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ずっとみないでいたヒット映画「ベルリン・天使の詩」をはじめてビデオでみたのだった。88年公開というのだからわたしがいちばん映画をみていた時期なのだけど、ヴェンダースのほかの作品がいやだった経験があって(なぜだかさえわすれてしまった。無責任な観客)、また、ちょっとうわさをきくと、天使が人間になる話なんてなんだかかわいそうな気もした。それに大体わたしには「日本通」の外人になんだか軟弱なものを感じるところがある。モノクローム美、とか、現代のメルヒェンなどといわれると余計軟弱インテリの世界のようで、みたくなくなってしまった。わたしがそのころ硬派であったかというとまったくそうではなかったんだけど。さて年月を経て実際みてみると、そんなに悪い映画ではない。美しい、いいテーマの、説得力ある作品だ。朗読される詩はもちろん日本語ではあまり入ってこないが、まあドイツは詩の国だから。ベルリンの歴史をふまえたドキュメントという意味でももちろんおもしろい。当時の不健康路線の、今思えばやぼったいわたしが、あこがれていた都市のひとつであるベルリン(ファスビンダーはカンケーあったのか?)は、こうしてみてみると、「終戦後」の象徴みたいなところだ。(このときは壁もあるし)ここで退廃ではなく「人間性」、いきてるよろこびというテーマを描くのはとても賢く、適切なことだと思う。大笑いできはしないがちょっとユーモラスなところもいいと思う。さて、しかしみ終わってみるとやはりこれは、インテリの映画なのである。天使という知識階層よ、たちあがれ社会参加だ、と再び訴える、なんだかサルトルでカミュみたいな実存的ヨーロッパ映画なのである。日本人がつくってしまったらこのベースの意味がずれるので、主人公の天使はもっと若い美少年タイプになるし、ブランコのりはナウシカになっちまったことだろう(または援交女子高生)。それではプラスチックかベニヤ板の物語だ。この映画はおっさん天使と、「この年でようやくほんとの恋愛を知ったわ」みたいな大人の女が主役なので、古いレンガみたいにいいかんじになっている。日本人にはたぶんあんまりわからない、このドイツの、(ベルリンの?)「天使」という概念だが(キリスト教的ではない)それをきっぱりすててみるとなあんだ、ちゃんと話がわかるのであった。
2003/09/23
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少し前におこなわれた記者クラブの候補者討論で、たしかT氏がいった。「小泉首相は自分がおちたら解散だといってる。こんなことはヒトラー…」このあと、当然「に匹敵する行為」とつづくと思っていたら、なんと彼は「ヒトラーでさえやらなかった」といったのである。え?たしかヒトラーは選挙でトップに立ったとたん、「今後ナチ以外の党は認めないよーん」というむちゃくちゃな法律をとおした男である。それゆえに独裁者とよばれたのである。あんた歴史も知らないのにそんな話題よしなよー。わたしだって世界史なんて詳しくもなんともないが、首相になりたい人がこんな場所でインテリぶってえーかげんなことをいってはいかんとはずかしく思った。しかしもっとはずかしいのは、「最近読んだ本は?」という質問に、K井氏が「いそがしくて読んでない」と堂々答えたことである。汗かいて票集めする以外に何の活動もしてないのがばればれである。(そうでなくても誤解されるぜ)あのねーうそでもいいんだよ、秘書にあらすじきいてもいいから、何かこたえときゃいいのに。就職の面接行った新卒だって、まだましだ。勉強してない。視野がせまい。政策は「みんなの意見をきいて」らしいからつまり金くれたやつのいうことならなんでもきくってことか。K井氏はそれがどんなにまずいってこともわかんない。推薦者は、こいつの何について投票しろっていうんだ。(今日東京からお願いの電話がかかってきた。機械的なオバサンだった)他方小泉首相は「バカの壁」を読んだといってたが、相変わらずいやみですね。そういえば「やじうま」の小倉さんが占い師に2年以内に出馬するだろうと予言されていたが、そうすると応援演説は当然マブダチピーターだろうか。そうならちょっと見にいきたいもんだな。
2003/09/13
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実はまたアトリエの引越しを余儀なくされたのだった。作業場については光(逆光はまずい)、風通し、人通り以外はあまり文句をつけないことにしているのだが(でないと永遠に絵がはじまらない)…なかなかおちつかないものだなあ。とはいえ、私なぞは引越し回数の少ないアーチストのほうだろう。ま、新しい場所には新しいインスピレーションがあるのではないか。しかし、作品の移動、毎回大変です。
2003/09/04
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図書館で、CDを何枚か借りる前に試聴をしておこうと思った。しかしブースの利用は1人1日1回1枚ときめられており、しかも係の人がコントロールをする。つまり、1曲とばす、とか、あ、この声アカン、ほかのにしようとかできないのである。ジャケットと名前みただけでわかるわけないだろー!いちいち雑誌でレビュー(あてにならないの)読んでこいっつーの?しょうがないので数枚借りて家でかけたら、やっぱり前きいたことあってしかもやだったのがまざっていた。よりにもよって…。駐車料金は1時間まで無料とはいいつつ、なにかあせっている自分が悲しくもあった。
2003/09/03
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