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道重さん、卒業しましたね。卒業発表から、卒業公演まで、なんだか早く感じましたね。もはや、多くは語りませんが・・・。長い間、お疲れ様でした。本当に、ありがとうございました。出来るならば、また戻って来てください。待っています。
2014年11月28日
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~続き 道重さゆみのアドバイスが"的確すぎる"連載が始まった当時、2人は中学生になったばかりだった。2人の成長物語という側面も、同書の大きな特徴のひとつ。これについて西田さんは、「まるで道徳の教科書みたい」と感じたという。つまり「まーちゃんは、またひとつ大人になりました」「全員でモーニング娘。なんだなと、くどぅーは改めて気づきました」といった調子ある。また先輩・後輩の上下関係についても、非常に道徳の授業的であると指摘する。「実は芸能界って年功序列とは程遠い世界なんですよ。若手がベテランより売れるということが、簡単に起こりますしね。だけどハロプロという箱庭の中では、ちゃんと先輩・後輩の秩序が保たれているじゃないですか。後輩は先輩を心からリスペクトしているし、先輩は後輩の面倒を親身になって見ている。すごく人間関係がきちんとしているし、お互いに高め合っている。そこは私がハロプロを好きな大きな理由なんです。私自身は先輩・後輩の関係とか集団行動が苦手だったけど、こういう上下関係は素敵だなって思います」そもそも、なぜハロプロ内部では後輩が先輩を強烈に慕うようになるのか? その理由について西田さんは、「ハロプロは実力主義だから」と冷静に分析する。売れているかどうかという観点のほかに、きちんとパフォーマンスができるのかという点が重要視されるからだ。グループ加入後もみっちり練習を積ませるハロプロでは、1年も経てば明確に実力が身につく仕組みになっている。特に上から命令されることがなくても、実力が上の先輩たちを自然に敬うようになるというわけである。「成長という意味では、2人とも成長期の女の子だけに、急激に変化する容姿への悩みも大きいと思います。この本の中でも、特にまーちゃんは太ったとか痩せたとかをものすごく気にしていますよね。中高生......特に15歳前後の年齢っていうのは、本当にぽっちゃりしがちなんです。食欲に歯止めがかからず、食べたあとで猛烈に後悔したりする。ハロプロの先輩たちは、2人に対して繰り返し言いますよね。"今はダイエットなんて気にする必要はない"って。まったくその通りだし、すごく正しいことを言っているんですけど、それでもやっぱり気になっちゃうはずなんです。人に見られる仕事でもありますし。私自身、当時は自分が太ったことに耐えられなくて、外に出かけるときも帽子とマスクをしていたくらいですからね」佐藤さんが、卒業した先輩・田中れいなさんに憧れているのは有名な話。その影響もあってか、佐藤さんは髪を染めたがっているのだが、同時に躊躇もしているという場面が同書の中では頻出する。この現象もまた、西田さんによればアイドルという職業の本質を衝いているという。「一度でも染めて茶髪にしてしまったら、純粋な黒髪キャラとしてはファンの人から認められなくなる。もう戻れないんですよ。これは一般的な感覚からするとピンとこないかもしれないけど、アイドルだったら絶対に悩むポイントなんです。子役出身の女優さんとか声優さんに対して、ファンの人っていうのは黒髪のイメージを求めがちですよね。それと似たようなことがアイドルにも言える。要するに、黒髪好きのファンを手放すという決断ですから。ただし、他のメンバーと違う髪にして個性を出したいという考えもあるだろうし、モー娘。自体、過去を振り返っても茶髪が許容されてきた歴史がある。なので、その狭間でまーちゃんは悩んでいると思うんですよね。そのへん、まーちゃんはファンの人の思いも敏感に感じ取っているはずです」一方、工藤さんの変化についてはどうなのか? 西田さんは今年10月1日に行われたモーニング娘。'14の日本武道館公演を観て、工藤さんに惚れ直したという。同コンサートのMCで工藤さんは「12期は、みんな可愛いです。私はナルシストと言われているんですけど、これからはモーニング娘。のビジュアル担当としてやっていきます!」と力強く宣言。大きな波紋を呼んだ。「やっぱり期待しちゃうんですよ、最近のくどぅーには。ビジュアル・メン、ナルシスト・キャラ......ポテンシャル的には、道重さんを継いでくれるんじゃないかという期待ですよね。誰がどう見ても絶対に可愛いんだから、"私は可愛い"って堂々と胸を張ってほしいんです。やっぱり女の子は自信がなくてウジウジしているよりも、"可愛い私を見て!"って堂々としているほうが共感できるに決まっていますからね。そして道重さんのように世の中の女の子を励ましてほしい」さて、西田さんといえば敬虔な道重さゆみ信者としても知られている。本書の中でも最大のクライマックスとされる「特別収録・その3 道重さゆみ編」をどう捉えたのか? 熱のこもった言葉が続く。「道重さんの2人に対する接し方からして、もう慈愛に満ちていますよね。心に余裕があるし、本当に優しいお姉さんという感じ。また、2人に対するアドバイスが的確すぎて......。くどぅーに対して髪を伸ばしたほうがいいと意見したのは、私もずっとそう思っていたから、"よくぞ言ってくれた!"って思いました(笑)。結局、デビュー当時の道重さんは決して優等生キャラではなかったじゃないですか。だからこそ、問題児的な傾向がある2人のこともよくわかると思うんですよ。全部、自分が経てきていることだからこそ、言葉にも説得力がありますし」いよいよ卒業を目前に控え、ファンの間では道重さんの神格化が極限状態まで進んでいる。そうなった経緯を改めて振り返ってみると、やはり道重さんが自分を晒け出したことが非常に大きかった。具体的にはバラエティで暴れまくったり、ブログやラジオで泣き言を言ったりといった、モロの素顔を表に出す勇気。それはハロプロ的なアイドル観からは逸脱していたかもしれないが、結果的には世間を大きく巻き込んで、ハロプロの再ブレイクに寄与した。道重さんは賭けに勝ったのだ。「"自由に自分を出してほしい"という道重さんの2人に対する言葉がすべてですよ。私の希望を言わせてもらえば、2人はこれからも道重さんの言葉を胸に刻んで生きてほしいな。そして卒業後も、ちょっとだけでいいから、まーどぅーの後ろに道重さんの面影を見ていたい。それが私の、ささやかな夢ですね。でも、それはほんのちょびっとだけでいいんです。やっぱりモーニング娘。は変わっていかなくちゃいけないし、道重さんも言っているように新生モーニング娘。に生まれかわらなくちゃいけないですから。いつまでも道重さんの影を追い続けることは、いちファンとしてもダメだと思うんですよね」最後に西田さんは同書を「ハロプロのファン以外の方にも、もっと言えばアイドルファン以外の方にも読んでほしい」と力説する。中でも、まーどぅー世代の中高生女子にとっては大人たちと違う読み方ができるはずだというのだ。「大人目線でなく同年代の女の子からしたら、"ずいぶんとしっかりしている2人だなぁ"って感心すると思いますよ。それに、ためになる話も相当多いと思うんです。それこそ道徳の授業的に、思春期ならではのリアルな悩みも反映されていますし。それと、この本は何回かに分けて少しずつ読むほうがいいんじゃないかな。そっちのほうが、2人の成長がはっきりわかると思います。私自身も、まーどぅーの魅力に完全にハマりましたから」一部では"アイドル本史上、最大の奇書"とも評される同書。様々な解釈ができるという意味でも、語れる一冊なのは間違いないだろう。カリスマ・道重さゆみさんの卒業で盛り上がる今だからこそ、秋の夜長にまーどぅー本と洒落込みたいところだ。 この記事へのリンク
2014年11月23日
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偶然、見つけた記事なんですが、すごく共感出来る内容でしたので、ここに貼っておきます。とくに、ハロプロと宝塚の類似性、共通性という点に関しては、以前から、私も、同じように考えておりました。 文芸アイドル・西田藍が読み解く『まーどぅー本』ハロプロ特有の箱庭感がもたらす幸福とは? 今、1冊のインタビュー集が注目されている。『まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団』と名づけられたこの単行本は、モーニング娘。'14の佐藤優樹さんと工藤遥さんがハロー!プロジェクト(以下、ハロプロと略)の先輩たちにインタビューを敢行していく内容。ファンの間で大きな評判を呼び、タレント本としては異例のロングセラーを記録しているのだ。2人がここまで面白かったとは同書は、アイドル誌『Top Yell』での連載がベースになっている。すでにハロプロを卒業した真野恵里菜さんに加え、来春での無期限活動停止が決定しているBerryz工房の7人、℃-uteの5人、それにスマイレージの初期メンバー・2名が登場。書籍化にあたっては、振付師のYOSHIKO先生、2人がグループに加入した当時のリーダーだった新垣里沙さん、11月26日にグループを去る道重さゆみさんの3編が新録された。今回、この『まーどぅー本』を読み解くのは、朝日新聞に書評が掲載されるなど”文芸アイドル”として名高い西田藍さんだ。タレント本自体、これまで読む機会がほとんどなかったというが、「率直に言って、すごく面白かった」と語る。「私の場合、道重さんが大好きという感情が基本にあるんです。他のハロプロのメンバーに関しては、名前と顔こそわかるものの、細かいパーソナルな部分はそこまで詳しく知らなかった。読んでみて最初の衝撃は、”2人がここまで面白かったとは!”という点ですよね。それと、過去の出来事も含めて普通にハロプロの勉強になりました」インタビュー集とはいうものの、ホスト役の佐藤さんと工藤さんが主役の本といえるかもしれない。佐藤さんは支離滅裂な質問を連発し、先輩たちを困惑させることもしばしば。また、それに対する工藤さんの容赦のないツッコミもすさまじい。破綻ギリギリの空気感は、この2人にしか出せない種類の面白さだ。同時に西田さんが感じたのは、ハロプロという組織の”桜の園”感。世間一般とのギャップが印象的だったという。ハロプロには、独自の磁場が働いているというのである。「道重さんが、バラエティ番組などハロプロ外部の仕事をこなすことで初めて”自分たちは世間一般には知られていない存在なんだ”と気づいたエピソードは有名ですよね。その感覚は、いまだに変わってないと思うんです。私は真野ちゃんも大好きなんですけど、正直言ってハロプロ時代の真野ちゃんは、世間から見るとそこまで知名度がある女優でもなかった。でも、桜の園の中では違うんです。すごく活躍している、キラキラ輝く憧れの先輩。その宝塚みたいな閉ざされた感覚が、キュンとくるんですよね」その”桜の園”感が一番色濃く反映されるのは、工藤さんが同書の中で「自分はハロプロエッグの出身である」と何度も声高に主張するところだ。工藤さんがデビューした頃、すでにAKB48やももいろクローバーZは台頭していた。ハロプロが女性アイドル界で寡占状態にあった時代ならいざ知らず、ハロプロの研修生組織に在籍していた過去をなぜそこまで誇りに思うのか? しかも、すでに自分がモーニング娘。のメンバーになっているにもかかわらず。このへんが世間一般の感覚からすると、ハロプロの特殊性に映るはずだと西田さんは解説する。「前後の文脈を知らずにハロプロという特殊な世界を見ると、最初はびっくりすると思うんですよ。そのへんは本当に宝塚と似ている。宝塚もハロプロ同様、楽しむ上である程度のリテラシーが求められますから。AKB48が出てきた頃は、あざとい衣装が衝撃を与えましたよね。下着や水着で歌ったりして。ところが、それすらも露出を重ねるうちにお茶の間に溶け込んでしまい、いまや日常の風景と化した。AKB48と比べると、ハロプロはまだまだ世間に溶け込んでいない部分があるんです」ハロプロの一員であることを確固たるアイデンティティーとする工藤さんとは対照的に、佐藤さんは先輩たちの名前を覚えることすら四苦八苦していた。これについて、自身も人の名前を覚えるのが苦手な西田さんは大いに共感したという。「℃-uteの(萩原)舞ちゃんが、”好きで入ったんだから、名前を知っているのなんて当たり前”って感じのことを言うんですよ。だけど、まーちゃん(佐藤優樹)は日本の芸能界とかを知らないで育った子ですからね。”そうだよね。好きかもだけど、わからなくなっちゃうよね。人数もいっぱいいるしね”って気持ちに私はなっちゃうんです。まーちゃんに対しては、もう親とか保母さんみたいな目線(笑)。でも、その点はくどぅー(工藤遥)よりもまーちゃんのほうが世間一般の感覚に近いのかもしれませんよ」西田さんによると、2人は仕事をこなす芸能人としての立ち位置と、リアルな中学生としてのバランス感覚が抜群なのだという。おそらく、これは狙ってできるものではないだろう。「突き詰めて考えると、アイドルを楽しむという行為は、”大人たちによって作られた子供の世界”を楽しむということになるかと思います。100%子供のままの姿だったら、それは芸能や興行として機能しないはずですし。だけど一方で、多少は素の部分が見えないとファンは満足しないんですよ。大人によって完璧にコントロールされているパッケージだけでは、納得できないというか......。もちろん、そのへんは事務所サイドもわかっているはずだし、だからこそ、ある程度は自由度を与えていると思うんですよね」中学1年生の頃から、地元でモデルとして活躍していた西田さん。「モデルとタレントでは全然違う部分がある」と前置きしながらも、「それでも当時は中1なりに、そつなく仕事をこなそうと必死だった」と述懐する。大人に混じって仕事をこなす以上、悪目立ちしないように最大限の注意を払っていたというわけだ。そんな西田さんからすると、常に自分の色を出し続ける佐藤さんに対しては、共感を通り越して憧れの感情すら覚えるという。「たいした胆力だと思いますよ、まーちゃんは。ここまでマイペースなのは、よほど根性が座っていないと無理。ちょっと真似できないレベルです。普通はどんなに個性豊かなキャラクターを持っていても、注意されたりしているうちにオドオドしたりとか萎縮するものですからね。ただ、まーちゃんの自分を強く打ち出すという部分は、表現者としては圧倒的に正しい。また、こういう子をグループの一員として加えたスタッフも本当にすごいと思いますね。よその事務所だったら、アウトかもしれない。で、そんなまーちゃんが、あとがきでくどぅーに言うんですよ。”自分を抑えているように見えるけど、我慢しないでいいんだよ”って。私、あそこが好き。最大の萌えポイントですね(笑)」 続く~
2014年11月23日
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昨日、℃‐uteのナルチカライブの夜の部に行ってきました。仕事終わりに行ったので、開始から30分ほど遅れて入りました。キュートの単独ツアー公演が長崎のライブハウスでも開催されたことは嬉しい驚きでしたね。以前、このブログにも書きましたが、今年、ラベンダーと、スマイレージのライブも、ここで行われました。地元開催ということで、半ば、義務感というか、責任感のようなものを感じて、いちハロヲタとして参戦いたしました。(もちろん、楽しみでもありましたが。)ラベとスマの時は、正直、客席に余裕があったというか・・・、まあ、遅れて会場入りしても、充分にステージを見ることが出来ました。ですから、今回も、多少開始には遅れたけれども、まあ、大丈夫だろうと思っておりました。 ・・・が、甘かった!!!完全に舐めておりました・・・。いや、もうね、人がいっぱいで、ほとんど前が見えねえよ!私は、当然、客席(っていっても、オールスタンディングだけれども)の後ろの隅っこのほうに位置取るしかなく、人垣の隙間から、チラチラと前を覗こうとはしたんだけれども・・・、いや、しんどかったは・・・。私、当日券を買って入ったから、ソールドアウトではなかったんだろうけれども、これは、ほぼ満員だったな。この状態が、この箱でのライブの、本当のあるべき姿だったんだな、ということが、よく分かりました・・・。ラベやスマは、もっと頑張らなければいけないんだな、ということだったのかな・・・。私のチケットの番号が248番だから、まあ、それくらいは入ってたってことだもんな。すごい熱気と声援だったよ、超盛り上がってた。かなりの数の遠征組がいたんだろうなあ、地元のファンだけの動員とは、到底思えなかったし。キュートのファンは、皆、熱心なんだなあ、と思ったは。まあ、ハロヲタとしては、嬉しくもあり、しかし、全然ステージが見えなくて、金返せ!という思いも、若干あったりと・・・。しかし!最後に、私に、幸運の女神が訪れたね。いやね、ライブ終わりに握手会があったんだけどさ、せっかくなんで、私も参加したんだけどさ。希望者は皆、狭い会場内で、ギュウギュウの状態で、並んで待ってるんだけどさ。私が立って待ってる、その目の前で、キュートのメンバーが握手を始めたんだわ!まあ、整列のための簡易な低い柵みたいなのはあったけれども、本当に、目の前に、メンバーがいるんだよ!本当に、偶然とはいえ、思いがけない出来事でさ。ライブ中は、全然ステージが見えなかったけれども、まさか、最後に、こんなに近くで、メンバーが見られるとはね、充分にチケット代の元は取れた気分だったね。私の順番は、けっこう後ろのほうだったから、20分くらいは待ってた気がするけど、この状況なら、もう何時間でも待ってられるわ、って思ったもんな。私はさ、握手だとか会話だとかよりも、とにかく、近くで、じっと、メンバーを見ていたい人だからさ、本当に嬉しかったな。皆、可愛かったは・・・。あ、あと、握手対応っていうのかな、なんかAKB用語みたいで、あんまり使いたくはないんだけれどもさ、楽曲なんかどうでもよくて、握手の評価が全てなんていう奴は、本当に、馬鹿で、アホで、最低で、クズで、クソで、カスだとは思うんだけれどもさ。そんな、私だけれどもさ。それでも、矢島さんは、本当に、ぎゅっと力強く手を握ってくれて、私の目を見て、笑顔で「ありがとうございました」って言ってくれてさ、なんか、この人の礼儀正しさ、人柄の良さみたいなものが伝わってきたは。私でさえ、そう思うんだから、熱心な舞美ファンからすれば、たまらんのだろうなあ、きっと。また、長崎に来てほしいね。待ってます。
2014年11月16日
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最近、あるサイトで読んだ文章です。ご存知の方もいるかもしれませんが、ぜひ、皆さんにも読んでほしい。ここに、貼り付けておきます。 ついに11月26日に横浜アリーナで行われることが発表された、道重さゆみさんのモーニング娘。'14からの卒業コンサート。特設サイトでは、卒業までのカウントダウンが始まっています。25年と数ヶ月、9,300日ほどの人生のうち、4,000日以上をモーニング娘。として過ごして来た彼女の、最後のたった数十日。そう思うと、刻一刻と迫るその時にこちらも胸に迫る思いがあります。道重さんという人は、数年前こそテレビのバラエティ番組に毒舌ナルシストキャラとして登場し、常に「嫌いな女性芸能人」の上位にランクイン、強烈なバッシングを受けているような存在でした。しかし、嫌われるような言動は「モーニング娘。を世間に知ってもらいたい」という思いからであることが浸透し、またリーダー就任後のモーニング娘。が奇跡のV字回復を見せてからというもの、彼女に対する評価は「モーニング娘。史上最高のリーダー」として様々なメディアに取り上げられるほどに変わって行きました。私も、そんな道重さんによって、モーニング娘。やハロー!プロジェクトの世界に再度呼び戻された人間のひとりであります。およそ10年前、私には当時人気絶頂だったハロプロの魅力に取り憑かれた生活を送っていた時期もあったのですが、誰にでも訪れるような生活の変化により、次第にハロプロへの興味を失い、いつしかモーニング娘。のメンバーに誰がいるのかすらわからなくなっていました。それがある日、ふとインターネットの動画で観た「今」の道重さんとモーニング娘。の姿に、私は得体の知れない感動に涙が止まらなくなるという経験をしたのです。私にとっての道重さんは、かつての歌も踊りもうまくなく、目立たないメンバーだった頃で時間が止まっていたのですが、見違えるように立派になった道重さんの背中は、モーニング娘。17年の長い歴史を全てひとりで背負っているような気がしました。彼女の後ろには、卒業していったたくさんのメンバーたちの姿がありました。さらに、私が10年前、モーニング娘。に夢中だった頃一緒に過ごしていた友人たちの姿も見えました。そこには病気で亡くなってしまった友人もいたし、あれきりどこで何しているのかもわからない人もいました。朝まで録画したテレビ番組やDVDを観ながら語り合った友達の部屋の記憶。当時よく会場で見かけた名も知れぬ人たちの幸せそうな顔と、コンサート会場の空気。遠征前にワクワクしながら目覚めた朝の光...。握手会をはじめとするアイドルとの接触イベントが普通になり、グループ内で競争させられることが当たり前の現代アイドル界において、道重さゆみという絶対的リーダーと、それを慕う若いメンバーたちによる「フォーメーションダンス」というグループ全員で作り上げるパフォーマンスを武器に生まれ変わったモーニング娘。に私は、ああ、これこそが『愛の軍団』なんだと思い、また涙が止まらなくなりました。アイドルとしてグループのために生きることの美しさ、努力は人の心を動かすことを体現してくれた道重さんは、アイドルブームといわれて久しい今でも、特別な存在に思えます。そんな道重さんがリーダーとしてずっと発言し続けて来たのは、「かつて黄金期と呼ばれたモーニング娘。を越えたい」ということ。道重さんは、自分の人生をモーニング娘。に捧げたことは「大好きなモー二ング娘。への恩返し」だと言います。それならば、自分も道重さんに対して恩返しがしたい。出来るならば卒業までの間に。私は、そんな気持ちを強く感じるようになりました。自分が出来ることはなんなのか...そんなことをずっと考えていたら、気が付くことがありました。周りにいるモーニング娘。やハロプロのファンたちも、みんな同じようにそんなことを考えているんですよ。恩返しの連鎖って、とっても美しい。道重さんからはじまったこの思いが、もっと広がればいいと願っています。コラム記事:劔樹人 この記事へのリンク
2014年11月08日
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先日の日曜日のことですが、スマイレージのライブに行ってきました。まさか、ツアーで、長崎の小さなライブハウスにまで、来るとはなあ~。新規開拓のために、地方をすみずみまで巡業してるんだわなあ。まあ、最近、ナルチカ、なんてこともやってるしね、この事務所にしては、珍しく良い傾向ではあるね。私みたいな、地方在住者にとっては、なおさら。ってことで、ここでやるんだったら、そりゃあ、私も行かねばなるまい。夜の部に、当日券で入ったよ。相変わらず、チケットが高いよなあ・・・、ハロプロは・・・。私、スマイレージのライブは、これで2度目かな。前回は、いつだったか、2期メン入ってすぐ、前田憂佳がまだ在籍してた頃か。福岡まで、見に行ったよなあ・・・、このブログにも、書いてるはず。えっと、私のチケットの整理番号が、153番だから、まあ、100人は入ってたね、うん。ただ、メンバーが、MCで「客が少ない」みたいなことを、遠回しに冗談めかして言ったくらいだからね・・・、まあ、そんなもん。客も、皆、笑ってたけどね、よしよし。でも、ライブは、盛り上がったよ、遠征っぽいヲタさんたちも多数いたし、楽しかった。2期メンバーが、ずいぶん頼もしく成長してたよ、嬉しかった。3期メンバーも入ったことだし、また、皆で長崎に来てね。待ってます。
2014年11月02日
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