ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2002年07月03日
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 ご存知の方も多いかもしれませんが、ユニクロが11月からネット通販および会員制のカタログ販売で、野菜、果物のほか米、牛乳、卵などを販売し、順次百種類程度まで増やしていくとのこと。

 ちなみに「ユニクロ」の名は使わないそう。「ユニベジ」なんて仮称で準備中です。

 ユニクロと聞けば、「どうせ中国あたりから安い野菜を大量に輸入するのだろう」と誰もが思うでしょうが、あにはからんや、国産の食品以外は扱わない。柳井社長は「野菜は海外ではなく、国内で作るべきだと思っている」と会見で明言しています。

 安全、安心、高品質で、現在では通常品の2倍くらいの値段で売られている品物を、「ユニクロ」の生産・流通方式の応用で低価格化して通常品と同程度までにするというから、期待しちゃいますね。

 目玉となるのが、漫画「美味しんぼ」で取り上げられたことでも有名な「永田農法」の野菜。代表的なトマトは糖度7度以上が8割を占め、小売価格は通常の2倍以上します。

 このあま~いトマトで作ったブラディ・メアリーを恵比寿の某バーで呑んだことがありますが、感動して涙が出そうなくらいの美味でしたね。

「永田農法」は、水や肥料を極限まで減らし、植物の生命力を生かして健康な根をつくる栽培方法で「緑健農法」とも呼ばれています。

 トマトの原産地であるアンデスの土地柄が、乾燥してひどく痩せていることに着目し、生まれた土地に限りなく近づけた農法を開発したのだそうです。

 ユニクロのホームページに、この野菜ビジネスについての進行状況が糸井重里氏による産地のルポや、担当者のエッセイ形式で出ていてなかなか読ませます。メルマガ配信中。読者から「早く食わせろー!」という声が続出しているとか。



http://www.uniqlo.co.jp/foods/news/

 食品の産地偽装事件が相次ぐ中、私たち消費者は、近所の店で売っている食品が、本当に信頼できるのか不安でたまりませんね。

 安売りだからと買っているあの野菜。あれは野菜本来の味なのだろうかと疑いたくなります。ビタミンなどの栄養成分表を数年前に改訂した際、どの野菜も一様に以前に比べてビタミンの含有量が落ちていたという話を聞きました。

 ホンモノの野菜の味は、学校では教えてくれません。高価な品物を買える金持ちだけが分かる……なんていう社会はトンでもない!

 考えてみれば、ドレッシングや調味料で野菜をベタベタに味付けして誤魔化していたきらいがあるかもしれません。ハダカで丸ごと味わって美味しい野菜って、あるだろうか。

 子どものころ、田舎の畑の採れたてのトマトを丸かじりした思い出が蘇ってきました。ところどころ青くて不細工で、決して甘くはなかったけれども、青臭さの中に強烈な酸味があって、なんだか野生の味って感じ。

 ほうれん草も、あの子どものオッパイみたいな軸のところが甘かったなあ。いま店で売っている物は、カビ臭くて食えたものじゃありませんよね。

 ホンモノの味を取り戻し、ホンモノの味を再発見する時代なのでしょうか。

 生産者、流通業者のみなさん、もう決してウソをつかないでくださいね。私たちにホンモノの味を堪能させてください。お願いします。

 人間の生命活動の基本は「食」。日本の将来は、「食」のあり方にかかっているといっても過言ではないでしょう。お金より軍備より何よりいちばん大切。






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最終更新日  2002年07月03日 00時52分49秒


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