ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2002年08月03日
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「理解不能ないまどきの若い者」の行動の背景にある悩みや思いを、おじさん、おばさんに分かりやすいように解説してくれている本というフレコミですが、

 そう聞くと、「若者」の皆さんは、「どうせあることないこと、批判がましく書いているんでしょう」と心中穏やかじゃないかもしれないけれど、決してそんなことはありません。

 批判もあるけれども、だいたい、若者がこんなふうになっちゃったのは、大人のみなさんの責任なんですよ。大人は若者の鏡。大人たちが自らを振り返り、考え方と行動を変えれば、若者も変わるのです。コミュニケーションが可能になるのですと、この本は言っています。要は、大人を教育するための本であると私は読みました。

 いちばんショックだったくだりは、大学生の多くが、自分たちはもう若くはないと考えていること。だからといって、大人でもないし、コドモでもないと彼らは思っている。

 大人になんか、なりたくない。小学生や中学生のコドモ時代は幸せだった。あのころがずっと続けばよかったのに……と。

 若者たちにそのように思わせてしまったのは、大人がちっとも楽しそうに、幸せそうに生きていないからだろうと著者は言う。

 ふーん、そうなのかあ。私は結構、大人を楽しんで、それなりに幸せなんだけれど。まあ、地味に生きているから目立たないけれどね。

 そりゃ、コドモの頃と比べると、あれもこれもいっぱい考えねばならないことがあり、思わぬところから火の粉が飛んできたり、不仕合せなめぐり合わせも多々あるけれど、そういう悩み、苦しみ、悶々も含めて、大人って楽しいと思う。

 言ってみれば、鮎の塩焼きですな。サンマの塩焼きでもいいけど。あのハラワタの苦味が大人の醍醐味。あーた、上等の日本酒でも合わせた日にゃ、うれし涙がちょちょぎれます(って古いねえ)。くさや、うるか、かにみそ、ブルーチーズ……なーんて珍味の話じゃなくて。

 大人って、自分の人生を自分で引き受けて生きることだと私は思う。それがムチャクチャ楽しい。挫折もあり、幸せの絶頂もあり、なんでもあり。でも、全部、自分で引き受けるのだ。困ったときに助けてくれる友人が現れるかどうかも自分の生き方次第。

 依存して、管理され続けて生きるなんて、面白くもなんともないじゃないの。植物状態でただ生かされているだけみたい。

 ……ってな調子で言うと、「いいわねえ、あなたは強いから」って返されることが多い。とくに女。言っている人にはわからないけれど、これは相当にキツい言葉だ。「あんたは私たちの仲間じゃない。変わり者だ」というふうに聞こえる。

 そんな不仕合せも含めて、大人は楽しいと私は思う。いいですよ、どんどん言ってください。そうです。私は血も涙もない鉄の女ですって言いながら、誰もいない独りの部屋で号泣したりする。それも含めて私はいつだって前向きに楽しく生きてやる。

 最近、盛んに「自立と自己責任」ってことが言われているけれど、言われるってことは、それがない大人が多過ぎるってことでしょう。カッコ悪いね!若者が絶望するキモチもよく分かるよ。

 寄りかからず、自分の足ですくっと立つ。男でも女でも、そういう人はものすごくカッコいい。このカッコよさをコドモに見せてあげないといけないんじゃないかなあ。

 でもサ、ときにはくじけ、すくっと立てないときもあるよね。そんなとき、支えあうのが愛だよね。本当の愛を知ることができるのも大人。利用しあうのでなく、求め合う、必要とし合う、感じ合う、ココロとカラダに触れ合う、命を交わし合う……ってジョン・レノンの「ラヴ」の歌詞に借りましたが。

 ちょっと足が痛くてすくっと立てず、弱ってます。誰か支えに来てって感じな真夜中でした。深爪したからかな(^^;)






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最終更新日  2002年08月03日 01時14分30秒


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