Freepage List

2006.09.19
XML
カテゴリ: 和食
お客さんに連れられ今年の5月にオープンしたばかりと言う銀座  不老庵 (中央区銀座5-5-8 福光屋2階 03-3571-3087)でランチをした。

金沢の老舗造り酒屋「福光屋」と雑誌「セブンヒルズ」、そして京都 不老庵主人 早川良一氏のコラボレーションのレストランだそうで、高麗橋・吉兆出身の堀内陽彦氏と EKKI で総料理長を務めた飯田卓也シェフの2人が厨房を担っているのだそうだ。

1階は福光屋のショールーム的な店でカウンターがある。そのカウンターの横を抜けた先にある階段を上っていくとこの 不老庵 はあるのだが、このビルの外にも中にも看板は一切無い。

個室のような内装なのかと勝手に想像していたら、個室は無く、テーブル席があるのみ。シンプルな内装に、暗めの照明。料理はランチでも1万円(飲料、税、サービス込み)のコースのみで、12時からスタートか、13時からスタートなのだそうだ。

小さな皿がいくつも出てくるようだし、 Ryo-ri genten のような今やブームも下火になったエルブジまがいの料理なのかと想像しながら席に着いた。

福光屋 生詰め にごり酒【限定】白貴(しろき) 720ml というにごり酒からはじまり、料理に合わせて悠々 黒帯 悠々 720ml 等何種類もの福光屋の日本酒が出てきて、アルコールがすぐに顔に出てしまう仕事途中の私には拷問のような世界。しかもこの酒が料理に合っているから始末が悪い。結局、もったいないけど利き酒のようにちょっと舐めるだけにした。

料理はトマトのスープを泡にしたもののようないかにもエルブジっぽいもの以外は極めてオーソドックスな料理が続く。ヴィッソワーズだったり、かますの押し寿司であったり、大間の鮪の赤身のお造りであったり、近江牛のカルパッチョであったり、イベリコ豚とフォアグラのソテーであったり、少量ずつかなりの品数で、素直に美味しいのだが、当たり前に美味しいというレベルであまり記憶に残る皿はなく、個人的にはコースの真ん中辺りに挟まれていたジャコ山椒をまぶした御飯が、白米の炊き加減といい一番美味しかった。その次はシンプルな温麺というところ。

器は皆アンティークのすばらしいものであるらしく、そのような説明がされるのだが、照明が暗すぎて器自体の色合いをイマイチ楽しめないところが残念。

サービスはイマイチ。まずは1階と2階の連携が上手く出来ておらず、この価格とは思えないような寂しいお迎え(1階で名前を言ったら、お兄ちゃんが2階に確認に行って、どうぞと言われる)で、2階に上がってもスタッフが迎えてくれるわけでない。食事の間は、こちらのご主人である早川氏が器や料理の説明をしてくださったが、かなり個性的な方で、好き嫌いが分かれそうだと思った。

夜は3万円(飲料、税、サービス込み)のコースのみなのだそうだが、近くの 六雁 の12600円の野菜のコースの方が料理自体の楽しさを味わえるように思う。内装も 六雁 の土壁の味わいの方が私は好き。

レストラン・飲食店blogランキングへ!
料理・グルメブログランキングへ!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.09.20 00:37:46
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

TOMIT

TOMIT

Favorite Blog

熱海温泉 古屋旅館 … New! 四方よし通信さん

残念ながらキャンセル Nobuyuki Otaさん

ジャッキー・トルシ… hirozeauxさん

東京食べ歩き日記 悲情城市さん
五感食堂 覚王さん

Comments

TOMIT @ Re[1]:【お台場】カレスでランチ【浅草】鳥こじで夕食(04/02) お台場はほんとランチ過疎地さんへ >今ま…
お台場はほんとランチ過疎地@ Re:【お台場】カレスでランチ【浅草】鳥こじで夕食(04/02) Paypayキャンペーン中なんですね! 情報あ…
TOMIT @ Re[1]:【お台場】三田製麺所でランチ(01/29) すみませんさんへ お連絡ありがとうござい…
すみません@ Re:【お台場】三田製麺所でランチ(01/29) 以前、あつもりにしたほうが良いと書いた…

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: