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昨日に続き、3月に読んだ本をまとめます。
姫野カオルコ 「すっぴんは事件か?」
人々の盲点をつくようなエッセイ集。
レディスコミック論には大うけしました。
なるほど……です。
グレアム・グリーン 「ヒューマン・ファクター」
78年に発表された「スパイ小説の金字塔」と名高い小説。
007のような派手なアクションなんて全くなく、ロンドンの情報局内のお役人スパイたちの姿が淡々と描かれます。
読後、タイトルの意味をいろいろ考えさせられました。
米澤穂信 「追想五断章」
5つのリドルストーリーが、過去に起きた事件の真相に迫る鍵となっているという凝った構成のミステリー。
門井慶喜 「おさがしの本は」
図書館のレファレンスコーナー担当の司書さんによる本探しミステリー。
姜尚中 「悩む力」
人生が年がら年中ハッピーでラッキーであるはずがない。
現代という時代、人は悩むという自由と贅沢が与えられたのだと思いたいです。
もっと若いときにこの本に出会いたかったです。
佐藤友哉 「1000の小説とバックベアード」
「小説を書くような心で書いた(本作より引用)」小説論といった感じ。いろんな読み方のできる寓意性の高いシュールな小説です。
杉浦日向子 「江戸塾 特別編」
対談集。江戸時代における「粋、通人、野暮、気障」を論じた箇所に「へーへーへー」を20回!(古い)
林芙美子 「放浪記」
林芙美子の自叙伝的小説で出世作。
昭和初期、文学を志しながらもその日暮しに喘ぐ若い女性の姿を描いたものだけど、時代の変遷を経て回りまわって、今の時代にマッチしていることに驚き。
「蟹工船」より、現代的かもしれません。
以上です。
4月に読んだ本(その2) 2010年05月19日 コメント(2)
4月に読んだ本(その1) 2010年05月17日 コメント(4)
林芙美子 「放浪記」 2010年04月19日 コメント(2)