでもソリャ無いんじゃないの?)■人体を揉んだり引っ張ったりして治療することを、日本では「あんま」と言う。漢字で書くと「按摩」。“按”とは押さえる事であり、“摩”とは摩擦の摩である。 古くは約2000年前に書かれた、人類最古の医学書である『黄帝内経』に「導引按キョウ」と記されているのが、呼吸法や運動法(ストレッチのようなものか)を含む、按摩であるとされている。現代の中国では「推拿(すいな)」と言っている。 この按摩術は、道具も使わないし、比較的簡便に学ぶことが出来る。また、長い歴史の中で世界中に発展し様々な変遷を遂げた。 現代社会では広く受け入れられて、医療の一端を担っている。■しかし、医療行為である以上は、疾患や病人を扱う治療であり、引いては生命に携わる事となる。日本国内では「按摩・マッサージ・指圧師法」と言う法律で定められて、治療師となる者は三年間、解剖学や生理学、病理学を学び、国家試験に合格しなければならない。(全ての医療職は国家資格を得て厚生労働省の許可を得る必要がある)▼が、ここに一つの抜け穴がある。 「按摩マッサージ指圧師法」で定められているならば、「オレは按摩マッサージ指圧師じゃないよ」と言ってしまえばよいのである。 日本医療にあるこの“抜け穴”はかなり大きく、例えば“アロマセラピー”や“整体療法”や“気功”だと主張する治療家たちがゴマンといるが、その実態は「マッサージ」なのである。(つまり、ホントに「芳香」やら「気」やら「骨のズレ」とやらで病気になったり治ったりしているか、怪しいのである。) 「武士」と「サムライ」と「もののふ」ほどの違いがあると言うわけなのだろう。(笑)■そこで、この“フーレセラピー”である。※さて、ここまで書くと私が雑多な代替医療に対する否定派と勘違いされてしまうのだが、そうではない。 私は専門が中医学である。 従って、「アロマテラピーは「芳香」というものを用いて、“神”に作用させているのであろう」(事実、乳香や没薬と言った漢方薬は精神に作用させる生薬である)とか、「気功(内気功)の重要性」や、カイロプラクティックの理論(これはそもそも西洋医学であるが)と言うのは、よく理解しているつもりである。もっと言えば、賛成である。 で、またフーレ・セラピーの話に戻すと。 フーレ・セラピーとはFoulee[仏:足で踏む]とTherapie[英:療法・癒し]との合成語であると書かれている。系列と思われる治療院系のウェブサイトでも同様の解説がなされているが、英語ならば[Therapie(明らかに仏語)]じゃなくて[Therapy(セラピー)]の間違いなんじゃないだろうか。うーむ、誰も疑問に思わないのかなぁ・・・。 しかも、「Foulee Therapie」を機械翻訳にかけると「緊張した治療」と出る。「la foulee therapie」とすると、「一歩療法」と出るんだけどね。ここらへんの微妙なニュアンスの違いも、気になり出すと止まらない。「患者様を足蹴にする」事に対する言い訳、違った、理由は以下の通りだそうだ。1.●足の広い面を使うので効率が良い●手の3~4倍の圧力で筋肉をほぐすので効率が良い●足の裏からは手の数倍『気』が出ている2.●手や指の『点』での刺激ではなく『面』を使うので負担がかからない●心地よいリズムで全身を刺激する●コリの部分だけでなく短時間で全身をほぐせる3.●血流が良くなり代謝がUP●リンパ液の流れがスムーズになる●関節の稼動範囲が広まり消費エネルギーの増加●疲労物質の排出【参考】フーレセラピー・アカデミーhttp://www.foulee.co.jp/ 最近ブロゲネタが無くなってきたので、しばらくフーレ・セラピーで遊ぼうと思うのでお付き合いをよろしく。
2006年08月29日
コメント(0)
![]()
販売価格 2,880円■↑これだそうです。 対応したipodをお持ちの方は、是非どうでしょうか? 私も、昔は中国語CDをMP3で通常よりも圧縮率を上げて(要はボーカルだけだからネ)、CD一枚に詰め込んで電車で移動中の時に聞いてました。【詳しい情報はこちら】■ASCII24
2006年08月29日
コメント(0)
◆中医交流大会無事終わりまんたー。 ◆実はシンポジウムの司会を任命されていたりして、もし議論紛糾になったら「実力行使」も・・・・ と思いきや、円満に会は終了いたしました。 ああよかった
2006年08月27日
コメント(1)
◆疲れがとれんなー(´Д`)
2006年08月25日
コメント(0)

■十徳ナイフって、あるとちょっと便利ですよね。 今回のTCMNでも、持って行けば好かったなあ・・・。 だけど、必ず3-4コは使い方がわからないパーツがあるものです。↓これらとか
2006年08月24日
コメント(0)
■ボランチアでお手伝いしている某中医大会の抄録マトメのオハチが回ってきてしまい、こんな遅くまで格闘している今日この頃。>講師から頂いた原稿をそのまま掲載って、そりゃムチャな!■んー・・・手を抜いていいところと、抜いちゃいけないところがあると思うんですよね。 しかし、私自身は売文業(笑)なんぞしたことがないワケで。人様の書いた原稿を私的な見解で編集しちゃうって、ある種の開き直りがなきゃできんな、と思った。(それにしても、素人が書いた文章って、見られたモンじゃないスね・・・このブロゲだってそうなんだけれど→ボランチアが校正したあとだって“素人が二回見直しただけ”なんだけどねorz...)■まあ、目次と体裁だけは揃えられそうです。“じゃ、これをお願いします”と渡されたのは、複数の原稿ファイルがプリミティヴ。(ファイル名だけは統一されていた)マジで、「生のままのテイスト」で入稿だったんスね。。。
2006年08月13日
コメント(2)
■中国産ウーロン茶の葉から、残留基準値を超える有機リン系殺虫剤「トリアゾホス」が相次いで検出され、厚生労働省は9日、中国産ウーロン茶の葉や加工品を輸入する業者に対し、食品衛生法に基づく検査命令を出した。■中国産ウーロン茶の葉は年間2万トン近くが輸入されているが、同法に違反したケースが見つかったのは初めて。 同省によると、7月中旬~8月初旬、大阪検疫所で0・08ppm、広島検疫所で0・14ppm、神戸検疫所で0・16ppmのトリアゾホス(残留基準値0・05ppm)をそれぞれ検出した。 輸入業者は今後、同省の登録検査機関に茶葉や加工品を持ち込み、基準をクリアしないと輸入できない。(読売新聞)【元ネタ】 ■
2006年08月09日
コメント(0)
◆台風一過
2006年08月09日
コメント(2)
◆裸眼立体視
2006年08月09日
コメント(4)
◆ハッカ・サイダー。
2006年08月07日
コメント(2)
◆これからの時代は、白衣じゃなくてメイド服だよね。 ◆ムサい男に揉まれるよりいい!かも。 (注意:マッサージ治療には国家資格が必要です)
2006年08月04日
コメント(0)
◆ついつい衝動買い。 0.25mmのボールペンを抜いた快挙。
2006年08月03日
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1