ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2006年02月06日
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 以下、mixiに書いた今日の日記のリライトです。一部変更した部分もあります。

 東京は曇り。夕方から雪が降るらしい。

 今朝の5時起きは辛かった。結局、目覚ましが鳴っても6時まで布団から出られなかった。

 昨夜11時に老犬の介護をテーマにしたドキュメントをNHKが放送していて、翌朝が早起きなんだからよせばいいのに、つい、吸い寄せられるように見入ってしまった。

 自力では立てなくなったワンちゃん。それでも食後に散歩したいとせがむし、散歩させないと排泄できないので、胴体にヒモをかけ、顎にタオルをかけて、その2つを半ば吊るしながら操り人形のように動かさないとならない。散歩させる飼い主は中腰で辛そうだ。ペット同様、高齢である。

 こちらも老老介護である。

 痴呆の症状か、ワンちゃんが朝まで夜鳴きをするようになり、「睡眠薬を使えないだろうか。このままでは二人とも参ってしまう」と言い出した夫に対し、妻は「そんなこと、ワンちゃんの前で言わないでよ」と怒る。

 わが子同然というか、死に瀕して自力では何もできない飼い犬は、夫婦にとってわが子以上の存在になっているようだ。何年か先の自分の姿を重ね合わせているのかもしれない。

 ある日の夜中、ワンちゃんが激しい痙攣を起こす。急いでかかりつけの獣医のところへ運ぶと、深夜にもかかわらず対応してくれた。ワンちゃんは酸素吸入用の小部屋に入れられ、点滴を施された。肺炎の疑いがあるという。



 私も愛猫・アイちゃんを溺愛しているが、あそこまでするかどうか、そのときになってみないとよくわからない。

 老いてからだが不自由になったペットの介護は、高度に文明が発達した国で豊かに生活する人だけができることであって、自然からは程遠い。野生動物は、自立できなくなれば即、死を意味する。

 ペットは自立できず、自己決定できないからペットなのだろう。飼い主が望む死に方しかできない。

 一方、前もって死期を告知され、死ぬ方法もある程度選べる自由がある現代の人間は幸せかといえば、そうとも言い切れない面もある。

 ペットが自由なのか不自由なのか、幸せなのか不幸せなのか、それを決めるのは誰なのか、決めていいのか、決められるのかといったことを考えると、頭がゴチャゴチャとこんがらがってしまった。

「人間は複雑な生き物だ。それなのに、あのアホなホリエモンとやらはすべてを金に還元して単純化したところに大きな過ちがあった」という主旨の発言を、作家の高村薫さんが怖い顔をしてテレビのインタビューに答えて発していたが、まことにそのとおりだと思う。

 ちょっと最後は飛躍しすぎかな。





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最終更新日  2006年02月06日 15時55分21秒
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